JP2006244075A - コンテンツ複製管理システム、コンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末 - Google Patents

コンテンツ複製管理システム、コンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2006244075A
JP2006244075A JP2005057905A JP2005057905A JP2006244075A JP 2006244075 A JP2006244075 A JP 2006244075A JP 2005057905 A JP2005057905 A JP 2005057905A JP 2005057905 A JP2005057905 A JP 2005057905A JP 2006244075 A JP2006244075 A JP 2006244075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
terminal device
copy
data indicating
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005057905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006244075A5 (ja
JP4659489B2 (ja
Inventor
Akihiko Toyoshima
昭彦 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority to JP2005057905A priority Critical patent/JP4659489B2/ja
Publication of JP2006244075A publication Critical patent/JP2006244075A/ja
Publication of JP2006244075A5 publication Critical patent/JP2006244075A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4659489B2 publication Critical patent/JP4659489B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

【課題】 特定の端末機器において、個々の端末機器に別々に配信又はコピーされた各著作コンテンツの複製管理を一元的に行うともに、著作コンテンツ消失のリスクを低減できるようにする。
【解決手段】 相互に通信を行い、コンテンツの複製管理を行なう第1端末機器及び第2端末機器において、第1端末機器は、コンテンツとコンテンツの複製作成権利を示すデータ42を含む複製管理情報41とを対応付けて記憶しており、第2端末機器に対し、コンテンツと当該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報を合わせて送信する。そして、第2端末機器は、上記第1端末機器から送信された、コンテンツと当該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報を受信し、コンテンツと当該コンテンツの複製を作成できる権利を示すデータ42を含む複製管理情報41とを対応付けて記憶するようにする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数の利用者端末間における著作コンテンツの複製管理を行なうコンテンツ複製管理システム、そのシステムに用いられるコンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末に関する。
近年、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の高速有線ネットワークが普及しており、これらの高速有線ネットワークを利用して、著作コンテンツ配信サーバからパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する。)等の端末機器へ、音楽等の著作コンテンツを配信するビジネスが盛んになっている。
利用者は、著作物複製管理ソフトウェアを利用して、上記端末機器に配信された各著作コンテンツを、ハードディスクドライブ装置又は大容量の不揮発性メモリを搭載した、携帯電話等の携帯端末機器へ複製コンテンツとして一括にコピーすることができる。携帯端末機器には、複製作成権を有するオリジナルコンテンツデータベースと、全く同一のコンテンツ内容を有する複製コンテンツデータベースが、複製される。
利用者は、携帯端末機器と共に上記複製コンテンツデータベースを持ち歩き、その複製コンテンツデータベース内の全著作コンテンツの中から好きなものを、いつでもどこでも楽しむことができる。
一般的に、著作コンテンツ配信サーバから端末機器へ直接配信されたオリジナルの著作コンテンツは、著作物複製管理ソフトウェアにより複製作成回数制限などの管理を実施された上で、他機器へ複製される。オリジナルの著作コンテンツから作成された複製コンテンツは、さらなる複製コンテンツを作成することが出来ないようになっている点が、オリジナルコンテンツとの相違点である。
著作コンテンツを提供するものとして、例えば特許文献1に、利用者が多様なメディアを通じて購入した著作物を一元管理することにより、著作物の重複購入を防止することができる著作物提供装置が記載されている。
特開2004−185430号公報
ところで、携帯電話システムを始めとして無線通信の高速化が進むとともに、定額通信料を売り物にしたインターネット接続サービスが出現したことにより、著作コンテンツの一部分又は全部分を、著作コンテンツ配信サーバから通信機能を有する携帯端末機器に直接配信することも実現されている。
