JP2006246319A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】添付画像のサイズを任意の画素密度に変換して送信する機能を付加することによりユーザー操作を簡便にするを提供することを目的とする。
【解決手段】ネットワーク通信機能、および、ファクシミリ通信機能を備えた通信装置において、外部媒体を着脱可能にするととに、装着された前記外部媒体にデータを記録再生するためのデバイス入力手段を備え、画像を電子メールを用いて送信する際に、前記デバイス入力手段より画像を取得して一時保存し、その保存した画像を任意の画素密度に変換して保存するとともに、当該画像のサムネール画像を形成し、前記サムネール画像を前記電子メールに添付するとともに、当該電子メールの本文には、前記保存した画素密度変換後の画像へのリンクを配置するようにした。
【選択図】 図3
【解決手段】ネットワーク通信機能、および、ファクシミリ通信機能を備えた通信装置において、外部媒体を着脱可能にするととに、装着された前記外部媒体にデータを記録再生するためのデバイス入力手段を備え、画像を電子メールを用いて送信する際に、前記デバイス入力手段より画像を取得して一時保存し、その保存した画像を任意の画素密度に変換して保存するとともに、当該画像のサムネール画像を形成し、前記サムネール画像を前記電子メールに添付するとともに、当該電子メールの本文には、前記保存した画素密度変換後の画像へのリンクを配置するようにした。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ネットワーク通信機能、および、ファクシミリ通信機能を備えた通信装置に関する。
従来、電子メール送受信機能付きファクシミリファクシミリ装置(ネットワークファクシミリ装置)は、簡易的にネットワークスキャナーとして使用する目的で利用されていた(スキャン・ツー・Eメール通信機能)。その際アタッチされるファイル形式はPDF、TIFF、JPG等が一般的である。
スキャナ目的として、自己への送信の場合ユーザーの使い勝手で送信すればよいが、不特定多数の相手先の場合は、使い勝手が良いものでなく、例えば、画像の識別性が悪く電子メールを見ただけでは添付ファイルを示すアイコンが見えるだけであり、また、電子メールのデータサイズも大きい等の欠点があった。
そこで、スキャン・ツー・Eメール通信機能において、画像をサーバー上に画像リンクが付随したHTML形式として登録し、その頁のリンクを送信先に送信する装置が考案されていた(特許文献1等参照)。
特許台3412126号公報
一方で、近年、デジタルスチルカメラ技術の進歩により500〜−800万画素に代表されるように、大きな画像サイズのファイルを、取り扱うようになった。このままのサイズを送信する場合、送信データ量が増えると同時に、受信側でもモニタ、印字で利用する際に、リサイズして使用しなければならず不都合が生じていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、添付画像のサイズを任意の画素密度に変換して送信する機能を付加することによりユーザー操作を簡便にするを提供することを目的とする。
本発明は、ネットワーク通信機能、および、ファクシミリ通信機能を備えた通信装置において、外部媒体を着脱可能にするととに、装着された前記外部媒体にデータを記録再生するためのデバイス入力手段を備え、画像を電子メールを用いて送信する際に、前記デバイス入力手段より画像を取得して一時保存し、その保存した画像を任意の画素密度に変換して保存するとともに、当該画像のサムネール画像を形成し、前記サムネール画像を前記電子メールに添付するとともに、当該電子メールの本文には、前記保存した画素密度変換後の画像へのリンクを配置するようにしたものである。また、前記画素密度変換後の画像は、所定のサーバ装置へ格納し、前記リンクは、当該サーバ装置に格納した前記画像に対応するものである。
したがって、本発明によれば、サムネールを介して、画像ファイルが閲覧できるので画像ファイルの識別が容易になり、それにより、受信側ユーザーの利便が増すという効果を得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続されている。したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりすることができる。
ここで、メールサーバ装置SMは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているワークステーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、および、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに対して、周知の電子メールの収集および配布のサービスを提供するものである。
また、ワークステーション装置WS1〜WSnには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力するファクシミリアプリケーションソフトウェア、および、電子メール通信ソフトウェア等、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
また、ネットワークファクシミリ装置FXは、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能、アナログ公衆回線網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行うグループ3ファクシミリ伝送機能、および、読取原稿の画像データを電子メールを用いて指定された宛先へ送信するスキャン・ツー・Eメール通信機能等の種々の機能を備えている。
図2は、ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示している。
同図において、システム制御部1は、このネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
網制御装置11は、このネットワークファクシミリ装置FXをアナログ公衆回線網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このネットワークファクシミリ装置FXをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
また、デバイス入力手段14は、外部記憶媒体(例えば、メモリカード類)を着脱自在に装着できるものであり、外部記憶媒体が装着されている場合には、その外部記憶媒体に対してデータを記録再生する機能を有している。
