JP2002108363A - ダウンロードシステム、携帯型情報処理装置、及び、記録媒体 - Google Patents

ダウンロードシステム、携帯型情報処理装置、及び、記録媒体

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JP2002108363A
JP2002108363A JP2000301338A JP2000301338A JP2002108363A JP 2002108363 A JP2002108363 A JP 2002108363A JP 2000301338 A JP2000301338 A JP 2000301338A JP 2000301338 A JP2000301338 A JP 2000301338A JP 2002108363 A JP2002108363 A JP 2002108363A
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Tomohiro Sudo
智浩 須藤
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって、ネットワーク接続による煩
わしさを意識せずに、ネットワークから配信される情
報、またはダウンロードした音楽等のマルチメディアコ
ンテンツを楽しむことができるようにする。 【解決手段】 図(A)に示すように、MP3プレーヤ
ーは、接続されている記録メディアの空き容量が、ダウ
ンロードしようとするファイルを格納するには容量が不
足しているか否かを判断する(S262)。空き容量が
不足していると判断したならば、ファイル名、アーティ
スト名、自動転送コマンド、URLのみを記録メディア
に記録する(S266)。この記録メディアをMP3プ
レーヤーから外し、その後、PCを起動させて当該記録
メディアをPCの入出力部に挿入すると、PC5は図
(B)に示すフローに従って動作し、Webサーバから
ファイルをダウンロードする(S269)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲データをダウン
ローとするダウンロードシステム、携帯型情報処理装
置、及び、記録媒体に関する。
【0002】
【発明の背景】今日においては、通信技術の発達や通信
インフラの整備により、電子メールやインターネット接
続等による各種マルチメディアコンテンツの配信サービ
ス、ダウンロードサービスが普及してきている。また、
これとは別に、パソコンにおいて、MP3等のデータフ
ォーマットでダウンロードした音楽の再生や編集を行っ
たり、画像を加工したりと、マルチメディアに特化した
アプリケーションも普及しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
ネットワーク環境や、パソコンで制御実行されるアプリ
ケーションが普及してきても、現状においてはインター
ネット接続する場合には、これを意識しなければなら
ず、パソコンのユーザにとっては、マルチメディアコン
テンツを楽しむ上で煩わしく感じるものがあった。本発
明では、このような問題点に鑑みてなされたものであ
り、ユーザにとって、ネットワーク接続による煩わしさ
を意識せずに、ネットワークから配信される情報、また
はダウンロードした音楽等のマルチメディアコンテンツ
を楽しむことができる、ダウンロードシステム、携帯型
情報処理装置、及び、記録媒体を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明にかかるダウンロードシステムに
あっては、曲データとこの曲データに関連する情報デー
タとを対応付けて複数組蓄積するデータベースを管理す
るサーバと、このサーバに接続することにより、前記デ
ータベースよりネットワークを介して少なくとも前記曲
データに関する情報をダウンロードして記憶する第1の
端末、および、第2の端末とで構成されるダウンロード
システムにおいて、前記第2の端末は、再生すべき曲デ
ータを記憶させ得る記憶容量が残存しているか否かを判
断する判断手段と、この判断手段に、前記曲データを記
憶させ得る記憶容量が残存していないと判断された場
合、前記曲データに関連する情報のみを前記データベー
スからダウンロードするよう制御する第1の制御手段を
備え、前記第1の端末は、前記第1の制御手段によりダ
ウンロードされた曲データに関連する情報を取得する取
得手段と、この取得手段により取得された前記曲データ
に関連する情報に対応する曲データを前記データベース
からダウンロードするよう制御する第2の制御手段とを
備える。
【0005】すなわち、第2の端末は記憶容量が少な
く、第2の端末は記憶容量が大きい据置型であって部屋
に配置されているとする。記憶容量が少ない携帯型の第
