JP7263173B2 - 真空式液体搬送装置 - Google Patents
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Description
しかし、真空式汚水収集装置を基礎免震構造建築物に適用しようとすると、問題が生じ得る。例えば上記のような埋設を前提として設計された真空弁ユニット10を、アイソレータを有する基礎免震構造建築物に適用しようとすると、例えば以下のような問題が生じる。
図1は、本発明の第1実施形態による真空式液体搬送装置100の構成例を概略的に示す側断面図である。真空式液体搬送装置100は、基礎免震構造を備えた建築物102に対し、建築物102内の設備110から排出される液体(換言すれば、排液)を収集し、図示しない外部の排液処理施設に搬送するために使用されるものである。具体的には、図1に示すように、建築物102は、免震層104内でアイソレータ等の免震装置106により支持されている。免震層104の内部空間は、床面104aおよび側面104bによって画定されている。真空式液体搬送装置100では、免震層104内に配置された液体貯留槽108に建築物102内の設備110からの排液が貯留される。しかし、液体貯留槽108には、建築物102の外部の排液設備からの排液が貯留されてもよい。液体貯留槽108内の排液は、建築物102内に設置された集液タンク112に管路(換言すれば、真空配管)116内の負圧を利用して集められる。
行われる。真空弁122の開閉はセンサ管124と真空弁コントローラの組み合わせを用いずに、一般的な水位センサと制御装置を電気的に組み合わせてコントロールしてもよい。真空弁122が開くと、集液タンク112の気相部を介して管路116に負圧が導入され、液体貯留槽108内の排液が集液タンク112に向けて吸い込まれる。集液タンク112に収集された排液は、圧送ポンプ126を介し、図示しない管路を通じて建築物102の外部の排液処理設備に搬送される。
弁ユニット10を使用する場合と比較して低減することができる。
。第1実施形態では、点検穴130は、有底筒状の支持部材128の内側で開口している。これにより、作業者は、建築物102の内部から真空弁122等にアクセスすることができる。従って、作業者は、免震層104内に降りることなく、容易にメンテナンス作業を行うことができる。また、上記したように、有底筒状の支持部材128は、作業者が落とした工具が免震層104内(具体的には、液体貯留槽108内)に落下することを防止することができる。
落下することがない。
[第2実施形態]
とができる。従って、配管が液体貯留槽308に固定されても、地盤側の揺れが配管に直接伝わることがない。配管のうち特に配管320は、建築物302内に設置された集液タンク(図5には図示せず)に通じる管路316の一部を構成する。従って、図9に参照して説明したように、仮に配管320が免震層304の床面304aに載置された液体貯留槽308に固定されると、地盤側と建築物302側の相対変位を吸収するための免震継手を配管320に設ける必要がある。しかし、第2実施形態では、液体貯留槽308が地盤側とは縁切りされた状態で建築物302側と一体である。従って、配管320に免震継手を設ける必要がない。また、建築物302内の設備から延びる流入管314についても免震継手が不要になる。これにより、真空式液体搬送装置300を設置する際の材料費および施工費を、埋設型真空弁ユニット10を使用する場合と比較して低減することができる。
[第3実施形態]
る。従って、配管が液体貯留槽408に固定されていても、地盤側の揺れが配管に直接伝わることがない。配管のうち特に配管420は、建築物402内に設置された集液タンク(図6には図示せず)に通じる管路416の一部を構成する。従って、図9に参照して説明したように、仮に配管420が免震層404の床面404aに載置された液体貯留槽408に固定されると、地盤側と建築物402側の相対変位を吸収するための免震継手を配管420に設ける必要がある。しかし、第3実施形態では、液体貯留槽408が地盤側とは縁切りされた状態で建築物420側と一体である。従って、配管420に免震継手を設ける必要がない。また、建築物402内の設備から延びる流入管414についても免震継手が不要になる。これにより、真空式液体搬送装置400を設置する際の材料費および施工費を、埋設型真空弁ユニット10を使用する場合と比較して低減することができる。
