JP2006253552A - 半導体洗浄装置および半導体洗浄方法 - Google Patents

半導体洗浄装置および半導体洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006253552A
JP2006253552A JP2005070711A JP2005070711A JP2006253552A JP 2006253552 A JP2006253552 A JP 2006253552A JP 2005070711 A JP2005070711 A JP 2005070711A JP 2005070711 A JP2005070711 A JP 2005070711A JP 2006253552 A JP2006253552 A JP 2006253552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
rinsing process
specific resistance
cleaning
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005070711A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaori Umezawa
澤 華 織 梅
Hiroshi Tomita
田 寛 冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005070711A priority Critical patent/JP2006253552A/ja
Priority to US11/373,987 priority patent/US20060213538A1/en
Publication of JP2006253552A publication Critical patent/JP2006253552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B13/00Accessories or details of general applicability for machines or apparatus for cleaning
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/02041Cleaning
    • H01L21/02043Cleaning before device manufacture, i.e. Begin-Of-Line process
    • H01L21/02052Wet cleaning only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • H01L21/6704Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing
    • H01L21/67057Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing with the semiconductor substrates being dipped in baths or vessels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67242Apparatus for monitoring, sorting or marking
    • H01L21/67253Process monitoring, e.g. flow or thickness monitoring
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps
    • H01L22/26Acting in response to an ongoing measurement without interruption of processing, e.g. endpoint detection, in-situ thickness measurement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】 所望のウェーハの清浄度を維持しつつ、リンス処理の処理時間の最適化を図ることが可能な半導体洗浄装置および半導体洗浄方法の提供。
【解決手段】 半導体洗浄装置1は、半導体ウェーハ2の洗浄処理後、リンス処理を行った処理液中のパーティクル数を測定するパーティクルモニタ6と、リンス処理を行った処理液の比抵抗を測定する比抵抗測定器7と、パーティクルモニタ6の測定結果と比抵抗測定器7の測定した比抵抗とに基づいて、リンス処理が完了する終点を判断し、リンス処理を終了させる制御部8と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体ウェーハの洗浄処理後のリンス処理を制御する半導体洗浄装置および半導体洗浄方法に関するものである。
