JP2006250026A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一回の噴射工程で中空状の噴霧と中実状の噴霧とを順次形成可能な燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】 軸方向移動する弁部材24であって、弁座23に対する離座並びに着座により燃料通路26を開閉するシート部25を有する弁部材24と、噴孔が内外二重に配置されることによって内周側噴孔31と外周側噴孔32とが形成されており、前記離座に伴い燃料通路26の燃料を内周側噴孔31及び外周側噴孔32から噴射するノズル30とを設ける。そして、内周側噴孔31の燃料入口31aと弁部材24との間の距離Diを、外周側噴孔32の燃料入口32aと弁部材24との間の距離Doよりも小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンに用いられる燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
従来、特許文献1,2に開示されるような直噴式のエンジンや、予混合式のエンジンに用いられる燃料噴射弁として、中空状の噴霧を形成するものが知られている。また、それら各種エンジンに用いられる燃料噴射弁として、中実状の噴霧を形成するものも知られている。
特開2000−265841号公報 特開2004−44462号公報
近年、エンジン側の要求により燃料噴射弁に対しては、一回の噴射工程で中空状の噴霧と中実状の噴霧とを順次形成したいというニーズがある。しかしながら、従来の燃料噴射弁では、中空状の噴霧と中実状の噴霧とのうち一方を形成することしかできないため、そうしたニーズに応えることができないのが現状である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、一回の噴射工程で中空状の噴霧と中実状の噴霧とを順次形成可能な燃料噴射弁を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、ノズルには、噴孔が内外二重に配置されることによって内周側噴孔と外周側噴孔とが形成されている。そして、内周側噴孔の燃料入口と弁部材との間の距離(以下、内周側距離という)Diは、外周側噴孔の燃料入口と弁部材との間の距離(以下、外周側距離という)Doよりも小さくされる。故に、軸方向移動により弁部材のシート部が弁座から離座するのに伴い内周側噴孔及び外周側噴孔から燃料が噴射される噴射工程の序盤には、弁部材と外周側噴孔との間の隙間に比べて弁部材と内周側噴孔との間の隙間が絞られた状態となり、内周側噴孔への燃料流入が抑制されるため、外周側に拡がる中空状の噴霧を形成することができる。また、噴射工程が進むに従って弁部材が内周側噴孔の燃料入口から離間することにより内周側噴孔への燃料流入が促進されるため、中実状の噴霧を形成することができる。
請求項2,3に記載の発明によると、シート部が弁座に着座するときの内周側距離Diは弁部材のストロークの50%以下とされるので、噴射工程の序盤において内周側噴孔への燃料流入を十分に抑えることができる。
請求項4に記載の発明によると、シート部が弁座に着座するときの外周側距離Doは0.2mmよりも大きくされるので、噴射工程の序盤において外周側噴孔への燃料流入をスムーズにすることができる。したがって、噴射工程の序盤における噴霧を、外周部の燃料密度が高い中空膜状に形成することができる。
請求項5記載の発明によると、外周側噴孔は、燃料下流側に向かうほどノズルの径方向外側に傾斜しているので、噴射工程の序盤には、外周側に広角に拡がる噴霧を形成することができる。
請求項6に記載の発明によると、内周側噴孔は、燃料下流側に向かうほどノズルの径方向外側に傾斜し、外周側噴孔は、燃料下流側に向かうほど内周側噴孔よりもノズルの径方向外側に傾斜している。これにより、噴射工程の序盤において外周側に広角に拡がる噴霧を形成することができるだけでなく、噴射工程が進んだときには、外周側噴孔による広角噴霧の内周側に内周側噴孔による噴霧を略均一に拡散することができる。
請求項7に記載の発明によると、板状のノズルにおいて内周側噴孔の燃料入口が一端面に開口している内周側噴孔形成部は、外周側噴孔の燃料入口が一端面に開口している外周側噴孔形成部よりも弁部材側に突出している。これにより、内周側距離Diが外周側距離Doよりも小さい構成を比較的簡素な構成にて実現することができる。
