JP2006252391A - ファイル往復システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】相手方より返信されるファイルを好適に回収し、かつその進捗を簡便に把握できるようなシステムを実現する。
【解決手段】相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段101と、ファイル往復要求に含まれる相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段102と、往信ファイルを送信する処理に付随して返信ファイルの返信アドレスを相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段103と、相手方より返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段104と、受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段105と、相手方の各々が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を記録するログ記録手段106と、記録した進捗情報を発信元に向けて送信する進捗情報送信手段107とを具備するファイル往復システムを構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、発信元から相手方へのファイルの往信及び相手方から発信元へのファイルの返信の一連した手続を好適に支援するシステムに関する。
情報通信関連技術の普及に伴い、パーソナルコンピュータの高性能化及び低価格化が実現し、並びにデータ通信の高速化及び高信頼化がもたらされた。近時のオフィスでは、各ワーカーにパーソナルコンピュータが配給され、これらパーソナルコンピュータがLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の電気通信回線に接続されていることが一般的となった。そして、ワーカーがパーソナルコンピュータを使用して必要な文書や図表を作成し、これをそのまま電子メール(例えば、下記特許文献を参照)で相手方に送信することもごく当たり前の所作となった。
特開平11−017733号公報
電子メールの利便性については言を待たないが、現状の電子メールシステムに全く不満を感じない訳ではない。例えば、契約書や帳票、調査票等の文書ファイルを送信し、その文書ファイルに電子署名または回答の上返信してもらう状況を想定する。発信元となるユーザは、電子メールクライアントを使用して、ファイルを添付したメールを相手方に送信し、相手方から返信されるファイルが添付されたメールを受信する。このとき、発信元のユーザ側では、往信メールと返信メールとの明確な関係性を見出すことができない。つまり、電子メールクライアントでは相手方からの返信メールとそれ以外のメールとが同列に扱われ、これらが区別されずごちゃ混ぜになって表示されてしまう。従って、相手方から返信ファイルを回収しようとする場合に、何れの相手方から回収でき、何れの相手方から回収できていないのかを掌握することが難しくなる。とりわけ、相手方の数が多かったり、複数種類の往信メールを同時期に送っていたり、あるいは日々受け取るメールの数が多かったりすると上記の問題が顕在化する。
以上に鑑みてなされた本発明は、相手方より返信されるファイルを好適に回収し、かつその進捗を簡便に掌握できるようなシステムを実現しようとするものである。
上述した課題を解決するべく、本発明では、図1に示すように、電気通信回線を介して一または複数の相手方に往信ファイルを送り届け、かつ各相手方より送り返される返信ファイルを集約するシステムであって、発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段101と、前記往復要求受信手段101が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段102と、前記往信ファイル送信手段102が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段103と、前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段104と、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段105と、前記相手方の各々が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を前記ファイル往復要求毎に記録するログ記録手段106と、前記ログ記録手段106が記録した進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段107とを具備してなるファイル往復システムを構成した。
このようなものであれば、相手方より返信される返信ファイルを簡便に回収し得るのみならず、ある往信に対して何れの相手方が既に返信し、何れの相手方が未だ返信していないのかを(ファイル往復要求毎の進捗情報として)掌握することが容易になる。そして、発信元から相手方への往信、相手方から発信元への返信という一連した手続を好適に支援することができる。但し、返信ファイルは、必ずしも往信ファイルを基にして作成されたものであるとは限られない。
前記ファイル往復要求に、複数の相手方に係る相手方識別子が含まれる場合において、前記返信アドレス送信手段103が、前記相手方毎に相異なる返信アドレスを決定して送信し、前記ログ記録手段106が、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルが何れの返信アドレスに返信されたのかによって相手方を特定し前記進捗情報を記録するものとすれば、ユーザ認証等の処理手順を実施することなく返信ファイルを返信してきた相手方を特定可能である。また、相手方にとっても、ユーザ認証のためのID・パスワード入力等の操作を省くことができる。但し、相手方のユーザが往信ファイルを取得する際にこのユーザを認証する処理を実施することを妨げるものではない。
前記ファイル往復要求に、前記発信元で指定された返信に関する条件を規定する条件情報が含まれる場合において、前記条件情報に規定された条件を満たしている返信に係る返信ファイルのみを前記返信ファイル格納手段105に格納するように構成すれば、発信元の所望する態様の返信ファイルのみを確実に回収することができる。ここで、返信に関する条件とは、返信ファイル自体に直接関連する条件(例えば、返信ファイルの容量、返信ファイルの数、返信ファイルの種別やデータ形式等)であることもあれば、返信ファイル自体に直接関連しない条件(例えば、返信の期限、一の相手方が複数回返信することを許容する場合における返信可能な回数等)であることもある。
