JP3878187B2 - 給油所用のマンホール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給油所において地下タンク等の上方に設けられるマンホールを形成する給油所用のマンホール装置に関する。
従来、この種のマンホール装置として、各部材の接合部をコーキング材や接着剤などでシールすることで、プロテクタ内への水の侵入を防止したり、あるいは、プロテクタ内からの油液の漏洩を防止したものがある(特許文献1)。
また、軽量化のために、マンホール装置の部品をFRP(繊維強化プラスチック)で構成したものがある(特許文献1)。
さらに、複数のパーツを組み立てることでマンホール装置を形成できるように構成すると共に、マンホール蓋の高さを調整できるようにしたものがある(特許文献2)。
特開2001−48293号(0016、0046) 特開平10−167384号(要約、0016)
しかし、前記特許文献1のように、FRPで形成する部品が大型化すると型代等の製造コストが高くなる上、部品の運搬や現場での取付作業を十分に効率良く行うことができない。
また、前記特許文献2のように、上部筒体の大きさが下部筒体とほぼ同じ大きさであると、上部筒体の高さ調整の作業がし難く、現場での作業性を十分に向上させることができない。
したがって、本発明の目的は、製造コストを抑えつつ可搬性および施工性に優れる給油所用のマンホール装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明のマンホール装置は、燃料油を貯留する地下タンクに接続された配管の一部を収容する空間を形成すると共に、前記空間の上方をマンホール蓋により覆うマンホール装置であって、前記配管の一部を収容し上下に開口した角筒状のプロテクタ部が設けられ、前記プロテクタ部の上下の開口よりも小さな上開口を有するカバーが、前記プロテクタ部の上に載置され、前記カバーの上開口に連なる貫通孔を形成し、互いに嵌合する上筒部および下筒部を有する高さ調節部が設けられ、前記高さ調節部は前記下筒部に対し前記上筒部の上下の位置を調節した高さで前記上筒部を下筒部に対し固定することが可能であり、前記プロテクタ部は4つの側壁パーツが互いに接合されて形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、プロテクタ部の上下の開口よりもカバーの上開口が小さく形成されているので、該上開口の大きさに合わせて高さ調節部を小さく形成することができる。したがって、型代等の製造コストが安くなると共に、現場での取付作業や高さ調節が容易になる。
本発明において、前記各側壁パーツは、前記プロテクタ部の側壁を形成する方形の側壁板部と、該側壁板部の周縁において前記側壁板部に直交する方向に突出すると共に互いに連なる第1、第2、第3および第4フランジ部とを有し、前記第1および第2フランジ部は前記各側壁板部の上下方向に延びる左右の辺に沿って配置され、前記第3フランジ部は前記各側壁板部の上辺に沿って配置され、前記第4フランジ部は前記各側壁板部の下辺に沿って配置され、前記4つの側壁パーツの前記第1および第2フランジ部のうち、少なくとも、4つのフランジ部を介して、前記隣接する各側壁パーツ同士が互いに接合され、前記4つの側壁パーツの前記第3フランジ部に前記カバーのフランジ部が接合されている。
記第1〜第4フランジ部は、各側壁板部の周縁において互いに連なるように形成されているので、各側壁パーツの剛性が大きくなって軽量化を図ることができるから現場での作業性が向上する。しかも、第1および第2フランジ部を介して4つの側壁パーツを容易に組み立てることができるから現場での作業性が向上する。また、4つの側壁パーツの上下に設けられた第3および第4フランジ部により、他の部材とプロテクタ部との接合を容易に行えるから現場での作業性が向上する。
本発明においては、前記マンホール装置は略円筒形の前記地下タンクの真上に設けられており、前記地下タンクの上部に接合された架台を更に有し、前記架台は上下に貫通する角筒部を有し、該角筒部の下端は前記略円筒形の地下タンクの上部の曲面に沿った形状に形成され、前記角筒部の上端には方形枠状のフランジ部が設けられ、前記架台のフランジ部に前記各側壁パーツの4つの第4フランジ部が接合されている。