請求項8に記載の発明によると、内周側噴孔形成部において弁部材とは反対側の端面は、内周側噴孔よりも弁部材側に突出している外周側噴孔形成部の弁部材とは反対側の端面よりも凹陥している。このような構成の内周側噴孔形成部及び外周側噴孔形成部を有するノズルは、例えば平板状素材の中央部にパンチを打ち付けるプレス成形等によって容易に形成され得る。したがって、コストの低減に繋がる。
請求項9に記載の発明によると、弁部材において、内周側噴孔に対向している部分は、外周側噴孔に対向している部分よりもノズル側に突出している。これにより、内周側距離Diが外周側距離Doよりも小さい構成を比較的簡素な構成にて実現することができる。
請求項10に記載の発明によると、シート部が弁座に着座するときには、弁部材に装着された弾性部材が弁部材とノズルとの間で圧縮されつつ内周側噴孔の燃料入口を閉塞する。これにより、シート部着座時にシート部と弁座との当接を妨げることがなく、またシート部の離座に伴う噴射工程の序盤には、弁部材がノズルから離間しつつ弾性部材が復元されるまでの間、内周側噴孔への燃料流入を止めることができる。さらに請求項10に記載の発明によると、シート部の離座に伴って内周側噴孔の燃料入口を開放するので、当該離座に伴う噴射工程において弾性部材が復元された後には、内周側噴孔への燃料流入を促進することができる。
近年、エンジンの燃焼室内の点火プラグ周囲に適度な混合気を形成して燃費の向上を図るため、例えば上記特許文献1,2に開示の如くエンジンのシリンダヘッド中央部に燃料噴射弁を配置するセンターインジェクション方式の研究が行われている。このセンターインジェクション方式では、従来のサイドインジェクション方式用の燃料噴射弁をそのまま利用すると、噴霧の勢いが強くなるため、点火プラグ周囲に適度な混合気を形成することができず、着火不良となることがある。そこで、噴霧を外周側に拡がる中空状に形成して巻き上がりを発生させることにより、点火プラグ周囲に適度な混合気を形成するようにした燃料噴射弁が提案されている。しかし、上述の如く噴霧を中空状にすると、噴霧中央部の燃料密度が低くなるため、着火後において均質な燃焼状態を燃焼室内で維持することができなくなる。
これに対して請求項11に記載の発明によると、センターインジェクション方式によって燃料をエンジンの燃焼室内に噴射するので、噴射工程の序盤には中空状の噴霧を形成して着火を促進することができ、また噴射工程の中盤以降には中実状の噴霧を形成して均質な燃焼状態を実現することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
図2は、本発明の第一実施形態による燃料噴射弁10をセンターインジェクション式の直噴ガソリンエンジン1に適用した例である。燃料噴射弁10は、エンジン1の燃焼室2を形成するシリンダヘッド3の中央部に組付けられており、燃焼室2に燃料を直接噴射する。尚、シリンダヘッド3において燃料噴射弁10の脇に組付けられた点火プラグ4は、燃料噴射弁10の噴霧と吸入ポートからの吸入空気との混合気に対して着火する。
図3に示す燃料噴射弁10において、ハウジング11は筒状に形成されており、第一磁性部12、非磁性部13及び第二磁性部14を有している。非磁性部13は、第一磁性部12と第二磁性部14との磁気的な短絡を防止する。第一磁性部12、非磁性部13及び第二磁性部14は、例えばレーザ溶接等により一体に接続されているが、ハウジング11を磁性部材又は非磁性部材により筒状の一体物として成形し、熱加工することにより一部を非磁性化又は磁性化する構成としてもよい。
ハウジング11の一端部には、燃料導入部材15が装着されている。燃料導入部材15は燃料導入口16を形成しており、燃料ポンプから当該燃料導入口16に燃料が導入される。燃料導入口16に導入された燃料は、燃料フィルタ17を経由してハウジング11内に流入する。燃料フィルタ17は、燃料に含まれる異物を除去する。
ハウジング11の他端部には、ノズルホルダ20が装着されている。ノズルホルダ20は筒状に形成され、内周側に弁ボディ21が装着されている。弁ボディ21は筒状に形成されており、ハウジング11とは反対側に向かって内径が漸減するテーパ状の内周面21aを有している。この内周面21aに囲まれる燃料通路26には、ハウジング11内に流入した燃料がノズルホルダ20内を経由して供給される。内周面21aには弁座23が形成されており、ニードル弁24が当該弁座23に離着座することにより燃料通路26が開閉される。弁ボディ21においてハウジング11とは反対側となる燃料下流側の端部には、ノズルプレート30が装着されている。ノズルプレート30には、それを板厚方向に貫通する複数の噴孔31,32が形成されている。
