JP2006244326A - アイコン表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のアイコンを重ね合わせて配置された中から、ユーザが所望するファイルのアイコンを速やかに選択できるようにする。
【解決手段】 アイコン表示装置は、コンピュータの実体ファイルメモリ1内のそれぞれのファイルFに対応するアイコンのアイコンデータIを保持するアイコンテーブル2を持ち、スコア算出手段4がファイルFに基づいて表示順スコアを算出し、アイコン再配置手段5が前記算出した表示順スコアに基づいてアイコンを再配置し、アイコン表示手段6が前記再配置したアイコンを画面7に表示出力することで、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートする。
【選択図】 図1
【解決手段】 アイコン表示装置は、コンピュータの実体ファイルメモリ1内のそれぞれのファイルFに対応するアイコンのアイコンデータIを保持するアイコンテーブル2を持ち、スコア算出手段4がファイルFに基づいて表示順スコアを算出し、アイコン再配置手段5が前記算出した表示順スコアに基づいてアイコンを再配置し、アイコン表示手段6が前記再配置したアイコンを画面7に表示出力することで、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のファイルに対応するアイコンを画面に表示するアイコン表示技術に関し、特に、ユーザによる意図を反映させた形態でアイコンを重ねて表示できるアイコン表示技術に関する。
コンピュータが管理している複数のファイルを視覚的にユーザに認識させるために、各ファイルに対応するアイコンを画面上に表示するアイコン表示装置がある。
アイコンは、例えば、対応するファイルのファイル名と併せて画面上に表示され、ユーザがファイルを識別するために利用される。
アイコンは、例えば、対応するファイルのファイル名と併せて画面上に表示され、ユーザがファイルを識別するために利用される。
アイコンは、対応するファイルへのリンク情報の他、アイコンを表示する画面上の位置のX、Y座標情報等を保持している。ここで、アイコンは簡略化されたファイル図形やマーク図形等の画像の他、ファイルデータ中の所定ページのサムネイル画像等も用いられ、本願においては、アイコンの語は、このような簡略図形やサムネイル等のように対応するファイルにリンクした識別オブジェクトを言う。
アイコン表示装置は、それぞれファイルに対応付けられた各アイコンを画面上に表示し、ユーザはポインティングデバイス等からの操作により、これら画面上のアイコンを任意の位置に配置することができる。例えば、ユーザにとって関連性が高いと認識しているファイルのアイコン同士を近くに配置することで、各ファイルの関連性を表現できる。したがって、各アイコンのX、Y表示位置の関係は、ユーザにとってファイル管理上で非常に重要な意味を持つといえる。
コンピュータが多数のファイルを保持している場合には、これらファイルのアイコンは画面上に多数配置される。一方、コンピュータの画面の大きさには限界があり、多数のアイコンを重なり合わないように配置することが困難な場合が生ずる。例えば、PDA等の携帯情報端末に備えられる画面は比較的小さなものであるが、このような小さな画面に多数のアイコンを配置するにあたり、アイコン同士を重ね合わせて配置することが行われている。
複数のファイルそれぞれをアイコンと3次元空間座標とに対応させて記憶し、複数のアイコンそれぞれを対応して記録された3次元空間座標に配置した状態で3次元空間を表示し、3次元空間における距離が所定の範囲にある複数のアイコンを特定するための目印情報を3次元空間に設定する発明が提案されている(特許文献1参照。)。
特開2004−054777号公報。
ここで、アイコン同士を重ねて配置することにより、ユーザが視覚的に受け取れる情報が制限されてしまうため、アイコンの重ね方によってはユーザがアイコンを識別することが難しくなった。
したがって、重ねて配置されたアイコンの中からユーザが所望するアイコンを選び出す場合には、それぞれのアイコンを識別できるように、重なっているアイコンを一旦移動させる必要があった。
しかしながら、ユーザがファイルを用いようとする都度、所望のアイコンを選び出すために重なっているアイコンを移動させることになり、作業が手間取るという課題があった。
