JP2010207876A - 細線の送給装置 - Google Patents

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守亮 川崎
Kazuhiko Yamashita
和彦 山下
Masahiro Sato
正博 佐藤
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【課題】簡単な構成によって細線のテンションを低く抑えることができ、また、簡単な構成を追加することで線切れも直ぐに検出することができる細線の送給装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】細線1のリール2から第2の駆動手段5へ至る部分に細線1が切れない強さで一方向に付勢するバネ6を設け、バネ6の付勢方向とは反対方向に細線1の有無を検出するたわみ量検出機構7を配置し、たわみ量検出機構7からの細線1の検出信号を入力したときに細線1がたわみ量検出機構7から予め定めた位置に位置するように第1のモータ3でリール2から細線1を送給する制御装置4を設けたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、細線を送給するための細線の送給装置に関する。
従来、例えば溶接ワイヤや糸はんだの送給装置などの細線の送給装置は、細線を巻回したリール近傍からのプッシュ方式の送給だけでは細線が送給経路中の摩擦抵抗によって座屈しやすいので、加工部位に近い位置にプル方式の送給を行うようにしていた。
このようなプッシュプル方式の送給装置として、プル方式の送給部分での応答性を向上させる目的で細線のテンションを低く抑えるものがあった(例えば特許文献1参照)。
図3は上述したプッシュプル方式の送給装置を示す図で、回転自在に保持したリール101は、細線である溶接ワイヤ102を巻回している。
この溶接ワイヤ102はサーボモータを内在したプッシュ送給装置103と同じくサーボモータを内在したプル送給装置104で図面の矢印方向に送給するようにしており、プル送給装置104を出た溶接ワイヤ102をトーチ105の中に通すようにしている。
その動作は、図示しない制御装置によって、プッシュ送給装置103のサーボモータの回転数の積算値とプル送給装置104のサーボモータの回転数の積算値の差分から、溶接ワイヤ102のたわみ量を算出するようにしており、最大許容たわみ量C以上になるときにはプッシュ送給装置103の回転数を減じ、最小許容たわみ量B以下になるとプッシュ送給装置103の回転数を増加させるようにして、溶接ワイヤ102が最適なテンションを保つための最良のたわみ量Aになるように溶接ワイヤ102の送給を制御していた。
特開平11−226733号公報
上述した従来の構成によれば、細線(溶接ワイヤ)がたわむため、細線のテンションが低く抑えられ、線切れなども防止できるが、一方、プッシュ送給装置とプル送給装置で高価なサーボモータを必要とし、コストが高くなるという課題もあった。
また、何らかの要因によって一旦線切れが発生しても上述した構成では直ぐには検出できないという課題もあった。
そこで、本発明は、簡単な構成によって細線のテンションを低く抑えることができ、また、簡単な構成を追加することで線切れも直ぐに検出することができる細線の送給装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、細線を巻回したリールと、前記リールを回転する第1の駆動手段と、前記細線を送給する第2の駆動手段とを備え、前記細線の前記リールから前記第2の駆動手段へ至る部分に前記細線が切れない強さで一方向に付勢する付勢手段を設け、前記付勢手段の付勢方向とは反対方向に前記細線の有無を検出する第1の検出手段を配置し、第1の検出手段からの細線の検出信号を入力したときに前記細線が第1の検出手段から予め定めた位置に位置するように第1の駆動手段で前記リールから細線を送給する制御装置を設けたものである。
この構成によれば、細線のたわみが少なくなるとテンションが上がり細線を付勢方向とは反対方向に動かすので、逆にその動いた位置によって細線のたわみ量を検出することができる。