ニードル弁24は針状の弁部材であり、ハウジング11、ノズルホルダ20及び弁ボディ21の内周側に同軸上に収容されて軸方向に往復移動可能となっている。ニードル弁24は、弁ボディ21の燃料通路26に露出する弁座23に着座可能なシート部25を有している。
ニードル弁24を駆動する駆動部40は、スプール41、コイル42、固定コア43、プレートハウジング44及び可動コア45を有している。スプール41は樹脂で筒状に形成され、ハウジング11の外周側に装着されている。コイル42はスプール41の外周側に巻き回しされており、コネクタ46のターミナル47に接続している。固定コア43は鉄等の磁性材料で筒状に形成され、コイル42の内周側となるハウジング11の内壁に装着されている。プレートハウジング44は磁性部材で形成され、コイル42の外周側を覆っている。スプール41及びコイル42の外周側は、コネクタ46と一体成形されてなる樹脂モールド48によって覆われている。
可動コア45は例えば鉄等の磁性材料で筒状に形成されており、ハウジング11の内周側に同軸上に収容されて軸方向に往復移動可能となっている。可動コア45は固定コア43よりも燃料下流側に配置され、当該固定コア43と向き合っている。可動コア45において固定コア43とは反対側の端部は、ニードル弁24に相対移動不能に接続されている。可動コア45は、付勢部材である圧縮コイルスプリング18の一端部を係止している。この圧縮コイルスプリング18の他端部は、固定コア43に圧入されたアジャスティングパイプ19に係止されている。これにより圧縮コイルスプリング18の復元力は、可動コア45及びニードル弁24を固定コア43とは反対側へ付勢する力として作用している。尚、固定コア43へのアジャスティングパイプ19の圧入量を変えることにより、スプリング18による付勢力の大きさを調整することができる。
次に、ノズルプレート30及びその近傍部分の詳細構成を説明する。
図4に示すようにノズルプレート30はステンレス鋼板等により円板状に形成されており、弁ボディ21の燃料下流側端面21bに装着されて弁ボディ21の燃料下流側端部の開口部21cを覆っている。ノズルプレート30において複数の噴孔31,32は、開口部21cを通じて燃料通路26に露出する部分に内外二重に形成されている。これにより各噴孔31,32の燃料入口は、燃料通路26内のニードル弁24においてシート部25よりも燃料下流側となる先端部27に対向している。
より詳細には、ニードル弁24の先端部27の中央部28が対向するノズルプレート30の中央部33には、複数の内周側噴孔31が周方向に等間隔に形成され、また先端部27の外周部29が対向するノズルプレート30の外周部34には、複数の外周側噴孔32が周方向に等間隔に形成されている。尚、ここでニードル弁24の外周部29は、弁径方向において中央部28の外周側に並んでいる部位であり、またノズルプレート30の外周部34は、プレート径方向において中央部33の外周側に並び且つ燃料通路26に露出している部位である。
ノズルプレート30において、中央部33の端面33aに燃料入口31aが開口する内周側噴孔31は、燃料下流側に向かうほどプレート径方向の外側に傾斜している。また、ノズルプレート30において、外周部34の端面34aに燃料入口32aが開口する外周側噴孔32は、燃料下流側に向かうほど内周側噴孔31よりもプレート径方向の外側に傾斜している。即ち図5に示すように、ノズルプレート30の中心軸に略一致する弁軸Oに対して外周側噴孔32の噴孔軸線Poがなす角θoは、当該弁軸Oに対して内周側噴孔31の噴孔軸線Piがなす角θiよりも大きくなっている。
