JP2006246316A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パケットの連鎖として通信データを送受信する場合において、通信処理を良好に実行できる通信装置および通信方法を提供する。
【解決手段】フレーム・パケットデータ生成部61は、画像メモリ16に格納された画像データをRTPによって送信可能なデータ(フレームデータおよびパケットデータ)に変換する。管理情報生成部62は、各フレームデータ73のうち、先頭のパケットデータに付加される管理情報を生成する。応答情報解析部63は、受信側の複合機1がフレームデータを受信する毎に受信側の複合機1から送信される応答情報を解析する。そして、応答情報の内容が再送要求の場合、応答情報解析部63は、フレーム・パケットデータ生成部61に対して、該当するフレームデータ、およびこれを分割したパケットデータを生成させる。これにより、通信データの送信効率を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パケットの連鎖として通信データを送受信する通信装置および通信方法に関する。
従来より、通信データを複数のパケットとして送受信する通信装置および通信方法が知られている(特許文献1ないし3)。例えば、特許文献1には、IP(Intenet Protocol)網を経由したファクシミリ通信を可能とするファクシミリ装置が開示されている。また、特許文献2および3には、RTP(Real-Time Transmission Protocol)パケットを送受信する通信装置が開示されている。
特開2003−309701号公報 特表2003−529289号公報 特開2004−186737号公報
しかし、特許文献1および2の装置では、RTPパケットが廃棄された場合であっても、その廃棄されたRTPパケットを送信側の装置から受信側の装置に再送することができない。そのため、特許文献1および2の装置は、RTPによるファクシミリ通信のように、送信側から受信側に向けて通信データを正しく伝送する必要がある処理に使用できない。
また、特許文献3の装置では、各RTPパケットに付加されたシリアル番号の連続状況に基づき、RTPパケットの再送要求を行うことができる。しかしながら、特許文献3の装置では、パケット毎にパケットロスの検出を行い、パケットロスが発生する毎に再送要求を行うため、装置への負荷が増大し、および、通信効率が低下するという問題が発生する。
そこで、本発明では、パケットの連鎖として通信データを送受信する場合において、通信処理を良好に実行できる通信装置および通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、パケットの連鎖として通信データを送信する通信装置であって、連続して送信される複数のパケットのうち一部のパケットに管理情報を付加する付加部と、前記複数のパケットを送信する送信部と、を備え、前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前記複数のパケットを受信した受信側装置から送信される応答情報を受信する受信部と、前記応答情報に基づいて、前記受信側装置での受信状況を判断する判断部と、を含み、前記応答情報は、前記受信側装置で受信された前記フレームの受信状況に関する情報であることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の通信装置において、前記フレームのデータサイズは、パケットの送信状況に応じて設定されることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の通信装置において、前記付加部は、前記フレームのそれぞれにつき、最初に送信されるパケットに前記管理情報を付加することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の通信装置において、前記付加部は、前記フレームのそれぞれにつき、最初に送信されるパケットと最後に送信されるパケットとに前記管理情報を付加することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の通信装置において、前記送信部および前記受信部は、RTPによって前記複数のパケットの通信を実行することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、パケットの連鎖として通信データを受信する通信装置であって、送信側装置から連続して送信される複数のパケットを受信する受信部と、前記複数のパケットのうち一部のパケットに付加された管理情報を解析する解析部と、を備え、前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7に記載の通信装置において、前記解析部による解析結果と前記複数のパケットの受信状況とに基づいて応答情報を生成する生成部と、前記応答情報を前記送信側装置へ送信する送信部と、を含み、前記生成部は、前記フレームを受信する毎に前記応答情報を生成することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項7または請求項8に記載の通信装置において、前記送信部および前記受信部は、RTPによって前記複数のパケットの通信を実行することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、パケットの連鎖として通信データを送信する通信方法であって、(a) 連続して送信される複数のパケットの一部に管理情報を付加する工程と、(b) 前記複数のパケットを送信する工程と、(c) 前記複数のパケットを受信した受信側装置から送信される応答情報を受信する工程と、(d) 前記応答情報に基づいて、前記受信側装置での受信状況を判断する工程と、を備え、前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であり、前記応答情報は、前記受信側装置で受信された前記フレームの受信状況に関する情報であることを特徴とする。
