JP2006241722A - 簡易施工用滑り止めマット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オレフィン系樹脂組成物のみからなる滑り止めマットにおいて、表面に凹凸形状の加工が施され、巾方向に直線的に連続した凹凸形状とすることによって、汚れが着きにくく、掃除がし易く適切な滑り止めマットが得られることを見出し本発明に到達した。
【選択図】 図1
Description
<実施例1>
ポリプロピレン樹脂65重量%、EPDM(エチレンプロピレンジエン三元共重合体)樹脂30重量%(オレフィン系熱可塑性エラストマー系相容化樹脂)、テルペン樹脂(天然樹脂系の低分子量域の樹脂)5重量%を混合し、加熱溶融してカレンダー機にて1.4mm厚のシートにした後直ぐに図6のように、図1の凹凸形状となるエンボスロールと加圧ロールの間を通過させ、凹部の巾は2.5mm、凸部の巾が2.5mmで凹凸の厚さの差が1.0mmのシートを得た。次に別の工程でアクリル系接着剤(2液架橋型)を離型紙にナイフコーターで150g/m2(乾燥時)塗布し乾燥してから、前記シートを貼り合わせた後、マットの形状に裁断し滑り止めマットを作製した。滑り止めマットのヘイズ値は5%、乾燥時の滑り抵抗値Xが1.064、湿潤時の滑り抵抗値Yが0.800、X/Y=1.33の結果を得た。また、剥離強度は30N/25mmであった。
図2の凹凸形状とした以外は実施例1と同様にして滑り止めマットを得た。各種物性を表1に示した。
図3の凹凸形状とした以外は実施例1と同様にして滑り止めマットを得た。各種物性を表1に示した。
図4のようにマット周辺部を凹部の厚さに、凸部を削り落とした以外は実施例1と同様にして滑り止めマットを得た。各種物性を表1に示した。
図5のように凹部を曲線形状とした以外は実施例1と同様にして滑り止めマットを得た。各種物性を表1に示した。
ポリプロピレン樹脂55重量%、EPDM樹脂40重量%、テルペン樹脂5重量%を混合した以外は実施例1と同様にして滑り止めマットを得た。各種物性を表1に示した。
塩化ビニル樹脂50重量%、可塑剤50重量%とした以外は実施例1と同様にして滑り止めマットを得た。各種物性を表1に示した。
実施例1においてエンボスロールと加圧ロールの間を通過させずに加工した以外は実施例1と同様にして滑り止めマットを得た。各種物性を表1に示した。
JIS A1454に準拠し、色、光沢の変化及び膨れの無いものを○、少しでもみられるものを×とした。
滑り止めマットに砂をまき、ホウキで取り除こうとしたとき、簡単に取り除けるものを○、時間がかかるものを△、取り除けないものを×とした。
JIS K7105に準拠し、ヘイズ値の測定をした。
滑り試験機(O−Y.PSM)を用い、巾方向に対し直角方向のC.S.R(値滑り抵抗値)を算出した。
Ds=132log(100/T)
試験開始後4分のDs値及び最大Ds値を求めた。更に、発煙箱中のガスを回収バックに採取し、検知管で分析を行った。
2 凸部(山)
3 凹部(谷)
4 凸部(山)の巾
5 凹部(谷)の巾
6 凸部と凹部の高さの差
7 ボーター部
8 加圧ロール
9 エンボスロール
10 溶融樹脂
Claims (7)
- オレフィン系樹脂組成物のみからなる滑り止めマットにおいて、表面に凹凸形状の加工が施され、巾方向に平行で直線的に連続した凹凸形状としたことを特徴とする滑り止めマット。
- 前記凹凸形状の凹部の巾が0.3〜10mm、凸部の巾が0.3〜10mmで凹凸の厚さの差が0.3〜2.0mmであることを特徴とする請求項1に記載の滑り止めマット。
- 前記凸部の巾が0.3〜10mmであって、さらに前記凸部に2個以上の凸部を巾方向に平行で直線的に連続して形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の滑り止めマット。
- 前記滑り止めマットにおいて、乾燥時の滑り抵抗値Xが0.95〜1.45、湿潤時の滑り抵抗値Yが0.6〜1.05であり、1.0<X/Y<1.4の関係であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の滑り止めマット。
- 前記滑り止めマットにおいて、マット周辺部の一辺以上が凹凸形状の凹部の厚さまたは凹部の厚さ以下であって凸部のない形状になっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の滑り止めマット。
- 前記オレフィン系樹脂組成物がポリプロピレン樹脂50〜80重量%、オレフィン系熱可塑性エラストマー系相容化樹脂20〜50重量%とからなる請求項1乃至5のいずれかに記載の滑り止めマット。
- 前記滑り止めマットのヘイズ値が1〜50%で、床材上に固着した時下側の床材が見える程度に透明であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の滑り止めマット。
Priority Applications (1)
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JP2005055306A JP2006241722A (ja) | 2005-03-01 | 2005-03-01 | 簡易施工用滑り止めマット |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006241722A true JP2006241722A (ja) | 2006-09-14 |
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JP2005055306A Pending JP2006241722A (ja) | 2005-03-01 | 2005-03-01 | 簡易施工用滑り止めマット |
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- 2005-03-01 JP JP2005055306A patent/JP2006241722A/ja active Pending
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