加えて、前記ログ記録手段106が、前記往信ファイルのハッシュ値である往信ハッシュと前記返信ファイルのハッシュ値である返信ハッシュとを生成し、かつこれら往信ハッシュ及び返信ハッシュを関連付けて記録するものとすれば、発信元から相手方に往信ファイルが送り届けられた事実と、相手方から発信元に返信ファイルが送り返された事実とを組にして記録し事後的に確認することが可能になる。即ち、往復のやり取りが行われたという事実を証明し得るシステムとなり、業務上、商取引上の文書の移送や取り交わしにおいて極めて有効に利用できる。
本発明に係るファイル往復システムによれば、相手方より返信されるファイルを好適に回収でき、かつその進捗を簡便に掌握することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態のファイル往復システムの全体概要を、図2に示す。本システム上には、ノードとして、発信元となるユーザが使用する情報処理端末2、相手方となるユーザが使用する情報処理端末3、及び、これら情報処理端末2、3と協働するサーバコンピュータ1が存在する。情報処理端末2及びサーバコンピュータ1は、LAN、WAN、インターネット等の電気通信回線4を介して相互に通信可能に接続している。
本実施形態では、サーバコンピュータ1が主体となってファイル往復サービスを提供する。発信元のユーザは、本システムを利用してデータファイル(往信ファイル)を所望の相手方に送り届けることができ、並びに相手方から送り返されるデータファイル(返信ファイル)を回収することができる。
発信元のユーザが使用する情報処理端末2は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端末等の如く、各種データファイルを扱う情報処理を実行可能である。この情報処理端末2は、例えば、図3に示すように、プロセッサa、メインメモリb、補助記憶デバイスc、表示制御デバイスd、ディスプレイe、入力デバイスf、通信インタフェースg等のハードウェア資源を備えており、これらハードウェア資源はコントローラ(即ち、システムコントローラやI/Oコントローラ)hにより制御されて連携動作する。補助記憶デバイスcは、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、光学ディスクドライブ、その他である。表示制御デバイスdは、プロセッサaより受けた描画指示をもとに表示させるべき画像データを生成してディスプレイeに向けて送出するビデオチップ(あるいは、グラフィクスチップ)、画像データ等を一時的に格納しておくビデオメモリ(Video RAM)等を要素とする。入力デバイスfは、手指で操作可能な押下ボタン、キーボードや、マウス、トラックパッド、タッチパネル等のポインティングデバイスである。通信インタフェースgは、電気通信回線4を介した通信を行うためのデバイスであり、NIC(Network Interface Card)、無線トランシーバ、モデム等に代表されるが、これら以外にIEEE1394、USB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを採用することもできる。
通常、プロセッサaによって実行されるべきプログラムが補助記憶デバイスcに格納されており、プログラムの実行の際には補助記憶デバイスcからメインメモリbに読み込まれ、プロセッサaによって解読される。本実施形態における情報処理端末2には、既知のGUI(Graphical User Interface)型のOS(Operating System)やこれに付帯する各種デバイスドライバがインストールされ、他のプログラムによる上記ハードウェア資源の利用を仲介する。また、アプリケーションプログラムとして、データファイルを作成ないし修正するためのプログラム(ワードプロセッサアプリケーション、表計算アプリケーション、グラフィックアプリケーション、他)や電子メールクライアント、ウェブブラウザ等がインストールされている。その上で、本システムを利用するためのクライアントプログラム(ウェブブラウザ等と連携するプラグインプログラムであることがある)がインストールされている。
相手方のユーザが使用する情報処理端末3は、情報処理端末2と同様のハードウェア資源を備えるもので、やはり予め既知のGUI型のOSやこれに付帯する各種デバイスドライバがインストールされている。また、アプリケーションプログラムとして、データファイルを作成ないし修正するためのプログラムや電子メールクライアント、ウェブブラウザ等がインストールされている。
サーバコンピュータ1は、例えば、図4に示すように、プロセッサi、メインメモリj、補助記憶デバイスk、通信インタフェースl等のハードウェア資源を備えており、これらハードウェア資源はコントローラmにより制御されて連携動作する。通信インタフェースkは、電気通信回線4を介した通信を行うためのデバイス(NIC等)である。
通常、プロセッサiによって実行されるべきプログラムが補助記憶デバイスkに格納されており、プログラムの実行の際には補助記憶デバイスkからメインメモリjに読み込まれ、プロセッサiによって解読される。本実施形態におけるサーバコンピュータ1には、既知のOSやこれに付帯する各種デバイスドライバがインストールされ、他のプログラムによる上記ハードウェア資源の利用を仲介する。また、既知の電子メールサーバプログラム、ウェブサーバプログラムがインストールされており、電子メールサーバ、ウェブサーバとして働く。その上で、本発明に係るプログラムが(ウェブサーバに対するバックエンドプログラムとして)インストールされており、このプログラムに従い上記ハードウェア資源を作動して、図5に示す往復要求受信手段101、往信ファイル格納手段108、往信ファイル送信手段102、返信アドレス送信手段103、返信ファイル受信手段104、返信ファイル格納手段105、ログ記録手段106、進捗情報送信手段107及び返信ファイル送信手段109としての機能を発揮する。
以降、情報処理端末2、サーバコンピュータ1及び情報処理端末3が実行する処理を詳述する。まず、本システムを利用して往信ファイルの送信、返信ファイルの回収を行おうとする発信元のユーザは、情報処理端末2上でクライアントプログラムを起動する。起動したクライアントプログラムは、図6に例示するようなウィンドウをディスプレイeの画面に表示する。そして、発信元のユーザによる、往信ファイルの指定、相手方の指定、返信の条件の指定等を受け付ける。
