JP2006247787A - 外部環境の検出機構、および、ロボット - Google Patents

外部環境の検出機構、および、ロボット Download PDF

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Abstract

【課題】比較的重い荷物などを持った場合であってもセンサの振り切れを生じずに、しかも、小さな力で保持部材を変位させることのできる外部環境の検出機構を提供する。
【解決手段】アーム11の先端11a近傍に設けられ、人間の腕や荷物などの外部環境を保持する保持部材13と、アーム11に対する保持部材13の変位方向を水平方向へのみ許容するケーシング14と、アーム11と保持部材13との間に設けられ、アーム11に対する保持部材13の変位量を検出する変位検出センサ15と、保持部材13から加えられる外力を検出する力覚センサ17とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人間と協働で作業を行うことができるロボットに関するもので、より詳しくは、アームの先端近傍に取り付けられ、外部環境の変位や外力を検出しうる外部環境の検出機構に関するものある。
近年、高齢化社会に伴い、人間の動きを補助できるようにしたロボットが種々提案されている。例えば、人間の腕の動きを補助できるようにしたロボットに関しては、下記の特許文献1に記載されるようなロボットが存在している。
この特許文献1に記載されているロボットは、腕の動きの不自由な人間の介護を行うアシスト型ロボットに関するものであり、図7に示すように、人間の腕を保持する保持部材30と、その保持部材30とロボットのアームの先端との間に取り付けられる平行リンク機構31と、その平行リンク機構31の内部に設けられ、保持部材30の変位量を検出する変位検出センサ32と、保持部材30に保持された腕からの外力を検出する力覚センサ33とを具備してなるもので、変位検出センサ32や力覚センサ33からの出力値によってロボットをインピーダンス制御できるようにしたものである。
特開2004−358575号公報
このような発明は、力覚センサで検出できない外力に代わって変位検出センサが腕の変位を検出するため、力の弱い高齢者や手の不自由な者にとって非常に使い勝手のよいものとなるが、このように平行リンク機構31を用いる場合は、上下方向のリンク要素31を急激に倒れ込ませないようにして、変位検出センサや力覚センサの急激な振り切れを防止することが好ましい。
そこで、本発明は上記課題を解決するために、比較的重い荷物などを持った場合であってもセンサの振り切れを生じずに、しかも、小さな力で保持部材を変位させることのできる外部環境の検出機構を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、人間の腕や荷物などの外部環境を保持するロボットのアームの先端近傍に設けられる外部環境の検出機構において、人間の腕や荷物などの外部環境を保持する保持部材と、前記アームに対して保持部材を水平方向へのみ変位させる変位方向規制部材と、前記アームと保持部材との間に設けられ、アームに対する保持部材の変位量を検出する変位検出センサと、保持部材から加えられる外力を検出する力覚センサとを具備するようにしたものである。
このようにすれば、比較的重い荷物を保持した場合であっても、従来のように上下方向のリンク要素が倒れ込むようなことがなくなり、センサの振り切れによるロボットの不安定な動作を防止することができるようになる。しかも、リンク要素の倒れ込みを防止するためのバネなどを設ける必要がないため、小さな力で保持部材を変位させることができるようになる。
また、このような変位方向規制部材を、水平な上面を有するケーシング、もしくは、このケーシング上に取り付けられる水平面を有するスペーサで構成し、このケーシングの内部に変位検出センサを設けるとともに、ケーシングとアームとの間に力覚センサを設けるようにする。
このようにすれば、変位検出センサを収納したケーシングの上面やスペーサの上面を利用して保持部材を水平方向にスライドさせることができるので、非常に簡単な構成で保持部材の変位方向を規制することができる。しかも、ケーシングの下方に力覚センサを設けているため、ケーシングを介して伝達された外力をそのまま検出することができるようになる。