図4に示すように、ニードル弁24の先端部27において中央部28及び外周部29の各端面28a,29aは、互いに面一に接続されて弁軸に略垂直な一平坦面を形成している。ノズルプレート30において、中央部33及び外周部34のニードル弁24側の端面33a,34aは弁軸に略垂直な平坦面であるが、中央部33が外周部34よりもニードル弁24側に突出することにより端面33aが端面34aよりもニードル弁24に近接している。これにより、図1に示すようにニードル弁24のシート部25が弁座23に着座しているとき(以下、弁着座時という)には、ニードル弁24の中央部28と内周側噴孔31の燃料入口31aとの間の距離Diが、ニードル弁24の外周部29と外周側噴孔32の燃料入口32aとの間の距離Doよりも小さくなる。そして、具体的に弁着座時の距離Diは、ニードル弁24のストローク(リフト量)の50%未満、特に0mm<Di<0.05mmを満たすように設定され、また弁着座時の距離Doは、Do>0.2mmを満たすように設定される。
尚、図4に示すように本実施形態のノズルプレート30では、ニードル弁24とは反対側において内周側噴孔31の燃料出口31bが開口する中央部33の端面33bと、ニードル弁24とは反対側において外周側噴孔32の燃料出口32bが開口する外周部34の端面34bとが、互いに面一に接続されて弁軸に略垂直な一平坦面を形成している。これにより中央部33の板厚は、外周部34の板厚よりも大きくなっている。
次に、燃料噴射弁10の作動を説明する。
コイル42への通電が停止されているとき、固定コア43と可動コア45との間には磁気吸引力が発生しない。そのため、スプリング18の付勢力を受ける可動コア45とニードル弁24とは固定コア43とは反対側へ移動しており、当該ニードル弁24のシート部25は弁座23に着座した状態となる。したがって、各噴孔31,32からは燃料が噴射されない。
コイル42が通電されると、プレートハウジング44、ノズルホルダ20、第一磁性部12、可動コア45、固定コア43及び第二磁性部14に磁束が流れることにより、磁気回路が形成され、固定コア43と可動コア45との間に磁気吸引力が発生する。そして、固定コア43と可動コア45との間の磁気吸引力が大きくなると、可動コア45及びニードル弁24が固定コア43側へ移動し、当該ニードル弁24のシート部25が弁座23から離座する。したがって、コイル42への通電が停止されてシート部25が再び弁座23に着座するまで、各噴孔31,32から燃料が噴射される。
このようにして実施される燃料噴射工程の序盤には、弁着座時の距離Diが距離Doよりも小さい(図1参照)ことにより、図6に示すようにニードル弁24の外周部29と外周側噴孔32との間の隙間36に対してニードル弁24の中央部28と内周側噴孔31との間の隙間37が絞られた状態となる。そのため、外周側噴孔32には燃料通路26の燃料が流入する一方、内周側噴孔31には燃料通路26の燃料が流入し難くなる。特に本実施形態では、弁着座時の距離Doが0.2mmより大きいことにより外周側噴孔32への燃料流入がスムーズとなり、また弁着座時の距離Diが0.05mmより小さいことにより内周側噴孔31への燃料流入が十分に抑制される。このような作用により噴射工程の序盤における噴霧は、外周部の燃料密度が高い中空膜状に形成される。ここで、外周側噴孔32は燃料下流側ほど径方向外側に傾斜していることから、噴射工程の序盤における噴霧は中空広角状に拡がる。したがって、噴射工程の序盤には、燃料噴射弁10の脇に配置された点火プラグ4の周囲に噴霧の外周部を巻き上げて適度な混合気を形成することができるので、燃焼室2内における着火不良が防止される。
また、燃料噴射工程が進むと、距離Di,Doが互いの大小関係を保ちつつ増大するため、ニードル弁24の中央部28と内周側噴孔31との間の隙間37が図7に示すように拡大されて、内周側噴孔31への燃料流入が促進される。これにより、燃料通路26の燃料が内周側噴孔31及び外周側噴孔32の双方に流入して噴射されるようになるため、燃料噴射工程の中盤以降には、中実状の噴霧が形成される。ここで、外周側噴孔32及び内周側噴孔31は燃料下流側ほど径方向外側に傾斜し且つ外周側噴孔32の傾斜角θoは内周側噴孔31の傾斜角θiよりも大きいことから、噴射工程の中盤以降における噴霧は、外周側噴孔32による広角噴霧の内周側に内周側噴孔31による噴霧が略均一に拡散されたものとなる。したがって、噴射工程の中盤以降には、燃焼室2の全体に燃料を拡散させることができるので、均質な燃焼状態が維持される。
このように第一実施形態によれば、燃焼室2内において着火不良を防止し且つ燃焼状態を均質にする燃料噴射弁10を実現することができる。