往信ファイルは、その送信に先んじて作成され、補助記憶デバイスcに格納されている。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、補助記憶デバイスcに格納されている一または複数のデータファイルを往信ファイルに指定する操作を行う。具体的には、ウィンドウ上に表示されている「ファイル追加」ボタン201をクリックする。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、データファイルを選択させるためのダイアログ(図示しない)をディスプレイeの画面に表示する。次に、発信元のユーザは、ダイアログに一覧表示されるデータファイルの中から所望のファイルを選択する。結果として、クライアントプログラムは、指定された往信ファイルを識別するパス情報を得る。同時に、クライアントプログラムは、指定された往信ファイルのファイル名やアイコン等を、ウィンドウにおける領域202に表示する。
並びに、発信元のユーザは、往信ファイルとともに、あるいは往信ファイルに替えて、相手方のユーザに伝達すべきメッセージ文を記述できる。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、メッセージ文を記述する操作を行う。具体的には、ウィンドウ上に表示されている「オプション」ボタン203をクリックする。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、図7に例示するようなオプション設定を行うためのダイアログをディスプレイeの画面に表示する。しかる後、発信元のユーザは、ダイアログ内のテキスト入力欄204にメッセージ文を入力する。結果として、クライアントプログラムは、相手方に伝達すべきメッセージ文のテキストデータを得る。
また、発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、往信ファイルを送り届けるべき一または複数の相手方を規定する相手方識別子を入力する操作を行う。本実施形態では、相手方識別子として、相手方のユーザが使用する電子メールアドレスを入力する。但し、この電子メールアドレスを直接の宛先として往信ファイルを送信する訳ではない(電子メールアドレスの役割については、後述する)。具体的には、ウィンドウ上に表示されている「一件追加」ボタン205、または「アドレス帳追加」ボタン206をクリックする。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、相手方の電子メールアドレスを入力させるためのダイアログ(図示しない)、またはアドレス帳(補助記憶デバイスcの所要の記憶領域を用いて構成される)に予め登録されている電子メールアドレスを選択させるためのダイアログ(図示しない)をディスプレイeの画面に表示する。次に、発信元のユーザは、ダイアログの入力領域に電子メールアドレスを手入力するか、またはダイアログに一覧表示される電子メールアドレスの中から所望のものを選択する。結果として、クライアントプログラムは、相手方識別子となる電子メールアドレスの情報を得る。同時に、クライアントプログラムは、指定された電子メールアドレス等を、ウィンドウにおける領域200に表示する。
さらに、本実施形態では、往信ファイルを相手方に送り届ける日時を、発信元のユーザの側で指定することが可能である。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、ウィンドウ上に表示されている指定日時入力欄207に、往信ファイルを送り届けるべき日時を入力する操作を行う。この操作を受け付けることで、クライアントプログラムは、往信ファイルを送り届けるべき日時の情報を得る。
加えて、発信元のユーザは、相手方のユーザによる返信ファイルの返信に関して条件を指定することができる。返信に関する条件とは、例えば、返信ファイルの容量、返信ファイルの数、返信ファイルの種別やデータ形式(例えば、ファイル名に付される拡張子)、返信の期限、一の相手方が返信可能な回数等である。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、オプション設定ウィンドウ上に表示されている返信条件入力欄208に、各種条件を入力する操作を行う。この操作を受け付けることで、クライアントプログラムは、返信に関する条件を規定する条件情報を得る。
往信ファイルの指定、相手方の指定、返信の条件の指定等を受け付けたクライアントプログラムは、往信ファイルの送信を実行すべき旨の指示を待ち受ける。往信ファイルを送信することを決断した発信元のユーザは、入力デバイスfを使用し、ウィンドウ上に表示されている「送信登録」ボタン209をクリックする操作を行うことで送信の実行を指示する。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、往信ファイルの送信及び返信ファイルの回収を委託するためのファイル往復要求を生成し、これをサーバコンピュータ1に向けて電気通信回線4を介して送信する。このときの情報処理端末2は、HTTP(HyperText Transfar Protocol)等に則ってサーバコンピュータ1と通信する。情報処理端末2とサーバコンピュータ1との通信は、SSL(Secure Socket Layer)等により暗号化することが望ましい。なお、クライアントプログラムは、発信元のユーザを認証するためのユーザ認証子(例えば、ユーザID及び/またはパスワード、バイオメトリックデータ等)及び発信元のユーザが使用する電子メールアドレスをメインメモリbまたは補助記憶デバイスcに予め保持しており、サーバコンピュータ1にアクセスする際にはユーザ認証子を送信してその認証を受ける。ファイル往復要求は、以下の内容を含む。
・発信元のユーザが使用する電子メールアドレス
・(一または複数の)相手方識別子
・(一または複数の)往信ファイル
・メッセージ文
・往信ファイル送信の指定日時
・条件情報
但し、メッセージ文、往信ファイル送信の指定日時、条件情報は必須でない。また、往信ファイルが指定されないことも許容される。往信ファイルが指定されない場合には、メッセージ文のテキストデータを以て往信ファイルとする。
往信ファイルの送信に際してサーバコンピュータ1が実行する処理を、図8のフローチャートに示す。サーバコンピュータ1で起動したプログラムは、発信元のユーザが使用する情報処理端末2によるアクセスを待ち受ける。情報処理端末2によるアクセスを受け付けたサーバコンピュータ1は、ユーザ認証を実行する(ステップS1)。サーバコンピュータ1側では、正当な権限を有するユーザを識別するユーザ認証子をメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに予め保持しており、情報処理端末2によるアクセスがあったときに、この情報処理端末2よりもたらされるユーザ認証子と自身が保持しているユーザ認証子とを比較して発信元のユーザを認証する。ユーザ認証に失敗した場合には、情報処理端末2によるアクセスを拒絶することは言うまでもない。
