JP2007288638A - 画像形成装置および情報処理装置 - Google Patents

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JP2007288638A JP2006115243A JP2006115243A JP2007288638A JP 2007288638 A JP2007288638 A JP 2007288638A JP 2006115243 A JP2006115243 A JP 2006115243A JP 2006115243 A JP2006115243 A JP 2006115243A JP 2007288638 A JP2007288638 A JP 2007288638A
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Abstract

【課題】 読み取られたカラー画像データを良好にモノクロ画像データに変換することができる画像形成装置および情報処理装置を提供する。
【解決手段】 スキャナ部41によってカラー画像データが読み取られた場合、通信制御部71は、この画像データを格納装置に送信させる。次に、使用者によって出力すべき画像データが選択された場合において、その選択された画像データがカラー画像データの場合には、通信制御部71は、格納装置から情報処理装置にカラー画像データを送信させる。そして、情報処理装置で変換されたモノクロ画像データが画像形成装置1で受信されると、画像形成装置1は、この変換後のモノクロ画像データについて出力処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置および情報処理装置に関するもので、特に、画像形成装置で読み取られたカラー画像データの変換手法に関する。
従来より、原稿をカラー画像として読み取った場合に、このカラー画像を一旦モノクロ画像に変換した後、変換後のモノクロ画像データをファクシミリ送信する装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−218257号公報
したがって、特許文献1の装置では、カラー画像データをモノクロ画像データに変換することが必要となる。例えば、ハードウェアによって画像変換機能を実現する場合には、変換専用のLSI(Large Scale Integration)が別途必要となり、装置の製造コストが増大するという問題が生ずる。一方、ソフトウェアによって画像変換機能を実現する場合には、制御部の処理コストが増大するという問題が生ずる。
また、特許文献1の装置の記憶部には、読み取られたカラー画像データが一旦格納されることになる。その結果、記憶部の記憶容量を増大させることが必要となり、装置の製造コストが増大するという問題が生ずる。
そこで、本発明では、読み取られたカラー画像データを良好にモノクロ画像データに変換することができる画像形成装置および情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、ネットワークを介して接続された画像形成装置との間でデータ通信可能な通信部と、前記画像形成装置で読み取られたカラー画像データを記憶可能な記憶部と、前記カラー画像データが前記記憶部に記憶されているか否かを監視する監視部と、前記カラー画像データが記憶されていると前記監視部によって判断される場合に、前記カラー画像データを前記画像形成装置での出力処理に応じたモノクロ画像データに変換する変換部と、を備え、前記通信部は、前記変換部によって変換されたモノクロ画像データを前記画像形成装置に送信することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、原稿からカラー画像データを読み取る読取部と、ネットワークを介して接続された情報処理装置との間でデータ通信可能な通信部と、前記読取部によって読み取られたカラー画像データにつき、該カラー画像データに基づいた出力処理を実行する出力部と、前記情報処理装置との間で実行されるデータ通信を制御し、前記読取部によって読み取られたカラー画像データを前記情報処理装置側に送信させる処理と、前記情報処理装置で変換された画像データを受信させる処理と、を実行可能とする通信制御部と、を備え、前記情報処理装置は、前記通信部によって送信されたカラー画像データを、前記出力部での出力処理に応じたモノクロ画像データに変換し、前記出力部は、前記情報処理装置で変換されたモノクロ画像データを出力可能なことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記通信制御部は、前記読取部によって読み取られたカラー画像データを、ネットワークを介して接続された格納装置に送信させる処理と、入力部からの指示に基づき、前記格納装置に格納されたカラー画像データを、前記格納装置から前記情報処理装置に送信させる処理と、を実行可能とされていることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記通信制御部は、前記読取部によって読み取られたカラー画像データを前記情報処理装置に送信させる処理を実行可能とされていることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記出力部は、前記モノクロ画像データをファクシミリ送信可能なことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記出力部は、前記モノクロ画像データを印刷可能なことを特徴とする。