また、このように保持部材を水平方向にスライドさせる場合、そのケーシングもしくは平面板との間の摩擦を低減させる摩擦低減手段を設けるようにする。
このようにすれば、小さな力で保持部材をスライドさせることによって簡単に変位検出センサを作動させることができ、また、力覚センサに不要な力を伝えるようなことがなくなる。
更に、保持部材を水平方向に変位させる場合、その水平方向の変位量を制限するような変位量制限部を設ける。
このようにすれば、変位検出センサの振り切れを防止することができ、安定してロボットを制御することができるようになる。
そして、このように変位量制限部を設ける場合、保持部材の変位の境界部分に衝撃緩和部材を設けるようにする。
このようにすれば、保持部材が大きく変位した場合であっても、衝撃緩和部材によってその衝撃を緩和することができ、力覚センサに激力が入力されることがなくなるので、安定してロボットを制御することができるようになる。
本発明では、人間の腕や荷物などの外部環境を保持するロボットのアームの先端近傍に設けられる外部環境の検出機構において、人間の腕や荷物などの外部環境を保持する保持部材と、前記アームに対して保持部材を水平方向へのみ変位させる変位方向規制部材と、前記アームと保持部材との間に設けられ、アームに対する保持部材の変位量を検出する変位検出センサと、保持部材から加えられる外力を検出する力覚センサとを具備するようにしたので、比較的重い荷物を保持した場合であっても、従来のように上下方向のリンク要素が倒れ込むようなことがなくなり、センサの振り切れによるロボットの不安定な動作を防止することができるようになる。しかも、リンク要素の倒れ込みを防止するためのバネなどを設ける必要がないため、小さな力で保持部材を変位させることができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本実施の形態におけるロボット1の全体図を示したものであり、図2は、そのアーム11の先端11aに取り付けられる検出機構12の拡大図を示したものである。また、図3は、図2における切欠断面図を示したものであり、図4は、保持部材13を変位させた状態を示したものである。
このロボット1は、人間の腕を下から支持しながら荷物の運搬を補助できるようにしたもので、ロボット本体10とインピーダンス制御装置20とを備えて構成される。このロボット本体10は、基本的な構成として、複数本のアーム11と、これらのアーム11を駆動する図示しないアクチュエータとを備える。そして、更に、この実施の形態では、アーム11の先端11a近傍に、人間の腕などの外部環境との相対的な変位量や外部環境からの外力を検出するための検出機構12を備えている。そして、このロボット1は、この検出機構12で検出した変位量や外力によってロボット本体10をインピーダンス制御できるようにしている。この検出機構12の具体的構成について説明する。
この検出機構12は、アーム11の先端11a近傍に取り付けられるもので、人間の腕を保持する保持部材13と、この保持部材13を載置するケーシング14とを備える。このケーシング14の内部には、図3に示すような変位検出センサ15が設けられ、また、このケーシング14とアーム11の先端11aとの間には力覚センサ17が設けられる。
保持部材13は、図1および図4に示すように、人間の腕を載置できるようにした湾曲部材13aを備えて構成される。この湾曲部材13aは、常に上方を開放させた状態にしており、これによって人間の腕を簡単に取り外しできるようにして、使用者に安堵感を与えられるようにしている。この保持部材13は、下向きU字状の架橋部材13eを介してベース部材13bに固定される。