ユーザ認証を経て、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、情報処理端末2よりもたらされるファイル往復要求を受信する(ステップS2)。このときのサーバコンピュータ1は、往復要求受信手段101として働く。
ファイル往復要求を受信したサーバコンピュータ1は、プログラムに従い、ファイル往復要求に含まれる往信ファイルを所定の暗号アルゴリズム及び暗号鍵を用いて暗号化し、補助記憶デバイスkの所要の記憶領域に格納する(ステップS3)。ファイル往復要求に往信ファイルが含まれていない場合には、ファイル往復要求に含まれているメッセージ文のテキストデータを往信ファイルとして格納する。往信ファイルは、これを相手方に送り届ける処理を完遂するまでの間、または所定の有効期限を過ぎるまでの間保存される。このときのサーバコンピュータ1は、往信ファイル格納手段108として働く。加えて、ファイル往復要求に往信ファイル送信の指定日時及び/または条件情報が含まれている場合には、これをメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持しておく。
ここまでの手順を経て、ファイル往復要求が正式に受け付けられたことになる。サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、往復要求受付ログを生成して記録する(ステップS4)。往復要求受付ログは、メインメモリjまたは補助記憶デバイスkに格納する。往復要求受付ログは、ファイル往復要求を受け付けた事実に関するログであって、例えば、以下の内容を含む。
・ファイル往復要求を識別する識別子
・発信元のユーザを示す情報(ユーザ認証子及び/または電子メールアドレス)
・ファイル往復要求を受信した日時(タイムスタンプ)
・ファイル往復要求受信時における、各往信ファイルのハッシュ値
ハッシュ値は、一方向性(ハッシュ値から原文を求めることが困難)及び衝突耐性(同じハッシュ値を生成する二つの原文を見出すことが困難)を有するハッシュ関数に、原文となる往信ファイルの一部または全部を代入して算出する。但し、ハッシュ値ではなくファイル自体を複製してログとして記録しておくことも当然に考えられる。因みに、タイムスタンプの値は、電気通信回線4を介して接続している所定のネットワークタイムサーバ(NTS(Network Time Protocol)サーバ。図示しない)より取得することが好ましい。
ファイル往復要求の受信後、サーバコンピュータ1は、ファイル往復要求に含まれる往信ファイルを相手方に送り届けるための具体的な処理手順を実行開始する。サーバコンピュータ1は、HTTP等に則って往信ファイルを相手方のユーザにダウンロードさせ、並びに相手方のユーザより返信ファイルをアップロードさせるウェブページを電気通信回線4上に公開する。往信ファイルをダウンロードし、返信ファイルをアップロードするためにアクセスするべきウェブページのURI(Uniform Resource Identifier)は、相手方のユーザ毎に相異なるものとする。そのために、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、相手方毎に相異なる一意のURIを生成して(ステップS5)各URIをメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持しておく。その上で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、上記のURIを記述した通知メールを各相手方に向けて送信する(ステップS6)。但し、ファイル往復要求に往信ファイル送信の指定日時の情報が含まれている場合には、その日時が訪れる時まで通知メールの送信を行わない。この通知メールの送信先は、ファイル往復要求に相手方識別子として含まれている電子メールアドレスである。
通知メールを送信した時点で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、往信ログを生成して記録する(ステップS7)。往信ログは、メインメモリjまたは補助記憶デバイスkに格納する。往信ログは、各相手方に向けた往信ファイルの送信の進捗に関するログである。この時点での往信ログは、例えば、以下の内容を含む。
・往信セッションを識別する識別子
・相手方のユーザを示す情報(電子メールアドレス)
・通知メールを送信した日時(タイムスタンプ)
往信ファイルを送り届けるべき相手方が複数存在する場合には、各相手方毎に往信ログを生成し、それら往信ログに相異なる識別子を付与する。なお、往信ログは、往復要求受付ログに関連付けられる。往復要求受付ログと往信ログとの関連付けの態様は種々考えられるが、本実施形態では、ファイル往復要求を識別する識別子と往信セッションを識別する識別子との間に明示的な関係性を持たせるようにしている。例示すると、あるファイル往復要求に従って往信ファイルを2人の相手方に送信する状況下で、このファイル往復要求を識別する識別子が「015」である場合に、1人目の相手方に向けた往信セッションには識別子「015−1」を付与し、2人目の相手方に向けた往信セッションには識別子「015−2」を付与する。
他方、相手方のユーザは、情報処理端末3を使用して往信ファイルをダウンロードする。相手方のユーザは、電子メールクライアントを起動して通知メールを受信し、ウェブブラウザを起動して通知メールに記述されたURIにより指し示されるウェブページにアクセスする。サーバコンピュータ1のウェブサーバは、情報処理端末3によるアクセスを受け付け(ステップS8)、往信ファイルをダウンロードさせるウェブページを構成するデータ(HTML(HyperText Markup Language)ファイル等)を生成して情報処理端末3に向けて送信する(ステップS9)。なお、ファイル往復要求にメッセージ文が含まれている場合には、このメッセージ文をウェブページを構成するデータ中に含めておく。情報処理端末3とサーバコンピュータ1との通信も、SSL等により暗号化することが望ましい。