請求項1ないし請求項6に記載の発明によれば、情報処理装置は、画像形成装置で読み取られたカラー画像データをモノクロ画像データに変換するとともに、変換されたモノクロ画像データを画像形成装置に送信する。すなわち、画像形成装置では、カラー画像データをモノクロ画像データに変換する必要がない。
そのため、画像形成装置に画像変換専用のハードウェアを設ける必要がなく、画像形成装置の製造コストを低減させることができる。また、画像形成装置でソフトウェア的に画像変換機能を実現する必要がなく、画像形成装置での処理コストを低減させることができる。さらに、記憶部にカラー画像データを格納するための格納領域、および画像変換用の作業領域を設ける必要がなく、その結果、記憶部の記憶容量を増大させる必要がなく、装置の製造コストが増大することを抑制できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1.1.画像形成システム、格納装置、および画像形成システムの構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成システム800の構成の一例を示すブロック図である。画像形成システム800は、原稿から読み取られた画像データに基づいて、ファクシミリ送信または印刷処理等の出力処理を実行可能なシステムである。
図1に示すように、画像形成システム800は、主として、画像形成装置1と、格納装置100と、情報処理装置200と、を備えている。また、画像形成装置1、格納装置100、および情報処理装置200のそれぞれは、LAN(Local Area Network)等のネットワーク500を介して電気的に接続されている。
画像形成装置1は、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、またはこれらの機能を複合させた複合機である。本実施の形態では、画像形成装置1によって原稿から画像データが読み取られ、その読み取られた画像データに基づいて出力処理が実行される。なお、画像形成装置1の詳細な構成については、後述する。
格納装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置や、ネットワーク500に直接接続可能なファイルサーバによって構成される。図1に示すように、格納装置100は、主として、大容量記憶部117と、通信部125と、を備えている。
通信部125は、ネットワーク500を介して接続された画像形成装置1および情報処理装置200との間でデータ通信を実行するLANインタフェースである。例えば、通信部125は、画像形成装置1から送信されるカラー画像データを受信する。
大容量記憶部117は、いわゆるハードディスクドライブやシリコンディスクドライブのように、RAM112と比較して大きな記憶容量を持つ記憶部である。大容量記憶部117には、例えば、画像形成装置1で読み取られ、画像形成装置1から送信された画像データ(特に、カラー画像データ)、および画像形成装置1で作成された変換情報が一時的に格納される。
ここで、変換情報とは、情報処理装置200の変換部273がカラー画像データをモノクロ画像データに変換する際に参照される情報である。また、変換情報の格納先は大容量記憶部117に限定されず、RAM112であってもよい。
RAM112は、読み書き自在の不揮発性メモリである。ROM113は、読出し専用メモリーであり、MPU111は、ROM113に格納されたプログラムに従った制御を実行する。また、MPU111、ROM113、大容量記憶部117、および通信部125のそれぞれは、信号線115を介して電気的に接続されている。したがって、MPU111は、このプログラムに従って、例えば、カラー画像データの送受信処理等を所定のタイミングで実行することができる。
情報処理装置200は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等によって構成されており、画像形成装置1で読み取られたカラー画像データをモノクロデータに変換する処理を実行する。図1に示すように、情報処理装置200は、主として、大容量記憶部217と、通信部225と、監視部272と、変換部273と、を備えている。
通信部225は、ネットワーク500を介して接続された画像形成装置1および格納装置100との間でデータ通信可能なLANインタフェースである。例えば、通信部225は、画像形成装置1や格納装置100から送信されるカラー画像データを受信する。
大容量記憶部217は、大容量記憶部117と同様に、ハードディスクドライブやシリコンディスクドライブのようにRAM212と比較して大きな記憶容量を持つ記憶部である。大容量記憶部217には、画像形成装置1で読み取られたカラー画像データが記憶可能とされている。
