JP2006248099A - 平版印刷版包装工程 - Google Patents
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Abstract
【課題】 塗布膜の感度低下を防止することができる平版印刷版包装工程を得る。
【解決手段】 当てボール62の裁切断部39の下流側、かつ、積層体60へ当てボール62が供給される当てボール供給工程75の上流側に複数の加熱ローラ72を配設し、積層体60のサイズに合わせて当てボール62を裁切断した後、当てボール62が供給される直前に、当てボール62を乾燥させるようにしている。このように、複数の加熱ローラ72によって当てボール62を搬送することで、当てボール62の含水率を7%以下とすることができる。これにより、PS版10の塗布膜の感度低下を防止することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 当てボール62の裁切断部39の下流側、かつ、積層体60へ当てボール62が供給される当てボール供給工程75の上流側に複数の加熱ローラ72を配設し、積層体60のサイズに合わせて当てボール62を裁切断した後、当てボール62が供給される直前に、当てボール62を乾燥させるようにしている。このように、複数の加熱ローラ72によって当てボール62を搬送することで、当てボール62の含水率を7%以下とすることができる。これにより、PS版10の塗布膜の感度低下を防止することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、積層された平版印刷版を包装する平板印刷版包装工程に関する。
感光性平版印刷版(以下、適宜「PS版」という)は、一般にシート状或いはコイル状のアルミニウム板等の支持体に、例えば、砂目立て、陽極酸化、シリケート処理、その他化成処理等の表面処理を単独又は適宜組み合わせて行い、次いで、感光液の塗布、乾燥処理を行った後に所望のサイズに切断されることで製造される。このPS版は、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされ、インクが塗布されることで、紙面に文字、画像等が印刷される。
このようなPS版では、積層されたPS版の上下に、保護用厚紙(以下、「当てボール」という)が配置され、PS版の湾曲や、外力による変形、損傷等を防止しているが、当てボールとPS版が直接又は間接的(当てボールとPS版の間に合紙が配置される場合)に接触することにより、PS版の感光層又は感熱層(以下、これらをまとめて「塗布膜」という)が感度低下を起こすという問題があった。この感度低下の原因は、当てボールより発生する水分が塗布膜に影響を及ぼすためである。
このため、例えば、特許文献1に示すように、抄紙された当てボールを調湿環境下で保管することによって塗布膜の感度低下を防止することも考えられるが、これでは設備費用が高くなってしまう。
特許第2913098号
本発明は、上記事実を考慮し、塗布膜の感度低下を防止することができる平版印刷版包装工程を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、積層された平版印刷版を包装する平板印刷版包装工程であって、前記積層された平板印刷版の少なくとも最上部に平板印刷版を保護する保護材を供給する保護材供給工程と、前記保護材供給工程の直前に設けられ、前記保護材を搬送する搬送部で保護材の含水量を低減させる除湿手段によって保護材の含水率を7%以下にする保護材乾燥工程と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、除湿手段によって保護材の含水率を7%以下にすることで、平板印刷版の塗布膜の感度低下を防止することができる。また、保護材供給工程の直前に保護材乾燥工程を設けることで、保護材を調湿環境下で保管する必要はなくなる。このため、調湿環境を保持するための設備等は不要である。
さらに、平板印刷版包装工程において、保護材乾燥工程を設けることで、保護材の含水量を効率よく低減させることができると共に、積層された平板印刷版に保護材を供給するときの保護材の含水率を確実に保持することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の平版印刷版包装工程において、前記除湿手段が、前記搬送部に配設され、前記保護材を加熱搬送する加熱ロールであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の平版印刷版包装工程において、前記除湿手段が、前記搬送部に配設され、前記保護材に熱風を吹き付ける熱風装置であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の平版印刷版包装工程において、前記除湿手段が、前記搬送部に配設され、前記保護材に除湿された風を吹き付ける送風装置であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の平版印刷版包装工程において、前記保護材が厚紙であることを特徴とする。
本発明は上記構成としたので、除湿手段によって保護材の含水率を7%以下にすることで、平板印刷版の塗布膜の感度低下を防止することができる。また、保護材供給工程の直前に保護材乾燥工程を設けることで、保護材を調湿環境下で保管する必要はなくなるため、調湿環境を保持するための設備等は不要である。さらに、平板印刷版包装工程において、保護材乾燥工程を設けることで、保護材の含水量を効率よく低減させることができると共に、積層された平板印刷版に保護材を供給するときの保護材の含水率を確実に保持することができる。
