JP2006248779A - 線条物リール装置 - Google Patents

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Shigeo Hirose
茂男 廣瀬
Masayuki Arai
雅之 新井
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Tokyo Institute of Technology NUC
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Abstract

【課題】線条物をリールに巻き取る際、過度な巻取り張力がかかることによる複雑なケーブルの巻かれ方の問題を解消する。
【解決手段】図1に示すように線条物1はリール2に巻かれている。リール2はトルク生成機構3により、線条物1を巻き取る回転方向にトルクをかけられ、線条物1を巻き取る。リール2から出ている線条物1は、ピンチングローラ4により挟み込まれている。ピンチングローラ外のケーブル6に過剰な負荷がかかった場合、ピンチングローラによる挟み込み部で上記負荷を受け、ピンチングローラ内のケーブル5には上記負荷を受けさせない機構となっている。また、線条物1は張力検知機構9によりピンチングローラより外部の張力を検知し、その張力の大小によりピンチグローラ4により駆動され、繰り出し・巻取りが行われる。本発明により、線条物をピンチングローラより外部の張力によらないトルクで巻きつつ、線条物を繰り出し・巻き取ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、線条物リール装置に関する。
従来、移動ロボットとの有線通信において、ロボットが通信用ケーブルを牽引するタイプの方法では、ケーブルの床面との摩擦抵抗や障害物による高い摩擦抵抗のためにロボット自体の移動が阻害される問題が生じ、また過度の張力やケーブルが移動するためにケーブル自体に損傷が発生しやすい問題が生じた。
この問題を解決するため、移動ロボットにケーブルリールを搭載する方法が考案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1を、図7、図8を用いて説明する。これはコントローラ201、バッテリ台車202、カメラ制御台車203、たるみ検出器206、ケーブルドラム装置204、ケーブルドラム装置205からなり、上記バッテリ台車202に搭載され上記たるみ検出器206の信号を受け所定たるみ範囲に維持するよう上記ケーブルドラム装置204、205を備えていることを特徴とする管内移動装置である。
なお、発明者は、本発明に関連する技術内容を開示している(例えば非特許文献1、2)。
特開平11−116136号公報 高山 俊男、他2名、"レスキュー用連結クローラ走行車「蒼龍III号機」の開発"、平成16年9月15日〜17日、ロボット学会、3A16 ARAI Masayuki、他2名、"Development of"Souryu−III"Connected Crawler Vehicle for Inspection inside Narrow and Winding Spaces"、平成16年9月28日〜10月2日、IROS2004、TA1−B4
しかしながら、上述した従来の機構では、巻き取られようとしているケーブルに過剰な負荷がかかった場合、図9に示すようにすでに巻かれているケーブル7の間の深部に入り込み、繰り出す際に問題が起こるような複雑な巻き取られ方が起こる可能性があるという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、巻き取られようとしているケーブルが、すでに巻かれているケーブルの間の深部に入り込み、繰り出す際に問題が起こるような複雑な巻き取られ方にならず、ケーブルを繰り出し・巻き取る機構を提供することを目的としている。
本発明は上記課題を解決するため次の手段を講ずる。
図1に示すように線条物1はリール2に巻かれている。リール2はトルク生成機構3により、線条物1を巻き取る回転方向にトルクをかけられ、線条物1を巻き取る。リール2から出ている線条物1は、ピンチングローラ4により挟み込まれている。ピンチングローラ外の線条物6に過剰な負荷がかかった場合、ピンチングローラによる挟み込み部で上記負荷を受け、ピンチングローラ内の線条物5には上記負荷を受けさせない機構となっている。また、線条物1は張力検知機構9によりピンチングローラより外部の張力を検知し、その張力の大小によりピンチグローラ4により駆動され、繰り出し・巻取りが行われる。本発明により、線条物をピンチングローラより外部の張力によらないトルクで巻きつつ、線条物を繰り出し・巻き取ることができる。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の本発明によれば、トルク生成機構によるトルクでケーブルを巻きつつ、他動力によりケーブルを繰り出し・巻き取る機構を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1に示すように線条物1はリール2に巻かれている。ここで、線条物とは、ケーブル、糸などのひも状のものである。リール2はトルク生成機構3により、線条物1を巻き取る回転方向にトルクをかけられ、線条物1を巻き取る。リール2から出ている線条物1は、ピンチングローラ4により挟み込まれている。ピンチングローラ外の線条物6に過剰な負荷がかかった場合、ピンチングローラによる挟み込み部で上記負荷を受け、ピンチングローラ内の線条物5には上記負荷を受けさせない機構となっている。また、線条物1はピンチグローラ4により繰り出し・巻取りのため駆動される。