ベース部材13bは、平面板によって構成されるもので、その中央部分に、変位検出センサ15のスティック15aを突出させるための円形の第一窓部13cを設けている。この第一窓部13cの内側には、十文字状に交叉する二本の線材13dが設けられ、また、これに対応して変位検出センサ15のスティック15a側にも、十文字状に交叉する深い切欠溝15bが設けられている。そして、これらの切欠溝15bと線材13dとを摺動可能に嵌め合わせることによって、第一窓部13cの中央に保持し、これによって保持部材13の自由な傾動を可能にしている。なお、このようにスティック15aの切欠溝15bに嵌め合わせるだけの構成であると、保持部材13がスティック15aから抜け外れてしまう可能性がある。このため、この実施の形態では、図4に示すように、線材13dとスティック15aの切欠溝15bの奥方との間にコイルスプリング15cを取り付けて保持部材13の抜けを防止している。但し、このコイルスプリング15cのバネ定数を大きくすると、保持部材13を変位させる際に大きな力が必要となってしまうため、可能な限りバネ定数を小さくしている。勿論、このような抜けを防止するためには、このようなコイルスプリング15cを用いることなく、切欠溝15bの上端部分を塞ぐなどしても良い。
このベース部材13bの下面には、スペーサ14aとの接触摩擦を低減させるための摩擦低減手段16が設けられる。この摩擦低減手段16は、ベアリングやテフロン(登録商標)などのように摩擦の少ない素材によって実現される。なお、図3および図4においては、ベース部材13bの下面にベアリングを配置した例を示している。
このスペーサ14aは、ケーシング14の上面に取り付けられるもので、その中央に第二窓部14bを設けている。このスペーサ14aの上面には、ベース部材13bと同様に、摩擦を低減させるための摩擦低減手段であるテフロンなどが設けられる。このスペーサ14aの中央に設けられる第二窓部14bは、スティック15aの変位を許容する大きさに設けられ、また、その境界部分にゴムなどの衝撃緩和部材14cが設けられる。この衝撃緩和部材14cは、スティック15aが第二窓部14bに接触した際における激力の発生を防止する。この衝撃緩和部材14cは、ウレタンやスポンジなどのような比較的柔らかい素材を用いるようにしても良い。
このケーシング14は、変位検出センサ15の筐体を構成するもので、その内部にスティック15aの傾動角度を検出するための機構が設けられる。このスティック15aによって検出された傾動角度は、インピーダンス制御装置20に出力され、そこで、その傾動角度に基づいてスティック15aの先端の位置が演算される。この変位検出センサ15は、本来、スティック15aのx、y、z方向の変位量を検出できるものであるが、この実施の形態では、スペーサ14aによりz方向の変位が規制されているため、x、y方向の変位のみを検出する。
また、このケーシング14の下方、すなわち、アーム11の先端11aとケーシング14の下面との間には、力覚センサ17が設けられる(図1参照)。この力覚センサ17は、保持部材13から入力された外力を検出するもので、x、y、z方向の外力や、x軸方向、y軸方向、z軸方向のトルクを検出する。
このように構成された検出機構12によって検出された変位や外力は、インピーダンス制御装置20に出力され、そこで、アクチュエータを駆動するための信号が生成される。このインピーダンス制御装置20の構成および制御方法について説明する。
インピーダンス制御装置20は、パーソナルコンピュータやサーボドライバなどを具備してなるもので、内蔵するCPUやメモリなどを用いて、図5に示す変位検出手段21、外力検出手段22、パラメータ設定手段23、演算手段24、制御手段25を機能させる。
このうち変位検出手段21は、変位検出センサ15からの信号に基づいて保持部材13の水平方向の変位を検出する。この検出に際しては、スティック15aの傾動角度を検出し、それに基づいてスティック15a先端の水平方向の変位量、
Δpx=D/tanθx (式1)
Δpy=D/tanθy (式2)
を演算する。ここでDはスティック15aの基端とベース部材13bまでの一定の高さであり、θxはx軸方向に対するスティック15aの傾動角度、θyはy軸方向に対する傾動角度である。これによりスティック15a先端の座標pR0は、
x軸方向;pR0x=Δpx+px (式3)
y軸方向;pR0y=Δpy+py (式4)
z軸方向;pR0z=pz (式5)
となる。ここで、px、py、pzはアーム11の先端11aのxyz座標の初期位置、もしくは、インピーダンス制御中に求められるアーム11の先端11aの座標位置である。
