JP2011220179A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料の微粒化が効果的に可能な燃料噴射弁を提供すること。
【解決手段】先端部に噴孔4を有するノズルボディ2と、ノズルボディ2内に摺動自在に配置され、閉弁時にノズルボディ2の内壁に着座するシート部12を有するニードル本体8と、シート部12よりノズルボディ2の内側であって、ニードル本体8の先端側に、ニードル本体8の軸方向に摺動自在に配置された先端部材10と、ニードル本体8に設けられた第1係合部14と、先端部材10に設けられ、第1係合部14と係合することができる第2係合部16と、を具備し、第1係合部14と第2係合部16とは、ニードル本体8が所定量リフトした場合に係合し、第1係合部14と第2係合部16とが離間している状態では、先端部材10とノズルボディ2の内壁との間に、噴孔4の入口が露出する中空部20が形成されるように、先端部材10はノズルボディ2の先端部における内壁に当接する燃料噴射弁。
【選択図】図2

Description

本発明は燃料噴射弁に関する。
排気ガスエミッションの低減や、ノッキング対策等のため、燃料の微粒化が要求されている。特に現在、及び将来に向けた排気ガス規制等を考慮すると、燃料の更なる微粒化が求められる。
特許文献1には、ノズルボディの内壁と、ニードルとに傾斜を設け、燃料の運動エネルギーを大きく損なうことなく、縦方向の流れ(縦流れ)を横方向の流れ(横流れ)に変換する技術が開示されている。
特開平9−32695号公報
しかしながら、従来の燃料噴射弁では、ニードルのリフトによって、燃料により形成される燃料液膜の膜厚が厚くなり、燃料の微粒化が妨げられることがあった。本発明は上記課題に鑑み、燃料の微粒化が効果的に可能な燃料噴射弁を提供することを目的とする。
本発明は、先端部に噴孔を有するノズルボディと、前記ノズルボディ内に摺動自在に配置され、閉弁時において前記ノズルボディの内壁に着座するシート部を有するニードル本体と、前記シート部の先端側に、前記ニードル本体の軸方向に摺動自在に配置された先端部材と、前記ニードル本体に設けられた第1係合部と、前記先端部材に設けられ、前記第1係合部と係合することができる第2係合部と、を具備し、前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記ニードル本体が所定量リフトした場合に係合し、前記第1係合部と前記第2係合部とが離間している状態では、前記先端部材と前記ノズルボディの内壁との間に、前記噴孔の入口が露出する中空部が形成されるように、前記先端部材は前記ノズルボディの先端部における内壁に当接する燃料噴射弁である。本発明によれば、開弁時においても、先端部材とノズルボディの内壁との距離が大きくならないため、燃料が効果的に微粒化される。
上記構成において、前記先端部材の先端部に設けられ、前記ノズルボディの先端部における内壁に当接する突起部、又は前記ノズルボディの先端部における内壁に設けられ、前記先端部材の先端部に当接する突起部、の少なくとも一方を備える構成とすることができる。この構成によれば、先端部材をノズルボディの内壁に安定して当接させることで、燃料の微粒化を良好に行うことができる。
上記構成において、前記燃料噴射弁の開弁時に、前記ニードル本体と前記先端部材とは、傘状部を形成する構成とすることができる。この構成によれば、燃料の圧力損失を抑制することで、燃料の微粒化が促進される。
上記構成において、前記先端部材の前記ノズルボディの内壁と対向する面の外周部には、面取り部が形成されている構成とすることができる。この構成によれば、燃料の圧力損失を抑制することで、燃料の微粒化が促進される。
上記構成において、前記先端部材を前記ニードル本体の先端側に付勢する付勢手段を備え、前記付勢手段は、前記先端部材を押圧する弾性体である構成とすることができる。この構成によれば、先端部材がノズルボディの内壁に当接した状態を、安定して維持することができる。
上記構成において、前記先端部材を前記ニードル本体の先端側に付勢する付勢手段を備え、前記付勢手段は、燃料の圧力により前記先端部材を押圧する構成とすることができる。この構成によれば、先端部材がノズルボディの内壁に当接した状態を、安定して維持することができる。また、燃料噴射弁の低コスト化が可能となる。さらに、燃料噴射弁の不具合も抑制される。
本発明によれば、燃料の微粒化が効果的に可能な燃料噴射弁を提供することができる。
図1は実施例1に係る燃料噴射弁を例示する断面図である。 図2(a)は閉弁時における燃料噴射弁の先端部を例示する断面図であり、図2(b)は開弁時における燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。 図3(a)及び図3(b)は、先端部材の先端を例示する平面図である。 図4(a)は実施例2に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図であり、図4(b)は実施例3に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。 図5(a)は実施例4に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図であり、図5(b)は実施例5に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。