ただし、この場合、配信されたコンテンツは、著作コンテンツ保護の観点から、携帯端末機器内に具備されているメモリカードへの移動を除いて、その携帯端末機器から別機器へ移動したり、又は、複製を作成したりすることは出来ないようになっている。
そのため、利用者は、携帯端末機器に配信された著作コンテンツと、自分の所有する他の端末機器に配信された著作コンテンツを別々に管理する必要があり、意識して使い分ける必要が生じるために、管理が煩雑であるという問題があった。
また、携帯端末機器に配信された著作コンテンツは、上述したように複製作成が基本的に禁止されているために、利用者は、所有する携帯端末機器の故障、紛失等に伴う著作コンテンツ消失のリスクを負わなければならないという問題があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、特定の端末機器において、個々の端末機器に別々に配信又はコピーされた各著作コンテンツの複製管理を一元的に行うともに、著作コンテンツ消失のリスクを低減できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決して目的を達成するため、本発明は、相互に通信を行い、コンテンツの複製管理を行なう第1端末機器及び第2端末機器において、第1端末機器は、コンテンツとコンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報とを対応付けて記憶しており、第2端末機器に対し、コンテンツと当該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報を合わせて送信する。そして、第2端末機器は、上記第1端末機器から送信された、コンテンツと当該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報を受信し、コンテンツと当該コンテンツの複製を作成できる権利を示すデータを含む複製管理情報とを対応付けて記憶するようにする。
上述の構成によれば、第1端末機器に記憶されている複製作成権利を所有するコンテンツの複製を作成して第2端末機器に送信するとともに、そのコンテンツの複製作成権利を合わせて第2端末機器に譲渡することにより、第2端末機器において、一元的に全コンテンツの複製管理を行なうことができる。また、第1端末機器で入手したコンテンツの複製を第2端末機器に作成することができる。
本発明によれば、別々の端末機器に配信あるいはコピーされた各著作コンテンツを、各端末機器から著作物複製管理機能を有する特定の1つの端末機器へ、コンテンツデータ自身をコピーすると共に、その複製を作成できる権利を示す付随データを、同時に譲渡することで、その特定の1つの利用者端末機器において、全著作コンテンツの複製管理を一元的に行うことができ、利用者の管理に要する負担を軽減できるという効果がある。
また、著作コンテンツの複製を別機器に作成することにより、故障・紛失等により被る、著作コンテンツ消失のリスクを著しく低減させることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る著作物管理システムが適用されるコンピュータネットワークシステムの一例を示す概略構成図である。
本例におけるコンピュータネットワークシステムは、携帯電話無線機能を有する携帯端末機器1、端末機器2、携帯電話端末1に携帯電話無線サービスを提供する事業者が管理している無線基地局3、著作コンテンツの配信サービスを提供する著作コンテンツ配信サーバ4、端末機器1と無線基地局3と著作コンテンツ配信サーバ4とを接続するインターネットなどのコンピュータネットワーク5から構成される。
クレードル1aは、携帯端末機器1を載置するスタンド型の拡張機器であり、本体を載せるだけで端末機器2と接続してデータを同期させたり、本体の電源を充電する充電器としても使用される。
本例において、著作コンテンツ(「著作物」とも称する。)は、コンピュータネットワーク等の有線又は無線の通信回線を利用して送受信可能なデジタルコンテンツをいい、動画、静止画、音声、文字、数値情報などの属性を問わず、デジタルデータ化されたコンテンツ全てを対象とする。
本実施の形態の携帯端末機器1及び端末機器2は、利用者の指示に応じてあるいは設定に応じて自動でコンピュータネットワーク5に接続し、著作コンテンツ配信サーバ4から音楽などの著作コンテンツを各機器へダウンロードすることができる。さらに、携帯端末機器1と端末機器2は、クレードル2を介して、著作コンテンツ配信サーバからダウンロードした著作コンテンツを相互に送ることができるようになっている。
図2は、携帯端末機器1のブロック構成の一例を示す図である。
携帯端末機器1は、CPU(Central Processing Unit)等からなる制御部15を中心として、無線基地局3と通信するアンテナ部を含む携帯電話送受信部11、制御部15が実行するプログラムコードや各種データの格納・読み出しを行なうワークエリアとして機能するメモリ12、プログラムコード及び配信されたコンテンツデータを含む各種データを不揮発に格納でき、かつ、それらの読み出しが大容量に行えるハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等の記憶装置部13、USB(Universal Serial Bus)あるいはBluetooth(登録商標)などの外部機器インターフェイス14を備える。
また、制御部15からの指示並びにデータにより所定の処理を行い、画像表示手段の一例であるLCD(Liquid Crystal Display)17へ画像データを出力する画像出力部16、同じく制御部15からの指示並びにデータにより所定の処理を行い、スピーカ19へ音声データを出力する音声出力部18、さらに、通話用スピーカ部及びマイク部20、さらに、ユーザ操作による入力信号を制御部15へ入力するための押しボタンやジョグダイヤル等の入力部21を備える。
端末機器2は、一般的な据え置き型のパーソナルコンピュータ等であり、図3にそのブロック構成の一例を示す。