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13、および、デバイス入力手段14は、内部バス15に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス15を介して行われている。
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
また、各端末がメールサーバ装置SMに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などを適用することができる。
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi Purpose Mail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
以上の構成で、このネットワークファクシミリ装置FXがデバイス入力手段14を介して入力した画像データを、電子メールに添付して送信する際の動作の一例を図3に示す。
この場合、画像データが保存されたデバイスを入力手段にセットされると(処理101)、オペレータがデバイスからの送信指示、画素密度指示を行う(処理102)。
これにより、デバイス入力手段14より画像データを入力し(処理103)、読込画像データのサムネイル画像データを作成、読込画像を任意の画素数に変換後、圧縮画像ファイルを作成して画像蓄積装置9へ蓄積する(処理104)。
次に、HTML形式記述でWebページを作成、サムネールを貼り付け、サムネイルのリンク先に読込んだ画像データの画素数変換後の圧縮画像ファイルを指定する(処理105)。すなわち、当該WebページをWebブラウザで閲覧したユーザは、サムネール画像をクリックすることで、当該サムネール画像に関連づけられているリンクを参照して、圧縮画像ファイルを取得することができることとなる。
そして、このようにして形成したHTML形式記述のWebページのデータを、電子メールを用いて、指定された宛先へ送信する(処理106)。
ここで、サムネール画像とは、元の画像を所定サイズまで縮小して形成した画像のことを指す。
このようにして、本実施例では、サムネールを介して、画像ファイルが閲覧できるので画像ファイルの識別が容易になり、受信側ユーザーの利便が増す。また、そのような電子メールを受信したユーザは、受信した電子メールに記載されたアドレスにアクセスすると、通常用いられるHTML形式のWebを閲覧できる。サムネールのクリック操作のみで特別な操作なく、ファイル操作が可能となる。また、画像入力手段がデバイスから入力可能となるのでメディアの選択肢が広がり利便が増すと同時に画像サイズがユーザー指定により望ましいサイズとなっているので扱いやすい。
ところで、上述した実施例では、読込んだ画像データの画素数変換後の圧縮画像ファイルを画像蓄積装置9に蓄積しているが、この圧縮画像ファイルをネットワーク上の任意のサーバ装置に格納することもできる。その場合、サムネール画像に関連づけられているリンクは、当然のことながら、サーバ装置における当該圧縮画像ファイルの保存場所をあらわす内容となる。
なお、本発明は、上述した実施例のネットワークファクシミリ装置以外に、電子メールを用いて画像ファイルを送信する通信装置について、同様にして適用することができる。
1 システム制御部
14 デバイス入力手段
14 デバイス入力手段
Claims (2)
- ネットワーク通信機能、および、ファクシミリ通信機能を備えた通信装置において、
外部媒体を着脱可能にするととに、装着された前記外部媒体にデータを記録再生するためのデバイス入力手段を備え、
画像を電子メールを用いて送信する際に、前記デバイス入力手段より画像を取得して一時保存し、
その保存した画像を任意の画素密度に変換して保存するとともに、当該画像のサムネール画像を形成し、
前記サムネール画像を前記電子メールに添付するとともに、当該電子メールの本文には、前記保存した画素密度変換後の画像へのリンクを配置することを特徴とする通信装置。 - 前記画素密度変換後の画像は、所定のサーバ装置へ格納し、前記リンクは、当該サーバ装置に格納した前記画像に対応するものであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005062193A JP2006246319A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005062193A JP2006246319A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006246319A true JP2006246319A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37052220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005062193A Withdrawn JP2006246319A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 通信装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006246319A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2009078420A1 (ja) * | 2007-12-17 | 2011-04-28 | シャープ株式会社 | 画像データ生成装置、画像データ再生システム、画像データ生成方法、画像データ生成プログラム、及び、記録媒体 |
US8654176B2 (en) | 2007-06-14 | 2014-02-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Operating system that includes an image data receiving device and an operation device for processing image data sets |
-
2005
- 2005-03-07 JP JP2005062193A patent/JP2006246319A/ja not_active Withdrawn
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JPWO2009078420A1 (ja) * | 2007-12-17 | 2011-04-28 | シャープ株式会社 | 画像データ生成装置、画像データ再生システム、画像データ生成方法、画像データ生成プログラム、及び、記録媒体 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070828 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080218 |