1. 液体貯留槽に貯留された液体を、管路内の負圧によって建築物内の集液タンクへ搬送するための真空式液体搬送装置であって、
建築物を支持する免震装置が設けられた免震層の壁面に設置される液体貯留槽と、
液体貯留槽内で開口する端部を有する複数の配管であって、複数の配管のうちの1つに真空弁が設けられる、複数の配管と、
複数の配管を支持するように、液体貯留槽の上方で建築物の躯体に固定される少なくとも1つの支持部材と、
を含み、
液体貯留槽は少なくとも1つの上面開口を有し、複数の配管は、支持部材によって、上面開口を通して液体貯留槽内に吊り下げられる、真空式液体搬送装置。
2. 上記1.に記載の真空式液体搬送装置であって、
複数の配管は、液体貯留槽内の水位を検知するセンサ管を含む、真空式液体搬送装置。3. 上記1.または2.に記載の真空式液体搬送装置であって、
建築物の躯体に設けられた開口部を開閉可能に設けられる点検蓋を備え、開口部は、点検蓋が開かれたとき、真空弁を点検可能な位置に形成されている、真空式液体搬送装置。4. 上記1.~3.のいずれかに記載の真空式搬送装置であって、
支持部材は、吊り輪形状またはフック形状を有する、真空式液体搬送装置。
5. 上記3.に記載の真空式液体搬送装置であって、
支持部材は、真空弁の周りに配置され、複数の配管を支持する壁部を有する有底筒状の形態を有しており、
開口部は、支持部材の内側で開口する、真空式液体搬送装置。
6. 上記1.~5.のいずれかに記載の真空式液体搬送装置であって、
液体貯留槽は単一の上面開口を有しており、
複数の配管は、液体貯留槽の単一の上面開口を通して液体貯留槽内に吊り下げられる、真空式液体搬送装置。
7. 上記1.~5.のいずれかに記載の真空式搬送装置であって、
液体貯留槽は、複数の上面開口を有し、複数の配管は、それぞれ、複数の上面開口を通して液体貯留槽内に吊り下げられる、真空式液体搬送装置。
8. 上記6.に記載の真空式液体搬送装置であって、
上面開口を閉鎖するように液体貯留槽に非固定状態で配置される単一の蓋部材を含み、蓋部材は、複数の配管に固定される複数の貫通穴を有し、
上面開口は円形であり、蓋部材は円形の外形を有し、上面開口の直径より大きい外径を有する、真空式液体搬送装置。
9. 上記7.に記載の真空式搬送装置であって、
複数の上面開口を閉鎖するように液体貯留槽に非固定状態で配置される複数の蓋部材を含み、複数の蓋部材は、それぞれ、対応する上面開口を通る配管に固定される貫通穴を有し、
複数の上面開口の各々は円形であり、複数の蓋部材の各々は円形の外形を有し、対応する上面開口の直径より大きい外径を有する、真空式液体搬送装置。
10. 上記8.または9.に記載の真空式液体搬送装置であって、
蓋部材は樹脂製である、真空式液体搬送装置。
11. 上記8.~10.のいずれかに記載の真空式液体搬送装置であって、
複数の配管は、液体貯留槽内に空気を取り入れる空気取り入れ管を含む、真空式液体搬送装置。
12. 上記8.~11.のいずれかに記載の真空式液体搬送装置であって、
真空弁は、液体貯留槽の外側に配置されている、真空式液体搬送装置。
13. 液体貯留槽に貯留された液体を、管路内の負圧によって建築物内の集液タンクへ搬送するための真空式液体搬送装置であって、
建築物を支持する免震装置が設けられた免震層内に配置される液体貯留槽と、
液体貯留槽内で開口する端部を有する複数の配管であって、複数の配管のうちの1つに真空弁が設けられる、複数の配管と、
液体貯留槽を吊り下げ支持するように建築物の躯体に固定される少なくとも1つの支持部材と、を含む、真空式液体搬送装置。
14. 上記13.に記載の真空式液体搬送装置であって、
複数の配管は、液体貯留槽内の水位を検知するセンサ管を含む、真空式液体搬送装置。15. 上記13.または14.に記載の真空式液体搬送装置であって、
液体貯留槽は、液体の貯留空間を画定する有底筒状部と、有底筒状部の上端を閉鎖する蓋部と、を備え、