2の端末には、外出先等において随時、曲データに関連
するデータのみをデータベースからダウンロードして記
憶させておく。そして、帰宅後等において第2の端末に
より、第1の端末から曲データに関連するデータを取得
させると、第1の端末が曲データに関連するデータに対
応する曲データをダウンロードする。したがって、記憶
容量の少ない携帯端末を携帯しても、結果的に所望した
曲データをダウンロードすることができる。
【0006】また、請求項2記載の発明にかかるダウン
ロードシステムにあっては、前記第2の端末は、携帯可
能な形状を模す。したがって、携帯可能であって記憶容
量の小さい第2の端末を携帯して外出しても、外出先で
所望した曲データを結果的にダウンロードすることがで
きる。
【0007】また、請求項3記載の発明にあっては、ネ
ットワークを介してサーバに接続する接続手段と、この
接続手段により前記サーバに接続されることにより、前
記サーバを介してデータベースよりマルチメディアデー
タをダウンロードするダウンロード手段とを備えた携帯
型情報再生装置において、このダウンロード手段により
ダウンロードされたマルチメディアデータを記憶する記
憶手段と、前記ダウンロード手段によるダウンロードを
指示する指示手段と、この指示手段によりダウンロード
が指示されると、前記記憶手段の記憶残量と前記ダウン
ロードすべきマルチメディアデータの容量を比較する比
較手段と、この比較手段による比較の結果、前記記憶手
段の記憶残量がダウンロードすべきマルチメディアデー
タの容量より少ないと判別すると、このマルチメディア
データをダウンロードする際に必要とする情報のみを前
記サーバより取得する取得手段と、この取得手段により
取得された情報を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手
段とを備えている。
【0008】したがって、この携帯型情報再生装置がダ
ウンロードを実行する際には、記憶残量とダウンロード
すべきマルチメディアデータの容量とが比較されて、記
憶手段の記憶残量がダウンロードすべきマルチメディア
データの容量より少ない場合には、マルチメディアデー
タをダウンロードする際に必要とする情報のみをサーバ
より取得して記憶する。したがって、この記憶された情
報を用いて、後日、マルチメディアデータをダウンロー
ドすることが可能となり、結果的に所望のマルチメディ
アデータを確実に入手し得る。
【0009】また、請求項4記載の発明にかかる携帯型
情報再生装置にあっては、前記記憶手段は、当該携帯型
情報再生装置に対し着脱可能に構成されている。したが
って、記憶手段を取り外して、ダウンロード機能を備え
る他の機器に装着することにより、容易かつ確実に所望
のマルチメディアデータを入手することが可能となる。
【0010】また、請求項5の発明にかかる記録媒体に
あっては、ネットワークを介してサーバに接続する接続
手順と、この接続手順にて前記サーバに接続されること
により、前記サーバを介してデータベースよりマルチメ
ディアデータをダウンロードするダウンロード手順とを
情報処理装置に実行させるプログラムを記録したコンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体において、このダウン
ロード手順にてダウンロードされたマルチメディアデー
タをメモリに記憶させる記憶手順と、前記ダウンロード
手順によるダウンロードを指示する指示手順と、この指
示手順にてダウンロードが指示されると、前記メモリの
記憶残量と前記ダウンロードすべきマルチメディアデー
タの容量を比較する比較手順と、この比較手順による比
較の結果、前記メモリの記憶残量がダウンロードすべき
マルチメディアデータの容量より少ないと判別すると、
このマルチメディアデータをダウンロードする際に必要
とする情報のみを前記サーバより取得する取得手順と、
この取得手順にて取得された情報を前記メモリに記憶さ
せる記憶制御手順とを情報処理装置に実行させるプログ
ラムを記録してある。
【0011】したがって、請求項5記載の記録媒体によ
れば、記録されてプログラムをコンピュータに読み取ら
せることより、該コンピュータを前記請求項3記載に係
る発明の携帯型情報再生装置として容易に機能させるこ
とができる。よって、記憶された情報を用いて、後日、
マルチメディアデータをダウンロードすることが可能と
なり、結果的に所望のマルチメディアデータを確実に入
手し得システムを構築できる携帯型情報再生装置を、容
易に提供することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て、図に従って説明する。 (第1の実施の形態)図1に示すように、本実施の形態
にかかるシステムは、ネットワーク1に接続されたWe
bサーバ2と、基地局3との無線通信機能を備え、電話