外力検出手段22は、アーム11の先端11aに設けられた力覚センサ17からの信号に基づいて外部環境の外力を検出する。この外力の検出を検出する際は、あらかじめサンプリング時間を設定し、このサンプリング時間毎に力覚センサ17の信号を読み出して、x軸方向、y軸方向、z軸方向の外力FHi(i=x、y、z)を検出する。この力覚センサ17で検出できる外力の閾値は、ノイズの影響によるロボット1の誤動作を防止できる程度の大きさに設定される。
パラメータ設定手段23は、インピーダンス制御に用いられる慣性係数MR、粘性係数DR、剛性係数KR(MR、DR、KRは3×3行列)のパラメータを設定するもので、ロボット1の手先の運動としてより適した値になるように設定される。
演算手段24は、変位検出手段21によって検出されたスティック15aの先端、正確には第一窓部13cの中心位置の座標位置pR0および外力検出手段22によって検出された外力FHを入力値とし、また、パラメータ設定手段23によって設定された慣性係数MR、粘性係数DR、剛性係数KRを用いてアーム11の先端11aの位置pR(px、py、pz速度pR'(p'x、p'y、p'z)、加速度pR"(p"x、p"y、p"z)を演算する。この演算は、インピーダンス特性の微分方程式(式6)を用いて行われる。
RpR"+DRpR'+KR (pR−pR0)=FH (式6)
そして、この(式6)を解く際、まずアーム11の関節角度などからアーム11の先端11aの位置pRを演算し、この(式6)を
pR"={FH−DRpR'−KR (pR−pR0)}/MR (式7)
の形に書き換え、さらにルンゲクッタ法などの数値積分によってアーム11の先端11aの動作速度pR'を求める。初期状態では、アーム11の先端11aの動作速度pR'、加速度pR"はゼロとなっているので、微少時間ごとに数値積分によって指令速度を求めることができる。
制御手段25は、このように算出された速度pR'に関する信号をサーボドライバを介してアクチュエータに出力し、フィードバック制御によってこの算出された位置pRにアーム11の先端11aを移動させるように制御する。
次に、ロボット1の制御方法について図6の制御線図を用いて説明する。
まず、ロボット1を制御するに際して、あらかじめ、パーソナルコンピュータの入力手段などを用いてインピーダンス制御の際の慣性係数MR、粘性係数DR、弾性係数KRを設定しておく。そして、この状態で保持部材13に人間の腕を載置し、パーソナルコンピュータからの指令によって、サンプリング時間毎に変位検出センサ15の変位量および力覚センサ17の外力を検出する。そして、これらの変位量および外力を入力値とし、(式7)用いて、アーム11の先端11aの位置pR、速度pR'、加速度pR"を算出する。そして、この算出された速度pR'をサーボドライバを介してアクチュエータに出力し、アーム11の先端11aの位置をその算出された位置pRに移動させるようフィードバック制御する。この制御においては、インピーダンス特性の微分方程式を用いているため、(pR−pR0)の項がゼロに近づくようにアーム11の先端11aの位置が移動する。すなわち、スティック15aの傾動角度θi(i=x、y)がゼロとなるようにアーム11の先端11aが動き、これによって、常にスティック15aが起立した状態となるように人間の腕の動きに追従する。
このように上記実施の形態によれば、アーム11の先端11a近傍に設けられ、人間の腕を保持する保持部材13と、アーム11に対して保持部材13を水平方向へのみ変位させるスペーサ14aと、アーム11と保持部材13との間に設けられ、アーム11に対する保持部材13の変位量を検出する変位検出センサ15と、保持部材13から加えられる外力を検出する力覚センサ17とを設けるようにしたので、人間が比較的重い荷物を保持した場合であっても、従来のように上下方向のリンク要素が倒れ込むようなことがなくなり、センサの振り切れによるロボットの不安定な動作を防止することができるようになる。しかも、リンク要素の倒れ込みを防止するためのバネなども設ける必要がないため、小さな力で保持部材を変位させることができるようになる。
また、変位検出センサ15を収納したケーシング14上にスペーサ14aを設けて、このスペーサ14aの水平面上で保持部材13を水平方向へのみ変位させるようにしたので、非常に簡単な構成で変位方向を制限することができる。しかも、ケーシング14の下方に力覚センサ17を設けているため、スペーサ14aとケーシング14を伝ってくる外力をそのまま検出することができるようになる。