以上、第一実施形態では、ニードル弁24が特許請求の範囲に記載の「弁部材」に相当し、ニードル弁24の中央部28が特許請求の範囲に記載の「内周側噴孔に対向している部分」に相当し、ニードル弁24の外周部29が特許請求の範囲に記載の「外周側噴孔に対向している部分」に相当する。また、ノズルプレート30が特許請求の範囲に記載の「ノズル」に相当し、ノズルプレート30の外周部34が特許請求の範囲に記載の「外周側噴孔形成部」に相当し、ノズルプレート30の中央部33が特許請求の範囲に記載の「内周側噴孔形成部」に相当する。
(第二実施形態)
図8に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことで説明を省略する。
第二実施形態の燃料噴射弁100では、ノズルプレート30が弁ボディ21と一体に形成されている。このような第二実施形態によれば、第一実施形態と同様な効果を得ることができる。
(第三実施形態)
図9に示すように、本発明の第三実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことで説明を省略する。
第三実施形態の燃料噴射弁150では、第一実施形態とは異なる構成のノズルプレート160を備えている。
具体的にノズルプレート160では、ニードル弁24とは反対側において内周側噴孔31の燃料出口31bが開口する中央部161の端面161bが、ニードル弁24とは反対側において外周側噴孔32の燃料出口32bが開口する外周部162の端面162bよりも凹陥している。但し、中央部161及び外周部162のニードル弁24側の端面161a,162aは第一実施形態の端面33a,34aと同一構成とされており、それにより本実施形態では、中央部161の板厚と外周部162の板厚とが略等しくなっている。
このような第三実施形態では、例えば図10に示すように円形平板状の素材160’の中央部161’にパンチ170を打ち付けるプレス成形をした後、各噴孔31,32を穿つようにすることで、ノズルプレート160を容易に形成することができる。したがって、ノズルプレート160の形成コスト、ひいては燃料噴射弁150の製造コストを低減することが可能となる。
以上、第三実施形態では、ノズルプレート160が特許請求の範囲に記載の「ノズル」に相当し、ノズルプレート160の外周部162が特許請求の範囲に記載の「外周側噴孔形成部」に相当し、ノズルプレート160の中央部161が特許請求の範囲に記載の「内周側噴孔形成部」に相当する。
(第四実施形態)
図11に示すように、本発明の第四実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことで説明を省略する。
第四実施形態の燃料噴射弁200では、第一実施形態とは異なる構成のノズルプレート210及びニードル弁220を備えている。
具体的にノズルプレート210において、内周側噴孔31の燃料入口31aが開口する中央部211の端面211aと、外周側噴孔32の燃料入口32aが開口する外周部212の端面212aは、互いに面一に接続されて弁軸に略垂直な一平坦面を形成している。また、ニードル弁220の燃料下流側先端部221において、ノズルプレート210の中央部211に対向する中央部222は、ノズルプレート210の外周部212に対向する外周部223よりもノズルプレート210側に突出しており、それら各部222,223の端面222a,223aはそれぞれ弁軸に略垂直な平坦面となっている。このような構成によりニードル弁220は、中央部222の端面222aが常に外周部223の端面223aよりもノズルプレート210に近接する形で往復移動する。故に弁着座時には、図12に示すように、ニードル弁220の中央部222と内周側噴孔31の燃料入口31aとの間の距離Diがニードル弁220の外周部223と外周側噴孔32の燃料入口32aとの間の距離Doよりも小さくなる。尚、本実施形態において弁着座時の各距離Di,Doは、第一実施形態と同様なサイズに設定される。また、ノズルプレート210において、中央部211及び外周部212のニードル弁24とは反対側端面211b,212bは第一実施形態の端面33b,34bと同一構成とされており、それによって中央部211の板厚と外周部212の板厚とが略等しくなっている。
このような第四実施形態によれば、第一実施形態と同様な効果を得ることができる。
以上、第四実施形態では、ニードル弁220が特許請求の範囲に記載の「弁部材」に相当し、ニードル弁220の中央部222が特許請求の範囲に記載の「内周側噴孔に対向している部分」に相当し、ニードル弁220の外周部223が特許請求の範囲に記載の「外周側噴孔に対向している部分」に相当する。また、ノズルプレート210が特許請求の範囲に記載の「ノズル」に相当し、ノズルプレート210の外周部212が特許請求の範囲に記載の「外周側噴孔形成部」に相当し、ノズルプレート210の中央部211が特許請求の範囲に記載の「内周側噴孔形成部」に相当する。