回線網4及びネットワーク1を介してWebサーバ2に
アクセス可能なPC5とで構成され、Webサーバ2は
データベース6を備えている。
【0013】Webサーバ2は図2に示すように、通信
制御部22、操作部(キーボード)23、制御部(メイ
ンフレーム)24、ワークメモリ25、表示部(ディス
プレイ)26、記憶管理部27、記録媒体読み取り部2
8とがシステムバス21により相互に接続されたシステ
ムであり、登録者が操作するPC5に対し、有料でデー
タベース6内に蓄積されるデータ(音楽情報)を配信し
たり、ダウンロードサービスを行う。
【0014】通信制御部22は図1のネットワーク1、
およびLANもしくは、広域ネットワークを介してデー
タベース6と接続し、情報の送受信を行う際、それを制
御する機能を有し、モデムもしくはLANシステムに接
続するポートを制御する。
【0015】記憶管理部27は当該サービスを受ける登
録者を管理する登録者管理DB271と、データベース
6に蓄積される各種メディアの音楽情報の蓄積状態を管
理するデータベース6管理用DB272と、ログファイ
ル273とを含む。また記録媒体読み取り部28は外部
の記録媒体29(詳細にはCD−ROM、フロッピー
(登録商標)ディスク等の記録メディア)に記録されて
いる情報を、操作部23からの操作に基づいて読出し、
システムバス21に出力する機能を有する。
【0016】登録者管理DB271は図3に図示するよ
うに、当該DB内の「管理アドレス」、登録者認証に用
いられる「ユーザーID」、「パスワード」、登録者の
氏名、連絡先、各種ダウンロードサービス料金支払いの
為の口座情報、支払い状況、過去にダウンロードしたフ
ァイルデータ等で構成される「ユーザー情報」、現在ま
で当該サービスを利用した際に発生した「サービス料
金」および、登録者のサービス提供の期限である「有効
期限」が1つのレコードとして管理されており、このレ
コードが複数記憶管理されている。
【0017】またデータベース6管理用DB272は、
図4に図示するように、当該DB内の「管理アドレ
ス」、データベース6内における音楽情報の個々のファ
イルの格納箇所である「データベース6における格納ア
ドレス」、「ファイル名」、アーティスト、レーベル、
シングル/アルバム、レコード会社、リリース時期等、
このファイルの説明、週間ランキング、ダウンロードラ
ンキング、プロパティデータ等で構成される「コメント
データ」、「データサイズ」、ファイル形式、フォーマ
ット等の「ファイル属性」、画像情報(ジャケットデー
タ、アイコン情報、ビデオ情報、歌詞情報)や、コピー
許可回数、再生許可回数、再生期間等の「その他付随デ
ータ」、データベース6に登録/更新された日付である
「登録日/更新日」が1つのレコードとして管理されて
おり、このレコードが複数記憶管理されている。また、
ログファイル273は、過去に配信した音楽情報や、ダ
ウンロード依頼を受けたファイルのファイル名やカウン
ト数等の各種サービスの履歴を上記データベース6管理
用DB272の記憶内容と関連付けて、統計的に記憶管
理するファイルである。
【0018】PC5は登録者が携帯可能な所謂モバイル
タイプであって、図5の概略構成ブロック図に示すよう
に、各部を制御するCPU51を中心にして構成されて
いる。CPU51には、入出力部52、位置検出回路5
3、表示駆動回路54、メモリ55、送受信部56、シ
ステムメモリ57、記録媒体読み取り部58、RAM6
2、および、チューナ63が接続されている。入出力部
52は、後述する各種ボタンが設けられたキーボードや
このPC5に搭載されている、HD(hard disk)、C
D−Rドライブ、DVD−RAMドライブ、VHSビデ
オドライブ、DV(デジタルビデオ)ドライブ、MDド
ライブ、MP3メディアドライブ302に対して情報の
記録、読み出しを行い、5.1CHあるいは6CHドル
ビー(登録商標)デジタルもしくはDTSといった立体
的音声出力システムとのデータ入出力を行うためのイン
ターフェース部であり、マウスも接続される。CR−R
OMドライブ101は、上記入出力部52に接続される
各種メディアドライブの具体的構成の一つとして例示す
るものであり、CD104の上面に形成されている印刷
面を光学的に読み取るスキャナ105が設けられてい
る。尚、このPC5においては、個々のドライブの操作
はPCのキーボードやPC本体にある操作ボタンもしく
はPCのソフトウェアで行われる。また、選択された任
意のメディアに対して情報の記録が行われたのち、これ
らメディアを再生する専用のハードウェアによって、各
メディアは持ち運びが可能になり、ユーザが好きな場所
で、好きな時間にそれらメディアを再生することが可能
なものである。
【0019】前記位置検出回路53は、タブレット59