また、請求項11の発明は、パケットの連鎖として通信データを受信する通信方法であって、(a) 送信側装置から連続して送信される複数のパケットを受信する工程と、(b) 前記複数のパケットの一部に付加された管理情報を解析する工程と、(c) 前記工程(b)による解析結果と前記複数のパケットの受信状況とに基づいて応答情報を生成する工程と、(d) 前記応答情報を前記送信側装置へ送信する工程と、を備え、前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であり、前記工程(c)は、前記フレームを受信する毎に前記応答情報を生成することを特徴とする。
請求項1ないし請求項6、および請求項10に記載の発明によれば、付加部は、複数のパケットの一部に管理情報を付加し、すべてのパケットに管理情報を付加するわけではない。これにより、パケットの送信にともなって受信側装置に送信される管理情報のデータ量を低減することができる。そのため、通信データの送信効率を向上させることができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、判断部は、フレーム毎に受信側装置の受信状況を判断し、パケット毎には受信状況の判断を行わない。そのため、判断部での処理負担を軽減できる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、パケットの送信状況に応じてフレームのデータサイズを設定できる。そのため、パケットの送信状況が良好でフレームの再送処理の頻度が低い場合には、フレームのデータサイズを大きく設定し、通信データの送信効率をさらに向上させることができる。一方、パケットの送信状況が良好でなく、フレームの再送処理の頻度が高い場合には、フレームのデータサイズを小さく設定して再送効率を向上させることができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、フレームのうち最初に送信されるパケット(先頭パケット)、および最後に送信されるパケット(後尾パケット)に管理情報を付加することができる。そのため、複数のパケットを受信した受信側装置は、フレームの先頭と後尾とを容易に検出することが可能となり、フレーム受信処理を容易にすることができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、パケットの到着確認を行わないRTPでの送信であっても、受信側装置から送信される応答情報に基づいてフレームの再送処理を実行することができる。そのため、RTPによる通信データの送信処理の信頼性を向上させることができる。
請求項7ないし請求項9、および請求項11に記載の発明によれば、解析部は、フレーム毎に受信状況を判断し、パケット毎には受信状況の判断を行わない。そのため、解析部での処理負担を軽減できる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、応答情報は、フレームを受信する毎に作成され、パケットを受信する毎には作成されない。そのため、生成部の処理負担を低減できる。また、応答情報は、フレームを受信する毎に送信側装置に送信されるため、応答情報の通信量を低減できる。
特に、請求項9に記載の発明によれば、パケットの到着確認を行わないRTPでの送信であっても、複数のパケットの一部に付加された管理情報を解析することによってフレーム毎に受信状況を判断し、正しくフレームを受信できていないと判断される場合には送信側装置にフレームの再送要求を実行することができる。そのため、RTPによる通信データの受信処理の信頼性を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.装置の構成>
図1は、本実施の形態における通信システム100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信システム100は、主として、複合機1(1a、1b)と、情報処理装置5と、を備え、各装置1、5は、インターネット7を介して相互に接続される。
情報処理装置5は、いわゆるパーソナルコンピュータやワークステーションによって構成される端末装置である。情報処理装置5にインストールされたソフトウェアを操作することにより、情報処理装置5の使用者は、例えば電子メールの送受信処理を実行できる。
図2は、本発明の実施の形態における複合機1の全体構成の一例を示す図である。複合機1は、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、またはこれらの機能を複合させた通信装置である。