台における角筒部の下端が略円筒形の地下タンクの上部の曲面に沿った形状に形成されているので、地下タンクに対する架台の接合が容易になると共に、架台と地下タンクとの間のシール作業が容易になる。また、前記角筒部の上端に設けられた方形枠状のフランジ部に、前記各側壁パーツの4つの第4フランジ部を容易に接合できるから、現場での作業性が向上する。また、架台および地下タンクの表面によりプロテクタ部の下方の開口が閉塞されるから、プロテクタ部の内部に水が侵入するのを防止できると共に、プロテクタ部の内部の油液が周囲の土壌に流出することがない。
削除
本発明においては、前記カバーと前記高さ調節部とが別部材で構成され、前記カバーの上開口が筒状の突出部で形成され、該突出部の外周に前記下筒部の下端部が外嵌する
バーおよび高さ調節部が小型になるから、成型が容易になり、型代等の製造コストが安くなる。また、カバーの突出部の外周に下筒部が外嵌して位置決めされるので、高さ調節部の取付が容易になると共に、カバーと下筒部との間のシール作業も容易になる。
削除
本発明においては、前記上筒部に、前記上筒部の内周に沿って、かつ、概ね全周にわたって樋が一体に形成され、該樋に溜まった水を前記上筒部の外部に排水する排水孔が前記上筒部の側面に形成されていてもよい。
こうすれば、プロテクタ部の内部に雨水などが侵入するのを防止できる。
<実施例1>
以下、本発明にかかるマンホール装置を図面に従って説明する。
図1〜図3は実施例1を示す。
給油所
図1は、本発明のマンホール装置が設けられた給油所の一例を示す。図1に示すように、給油所の地下には、油種毎に燃料油Lを貯留する地下タンク10が埋設されている。一方、給油所の地上には、1台ないし複数台の給油機14が設置されている。該給油機14と前記地下タンク10との間には、地下タンク10の燃料油Lを地上の給油機14に導くための送油管12が配管されて地中に埋設されている。
なお、本実施例では説明を簡略化するため、地下タンク10および給油機14をそれぞれ1台ずつ示している。
地下タンク
前記地下タンク10は、全体が鋼材またはFRPにより略円筒形に形成されている。図2(a)に示すように、前記地下タンク10の上部には、円筒状のタンクフランジ部10aが設けられている。前記タンクフランジ部10aはタンク蓋11により閉塞されており、該タンク蓋11を貫通して地下タンク10内に前記送油管12が接続されている。送油管12は、タンクフランジ部10aから上方に突設された後に概ね水平方向に屈曲するように配設されている。
マンホール装置
本実施例にかかるマンホール装置1は、前記地下タンク10の真上に設けられている。このマンホール装置1は、前記地下タンク10と地上面との間に、前記地下タンク10に接続された送油管12の一部を収容する空間S(マンホール)を形成すると共に、前記空間Sの上方を覆うマンホール蓋6を備えている。前記空間Sには、送油管12の一部の他に図示しないバルブや油面計等が収容されており、これらの点検やメンテナンス、あるいは、バルブの開閉操作などを前記空間S内で行うことが可能である。
図2(a)に示すように、前記マンホール装置1は、地下タンク10側から順に、架台2、プロテクタ部3、カバー4および高さ調整部5を備えている。図3に示すように、前記各部材2〜5は、互いに別部材で構成されており、運搬時には分解して運搬可能とされていると共に、施工現場において組み立てることで前記マンホール装置1を形成できるように構成されている。
架台
図2(a)に示すように、架台2は、前記タンクフランジ部10aを取り囲むように地下タンク10の上部に設けられている。図3に示すように、前記架台2は上下に貫通する角筒部20を有している。該角筒部20の下端は、略円筒形の前記地下タンク10の上部の曲面に沿った形状に形成されている。すなわち、前記角筒部20の下端の4辺のうち、地下タンク10の軸方向に離間して対向する一対の辺21が、地下タンク10の外周面と同心円状に湾曲している。
前記架台2は、たとえば、FRP等の樹脂で形成され、前記角筒部20の下端が前記地下タンク10の上部に接合されている。当該接合は、たとえば、角筒部20の下端に塗布した耐油性の接着剤やコーキング材による接着により行われ、架台2と地下タンク10との間がシールされている。これにより、架台2と地下タンク10との間から外部の土壌17中に油液が漏出するのを防止できると共に、土壌17中の水分や砂粒、泥等が侵入するのを防止できる。また、地下タンク10に対して架台2を溶接するのに比べ、架台2の取付作業が著しく容易になる。
前記角筒部20の上端には、方形枠状のフランジ部24が設けられている。該フランジ部24には、図2(a)に示すように、前記プロテクタ部3が接合される。この接合は、図示しない締結具による締結によって行われ、該締結具を挿通するための複数の貫通孔29(図3)が前記フランジ部24に形成されている。