(第五実施形態)
図13に示すように、本発明の第五実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことで説明を省略する。
第五実施形態の燃料噴射弁250では、ニードル弁24の中央部28の端面28aに弾性部材260が装着されている。この弾性部材260は平板状のエラストマからなり、弁着座時の距離Diよりも大きな自由長(厚さ)を有している。弾性部材260の一端面260aは、ニードル弁24の中央部28の端面28aに密着している。弾性部材260の他端面260bは、ノズルプレート30の中央部33の端面33aに対して密着可能に対向する。このような構成により弁着座時には、弾性部材260がニードル弁24の中央部28とノズルプレート30の中央部33との間に挟まれて圧縮される。
このような第五実施形態によると、噴射工程の序盤において、ニードル弁24がノズルプレート30から離間しつつ弾性部材260が自由長にまで復元されるまでの間、内周側噴孔31の燃料入口31aが弾性部材260によって閉塞される。したがって、噴射工程の序盤には、内周側噴孔31への燃料流入を確実に止めることができるので、噴霧の中空度が高められて点火プラグ4の周囲への噴霧の巻き上げ量が増大する。また、噴射工程が進み、内周側噴孔31に対してニードル弁24の中央部28が弾性部材260の自由長よりも大きく離間すると、内周側噴孔31への燃料流入が許容され、その離間距離の増大に追従して内周側噴孔31への燃料流入量も増大する。したがって、燃料噴射工程の中盤以降には、中実状の噴霧を形成して、エンジン1の燃焼室2の全体に燃料を拡散させることができる。以上、第五実施形態によれば、燃焼室2内において着火不良を防止しつつ燃焼状態を均質にすることができる。
尚、第五実施形態では、噴射工程の終盤においてニードル弁24のシート部25が弁座23に当接する前に、当該ニードル弁24に装着された弾性部材260がノズルプレート30に当接することとなる。しかしながら、弾性部材260はニードル弁24とノズルプレート30との間で圧縮されるので、シート部25を弁座23に確実に着座させることができるのである。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。
例えば第三〜第五実施形態では、第二実施形態に準じてノズルプレート30,160,210を弁ボディ21と一体形成するようにしてもよい。また、第三及び第四実施形態では、ノズルプレート160,210の中央部161,211に第五実施形態の弾性部材260を装着するようにしてもよい。さらにまた、第四実施形態では、ノズルプレート210に代えて、第一実施形態のノズルプレート30又は第三実施形態のノズルプレート160を用いるようにしてもよい。
さらに第一〜第五実施形態では、センタセンターインジェクション式の直噴ガソリンエンジン1の燃料噴射弁に本発明を適用した例について説明した。しかし、本発明は、センターインジェクション方式以外の直墳ガソリンエンジンの燃料噴射弁や、吸気管に燃料を噴射する予混合式のガソリンエンジンの燃料噴射弁や、各種ディーゼルエンジンの燃料噴射弁に適用することも可能である。
第一実施形態による燃料噴射弁の特徴を説明するための断面図である。 第一実施形態による燃料噴射弁を組付けたエンジンを示す断面図である。 第一実施形態による燃料噴射弁を示す断面図である。 第一実施形態による燃料噴射弁の要部を示す断面図である。 第一実施形態による燃料噴射弁の特徴を説明するための断面図である。 第一実施形態による燃料噴射弁の作動を説明するための断面図である。 第一実施形態による燃料噴射弁の作動を説明するための断面図である。 第二実施形態による燃料噴射弁の要部を示す断面図である。 第三実施形態による燃料噴射弁の要部を示す断面図である。 第二実施形態による燃料噴射弁のノズルプレートの形成方法を説明するための模式図である。 第四実施形態による燃料噴射弁の要部を示す断面図である。 第四実施形態による燃料噴射弁の特徴を説明するための断面図である。 