また、複合機1は、インターネットFAXの機能も有する。すなわち、複合機1は、スキャナ21によって取り込まれた文書をインターネット7に接続された別の複合機1に向けて送信したり、インターネット7に接続された別の複合機1から送信される文書を受信する機能、および、スキャナ21によって取り込まれた文書を電子メールとしてインターネット7に接続された情報処理装置5に送信したり、情報処理装置5から送信される電子メールを受信する機能も有する。
図2に示すように、複合機1は、主として、スキャナ21と、フレーム・パケットデータ生成部61と、管理情報生成部62と、応答情報解析部63と、通信データ結合部65と、管理情報解析部66と、応答情報生成部67と、通信部69と、を備える。
スキャナ21は、複合機1に画像データを入力する画像入力部として使用される。スキャナ21から取り込まれて2値化された画像データは、CODEC23によって符号化(圧縮)され、画像メモリ16に格納される。ここで、CODEC23による符号化としては、例えば、MH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified MR)、および、JBIG(Joint Bi-level Image experts Group)のいずれかの方式が採用される。
モデム32は、画像メモリ16に格納されたデジタルデータ(画像データ)を音声信号に変換したり、複合機1の外部から送信される音声データをデジタルデータに変換する。NCU31は、公衆電話交換回線網に複合機1を接続する際に必要となる機器であり、発着信やダイヤル制御を行う。
プリント用CODEC43は、符号化されて画像メモリ16に格納された画像データを復号化(伸張)する。プリント用CODEC43で復号化され、2値のビットマップデータとされた画像データは、プリント画像処理回路42でスムージングや解像度変換等の処理を受ける。そして、プリント画像処理回路42において所定の処理が施された画像データは、シリアルのデータ列として印刷部(図示省略)に出力され、印刷媒体に印刷される。ここで、プリント用CODEC43による復号化としては、上述のMH、MR、MMR、および、JBIGのいずれかの方式が採用される。
表示部51は、いわゆる液晶ディスプレイによって構成されており、指や専用のペンで画面に触れることにより、画面上の位置を指定することができる「タッチパネル」としての機能を有する。したがって、使用者は、表示部51に表示された内容に基づき、表示部51の「タッチパネル」機能を使用した指示を行うことにより、複合機1に対して所定の動作を実行させることができる。このように、表示部51は、複合機1に所定のデータの入力を可能とする入力部としても使用される。
操作部52は、いわゆるキーパッドによって構成される入力部である。使用者は、表示部51の表示内容に基づいた入力作業を行うことにより、複合機1に対して所定の動作を実行させることができる。
ここで、本実施の形態の複合機1では、インターネット7を経由して接続された別の複合機1との間でファクシミリ通信する場合、通常、RTPによって通信データを送受信する。しかし、TCP(Transmission Control Protocol)と異なり、RTP自体では受信確認応答処理や再送処理が行われないため、上位のアプリケーションにおいてこれら処理を実現する必要がある。
そこで、本実施の形態の複合機1では、フレーム・パケットデータ生成部61、管理情報生成部62、応答情報解析部63、通信データ結合部65、管理情報解析部66、および応答情報生成部67を備えることにより、RTPでの受信確認応答処理や再送処理を可能としている。
フレーム・パケットデータ生成部61は、通信データを送信する際に使用される要素であり、画像メモリ16に格納された画像データをRTPによって送信可能なデータ(フレームデータ73およびパケットデータ75)に変換する。
図3は、フレームデータ73およびパケットデータ75を説明するための図である。フレーム・パケットデータ生成部61は、まず、通信データ(受信側の複合機1に送信される画像データ)71を複数(本実施の形態ではm個)のフレームデータ73に分割する。次に、フレーム・パケットデータ生成部61は、フレームデータ73を複数(本実施の形態では、n個)のパケットデータ75に分割する。
ここで、各パケットデータ75は、所定のデータサイズ(本実施の形態では64バイト)に分割される。また、複数のフレームデータ73のデータサイズは、所定値(本実施の形態では512バイト(パケット8個分))としてもよいし、パケットデータ75の送信状況に応じてデータサイズを可変としてもよい。
例えば、パケットデータ75の送信状況が良好な場合には各フレームデータ73のデータサイズを大きく設定してもよいし、パケットデータ75の送信状況が良好でなく、再送処理の頻度が高くなる場合には、各フレームデータ73のデータサイズを小さく設定してもよい。
管理情報生成部62は、通信データを送信する際に使用される要素であり、各フレームデータ73に含まれるパケットデータ75のうち、先頭のパケットデータ75に付加される管理情報を生成する。すなわち、管理情報は、複数のパケットデータ75の一部に付加されることになる。
ここで、管理情報とは、各フレームデータ73に関する情報であり、例えば、1フレームデータあたりの分割数(パケット数)、各パケットデータ75に含まれる実データ(管理情報やIPヘッダ等以外のデータ)のデータサイズおよび、受信時の誤り検出に使用されるチェックサム等を備える。また、管理情報生成部62で生成された管理情報は、フレーム・パケットデータ生成部61によって、所定のパケットデータ75に付加される。