従来の半導体洗浄方法として、半導体ウェーハを浸漬処理するためのSPM(硫酸過酸化水素水溶液)、SC1(アンモニア過酸化水素水溶液)等の洗浄薬液を洗浄槽に貯留し、この洗浄槽内の洗浄薬液を逐次オーバフローさせるとともに、この洗浄薬液を循環供給させ、かつ循環供給の際にろ過して半導体ウェーハを洗浄処理するものある。
この半導体洗浄方法では、洗浄薬液の循環供給部とは別の箇所から洗浄槽内の洗浄薬液を電動式ベローズポンプによって定量取り出して、洗浄薬液中に混入するパーティクルをパーティクルモニタにて検出する。そして、検出されたパーティクル数に基づいて洗浄処理、洗浄薬液の交換あるいは異常状態のアラーム表示を行うものである(例えば、特許文献1参照)。
このような従来技術において、例えば、洗浄処理を行った後パーティクルが十分除去できていない場合であっても、通常、ウェーハの清浄度に拘わらず所定時間リンス処理を行うため所望の洗浄度を満たさないままウェーハの処理が次の工程に進むという問題が生じていた。さらに、上記従来技術においては、通常、ウェーハの薬液の付着状態に拘わらずリンス処理を終了してしまうため、必要以上の時間リンス処理を実施し、または薬液のリンスが完了していないにも拘わらずリンス処理を終了してしまうという問題が生じていた。
特許3343651号明細書(第4−6頁、第2図)
本発明は、上記課題を解決するものであり、洗浄処理後のウェーハの状態に拘わらずリンス処理後において所望のウェーハの清浄度を維持しつつ、リンス処理の処理時間の最適化を図ることが可能な半導体洗浄装置および半導体洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体洗浄装置は、半導体ウェーハを処理液に浸漬して洗浄処理した後、リンス処理を行った処理液中のパーティクル数を測定するパーティクル数測定手段と、前記リンス処理を行った処理液の比抵抗を測定する比抵抗測定手段と、前記パーティクル数測定手段の測定したパーティクル数と前記比抵抗測定手段の測定した比抵抗とに基づいて、前記リンス処理が完了する終点を判断し、前記リンス処理を終了させる制御手段と、を備えることを特徴とすることを特徴とする。
本発明に係る半導体洗浄方法は、半導体ウェーハを処理液に浸漬して洗浄処理を行った後、リンス処理を開始し、前記リンス処理を行った処理液のパーティクル数を測定し、前記リンス処理を行った処理液の比抵抗を測定し、測定された前記パーティクル数および前記比抵抗と所定値とをそれぞれ比較し、前記リンス処理が完了する終点を判断し、前記リンス処理が完了したと判断した場合には、前記リンス処理を終了することを特徴とする。
本発明によれば、リンス処理を行った処理液のパーティクル数と比抵抗とに基づいて、リンス処理が完了する終点を判断し、リンス処理を終了させるので、洗浄後のウェーハの状態に拘わらずリンス処理後において所望のウェーハの清浄度を維持しつつ、リンス時間の最適化を図ることが可能になる効果がある。
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。この実施の形態では、半導体ウェーハの洗浄処理およびリンス処理を行う場合について説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る半導体洗浄装置の要部構成を示す図である。
半導体洗浄装置1は、半導体ウェーハ2を洗浄処理およびリンス処理するための処理槽3と、第1の排液配管4のバイパス配管に設けられ、リンス処理を行った処理液中のパーティクル数を測定するパーティクル数測定手段であるパーティクルモニタ6と、第2の排液配管5に設けられ、リンス処理を行った処理液の比抵抗を測定する比抵抗測定手段である比抵抗測定器7と、パーティクルモニタ6の測定結果と比抵抗測定器7の測定した比抵抗とに基づいてリンス処理が完了する終点を判断し、処理槽3のリンス処理を終了させる制御手段である制御部8と、を備えている。ここで洗浄処理とは、レジストを剥離するような処理や、アルカリ、酸処理等でパーティクルや金属不純物を除去する処理や、ウェーハ上に形成された膜をエッチング除去する処理等を含むものである。
この半導体洗浄装置1は、半導体ウェーハ2を処理槽3に貯留された処理液に浸漬してSC1等の洗浄薬液(Chemicals)で洗浄処理した後、超純水(UPW)でリンス処理を行うとともに、処理液を処理槽3から逐次オーバフローさせて、第1の排液配管4および第2の排液配管5を介してこの処理液を排出するようになっている。洗浄処理を行う場合は、バルブが開かれて洗浄薬液、超純水、オゾン化した超純水(Ozonated UPW)、および加熱された超純水(Hot UPW)が処理槽3に供給されるようになっている。また、リンス処理を行う場合は、バルブが開閉されて超純水のみが処理槽3に供給されるようになっている。
また、上述のようにリンス処理を制御する制御部8は、パーティクルモニタ6により測定されたパーティクル数が所定値以下になるとともに、比抵抗測定器7が測定した比抵抗が所定値以上になった場合に、所望のリンス処理が完了したと判断するようになっている。