また、このように保持部材13をスライドさせる場合、スペーサ14aとの間の摩擦を低減させるテフロンやベアリングなどの摩擦低減手段16を設けるようにしたので、小さな力で変位検出センサ15を作動させることができ、また、力覚センサ17に不要な力を伝えるようなことがなくなる。
更に、保持部材13を水平方向に変位させる場合、その水平方向の変位量を制限するような第二窓部14bを設けるようにしたので、変位検出センサ15の振り切れを防止することができ、安定してロボット1を制御することができるようになる
そして、このような第二窓部14bの周囲にゴムなどの衝撃緩和部材14cを設けるようにしたので、保持部材13が大きく変位した場合であっても、衝撃緩和部材14cによってその衝撃を緩和することができ、力覚センサ17に激力が入力されるようなことがなくなる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、円筒状のケーシング14の上にスペーサ14aを設けて、その上面で保持部材13をスライドさせるようにしているが、ケーシング14の水平な上面を利用して保持部材13をスライドさせるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、人間の腕を支持してその力を補助するロボット1を例に挙げて説明したが、これに限らず、ロボット1自身が運搬対象物を保持するような場合にも適用することができる。例えば、アーム11の先端11aに机などの運搬対象物を把持させるクランプ部材を取り付け、このクランプ部材によって机の一方側を把持させるとともに、他方側を人間が保持して、協働で机を運搬するような場合にも適用することができる。このような場合、ロボット1が重い机を持ち上げたとしても、スティック15aが傾動して振り切れてしまうようなことがないので、安定してロボットを制御しながら机を運搬することができるようになる。
本実施の形態におけるロボットの全体図 同形態におけるアームの先端の検出機構の拡大図 図2における切欠断面図 同形態における保持部材を変位させた状態を示す図 同形態におけるインピーダンス制御装置の機能ブロック図 同形態における制御線図 従来例におけるアームの先端の検出機構を示す図
符号の説明
1・・・ロボット
10・・・ロボット本体
11・・・アーム
11a・・・アームの先端
12・・・検出機構
13・・・保持部材
13a・・・湾曲部材
13b・・・ベース部材
13c・・・第一窓部
13d・・・線材
13e・・・架橋部材
14・・・ケーシング
14a・・・スペーサ
14b・・・第二窓部
14c・・・衝撃緩和部材
15・・・変位検出センサ
15a・・・スティック
15b・・・切欠溝
16・・・摩擦低減手段
17・・・力覚センサ

Claims (6)

  1. 人間の腕や荷物などの外部環境を保持するロボットのアームの先端近傍に設けられる外部環境の検出機構において、
    人間の腕や荷物などの外部環境を保持する保持部材と、
    前記アームに対して保持部材を水平方向へのみ変位させる変位方向規制部材と、
    前記アームと保持部材との間に設けられ、アームに対する保持部材の変位量を検出する変位検出センサと、
    保持部材から加えられる外力を検出する力覚センサとを具備してなることを特徴とする外部環境の検出機構。
  2. 前記変位方向規制部材が、水平な上面を有するケーシング、もしくは、当該ケーシング上に取り付けられる水平面を有するスペーサで構成されるものであり、当該ケーシングの内部に前記変位検出センサを設けるとともに、当該ケーシングとアームとの間に前記力覚センサを設けるようにした請求項1に記載の外部環境の検出機構。
  3. 前記保持部材と前記ケーシング、もしくは、前記保持部材とスペーサとの間の摩擦を低減させる摩擦低減手段を設けた請求項2に記載の外部環境の検出機構。
  4. 前記保持部材の水平方向の変位量を制限する変位量制限部を設けた請求項1に記載の外部環境の検出機構。
  5. 前記変位量制限部に、衝撃緩和部材を設けた請求項4に記載の外部環境の検出機構。
  6. 請求項1から5に記載の外部環境の検出機構を備えたロボット。
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