また、アイコンを移動させることにより各アイコンのX、Y表示位置の関係が損なわれるため、ユーザが表現したファイルの関連性が失われてしまうという課題があった。
したがって、重ねて配置されたアイコンの中からユーザが所望するアイコンを選び出す場合には、それぞれのアイコンを識別できるように、重なっているアイコンを一旦移動させる必要があった。
しかしながら、ユーザがファイルを用いようとする都度、所望のアイコンを選び出すために重なっているアイコンを移動させることになり、作業が手間取るという課題があった。
また、アイコンを移動させることにより各アイコンのX、Y表示位置の関係が損なわれるため、ユーザが表現したファイルの関連性が失われてしまうという課題があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたものであり、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、重なり合うアイコンの中からユーザの所望するファイルのアイコンを速やかに探し出す手段を提供することを目的としている。
ここで、各アイコンのX、Y表示位置の関係とは、X軸、Y軸それぞれに対する各アイコンが位置する方向、及び各アイコン間の距離比率を意味し、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持するとは、処理の前後において各アイコンの方向及び距離比率が変わらないことを言う。
例えば、アイコンAのX軸+4方向の座標にアイコンB、アイコンBのX軸+2方向の座標にアイコンCが位置する場合、各アイコンはX軸のプラス方向にA、B、Cの順で位置し、各アイコン間の距離比率AB:BCは2:1であり、これらアイコンA、B、Cに或る処理を行った結果、アイコンAのX軸+2方向の座標にアイコンB、アイコンBのX軸+1方向の座標にアイコンCが位置するようになった場合、各アイコンはX軸のプラス方向にA、B、Cの順で位置し、各アイコン間の距離比率AB:BCは2:1となり処理を行う前と変わっておらず、このとき、各アイコンのX、Y表示位置の関係が維持されているという。なお、前述の例において省略したが、Y軸方向についても方向及び距離比率が変わっていないものとする。
例えば、アイコンAのX軸+4方向の座標にアイコンB、アイコンBのX軸+2方向の座標にアイコンCが位置する場合、各アイコンはX軸のプラス方向にA、B、Cの順で位置し、各アイコン間の距離比率AB:BCは2:1であり、これらアイコンA、B、Cに或る処理を行った結果、アイコンAのX軸+2方向の座標にアイコンB、アイコンBのX軸+1方向の座標にアイコンCが位置するようになった場合、各アイコンはX軸のプラス方向にA、B、Cの順で位置し、各アイコン間の距離比率AB:BCは2:1となり処理を行う前と変わっておらず、このとき、各アイコンのX、Y表示位置の関係が維持されているという。なお、前述の例において省略したが、Y軸方向についても方向及び距離比率が変わっていないものとする。
本発明は、複数のファイルに対応付けた複数のアイコンを画面に表示するアイコン表示装置であって、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートすることが可能なアイコン表示装置、このようなアイコン表示装置をコンピュータに実行させることで構成するプログラム、このようなアイコン表示装置により実施される方法である。
ここに、アイコン表示装置は、複数のファイルに対応する各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートするにあたり、前記各アイコンの画面上におけるX、Y表示位置情報を保持するアイコンテーブルと、前記各ファイルの属性に基づいて、対応するアイコンの表示順スコアを算出するスコア算出手段と、前記各アイコンを、互いのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、前記表示順スコアが高いアイコンが画面の前面側となるように重ねて配置するアイコン再配置手段と、配置された各アイコンを画面に表示するアイコン表示手段を備えた装置である。
スコア算出手段は、予め決められた属性に基づいて表示順スコアを算出しても、アイコン表示装置に設けたスコア算出に用いるファイルの属性の指定を受け付ける条件設定入力手段により、ユーザから受け付けた属性に基づいて表示順スコアを算出してもよい。