本発明により、線条物をピンチングローラ外の張力によらないトルクで巻きつつ、ケーブルを繰り出し・巻き取ることができる。
図2を用いて、本発明を具体的に説明する。ここでトルク生成機構3としてぜんまい103、ピンチングローラ4としてケーブル送り巻取ローラ104、105、を利用している。
ケーブル101はリール102に巻かれており、またリール102はぜんまい103によって常にぜんまいの張力でケーブルを巻取る方向にトルクがかけられている。ケーブル101はケーブル送り巻取ローラ104、ケーブル送り巻取ローラ105によって送り出される力、巻き取られる力をかけられている。また、ケーブル送り巻取ローラ105はローラ駆動用モータ106によって駆動されている。アーム107はケーブル送り巻取ローラ104と同軸で回転支持されており、またバネ111によって常に上向きの力をかけられている。またアーム107にはケーブル101を通すためのガイドローラ110が取り付けられており、ガイドローラ110外のケーブル101のテンションによって回転する。その回転角度をアーム角度計測部108によって計測し、計測した値をローラ駆動制御回路によって処理し、その処理結果に基づいてローラ駆動用モータ106を駆動し、ケーブル101の送り・巻取を行う。
図3〜図5は上記の張力検知機構の詳細図および動作説明図である。
図4(A)に示すように張力がかかった場合、図4(B)に示すようにガイドローラ110は下方向へ変位し、張力がかかったことを検知する。張力を検知すると、図4(C)に示すようにケーブル送り巻取ローラ104、105が張力を緩和する方向へ回転し、張力を緩和し、図4(D)に示すように所定の張力を維持する。
図5(A)に示すように張力がゆるんだ場合、図5(B)に示すようにガイドローラ110は上方向へ変位し、張力がゆるんだことを検知する。張力のゆるみを検知すると、図5(C)に示すようにケーブル送り巻取ローラ104、105が張力をかける方向へ回転し、張力をかけ、図5(D)に示すように所定の張力を維持する。
上記のように機構が動作することにより、図9(B)のようにケーブルが過剰な力で巻き取られることなく、トルク生成機構3の適度なトルクにより線条物1をリール2に巻き取る事が出来る。
張力検知機構としては他に図6に示すような機構が挙げられる。(A)から(B)のようにケーブルに張力がかかるとバネ付ガイドローラ112が持ち上げられ、リニアポテンショメータ113の変位を変化させることにより張力を検知する。
トルク生成機構としては他にモータが挙げられる。
なお、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明にかかる発明の概念図である。 本発明の実施の一形態の構成系統図である。 ケーブル・ガイドローラ・ケーブル送り巻取ローラ・バネの詳細図である。 ケーブル張力が増加した場合のケーブル・ガイドローラ・ケーブル送り巻取ローラ・バネの挙動を示す図である。 ケーブル張力が減少した場合のケーブル・ガイドローラ・ケーブル送り巻取ローラ・バネの挙動を示す図である。 張力検知機構の他実施例説明図である。 従来例説明図である。 従来例説明図である。 従来例の問題点説明図である。
符号の説明
1線条物、2リール、3トルク生成機構、4ピンチングローラ、5ピンチングローラ内の線条物、6ピンチングローラ外の線条物、7巻かれているケーブル、8過剰な負荷により深部に入り込んだケーブル、9張力検知機構、
101ケーブル、102リール、103ぜんまい、104ケーブル送り巻取りローラ、105ケーブル送り巻取りローラ、106ローラ駆動用モータ、107アーム、108アーム角度計測部、109ローラ駆動制御回路、110ガイドローラ、111バネ、112バネ付ガイドローラ、113リニアポテンショメータ

Claims (1)

  1. 以下のリール、トルク生成機構、ピンチングローラ、張力検知機構により構成されていることを特徴とする線条物リール装置
    (イ)線条物を巻き取るリール
    (ロ)上記リールに巻き取られようとしているケーブルが、上記リールに巻かれているケ ーブルの間の深部に入り込まない程度のトルクで上記のリールを回転駆動する動力 を生成するためのトルク生成機構
    (ハ)線条物を挟み込みつつ回転し、線条物の繰り出し・巻取りを行うピンチングローラ
    (ニ)上記ピンチングローラより外部にて、線条物にかかる張力を検知する張力検知機構
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