第五実施形態による燃料噴射弁の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 エンジン、2 燃焼室、3 シリンダヘッド、4 点火プラグ、10 燃料噴射弁、23 弁座、24 ニードル弁(弁部材)、25 シート部、26 燃料通路、27 先端部、28 中央部(内周側噴孔に対向している部分)、29 外周部(外周側噴孔に対向している部分)、30 ノズルプレート(ノズル)、31 内周側噴孔、31a 燃料入口、32 外周側噴孔、32a 燃料入口、33 中央部(内周側噴孔形成部)、33a,33b 端面、34 外周部(外周側噴孔形成部)、34a,33b 端面、100 燃料噴射弁、150 燃料噴射弁、160 ノズルプレート(ノズル)、161 中央部(内周側噴孔形成部)、161a,161b 端面、162 外周部(外周側噴孔形成部)、162a,162b 端面、200 燃料噴射弁、210 ノズルプレート(ノズル)、211 中央部(内周側噴孔形成部)、211a,211b 端面、212 外周部(外周側噴孔形成部)、212a,212b 端面、220 ニードル弁(弁部材)、221 先端部、222 中央部(内周側噴孔に対向している部分)、223 外周部(外周側噴孔に対向している部分)、250 燃料噴射弁、260 弾性部材

Claims (11)

  1. 軸方向移動する弁部材であって、弁座に対する離座並びに着座により燃料通路を開閉するシート部を有する弁部材と、
    噴孔が内外二重に配置されることによって内周側噴孔と外周側噴孔とが形成されており、前記離座に伴い前記燃料通路の燃料を前記内周側噴孔及び前記外周側噴孔から噴射するノズルと、
    を備え、
    前記内周側噴孔の燃料入口と前記弁部材との間の距離Diは、前記外周側噴孔の燃料入口と前記弁部材との間の距離Doよりも小さいことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記着座時の前記距離Diは、前記弁部材のストロークの50%以下であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記着座時の前記距離Diは、0.05mmよりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記着座時の前記距離Doは、0.2mmよりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記外周側噴孔は、燃料下流側に向かうほど前記ノズルの径方向外側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記内周側噴孔は、燃料下流側に向かうほど前記ノズルの径方向外側に傾斜し、
    前記外周側噴孔は、燃料下流側に向かうほど前記内周側噴孔よりも前記ノズルの径方向外側に傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射弁。
  7. 板状の前記ノズルは、前記外周側噴孔の燃料入口が一端面に開口している外周側噴孔形成部、並びに前記外周側噴孔形成部よりも前記弁部材側に突出し、前記内周側噴孔の燃料入口が一端面に開口している内周側噴孔形成部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  8. 前記内周側噴孔形成部において前記弁部材とは反対側の端面は、前記外周側噴孔形成部において前記弁部材とは反対側の端面よりも凹陥していることを特徴とする請求項7に記載の燃料噴射弁。
  9. 前記弁部材において、前記内周側噴孔に対向している部分は、前記外周側噴孔に対向している部分よりも前記ノズル側に突出していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  10. 前記弁部材に装着され、前記着座時に前記弁部材と前記ノズルとの間で圧縮されつつ前記内周側噴孔の燃料入口を閉塞し、前記離座に伴って前記内周側噴孔の燃料入口を開放する弾性部材を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  11. センターインジェクション方式によって燃料をエンジンの燃焼室内に噴射することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
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