端末機器2は、CPU等からなる制御部35を中心として、その制御部35が実行するプログラムコードや各種データの格納・読み出しを行なうワークエリアとして機能するメモリ31、プログラムコード及び配信されたコンテンツデータを含む各種データを不揮発的に格納でき、かつ、それらの読み出しが大容量に行えるハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等の記憶装置部32、インターネットサービスプロバイダが管理するサーバに接続するためのイーサネット(登録商標)等のネットワークインターフェイス33、USBあるいはBluetoothなどの外部機器インターフェイス34を備える。
また、制御部35からの指示並びにデータにより所定の処理を行い、LCDモニタなどからなる画像出力装置37へ画像データを出力する画像出力部36、同じく制御部35からの指示並びにデータにより所定の処理を行い、スピーカ等からなる音声出力装置39へ音声データを出力する音声出力部38、さらに、ユーザ操作による入力信号を制御部35へ入力するキーボードやポインティングデバイス等の入力部40を備える。
次に、本発明の一実施の形態による著作物ダウンロード処理について、図4のフローチャート及び図5を参照して説明する。ここでは、著作コンテンツ配信サーバ4から端末機器2に著作コンテンツをダウンロードする例としている。
利用者は、インターネットサービスプロバイダ(図示せず)からインターネット接続サービスを提供されているものとする。図4において、まず、利用者の操作により、端末機器2の制御部35が、記憶装置部32に格納された著作物ダウンロードプログラムを読み出し、そのプログラムを実行開始することによって、端末機器2がコンピュータネットワーク5を介して著作コンテンツ配信サーバ4にアクセスする(ステップS11)。
端末機器2の画像出力装置37には、ダウンロードしたい著作コンテンツを選択するメニュー画面が表示される。利用者がメニュー画面を見てダウンロードしたい著作コンテンツを選択することにより、著作コンテンツ配信サーバ4から端末機器2に所望の著作コンテンツのダウンロードが開始される(ステップS12)。なお、著作コンテンツ配信サーバ4が利用者の嗜好を判別するなどして、配信する著作コンテンツを自動的に決定するようにしてもよい。
端末機器2では、著作コンテンツのダウンロードが開始と同時に、著作物複製管理プログラムが起動する(ステップS13)。そして、配信された著作コンテンツのコンテンツデータは、著作物複製管理プログラムにより、著作コンテンツの複製管理に利用される情報が付加(ステップS14)されて、ライブラリデータを更新する形で記憶装置部32に格納される(ステップS15)。
上記著作コンテンツの複製管理に利用される情報は、配信された著作コンテンツが著作コンテンツ配信サーバ4から直接、端末機器にダウンロードされた著作コンテンツ(オリジナルコンテンツ)であることを明示的に示すオリジナル識別コード、並びに複製作成許容回数データから構成されている。オリジナル識別コードは、コンテンツの複製作成権利の有無を示すものでもある。複製作成許容回数データは、著作物複製管理プログラムが予め所定の複製回数を設定するようにしてもよいし、あるいは、その著作コンテンツの付随データとして、著作コンテンツ配信サーバ4からコンテンツデータとともに受け取るようにしてもよい。
図5は、上述の新たに付加されるオリジナル識別コード42並びに複製作成許容回数データ43を含む、ライブラリデータ41の一部を、一例として示したものである。例えば著作コンテンツが音楽ファイルである場合には、その付随データ41は、楽曲タイトル、アーティスト名、演奏時間、オリジナル識別符号33、複製作成許容回数43等から構成される。利用者は、端末機器2の記憶装置部32にライブラリとして格納された著作コンテンツを、コンテンツ再生プログラムにより再生して楽しむことができる。
一方、利用者は、携帯端末機器1を用いて携帯電話送受信部11により無線基地局3と無線通信することで、コンピュータネットワーク5を介し、著作コンテンツ配信サーバ4にアクセスすることができる。そして、前述の端末機器2を用いた場合と同様、著作物ダウンロードプログラム並びに著作物複製管理プログラムを、携帯端末機器1において実行することにより、携帯端末機器1内の記憶装置部13に、前述のオリジナル識別コードと複製作成許容回数データを付加して著作コンテンツを格納することができる。ここで、端末機器2と携帯端末機器1に、各々、別々の著作コンテンツライブラリが形成されることとなる。
次に、携帯端末機器2と端末機器1のそれぞれに著作コンテンツライブラリが形成された状態において、端末機器2が携帯端末機器1にある著作コンテンツを取得する際の処理について、図6を参照して説明する。図6は、その著作コンテンツ取得処理例を示すシーケンス図である。
今、端末機器2とUSBを介して接続されたクレードル1aに携帯端末機器1を置き、端末機器2において著作物複製管理プログラムを実行開始する。次いで著作物複製管理プログラムは、端末機器2が携帯端末機器1と接続され通信が可能であるか確認する(a)。通信可能であると確認できた後、端末機器2から携帯端末機器1に対しIDを要求し(b)、携帯端末機器1は端末機器2に対し自身のIDを送信する(c)。
端末機器2は携帯端末機器1から受信したIDにより、予め利用者が設定した機器同士の組み合わせであるか認証処理を行なう(d)。認証失敗の場合、著作コンテンツ取得処理を終了する。
上記処理(d)において認証が成功した後、端末機器2は携帯端末機器1に対し、著作コンテンツライブラリの内容確認を要求し(e)、携帯端末機器1は著作コンテンツライブラリに関する付随情報一覧を端末機器2へ送信する(f)。
端末機器2は、自身の著作コンテンツライブラリの付随情報一覧と、携帯端末機器1から入手した付随情報一覧を比較し、差分コンテンツ、すなわち携帯端末機器1に有って端末機器2に無い著作コンテンツの有無を判別する(g)。差分コンテンツが無い場合、著作コンテンツ取得処理を終了する。