また、本発明では、アイコン再配置手段は、アイコン表示装置に設けたアイコンを表示させる画面上の領域の指定を受け付ける領域設定入力手段により、ユーザから受け付けた領域の範囲内にアイコンを再配置してもよい。
また、本発明では、アイコン再配置手段は、アイコン表示装置に設けたアイコンを表示させる画面上の領域の指定を受け付ける領域設定入力手段により、ユーザから受け付けた領域の範囲内にアイコンを再配置してもよい。
本発明によると、アイコン表示装置は、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートできるため、ユーザは関連性の高いファイルのアイコン同士を重ねて配置し、それらアイコンの中から所望するアイコンを速やかに選び出すことが可能になる。
また、アイコン表示装置は、ソートした結果をユーザが指定する領域に再配置して表示することができるため、例えば、それぞれのアイコンが在った領域より小さい領域内に再配置することが可能になる。
したがって、ユーザは限られた領域内にアイコンを効率的に配置でき、画面が小さい作業環境においても不自由なく作業できるようになる。
また、アイコン表示装置は、ソートした結果をユーザが指定する領域に再配置して表示することができるため、例えば、それぞれのアイコンが在った領域より小さい領域内に再配置することが可能になる。
したがって、ユーザは限られた領域内にアイコンを効率的に配置でき、画面が小さい作業環境においても不自由なく作業できるようになる。
本発明を一実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1には、本例に係るアイコン表示装置が備える機能構成を示してある。
本例のアイコン表示装置は、パーソナルコンピュータやPDA等のコンピュータにおいて実行される装置であり、コンピュータ内の実体ファイルメモリ1に記憶された複数のファイルFに対応する各アイコンを画面上に表示することで、ファイルをユーザに視覚的に認識させるための装置である。
図1には、本例に係るアイコン表示装置が備える機能構成を示してある。
本例のアイコン表示装置は、パーソナルコンピュータやPDA等のコンピュータにおいて実行される装置であり、コンピュータ内の実体ファイルメモリ1に記憶された複数のファイルFに対応する各アイコンを画面上に表示することで、ファイルをユーザに視覚的に認識させるための装置である。
アイコン表示装置は、実体ファイルメモリ1内のそれぞれのファイルFに対応する各アイコンのアイコンデータIを保持するアイコンテーブル2と、ファイルFに基づいてアイコンを再配置するアイコン表示制御手段3、前記再配置したアイコンを表示するアイコン表示手段6、アイコン表示手段6によりアイコンが表示出力される画面7、アイコン表示制御手段3において用いる情報の入力をユーザから受け付ける条件設定入力手段8及び領域設定入力手段9を備えている。
ファイルFは、ファイルの識別子(ID)14、ファイルの属性15、ファイルの記述内容を示すファイルデータ16を含んでいる。ここで、ファイルの属性15とは、例えば、作成日時、更新日時、アクセス日時、名前、サイズ、重要度、逼迫度等の各ファイルを管理するための情報を言う。
アイコンデータIは、ファイルFに1対1で対応しており、アイコンの識別子(ID)10、アイコンを表示する画面7上の位置を示す位置座標11、アイコンに対応するファイルFへのリンク12、アイコンの表示内容を示すアイコン画像13を含んでいる。ここで、位置座標とは、画面の平面上の位置を表す平面座標(X、Y)と、画面の深さ方向の位置を表す深さ座標(Z)とを組み合わせた座標(X、Y、Z)を言う。
アイコンデータIは、ファイルFに1対1で対応しており、アイコンの識別子(ID)10、アイコンを表示する画面7上の位置を示す位置座標11、アイコンに対応するファイルFへのリンク12、アイコンの表示内容を示すアイコン画像13を含んでいる。ここで、位置座標とは、画面の平面上の位置を表す平面座標(X、Y)と、画面の深さ方向の位置を表す深さ座標(Z)とを組み合わせた座標(X、Y、Z)を言う。
アイコン表示制御手段3は、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートする手段であり、各ファイルFに基づいて表示順スコアを算出するスコア算出手段4と、当該算出した表示順スコアに基づいてアイコンデータIを更新するアイコン再配置手段5とを有している。
スコア算出手段4は、ソート対象となる各アイコンに対応するファイルFの属性15に基づいて表示順スコアを算出する。