ここで、上記制御部8が所望のリンス処理が完了する終点を判断するために、処理液の比抵抗とパーティクル数を用いた根拠について説明する。図2は、処理液の比抵抗および導電率とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。図2に示すように、リンス処理開始直後は、洗浄薬液が処理液中に残っているため比抵抗が低い(導電率が高い)が、リンス処理の処理時間の経過とともに処理液中から洗浄薬液(イオン成分)が除去されて比抵抗が高く(導電率が低く)なり一定値に近づくことが分かる。このことから、処理液の比抵抗が所定値以上になった場合は、洗浄薬液が十分除去されていると考えられる。
図3は、処理液のパーティクル数とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。図3に示すように、リンス処理開始直後、洗浄処理後において相当数のパーティクルが処理液中に残っていても、リンス処理の処理時間の経過とともに処理液中からパーティクルが除去されてパーティクル数が少なくなり一定値(洗浄処理前の清浄度が高い処理液中のパーティクル数)に近づくことが分かる。このことから、洗浄処理後の半導体ウェーハ2の清浄度に拘わらず、リンス処理を所定時間行うことによりパーティクルを十分除去でき、処理液中のパーティクル数が所定値以下になった場合には、所望の半導体ウェーハ2の清浄度が得られていると考えられる。なお、図において、半導体ウェーハ2を洗浄処理している間は、パーティクル数を測定していないので、データが表示されていない。
以上のように、リンス処理が完了する終点の判断基準として処理液の比抵抗とパーティクル数を用いることにより、所望のウェーハの清浄度、最適な処理時間を判断することができると考えられる。
次に、上記半導体洗浄装置1を用いた半導体洗浄方法について図4から図7を参照して説明する。図4は、本発明の実施例1に係る半導体洗浄方法のステップを示すフローチャートである。
始めに、洗浄処理を行うため半導体ウェーハ2を処理槽3内の処理液に浸漬する(ステップS1)。次に、半導体洗浄装置1のバルブを開き、洗浄薬液、超純水、オゾン化した超純水、および加熱された超純水を処理槽3に供給する(ステップS2)。
所定の洗浄処理を行った後、洗浄薬液を除去するためのリンス処理を開始し、上記バルブを開閉し超純水のみを処理槽3に供給するとともに、処理液を処理槽3から逐次オーバフローさせる(ステップS3)。
次に、パーティクルモニタ6によりリンス処理を行った処理液のパーティクル数を測定するとともに、比抵抗測定器7によりリンス処理を行った処理液の比抵抗を測定する(ステップS4)。
次に、制御部8が、測定されたパーティクル数および比抵抗をそれぞれ所定値と比較し、リンス処理が完了する終点を判断する(ステップS5)。すなわち、このステップS5では、制御部8は、パーティクル数が所定値以下になるとともに、比抵抗が所定値以上になった場合に、所望のリンス処理が完了したと判断する。一方、パーティクル数が所定値より多いか、または比抵抗が所定値より低い場合は、制御部8は所望のリンス処理が完了していないと判断し、ステップ4に戻ってパーティクル数、比抵抗の測定が継続される。
次に、制御部8は、ステップ5でリンス処理が完了したと判断した場合には、ウェーハ搬送要求が可能となり(ステップS6)、ウェーハを処理槽から乾燥機へ搬送し、乾燥させる(ステップS7)。そして、次工程に進める。
以上により、半導体洗浄装置1による半導体洗浄が完了する。
ここで、処理液の比抵抗およびパーティクル数とリンス処理完了の判断基準となる所定値との関係を具体的に説明する。図5ないし図7は、本発明の実施例1における処理液の比抵抗およびパーティクル数とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。各図中リンス処理の完了を判断するためパーティクル数、比抵抗のそれぞれについての基準値(所定値)を点線で示している。
図5において、リンス処理の経過時刻xでは、比抵抗が所定値未満であり、パーティクル数が所定値以下であることから、比抵抗が判断基準を満たしていない。したがって、制御部8は、所望のリンス処理が完了していないと判断する。
図6において、リンス処理の経過時刻xでは、比抵抗が所定値以上であり、パーティクル数が所定値以上であることから、パーティクル数が判断基準を満たしていない。したがって、制御部8は、所望のリンス処理が完了していないと判断する。
図7において、リンス処理の経過時刻xでは、比抵抗が所定値以上であり、パーティクル数が所定値以下であることから、比抵抗およびパーティクル数の両方が判断基準を満たしている。したがって、制御部8は、所望のリンス処理が完了していると判断する。
なお、パーティクルモニタ7の設置位置は、第1の排液配管4のバイパスに必ずしも設けられている必要はなく、リンス処理を行った処理液を測定できる位置に設けられていればよい。同様に、比抵抗測定器7の設置位置は、第2の排液配管5に必ずしも設けられている必要はなく、リンス処理を行った処理液を測定できる位置に設けられていればよい。