上記処理(g)において差分コンテンツ有りの場合、差分コンテンツを、端末機器2から携帯端末機器1に対し要求する(h)。携帯端末機器1は、要求を受けて差分コンテンツを送信するかどうか判断する(i)。送信しない場合、一連の著作コンテンツ取得処理を終了する。
上記処理(i)において送信すると判断した場合、携帯端末機器1から端末機器2へ差分のコンテンツデータとその付属情報を送信する(j)。端末機器2は携帯端末機器1から差分のコンテンツデータとその付属情報を受信した後、通信を切断する(k)。
続いて、上述の著作コンテンツ取得時における、各端末の制御部による著作物複製管理について、図7を参照して説明する。図7は、著作物複製管理処理例を示すフローチャートである。
上述したように、始めに携帯端末機器1がクレードル1aに置かれた状態で、端末機器2の著作物複製管理プログラムを実行開始する。次いで端末機器2の著作物複製管理プログラムにより、端末機器2が携帯端末機器1と接続され通信可能であることを確認する(ステップS21)。例えば、有線であれば端末機器2と携帯端末機器1がケーブル接続されているかどうか、予め利用者が設定した機器の組み合わせであるかが確認される。通信可能でない場合は処理を終了する。
端末機器2と携帯端末機器1が通信可能であることが確認できた後、端末機器2は携帯端末機器1にインストールされている著作物複製管理プログラムを起動させ(ステップS22)、携帯端末機器1の記憶装置部13内に格納されている、著作コンテンツライブラリに関する付随情報一覧を入手する(ステップS23)。
端末機器2の制御部35は、携帯端末機器1から入手した一覧情報と、端末機器2の記憶装置部32内にある著作コンテンツライブラリの付随情報一覧とを比較し、例えば楽曲タイトルやアーティスト名等から、携帯端末機器1に有って端末機器2に無い著作コンテンツを全て抽出する(ステップS24)。その抽出された著作コンテンツの中から、付随データにオリジナルであることを示すオリジナル識別コードを保有し、かつ複製作成許容回数がゼロでない著作コンテンツをさらに抽出する(ステップS25)。これは、携帯端末機器1へ直接配信され、複製を作成することを禁止されていない著作コンテンツを抽出することを意味する。
図8は、抽出された著作コンテンツの一例である。図8に示す著作コンテンツは、楽曲タイトルがAAA、アーティスト名がBBB、演奏時間が5分、そしてオリジナル識別符号は1、複製作成許容回数は2の音楽ファイルである。本例では、オリジナル識別符号が1のときはオリジナルであることを意味し、オリジナル識別符号が0のときはオリジナルでなく、複製であることを意味する。
抽出された著作コンテンツは、その著作コンテンツの複製を全て端末機器2に作成するため、コンテンツデータ自身と付随データが、携帯端末機器2から端末機器2へ転送される(ステップS26)。端末機器2へ転送されたコンテンツデータは、既にある著作コンテンツライブラリに追加される形で、記憶装置部32へ格納される(ステップS27)。
このとき、図9Aに示すように、端末機器2の著作コンテンツライブラリに追加されたコンテンツデータの付随データにあるオリジナル識別符号は、オリジナルであることを保持し、また複製作成許容回数は、携帯端末機器1に格納されていたときの値から1減算した値に改定される(ステップS28)。
同時に、携帯端末機器1においては、図9Bに示すように、コンテンツデータを転送後、端末機器2へ複製を作成するために転送した著作コンテンツの付随データにあるオリジナル識別符号は、オリジナルでなく複製であることを示すように改定され、また複製作成許容回数は、複製に改定されたのでさらなる複製作成を禁止するようにゼロに改定される(ステップS29)。
これにより、著作コンテンツが携帯端末機器1へ直接配信された場合であっても、あたかも著作コンテンツが直接、端末機器2へ配信され、その複製を携帯端末機器1に作成した場合と全く同じ状態を作り出すことができる。したがって、個々に、別々の利用者端末機器に配信された著作コンテンツを、区別することなく特定の1つの利用者端末機器において、著作コンテンツライブラリとして一元管理することが可能となる。さらに、携帯端末機器1に格納された著作コンテンツは、端末自身の紛失や故障などの高いリスクの元で使用されているが、そのコンテンツデータと同一のデータを、他の端末機器内に作成することにより、そのリスクを著しく低減することができる。
上述した実施の形態の変形例として、次のようなものが考えられる。
例えば、上述の例では、端末機器2が携帯端末機器1との著作コンテンツの差分を調査し、携帯端末機器1に対して差分コンテンツを転送するよう要求した。しかし、携帯端末機器1が、携帯端末機器1に有って端末機器2に無い著作コンテンツを調査し、端末機器2に対してその差分コンテンツを転送するようにしてもよい。このようにした場合、例えば、利用者が外出先で携帯端末機器1を操作して新たな著作コンテンツを入手し、その入手した著作コンテンツを携帯端末機器1から端末機器2へ送信するなどの応用が可能である。
以上、述べたように、著作権を有するコンテンツの管理に関して、著作物複製管理システムを構成する別々の端末機器に配信あるいはコピーされた各著作コンテンツを、各端末機器から著作物複製管理機能を有する特定の1つの端末機器へ、コンテンツデータ自身をコピーすると共に、その複製を作成できる権利を示す付随データを、同時に譲渡することで、その特定の1つの利用者端末機器において、全著作コンテンツの複製管理を一元的に行える。また、著作コンテンツの複製を別端末機器に作成することにより、故障・紛失等により被る著作コンテンツ消失のリスクを著しく低減させることができる。
なお、上述した実施の形態においては、オリジナルコンテンツを示すものとして、明示的に著作コンテンツの付随データ中にオリジナル識別符号なるものを設けたが、これを省略し、複製作成許容回数等の複製作成制限情報のみを用いて代用することは可能である。その場合、複製禁止を示すデータが、最大複製許容回数に到達したオリジナルコンテンツなのか、複製作成できない複製コンテンツなのかの区別がつかなくなることが考えられるが、例えば一方の機器を著作コンテンツダウンロード用とし、他方の機器を複製コンテンツ格納用とするなど、実施上それを許容できるならば、省略しても構わない。