ソート対象のアイコンは、画面7上の全アイコンでも、ユーザが選択したアイコンだけでもよく、ユーザが自由に指定できる。なお、ソート対象のアイコンをユーザが選択する手段は、図1では省略している。
表示順スコアは、予め決められているソート条件、若しくは後述する条件設定入力手段8によりユーザから指定されたソート条件に従って、各ファイルFの属性15に基づいて算出され、条件に最も近いファイルから順に高い値となる。
ソート条件としては、ソートに用いるファイルの属性(例えば、作成日時、更新日時、アクセス日時、名前、サイズ、重要度、逼迫度等)と、それら属性毎のソートの向き(例えば、作成日時であれば新しい順、古い順等)を指定できる。例えば、ソート条件が更新日時の新しい順である場合、ファイルFの属性15が保持する更新日時が最も新しいファイルの表示順スコアが最も高く、以下更新日時の新しいファイルほど表示順スコアが高くなる。
ソート対象のアイコンは、画面7上の全アイコンでも、ユーザが選択したアイコンだけでもよく、ユーザが自由に指定できる。なお、ソート対象のアイコンをユーザが選択する手段は、図1では省略している。
表示順スコアは、予め決められているソート条件、若しくは後述する条件設定入力手段8によりユーザから指定されたソート条件に従って、各ファイルFの属性15に基づいて算出され、条件に最も近いファイルから順に高い値となる。
ソート条件としては、ソートに用いるファイルの属性(例えば、作成日時、更新日時、アクセス日時、名前、サイズ、重要度、逼迫度等)と、それら属性毎のソートの向き(例えば、作成日時であれば新しい順、古い順等)を指定できる。例えば、ソート条件が更新日時の新しい順である場合、ファイルFの属性15が保持する更新日時が最も新しいファイルの表示順スコアが最も高く、以下更新日時の新しいファイルほど表示順スコアが高くなる。
アイコン再配置手段5は、前記算出した表示順スコアに基づいて再配置する座標(X、Y、Z)を算出し、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
アイコン再配置手段5は、座標(X、Y、Z)を算出するために、平面座標(X、Y)と深さ座標(Z)とをそれぞれ算出する。
平面座標(X、Y)を算出するにあたり、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持し、且つ、後述する領域設定入力手段9によりユーザから指定された領域の範囲内に平面座標(X、Y)が収まるように算出する。なお、領域設定入力手段9によるユーザからの領域入力が無い場合は、再配置する領域は再配置前の領域と同じとし、平面座標(X、Y)は変わらないものとなる。
深さ座標(Z)を算出するにあたり、前記算出した表示順スコアが高いアイコンから順に画面7の前面側に表示されるように算出する。本例においては、深さ座標(Z)が0の場合が画面の最前面となり、深さ座標(Z)が大きいほど画面の背面側となるものとする。
アイコン再配置手段5は、上記のように算出した平面座標(X、Y)と深さ座標(Z)に基づく再配置する座標(X、Y、Z)で、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
アイコン再配置手段5は、座標(X、Y、Z)を算出するために、平面座標(X、Y)と深さ座標(Z)とをそれぞれ算出する。
平面座標(X、Y)を算出するにあたり、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持し、且つ、後述する領域設定入力手段9によりユーザから指定された領域の範囲内に平面座標(X、Y)が収まるように算出する。なお、領域設定入力手段9によるユーザからの領域入力が無い場合は、再配置する領域は再配置前の領域と同じとし、平面座標(X、Y)は変わらないものとなる。
深さ座標(Z)を算出するにあたり、前記算出した表示順スコアが高いアイコンから順に画面7の前面側に表示されるように算出する。本例においては、深さ座標(Z)が0の場合が画面の最前面となり、深さ座標(Z)が大きいほど画面の背面側となるものとする。
アイコン再配置手段5は、上記のように算出した平面座標(X、Y)と深さ座標(Z)に基づく再配置する座標(X、Y、Z)で、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