図1には、本発明の実施の形態に係る平板印刷版包装工程76を備えたシート体10(以下、「PS版10」という)の加工ライン100が示されている。
この加工ライン100の上流側(図1右上側)には、あらかじめロール状に巻かれたウエブ12を順次巻き出す送出機14が配設されている。送出機14から送り出された長尺状のウエブ12はカール矯正された後、合紙18が貼り合わされる。そして、帯電により密着されて、ノッチャー20に至り、ウエブ12に打ち抜き部を設ける。次に、裁断加工部22を構成する裁断刃24が、ウエブ12の幅方向へ移動して、打ち抜き位置でウエブ12を連続裁断する。
このようにして、所定の裁断幅に裁断されたウエブ12は、指示されたタイミングで走間カッタ30により切断される。これにより、設定されたサイズのPS版10が製造される。このPS版10は、コンベア32によって集積装置40へ送られ、該集積装置40によって所定枚数積み重ねられて、積層体60が構成される。
一方、集積装置40の近傍には、保護材としての厚紙62(以下「当てボール62」という)の裁切断部39が配設されており、予め積層体60のサイズに合わせて裁切断される。
裁切断された当てボール62は、当てボール乾燥工程70(図2参照)としての加熱ローラ72(後述する)上で搬送され、当てボール供給工程75において、積層体60の少なくとも最上部に載置される。この当てボール62によって、積層体60を構成するPS版10の湾曲や、外力による変形、損傷等が防止される。
そして、積層体60は、搬送部35を経て、ラック倉庫等の保管庫あるいは包装工程に送られ、包装材料(テープ、内装材、外装材等)によって包装される。また、自動製版機用のスキッド41に積み重ねることも可能である。
以上のようにして、PS版10は包装されて出荷されるが、包装形態によっては、合紙18や、その他の包装材料を省略してもよい。
ここで、ウエブ12には、アルミニウム製の支持体上にあらかじめ感光層(又は感熱層)が形成されており、この感光層(又は感熱層)が形成された面が、PS版10の画像形成面(ウエブ12の表面)となっている。ウエブ12は、加工ライン100によって加工されて所望のサイズとされることで、印刷に使用可能なPS版10となる。
また、支持体としてのアルミニウム板は、例えば、JIS1050材、JIS1100材、JIS1070材、Al−Mg系合金、Al−Mn系合金、Al−Mn−Mg系合金、Al−Zr系合金、Al−Mg−Si系合金等を適用し得る。メーカにおけるアルミニウム板の製造過程では、上記規格に適合するアルミニウムの鋳塊を製造し、このアルミニウム鋳塊を熱間圧延した後、必要に応じて焼鈍と呼ぶ熱処理を施し、冷間圧延により所定の厚さとされた帯状のアルミニウム板に仕上げる。
PS版10は、長方形の板状に形成された薄いアルミニウム板の片面に、塗布膜(感光性印刷版の場合には感光層、感熱性印刷版の場合には感熱層)を塗布して形成されている。この塗布膜に、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされ、インクが塗布されることで、紙面に文字、画像等が印刷される。
なお、PS版10(ウエブ12)の具体的構成は特に限定されないが、例えば、ヒートモード方式およびフォトン方式のレーザ刷版用の平版印刷版とすることによって、デジタルデータから直接製版可能な平版印刷版とすることができる。
そして、塗布膜が塗布された面を画像形成面といい、この反対側の面、すなわち塗布膜が塗布されていない面を非画像形成面という。なお、本実施形態のPS版10は、印刷に必要な処理(露光や現像等)が施される前段階のものであり、場合によっては平版印刷版原版あるいは平版印刷版材と称されることもある。
また、PS版10は、感光層又は感熱層中の成分を種々選択することによって、種々の製版方法に対応した平版印刷版とすることができる。本発明の平版印刷版の具体的態様の例としては、下記(1)〜(11)の態様が挙げられる。
(1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生する化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する態様。
(2) 感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアルカリ溶解性となる化合物を含有する態様。
(3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層と、酸素遮断層との2層を含む態様。
(4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層との2層からなる態様。
(5) 感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バインダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。
(6) 感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノンジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層との2層を含む態様。
(7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。