プロテクタ部
図2(a)に示すように、プロテクタ部3は、地下タンク10に接続された送油管12の一部を収容している。図3に示すように、前記プロテクタ部3は、互いに対向する一対の第1側壁パーツ30Aと、互いに対向する一対の第2側壁パーツ30Bとを備えている。これら4つの側壁パーツ30A,30Bが互いに接合されていることで、前記プロテクタ部3は上下に開口した角筒状に形成されている。
前記各側壁パーツ30A,30Bは、前記プロテクタ部3の側壁を形成する方形の側壁板部35を有している。該側壁板部35には、図3の二点鎖線で示すように、前記送油管12を挿通するための配管孔35aが形成される。この配管孔35aの加工を容易にするため、前記各側壁パーツ30A,30BはFRP等の樹脂で形成するのが好ましい。こうすれば、ホールソー等の切削加工により前記配管孔35aを容易に形成することができるから、現場での作業性が著しく向上する。
前記各側壁板部35の周縁には、前記側壁板部35に概ね直交する方向に突出する第1、第2、第3および第4フランジ部31,32,33,34が設けられている。
前記第1および第2フランジ部31,32は、各々、前記各側壁板部35の上下方向に延びる左右の辺に沿って配置されている。前記第3フランジ部33は、前記各側壁板部35の上辺に沿って配置されている。前記第4フランジ部34は、前記各側壁板部35の下辺に沿って配置されている。前記第1〜第4フランジ部31〜34は互いに連なるように形成されていることで、前記各側壁パーツ30A,30Bは前記側壁板部35を底面とするトレー状に形成されている。
前記4つの側壁パーツ30A,30Bの前記第1および第2フランジ部31,32のうち、少なくとも、4つのフランジ部を介して、前記隣接する各側壁パーツ30A,30B同士は互いに接合されている。すなわち、第1側壁パーツ30Aの第1および第2フランジ部31,32と、第2側壁パーツ30Bの側壁板部35とに形成された複数の貫通孔37に締結具を挿通して締結することで、前記4つの側壁パーツ30A,30Bが接合されている。なお、第1および第2側壁パーツ30A,30B間の各接合部分は、耐油性の接着剤やコーキング材によりシールされている。
図2(a)に示すように、前記各側壁パーツ30A,30Bの4つの第4フランジ部34は、図示しない締結具により前記架台2のフランジ部24に締結されて接合される。前記第4フランジ部34には、締結具を挿通するための複数の貫通孔39(図3)が形成されている。なお、第4フランジ部34と架台2のフランジ部24との間は、耐油性の接着剤やコーキング材によりシールされている。
前記各側壁パーツ30A,30Bの4つの第3フランジ部33には、カバー4のフランジ部43が図示しない締結具によって締結されて接合される。前記第3フランジ部33には、締結具を挿通するための複数の貫通孔38(図3)が形成されている。なお、第3フランジ部33とカバー4のフランジ部43との間は、耐油性の接着剤やコーキング材によりシールされている。
カバー
図2(a)に示すように、前記プロテクタ部3の上には、カバー4が載置されている。前記カバー4は、図3に示すように、ドーム状に湾曲したカバー本体40と、該カバー本体40の上部に突設された筒状の突出部41を有している。前記突出部41は、前記プロテクタ部3の上下の開口よりも小さな上開口41aを形成している。前記カバー本体40の周縁には、方形枠状のフランジ部43が設けられ、該フランジ部43が前記プロテクタ部3の第3フランジ部33に接合される。前記カバー4のフランジ部43には、前記接合に用いる締結具を挿通するための複数の貫通孔48が形成されている。
高さ調節部
図2(a)の高さ調節部5は、前記カバー4の上に取り付けられ、マンホール蓋6の高さ調節を行うものである。これは、地下タンク10の埋設深さが各現場で異なるため、前記マンホール蓋6の高さを地表面に合わせるためのレベル調整が必要とされるからである。
前記高さ調節部5は、互いに嵌合する上筒部51および下筒部52を有している。前記下筒部52の下端部は、前記カバー4の突出部41の外周に外嵌しており、耐油性の接着材やコーキング材によりシールされていると共に接合されている。前記上筒部51および下筒部52は、前記カバー4の上開口41aに連なる貫通孔54を形成している。