複数の配管は、それぞれ、蓋部または有底筒状部に形成された貫通穴を通って液体貯留槽内に配置される、真空式液体搬送装置。
16. 上記15.に記載の真空式液体搬送装置であって、
複数の配管は、液体貯留槽内に空気を取り入れる空気取り入れ管を含む、真空式液体搬送装置。
17. 上記15.または16.に記載の真空式液体搬送装置であって、
真空弁は、液体貯留槽の外側に配置されている、真空式液体搬送装置。
18. 上記17.に記載の真空式液体搬送装置であって、
建築物の躯体に設けられた開口部を開閉可能に設けられる点検蓋を備え、開口部は、点検蓋が開かれたとき、真空弁を点検可能な位置に形成されている、真空式液体搬送装置。19. 上記18.に記載の真空式液体搬送装置であって、
支持部材は、蓋部と建築物の躯体との間に固定される筒状の形態を有しており、
開口部は、支持部材の内側で開口する、真空式液体搬送装置。
20. 液体貯留槽に貯留された液体を、管路内の負圧によって建築物内の集液タンクへ搬送するための真空式液体搬送装置であって、
建築物を支持する免震装置が設けられた免震層内に配置される液体貯留槽と、
液体貯留槽内で開口する端部を有する複数の配管であって、複数の配管のうちの1つに真空弁が設けられる、複数の配管と、
を含み、
液体貯留槽は、建築物の躯体によって形成され、免震層内に吊り下げられた状態で突出
する有底筒状部を備えており、有底筒状部は、その内部を、液体を貯留する貯留室と、真空弁が収納される収納室とに仕切る隔壁部を有しており、複数の配管は、それぞれ、有底筒状部の側壁または隔壁部に形成された貫通穴を通って貯留室内に配置される、真空式液体搬送装置。
21. 上記20.に記載の真空式液体搬送装置であって、
複数の配管は、液体貯留槽内の水位を検知するセンサ管と、液体貯留槽内に空気を取り入れる空気取り入れ管と、を含む、真空式液体搬送装置。
22. 上記20.または21.に記載の真空式液体搬送装置であって、
建築物の躯体に設けられた開口部を開閉可能に設けられる点検蓋を備え、開口部は、収納室内で開口する、真空式液体搬送装置。
23. 上記1.~22.のいずれかに記載の真空式液体搬送装置であって、
真空弁が設けられる配管は、集液タンクの気相部と連通し気相部を介して負圧が導入される真空配管に接続可能であり、
真空式液体搬送装置は、真空配管と、集液タンクと、集液タンクの気相部に負圧を導入する真空ポンプと、を含む、真空式液体搬送装置。
1 家庭
2 自然流下管
3 液体貯留槽
4 真空管路
5 集水タンク
6 真空ポンプ
7 真空ステーション
8 圧送ポンプ
9 真空弁
10 真空弁ユニット
11 空気取り入れ管
12 流入管
12a、14a 免震継手
13 真空ステーション
14 配管
15 制御盤
16 センサ管
18 真空弁コントローラ
19 建築物
20 免震層(地下ピット)
21 床面
100 真空式液体搬送装置
102 建築物
102a 床面
104 免震層
104a 床面
104b 側面
106 免震装置
108 液体貯留槽
108a 側壁
110 設備
112 集液タンク
114 流入管
116 管路
118 圧送ポンプ
120 配管
120a 端部
122 真空弁
124 センサ管
126 真空ポンプ
128 支持部材
128a 側壁
128b 底壁
130 点検穴
132 上面開口
208 液体貯留槽
208a 上壁
221、221a、221b、221c、221d 蓋部材
225 空気取り入れ管
232、232a、232b、232c、232d 上面開口
300 真空式液体搬送装置
302 建築物
304 免震層
304a 床面
308 液体貯留槽
308a 有底筒状部
308b 蓋部
314 流入管
316 管路
320 配管
322 真空弁
324 センサ管
325 空気取り入れ管
328、328a、328b 支持部材
330 点検穴
334 点検蓋
400 真空式液体搬送装置
402 建築物
404 免震層
404a 床面
408 液体貯留槽
408a 側壁
408b 底壁
408c 隔壁部
410 貯留室
412 収納室
414 流入管