また、リンス処理を行った処理液中の比抵抗が所定値以上でパーティクル数が所定値より多い場合は、リンス処理完了の判断基準を満たした比抵抗については測定を終了し、この判断基準を満たしていないパーティクル数のみ測定を継続するようにしてもよい。同様に、リンス処理を行った処理液中のパーティクルが所定値以下で比抵抗が所定値より低い場合は、リンス処理完了の判断基準を満たしたパーティクル数については測定を終了し、この判断基準を満たしていない比抵抗のみ測定を継続するようにしてもよい。
以上のように、本実施例に係る半導体洗浄装置および半導体洗浄方法によれば、リンス処理を行った処理液のパーティクル数および比抵抗と所定値とをそれぞれ比較してリンス処理が完了する終点を判断し、リンス処理を終了させるので、洗浄処理後の半導体ウェーハの状態に拘わらず所望のウェーハの清浄度を維持しつつ、リンス処理の処理時間の最適化を図ることができる。
実施例1では、制御部8が、パーティクルモニタ6が測定したリンス処理を行った処理液のパーティクル数と、比抵抗とに基づいてリンス処理の終点を判断する構成について述べた。本実施例では、制御部8が、リンス処理を行った処理液のパーティクル数と洗浄処理前の清浄度が高い処理液のパーティクル数との差分(すなわち、パーティクル数の相対的な変化分)と、比抵抗とに基づいてリンス処理の終点を判断する構成について述べる。
図8は、本発明の実施例2に係る半導体洗浄装置の要部構成を示す図である。本実施例においては、パーティクルモニタ6は、半導体ウェーハ2を洗浄処理する前の清浄度が高い処理液中のパーティクル数をさらに測定するようになっている。そして、半導体洗浄装置1は、このパーティクルモニタ6が測定した半導体ウェーハ2を洗浄処理する前の処理液中のパーティクル数と、リンス処理を行った処理液中のパーティクル数との差分を演算する演算手段である演算処理部9をさらに備えている。
ここで、制御部8は、演算処理部8の演算結果と比抵抗測定器7の測定した比抵抗とに基づいて、リンス処理の完了する終点を判断し、リンス処理を終了させるようになっている。すなわち、制御部8は、演算処理部9が演算したパーティクル数の差分が所定値以下になるとともに、比抵抗が所定値以上になった場合に、リンス処理が完了したと判断するようになっている。
次に、上記半導体洗浄装置1を用いた半導体洗浄方法について説明する。図9は、本発明の実施例2に係る半導体洗浄方法を示すフローチャートである。
図に示すように、本実施例の半導体洗浄方法は、半導体ウェーハ2の洗浄処理を行う前の処理液のパーティクル数を測定する(ステップS8)をさらに備えている。
また、リンス処理が完了する終点を判断する(ステップS9)は、制御部8が、洗浄処理前の処理液のパーティクル数とリンス処理を行った処理液のパーティクル数との差分および比抵抗の測定結果とに基づいて、リンス処理が完了する終点を判断する。すなわち、ステップS9は、洗浄処理前の処理液のパーティクル数とリンス処理を行った処理液のパーティクル数との差分が所定値以下になるとともに、処理液の比抵抗が所定値以上になった場合に、リンス処理が完了したと判断するものである。一方、パーティクル数の差分が所定値より多いか、または比抵抗が所定値より低い場合は、制御部8は所望のリンス処理が完了していないと判断し、ステップ4に戻ってパーティクル数、比抵抗の測定を継続する。
ステップS9でリンス処理が完了したと判断された場合は、実施例1と同様にリンス処理を終了し(ステップS6)、半導体ウェーハ2を乾燥して(ステップS7)、次の処理に進む。
なお、本実施例では、半導体ウェーハの洗浄処理を行う前の処理液中のパーティクル数を測定して、リンス処理を行った後の処理液中のパーティクル数との差分を演算しリンス処理の終点を判断したが、洗浄処理を行った処理液中のパーティクル数を測定して、リンス処理を行った後の処理液中のパーティクル数との差分を演算しリンス処理の終点を判断するようにしてもよい。同様に、リンス処理開始直後の処理液中のパーティクル数を測定し、その後のリンス処理を継続して行った後の処理液中のパーティクル数との差分を演算しリンス処理の終点を判断するようにしてもよい。
以上のように、本実施例に係る半導体洗浄装置および半導体洗浄方法によれば、リンス処理を行った処理液のパーティクル数と洗浄処理前の処理液との差分および比抵抗とを、それぞれ所定値と比較してリンス処理が完了する終点を判断しリンス処理を終了させるので、洗浄処理後の半導体ウェーハの状態に拘わらず所望のウェーハの清浄度を維持しつつ、リンス処理の処理時間の最適化を図ることができる。
なお、上記実施例1および2においては、主として、処理液の比抵抗を測定し、リンス処理の終点を判断する場合について説明したが、比抵抗の逆数である導電率に基づいてリンス処理の終点を判断してもよい。
また、上記実施例1および2においては、同一の処理槽内で洗浄処理し、リンス処理する場合について説明したが、循環槽で洗浄やエッチング処理し、処理槽でリンス処理するような場合についても、本発明の適用が可能であり、同様の作用効果を奏するのは勿論である。