データを受信した情報処理端末3のウェブブラウザは、当該ウェブページをディスプレイeの画面に表示する。往信ファイルをダウンロードするためのウェブページを、図9に例示する。しかして、相手方のユーザは、入力デバイスfを使用して、各往信ファイルをダウンロードする操作を行う。具体的には、ウェブページ上に表示されている「受取」ボタン301または「一括受取」ボタン302をクリックする。この操作を受け付けたウェブブラウザは、「受取」ボタン301に対応する往信ファイルのダウンロード要求、または「一括受取」ボタン302がクリックされた場合には全ての往信ファイルのダウンロード要求をサーバコンピュータ1に向けて送信する。このダウンロード要求を受信した(ステップS10)サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、補助記憶デバイスkに暗号化して格納している往信ファイルを復号化した上で情報処理端末3に向けて送信する(ステップS11)。このときのサーバコンピュータ1は、往信ファイル送信手段102として働く。なお、往信ファイルを送信する際には、送信対象となる往信ファイルの一部または全部よりハッシュ値を生成して、先に記録した往復要求受付ログにおけるハッシュ値と比較する。両ハッシュ値が一致すれば、補助記憶デバイスkに保存していた往信ファイルの同一性保持が証明されることになる。
往信ファイルを送信した時点(上記のダウンロード要求を受信した時点)で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、相手方に往信ファイルを送信した事実に関する情報を往信ログに追記する(ステップS12)。往信ファイルをダウンロードするためのウェブページのURIは相手方に応じて異なり、そのURIはダウンロード要求に含まれてサーバコンピュータ1にもたらされることから、サーバコンピュータ1は何れの相手方にどの往信ファイルを送信したかを知得し得る。よって、サーバコンピュータ1は、往信ファイルを送信した相手方に係る往信ログに、各往信ファイルについての以下の情報を追記する。
・当該往信ファイルを相手方に送信した日時(タイムスタンプ)
・相手方への送信時における、当該往信ファイルのハッシュ値
続いて、相手方からの返信ファイルの回収について述べる。返信ファイルの回収に際してサーバコンピュータ1が実行する処理を、図10及び図11のフローチャートに示す。既に述べたように、サーバコンピュータ1は、往信ファイルをダウンロードさせかつ返信ファイルをアップロードさせるウェブページを電気通信回線4上に公開している。また、返信ファイルをアップロードするためにアクセスするべきURIは相手方のユーザ毎に相異なるものとしており、ステップS5で各相手方に対応する各URIを予め生成してメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持している。返信ファイルをアップロードさせるURIは、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスに相当する。返信ファイルを回収するには、各相手方に対して上記のURIを知らしめる必要がある。本実施形態では、往信ファイルをダウンロードさせるウェブページに、返信ファイルをアップロードさせるURIへのリンクを張っておき、当該URIを宛先として返信ファイルを送信させるものとしている。つまり、ステップS9で情報処理端末3に向けて送信するHTMLファイル等に、返信アドレスとなるURIを記述している。このときのサーバコンピュータ1は、返信アドレス送信手段103として働く。
相手方のユーザは、ウェブブラウザを利用して上述したウェブページにアクセスし、所要の返信ファイルをアップロードする。返信ファイルは、その返信に先んじて作成され、補助記憶デバイスcに格納されている。返信ファイルは、往信ファイルを基に作成したものであってもよく、往信ファイルとは別個に作成したものであってもよい。相手方のユーザは、入力デバイスfを使用し、補助記憶デバイスcに格納されている一または複数のデータファイルを返信ファイルに指定して返信する操作を行う。具体的には、ウェブページ上に表示されている「ファイル追加」ボタン303をクリックする。この操作を受け付けたウェブブラウザは、データファイルを選択させるためのダイアログ(図示しない)をディスプレイeの画面に表示する。次に、相手方のユーザは、ダイアログに一覧表示されるデータファイルの中から所望のファイルを選択する。結果として、ウェブブラウザは、指定された返信ファイルを識別するパス情報を得る。同時に、ウェブブラウザは、指定された返信ファイルのファイル名やアイコン等を、ウェブページにおける領域304に表示する。しかる後、相手方のユーザは、ウェブページ上に表示されている「返信」リンクボタン305をクリックする。以上を経て、ウェブブラウザは、指定された返信ファイルを、リンクとして記述されているURIに向けて送信するアップロード要求(典型的には、HTTPのPOSTメソッド)を実行する。
サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、アップロード要求を受け付けて(ステップS13)情報処理端末3よりもたらされる返信ファイルを受信する(ステップS14)。このときのサーバコンピュータ1は、返信ファイル受信手段104として働く。なお、ファイル往復要求に条件情報が含まれていた場合には、相手方のユーザによる返信がこの条件情報に規定された条件を満たしているかどうかを判断する処理を伴う。即ち、サーバコンピュータ1が、プログラムに従い、受信した返信ファイルの容量やファイル数、ファイル名に付されている拡張子等を参照して、返信ファイルが条件に合致した妥当なものであるか否かを判断する。あるいは、情報処理端末3からの返信の日時または返信の回数を確認し、返信に関する条件を満足しているか否かを判断する。返信ファイルが条件に合致しないものであったり、返信時点や返信回数が条件を逸脱していたりする場合、情報処理端末3よりもたらされる返信ファイルを破棄する。但し、このような返信ファイルの制限は、必ずしもサーバコンピュータ1側で実施するとは限られない。ウェブページを構成するデータ中にスクリプトを記述しておけば、情報処理端末3のウェブブラウザ側で返信ファイルの制限を実施することも可能である。
返信ファイルを受信したサーバコンピュータ1は、プログラムに従い、返信ファイルを所定の暗号アルゴリズム及び暗号鍵を用いて暗号化し、補助記憶デバイスkの所要の記憶領域に格納する(ステップS15)。返信ファイルは、これを発信元に送り返す処理を完遂するまでの間、または所定の有効期限を過ぎるまでの間保存される。このときのサーバコンピュータ1は、返信ファイル格納手段105として働く。
ここまでの手順を経て、返信ファイルの返信が正式に受け付けられたことになる。サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、返信ログを生成して記録する(ステップS16)。返信ログは、メインメモリjまたは補助記憶デバイスkに格納する。返信ログは、各相手方から発信元に向けた返信ファイルの返信の進捗に関するログである。この時点での返信ログは、例えば、以下の内容を含む。