管理情報解析部66は、通信データを受信する際に使用される要素であり、受信したパケットデータ75から管理情報を抽出するとともに、この管理情報を解析する。そして、解析結果(パケット数、実データのデータサイズ、およびチェックサム等)をフレームデータ73に関する情報としてRAM12に格納する。
応答情報生成部67は、通信データを受信する際に使用される要素であり、管理情報解析部66によってRAM12に格納された解析結果と、対応するフレームデータ73に含まれる複数のパケットデータ75の受信状況とに基づき、所定の応答情報を生成する。
例えば、各パケットデータ75が正しく受信されており、フレームデータ73が正しく受信されたと判断される場合、応答情報生成部67は、正しく受信処理がなされた旨の応答情報を生成する。これに対して、受信したパケットデータ75の実データのデータサイズが解析結果と異なり、フレームデータ73が正しく受信されていないと判断される場合、応答情報生成部67は、送信側の複合機1に再送処理を要求する旨の応答情報を生成する。
通信データ結合部65は、通信データを受信する際に使用される要素であり、受信された複数のパケットデータ75を結合して通信データ71を再構築する。再構築された通信データ71は、画像メモリ16に格納される。
応答情報解析部63は、通信データを送信する際に使用される要素であり、受信側の複合機1から送信された応答情報を解析する。そして、応答情報の内容が再送要求の場合、応答情報解析部63は、フレーム・パケットデータ生成部61に所定のフレームデータ73、およびこれを分割したパケットデータ75を生成させるとともに、受信側の複合機1に向けて生成されたフレームデータ73を複数のパケットデータ75として送信させる。このように、応答情報解析部63は、フレーム毎に受信側装置の受信状況を判断する判断部として使用される。
通信部69は、RTPに基づき、フレーム・パケットデータ生成部61にて生成された複数のパケットデータ75を送信する。また、受信側の複合機1から送信された応答情報を受信する。すなわち、通信部69は、送信部および受信部として使用される。
RAM12は、読み書き自在のメモリであり、例えば、管理情報解析部66による管理情報の解析結果が格納される。画像メモリ16は、読み書き自在のメモリであり、スキャナ21やモデム32を介して複合機1に入力された画像データ、および通信部69を介して複合機1に入力された通信データが格納される。
ROM13は、読出し専用メモリーであり、MPU(Micro Processing Unit)11は、ROM13に格納されたプログラムに従った制御を実行する。また、MPU11は、ROM13、フレーム・パケットデータ生成部61、管理情報生成部62、応答情報解析部63、通信データ結合部65、管理情報解析部66、応答情報生成部67、および通信部69等と信号線15を介して電気的に接続される。したがって、MPU11は、このプログラムに従って、通信データの送信処理や受信処理を所定のタイミングで実行できる。
なお、本実施の形態において、複合機1の動作を制御するプログラムはROM13に格納されているが、これに限定されるものでない。例えば、読み書き自在の不揮発性メモリであるフラッシュメモリに、当該プログラムを格納してもよい。
<2.通信データの送信手順>
図4は、本実施の形態における通信データの送受信状況を説明するための図である。図5は、本実施の形態における通信データの送信手順を示すフローチャートである。ここでは、図4および図5を参照しつつ、送信側および受信側の複合機1の間で実行される通信データの送信手順について説明する。
なお、図4において、各パケットデータ75の内側に記載された数字は、各パケットデータ75の送信順序を示す便宜的なものであり、参照符号を意味しない。例えば、「1」が記載されたパケットデータ75は、フレームデータ73のうち最初に送信される先頭パケットデータ75を示し、「n」が記載されたパケットデータ75は、フレームデータ73のうち最後に送信される後尾パケットデータ75を示す。
また、複合機1は、送信手順を実行している際でも、受信側の複合機1から送信される応答情報を受信できるものとする。
本送信手順では、まず、作成済みのフレームデータ73がフレーム・パケットデータ生成部61に入力される(S101)。まだ先頭のパケットデータ75が作成されていない場合(S102)、フレーム・パケットデータ生成部61によって先頭パケットデータ75が生成される(S103)。
本実施の形態では、フレームデータ73に含まれる複数のパケットデータ75のうち、先頭のパケットデータ75に管理情報が付加される。また、上述のように、各パケットデータ75のデータサイズは同一になるように設定されている。そのため、先頭のパケットデータ75に含まれる実データのデータサイズは、ステップS106で作成されるパケットデータ75より小さくなる。
続いて、ステップS101で入力されたフレームデータ73に関する管理情報76が、管理情報生成部62によって生成される(S104)。続いて、ステップS102で作成されたパケットデータ75にステップS104で生成された管理情報が付加される(S105)。
一方、すでに先頭のパケットデータ75が作成されている場合(S102)、パケットデータ75のみが作成され(S106)、管理情報は付加されない。
