JP2006246381A - 通信装置および通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パケットの連鎖として所望データを送受信する場合において、通信処理を良好に実行できる通信装置および通信方法を提供する。
【解決手段】 パケットデータ解析部66は、受信されたパケットデータのデータ形式を識別する。受信されたパケットデータが通常のパケットデータであると判断される場合、この通常のパケットデータはRAM12の受信バッファ12bに格納される。一方、受信されたパケットデータがダミーパケットデータであると判断される場合、このダミーパケットデータは、RAM12に格納されることなく破棄される。これにより、受信側の複合機1はダミーパケットデータを受信することによって、送信側の複合機1との間で接続状態が維持されていると判断することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 パケットデータ解析部66は、受信されたパケットデータのデータ形式を識別する。受信されたパケットデータが通常のパケットデータであると判断される場合、この通常のパケットデータはRAM12の受信バッファ12bに格納される。一方、受信されたパケットデータがダミーパケットデータであると判断される場合、このダミーパケットデータは、RAM12に格納されることなく破棄される。これにより、受信側の複合機1はダミーパケットデータを受信することによって、送信側の複合機1との間で接続状態が維持されていると判断することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、パケットの連鎖として通信データを送受信する通信装置および通信方法に関する。
従来より、処理の優先度に基づいて、データの処理を中止させたりデータの伝送を取りやめることにより、端末の負荷やネットワークの負荷を低減させることができる送信装置および受信装置が知られている(例えば、特許文献1)。
ところで、送信側および受信側の装置の間で通信処理が行われる場合において、送信側の装置から所定時間データが伝送されないと、受信側の装置は、回線が切断されたものと判断し、送信側の装置との接続状態を解除する処理を実行する。
しかし、送信側の装置の処理負荷やネットワークの負荷を低減させるために送信側からデータが伝送されていない場合、特許文献1の受信装置は、データの送受信処理が完了する前であっても回線が切断されたものと誤って判断する場合がある。その結果、送信側から受信側の装置に向けて正しくデータを伝送できないという問題が生ずる。
そこで、本発明では、パケットの連鎖として所望データを送受信する場合において、通信処理を良好に実行できる通信装置および通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、パケットの連鎖として所望データを送信する通信装置であって、前記通信データに基づいて複数の第1のパケットを生成する第1の生成部と、ダミーデータに基づいて第2のパケットを生成する第2の生成部と、前記第1および前記第2のパケットを受信側の装置に向けて送信する送信部と、を備え、前記第2の生成部は、前記第1および前記第2のパケットのいずれかが送信されてから所定時間が経過した後に前記第2のパケットを生成することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前記所望データは、受信側の装置に送信される通信データであることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前記所望データは、受信側の装置で受信された通信データの受信状況を示す応答情報であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、パケットの連鎖として所望データを受信する通信装置であって、送信側の装置から送信される複数のパケットを受信する受信部と、前記所望データに基づいて生成された第1のパケットと、ダミーデータに基づいて生成された第2のパケットとを識別する解析部と、を備え、前記受信部で前記第2のパケットが受信された場合、前記第2のパケットは破棄されることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、パケットの連鎖として所望データを送信する通信方法であって、(a) 前記通信データに基づいて複数の第1のパケットを生成する工程と、(b) ダミーデータに基づいて第2のパケットを生成する工程と、(c) 前記第1および前記第2のパケットを送信する工程と、を備え、前記工程(b)は、前記第1のパケットが送信されてから所定時間が経過した後に前記第2のパケットを生成することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、パケットの連鎖として所望データを受信する通信方法であって、(a) 送信側の装置から送信される複数のパケットを受信する工程と、(b) 前記所望データに基づいて生成された第1のパケットと、ダミーデータに基づいて生成された第2のパケットとを識別する工程と、(c) 前記(b)工程において、前記第2のパケットが受信された判断される場合には、前記第2のパケットを破棄する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項1ないし請求項3、および請求項5に記載の発明によれば、第1および第2のパケットが送信された後、所定時間が経過するまでに第1のパケットが送信されていない場合に、第2のパケットを受信側の装置に向けて送信することができる。これにより、第1のパケットの送信が中断した場合であっても、第2のパケットにより通信処理を継続することができる。そのため、受信側の装置から回線が切断されて、通信装置と受信側の装置との接続状態が解除されることを防止できる。