前記高さ調節部5は高さ調節機構56を備え、前記下筒部52に対し前記上筒部51の上下の位置を調節した高さで前記上筒部51を下筒部52に対し固定することが可能とされている。図2(b)に示すように、前記高さ調節機構56は、前記上筒部51および下筒部52の各々に設けられたL字型のブラケット57と、該ブラケット57に取り付けられた調節ボルト58およびナット59とにより構成されている。前記調節ボルト58により上筒部51の高さを調節した後、ナット59を締め付けて調節ボルト58をロックすることで、下筒部52に対する上筒部51の上下の位置が位置決めされる。
前記高さ調節を行った後、上筒部51と下筒部52との間の嵌合部分は、耐油性の接着材やコーキング材によりシールされると共に固定される。なお、図2(a)のように、上筒部51と下筒部52との間の嵌合部分が、コンクリート層18中に位置している場合は、前記接着剤やコーキング材によるシール作業が不要となることもある。
マンホール蓋
図2(a)に示すように、前記高さ調節部5の上には、マンホール枠60を介してマンホール蓋6が載置される。該マンホール蓋6は、前記高さ調節部5の貫通孔54を覆う大きさに形成されている。前記貫通孔54の大きさは、前記カバー4の上開口41aと同様に前記プロテクタ部3の上下の開口よりも小さいので、マンホール蓋6を小さく形成することができる。したがって、マンホール蓋6を軽量化することができる共に、マンホール蓋6の開閉作業を容易に行うことが可能である。
1に示すように、給油所においては、送油管12の配管途中に点検口S1を設ける場合がある。この点検口S1の内部には、たとえば、送油管12の接続部やバルブ等が収容されており、これらを点検することが可能である
図4は本発明の理解に役立つ参考例を示す。
図4に示すように、マンホール装置(点検口)101は、前記実施例1におけるプロテクタ部3、カバー4、高さ調節部5およびマンホール蓋6(図1)を共通の構成として備えている。ただし、カバー4のカバー本体40は平板状に形成されており、該カバー本体40の周縁にフランジ部43が一体に形成されている。
前記マンホール装置101は、前記実施例1における架台2の代わりに、方形の底板7を有している。該底板7は、たとえば、FRPなどの樹脂により平板状に形成されており、締結具を挿通するための複数の貫通孔79を有している。前記底板7上には、前記プロテクタ部3の第4フランジ部34が載置されて接合される。したがって、前記底板7は、前記空間S1(図1)の下方を閉塞する。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
なお、図4の参考例にかかるマンホール装置101は、前記送油管12の一部を収容する点検口S1の他に、地下タンク10に接続された通気管(図示せず)の一部を収容して、これを点検するための点検口を形成する場合にも用いることができる。
<変形例>
図2(a)に示すマンホール装置1(101)では、マンホール蓋6の隙間などから雨水が侵入することがある。この雨水がプロテクタ部3内に侵入するのを防止するため、高さ調節部5の上筒部51の上端部近傍(マンホール蓋6に近い位置)に、雨水を受けるための樋80を設けてもよい。たとえば、図5に示すように、前記上筒部51の内周に沿って、かつ、概ね全周にわたって上筒部51と一体に樋80を形成する。前記上筒部51の側面には、前記樋80に連通する排水孔81を形成し、該排水孔81の外側に排水パイプ82を取り付ける。このように構成することで、前記樋80で受けて溜まった雨水が、前記排水孔81および排水パイプ82を通って、前記上筒部51の外部の土壌17に排水される。
ところで、図1の給油機14の地下には、液溜201が設けられている。該液溜201は、給油機14に向って立ち上がる送油管12を収容して、送油管12や給油機14などから漏出した燃料油を収納する。前記液溜201は、本発明と同様の技術的思想に基づいて形成することができる。
すなわち、図6(a),(b)の参考例に示すように、前記液溜201は、別部材で構成された基台部130と貯留部120とを組み立てることで形成される。前記基台部130は、コ字状に形成された4つの基台パーツ132を互いに接合することで、上下に開口した角筒状に形成されている。前記基台部130の上面には、給油機14のアンカーボルトを挿通して固定するための貫通孔134が形成されている。前記基台部130の下部には、高さ調節機構140を介して貯留部120が接合されている。
6(c)〜(e)は他の参考例を示す。図6(c)では、第1側壁パーツ30Aが平板状とされて、第2側壁パーツ30Bの第1および第2フランジ部31,32に接合されている。図6(d)では、4隅に設けた角材またはアングルからなるフレーム36に、4つの側壁パーツ30A,30Bの各第1および第2フランジ部31,32がそれぞれ接合されている。図6(e)では、トレー状の4つの側壁パーツ30A,30Bが互い違いに接合されている。