さらに、携帯端末機器1に複製コンテンツとして、データを残す必要がない場合には、端末機器2にコンテンツデータ、付随データを作成後、その付随データの複製作成許容回数は1減算されずに、携帯端末機器1内の該当コンテンツデータの方を、付随データと共に消去されるようにしてもよい。
また、端末機器2がクレードル1aに置かれた携帯端末機器1と通信する例について述べるが、例えば、両端末機器に設けられた外部機器インターフェイスを介して、Bluetoothや無線LANなどの近距離無線通信により直接通信を行なうようにしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、携帯端末機器として携帯電話を例に説明したが、その他、例えばPDA(Personal Digital Assistant)、ネット対応型携帯音楽プレーヤーなど、種々ものが適用できる。また、パーソナルコンピュータなどの据え置き型端末機器と携帯可能な端末機器の組み合わせで説明したが、双方とも携帯可能な端末機器というような任意の組み合わせでもよい。なお、上述例において、携帯端末機器1と端末機器2を入れ替えても同様に適用することができることは勿論である。
また、著作コンテンツとして、著作コンテンツ配信サーバ4から各端末に配信された著作コンテンツだけでなく、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体から複製作成を許容されたコンテンツをコピーしたものでも、同様に扱うことが可能であることは勿論である。
本発明の一実施の形態に係るコンピュータネットワークシステムを示す図である。 本発明の一実施の形態に係る携帯端末機器の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る端末機器の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る著作物ダウンロード処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る著作コンテンツライブラリの付随情報の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る著作コンテンツ取得処理例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施の形態に係る著作物複製管理処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る携帯端末機器の転送前付随情報例を示す図である。 A,Bは本発明の一実施の形態に係る端末機器及び携帯端末機器の転送後付随情報例を示す図である。
符号の説明
1…携帯電話端末、2…端末機器、1a…クレードル、3…無線基地局、4…著作コンテンツ配信サーバ、5…コンピュータネットワーク、11…携帯電話送受信部、12…メモリ、13…記憶装置部、14…外部機器インターフェイス、15…制御部、16…画像出力部、17…LCD、18…音声出力部、19…スピーカ、20…通話用スピーカ部及びマイク部、21…入力部、31…メモリ、32…記憶装置部、33…ネットワークインターフェイス、34…外部機器インターフェイス、35…制御部、36…画像出力部、37…画像出力装置、38…音声出力部、39…音声出力装置、40…入力部、41…付随データ、42…オリジナル識別符号データ、43…複製作成許容回数データ

Claims (7)

  1. 相互に通信可能な第1端末機器及び第2端末機器においてコンテンツの複製管理を行なうコンテンツ複製管理システムであって、
    前記第1端末機器は、コンテンツと、該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    第2端末機器に対し、前記記憶部に記憶された、コンテンツと当該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報を合わせて送信する制御部とを有し、
    前記第2端末機器は、コンテンツと、該コンテンツの複製管理情報を記憶できる記憶部と、
    前記第1端末機器から送信された、コンテンツと当該コンテンツの複製を作成できる権利を示すデータを含む複製管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる制御部とを有する
    ことを特徴とするコンテンツ複製管理システム。
  2. 前記第1端末機器に記憶されている複製管理情報には、コンテンツの複製を作成する上での制限事項を示すデータが含まれており、
    前記第1端末機器は、前記第2端末機器に対し、前記コンテンツの複製作成権利を示すデータとともに、前記複製を作成する上での制限事項を示すデータを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ複製管理システム。
  3. 前記第1端末機器において、前記複製作成権利を示すデータが送信されたコンテンツは、更なる複製の作成を禁止された複製コンテンツとして扱われる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ複製管理システム。
  4. 前記第2端末機器において、前記第1端末機器から前記コンテンツを受信した際、当該コンテンツの複製を作成する上での制限事項を示すデータに、複製コンテンツが一つ作成されたことが反映される。
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ複製管理システム。
  5. 前記第1端末機器及び/又は第2端末機器は、通信機能を備えた拡張機器上に載置され、前記拡張機器を介して一方の端末機器と通信を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ複製管理システム。
