JP2006241774A - 免震建物用の排水配管構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】地盤に固定される下側管11と、免震建物1の屋内排水設備に接続される上側管9と、該下側管11と該上側管9との境界部に配置される板状体12とを有しており、該板状体12には該下側管11と該上側管9とを連通する連通口13が設けられ、該上側管9の下端と該板状体12とは横方向に相互摺動可能とされている免震建物用の排水配管構造を提供する。
【選択図】 図1
Description
この場合、床側排水管と底側排水管との水平方向における相対的な動きにより、フレキシブル管が床側排水管からこの差込み長さ寸法よりも短い長さ寸法引き出されても、床側排水管と底側排水管とがフレキシブル管を通じて連通状態を維持できるようになっている(特許文献1参照)。
また上記従来の構成では、地震の揺れによって床側排水管の一端(ホッパー部)からフレキシブル管の一端が抜けてしまった場合、フレキシブル管が(ホッパー部)から抜けたままとなるので、排水が撒き散らされるという問題があり、フレキシブル管と床側排水管とを再び接続する労力や手間がかかるという問題があった。
この場合、該上側管9の下端と該板状体12とは相互上下動可能とされており、該上側管9は該板状体12に向けて付勢されていることが望ましい。
また、該板状体12の周縁には周壁部15が設けられていることが望ましい。
更に、該板状体12の連通口13の周縁には環状凹部14が設けられていることが望ましい。
また更に、該上側管9の下端には封止部材10が取り付けられていることが望ましい。
また、該板状体12の表面には弾性シート16が取り付けられていることが望ましい。
また、上側管9の下端と板状体12とが横方向に相互摺動可能とされているので、地震の揺れによって該上側管9の位置が該板状体12の連通口13の位置とずれた場合でも、その後に免震建物1が平常時の位置に復帰したときには、該上側管9の位置が該板状体12の連通口13の位置が同じになり、該板状体12の連通口13を介して該上側管9と下側管11は再び接続される。
更に、上側管9の下端と板状体12とが横方向に相互摺動可能とされているので、地震の揺れによって該上側管9の位置が該板状体12の連通口13の位置とずれた場合であっても、該上側管9の下端は該板状体12の平坦な上面に当接しており、該上側管9から排水が撒き散らされるのを防止することができる。
図1〜図3に示すように、免震建物1の屋内排水設備の排水口(図示せず)にはそれぞれ屋内排水管である可撓管2の上流側が接続されており、該複数本の可撓管2の下流側は集中排水ます3Aの流入受口4にそれぞれ接続されている。
本実施例では、平常状態で、上側管9の下端が該防水パン12の環状凹部14に落ち込んだ状態で安定に位置するようにされている。
図1〜図5に示した実施例1では、下面に流出口5Aが設けられた集中排水ます3Aを使用していたのに対して、図6に示す本実施例では、側面に流出口5Bが設けられた集中排水ます3Bを使用している。そして、該集中排水ます3Bの側面の流出口5Bには側管17が取り付けられ、該側管17には90°エルボ18を介して上側管9が接続されている。
図1〜図5に示した実施例1に対して、本実施例では、免震建物1の屋内排水設備であるトイレ19からの排水を単独で屋外に連絡する場合を例示する。
図7に示すように、トイレ19の排水口に接続されている屋内排水管でる直管2Cには、上側管9が上下摺動可能に接続されており、また、該上側管9の上部には取付板20が取り付けられており、該取付板20の四隅には垂直支持杆7がそれぞれ取り付けられている。そして、該上側管9は該垂直支持杆7によって免震建物1の床下に上下摺動可能に垂架支持されるとともに、該垂直支持杆7に嵌着されたばね8によって下向きに付勢された状態とされている。
例えば、上記実施例以外、地盤に固定される下側管11は床下に埋設されていなくてもよく、図8に示すように、床上に配置されて地盤に固定されていてもよい。
また、上記実施例では、ばね8を使用して上側管9を板状体に向けて付勢するものとして説明したが、上記実施例以外、上側管9が取り付けられる集中排水ます3の自重によって下向きに付勢されていてもよい。
更に、上記実施例では、封止部材であるゴムパッキン10と弾性シートであるゴムシート16とを併用するものとして説明したが、本発明では、少なくとも上側管9の下端と板状体である防水パン12の上面とを密着させて排水管路を封止することができれば良いとの観点から、ゴムパッキン10とゴムシート16とのいずれか一方のみを用いても良い。また、同様の観点から、連通口13の開口周縁に封止部材でるゴムパッキン10を取り付けることにより、該上側管9の下端と連通口13とを密着させる等しても良い。
9 上側管
10 封止部材(ゴムパッキン)
11 下側管
12 板状体(防水パン)
13 連通口
14 環状凹部
15 周壁部
16 弾性シート(ゴムシート)
Claims (6)
- 地盤に固定される下側管と、免震建物の屋内排水設備に接続される上側管と、該下側管と該上側管との境界部に配置される板状体とを有しており、該板状体には該下側管と該上側管とを連通する連通口が設けられ、該上側管の下端と該板状体とは横方向に相互摺動可能とされていることを特徴とする免震建物用の排水配管構造。
- 該上側管の下端と該板状体とは相互上下動可能とされており、該上側管は該板状体に向けて付勢されている請求項1に記載の免震建物用の排水配管構造。
- 該板状体の周縁には周壁部が設けられている請求項1または請求項2に記載の免震建物用の排水配管構造。
- 該板状体の連通口の周縁には環状凹部が設けられている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の免震建物用の排水配管構造。
- 該上側管の下端には封止部材が取り付けられている請求項1〜請求項4のいずれかに記載の免震建物用の排水配管構造。
- 該板状体の表面には弾性シートが取り付けられている請求項1〜請求項5のいずれかに記載の免震建物用の排水配管構造。
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