でのペン入力等に伴いその入力位置を検出するものであ
り、表示駆動回路54はLCDで構成される表示部60
を駆動するものである。メモリ55はハードディスク
(HD)で構成される。このメモリ55において、ユー
ザ情報記憶エリア551は、当該サービスに関してWe
bサーバ2への接続情報(インターネット接続の場合
は、サービスを提供するサイトのURL(Uniform Reso
urce Locators)、登録者(=ユーザ)本人のユーザI
D、および、パスワード)、過去にどのような音楽情報
の配信を受けたか、また、どのファイル(曲、音楽)を
ダウンロードしたか等のWebサーバ2との接続履歴、
および、当該サービスの利用に際し発生した支払うべき
金額を記憶するエリアである。また、配信情報記憶エリ
ア552はWebサーバ2から配信された新曲情報等の
音楽情報を格納するエリアであり、この他、現在までダ
ウンロードしたファイルの情報を格納するダウンロード
データ記憶管理エリア553、実際にダウンロードした
ファイルを記憶するダウンロード記憶エリア554、C
PU51のワークエリア555等で区分けされている。
図6はダウンロードデータ記憶管理エリア553の記憶
状態を図示したものであり、当該記憶エリアの「管理ア
ドレス」、ダウンロードしたファイルの「ファイル
名」、ダウンロード記憶エリア554内の「ファイル格
納アドレス」、アルバム名、アーティスト、歌詞、リリ
ース日等、当該ファイルに関連するデータで構成される
「プロパティデータ」、再生回数、再生期間、コピー回
数等、当該サービスに関連したデータで構成される「ダ
ウンロード関連データ」、画像情報(ジャケットデー
タ、アイコンデータ等で構成される「その他付随デー
タ」、および「ダウンロードした日」が1つのレコード
として管理されており、このレコードが複数記憶管理さ
れている。送受信部56は基地局3を介して電話回線網
4と無線通信を行うための変調器や復調器等で構成され
ている。システムメモリ57には、OS(Operating Sy
stem)が格納されており、記録媒体読み取り部58は記
録媒体61に記憶されているプログラムを読み取るもの
である。そして、この記録媒体読み取り部58が記録媒
体61から読み取ったプログラムに基づき、後述するフ
ローチャートに示すように、CPU51が必要な処理を
実行し、あるいは各部を制御するように構成されてい
る。
【0020】本実施の形態は、無線通信機能を備えた携
帯機器(MP3プレーヤー201)が、ネットワークを
介してサービスを運営するWebサーバから新たにファ
イルをダウンロードしようとした場合、ファイル全てを
記録メディア(記録メディア203)に格納できない場
合、そのファイルに関係する一部のデータ(Webサー
バ2のデータベース6管理用DB272から送信される
データ)を当該記録メディアに記録し、この記録メディ
アをPC5に接続することにより、PC5が自動的にダ
ウンロードする場合について詳述するものである。
【0021】図7に示すダウンロード制御処理フロー
は、ダウンロード情報保存機能を実現するものである。
つまり、図8において、ユーザは、MP3プレーヤー2
01を操作することによって、無線により基地局3、電
話回線網4、及び、ネットワーク1を介してWebサー
バ2からMP3プレーヤー201へファイルをダウンロ
ードするケースがある。このとき、MP3プレーヤー2
01に接続されている記録メディア203の空き容量が
ダウンロードすべきファイルを格納するのに十分な記憶
領域を有していなかったり、ダウンロードしたファイル
のコピー制限によってダウンロードできない場合が生じ
る。
【0022】したがって、このダウンロード制御処理フ
ローにおいては、MP3プレーヤーにファイルをダウン
ロード出来ない時に、ダウンロードしたいファイルの情
報(URL、ファイル名等、Webサーバ2のデータベ
ース6管理用DBで記憶管理されるデータ)のみを記録
メディアに保存し、PC5にその記録メディア203を
接続することで、自動的にPC5にファイルをダウンロ
ードしようとするものである。
【0023】MP3プレーヤー201は図9の概略構成
ブロック図に示すように、各部を制御するCPU201
1を中心にして構成されている。CPU2011には、
バスBを介して、入力部2012、表示部2013、無
線制御部2014、アンテナ2015、メディアリーダ
ー/ライター2016、RAM2017、ROM201
8、および、デコーダ2019が接続されている。入力
部2012は、操作ボタンやキーからなり、ユーザから
の操作を検出するものである。CPU2011は、RO
M2018に記憶される各種制御情報に基づいて各回路
部を制御するものであり、本実施の形態では、機能部と
して、記録メディア203の空き容量と、ダウンロード
要求されたファイルのデータ量とを照合するための照合