(8) 感光層が、レーザー光照射によって除去されるレーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層とからなる2〜3層を含む態様。
(9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物を含有する態様。
(10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラック樹脂とを含有する態様。
(11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
(1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生する化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する態様。
(2) 感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアルカリ溶解性となる化合物を含有する態様。
(3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層と、酸素遮断層との2層を含む態様。
(4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層との2層からなる態様。
(5) 感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バインダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。
(6) 感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノンジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層との2層を含む態様。
(7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。
(8) 感光層が、レーザー光照射によって除去されるレーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層とからなる2〜3層を含む態様。
(9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物を含有する態様。
(10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラック樹脂とを含有する態様。
(11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
特に、近年では、レーザー光で露光する高感度感光タイプの塗布膜を塗布した平版印刷版や、感熱タイプの平版印刷版が使用されることもある(例えば上記した(1)〜(3)の態様等)。
なお、ここでいうレーザー光の波長は特に限定されず、例えば、
(a) 波長域350〜450nmのレーザー(具体例としては、波長405±5nmのレーザーダイオード)。
(b) 波長域480〜540nmのレーザー(具体例としては、波長488nmのアルゴンレーザー、波長532nmの(FD)YAGレーザー、波長532nmの固体レーザー、波長532nmの(グリーン)He−Neレーザー)。
(c) 波長域630〜680nmのレーザー(具体例としては、波長630〜670nmのHe−Neレーザー、波長630〜670nmの赤色半導体レーザー)。
(d) 波長域800〜830nmのレーザー(具体例としては、波長830nmの赤外線(半導体)レーザー)。
(e) 波長1064〜1080nmのレーザー(具体例としては、波長1064nmのYAGレーザー)。
(a) 波長域350〜450nmのレーザー(具体例としては、波長405±5nmのレーザーダイオード)。
(b) 波長域480〜540nmのレーザー(具体例としては、波長488nmのアルゴンレーザー、波長532nmの(FD)YAGレーザー、波長532nmの固体レーザー、波長532nmの(グリーン)He−Neレーザー)。
(c) 波長域630〜680nmのレーザー(具体例としては、波長630〜670nmのHe−Neレーザー、波長630〜670nmの赤色半導体レーザー)。
(d) 波長域800〜830nmのレーザー(具体例としては、波長830nmの赤外線(半導体)レーザー)。
(e) 波長1064〜1080nmのレーザー(具体例としては、波長1064nmのYAGレーザー)。
等を挙げることができる。これらのうち、例えば、(b)及び(c)の波長域のレーザー光はいずれも、上記した(3)又は(4)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。また、(d)及び(e)の波長域のレーザー光はいずれも、上記した(1)又は(2)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。もちろん、レーザー光の波長域と感光層又は感熱層との関係はこれらに限定されない。
PS版10の形状等は特に限定されず、例えば、厚み0.1〜0.5mm、長辺(幅)200〜1650mm、短辺(長さ)200〜3150mmのアルミニウム板の片面に感光層又は感熱層が塗布されたもの等とすることができる。