図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
最初に、実施例1に係る燃料噴射弁の構成について説明する。図1は実施例1に係る燃料噴射弁を例示する断面図である。
図1に示すように、実施例1に係る燃料噴射弁は、ノズルボディ2、ニードル6、及びバネ24を備える。ノズルボディ2は、バルブボディ2a及び噴孔プレート2bとからなる。バルブボディ2aはノズルボディ2の側面を形成し、噴孔プレート2bは先端部を形成する。噴孔プレート2b、つまりノズルボディ2の先端には、噴孔4が設けられている。なお、ノズルボディ2は、バルブボディ2aと噴孔プレート2bとが分離しておらず、一体である構成としてもよい。
ニードル6は、ニードル本体8と、ニードル本体8と分離した先端部材10とを備える。ニードル本体8は、ノズルボディ2内に摺動自在に配置されている。先端部材10は、ニードル本体8の軸方向に摺動自在に配置されている。ニードル本体8と先端部材10とは、独立して摺動可能である。ニードル本体8とバルブボディ2aとは、燃料通路22を形成する。また、ニードル本体8は、ノズルボディ2の内側方向に突出する第1係合部14を備える。
先端部材10は、ニードル本体8の軸方向に摺動自在に配置されている。先端部材10は、シート部12よりノズルボディ2の内側であって、ニードル本体8の先端側に設けられている。ニードル本体8と先端部材10との間には、先端部材10を先端側に付勢するバネ24が設けられている。先端部材10は、第2係合部16及び突起18を備える。第2係合部16は、ノズルボディ2の外側方向に突出し、ニードル本体8の軸方向と平行な方向であって、第1係合部14よりもノズルボディ2の基端側に位置する。第1係合部14と第2係合部16とは、ニードル本体8が所定量リフトした場合に係合する。なお、第1係合部14と第2係合部16とが係合した後、さらにニードル本体8がリフトすると、先端部材10もリフトする。つまり、先端部材10のリフト量は、ニードル本体8のリフト量よりも小さい。突起18は、先端部材10の先端に形成され、噴孔プレート2bの内壁、つまりノズルボディ2の先端における内壁に当接する。噴孔プレート2bと先端部材10との間には、噴孔4の入口が露出するような中空部20が形成される。中空部20における、噴孔プレート2bの内壁と先端部材10との距離はL1である。
次に拡大図を参照して、閉弁時及び開弁時における燃料噴射弁について説明する。図2(a)は閉弁時における燃料噴射弁の先端部を例示する断面図であり、図2(b)は開弁時における燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。
図2(a)に示すように、燃料噴射弁の閉弁時においては、ニードル本体8のシート部12がバルブボディ2aの内壁に着座する。シート部12が着座することで、中空部20と燃料通路22とは隔離され、燃料が噴孔4に到達しない。また、第1係合部14と第2係合部16とは、距離L2だけ離間している。ニードル本体8と噴孔プレート2bの内壁との距離L3は、距離L1と略等しい。シート部12に対向するバルブボディ2aの内壁には、ノズルボディ2の先端方向に向かうような傾斜部3が形成されている。またシート部12は、傾斜部3に沿った方向に傾斜している。
図2(b)に示すように、燃料噴射弁の開弁時においては、シート部12が噴孔プレート2bの内壁から離座する。言い換えれば、距離L2が小さくなり、ニードル本体8と噴孔プレート2bの内壁との距離L3が大きくなる。シート部12が離座すると、図中に矢印で示すように、中空部20と燃料通路22とは接続され、燃料が中空部20を介して、噴孔4に導かれる。すなわち、燃料は燃料通路22において縦方向に流れ、傾斜部3ではノズルボディ2の先端に向かう斜め方向に流れる。その後、中空部20において燃料は横方向に流れる。
先端部材10は、第1係合部14と第2係合部16とが離間している状態では、噴孔プレート2bの内壁に当接している。つまり、燃料噴射弁の開弁時においても、第1係合部14と第2係合部16とが係合するまで、距離L1は一定に保たれる。言い換えれば、開弁時においても、距離L1が大きくならない。このため、実施例1によれば、距離L1が小さく保たれた状態で、燃料が中空部20に導かれる。従って、中空部20において燃料の横流れが強化され、燃料の剥離が促進される。剥離された燃料により、薄膜化した燃料液膜が空気を包むように形成される。この結果、燃料は効果的に微粒化されて噴孔4から噴射される。