アイコン表示手段6は、前記更新したアイコンデータIの位置座標11の平面座標(X、Y)に対応する画面7上の位置に、アイコン画像13を表示出力する。ここで、各アイコンデータIの位置座標11の平面座標(X、Y)が近いために画面7上でアイコン画像13が重なり合う場合は、位置座標11の深さ座標(Z)が小さいアイコンほど画面の前面側となるように重なり合うアイコン画像を作成し、画面7に表示出力する。
条件設定入力手段8は、画面の深さ方向でのアイコンのソート条件として、ファイルの各属性(例えば、作成日時、更新日時、アクセス日時、名前、サイズ、重要度、逼迫度等)と、それら属性毎のソートの向き(例えば、作成日時であれば新しい順、古い順等)をユーザに指定させるための入力インターフェースである。入力方法としては、例えば、画面7上に設定ダイアログを表示してソート条件をユーザに入力させる、ユーザが用意したソート条件を記述した設定ファイルを読み込ませる等の方法がある。
領域設定入力手段9は、画面の深さ方向でソートしたアイコンを再配置する画面7上の領域を、ユーザに指定させるための入力インターフェースである。入力方法としては、例えば、マウス等のポインティングデバイスにより画面7上の任意の範囲をユーザに指定させる、画面7上に設定ダイアログを表示しユーザに再配置する領域の座標を入力させる等の方法がある。
領域設定入力手段9で指定する領域は、再配置前の領域の縦横比と同じ比率の領域でも、異なる比率の領域でも構わない。
領域設定入力手段9で指定する領域は、再配置前の領域の縦横比と同じ比率の領域でも、異なる比率の領域でも構わない。
なお、アイコン表示装置が行う画面の深さ方向でのアイコンのソートは、ユーザの指示により実行する他、所定のタイミングでアイコン表示装置が自動的に実行してもよい。例えば、ファイルを新規に作成し、重ねて配置されているソートされたアイコン群に更に重ねて配置する場合に自動的に実行する等である。
本例の、アイコン表示装置は、プロセッサやメモリ等の公知のコンピュータハードウェアにより本発明に係るプログラムを実行することにより構成されており、上記スコア算出手段4、アイコン再配置手段5、アイコン表示手段6は、当該プログラムの実行により構成されている。
なお、本発明に係るアイコン表示装置は、スコア算出手段4、アイコン再配置手段5、アイコン表示手段6等の各機能手段をそれぞれ専用の回路モジュールとして構成するようにしてもよい。
なお、本発明に係るアイコン表示装置は、スコア算出手段4、アイコン再配置手段5、アイコン表示手段6等の各機能手段をそれぞれ専用の回路モジュールとして構成するようにしてもよい。
本例に係るアイコン表示装置が行う処理について、具体例を用いて説明する。
まず、図2に示すように、画面7に重なり合うように配置されたアイコンA〜Dを例に、画面の深さ方向でのアイコンのソートについて説明する。なお、条件設定入力手段8によりユーザから指定された条件は更新日時の新しい順であり、領域設定入力手段9によるユーザからの再配置する領域の指定は無かったとする。
まず、図2に示すように、画面7に重なり合うように配置されたアイコンA〜Dを例に、画面の深さ方向でのアイコンのソートについて説明する。なお、条件設定入力手段8によりユーザから指定された条件は更新日時の新しい順であり、領域設定入力手段9によるユーザからの再配置する領域の指定は無かったとする。
スコア算出手段4は、各アイコンに対応するファイルFの属性15に基づいて表示順スコアを算出する。条件設定入力手段8により指定された条件は更新日時の新しい順であり、アイコンAに対応するファイルFの属性15が保持する更新日時が最も新しく、以下B、C、Dの順に新しいとすると、スコア算出手段4が算出する各アイコンに対応するファイルの表示順スコアはA>B>C>Dとなる。
アイコン再配置手段5は、前記算出した表示順スコアに基づいてアイコンデータIの位置座標11を更新する。アイコン再配置手段5は、座標(X、Y、Z)を算出するにあたり、平面座標(X、Y)と深さ座標(Z)とをそれぞれ算出する。
まず、アイコン再配置手段5は平面座標(X、Y)を算出する。ここで、領域設定入力手段9によるユーザからの再配置する領域の指定は無かったため、再配置する領域は再配置前の領域と同じであり、平面座標(X、Y)は変わらない。
次に、アイコン再配置手段5は深さ座標(Z)を算出する。本例においては、深さ座標(Z)が0の場合が画面の最前面となり、深さ座標(Z)が大きいほど画面の背面側となるため、表示順スコアの最も大きいファイルAのアイコンの深さ座標(Z)を0、以下、ファイルB、C、Dのそれぞれの深さ座標(Z)を1、2、3とする。