・返信セッションを識別する識別子
・相手方のユーザを示す情報(電子メールアドレス)
・返信ファイルを受信した日時(タイムスタンプ)
・返信ファイル受信時における、各返信ファイルのハッシュ値
ハッシュ値は、所定のハッシュ関数に、返信ファイルの一部または全部を代入して算出する。なお、返信ファイルをアップロードする宛先のURIは相手方に応じて異なり、そのURIはアップロード要求に含まれてサーバコンピュータ1にもたらされることから、サーバコンピュータ1は何れの相手方が返信ファイルを返信してきたかを知得し得る。よって、サーバコンピュータ1は、各相手方毎に返信ログを生成するものとし、それら返信ログに相異なる識別子を付与する。なお、返信ログは、往復要求受付ログ及び往信ログに関連付けられる。往復要求受付ログ及び往信ログと返信ログとの関連付けの態様は種々考えられるが、本実施形態では、ファイル往復要求を識別する識別子と返信セッションを識別する識別子との間に明示的な関係性を持たせるようにしている。例示すると、あるファイル往復要求に従って往信ファイルを送信した2人の相手方から返信ファイルを回収する状況下で、このファイル往復要求を識別する識別子が「015」である場合に、1人目の相手方から発信元への往信セッションには識別子「015−1R」を付与し、2人目の相手方に向けた往信セッションには識別子「015−2R」を付与する。これら往復要求受付ログ、往信ログ、返信ログの関係を、図12に例示する。
総じて言えば、サーバコンピュータ1は、ファイル往復要求の受信、通知メールの送信、往信ファイルのダウンロード送信、返信ファイルのアップロード受信という4段階の処理を実行する。そして、これら各段階の処理をリアルタイムに監視してそのログを記録することができる。つまり、このサーバコンピュータ1は、ログ記録手段106として働いている。
また、サーバコンピュータ1は、各相手方より返信ファイルを回収しつつ、返信ファイルを発信元に送り返すための具体的な処理手順を実行する。サーバコンピュータ1は、HTTP等に則って返信ファイルを発信元のユーザにダウンロードさせるウェブページを電気通信回線4上に公開する。返信ファイルをダウンロードするためにアクセスするべきウェブページのURIは、ファイル往復要求毎に相異なるものとする。そのために、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、ファイル往復要求毎に相異なる一意のURIを生成して(ステップS17)各URIをメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持しておく。その上で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、上記のURIを記述した通知メールを発信元に向けて送信する(ステップS18)。通知メールの送信先は、ファイル往復要求に含まれている、発信元のユーザが使用する電子メールアドレスである。
他方、発信元のユーザは、情報処理端末2を使用して返信ファイルをダウンロードする。発信元のユーザは、電子メールクライアントを起動して通知メールを受信し、ウェブブラウザを起動して通知メールに記述されたURIにより指し示されるウェブページにアクセスする。サーバコンピュータ1のウェブサーバは、情報処理端末2によるアクセスを受け付け(ステップS19)、往信ファイルをダウンロードさせるウェブページを構成するデータ(HTMLファイル等)を生成して情報処理端末2に向けて送信する(ステップS20)。ここでの情報処理端末2とサーバコンピュータ1との通信も、SSL等により暗号化することが望ましい。なお、ステップS19でサーバコンピュータ1が送信するウェブページのデータには、各相手方が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を含める。進捗情報は、サーバコンピュータ1が記録していたログを基に生成する。このときのサーバコンピュータ1は、進捗情報送信手段107として働く。
データを受信した情報処理端末2のウェブブラウザは、当該ウェブページをディスプレイeの画面に表示する。返信ファイルをダウンロードするためのウェブページを、図13に例示する。図示例のごとく、このウェブページには進捗情報、即ちあるファイル往復要求に対する各相手方からの返信の進捗状況が一覧表示される。しかして、相手方のユーザは、入力デバイスfを使用して、各返信ファイルをダウンロードする操作を行う。具体的には、ウェブページ上に表示されている「受取」ボタン210または「一括受取」ボタン211をクリックする。この操作を受け付けたウェブブラウザは、「受取」ボタン210に対応する返信ファイルのダウンロード要求、または「一括受取」ボタン211がクリックされた場合には全ての返信ファイルのダウンロード要求をサーバコンピュータ1に向けて送信する。このダウンロード要求を受信した(ステップS21)サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、補助記憶デバイスkに暗号化して格納している返信ファイルを復号化した上で情報処理端末2に向けて送信する(ステップS22)。このときのサーバコンピュータ1は、返信ファイル送信手段109として働く。なお、返信ファイルを送信する際には、送信対象となる返信ファイルの一部または全部よりハッシュ値を生成して、先に記録した返信ログにおけるハッシュ値と比較する。両ハッシュ値が一致すれば、補助記憶デバイスkに保存していた返信ファイルの同一性保持が証明されることになる。
返信ファイルを送信した時点(上記のダウンロード要求を受信した時点)で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、発信元に返信ファイルを送信した事実に関する情報を返信ログに追記する(ステップS23)。返信ファイルをダウンロードするためのウェブページのURIはファイル往復要求毎に異なり、そのURIはダウンロード要求に含まれてサーバコンピュータ1にもたらされることから、サーバコンピュータ1は何れのファイル往復要求に係るどの返信ファイルを発信元に送信したかを知得し得る。よって、サーバコンピュータ1は、対応したファイル往復要求に係る返信ログに、各返信ファイルについての以下の情報を追記する。
・当該返信ファイルを発信元に送信した日時(タイムスタンプ)
・発信元への送信時における、当該返信ファイルのハッシュ値