また距離L1が一定の大きさに保たれるため、中空部20の容積が大きくならない。言い換えれば、燃料噴射弁の下流側のデッドボリュームが大きくならない。これにより、燃料噴射弁が燃料を噴射する内燃機関に負圧が生じた場合でも、燃料噴射弁から燃料が吸出されることが抑制される。
実施例1では、シート部12が傾斜しており、かつバルブボディ2aの内壁に傾斜部3が形成されているとしたが、発明の構成はこれに限定されない。すなわち、シート部12は傾斜していなくてもよい。また、バルブボディ2aの内壁に傾斜部3が形成されていなくてもよい。ただし、燃料の流れが、燃料通路22における縦流れから、中空部20における横流れへと急激に変換されると、燃料の圧力損失が増大する。圧力損失が増大すると、燃料の剥離が効果的に行われず、微粒化が良好になされない可能性がある。燃料の圧力損失を抑制するためには、バルブボディ2aの内壁に傾斜部3が形成され、シート部12は傾斜部3に沿った方向に傾斜していることが好ましい。
バネ24が先端部材10を付勢するため、第1係合部14と第2係合部16とが離間している状態では、先端部材10は噴孔プレート2bの内壁に当接した状態を、安定して維持することができる。先端部材10を付勢する付勢手段としては、バネ以外に例えばゴムやプラスチック等、他の弾性体を用いてもよい。ゴムやプラスチック等を用いることで、弾性力が先端部材10に均等に加わり、噴孔プレート2bと先端部材10との密着性を向上させることができる。また、振動によって、先端部材10とバネ24とが擦れ、先端部材10が磨耗することが抑制される。
突起18が設けられていない場合でも、噴孔プレート2bと先端部材10との間に、噴孔4の入口が露出するような中空部20が形成されていれば、燃料は噴射される。ただし、先端部材10が噴孔プレート2bの内壁に不安定な状態で着座すると、先端部材10が揺らぐことで、距離L1が変動する恐れがある。距離L1が変動すると、燃料の微粒化が良好に行われないことがある。つまり、先端部材10を噴孔プレート2bの内壁に安定して当接させ、距離L1の変動を抑制し、燃料の微粒化を良好に行うためには、突起18が設けられていることが好ましい。
突起18は、噴孔プレート2bつまりノズルボディ2の先端における内壁に設けられていてもよい。また、先端部材10、及び噴孔プレート2b内壁の両方に設けられていてもよい。すなわち燃料噴射弁は、先端部材10の先端に設けられ、ノズルボディ2の先端における内壁に当接する突起部、又はノズルボディ2の先端における内壁に設けられ、先端部材10の先端に当接する突起部、の少なくとも一方を備える。
また突起18は複数でもよい。このことについて図面を参照して説明する。図3(a)及び図3(b)は、先端部材の先端を例示する平面図である。なお、先端部材10の噴孔4に対応する領域は点線で図示した。
図3(a)に示すように、実施例1では、先端部材10の中央部に、円筒形の突起18が1つ設けられている。先端部材10の噴孔4に対応する領域は突起18を囲む。
図3(b)に示すように、放射状の突起18が複数個設けられていてもよい。先端部材10の噴孔4に対応する領域の間に、突起18が設けられる。燃料は放射状の突起18に沿って流れる。つまり突起18は、燃料を整流するガイドとしても機能する。
実施例2は、付勢手段として燃料の圧力を用いる例である。図4(a)は実施例2に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。
図4(a)に格子状の斜線で示すように、燃料をニードル本体8と先端部材10との間に導き、燃料溜り室11を形成する。つまり、先端部材10を付勢する付勢手段として、燃料溜り室11に創出される燃料の圧力を用いる。つまり、先端部材10より基端側に設けられた燃料溜り室11内の燃料が、先端部材10を先端側に付勢する。これにより、弾性体を用いなくてもよく、燃料噴射弁の低コスト化が可能となる。また、弾性体とニードル本体8及び先端部材10との接合部分が破損することや、ニードル本体8や先端部材10が磨耗する等の不具合も抑制される。
実施例3は、ニードル本体8と先端部材10とで傘状部を形成する例である。図4(b)は実施例3に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。
図4(b)に示すように、燃料噴射弁の開弁時に、ニードル本体8と先端部材10とは、傘状部13を形成する。言い換えれば、ニードル本体8と先端部材10とは、先端部材10からニードル本体8に向けて、先端部材10とノズルボディの内壁との距離L1、及びニードル本体8とノズルボディ2の内壁との距離L3が大きくなるようなテーパ部を形成する。図中に点線で示すように、傘状部13の方向と水平方向とは角度θをなす。
実施例3によれば、燃料噴射弁の開弁時に、ニードル本体8と先端部材10とが傘状部13を形成するため、ニードル本体8と先端部材10との間の段差が解消され、燃料の流れがスムーズになる。このため燃料の圧力損失が抑制され、燃料の微粒化が促進される。