アイコン再配置手段5は、上記算出した平面座標(X、Y)と深さ座標(Z)に基づく再配置する座標(X、Y、Z)で、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
まず、アイコン再配置手段5は平面座標(X、Y)を算出する。ここで、領域設定入力手段9によるユーザからの再配置する領域の指定は無かったため、再配置する領域は再配置前の領域と同じであり、平面座標(X、Y)は変わらない。
次に、アイコン再配置手段5は深さ座標(Z)を算出する。本例においては、深さ座標(Z)が0の場合が画面の最前面となり、深さ座標(Z)が大きいほど画面の背面側となるため、表示順スコアの最も大きいファイルAのアイコンの深さ座標(Z)を0、以下、ファイルB、C、Dのそれぞれの深さ座標(Z)を1、2、3とする。
アイコン再配置手段5は、上記算出した平面座標(X、Y)と深さ座標(Z)に基づく再配置する座標(X、Y、Z)で、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
アイコン表示手段6は、前記更新したアイコンデータIの位置座標11に対応する画面7上の位置に、対応するアイコン画像13を表示出力する。ここで、アイコンAは他のアイコンB、C、Dのいずれとも重なっているが、アイコンAの深さ座標(Z)が0であり最も小さいため、アイコンAが画面の最前面となるようにアイコン画像を作成し、画面7に表示出力する。
図2で示した各アイコンに対してこれら処理を行うことで、各アイコンの位置関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートした結果を図3に示す。
図2で示した各アイコンに対してこれら処理を行うことで、各アイコンの位置関係を維持しつつ、画面の深さ方向でアイコンをソートした結果を図3に示す。
次に、図4に示すように、画面7に配置されたアイコンA〜Fを例に、指定領域へのアイコンの再配置について説明する。ここで、領域設定入力手段9により領域Rがアイコンを再配置する領域としてユーザに指定されたとする。
なお、アイコンの深さ座標(Z)の更新に関する説明は、前述したアイコンの深さ方向のソートにおける説明内容と同等であるため、スコア算出手段4、アイコン表示手段6で行う処理の説明、及び、アイコン再配置手段5で行う深さ座標(Z)に関連する処理についての説明は割愛する。
なお、アイコンの深さ座標(Z)の更新に関する説明は、前述したアイコンの深さ方向のソートにおける説明内容と同等であるため、スコア算出手段4、アイコン表示手段6で行う処理の説明、及び、アイコン再配置手段5で行う深さ座標(Z)に関連する処理についての説明は割愛する。
アイコン再配置手段5は、各アイコンを再配置する座標(X、Y、Z)を算出し、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
アイコン再配置手段5は、座標(X、Y、Z)の平面座標(X、Y)を、領域設定入力手段9によりユーザが指定した領域Rの範囲内に収まるように算出する。ここで、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持するために、再配置前の領域の座標系と領域Rの座標系のX軸の長さの比、及びY軸の長さの比に基づいて、それぞれのアイコン間の距離を変更する。例えば、アイコンAのX軸+4、Y軸+2の座標にアイコンBが在り、指定された領域Rの座標系の長さがX軸、Y軸ともに再配置前の領域の座標系と比較して1/2であった場合、アイコンA、B間のX軸、Y軸それぞれの方向における距離を1/2とする、つまりアイコンAのX軸+2、Y軸+1の座標にアイコンBとなるように領域R内の平面座標(X、Y)を算出する。
アイコン再配置手段5は、上記算出した平面座標(X、Y)と別途算出した深さ座標(Z)に基づく再配置する座標(X、Y、Z)で、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
図5に、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、ユーザから指定された領域R内に各アイコンが再配置された結果を示す。