  6. 特定端末にコンテンツを送信し、前記特定端末との間でコンテンツの複製管理を行なうコンテンツ送信端末であって、
    コンテンツと、該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記特定端末に対し、前記記憶部に記憶された、コンテンツと当該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報を合わせて送信する制御部と
    を有することを特徴とするコンテンツ送信端末。
  7. 特定端末からコンテンツを受信し、前記特定端末との間でコンテンツの複製管理を行なうコンテンツ受信端末であって、
    コンテンツと、該コンテンツの複製管理情報を記憶できる記憶部と、
    前記特定端末からコンテンツと当該コンテンツの複製作成権利を示すデータを含む複製管理情報を受信し、前記コンテンツと当該コンテンツの複製を作成できる権利を示すデータを含む複製管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶する制御部と
    を有することを特徴とするコンテンツ受信端末。
JP2005057905A 2005-03-02 2005-03-02 コンテンツ複製管理システム、コンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末 Expired - Fee Related JP4659489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005057905A JP4659489B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 コンテンツ複製管理システム、コンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005057905A JP4659489B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 コンテンツ複製管理システム、コンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006244075A true JP2006244075A (ja) 2006-09-14
JP2006244075A5 JP2006244075A5 (ja) 2008-04-03
JP4659489B2 JP4659489B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=37050437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005057905A Expired - Fee Related JP4659489B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 コンテンツ複製管理システム、コンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4659489B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312070A (ja) * 1989-06-07 1991-01-21 Canon Inc 再生装置
JP2000347946A (ja) * 1999-04-16 2000-12-15 Deutsche Thomson Brandt Gmbh マルチメディアコンテンツの不正な使用を防止する方法及び装置
JP2001125833A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Sony Corp 記録媒体、記録装置、記録再生システム
JP2002358242A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Victor Co Of Japan Ltd コンテンツのコピー管理方法及び記録再生装置
JP2003022338A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置
JP2003022080A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Sony Corp 記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2003101521A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Sanyo Electric Co Ltd ライセンス管理装置およびそれを用いたデータ端末装置
JP2003264774A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Canon Inc 携帯動画録画再生システム
JP2004021996A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Sony Corp 記録装置、サーバ装置、記録方法、プログラム、記憶媒体
JP2004086400A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Victor Co Of Japan Ltd デジタルコンテンツ管理装置
JP2005025921A (ja) * 2003-06-09 2005-01-27 Sony Corp コンテンツデータ転送システムおよびコンテンツデータ転送方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312070A (ja) * 1989-06-07 1991-01-21 Canon Inc 再生装置