部2021を備えている。表示部2013は、ユーザの
操作等に基づいて、当該MP3プレーヤー201の動作
状態や、記録メディア203の格納状態、外部から無線
通信することにより取得した情報等を表示するものであ
る。無線制御部2014はアンテナ2015を備え、図
8において、基地局3を介して電話回線網4−ネットワ
ーク1−Webサーバ2に無線接続するための回路部で
ある。メディアリーダー/ライター2016は記録メデ
ィア203と着脱可能に構成されており、記録メディア
203にダウンロードしたファイルを書き込んだり、再
生時においては記録メディア203から再生すべきファ
イルを読み出したりする。RAM2017はダウンロー
ドしたファイルを一時的に格納したり、その他CPU2
011の各種制御動作に基づくデータを一時的に格納す
るワークメモリとして機能する。ROM2018は、C
PU2011を動作させるための各種プログラムを記憶
する他、図7(A)に図示されるフローに基づく処理プ
ログラムを格納する。デコーダ2019は、ダウンロー
ドされたファイルに格納されるデジタルデータから音楽
(曲)を生成し、増幅した後、オーディオ出力I/F2
020を介してヘッドホン202に出力する機能を有す
る。
【0024】そして、図7(A)のフローに示されるよ
うに、MP3プレーヤー201は、ユーザの操作を検出
することによって、取得したいファイルのダウンロード
実行の指定が検出されると(ステップS261)、接続
先(アクセスポイント)、ユーザID、パスワード、及
び、コマンドデータをROM2018から読み出して無
線制御部2014を制御しWebサーバ2へアクセスす
る。Webサーバ2は、アクセスされた際、そのルート
の情報を取得することにより、ユーザがPC5を操作し
て接続したか、無線接続したのかを判断し、無線接続さ
れたと判断された場合は、登録者管理用DB271か
ら、ユーザ(サービス登録者)のユーザー情報から過去
にダウンロードしたファイルのデータを送信する。これ
らのデータを受信すると、MP3プレーヤー201は、
接続されている記録メディア203の空き容量が、ダウ
ンロードしようとするファイルを格納するには容量が不
足しているか否かを照合部2021にて判断する(ステ
ップS262)。すなわち、ユーザはMP3プレーヤ2
01にダウンロードする前に、接続したWebサーバ2
に対しダウンロード指定したファイルに対応する、デー
タベース6管理用BD272からのデータを取得してお
り、この取得したデータに含まれるデータサイズと記録
メディア203の空き容量とをMP3プレーヤー201
が照合することにより、指定されたファイルが格納可能
か否かを判断する。そして格納可能であればダウンロー
ドするが(ステップS263)、空き容量が不足してい
ると判断したならば、更に、このダウンロード要求した
ファイルと同じものを、ユーザが所有するPC5が既に
ダウンロードしているか否かを、受信した過去にダウン
ロードしたファイルのデータから判断する(ステップS
264)。ダウンロードしていない場合には、これらデ
ータを強制消去することは好ましくないため、メモリ不
足メッセージを表示部2013に表示し(ステップS2
65)、ダウンロードを行うことなく終了する。また、
PC5からダウンロードしている場合には、ダウンロー
ド指定されたファイルは記録メディア203に記録する
ことなくRAM2017に格納され、ファイル名、アー
ティスト名、自動転送コマンド、URLのみを記録メデ
ィア203に記録する(ステップS266)。
【0025】そして、この記録メディア203をMP3
プレーヤー201から外し、その後、PC5を起動させ
て当該記録メディア203をPC5の入出力部52に挿
入すると、PC5は図7(B)に示すフローに従って動
作し、記録メディア203のPC5への挿入を受け付け
る(ステップS267)。引き続き、記録メディア20
3に格納された情報にしたがってダウンロードプログラ
ムを起動させて(ステップS268)、Webサーバ2
からファイルをダウンロードする(ステップS26
9)。
【0026】このような第1の実施の形態によれば、M
P3プレーヤー等の携帯機器にダウンロードできなくて
も、ユーザは入手したいと思ったファイルを確実にダウ
ンロードすることができる。
【0027】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、ネットワーク構成は実質的に上記第1の実施の形態
と同様であり、PC5と、上記第1の実施の形態のマル
チメディアプレーヤー201とをネットワークを介して
接続した場合において、記録メディア203のメモリー
容量が小さい場合であっても、多数の曲を再生する場合
について詳述するものである。
【0028】すなわち、図10に示すフローにおいて、