アイコン再配置手段5は、座標(X、Y、Z)の平面座標(X、Y)を、領域設定入力手段9によりユーザが指定した領域Rの範囲内に収まるように算出する。ここで、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持するために、再配置前の領域の座標系と領域Rの座標系のX軸の長さの比、及びY軸の長さの比に基づいて、それぞれのアイコン間の距離を変更する。例えば、アイコンAのX軸+4、Y軸+2の座標にアイコンBが在り、指定された領域Rの座標系の長さがX軸、Y軸ともに再配置前の領域の座標系と比較して1/2であった場合、アイコンA、B間のX軸、Y軸それぞれの方向における距離を1/2とする、つまりアイコンAのX軸+2、Y軸+1の座標にアイコンBとなるように領域R内の平面座標(X、Y)を算出する。
アイコン再配置手段5は、上記算出した平面座標(X、Y)と別途算出した深さ座標(Z)に基づく再配置する座標(X、Y、Z)で、アイコンデータIの位置座標11を更新する。
図5に、各アイコンのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、ユーザから指定された領域R内に各アイコンが再配置された結果を示す。
なお、本願においては、アイコン再配置手段5は再配置する座標(X、Y、Z)を算出しアイコンデータIの位置座標11を更新するとしているが、算出した座標(X、Y、Z)をアイコンデータIに更新せず一時的に保持しておき、アイコン表示手段6は前記保持した座標(X、Y、Z)に基づく画面7上の位置にアイコンを表示するようにしてもよい。
2:スコア算出手段 3:アイコン再配置手段
4:アイコン表示手段 5:画面
6:条件設定入力手段 7:領域設定入力手段
I:アイコン F:ファイル
4:アイコン表示手段 5:画面
6:条件設定入力手段 7:領域設定入力手段
I:アイコン F:ファイル
Claims (5)
- 複数のファイルに対応付けた複数のアイコンを画面に表示するアイコン表示装置であって、
前記各アイコンの画面上におけるX、Y表示位置情報を保持するアイコンテーブルと、
前記各ファイルの属性に基づいて、対応するアイコンの表示順スコアを算出するスコア算出手段と、
前記各アイコンを、互いのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、前記表示順スコアが高いアイコンが画面の前面側となるように重ねて配置するアイコン再配置手段と、
配置された各アイコンを画面に表示するアイコン表示手段と、
を備えることを特徴とするアイコン表示装置。 - 請求項1に記載のアイコン表示装置において、
スコア算出に用いるファイルの属性の指定をユーザから受け付ける条件設定入力手段と、
前記スコア算出手段は、当該受け付けた属性に基づいて表示順スコアを算出することを特徴とするアイコン表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のアイコン表示装置において、
アイコンを表示させる画面上の領域の指定をユーザから受け付ける領域設定入力手段と、
前記アイコン再配置手段は、当該受け付けた領域の範囲内にアイコンを配置することを特徴とするアイコン表示装置。 - コンピュータが実行することにより、複数のファイルに対応付けた複数のアイコンを画面に表示するアイコン表示装置を構成するアイコン表示プログラムであって、
前記各ファイルの属性に基づいて、対応するアイコンの表示順スコアを算出するスコア算出手段と、
前記各アイコンを、互いのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、前記表示順スコアが高いアイコンが画面の前面側となるように重ねて配置するアイコン再配置手段と、
配置された各アイコンを画面に表示するアイコン表示手段と、
をコンピュータに構成すること特徴とするアイコン表示プログラム。 - 複数のファイルに対応付けた複数のアイコンを画面に表示するアイコン表示方法であって、
アイコン表示装置が、前記各ファイルの属性に基づいて、対応するアイコンの表示順スコアを算出し、
前記アイコン表示装置が、前記各アイコンを、互いのX、Y表示位置の関係を維持しつつ、前記表示順スコアが高いアイコンが画面の前面側となるように重ねて配置し、
前記アイコン表示装置が、配置された各アイコンを画面に表示することを特徴とするアイコン表示方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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