JP2006244186A - Icカード収納袋 - Google Patents

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JP2006244186A
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Kazunori Yamada
山田  和範
Shiyunichi Ushino
俊一 牛野
Zuiki Nishijima
瑞毅 西島
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Tokai Aluminum Foil Co Ltd
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Abstract

【課題】非接触型ICカードの情報の不正な読み取りを防止し、スキミングを防止する技術を提供すること
【解決手段】金属箔をラミネートした積層材よりなる非接触式ICカード収納袋。積層材はアルミニウム箔とプラスチックフィルムの積層材が好ましく、プラスチックフィルムを金属箔の両面にラミネートした積層材が特に好ましい。本発明のICカード収納袋は金属箔がラミネートされており、電磁波を遮蔽するので、それに保管している限り、データを読み取られることがない。もちろん、使用するときは収納袋から取り出せばよい。
【選択図】図1

Description

本発明は非接触式ICカードの収納袋に関する。さらに詳しくは、それに収納することで、非接触式ICカードがスキミングされる危険性を防止できる収納袋に関する。
近年、クレジットカードやキャッシュカードのスキミングが問題となりつつある。従来、磁気カードのスキミング防止方法についてはいくつかの技術が知られている(例えば、特許文献1)。しかし、近年普及しつつあるICカードのスキミング防止技術はあまり知られていない。ICカードには接触型と非接触型があるが、接触型はスキミングするに際してもモジュール端子をリーダライタに接触させる必要があるので、本人が全く知らないうちにスキミングされる可能性はそれほど多くはない。それに対して、非接触型ICカードは電磁波を利用してデータを伝送するので、利便性は優れているものの、本人の知らないうちにスキミングされる可能性があり、問題はより大きい。例えば、街頭や電車の中などでポケットに入れたままでも、スキミングされる虞がないとはいえない。前述の磁気カードのスキミング防止技術はカード決済処理端末において不正に読み取られたことを検出するものであり、カードの情報自体の不正読み取りを防止するものではない。
特開2004−54670公報
本発明の目的は、特に非接触型ICカードの情報の不正な読み取りを防止し、スキミングを防止する技術を提供することである。
上記、本発明の目的は 金属箔をラミネートした積層材よりなる非接触式ICカード収納袋により達成される。
本発明のICカード収納袋は金属箔がラミネートされており、電磁波を遮蔽するので、それに保管している限り、データを読み取られることがない。もちろん、使用するときは収納袋から取り出せばよい。
以下に、本発明を詳細に説明する。
本発明の収納袋は金属箔をラミネートした材料で構成されている。金属箔の種類に制限はないが、電磁波のシールド効果と価格の観点からアルミニウム箔が好ましい。アルミニウム箔の厚さは好ましくは4〜200μmである。4μm未満では電磁波のシールド効果がやや低下する。200μmを超えると、性能的には問題がないが、柔軟性がなくなり、収納袋としてやや扱いにくくなる。
金属箔のみでは特に薄い場合に強度が不十分であるので、紙、プラスチックフィルム等がラミネートされる。ヒートシール等の製袋し易さ等の点からプラスチックフィルムが好ましい。プラスチックフィルムとしては特に制限がなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アイオノマー、ナイロン等が例示できる。これらは1層でもまた同一または異なった種類の多層でも差し支えない。また、紙とプラスチック、不織布とプラスチックの組み合わせでも差し支えない。
ラミネートは金属箔の片面でも両面でも差し支えない。製袋する場合、ヒートシールが一般的に用いられるので、片面ラミネートの場合は袋の内側がプラスチックフィルム層になるようにするのが好ましい。袋の内側のプラスチックフィルム層の厚さはICカードの共振電磁波の波長の1/100以下であることが好ましい。袋の内側のプラスチックフィルム層の厚さがICカードの共振電磁波の波長の1/100を超えるとICカードが共振電磁波に反応しやすくなる。金属箔がアルミニウム箔、銅箔等である場合は、腐食防止のため、プラスチックフィルムを金属箔の両面にラミネートするのが特に好ましい。また、紙のようにヒートシール性を有しないかまたは劣る場合は、ヒートシール性を有する接着性のフィルムをラミネートしたり、接着剤層をコーティングするのが好ましい。
本発明における積層材の金属箔は、電磁波をシールドする限りにおいて多数の開口を有していてもよい。このような金属箔を用いると、収納袋の中身が透けて見えるので便利である。開口径はICカードの共振電磁波の波長の1/50以下であることが好ましく、開口率は20〜80%であることが好ましい。このような開口を有するアルミニウム箔の積層材は、例えば特開2003−273575公報に開示されている。また、収納袋は、電磁波をシールドする限りにおいて切り欠きを有していてもよい。このような切り欠きがあると、カードが取り出し易くなって便利である。
以下、図面で本発明を説明する。
図1は本発明の収納袋を現した図、図2は本発明の収納袋のラミネート構造を例示した図である。
図1において、1は本発明の収納袋で、2はその開口部、3は袋のヒートシール部である。袋は図2に示す積層材でできている。6はアルミニウム箔、7a、7bはその両面にドライラミネートされたポリアミド、8はエチレンビニルアセテート(EVA)のフィルムである。収納袋1は製袋時にヒートシール可能なようにEVAが内側になるように作られる。非接触型ICカード9が収納袋1に保持されると、電磁波は収納袋により遮蔽されるので、データの読み取りが不可能となる。従って、安心してキャッシュカードやクレジットカードを持ち歩くことができる。使用するときは収納袋から取り出して使用する。円弧状の切り欠きはカードを取り出し易いようにするためのつまみ部である。
本発明の非接触型ICカード収納袋は、それに入れて携帯しても、電磁波をシールドするので、本人が気づかないうちにスキミングされる虞が極めて少なく、クレジットカード、キャッシュカード等の収納袋として有用である。
本発明の収納袋を表した図である。 本発明の収納袋のラミネート構造を表した図である。
符号の説明
1 収納袋
2 開口
3 ヒートシール部
6 アルミニウム箔
7a、7b ポリアミド
9 非接触型ICカード

Claims (7)

  1. 金属箔をラミネートした積層材よりなる非接触式ICカード収納袋。
  2. 金属箔がアルミニウム箔である請求項1の収納袋。
  3. アルミニウム箔の厚さが4〜200μmである請求項2の収納袋。
  4. 積層材が金属箔とプラスチックフィルムの積層材である請求項1から請求項3のいずれか1項の収納袋。
  5. プラスチックフィルムが金属箔の両面に積層されている請求項4の収納袋。
  6. 袋の内側に積層されるプラスチックフィルムの厚さがICカードの共振電磁波の波長の1/100以下である請求項4又は請求項5の収納袋。
  7. 袋の一部にカードを取り出し易いようにするためのつまみ部となる切り欠きを有する請求項1から請求項6のいずれか1項の収納袋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128933A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Toppan Printing Co Ltd 積層品及び収納具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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