本実施形態によれば、電気通信回線4を介して一または複数の相手方に往信ファイルを送り届け、かつ各相手方より送り返される返信ファイルを集約するシステムであって、発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段101と、前記往復要求受信手段101が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段102と、前記往信ファイル送信手段102が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段103と、前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段104と、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段105と、前記相手方の各々が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を前記ファイル往復要求毎に記録するログ記録手段106と、前記ログ記録手段106が記録した進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段107とを具備してなるファイル往復システムを構成したため、相手方より返信される返信ファイルを簡便に回収し得るのみならず、ある往信に対して何れの相手方が既に返信し、何れの相手方が未だ返信していないのかを(ファイル往復要求毎の進捗情報として)容易に掌握可能となる。そして、発信元から相手方への往信、相手方から発信元への返信という一連した手続を好適に支援することができる。
前記ファイル往復要求に、複数の相手方に係る相手方識別子が含まれる場合において、前記返信アドレス送信手段103が、前記相手方毎に相異なる返信アドレス(URI)を決定して送信し、前記ログ記録手段106が、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルが何れの返信アドレスに返信されたのかによって相手方を特定し前記進捗情報を記録するものとしたため、ユーザ認証等の処理手順を実施することなく返信ファイルを返信してきた相手方を特定可能となっている。また、相手方にとっても、ユーザ認証のためのID・パスワード入力等の操作を省くことができる。
前記ファイル往復要求に、前記発信元で指定された返信に関する条件を規定する条件情報が含まれる場合において、前記条件情報に規定された条件を満たしている返信に係る返信ファイルのみを前記返信ファイル格納手段105に格納するように構成したため、発信元の所望する態様の返信ファイルのみを確実に回収することができる。
加えて、前記ログ記録手段106が、前記往信ファイルのハッシュ値である往信ハッシュ(往信ログに含まれるハッシュ)と前記返信ファイルのハッシュ値である返信ハッシュ(返信ログに含まれるハッシュ)とを生成し、かつこれら往信ハッシュ及び返信ハッシュを関連付けて記録するものとしているため、発信元から相手方に往信ファイルが送り届けられた事実と、相手方から発信元に返信ファイルが送り返された事実とを組にして記録し事後的に確認することが可能になっている。即ち、往復のやり取りが行われたという事実を証明し得るシステムとなり、業務上、商取引上の文書の移送や取り交わしにおいて極めて有効に利用できる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。特に、ファイル往復要求は、発信元のユーザが使用する情報処理端末2より直接的にファイル往復システム(のサーバコンピュータ1)にもたらされるとは限られない。ファイル往復要求は、自動化されたコンピュータより発されることがあり得る。
発信元のユーザから相手方のユーザに向けて行われる一の往信において複数個の往信ファイルが一括に送信される場合に、ファイル往復システム(のログ記録手段106)では、各往信ファイル毎に(往信ファイルと同数の)往信ハッシュを生成してもよく、全往信ファイルを単一のファイルと見立てて(単一の)往信ハッシュを生成してもよい。同様に、ある相手方のユーザから発信元のユーザに向けて行われる一の返信において複数個の返信ファイルが一括に送信される場合に、ファイル往復システムでは、各返信ファイル毎に返信ハッシュを生成してもよく、全返信ファイルを単一のファイルと見立てて返信ハッシュを生成してもよい。一括に送信される全ファイルを基に単一のハッシュを生成しログとして記録しておくものとすれば、それら複数個のファイルの相互の関連を事後的に証明し得ることになる。
また、情報処理端末2上で起動するクライアントプログラムに、返信ファイルをサーバコンピュータ1からダウンロードする機能や、進捗情報を受信して一覧表示する機能を実装しても構わない。この場合、情報処理端末2とサーバコンピュータ1との間でユーザ認証子を授受して発信元のユーザの認証が可能であるため、より確実に該当ユーザに返信ファイルを送り届けられるようになる。また、サーバコンピュータ1が発信元のユーザに向けて通知メールを送信する手順等も省略できる。
さらに、フラッシュメモリ(特に、いわゆるUSBメモリ)、ICカード等の情報処理端末2、3に対し着脱可能な補助記憶デバイスを応用することが考えられる。例えば、発信元のユーザが使用するクライアントプログラムを格納した補助記憶デバイスを提供すれば、発信元のユーザはこれを所持して任意の情報処理端末2から往信を行うことができる。言い換えるならば、情報処理端末2に予めクライアントプログラムをインストールしておく必要がなくなる。また、このような補助記憶デバイスを所持しているユーザのみが往信(及び返信ファイルの回収)を行い得ることとなり、ファイル往復システムの利用者を制限できる。加えて、相手方に送り届けるべき往信ファイルを格納する手段として、及び/または、サーバコンピュータ1よりダウンロードする返信ファイルを格納する手段として、上記の補助記憶デバイスを機能させるものとすれば、発信元となるユーザはこの補助記憶デバイスのみを以てファイル往復手続の用をなすことが可能となる。
情報処理端末2にインストールされているクライアントプログラムを起動するためのキーとなるデータを格納した補助記憶デバイスを提供すれば、これを所持しているユーザのみがクライアントプログラムを起動して往信を行い得ることとなる。この場合のクライアントプログラムは、起動開始時に、情報処理端末2に接続されているであろう補助記憶デバイスからキーとなるデータを読み出す処理を試行し、データの読み出しに成功しなければプログラムの実行を中断ないし終了する。