続いて、ステップS103〜S105によって作成されたパケットデータ75、およびステップS106によって作成されたパケットデータ75が、作成された順番(図4の各パケットデータ75に記載された数字の順番)に、受信側の複合機1に向けて送信される(S107)。すなわち、通信データ71は、パケットデータ75の連鎖として受信側の装置に送信される。フレームデータ73に含まれるすべてのパケットデータ75が送信されることにより、フレームデータ73の送信処理が完了する。そして、すべてのフレームデータ73(再送要求がなされたフレームデータ73も含む)の送信が終了すると、通信データ71の送信処理が完了する。
このように、本実施の形態の通信データの送信手順において、管理情報76は、各フレームデータ73の先頭パケットデータ75に付加され、それ以外のパケットデータ75には付加されない。これにより、パケットデータ75の送信にともなって受信側の複合機1に送信される管理情報76のデータ量を低減することができる。そのため、通信データの送信効率を向上させることができる。
なお、受信側から複合機1から送信される応答情報77は、受信側の複合機1がパケットデータ75を受信する毎でなく、フレームデータ73を受信する毎に送信される。そのため、送信側の複合機1では、フレームデータ73毎に受信側の複合機1の受信状況を判断すればよく、応答情報解析部63の処理負担、ひいては複合機1の処理負担を軽減できる。
<3.通信データの受信手順>
図6は、本実施の形態における通信データの受信手順を示すフローチャートである。ここでは、図4および図6を参照しつつ、送信側および受信側の複合機1の間で実行される通信データの受信手順について説明する。
本受信手順では、送信側の複合機1からパケットの連鎖として連続して送信されるパケットデータ75が、順次、通信部69で受信される(S201)。受信されたパケットデータ75がフレームデータ73の先頭であり、管理情報76が付加されていると判断される場合(S202)、管理情報解析部66は、パケットデータ75から管理情報76を抽出して解析し(S203)、解析結果をRAM12に格納する(S204)。また、管理情報解析部66は、あわせてパケットデータ75から管理情報76を削除する(S205)。
続いて、受信されたパケットデータ75がRAM12に格納される(S206)。すなわち、パケットデータ75に管理情報76が付加されていた場合には、ステップS205によって管理情報が削除された後のパケットデータ75が、付加されていない場合には、ステップS101にて受信されたパケットデータ75が、それぞれRAM12に格納される。
なお、ステップS201〜S206の処理は、フレームデータ73に含まれるすべてのパケットデータ75の受信が完了するまで実行される。
すべてのパケットデータ75の受信処理が完了すると(S207)、応答情報生成部67は、RAM12に格納された解析結果と、対応するフレームデータ73に含まれるパケットデータ75の受信状況とに基づき、所定の応答情報77を生成し、送信側の複合機1にこの応答情報77を送信することにより(S208)、フレームデータ73の受信処理が完了する。そして、すべてのフレームデータ73(再送要求がなされたフレームデータ73も含む)の受信が終了することにより、通信データの受信処理が完了する。
このように、本実施の形態の通信データの受信手順において、応答情報77は、フレームデータ73の受信毎に送信側の複合機1に送信され、パケットデータ75の受信毎には送信されない。そのため、応答情報生成部67の処理負荷を低減できる。また、応答情報77の通信量を低減できるため、インターネット7のトラフィックを低減することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)本実施の形態において、複数の複合機1の間で実行されるデータ通信について説明したが、これに限定されるものでなく、複合機1と情報処理装置5との間でも同様な手順により、通信データの送受信を実行できる。
例えば、複合機1から情報処理装置5に通信データを送信する場合は、以下の手順により送信処理を実行することが可能である。まず、通信データを情報処理装置5で受信可能な電子メール形式のデータに変換する。次に、この変換後のデータをフレーム・パケットデータ生成部61によってフレームデータ73およびパケットデータ75に変換する。そして、変換後のパケットデータ75のすべてが、送信先の情報処理装置5へ送信されることにより、通信データの送信処理が完了する。
(2)また、本実施の形態において、各フレームデータ73の管理情報76は、先頭のパケットデータ75に付加されるものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、先頭だけでなく後尾のパケットデータ75にも管理情報を付加してもよい。これにより、受信側の複合機1は、フレームデータ73の先頭のパケットデータ75だけでなく、後尾のパケットデータ75も容易に検出することが可能となる。そのため、フレームデータ73の受信処理を容易にすることができる。
(3)さらに、本実施の形態において、RTPにより送受信処理が行われるものとして説明したが、パケットデータ75の通信方式はこれに限定されるものでない。本実施の形態の送信および受信手順は、受信確認応答処理や再送処理を行わない他の通信方式にも適用することができる。