使用される合紙18としては平版印刷版に用いられる一般的なものでよいが、代表例を下記に示す。合紙18としても、PS版10の塗布膜を確実に保護できれば、その具体的構成は限定されないが、例えば、木材パルプを100%使用した紙や、木材パルプを100%使用せず合成パルプを使用した紙、及びこれらの紙の表面に低密度ポリエチレン層を設けた紙等を使用できる。
特に、合成パルプを使用しない紙では、材料コストが低くなるので、低コストで合紙18を製造することができる。より具体的には、漂白クラフトパルプから抄造した坪量20〜55g/m2、密度0.7〜0.85g/cm3、水分4〜6%、ベック平滑度10〜800秒、PH4〜6、透気度15〜300secの合紙が挙げられるが、もちろんこれに限定されない。
ここで、本発明の実施の形態に係る平板印刷版包装工程の要旨について説明する。
図1及び図2に示すように、本発明では、当てボール62の裁切断部39の下流側、かつ、積層体60へ当てボール62が供給される当てボール供給工程75の上流側に複数の加熱ローラ72を配設し、積層体60のサイズに合わせて当てボール62を裁切断した後、積層体60へ当てボール62が供給される直前に、加熱ローラ72で当てボール62を搬送して乾燥させるようにしている。
加熱ローラ72にはハロゲンヒータ74が内蔵されており、図示しない制御部によって、加熱ローラ72の表面温度が、約100〜400℃に設定されるようにしている。この加熱ローラ72上を当てボール62が約5〜90秒間掛けて搬送される。
このように、複数の加熱ローラ72によって当てボール62を搬送することで、当てボール62の含水率を7%以下とすることができる。これにより、PS版10の塗布膜の感度低下を防止することができる。なお、乾燥させる前の当てボール62の含水率は、季節や周囲の環境により異なるため、当てボール乾燥工程70に入る前の当てボール62の温度、含水量を測定し、加熱ローラ72の温度や当てボール62の乾燥時間を調節する。
また、積層体60のサイズに合わせて当てボール62を裁切断した後、積層体60へ当てボール62が供給される直前に、当てボール62を乾燥させることで、当てボール62を調湿環境下で保管する必要はなくなる。このため、調湿環境を保持するための設備等は不要である。
さらに、平板印刷版包装工程76において、当てボール62を乾燥させる当てボール乾燥工程70を設けることで、当てボール62の含水量を効率よく低減させることができると共に、積層されたPS版10に供給する当てボール62の含水率を確実に保持することができる。
なお、ここでは、当てボール62を乾燥させる除湿手段として複数の加熱ローラ72を配設し、この加熱ローラ72で当てボール62を搬送するようにしたが、当てボール62を乾燥させることができれば良いため、これに限るものではない。
例えば、コンベア61の下流側に、図3に示すような乾燥装置78を配設しても良い。この乾燥装置78内には当てボール62の搬送方向に沿って搬送される当てボール62の上下に温風ファン80、81が配設されている。
温風ファン80は搬送される当てボール62の全面に渡って温風が吹き付けられるが、温風ファン81では、搬送ロール82と搬送ロール82の間に、ノズル84が設けられ、該ノズル部84から温風が吹き付けられるようになっている。これにより、搬送ロール82で搬送される当てボール62を乾燥させることができる。
また、図3では、温風が吹き出す温風ファン80、81で構成された乾燥装置78を配設し、搬送される当てボール62へ温風を吹き付けるようにしたが、当てボール62を乾燥させることができれば良いため、温風ファン80、81に変えて、除湿された風を吹き付けるファンを配設しても良い。
なお、本形態はあくまでも一実施例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
62 当てボール(保護材)
70 当てボール乾燥工程(保護材乾燥工程)
72 加熱ローラ(除湿手段)
75 当てボール供給工程(保護材供給工程)
76 平板印刷版包装工程
78 乾燥装置(除湿手段)
80 温風ファン(乾燥装置、除湿手段)
81 温風ファン(乾燥装置、除湿手段)
70 当てボール乾燥工程(保護材乾燥工程)
72 加熱ローラ(除湿手段)
75 当てボール供給工程(保護材供給工程)
76 平板印刷版包装工程
78 乾燥装置(除湿手段)
80 温風ファン(乾燥装置、除湿手段)
81 温風ファン(乾燥装置、除湿手段)
Claims (5)
- 積層された平版印刷版を包装する平板印刷版包装工程であって、
前記積層された平板印刷版の少なくとも最上部に平板印刷版を保護する保護材を供給する保護材供給工程と、
前記保護材供給工程の直前に設けられ、前記保護材を搬送する搬送部で保護材の含水量を低減させる除湿手段によって保護材の含水率を7%以下にする保護材乾燥工程と、
を有することを特徴とする平版印刷版包装工程。 - 前記除湿手段が、前記搬送部に配設され、前記保護材を加熱搬送する加熱ロールであることを特徴とする請求項1に記載の平版印刷版包装工程。
- 前記除湿手段が、前記搬送部に配設され、前記保護材に熱風を吹き付ける熱風装置であることを特徴とする請求項1に記載の平版印刷版包装工程。
- 前記除湿手段が、前記搬送部に配設され、前記保護材に除湿された風を吹き付ける送風装置であることを特徴とする請求項1に記載の平版印刷版包装工程。
- 前記保護材が厚紙であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の平版印刷版包装工程。
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