416 管路
420 配管
422 真空弁
424 センサ管
425 空気取り入れ管
430 点検穴
434 点検蓋
Claims (23)
- 液体貯留槽に貯留された液体を、管路内の負圧によって建築物内の集液タンクへ搬送するための真空式液体搬送装置であって、
前記建築物を支持する免震装置が設けられた免震層の壁面に設置される液体貯留槽と、
前記液体貯留槽内で開口する端部を有する複数の配管であって、前記複数の配管のうちの1つに真空弁が設けられる、複数の配管と、
前記複数の配管を支持するように、前記液体貯留槽の上方で前記建築物の躯体に固定される少なくとも1つの支持部材と、
を含み、
前記液体貯留槽は少なくとも1つの上面開口を有し、前記複数の配管は、前記支持部材によって、前記上面開口を通して前記液体貯留槽内に吊り下げられる、真空式液体搬送装置。 - 請求項1に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記複数の配管は、前記液体貯留槽内の水位を検知するセンサ管を含む、真空式液体搬送装置。 - 請求項1または2に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記建築物の躯体に設けられた開口部を開閉可能に設けられる点検蓋を備え、前記開口部は、前記点検蓋が開かれたとき、前記真空弁を点検可能な位置に形成されている、真空式液体搬送装置。 - 請求項1~3のいずれか一項に記載の真空式搬送装置であって、
前記支持部材は、吊り輪形状またはフック形状を有する、真空式液体搬送装置。 - 請求項3に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記支持部材は、前記真空弁の周りに配置され、前記複数の配管を支持する壁部を有する有底筒状の形態を有しており、
前記開口部は、前記支持部材の内側で開口する、真空式液体搬送装置。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記液体貯留槽は単一の上面開口を有しており、
前記複数の配管は、前記液体貯留槽の前記単一の上面開口を通して前記液体貯留槽内に吊り下げられる、真空式液体搬送装置。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載の真空式搬送装置であって、
前記液体貯留槽は、複数の上面開口を有し、前記複数の配管は、それぞれ、前記複数の上面開口を通して前記液体貯留槽内に吊り下げられる、真空式液体搬送装置。 - 請求項6に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記上面開口を閉鎖するように前記液体貯留槽に非固定状態で配置される単一の蓋部材を含み、前記蓋部材は、前記複数の配管に固定される複数の貫通穴を有し、
前記上面開口は円形であり、前記蓋部材は円形の外形を有し、前記上面開口の直径より大きい外径を有する、真空式液体搬送装置。 - 請求項7に記載の真空式搬送装置であって、
前記複数の上面開口を閉鎖するように前記液体貯留槽に非固定状態で配置される複数の蓋部材を含み、前記複数の蓋部材は、それぞれ、対応する前記上面開口を通る配管に固定される貫通穴を有し、
前記複数の上面開口の各々は円形であり、前記複数の蓋部材の各々は円形の外形を有し、対応する前記上面開口の直径より大きい外径を有する、真空式液体搬送装置。 - 請求項8または9に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記蓋部材は樹脂製である、真空式液体搬送装置。 - 請求項8~10のいずれか一項に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記複数の配管は、前記液体貯留槽内に空気を取り入れる空気取り入れ管を含む、真空式液体搬送装置。 - 請求項8~11のいずれか一項に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記真空弁は、前記液体貯留槽の外側に配置されている、真空式液体搬送装置。 - 液体貯留槽に貯留された液体を、管路内の負圧によって建築物内の集液タンクへ搬送するための真空式液体搬送装置であって、