本発明の実施例1に係る半導体洗浄装置の要部構成を示す図である。 処理液の比抵抗および導電率とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。 処理液のパーティクル数とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。 本発明の実施例1に係る半導体洗浄方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例1における処理液の比抵抗およびパーティクル数とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。 本発明の実施例1における処理液の比抵抗およびパーティクル数とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。 本発明の実施例1における処理液の比抵抗およびパーティクル数とリンス処理の処理時間との関係を示す図である。 本発明の実施例2に係る半導体洗浄装置の要部構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る半導体洗浄方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 半導体洗浄装置
2 半導体ウェーハ
3 処理槽
4 第1の排液配管
5 第2の排液配管
6 パーティクルモニタ
7 比抵抗測定器
8 制御部
9 演算処理部

Claims (8)

  1. 半導体ウェーハを処理液に浸漬して洗浄処理した後、リンス処理を行った処理液中のパーティクル数を測定するパーティクル数測定手段と、
    前記リンス処理を行った処理液の比抵抗を測定する比抵抗測定手段と、
    前記パーティクル数測定手段の測定したパーティクル数と前記比抵抗測定手段の測定した比抵抗とに基づいて、前記リンス処理が完了する終点を判断し、前記リンス処理を終了させる制御手段と、を備えることを特徴とする半導体洗浄装置。
  2. 前記制御手段は、測定された前記パーティクル数が所定値以下になるとともに、前記比抵抗が所定値以上になった場合に、前記リンス処理が完了したと判断することを特徴とする請求項1に記載の半導体洗浄装置。
  3. 前記パーティクル数測定手段は、前記半導体ウェーハを洗浄する前の処理液中のパーティクル数をさらに測定し、
    前記パーティクル数測定手段が測定した前記半導体ウェーハを洗浄する前の処理液中のパーティクル数とリンス処理を行った処理液中のパーティクル数との差分を演算する演算手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記演算手段の演算結果と前記比抵抗測定手段の測定した比抵抗とに基づいて、前記リンス処理の完了する終点を判断し、前記リンス処理を終了させることを特徴とする請求項1に記載の半導体洗浄装置。
  4. 前記制御手段は、前記演算手段が演算したパーティクル数の差分が所定値以下になるとともに、前記比抵抗が所定値以上になった場合に、前記リンス処理が完了したと判断することを特徴とする請求項3に記載の半導体洗浄装置。
  5. 半導体ウェーハを処理液に浸漬して洗浄処理を行った後、リンス処理を開始し、
    前記リンス処理を行った処理液のパーティクル数を測定し、
    前記リンス処理を行った処理液の比抵抗を測定し、
    測定された前記パーティクル数および前記比抵抗と所定値とをそれぞれ比較し、前記リンス処理が完了する終点を判断し、
    前記リンス処理が完了したと判断した場合には、前記リンス処理を終了することを特徴とする半導体洗浄方法。
  6. 前記リンス処理が完了する終点を判断するときは、前記パーティクル数が所定値以下になるとともに、前記比抵抗が所定値以上になった場合に、前記リンス処理が完了したと判断することを特徴とする請求項5に記載の半導体洗浄方法。
  7. 半導体ウェーハの洗浄処理を行う前の処理液のパーティクル数をさらに測定し、
    前記リンス処理が完了する終点を判断するときは、洗浄処理前の処理液のパーティクル数と前記リンス処理を行った処理液のパーティクル数との差分および前記比抵抗とに基づいて、前記リンス処理が完了する終点を判断することを特徴とする請求項5に記載の半導体洗浄方法。
  8. 前記リンス処理が完了する終点を判断するときは、洗浄処理前の処理液のパーティクル数と前記リンス処理を行った処理液のパーティクル数との差分が所定値以下になるとともに、前記比抵抗が所定値以上になった場合に、前記リンス処理が完了したと判断することを特徴とする請求項6に記載の半導体洗浄方法。
JP2005070711A 2005-03-14 2005-03-14 半導体洗浄装置および半導体洗浄方法 Pending JP2006253552A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005070711A JP2006253552A (ja) 2005-03-14 2005-03-14 半導体洗浄装置および半導体洗浄方法