ンホール装置を構成する各部材は、軽量化や加工性を考慮してFRPなどの樹脂で形成するのが好ましい
給油所を示す断面図である。 (a)は実施例1にかかるマンホール装置を示す断面図、(b)は高さ調節部の一部を示す断面図である。 同マンホール装置の分解斜視図である。 本発明の理解に役立つ参考例にかかるマンホール装置を示す分解斜視図である。 樋を示す断面図である。 本発明の理解に役立つ参考例に係り、(a)は液溜を示す斜視図、(b)は同液溜における高さ調節機構を示す断面図、(c)〜(e)は4つの側壁パーツの接合の参考例を示す平面断面図である。
符号の説明
1:マンホール装置
10:地下タンク
12:配管
2:架台
20:角筒部
24:架台のフランジ部
3:プロテクタ部
30A,30B:側壁パーツ
31〜34:第1〜第4フランジ部
35:側壁板部
4:カバー
41:突出部
41a:上開口
43:カバーのフランジ部
5:高さ調節部
51:上筒部
52:下筒部
54:貫通孔
6:マンホール蓋
7:底板
8:樋
81:排水孔
S:マンホール(空間)

Claims (3)

  1. 燃料油を貯留する地下タンクから給油所に設置された給油機に導くための送油管の一部、ならびに、油面計を収容する空間を形成すると共に、前記空間の上方をマンホール蓋により覆うマンホール装置であって、
    前記送油管の一部を収容すると共に該送油管を挿通して前記空間から前記送油管を前記給油機に向かって導出するための配管孔を有し、かつ、上下に開口した角筒状のプロテクタ部が設けられ、
    前記プロテクタ部の上下の開口よりも小さな上開口を有するカバーが、前記プロテクタ部の上に載置され、前記カバーは、平板状ないしドーム状に湾曲した天板を形成するカバー本体と、前記カバー本体の周縁に形成され接合に用いる締結具を挿通するための複数の貫通孔を有するフランジ部と、前記カバー本体から上方に突出すると共に前記上開口を形成する筒状の突出部とを備え、
    前記カバーの上開口に連なる貫通孔を形成し、互いに嵌合する一つの上筒部および一つの下筒部からなる高さ調節部が設けられ、
    前記高さ調節部は前記下筒部に対し前記上筒部の上下の位置を調節した高さとすることが可能であり、
    前記カバーの前記突出部の外周に前記下筒部の下端部が外嵌し、
    前記プロテクタ部は4つの側壁パーツが互いに接合されて形成され、
    前記各側壁パーツは、前記プロテクタ部の側壁を形成する方形の側壁板部と、該側壁板部の周縁において前記側壁板部に直交する方向に突出すると共に互いに連なる第1、第2、第3および第4フランジ部とを有し、
    前記第1および第2フランジ部は前記各側壁板部の上下方向に延びる左右の辺に沿って配置され、前記第3フランジ部は前記各側壁板部の上辺に沿って配置され、前記第4フランジ部は前記各側壁板部の下辺に沿って配置され、
    前記第3フランジ部および第4フランジ部には、締結具を挿通するための複数の貫通孔が形成され、
    前記4つの側壁パーツの前記第1および第2フランジ部のうち、少なくとも、4つのフランジ部を介して、前記隣接する各側壁パーツ同士が互いに接合され、
    締結具を介して前記4つの側壁パーツの前記第3フランジ部に前記カバーのフランジ部が接合され、
    前記マンホール装置は略円筒形の前記地下タンクの真上に設けられており、前記地下タンクの上部に接合された架台を更に有し、
    前記架台は上下に貫通する角筒部を有し、該角筒部の下端は前記略円筒形の地下タンクの上部の曲面に沿った形状に形成され、
    前記角筒部の上端には方形枠状で、締結具を挿通するための複数の貫通孔が形成されたフランジ部が設けられ、
    締結具を介して前記架台のフランジ部に前記各側壁パーツの4つの第4フランジ部が接合され、
    前記架台、前記プロテクタ部の各側壁パーツ、前記カバー、前記下筒部および前記上筒部が、それぞれ、樹脂で形成され、かつ、互いに別部品で形成された給油所用のマンホール装置。
  2. 請求項1において、前記側壁パーツの側壁板部は平板状である給油所用のマンホール装置。
  3. 請求項1において、前記上筒部には、前記上筒部の内周に沿って、かつ、概ね全周にわたって樋が一体に形成され、該樋に溜まった水を前記上筒部の外部に排水する排水孔が前記上筒部の側面に形成されている給油所用のマンホール装置。
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