既に述べたように、本システムでは、情報処理端末2とサーバコンピュータ1との間でユーザ認証子が授受されて発信元となるユーザの認証が行われるが、そのユーザ認証子を着脱可能な補助記憶デバイスに格納したものを提供すれば、やはりこれを所持しているユーザのみが往信を行い得ることになる。この場合のクライアントプログラムは、起動開始時、ファイル往復要求の送信時または返信ファイルのダウンロード時等に、情報処理端末2に接続されているであろう補助記憶デバイスからユーザ認証子を読み出す処理を試行し、ユーザ認証子の読み出しに成功しなければファイル往復要求の送信や返信ファイルのダウンロード等を実施しない(あるいは、サーバコンピュータ1が、発信元のユーザの認証に失敗したとしてこれらの要求を拒絶する)。
その他、各部の具体的構成や具体的な処理手順等は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の構成説明図。 本発明の一実施形態のファイル往復システムの全体概要を示す図。 情報処理端末が備えるハードウェア資源を示す図。 サーバコンピュータが備えるハードウェア資源を示す図。 同実施形態のファイル往復システムの構成説明図。 発信元の情報処理端末において提供されるユーザインタフェースを例示する図。 発信元の情報処理端末において提供されるユーザインタフェースを例示する図。 サーバコンピュータが実施する処理の手順を示すフローチャート。 相手方の情報処理端末において提供されるユーザインタフェースを例示する図。 サーバコンピュータが実施する処理の手順を示すフローチャート。 サーバコンピュータが実施する処理の手順を示すフローチャート。 サーバコンピュータが記録するログの関連づけを説明する図。 発信元の情報処理端末において提供されるユーザインタフェースを例示する図。
符号の説明
1…サーバコンピュータ(ファイル往復システム)
101…往復要求受信手段
102…往信ファイル送信手段
103…返信アドレス送信手段
104…返信ファイル受信手段
105…返信ファイル格納手段
106…ログ記録手段
107…進捗情報送信手段
4…電気通信回線

Claims (8)

  1. 電気通信回線を介して一または複数の相手方に往信ファイルを送り届け、かつ各相手方より送り返される返信ファイルを集約するシステムであって、
    発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段と、
    前記往復要求受信手段が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段と、
    前記往信ファイル送信手段が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段と、
    前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段と、
    前記返信ファイル受信手段が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段と、
    前記相手方の各々が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を記録するログ記録手段と、
    前記ログ記録手段が記録した進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段と
    を具備してなるファイル往復システム。
  2. 前記ファイル往復要求に、複数の相手方に係る相手方識別子が含まれる場合において、
    前記返信アドレス送信手段は、前記相手方毎に相異なる返信アドレスを決定して送信し、
    前記ログ記録手段は、前記返信ファイル受信手段が受信した返信ファイルが何れの返信アドレスに返信されたのかによって相手方を特定し前記進捗情報を記録する請求項1記載のファイル往復システム。
  3. 前記ファイル往復要求に、前記発信元で指定された返信に関する条件を規定する条件情報が含まれる場合において、
    前記条件情報に規定された条件を満たしている返信に係る返信ファイルのみを前記返信ファイル格納手段に格納するように構成した請求項1または2記載のファイル往復システム。
  4. 前記ログ記録手段が、前記往信ファイルのハッシュ値である往信ハッシュと前記返信ファイルのハッシュ値である返信ハッシュとを生成し、かつこれら往信ハッシュ及び返信ハッシュを関連付けて記録する請求項1、2または3記載のファイル往復システム。
  5. 請求項1、2、3または4記載のファイル往復システムを構成するために用いられるものであって、コンピュータを、
    発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段、
    前記往復要求受信手段が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段、
    前記往信ファイル送信手段が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段、
    前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段、
    前記返信ファイル受信手段が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段、
    前記相手方の各々が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を記録するログ記録手段、並びに、
    前記ログ記録手段が記録した進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段
    として機能させるプログラム。
  6. 前記ファイル往復要求に、複数の相手方に係る相手方識別子が含まれる場合において、
    前記返信アドレス送信手段は、前記相手方毎に相異なる返信アドレスを決定して送信し、
    前記ログ記録手段は、前記返信ファイル受信手段が受信した返信ファイルが何れの返信アドレスに返信されたのかによって相手方を特定し前記進捗情報を記録する請求項5記載のプログラム。
  7. 前記ファイル往復要求に、前記発信元で指定された返信に関する条件を規定する条件情報が含まれる場合において、
    前記条件情報に規定された条件を満たしている返信に係る返信ファイルのみを前記返信ファイル格納手段に格納するようにコンピュータを機能させる請求項5または6記載のプログラム。
  8. 前記ログ記録手段が、前記往信ファイルのハッシュ値である往信ハッシュと前記返信ファイルのハッシュ値である返信ハッシュとを生成し、かつこれら往信ハッシュ及び返信ハッシュを関連付けて記録する請求項5、6または7記載のプログラム。
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