なお、燃料噴射弁の開弁時に、傘状部13が形成されていれば、燃料の微粒化は促進される。ただし、傘状部13が長時間にわたって形成され、燃料の微粒化をより効果的に促進するためには、第1係合部14と第2係合部16とが係合している場合に、傘状部13が形成されることが好ましい。
実施例4は、先端部材10に傾斜部を設けた例である。図5(a)は実施例4に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。
図5(a)に示すように、先端部材10の、噴孔プレート2bの内壁と対向し、ニードル本体8と近接する領域には、先端部材10からニードル本体8に向けて、先端部材10と噴孔プレート2bの内壁との距離が大きくなるような面取り部15が形成されている。
実施例4によっても、ニードル本体8と先端部材10との間の段差が解消される。このため燃料の圧力損失が抑制され、燃料の微粒化が促進される。
実施例5は、噴孔4がノズルボディ2の内側と外側とに設けられている例である。図5(b)は実施例5に係る燃料噴射弁の先端部を例示する断面図である。
図5(b)に示すように、噴孔プレート2bの外側に噴孔4aが、内側に噴孔4bが設けられている。噴孔4aはニードル本体8の下に位置する。噴孔4bは先端部材10の下に位置する。噴孔4bの入口は、中空部20に露出している。ここで、ニードル本体8の軸と、噴孔の中央を通る線とがなす角を噴孔角とする。外側の噴孔である噴孔4aの噴孔角θ1は、内側の噴孔である噴孔4bの噴孔角θ2より大きい。噴孔角が大きい方が、燃料の剥離が促進され、微粒化を図ることができる。
実施例5によれば、噴孔角θ1が大きくなることで、外側の噴孔4aから噴射される燃料の微粒化が可能となる。また、距離L1が小さく保たれることにより、内側の噴孔4bから噴射される燃料についても微粒化が可能となる。つまり、噴孔プレート2bの内側と外側とに設けられた噴孔において、燃料を微粒化し、噴霧を均質化することが可能となる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
ノズルボディ 2
バルブボディ 2a
噴孔プレート 2b
噴孔 4
ニードル 6
ニードル本体 8
先端部材 10
燃料溜り室 11
シート部 12
傘状部 13
第1係合部 14
面取り部 15
第2係合部 16
突起 18
中空部 20
燃料通路 22
バネ 24

Claims (6)

  1. 先端部に噴孔を有するノズルボディと、
    前記ノズルボディ内に摺動自在に配置され、閉弁時において前記ノズルボディの内壁に着座するシート部を有するニードル本体と、
    前記シート部の先端側に、前記ニードル本体の軸方向に摺動自在に配置された先端部材と、
    前記ニードル本体に設けられた第1係合部と、
    前記先端部材に設けられ、前記第1係合部と係合することができる第2係合部と、を具備し、
    前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記ニードル本体が所定量リフトした場合に係合し、
    前記第1係合部と前記第2係合部とが離間している状態では、前記先端部材と前記ノズルボディの内壁との間に、前記噴孔の入口が露出する中空部が形成されるように、前記先端部材は前記ノズルボディの先端部における内壁に当接することを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記先端部材の先端部に設けられ、前記ノズルボディの先端部における内壁に当接する突起部、
    又は前記ノズルボディの先端部における内壁に設けられ、前記先端部材の先端部に当接する突起部、の少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記燃料噴射弁の開弁時に、前記ニードル本体と前記先端部材とは、傘状部を形成することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  4. 前記先端部材の前記ノズルボディの内壁と対向する面の外周部には、面取り部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 前記先端部材を前記ニードル本体の先端側に付勢する付勢手段を備え、
    前記付勢手段は、前記先端部材を押圧する弾性体であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  6. 前記先端部材を前記ニードル本体の先端側に付勢する付勢手段を備え、
    前記付勢手段は、燃料の圧力により前記先端部材を押圧することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
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