US11/373,987 US20060213538A1 (en) 2005-03-14 2006-03-14 Semiconductor cleaning apparatus and semiconductor cleaning method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005070711A JP2006253552A (ja) 2005-03-14 2005-03-14 半導体洗浄装置および半導体洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006253552A true JP2006253552A (ja) 2006-09-21

Family

ID=37033970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005070711A Pending JP2006253552A (ja) 2005-03-14 2005-03-14 半導体洗浄装置および半導体洗浄方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060213538A1 (ja)
JP (1) JP2006253552A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245481A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Hoya Glass Disk Thailand Ltd 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法および磁気ディスクの製造方法
JP2009289960A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Tokyo Electron Ltd 石英部材の洗浄方法及び洗浄システム
KR100970804B1 (ko) * 2007-05-28 2010-07-16 소니 주식회사 기판세정방법 및 기판세정장치
JP2017199936A (ja) * 2017-07-31 2017-11-02 株式会社Screenホールディングス 基板処理システムおよび配管洗浄方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010087138A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Panasonic Corp 洗浄装置および洗浄方法
US9676011B2 (en) * 2011-08-29 2017-06-13 Sealed Air Corporation (Us) Control technique for multistep washing process using a plurality of chemicals
US10157801B2 (en) * 2016-01-04 2018-12-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Detecting the cleanness of wafer after post-CMP cleaning
WO2017196493A1 (en) * 2016-05-13 2017-11-16 Applied Materials, Inc. Liquid particle counting of semiconductor component parts
CN112687574B (zh) * 2019-10-17 2023-03-24 夏泰鑫半导体(青岛)有限公司 晶圆清洗状态的监测系统及监测方法
US20210407824A1 (en) 2020-06-30 2021-12-30 Applied Materials, Inc. Spm processing of substrates
CN114653706A (zh) * 2020-12-24 2022-06-24 中国科学院微电子研究所 半导体单片式清洗装置及方法
US11710647B2 (en) * 2021-01-28 2023-07-25 Applied Materials, Inc. Hyperbaric clean method and apparatus for cleaning semiconductor chamber components
CN114724981B (zh) * 2022-03-10 2023-02-28 江苏亚电科技有限公司 一种晶圆片数片装置及数片方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3356522B2 (ja) * 1994-01-19 2002-12-16 富士通株式会社 洗浄方法、かかる洗浄方法を使った半導体装置の製造方法および液晶表示装置の製造方法
US6241827B1 (en) * 1998-02-17 2001-06-05 Tokyo Electron Limited Method for cleaning a workpiece