前記建築物を支持する免震装置が設けられた免震層内に配置される液体貯留槽と、
前記液体貯留槽内で開口する端部を有する複数の配管であって、前記複数の配管のうちの1つに真空弁が設けられる、複数の配管と、
前記液体貯留槽を吊り下げ支持するように前記建築物の躯体に固定される少なくとも1つの支持部材と、を含む、真空式液体搬送装置。 - 請求項13に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記複数の配管は、前記液体貯留槽内の水位を検知するセンサ管を含む、真空式液体搬送装置。 - 請求項13または14に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記液体貯留槽は、液体の貯留空間を画定する有底筒状部と、有底筒状部の上端を閉鎖する蓋部と、を備え、
前記複数の配管は、それぞれ、前記蓋部または前記有底筒状部に形成された貫通穴を通って前記液体貯留槽内に配置される、真空式液体搬送装置。 - 請求項15に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記複数の配管は、前記液体貯留槽内に空気を取り入れる空気取り入れ管を含む、真空式液体搬送装置。 - 請求項15または16に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記真空弁は、前記液体貯留槽の外側に配置されている、真空式液体搬送装置。 - 請求項17に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記建築物の躯体に設けられた開口部を開閉可能に設けられる点検蓋を備え、前記開口部は、前記点検蓋が開かれたとき、前記真空弁を点検可能な位置に形成されている、真空式液体搬送装置。 - 請求項18に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記支持部材は、前記蓋部と前記建築物の躯体との間に固定される筒状の形態を有しており、
前記開口部は、前記支持部材の内側で開口する、真空式液体搬送装置。 - 液体貯留槽に貯留された液体を、管路内の負圧によって建築物内の集液タンクへ搬送するための真空式液体搬送装置であって、
前記建築物を支持する免震装置が設けられた免震層内に配置される液体貯留槽と、
前記液体貯留槽内で開口する端部を有する複数の配管であって、前記複数の配管のうちの1つに真空弁が設けられる、複数の配管と、
を含み、
前記液体貯留槽は、前記建築物の躯体によって形成され、前記免震層内に吊り下げられた状態で突出する有底筒状部を備えており、前記有底筒状部は、その内部を、液体を貯留する貯留室と、前記真空弁が収納される収納室とに仕切る隔壁部を有しており、前記複数の配管は、それぞれ、前記有底筒状部の側壁または前記隔壁部に形成された貫通穴を通って前記貯留室内に配置される、真空式液体搬送装置。 - 請求項20に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記複数の配管は、前記液体貯留槽内の水位を検知するセンサ管と、前記液体貯留槽内に空気を取り入れる空気取り入れ管と、を含む、真空式液体搬送装置。 - 請求項20または21に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記建築物の躯体に設けられた開口部を開閉可能に設けられる点検蓋を備え、前記開口部は、前記収納室内で開口する、真空式液体搬送装置。 - 請求項1~22のいずれか一項に記載の真空式液体搬送装置であって、
前記真空弁が設けられる配管は、前記集液タンクの気相部と連通し前記気相部を介して負圧が導入される真空配管に接続可能であり、
前記真空式液体搬送装置は、前記真空配管と、前記集液タンクと、前記集液タンクの気相部に負圧を導入する真空ポンプと、を含む、真空式液体搬送装置。
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