そこで、所望のたわみ量となる位置を予め定め、第1の検出手段の位置から前記予め定めた位置になるように、例えば、第1の駆動手段の駆動時間などを予め計っておき、第1の検出手段の位置に付勢手段や細線が位置したら制御装置で前記細線が第1の検出手段から予め定めた位置に位置するように前記リールから細線を送給することにより、細線のたわみを制御することができ、細線のテンションを低く抑えることができる。
また、上記構成に、前記予め定めた位置よりも付勢手段の付勢方向に前記細線の有無を検出する第2の検出手段を配置し、前記第2の検出手段からの信号を前記制御装置に入力し、前記第2の検出手段から細線の検出信号を入力したときに第1の駆動手段と第2の駆動手段を停止する構成を加えることにより、第2の検出手段の位置に細線が位置する場合に細線が切断されたものとして送給作業を停止することができる。
以上のように本発明によれば、プッシュ方式の送給装置に高価なサーボモータを使用することなく、付勢手段と位置検出手段の組み合わせで細線のたわみを管理できるので、細線のテンションを低く抑えることのできる細線の送給装置を安価に提供できる。
また、位置検出手段を所定の位置に追加することで細線の線切れも検出することができるので、細線のテンションを低く抑えることができ、細線の線切れも検出できる細線の送給装置を安価に提供できる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態例について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施の形態における構成をしめす概要図で、図1に示した細線の送給装置は、細線1、細線1を巻回したリール2、リール2を回転させる第1の駆動手段となる第1のモータ3、第1のモータ3を駆動する制御装置4、細線1を送給する第2の駆動手段となるプル方式の送給装置5、細線1のリール2から送給装置5へ至る部分に設けた細線1が切れない強さで一方向(図中の矢印方向)に付勢する付勢手段のバネ6、バネ6の付勢方向と反対方向に配置した細線1の有無を検出する第1の検出手段となるたわみ量検出機構7、予め定めた位置よりもバネ6の付勢方向に配置した細線1の有無を検出する第2の検出手段となる細線切れ検出機構8を備えている。
そして、制御装置4は、たわみ量検出機構7からの細線1の検出信号を入力したときに細線1がたわみ量検出機構7から予め定めた位置に位置するように第1のモータ3でリール2から細線1を送給するようにしている。
また、制御装置4は、細線切れ検出機構8からの信号を入力し、細線切れ検出機構8から細線1の検出信号を入力したときに第1のモータ3と後述する第2のモータを停止するようにしている。
図2は本実施の形態におけるプル方式の送給装置5の構成を示す概要図で、図2に示したプル方式の送給装置5は、細線1よりもやわらかいゴムでできていて細線1を挟んで送給する回転体となるベルトローラ11、ベルトローラ11を駆動する第2のモータ12、細線1をベルトローラ11へ導くガイド機構13、先端には図示しない供給位置微調整機構が設けられていてベルトローラ11で送給された細線1を加工部まで導く位置決め手段となる送給チューブ14、ベルトローラ11と送給チューブ14との間の細線1の送給経路に位置させた座屈検出となる細線座屈検出機構15を備えている。
なお、ベルトローラ11の代わりにウレタンやスポンジなどの細線よりも柔らかい素材でできた円筒形のローラや歯車を用いることもできる。
上記構成の動作について以下説明する。
リール2より引き出された細線1は、バネ6にテンションをかけるようにプル方式の送給装置5のガイド機構13を通ってベルトローラ11まで導かれ、制御装置4からの信号により第2のモータ12が駆動し、ベルトローラ11が回転する。そして、細線1はベルトローラ11に挟まれて送給チューブ14まで送り出され、送給チューブ14の先端に設けられた供給位置微調整機構により供給位置を微調整され、加工部まで導かれる。
細線1のたわみ量は、たわみ量検出機構7で監視され、細線のたわみ量が少ないと、バネ6のテンションが上がることにより、細線1がバネ6の付勢方向と逆方向に位置しているたわみ量検出機構7を作動させるため、より好ましくは細線1の最小許容たわみ量でたわみ量検出機構7を作動させるようにするため、細線1が予め定めた位置に位置するように、第1の検出手段の位置から前記予め定めた位置になるように、例えば、第1のモータの駆動時間との関係などを予め計っておき、そのタイミングで第1のモータ3を回転させて細線を送給することにより、細線1のたわみ量が適正量となるように制御することができるので、細線のテンションを低く抑えることができる。