本発明の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における複合機の全体構成の一例を示す図である。 フレームデータ、およびパケットデータを説明するための図である。 本実施の形態における通信データの送受信状況を説明するための図である。 本実施の形態における通信データの送信手順を示すフローチャートである。 本実施の形態における通信データの受信手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1(1a、1b) 複合機
5 情報処理装置
7 インターネット
11 MPU
12 RAM
13 ROM
16 画像メモリ
61 フレーム・パケットデータ生成部
62 管理情報生成部
63 応答情報解析部
65 通信データ結合部
66 管理情報解析部
67 応答情報生成部
69 通信部
71 通信データ
73 フレームデータ
75 パケットデータ
76 管理情報
77 応答情報

Claims (11)

  1. パケットの連鎖として通信データを送信する通信装置であって、
    (a) 連続して送信される複数のパケットのうち一部のパケットに管理情報を付加する付加部と、
    (b) 前記複数のパケットを送信する送信部と、
    を備え、
    前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    (c) 前記複数のパケットを受信した受信側装置から送信される応答情報を受信する受信部と、
    (d) 前記応答情報に基づいて、前記受信側装置での受信状況を判断する判断部と、
    を含み、
    前記応答情報は、前記受信側装置で受信された前記フレームの受信状況に関する情報であることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信装置において、
    前記フレームのデータサイズは、パケットの送信状況に応じて設定されることを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の通信装置において、
    前記付加部は、前記フレームのそれぞれにつき、最初に送信されるパケットに前記管理情報を付加することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の通信装置において、
    前記付加部は、前記フレームのそれぞれにつき、最初に送信されるパケットと最後に送信されるパケットとに前記管理情報を付加することを特徴とする通信装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の通信装置において、
    前記送信部および前記受信部は、RTPによって前記複数のパケットの通信を実行することを特徴とする通信装置。
  7. パケットの連鎖として通信データを受信する通信装置であって、
    (a) 送信側装置から連続して送信される複数のパケットを受信する受信部と、
    (b) 前記複数のパケットのうち一部のパケットに付加された管理情報を解析する解析部と、
    を備え、
    前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であることを特徴とする通信装置。
  8. 請求項7に記載の通信装置において、
    (c) 前記解析部による解析結果と前記複数のパケットの受信状況とに基づいて応答情報を生成する生成部と、
    (d) 前記応答情報を前記送信側装置へ送信する送信部と、
    を含み、
    前記生成部は、前記フレームを受信する毎に前記応答情報を生成することを特徴とする通信装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の通信装置において、
    前記送信部および前記受信部は、RTPによって前記複数のパケットの通信を実行することを特徴とする通信装置。
  10. パケットの連鎖として通信データを送信する通信方法であって、
    (a) 連続して送信される複数のパケットの一部に管理情報を付加する工程と、
    (b) 前記複数のパケットを送信する工程と、
    (c) 前記複数のパケットを受信した受信側装置から送信される応答情報を受信する工程と、
    (d) 前記応答情報に基づいて、前記受信側装置での受信状況を判断する工程と、
    を備え、
    前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であり、
    前記応答情報は、前記受信側装置で受信された前記フレームの受信状況に関する情報であることを特徴とする通信方法。
  11. パケットの連鎖として通信データを受信する通信方法であって、
    (a) 送信側装置から連続して送信される複数のパケットを受信する工程と、
    (b) 前記複数のパケットの一部に付加された管理情報を解析する工程と、
    (c) 前記工程(b)による解析結果と前記複数のパケットの受信状況とに基づいて応答情報を生成する工程と、
    (d) 前記応答情報を前記送信側装置へ送信する工程と、
    を備え、
    前記管理情報は、連続するパケットによって構成されるフレームに関する情報であり、
    前記工程(c)は、前記フレームを受信する毎に前記応答情報を生成することを特徴とする通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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