JP2000347946A (ja) * 1999-04-16 2000-12-15 Deutsche Thomson Brandt Gmbh マルチメディアコンテンツの不正な使用を防止する方法及び装置
JP2001125833A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Sony Corp 記録媒体、記録装置、記録再生システム
JP2002358242A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Victor Co Of Japan Ltd コンテンツのコピー管理方法及び記録再生装置
JP2003022338A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置
JP2003022080A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Sony Corp 記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2003101521A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Sanyo Electric Co Ltd ライセンス管理装置およびそれを用いたデータ端末装置
JP2003264774A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Canon Inc 携帯動画録画再生システム
JP2004021996A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Sony Corp 記録装置、サーバ装置、記録方法、プログラム、記憶媒体
JP2004086400A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Victor Co Of Japan Ltd デジタルコンテンツ管理装置
JP2005025921A (ja) * 2003-06-09 2005-01-27 Sony Corp コンテンツデータ転送システムおよびコンテンツデータ転送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4659489B2 (ja) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1931112B1 (en) Information processing device, download method, download interruption method, download resuming method, and program
CN100426179C (zh) 移动组件、程序和移动方法
JP5173816B2 (ja) 情報購読システム
US6372974B1 (en) Method and apparatus for sharing music content between devices
CN101068420B (zh) 移动通信终端及控制其的方法
US6989484B2 (en) Controlling sharing of files by portable devices
WO2002056203A1 (en) Distribution device, terminal device, and program and method for use therein
JPH11259964A (ja) 記録再生システム
US7603335B2 (en) Acquisition of attribute and accounting information with communication interruption
KR20050118101A (ko) 정보 처리 시스템, 정보 처리 장치 및 방법, 그리고프로그램
JP2001331661A (ja) 情報配信方法、情報配信システム、通信端末、情報配信装置および重複配信防止方法
CN1921388B (zh) 信息提供设备和方法以及信息处理设备和方法
JP2006172392A (ja) コンテンツ配信システム、コンテンツ再生装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ再生方法及びプログラム
JP2004046497A (ja) コンテンツ管理装置、コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法
JP2002244928A (ja) デジタル情報ストレージシステムおよびデジタル情報配信システム
JP4659489B2 (ja) コンテンツ複製管理システム、コンテンツ送信端末及びコンテンツ受信端末
JP5738908B2 (ja) 情報配信装置、情報配信方法および情報配信プログラム
JP2005129110A (ja) オーディオシステム及びコンテンツ出力方法
JP2006338135A (ja) コンテンツ配信システム
JP2007193630A (ja) コンテンツ送受信システムおよびコンテンツ送受信方法
JP5993978B2 (ja) 情報配信装置、情報配信方法および情報配信プログラム
JP2007219648A (ja) バックアップサーバ
JP2007234072A (ja) オーディオ装置、メタデータ受給プログラム、及びメタデータ受給方法
JP2007047928A (ja) コンテンツ配信システム
JP2002108363A (ja) ダウンロードシステム、携帯型情報処理装置、及び、記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101104

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees