JP2006242922A - 波形成形回路、速度検知装置、駆動制御装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】振幅の大きさが変動する正弦波信号を、当該正弦波信号の振幅の中心電位を基準電位として前記正弦波信号との相対的な大小関係を比較して、大小関係に対応した信号を出力する電圧レベル比較器を有する波形整形回路において、非反転入力端子と出力端子とを帰還させる帰還回路中に抵抗素子8g3とともに直列に整流素子8g4を接続した。これにより期間回路中の電流の流れを整流してコンパレータ出力(2値化信号)の一方のレベルとのみ分圧によりヒステリシスを得るようにした。
【選択図】図10
Description
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、ベルト表面の上下動やうねり、マーク上の傷や汚れによってセンサの出力信号振幅(正弦波信号の振幅)が変化した場合でも正確なエッジ計測を可能とすることにある。
図1は本発明の実施形態に係るタンデム式の画像形成装置全体の概略構成を示す図、図2は作像ユニットの構成をそれぞれ示す。
同図において、画像形成装置は画像形成装置本体100と、画像形成装置本体100の下部に配置された給紙装置200と、画像形成装置本体100の上部に配置された画像読み取り装置300と、この画像読み取り装置200のさらに上部に配置された自動原稿給送装置400とから基本的に構成されている。
図12は、図3のセンサ8の制御系(マーク検出回路)の構成を示すブロック図である。同図において、センサ8の受光素子(この例ではNPN型のフォトトランジスタ)8bのコレクタ端子が所定の電源に接続され、エミッタ端子が抵抗(RL)301を介して接地されている。また、受光素子8bのコレクタ端子と抵抗301との接続点とマーク信号の出力端子との間にアンプ302および2値化回路303が直列に接続され、温度補償回路を構成するサーミスタ304がアンプ302と並列に接続されている。さらに、受光素子8bのコレクタ端子と抵抗301との接続点とエラー信号1の出力端子との間に、LPF(ローパスフィルタ)305および2値化回路306が、上記接続点とエラー信号2の出力端子との間に、他のエラー検出回路を構成するLPF307および2値化回路308がそれぞれ直列に接続されている。
図13は、図12の駆動回路311の具体的構成例を示す回路図である。なお、図12では図示を省略したが、トランジスタ309と抵抗310との接続点が、それらと共に定電流回路を構成するオペアンプ407の入力端子(−)に接続されている。
この駆動回路311において、コンパレータ401は、LPF312の出力値(電圧レベル)Vsを予め設定された所定の基準値(しきい値レベル)Vref1と比較し、その比較結果に応じてトランジスタ402をオン又はオフにする。すなわち、LPF312の出力値Vsと基準値Vref1との関係が
Vs>Vref1
であれば、トランジスタ402への出力をハイレベル“H”にすることにより、トランジスタ402をオンにする。また、LPF312の出力値Vsと基準値Vref1との関係が
Vs≦Vref1
であれば、トランジスタ402への出力をローレベル“L”にすることにより、トランジスタ402をオフにする。
コンパレータ403は、LPF312の出力値Vsを予め設定された所定の基準値Vref2と比較し、その比較結果に応じてトランジスタ404をオン又はオフにする。すなわち、LPF312の出力値Vsと基準値Vref2との関係が
Vs>Vref2
であれば、トランジスタ404への出力をハイレベル“H”にすることにより、トランジスタ404をオンにする。また、LPF312の出力値Vsと基準値Vref2との関係が
Vs≦Vref2
であれば、トランジスタ404への出力をローレベル“L”にすることにより、トランジスタ404をオフにする。
Vref1<Vref2
抵抗R1,R2の関係を
R1>R2
と仮定した場合、ベース電流は以下の(1)〜(3)に示すようになる。
Vs≦Vref1<Vref2
の場合には、コンパレータ401,403の出力はいずれもローレベル“L”なので、トランジスタ402,404はいずれもオフ状態となり、この時のベース電流(B1とする)が最大値となる。
(2)LPF312の出力値Vsと基準値Vref1,Vref2との関係が
Vref1<Vs≦Vref2
の場合には、コンパレータ401の出力はハイレベル“H”、コンパレータ403の出力はローレベル“L”なので、トランジスタ402はオン、トランジスタ404はオフとなり、この時のベース電流(B2とする)は中間値となる。
Vref1<Vref2<Vs
の場合には、コンパレータ401,403の出力はいずれも“H”なので、トランジスタ402,404はいずれもオン状態となり、この時のベース電流(B3とする)は最小値となる。
すなわち、(1)の場合のベース電流B1と(2)の場合のベース電流B2と(3)の場合のベース電流B3との関係は、
B1>B2>B3
となる。よって、ベース電流の大きさに比例する発光素子111の駆動電流の大きさを3段階に切り替えることができるため、発光素子111の光量も3段階に切り替えることができることになる。なお、LPF406は、LPF312と同等の特性を持っている。このLPF406は、省略することもできる。また、ここでは、駆動回路311内の分圧抵抗を3段階に切り替えるために、コンパレータ,トランジスタ,抵抗の組み合わせ回路を並列に2つ設けたが、3つ以上設けることもできる。そうすれば、発光素子111の光量を4段階以上に切り替えることが可能になる。
一方、図3に示した駆動制御装置100は、低速コピー時には、センサ8の2値化回路306の出力を選択し、その出力に基づいて、マーク検出領域にマーク検出不可部分が存在していないことを認識した場合には、2値化回路303が出力する2値化信号に基づく制御信号を用いて中間転写ベルト25の速度制御又は位置制御を行い、マーク検出領域にマーク検出不可部分が存在していることを認識した場合には、マーク検出領域にマーク検出不可部分が存在していない場合とは異なる速度制御又は位置制御を行う。 また、高速コピー時には、センサ8の2値化回路308の出力を選択し、その出力に基づいて、マーク検出領域にマーク検出不可部分が存在していないことを認識した場合には、2値化回路303が出力する2値化信号に基づく制御信号を用いて中間転写ベルト25の速度制御又は位置制御を行い、マーク検出領域にマーク検出不可部分が存在していることを認識した場合には、マーク検出領域にマーク検出不可部分が存在していない場合とは異なる速度制御又は位置制御を行う。
なお、この実施形態では、駆動回路311の入力側と、受光素子115のコレクタ端子と抵抗301との接続点との間に、LPF312を接続しているが、低速コピーに対応するLPF305および高速コピーに対応するLPF307と同等の2つのLPFを並列に接続することもできる。また、この実施形態のカラー複写機が、コピー速度を3段階以上に切り替え可能な場合には、LPFと2値化回路の直列回路であるエラー検出回路を3つ以上設けるとよい。但し、各LPFのカットオフ周波数を各コピー速度毎に異ならせる必要がある。また、駆動回路311の入力側と、受光素子115のコレクタ端子と抵抗301との接続点との間に、各エラー検出回路のLPFと同等のLPFを接続するとよい。
この2値化回路も前述の図8に示した2値化回路8gの回路構成を採用すると、図9のようにエッジがずれてしまうので、図10に示した2値化回路8gを使用する。これにより、前述の理由によりエッジのずれは解消され、適切なマーク信号を得ることができる。
5 ベルト
6 マーク
6a 反射型スケール
6a1 反射部
6a2 遮光部
7 モータ
8 センサ
8a 光源(LED)
8b 受光素子(センサ部)
8c スリットマスク
8d ガラス
8f ハイパスフィルタ
8g 2値化回路
8g1 コンパレータ
8g4 整流素子(ダイオード)
8S1 アナログ交番信号
8S2 正弦波信号
8S4 基準電圧
8S5 センサ信号
Claims (10)
- 振幅の大きさが変動する正弦波信号を、当該正弦波信号の振幅の中心電位を基準電位として前記正弦波信号との相対的な大小関係を比較して、大小関係に対応した信号を出力する電圧レベル比較器を有する波形整形回路において、
前記電圧レベル比較器の非反転入力端子と出力端子とを帰還させる帰還回路中に抵抗素子とともに直列に整流素子を接続したことを特徴とする波形成形回路。 - 移動体の表面に付されたマークを光源と受光部からなる光電変換器によって読み取り、前記移動体が移動している場合に出力されるアナログ交番信号から正弦波信号成分のみ抽出するハイパスフィルタと、
このハイパスフィルタ通過後の正弦波信号を正弦波信号の振幅の中心電位である基準信号と比較して2つの信号の相対的な大小関係より2値化信号を得る請求項1記載の波形成形回路を含む電圧レベル比較器と、
を備え、前記2値化回路のヒステリシスは、前記2値化信号の一方のレベルのみによって調整され、前記走行体の速度もしくは位置を検知する際には、ヒステリシスが重畳されていないエッジを基準として用いることを特徴とする速度検知装置。 - 移動体の表面に付されたマークを光源と受光部からなる光電変換器によって読み取り、前記移動体が移動しているときに出力されるアナログ交番信号から直流成分のみを抽出するローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタで抽出された直流成分の出力レベルを基準レベルと比較して2つの信号の相対的な大小関係より2値化信号を得る請求項1記載の波形成形回路を含む電圧レベル比較器と、
前記電圧レベル比較器のON/OFFにより光源駆動用の定電流回路の電流値を決定するための基準電圧を設定するための分圧抵抗を段階的に切替える切り替え回路と、
を備えていることを特徴とする速度検知装置。 - 前記移動体が無端状の移動部材からなることを特徴とする請求項2または3記載の速度検知装置。
- 前記マークが前記移動体の移動方向に沿って所定間隔で設けられた反射部を備えていることを特徴とする請求項2または3記載の速度検知装置。
- 前記マークが前記移動体の移動方向に沿って所定間隔で設けられた非反射部を備えていることを特徴とする請求項2または3記載の速度検知装置。
- 前記非反射部が穴状に形成されていることを特徴とする請求項6記載の速度検知装置。
- 前記移動体が画像を一時転写される中間転写体であることを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の速度検知装置。
- 請求項2ないし7のいずれか1項に記載の速度検知装置を備え、
前記速度検知装置によって検出された移動体の速度に基づいて速度制御または位置制御を行うことを特徴とする駆動制御装置。 - 請求項8記載の速度検知装置と、
前記速度検知装置によって検出された中間転写体の速度に基づいて当該中間転写体の速度制御または位置制御を行う駆動制御装置と、
を備え、前記中間転写体上に形成された画像を記録媒体に転写して画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04204162A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 | Zexel Corp | 回転速度センサ用の信号処理装置 |
JP2003241472A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-08-27 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2004199044A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-15 | Ricoh Co Ltd | 駆動制御装置及び画像形成装置 |
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