TW552165B (en) * 2000-02-03 2003-09-11 Winbond Electronics Corp New clean method and equipment for dispersion head
JP4005879B2 (ja) * 2002-08-30 2007-11-14 株式会社東芝 現像方法、基板処理方法、及び基板処理装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100970804B1 (ko) * 2007-05-28 2010-07-16 소니 주식회사 기판세정방법 및 기판세정장치
US8038798B2 (en) 2007-05-28 2011-10-18 Sony Corporation Method of and apparatus for cleaning substrate
JP2009245481A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Hoya Glass Disk Thailand Ltd 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法および磁気ディスクの製造方法
JP2009289960A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Tokyo Electron Ltd 石英部材の洗浄方法及び洗浄システム
US8298341B2 (en) 2008-05-29 2012-10-30 Tokyo Electron Limited Removal of metal contaminant deposited on quartz member of vertical heat processing apparatus
JP2017199936A (ja) * 2017-07-31 2017-11-02 株式会社Screenホールディングス 基板処理システムおよび配管洗浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20060213538A1 (en) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006253552A (ja) 半導体洗浄装置および半導体洗浄方法
JP3154814B2 (ja) 半導体ウエハの洗浄方法および洗浄装置
JP4917965B2 (ja) 基板洗浄方法および基板洗浄装置
JP4330959B2 (ja) 半導体基板の洗浄方法および洗浄装置、半導体基板、ならびに半導体装置
JP6575643B2 (ja) シリコンウェーハの製造方法
TW200522189A (en) Method for cleaning semiconductor wafers
JP4693642B2 (ja) 半導体装置の製造方法および洗浄装置
JP6529715B2 (ja) シリコンウェーハの製造方法
JP3358180B2 (ja) 半導体ウェハの湿式化学的表面処理法
US20050045202A1 (en) Method for wafer surface cleaning using hydroxyl radicals in deionized water
JP2005019999A (ja) 半導体ウェハの湿式化学的表面処理法
US20030209259A1 (en) Method for decreasing wafer scrap rate for a chemical treatment apparatus
KR100479310B1 (ko) 피세정체의 헹굼 방법 및 그 장치
JP3575854B2 (ja) シリコン単結晶ウエーハの洗浄方法および洗浄装置
KR100732775B1 (ko) 더미 웨이퍼 재생을 위한 세정조 및 이를 이용한 세정방법
JP2005183627A (ja) 未反応チタン膜の除去方法及び半導体装置の製造方法、未反応チタン膜の除去装置
JP2007042912A (ja) 基板洗浄装置および基板洗浄方法
JP2015126067A (ja) 半導体ウェーハの洗浄方法
JP2005210075A (ja) 半導体ウエハの洗浄方法
JP2004327878A (ja) シリコンウェーハの洗浄方法
JPH07153728A (ja) 温純水洗浄によるシリコンウエーハの表面処理方法
JPH07321080A (ja) シリコンウェハーの洗浄方法
KR100598287B1 (ko) 반도체 소자의 세정 방법
TW559877B (en) Method for decreasing wafer scrap rate for a chemical treatment apparatus
Cook Minimization of Di Water Consumption In Wet Clean Rinse Tanks

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804