ユーザは、予め1曲目のファイルと、2曲目以降のファ
イル名とその再生曲順のみをPC5を操作して記録メデ
ィア203に書き込む。そしてその記録メディア203
がマルチメディアプレーヤー201に接続されたことを
CPU2011が検出すると(ステップS301)、1
曲目のファイルをメモリ203からRAM2017に転
送するとともに(ステップS302)、当該記録メディ
アの認証データ、2曲目以降再生すべき曲に対応するフ
ァイル名、および、再生曲順をRAM2017に格納す
る(ステップS303)。引き続き、再生を検出し(ス
テップS304)、1曲目のファイルより曲を再生する
(ステップS305)。
【0029】そして、1曲目のファイルデータの再生を
開始したならば、基地局3、電話回線網4、ネットワー
ク1を介してPC5にリモートアクセスし(ステップS
306)、RAM2017に格納されるファイル名とそ
の再生曲順に従って、PC5のメモリ55のダウンロー
ドデータ記憶管理用メモリ553の認証データ(不図
示)と認証を行い、再生すべき次の曲に対応するファイ
ルを読み出して、マルチメディアプレーヤー201に無
線転送する(ステップS307)。次に、1曲目の再生
が終了したか否かを判断し(ステップS308)、終了
したならば、メモリ203からこの1曲目のファイルを
削除し、無線転送した2曲目のファイルを書き込む。こ
れらの処理を繰り返し、再生曲順に基づいて全曲再生を
終了したか否かを判断し(ステップS310)、全曲再
生が終了したならば、このフローを終了させる。これに
より図11(B)(C)に示す動作が繰り返される。
【0030】このような第2の実施の形態によれば、メ
モリ容量は小さくても、通信機能を有効に活用すること
による複数の曲を再生できるマルチメディアプレーヤー
を提供することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
憶容量が少ない携帯型の第2の端末には、外出先等にお
いて随時、曲データに関連するデータのみをデータベー
スからダウンロードして記憶させておおき、帰宅後等に
おいて第2の端末により、第1の端末から曲データに関
連するデータを取得させれば、第1の端末により曲デー
タに関連するデータに対応する曲データをダウンロード
することができる。したがって、記憶容量の少ない携帯
端末を携帯しても、結果的に所望した曲データをダウン
ロードすることが可能となるシステムを構築することが
できる。
【0032】また、本発明によれば、携帯型情報再生装
置がダウンロードを実行する際には、記憶残量とダウン
ロードすべきマルチメディアデータの容量とが比較され
て、記憶手段の記憶残量がダウンロードすべきマルチメ
ディアデータの容量より少ない場合には、マルチメディ
アデータをダウンロードする際に必要とする情報のみを
サーバより取得して記憶する。したがって、この記憶さ
れた情報を用いて、後日、マルチメディアデータをダウ
ンロードすることが可能となり、結果的に所望のマルチ
メディアデータを確実に入手することが可能となる。
【0033】また、前記携帯型情報再生装置の記憶手段
が着脱可能に構成されていることにより、記憶手段を取
り外して、ダウンロード機能を備える他の機器に装着す
ることができ、容易かつ確実に所望のマルチメディアデ
ータを入手することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態において、PCがWebサ
ーバにアクセスしている状態におけるシステム構成図で
ある。
【図2】Webサーバの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】登録者管理DBの構成を示す概念図である。
【図4】データベース管理用DB構成を示す概念図であ
る。
【図5】PCの概略構成を示すブロック図である。
【図6】ダウンロードデータ記憶管理エリアの記憶状態
を示す図である。
【図7】第1の実施の形態のメモリ空き容量によるダウ
ンロード制御処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の形態において、MP3プレーヤ
ーがWebサーバにアクセスしている状態におけるシス
テム構成図である。
【図9】MP3プレーヤーの回路構成図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるメモリサ
イズ小時の音楽ファイル携帯機器処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】同実施の形態におけるメモリサイズ小時の音