請求項4、および請求項6に記載の発明によれば、第1および第2のパケットを受信することができる。そのため、第1のパケットの送信が中断した場合であっても、第2のパケットを受信することによって送信側の装置との間ので接続状態が維持されていると判断することができる。
また、請求項4、および請求項6に記載の発明によれば、通信装置は、送信側の装置から送信される第1のパケットと第2のパケットとを識別することができる。そのため、通信装置は、第2のパケットを受信した場合、この第2のパケットは所望データに基づいて作成されたパケットでないものとして破棄することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.装置の構成>
図1は、本実施の形態における通信システム100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信システム100は、主として、複合機1(1a、1b)と、情報処理装置5と、を備え、各装置1、5は、インターネット7を介して相互に接続される。
図1は、本実施の形態における通信システム100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信システム100は、主として、複合機1(1a、1b)と、情報処理装置5と、を備え、各装置1、5は、インターネット7を介して相互に接続される。
情報処理装置5は、いわゆるパーソナルコンピュータやワークステーションによって構成される端末装置である。情報処理装置5にインストールされたソフトウェアを操作することにより、情報処理装置5の使用者は、例えば電子メールの送受信処理を実行できる。
図2は、本発明の実施の形態における複合機1の全体構成の一例を示す図である。複合機1は、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、またはこれらの機能を複合させた通信装置である。
また、複合機1は、インターネットFAXの機能も有する。すなわち、複合機1は、スキャナ21によって取り込まれた文書をインターネット7に接続された別の複合機1に向けて送信したり、インターネット7に接続された別の複合機1から送信される文書を受信する機能、および、スキャナ21によって取り込まれた文書を電子メールとしてインターネット7に接続された情報処理装置5に送信したり、情報処理装置5から送信される電子メールを受信する機能も有する。
図2に示すように、複合機1は、主として、スキャナ21と、パケットデータ生成部61と、ダミーパケットデータ生成部62と、パケットデータ解析部66と、通信部69と、を備える。
スキャナ21は、複合機1に画像データを入力する画像入力部として使用される。スキャナ21から取り込まれて2値化された画像データは、CODEC23によって符号化(圧縮)され、画像メモリ16に格納される。ここで、CODEC23による符号化としては、例えば、MH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified MR)、および、JBIG(Joint Bi-level Image experts Group)のいずれかの方式が採用される。
モデム32は、画像メモリ16に格納されたデジタルデータ(画像データ)を音声信号に変換したり、複合機1の外部から送信される音声データをデジタルデータに変換する。NCU31は、公衆電話交換回線網に複合機1を接続する際に必要となる機器であり、発着信やダイヤル制御を行う。
プリント用CODEC43は、符号化されて画像メモリ16に格納された画像データを復号化(伸張)する。プリント用CODEC43で復号化され、2値のビットマップデータとされた画像データは、プリント画像処理回路42でスムージングや解像度変換等の処理を受ける。そして、プリント画像処理回路42において所定の処理が施された画像データは、シリアルのデータ列として印刷部(図示省略)に出力され、印刷媒体に印刷される。ここで、プリント用CODEC43による復号化としては、上述のMH、MR、MMR、および、JBIGのいずれかの方式が採用される。
表示部51は、いわゆる液晶ディスプレイによって構成されており、指や専用のペンで画面に触れることにより、画面上の位置を指定することができる「タッチパネル」としての機能を有する。したがって、使用者は、表示部51に表示された内容に基づき、表示部51の「タッチパネル」機能を使用した指示を行うことにより、複合機1に対して所定の動作を実行させることができる。このように、表示部51は、複合機1に所定のデータの入力を可能とする入力部としても使用される。
操作部52は、いわゆるキーパッドによって構成される入力部である。使用者は、表示部51の表示内容に基づいた入力作業を行うことにより、複合機1に対して所定の動作を実行させることができる。
ここで、本実施の形態の複合機1では、インターネット7を経由して接続された別の複合機1との間でファクシミリ通信する場合、通常、RTPによって通信データを送受信する。この場合、受信側の複合機1は、送信側の複合機1から所定時間、通信データが送信されない場合、回線が切断されたものと判断し、送信側の装置との接続状態を解除する処理を実行する。
しかし、送信側の装置やインターネット7の負荷を低減させるため、送信側の装置が、通信データの変換処理(符号化および復号化処理)や、通信データの送信処理を一時的に停止させている場合、受信側の装置では、回線が切断されたものと誤って判断する場合がある。その結果、送信側の装置から受信側の装置に向けて正しくデータを伝送できないという問題が生ずる。
そこで、本実施の形態の複合機1では、パケットデータ生成部61、ダミーパケットデータ生成部62、およびパケットデータ解析部66を備えることにより、上述の問題を解決している。
パケットデータ生成部61は、通信データを送信する際に使用される要素であり、画像メモリ16に格納された通信データ(画像データ)をRTPによって送信可能なデータ(パケットデータ75)に変換する。そして、パケットデータ生成部61によって生成されたパケットデータ75は、RAM12の送信バッファ12aに格納される。
ダミーパケットデータ生成部62は、通信データを送信する際に使用される要素であり、パケットデータ75とはデータ形式の異なるダミーパケットデータ78を生成する。
ここで、ダミーパケットデータ生成部62は、送信側の複合機1の処理負荷等によって送信すべきパケットデータ75が送信バッファに格納されておらず、かつ、前回パケットデータ75を送信してから所定時間Tが経過した場合に、ダミーパケットデータ78を作成する。そして、生成されたダミーパケットデータ78は、通信部69によって受信側の複合機1に送信される。
パケットデータ解析部66は、通信データを受信する際に使用される要素であり、受信されたパケットデータのデータ形式を識別する。すなわち、受信されたパケットデータがパケットデータ生成部61で作成された通常のパケットデータ(以下、「通常パケットデータ」とも呼ぶ)75であると判断される場合、この受信された通常パケットデータ75は、RAM12の受信バッファ12bに格納される。一方、受信されたパケットデータがダミーパケットデータ生成部62で作成されたダミーパケットデータ78であると判断される場合、このダミーパケットデータ78は、RAM12に格納されることなく破棄される。
したがって、本実施の形態において、処理負荷等のために送信側の複合機1から通常パケットデータ75が送信されず、受信側の複合機1が通常パケットデータ75を受信できない場合であっても、受信側の複合機1は通常パケットデータ75の代わりにダミーパケットデータ78を受信できる。
これにより、受信側の複合機1は、送信側の複合機1からの通常パケットデータ75の送信が中断した場合であっても、ダミーパケットデータ78を受信することにより、送信側の複合機1との間で接続状態が維持されていると判断することができる。そのため、受信側の複合機1が回線を誤って切断することを防止でき、送信側から受信側へのデータ伝送を良好に実行できる。
応答情報生成部67は、通信データを受信する際に使用される要素であり、受信された通常パケットデータ75の受信状況に基づいて、所定の応答情報を生成する。例えば、パケットデータ75が正しく受信されたと判断される場合、応答情報生成部67は、正しく受信処理がなされた旨の応答情報を生成する。これに対して、パケットデータ75が正しく受信されていないと判断される場合、応答情報生成部67は、送信側の複合機1に再送処理を要求する旨の応答情報を生成する。
通信データ結合部65は、通信データを受信する際に使用される要素であり、受信バッファ12bに格納された複数のパケットデータ75を結合して通信データを再構築する。再構築された通信データは、画像メモリ16に格納される。
応答情報解析部63は、通信データを送信する際に使用される要素であり、受信側の複合機1から送信された応答情報を解析する。そして、応答情報の内容が再送要求の場合、応答情報解析部63は、再送すべき通常パケットデータ75を受信側の複合機1に向けて送信させる。このように、応答情報解析部63は、通常パケットデータ75の受信状況を判断する判断部として使用される。
通信部69は、RTPに基づき、パケットデータ生成部61にて生成された複数の通常パケットデータ75を受信側の複合機1に送信する。また、受信側の複合機1から送信された応答情報を受信する。すなわち、通信部69は、送信部および受信部として使用される。
RAM12は、読み書き自在のメモリである。RAM12は、パケットデータ生成部61で生成された通常パケットデータ75を格納する送信バッファ12aと、送信側の複合機1から送信された通常パケットデータ75を格納する受信バッファ12bと、を備える。画像メモリ16は、読み書き自在のメモリであり、スキャナ21やモデム32を介して複合機1に入力された画像データ、および通信部69を介して複合機1に入力された通信データが格納される。
ROM13は、読出し専用メモリーであり、MPU(Micro Processing Unit)11は、ROM13に格納されたプログラムに従った制御を実行する。また、MPU11は、ROM13、パケットデータ生成部61、ダミーパケットデータ生成部62、応答情報解析部63、通信データ結合部65、パケットデータ解析部66、応答情報生成部67、および通信部69等と信号線15を介して電気的に接続される。したがって、MPU11は、このプログラムに従って、通信データの送信処理や受信処理を所定のタイミングで実行できる。
なお、本実施の形態において、複合機1の動作を制御するプログラムはROM13に格納されているが、これに限定されるものでない。例えば、読み書き自在の不揮発性メモリであるフラッシュメモリに、当該プログラムを格納してもよい。
<2.通信データの送信手順>
図3は、本実施の形態における通信データの送受信状況を説明するための図である。図4は、本実施の形態における通信データの送信手順を示すフローチャートである。ここでは、図3および図4を参照しつつ、送信側および受信側の複合機1の間で実行される通信データの送信手順について説明する。
図3は、本実施の形態における通信データの送受信状況を説明するための図である。図4は、本実施の形態における通信データの送信手順を示すフローチャートである。ここでは、図3および図4を参照しつつ、送信側および受信側の複合機1の間で実行される通信データの送信手順について説明する。
なお、図3において、各パケットデータ75の内側に記載された英数字は、各パケットデータ75の送信順序を示す便宜的なものであり、参照符号を意味しない。例えば、「P(n)」が記載されたパケットデータ75は、通信データのうちn番目に送信される通常パケットデータ75を示す。
また、図3において、送信側の複合機1(1a)の送信バッファ12aと時間軸tとの間に配置されたパケットデータ(すなわち、通常パケットデータ75およびダミーパケットデータ78)は、対応する時刻tに送信側の複合機1aから送信されることを示す。例えば、英数字「P(n)」が記載された通常パケットデータ75は、時刻tnに送信される。また、ダミーパケットデータ78は、時刻tdに送信される。このように、時間軸tと送信バッファ12aとの間に配置された通常パケットデータ75は、時間軸上に示される送信時刻tと対応付けて配置される。
さらに、複合機1は、送信手順を実行している際でも、受信側の複合機1から送信される応答情報を受信できるものとする。
本送信手順では、まず、送信すべき通常パケットデータ75が、RAM12の送信バッファ12aに格納されているか否かについて確認される(S101)。送信すべき通常パケットデータ75が送信バッファ12aに格納されている場合、この通常パケットデータ75は、受信側の複合機1に向けて送信される。
これに対して、例えば、画像データを符号化(圧縮)する処理に時間を要し、その結果、パケットデータ生成部61による通常パケットデータ75の生成が間に合わないために送信すべき通常パケットデータ75が送信バッファ12aに格納されていない場合、前回にパケットデータ(通常パケットデータ75およびダミーパケットデータ78)を送信してから所定時間Tが経過しているか否かについて確認される(S102)。
前回の送信から所定時間Tが経過していると判断される場合、ダミーパケットデータ生成部62によってダミーパケットデータ78が作成される。そして作成されたダミーパケットデータ78は、受信側の複合機1に向けて送信される(S103)。一方、前回の送信から所定時間Tがまだ経過していないと判断される場合、ステップS101に戻る。
そして、通信データに基づいて作成されたパケットデータ75のすべてにつき、送信(再送も含む)が終了すると、本送信手順が完了する。
このように、本実施の形態の通信データの送信手順において、送信側の複合機1は、前回パケットデータが送信されてから所定時間Tが経過するまでに送信すべき通常パケットデータ75が送信バッファ12aに格納されず、その結果、通常パケットデータ75を受信側の複合機1に送信できない場合であっても、ダミーパケットデータ78を送信することができる。これにより、送信側の複合機1は、通常パケットデータ75の送信が中断した場合であっても、ダミーパケットデータ78により通信処理を継続することができる。そのため、送信側の複合機1は、受信側の複合機1から回線が切断され、受信側の装置との接続状態が解除されることを防止できる。
<3.通信データの受信手順>
図5は、本実施の形態における通信データの受信手順を示すフローチャートである。ここでは、図3および図5を参照しつつ、送信側および受信側の複合機1の間で実行される通信データの受信手順について説明する。
図5は、本実施の形態における通信データの受信手順を示すフローチャートである。ここでは、図3および図5を参照しつつ、送信側および受信側の複合機1の間で実行される通信データの受信手順について説明する。
本受信手順では、送信側の複合機1からパケットの連鎖として連続して送信されるパケットデータ(通常パケットデータ75およびダミーパケットデータ78)が、順次、通信部69で受信される(S201)。
パケットデータ解析部66によって受信されたパケットデータが通常パケットデータ75であると判断される場合、この通常パケットデータ75は、受信バッファ12bに格納される(S203)。一方、受信されたパケットデータがダミーパケットデータ78の場合、受信されたダミーパケットデータ78は、受信バッファ12bに格納されることなく破棄される。
そして、通信データに基づいて作成されたすべての通常パケットデータ75につき、受信(再送要求した通常パケットデータ75の受信も含む)が終了すると、本受信手順が完了する。
このように、本実施の形態の複合機1は、通常パケットデータ75と、ダミーパケットデータ78とを受信することができる。そのため、通常パケットデータ75を受信できない場合であっても、ダミーパケットデータ78を受信することにより、送信側の複合機1との間で接続状態が維持されていると判断することができる。
また、複合機1は、通常パケットデータ75と、ダミーパケットデータ78を識別することができる。そのため、ダミーパケットデータ78を受信した場合、通信データに基づいて作成されたパケットでないものとして、破棄することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)本実施の形態において、複数の複合機1の間で実行されるデータ通信について説明したが、これに限定されるものでなく、複合機1と情報処理装置5との間でも同様な手順により、通信データの送受信を実行できる。
例えば、複合機1から情報処理装置5に通信データを送信する場合は、以下の手順により送信処理を実行することが可能である。まず、複合機1は、通信データを情報処理装置5で受信可能な電子メール形式のデータに変換する。次に、この変換後のデータをパケットデータ生成部61によって通常パケットデータ75に変換する。そして、変換後の通常パケットデータ75のすべてが送信先の情報処理装置5へ送信されることにより、通信データの送信処理が完了する。
(2)また、本実施の形態において、複数のパケットデータとして送受信されるものは通信データ(画像データ)、すなわち、送受信の目的となるデータを対象として説明したが、これに限定されるものではない。送受信の対象となる所望データは、例えば、応答情報のような制御データ、すなわち、送受信の目的となるデータに付随して送受信されるデータであってもよい。
(3)さらに、本実施の形態において、RTPにより送受信処理が行われるものとして説明したが、パケットデータの通信方式はこれに限定されるものでない。本実施の形態の送信および受信手順は、受信確認応答処理や再送処理を行わない他の通信方式にも適用することができる。
1(1a、1b) 複合機
5 情報処理装置
7 インターネット
12 RAM
12a 送信バッファ
12b 受信バッファ
61 パケットデータ生成部
62 ダミーパケットデータ生成部
66 パケットデータ解析部
69 通信部
75 パケットデータ
78 ダミーパケットデータ
5 情報処理装置
7 インターネット
12 RAM
12a 送信バッファ
12b 受信バッファ
61 パケットデータ生成部
62 ダミーパケットデータ生成部
66 パケットデータ解析部
69 通信部
75 パケットデータ
78 ダミーパケットデータ
Claims (6)
- パケットの連鎖として所望データを送信する通信装置であって、
(a) 前記通信データに基づいて複数の第1のパケットを生成する第1の生成部と、
(b) ダミーデータに基づいて第2のパケットを生成する第2の生成部と、
(c) 前記第1および前記第2のパケットを受信側の装置に向けて送信する送信部と、
を備え、
前記第2の生成部は、前記第1および前記第2のパケットのいずれかが送信されてから所定時間が経過した後に前記第2のパケットを生成することを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置において、
前記所望データは、受信側の装置に送信される通信データであることを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置において、
前記所望データは、受信側の装置で受信された通信データの受信状況を示す応答情報であることを特徴とする通信装置。 - パケットの連鎖として所望データを受信する通信装置であって、
(a) 送信側の装置から送信される複数のパケットを受信する受信部と、
(b) 前記所望データに基づいて生成された第1のパケットと、ダミーデータに基づいて生成された第2のパケットとを識別する解析部と、
を備え、
前記受信部で前記第2のパケットが受信された場合、前記第2のパケットは破棄されることを特徴とする通信装置。 - パケットの連鎖として所望データを送信する通信方法であって、
(a) 前記通信データに基づいて複数の第1のパケットを生成する工程と、
(b) ダミーデータに基づいて第2のパケットを生成する工程と、
(c) 前記第1および前記第2のパケットを送信する工程と、
を備え、
前記工程(b)は、前記第1のパケットが送信されてから所定時間が経過した後に前記第2のパケットを生成することを特徴とする通信方法。 - パケットの連鎖として所望データを受信する通信方法であって、
(a) 送信側の装置から送信される複数のパケットを受信する工程と、
(b) 前記所望データに基づいて生成された第1のパケットと、ダミーデータに基づいて生成された第2のパケットとを識別する工程と、
(c) 前記(b)工程において、前記第2のパケットが受信された判断される場合には、前記第2のパケットを破棄する工程と、
を備えることを特徴とする通信方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013048485A (ja) * | 2012-11-05 | 2013-03-07 | Kyocera Corp | 送信装置 |
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2005
- 2005-03-07 JP JP2005062787A patent/JP2006246381A/ja active Pending
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