また、予め定めた細線1のたわみ量が適正量となる位置よりもバネ6の付勢方向に位置する、より好ましくは最大許容たわみ量の位置よりも付勢手段の付勢方向に配置した細線切れ検出機構8により細線1の切断が検出されると、その信号が制御装置4に入力され、制御装置4は第2のモータ12の駆動を停止させ、ベルトローラ11の回転を停止させて細線1の送給を停止する。
さらに、細線座屈検出機構15は、ベルトローラ11と送給チューブ14との間の細線1が正常送給中には直線状となる画像をイメージセンサにより記憶しておき、なんらかの理由により送給チューブ14以降で詰まる等で異常停止した場合、細線1はベルトローラ11と送給チューブ14との間で記憶しておいた画像から外れることにより、細線1の座屈を検出し、その信号が制御装置4に入力され、制御装置4は第2のモータ12の駆動を停止させ、ベルトローラ11の回転を停止させて細線1の送給を停止する。
このように、細線が切れない強さで一方向(図中の矢印方向)に付勢するバネ6と、バネ6の付勢方向と逆方向に位置する第1の検出手段となるたわみ量検出機構7と、バネ6の付勢方向に位置する第2の検出手段となる細線切れ検出機構8を用いることにより、細線1のテンションを低く抑えることができ、また、細線1の線切れも直ぐに検出することができるので、従来のようなサーボモータの代わりにもっと価格の安い、例えばプリントモータなどを採用することができる。
本発明の細線の送給装置は、必要に応じて細線を供給する例えば細い径の溶接ワイヤや糸はんだ等の送給に使用することができる細線の送給装置として有用である。
本発明の実施の形態における構成をしめす概要図 本発明の実施の形態におけるプル方式の送給装置の構成を示す概要図 従来の細線の送給装置を示す概要図
1 細線
2 リール
3 第1のモータ
4 制御装置
5 プル方式の送給装置
6 バネ
7 たわみ量検出機構
8 細線切れ検出機構
11 ベルトローラ
12 第2のモータ
13 ガイド機構、
14 送給チューブ
15 細線座屈検出機構

Claims (7)

  1. 細線を巻回したリールと、前記リールを回転する第1の駆動手段と、前記細線を送給する第2の駆動手段とを備え、前記細線の前記リールから前記第2の駆動手段へ至る部分に前記細線が切れない強さで一方向に付勢する付勢手段を設け、前記付勢手段の付勢方向とは反対方向に前記細線の有無を検出する第1の検出手段を配置し、第1の検出手段からの細線の検出信号を入力したときに前記細線が第1の検出手段から予め定めた位置に位置するように第1の駆動手段で前記リールから細線を送給する制御装置を設けた細線の送給装置。
  2. 前記細線の最小許容たわみ量を示す位置に前記第1の検出手段を配置した請求項1記載の細線の送給装置。
  3. 前記予め定めた位置よりも付勢手段の付勢方向に前記細線の有無を検出する第2の検出手段を配置し、前記第2の検出手段からの信号を前記制御装置に入力し、前記第2の検出手段から細線の検出信号を入力したときに第1の駆動手段と第2の駆動手段を停止する請求項1または2記載の細線の送給装置。
  4. 前記細線の最大許容たわみ量を示す位置よりも付勢手段の付勢方向に前記第2の検出手段を配置した請求項1から3の何れかに記載の細線の送給装置。
  5. 前記第2の駆動手段は、間に前記細線を挟む二つの弾性体からなる回転体と前記回転体を駆動するモータとを有する請求項1から4の何れかに記載の細線の送給装置。
  6. 前記第2の駆動手段は、ベルトをかけた二つの回転体を対向させて、そのベルト間で前記細線を挟み持つ構造とし、前記回転体を駆動するモータとを設けた請求項1から4の何れかに記載の細線の送給装置。
  7. 前記第2の駆動手段を通過した前記細線の送給経路に前記細線を連通する穴を設けた位置決め手段を設け、前記第2の駆動手段と前記位置決め手段との間の前記細線の送給経路に座屈検出手段を設けた請求項1から6の何れかに記載の細線の送給装置。
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