監視部272は、カラー画像データが大容量記憶部217に記憶されているか否かを監視する。変換部273は、カラー画像データが大容量記憶部217に記憶されていると監視部272によって判断される場合に、このカラー画像データをモノクロ画像データに変換する処理を実行する。ここで、格納装置100からは、カラー画像データだけでなく、画像形成装置1で作成された変換情報も送信され、この変換情報は、RAM212または大容量記憶部217に格納される。
これにより、変換部273は、この変換情報を参照しつつ変換処理を実行することにより、大容量記憶部217に格納されているカラー画像データを、画像形成装置1での出力処理に応じたモノクロ画像データに変換可能とされている。
例えば、変換情報にファクシミリ通信に対応したモノクロ画像データを生成すべき旨の命令が含まれている場合には、変換部273は、ファクシミリ送信用のモノクロ画像データを生成する。また、変換情報に印刷処理に対応したモノクロ画像データを生成すべき旨の命令が含まれている場合には、変換部273は、印刷処理用のモノクロ画像データを生成する。そして、変換されたモノクロ画像データは、通信部225によって画像形成装置1に送信される。
RAM212は、読み書き自在の不揮発性メモリである。ROM213は、読出し専用メモリーであり、MPU211は、ROM213に格納されたプログラムに従った制御を実行する。また、MPU211、ROM213、大容量記憶部217、監視部272、および変換部273等のそれぞれは、信号線215を介して電気的に接続されている。したがって、MPU211は、このプログラムに従って、例えば、監視部272による監視処理や変換部273による画像の変換処理等を所定のタイミングで実行することができる。
<1.2.画像形成装置の構成>
図2は、第1の実施の形態における画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置1は、主として、NCU21と、モデム22と、通信部25と、スキャナ部41と、記録部51と、通信制御部71と、を備えている。
モデム22は、画像メモリ16に格納されたデジタルデータ(画像データ)を音声信号に変換したり、画像形成装置1の外部からの送信されて画像形成装置1で受信された音声信号をデジタルデータに変換する。NCU21は、公衆電話交換回線網に画像形成装置1を接続する際に必要となる機器であり、発着信やダイヤル制御を行う。
したがって、画像形成装置1は、モデム22によってファクシミリ通信に対応したモノクロ画像データを音声信号に変換し、NCU21によって相手先の画像形成装置と接続することにより、相手先の画像形成装置に、ファクシミリ送信することができる。すなわち、NCU21およびモデム22は、モノクロ画像データをファクシミリ送信(出力)可能な出力部20として使用される。
通信部25は、ネットワーク500を介して接続された格納装置100および情報処理装置200との間でデータ通信可能なLANインタフェースである。例えば、通信部25は、格納装置100または情報処理装置200(以下、「情報処理装置側」とも呼ぶ)にカラー画像データを送信する。
スキャナ部41は、原稿からモノクロ画像データまたはカラー画像データを読み取る読取部である。スキャナ部41によって読み取られた画像データがカラー画像データの場合には、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、またはPDF(Portable Document Format)形式に変換された後、格納装置100または情報処理装置200に送信される。
一方、スキャナ部41によって読み取られた画像データがモノクロ画像データの場合には、スキャナ部41から取り込まれて2値化された画像データは、CODEC61によって符号化(圧縮)され、画像メモリ16に格納される。ここで、CODEC61による符号化には、例えば、MH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified MR)、および、JBIG(Joint Bi-level Image experts Group)のいずれかの方式が採用される。
記録部51は、電子写真方式により、静電潜像に基づいたトナー画像を記録紙に記録する画像形成部である。例えば、記録部51は、スキャナ部41によって読み取られた画像データに基づいたトナー画像を感光体ドラム(図示省略)に形成し、このトナー画像を記録紙に転写する。
ここで、記録部51によって記録される画像データとしては、例えば、情報処理装置200によってカラー画像データから変換され、画像メモリ16に格納されたモノクロ画像データ、または、CODEC61によって符号化されて画像メモリ16に格納されたモノクロ画像データが使用される。そして、画像メモリ16のモノクロ画像データは、CODEC61によって復号(伸張)され、シリアルのデータ列として記録部51に出力される。
このように、記録部51は、モノクロ画像データを印刷可能な出力部として使用される。なお、CODEC61による復号には、上述のMH、MR、MMR、および、JBIGのいずれかの方式が採用される。
表示部63は、いわゆる液晶ディスプレイによって構成されており、指や専用のペンで画面に触れることによって画面上の位置を指定できる「タッチパネル」としての機能を有する。したがって、画像形成装置1の使用者(以下、単に「使用者」と呼ぶ)は、表示部63に表示された内容に基づき、表示部63の「タッチパネル」機能を使用した指示を行うことによって、画像形成装置1に対して所定の動作を実行させることができる。このように、表示部63は入力部としても使用される。