楽ファイル携帯機器処理の動作遷移図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 Webサーバ 3 基地局 4 電話回線網 5 PC 51 CPU 55 メモリ 56 送受信部 57 ROM 201 MP3プレーヤー 203 記録メディア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲データとこの曲データに関連する情報
    データとを対応付けて複数組蓄積するデータベースを管
    理するサーバと、このサーバに接続することにより、前
    記データベースよりネットワークを介して少なくとも前
    記曲データに関する情報をダウンロードして記憶する第
    1の端末、および、第2の端末とで構成されるダウンロ
    ードシステムにおいて、 前記第2の端末は、再生すべき曲データを記憶させ得る
    記憶容量が残存しているか否かを判断する判断手段と、 この判断手段に、前記曲データを記憶させ得る記憶容量
    が残存していないと判断された場合、前記曲データに関
    連する情報のみを前記データベースからダウンロードす
    るよう制御する第1の制御手段を備え、 前記第1の端末は、前記第1の制御手段によりダウンロ
    ードされた曲データに関連する情報を取得する取得手段
    と、 この取得手段により取得された前記曲データに関連する
    情報に対応する曲データを前記データベースからダウン
    ロードするよう制御する第2の制御手段とを備えること
    を特徴とするダウンロードシステム。
  2. 【請求項2】 前記第2の端末は、携帯可能な形状を模
    すことを特徴とする請求項1に記載のダウンロードシス
    テム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介してサーバに接続する
    接続手段と、この接続手段により前記サーバに接続され
    ることにより、前記サーバを介してデータベースよりマ
    ルチメディアデータをダウンロードするダウンロード手
    段とを備えた携帯型情報再生装置において、 このダウンロード手段によりダウンロードされたマルチ
    メディアデータを記憶する記憶手段と、 前記ダウンロード手段によるダウンロードを指示する指
    示手段と、 この指示手段によりダウンロードが指示されると、前記
    記憶手段の記憶残量と前記ダウンロードすべきマルチメ
    ディアデータの容量を比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記記憶手段の記憶残
    量がダウンロードすべきマルチメディアデータの容量よ
    り少ないと判別すると、このマルチメディアデータをダ
    ウンロードする際に必要とする情報のみを前記サーバよ
    り取得する取得手段と、 この取得手段により取得された情報を前記記憶手段に記
    憶させる記憶制御手段とを備えたことを特徴とする携帯
    型情報再生装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、当該携帯型情報再生装置
    に対し着脱可能に構成されていることを特徴とする請求
    項3に記載の携帯型情報再生装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介してサーバに接続する
    接続手順と、この接続手順にて前記サーバに接続される
    ことにより、前記サーバを介してデータベースよりマル
    チメディアデータをダウンロードするダウンロード手順
    とを情報処理装置に実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータが読み取り可能な記録媒体において、 このダウンロード手順にてダウンロードされたマルチメ
    ディアデータをメモリに記憶させる記憶手順と、 前記ダウンロード手順によるダウンロードを指示する指
    示手順と、 この指示手順にてダウンロードが指示されると、前記メ
    モリの記憶残量と前記ダウンロードすべきマルチメディ
    アデータの容量を比較する比較手順と、 この比較手順による比較の結果、前記メモリの記憶残量
    がダウンロードすべきマルチメディアデータの容量より
    少ないと判別すると、このマルチメディアデータをダウ
    ンロードする際に必要とする情報のみを前記サーバより
    取得する取得手順と、 この取得手順にて取得された情報を前記メモリに記憶さ
    せる記憶制御手順とを情報処理装置に実行させるプログ
    ラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取
    り可能な記録媒体。
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