操作部64は、いわゆるキーパッドによって構成される入力部である。使用者は、表示部63の表示内容に基づいた入力作業を行うことにより、画像形成装置1に対して所定の動作を実行させることができる。
通信制御部71は、画像形成装置1、格納装置100、および情報処理装置200との間で実行される画像データの通信を制御する。例えば、通信制御部71は、スキャナ部41によって読み取られたカラー画像データを情報処理装置側に送信させる処理を実行する。また、格納装置100で変換され、格納装置100から送信されるモノクロ画像データを通信部25に受信させる処理を実行する。
RAM112は、読み書き自在の不揮発性メモリである。RAM112には、例えば、文書管理データベース12aが格納される。画像メモリ16は、RAM12と同様に、読み書き自在のメモリである。画像メモリ16には、例えば、CODEC61によって符号化されたモノクロ画像データや、情報処理装置200によって変換されたモノクロ画像データが格納される。
ここで、文書管理データベース12aについて説明する。図3は、文書管理データベース12aのデータ構成の一例を示す図である。文書管理データベース12aは、スキャナ部41によって原稿の画像データが読み取られたときに、その読み取られた画像データに関する情報が格納される。図3に示すように、文書管理データベース12aは、主として、「No.」、「画像データのファイル名」、「格納フォルダ」、「格納形式」、および「格納日付」の各フィールド(列)を有している。
「No.」には、各レコード(各行)を一意に識別する識別子(数値)が格納される。「画像データのファイル名」には、スキャナ部41によって読み取られた画像データのファイル名を示す文字列が格納される。「格納フォルダ」には、画像形成装置1上、またはネットワーク500を介して接続された格納装置100または情報処理装置200上に格納された画像データの格納場所を示す文字列が格納される。「格納形式」には、画像データの形式(種別)を示す文字列として、モノクロ画像データの場合には、「モノクロ」が、カラー画像データの場合には、「カラー」が、それぞれ格納される。「格納日付」には、スキャナ部41によって読み取られた画像データの読取日時を示すデータが格納される。
ROM13は、読出し専用メモリーであり、MPU11は、ROM13に格納されたプログラムに従った制御を実行する。また、MPU11、RAM12、ROM13、画像メモリ16、スキャナ部41、記録部51、および通信制御部71等のそれぞれは、信号線15を介して電気的に接続されている。したがって、MPU11は、例えば、カラー画像データの送受信処理を所定のタイミングで実行することができる。
<1.3.読取画像データの出力手順>
本実施の形態の画像形成システム800によって実行されるカラー画像データの出力処理では、(1)読み取られた画像データが保存され、続いて、(2)使用者によって保存された画像データのいずれかが指定されることをトリガとして、指定された画像データが出力される。
まず、画像データの保存処理について説明する。図4は、画像形成装置1による原稿の読み取りおよび格納手順を説明するためのフローチャートである。スキャナ部41は、表示部63や操作部64によって行われる使用者からの指示に基づき、原稿の読取処理を実行する(S101)。
読み取られた画像データがカラー画像データの場合(S102)、通信制御部71は、このカラー画像データを格納装置100に送信させる(S103)。そして、格納装置100は、受信したカラー画像データを大容量記憶部117に格納する。
一方、読み取られた画像データが、モノクロ画像データの場合、読み取られたモノクロ画像データは、CODEC61によって符号化され、画像メモリ16に格納される(S104)。
そして、画像データの保存処理が完了すると、文書管理データベース12aのレコードが追加され、追加された各フィールドに、読み取られた画像データに関する情報が格納される(S105)。
次に、使用者によって指定された画像データの出力手順について説明する。図5は、画像形成装置1によるカラー画像データの出力手順を説明するためのフローチャートである。図6は、情報処理装置200によるカラー画像データの変換手順を説明するためのフローチャートである。
この出力手順では、まず、RAM12に保存された文書管理データベース12aが読み込まれ(S201)、表示部63に画像データのリストが表示される(S202)。表示部63または操作部64からの指示に基づき、使用者がリストに表示された画像データから出力処理を希望する画像データを選択すると(S203)、選択された画像データに対応するレコードが文書管理データベース12aから抽出される。そして、抽出されたレコードの「格納形式」の値が読み込まれる。
本実施の形態において、「格納形式」に「カラー」が格納されている場合、選択された画像データは、格納装置100に格納されている。通信制御部71は、抽出されたレコードの「格納フォルダ」および「画像データのファイル名」で示されるカラー画像データ(すなわち、選択されたカラー画像データ)を、格納装置100の大容量記憶部117から情報処理装置200の大容量記憶部217に送信させる(S205)。この送信の際、通信制御部71は、カラー画像データとともに、変換情報も送信させる。そして、送信されたカラー画像データは、情報処理装置200でモノクロ画像データに変換される。
ここで、情報処理装置200によって実行される変換処理は、図6に示す手順によって実行される。すなわち、情報処理装置200では、監視部272によって大容量記憶部217にカラー画像データがコピーされたか否かの確認処理が実行されている。そして、監視部272によって大容量記憶部217にカラー画像データがコピーされたと判断された場合(S301)、変換部273は、変換情報に基づき、カラー画像データを出力処理に応じたモノクロ画像データに変換する(S302)。そして、変換後のモノクロ画像データは、通信部225によって画像形成装置1に送信される。
ステップS207において、情報処理装置200で変換されたモノクロ画像データが画像形成装置1で受信されると、この変換後のモノクロ画像データについて出力処理が実行される(S207)。
例えば、変換情報にファクシミリ通信に対応したモノクロ画像データを生成すべき旨の命令が含まれている場合には、表示部63または操作部64によって入力された送信先情報に基づき、ファクシミリ送信が実行される。一方、変換情報に印刷処理に対応したモノクロ画像データを生成すべき旨の命令が含まれている場合には、印刷処理が実行される。
これに対して、「格納形式」に「モノクロ」が格納されている場合、選択された画像データは、画像形成装置1の画像メモリ16に格納されている。出力部20または記録部51は、抽出されたレコードの「格納フォルダ」および「画像データのファイル名」で示されるモノクロ画像データを、ファクシミリ送信または印刷する(S207)。
<1.4.画像形成装置および情報処理装置の利点>
以上のように、第1の実施の形態では、画像形成装置1のスキャナ部41によって読み取られたカラー画像データに基づいた出力処理を実行する場合、カラー画像データは、情報処理装置200によってモノクロ画像データに変換される。すなわち、画像形成装置1では、カラー画像データをモノクロ画像データに変換する必要がない。
そのため、画像形成装置1に画像変換専用のハードウェアを設ける必要がなく、画像形成装置1の製造コストを低減させることができる。また、画像形成装置1でソフトウェア的に画像変換機能を実現する必要がなく、画像形成装置1での処理コストを低減させることができる。さらに、カラー画像データを格納するための格納領域、および画像変換用の作業領域を画像メモリ16に設ける必要がなく、その結果、画像メモリ16の記憶容量を増大させる必要がなく、画像形成装置1の製造コストが増大することを抑制できる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、画像形成装置1の通信制御部71で実行される処理が相違する点を除いては、第1の実施の形態と同様である。すなわち、第2の実施の形態は、第1の実施の形態の画像形成システム800と同様なハードウェア構成によって実現される。そこで、以下では、この相違点を中心に説明する。
ここで、本実施の形態の画像形成システム800では、使用者による原稿の読取指示がトリガとして、画像データの出力処理が実行される。すなわち、スキャナ部41は、表示部63や操作部64によって行われる使用者からの指示に基づき、原稿の読取処理を実行する(S401)。
ステップS401で読み取られた画像データがカラー画像データの場合には(S402)、通信制御部71は、読み取られたカラー画像データを情報処理装置200に送信させる処理を実行する(S403)。情報処理装置200に送信されたカラー画像データは、第1の実施の形態と同様な手法によってモノクロ画像データに変換される(図6参照)。そして、変換されたモノクロ画像データが画像形成装置1で受信されると、この変換後のモノクロ画像データについてファクシミリ送信や印刷処理等の出力処理が実行される(S404)。一方、読み取られた画像データがモノクロ画像データの場合には(S402)、読み取られたモノクロ画像データについて出力処理が実行される。
以上のように、第2の実施の形態では、スキャナ部41によって読み取られた画像データがカラー画像データの場合、カラー画像データをモノクロ画像データに変換する処理は、情報処理装置200で実行され、画像形成装置1では実行されない。
そのため、第2の実施の形態では、第1の実施の形態の場合と同様に、画像形成装置1に画像変換専用のハードウェアを設ける必要がなく、画像形成装置1の製造コストを低減させることができる。また、画像形成装置1でソフトウェア的に画像変換機能を実現する必要がなく、画像形成装置1での処理コストを低減させることができる。さらに、カラー画像データを格納するための格納領域、および画像変換用の作業領域を画像メモリ16に設ける必要がなく、画像メモリ16の記憶容量を増大させる必要がなく、画像形成装置1の製造コストが増大することを抑制できる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)第1および第2の実施の形態において、画像形成装置1から送信されるカラー画像データは、格納装置100の大容量記憶部117、または、情報処理装置200の大容量記憶部217に格納されるものとして説明したが、カラー画像データの格納場所はこれに限定されれない。データサイズに対して十分に大きな記憶容量を有する場合、カラー画像データは、格納装置100のRAM112や、情報処理装置200のRAM212に格納されてもよい。
(2)また、第1および第2の実施の形態において、画像形成装置1、格納装置100、および情報処理装置200の動作を制御するプログラムは、それぞれ読出し専用のROM13、ROM113、およびROM213に格納されているものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、読み書き自在の不揮発性メモリであるフラッシュメモリに、当該プログラムを格納してもよい。
本発明の第1および第2の実施の形態おける画像形成システムの構成の一例を示すブロック図である。 第1および第2の実施の形態における画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。 文書管理データベースのデータ構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態の画像形成装置による原稿の読取および格納手順を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態の画像形成装置による画像データの出力手順を説明するためのフローチャートである。 第1および第2の実施の形態の情報処理装置によるカラー画像データの変換手順を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態の画像形成装置による画像データの出力手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
11、111、211 MPU
12、112、212 RAM
12a 文書管理データベース
16 画像メモリ
20 出力部
21 NCU
22 モデム
25、125、225 通信部
41 スキャナ部(読取部)
51 記録部(出力部)
71 通信制御部
100 格納装置
117、217 大容量記憶部
200 情報処理装置
272 監視部
273 変換部
500 ネットワーク
800 画像形成システム

Claims (6)

  1. (a) ネットワークを介して接続された画像形成装置との間でデータ通信可能な通信部と、
    (b) 前記画像形成装置で読み取られたカラー画像データを記憶可能な記憶部と、
    (c) 前記カラー画像データが前記記憶部に記憶されているか否かを監視する監視部と、
    (d) 前記カラー画像データが記憶されていると前記監視部によって判断される場合に、前記カラー画像データを前記画像形成装置での出力処理に応じたモノクロ画像データに変換する変換部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記変換部によって変換されたモノクロ画像データを前記画像形成装置に送信することを特徴とする情報処理装置。
  2. (a) 原稿からカラー画像データを読み取る読取部と、
    (b) ネットワークを介して接続された情報処理装置との間でデータ通信可能な通信部と、
    (c) 前記読取部によって読み取られたカラー画像データにつき、該カラー画像データに基づいた出力処理を実行する出力部と、
    (d) 前記情報処理装置との間で実行されるデータ通信を制御し、
    前記読取部によって読み取られたカラー画像データを前記情報処理装置側に送信させる処理と、
    前記情報処理装置で変換された画像データを受信させる処理と、
    を実行可能とする通信制御部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、前記通信部によって送信されたカラー画像データを、前記出力部での出力処理に応じたモノクロ画像データに変換し、
    前記出力部は、前記情報処理装置で変換されたモノクロ画像データを出力可能なことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記通信制御部は、
    前記読取部によって読み取られたカラー画像データを、ネットワークを介して接続された格納装置に送信させる処理と、
    入力部からの指示に基づき、前記格納装置に格納されたカラー画像データを、前記格納装置から前記情報処理装置に送信させる処理と、
    を実行可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記通信制御部は、前記読取部によって読み取られたカラー画像データを前記情報処理装置に送信させる処理を実行可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記出力部は、前記モノクロ画像データをファクシミリ送信可能なことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記出力部は、前記モノクロ画像データを印刷可能なことを特徴とする画像形成装置。
JP2006115243A 2006-04-19 2006-04-19 画像形成装置および情報処理装置 Pending JP2007288638A (ja)

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