JP2006239841A - 鋸盤によるワーク切断加工方法及び鋸盤 - Google Patents

鋸盤によるワーク切断加工方法及び鋸盤 Download PDF

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Abstract

【課題】切断すべきワークの形状,寸法,材質に対応して切削条件が自動的に演算されて自動的にワークの切断加工を行う切断加工方法及び鋸盤を提供する。
【解決手段】鋸盤本体に鋸刃7を装着してワークWの切断加工を行うに際し、制御装置27に入力されたワーク情報と、鋸刃7に備えた記憶手段から読み取った鋸刃情報とに基いて、ワークWの切削条件を演算し、この演算結果により鋸盤本体の動作を制御してワークの切断を行うワーク切断加工方法である。鋸盤は、制御装置27と、制御装置27に対してワーク情報を入力するための入力手段29と、鋸刃7に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段25,29Aと、入力されたワーク情報及び鋸刃情報と切削条件メモリ43より切削条件を演算する演算手段47と、この演算手段47の演算結果に基いて鋸盤本体の動作を制御する駆動制御手段51とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば横型帯鋸盤、竪型帯鋸盤、丸鋸盤などのごとき鋸盤によるワークの切断加工方法及び鋸盤に係り、さらに詳細には、切断すべきワークの形状,寸法,材質に対応して切削条件が自動的に演算されて自動的にワークの切断加工を行う切断加工方法及び鋸盤に関する。
従来、鋸盤によってワークの切断を行うとき、切断すべきワークの形状,寸法,材質に対応して鋸速(切削速度)及びワークに対する鋸刃の切込み量(切込み速度)等の切削条件を、制御装置に手動的に設定している。また、過去の経験によりワークの形状,寸法,材質に対応して予め設定されている切削条件を制御装置に入力してワークの切断が行われている。
上述のように、制御装置に対して切削条件を手動的に設定する場合には、自動化が難しいと共に設定ミスを生じ易いという問題がある。
そこで、切断すべきワークの形状,寸法,材質等に対応して各種鋸刃の切削条件を、制御装置に備えた切削条件データベースに予め格納し、この切削条件データベースに格納してある切削条件に基いて切削条件を自動的に設定してワークの切削加工を自動的に行うことが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−340638号公報
上記特許文献1に記載の発明によれば、制御装置に対してワークの形状,寸法,材質及び使用する鋸刃の種類を入力すると、上記ワークの形状,寸法,材質及び鋸刃の種類に対応して切削条件データベースを検索し、この検索した切削条件によってワークの切断加工を自動的に行うことが可能である。
しかし、制御装置に対する鋸刃の種類の入力は手動的に行われるものであり、入力ミスを生じ易いという問題がある。すなわち、制御装置に対して鋸刃Aの入力を行うべきところ、誤って鋸刃Bの入力を行うと、入力された鋸刃Bの切削条件が検索され、この検索した切削条件でもって鋸刃Aによりワークの切断加工を行うことになる。換言すれば、入力ミスがあると、使用する鋸刃Aの切削条件に変更することなくワークの切断が行われることになる。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、鋸盤本体に鋸刃を装着してワークの切断加工を行うに際し、鋸盤本体の動作を制御するための制御装置に入力されたワーク情報と、前記鋸刃に備えた記憶手段から読み取った鋸刃情報とに基いて、前記ワークの切断を行うに適正な切削条件を演算し、この演算結果に基いて前記鋸盤本体の動作を制御してワークの切断を行うことを特徴とするものである。
また、本発明は、鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワーク情報を入力するための入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記制御装置に入力されたワーク情報及び鋸刃情報と制御装置に備えた切削条件メモリに格納されている切削条件により適正な切削条件を演算する演算手段と、この演算手段の演算結果に基いて鋸盤本体の動作を制御する駆動制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、好ましくは、鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワーク情報、切断個数を入力するための入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記ワーク情報と切断個数により切断面積を演算すると共にこの演算結果と前記鋸刃情報に基づく前記鋸刃の残り寿命切断面積とを比較演算して前記ワークの切断可否を判別する演算手段と、上記判別結果を告知する告知手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、好ましくは、鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワークを切断するための加工プログラムを入力する加工プログラム入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記加工プログラムに記載されたワークの形状,寸法及び切断個数によりワークの切断面積を演算すると共にこの演算結果と前記鋸刃情報に基づく前記鋸刃の残り寿命切断面積とを比較演算して前記ワークの切断可否を判別する演算手段と、上記判別結果を告知する告知手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、好ましくは、鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワーク情報を入力するための入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記ワーク情報に基いてワークの切削長を演算すると共に前記鋸刃情報に基く鋸刃摩耗量と前記切削長により切曲り量を演算し、この演算した切曲り量と許容値とを比較してワークの切断の可否を判別する演算手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、好ましくは、前記鋸盤において、前記鋸刃に備えた記憶手段の読み取りを行う読み取り手段を、回転している鋸刃に近接して設け、前記駆動制御手段は、前記読み取り手段が前記記憶手段を検知する毎に、あるいは適時に鋸盤本体の動作制御の補正を行う機能を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ワーク情報と鋸刃に備えた記憶手段から読み取った鋸刃情報とに基いて切削条件を演算し、この演算した切削条件に基いてワークの切断加工を行うので、鋸刃情報に誤りを生じることがないものである。この場合、予め使用を想定した鋸刃と実際に使用する鋸刃とが相違する場合であっても、実際に使用する鋸刃に対応した切削条件が演算され、この演算した切削条件でもってワークの切断が行われる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、横型帯鋸盤に本発明を実施した場合について例示する。しかし、本発明は、横型帯鋸盤に限ることなく、竪型帯鋸盤及び丸鋸盤にも実施し得るものである。
図1を参照するに、鋸盤1はベースフレーム3を備えており、このベースフレーム3には切断すべきワークWを締付け固定可能なバイス装置5が備えられていると共に、ワークWを切断する鋸刃7を備えたカッティングヘッド9が前記ワークWに対して相対的に切込み可能に備えられている。すなわち、カッテイングヘッド9は、ワークW対して接近離反する方向へ相対的に移動自在である。
前記カッティングヘッド9には、鋸刃7としての帯鋸刃を掛回した駆動ホイール11と従動ホイール13とが回転自在に支持されており、前記駆動ホイール11と従動ホイール13との間には帯鋸刃を案内する鋸刃ガイド15が設けられている。そして、前記鋸刃7を駆動するための鋸刃駆動手段として、前記駆動ホイール11には例えばサーボモータ等のごとき制御モータ17が連動連結してある。
前記カッティングヘッド9は枢軸19を介して前記ベースフレーム3に上下動可能に支持されており、この枢軸19には、前記ワークWに対する前記鋸刃7の切込み位置(上下動位置)を検出するために、切込み位置検出手段21が設けられている。上記切込み位置検出手段21は、前記カッティングヘッド9の上下動位置を検出してワークWに対する鋸刃7の相対的な切込み位置を検出するものであって、例えばロータリーエンコーダなどのごとき位置検出手段によって構成してある。
前記ワークWに対して前記鋸刃7の相対的な切込みを行うために、切込み作動手段23が設けられている。鋸盤1として、本実施形態においては横型帯鋸盤にて例示してあるので、前記切込み作動手段23として、前記カッティングヘッド9の上下動を行う油圧シリンダ等のごとき上下動用アクチュエータにて例示してある。
また、前記鋸盤1には、前記鋸刃7に備えたICタグ(図示省略)のデータの読み取り、データの書き込みを行うためのデータ読み取り手段としてのリーダ/ライタ25が備えられている。上記ICタグに格納する情報としては、鋸刃7の型式、鋸幅、刃形、刃先硬度、ピッチ(ガレット)、全長(全周)、メーカ、寿命、摩耗量などとすることができる。
ところで、横型帯鋸盤として、カッティングヘッド9が枢軸19を中心として上下に揺動する形式の場合について例示するが、前記カッティングヘッド9が垂直なガイドポストに案内されて上下動する形式の横型帯鋸盤にて実施することも可能である。そして、例えば竪型帯鋸盤や大型の丸鋸盤のごとく、鋸刃に対して相対的にワークの送材を行ってワークの切断を行う形式の鋸盤において、ワークの相対的な送材を行う送材手段は前記切込み作動手段に相当するものである。
前記鋸盤1の制御を行うためのCNC装置のごとき制御装置27が設けられており、この制御装置27には、前記制御モータ17,切込み位置検出手段21,切込み作動手段23及び前記リーダ/ライタ25が接続してあると共に、例えばキーボードなどのごとき適宜の入力手段29及び加工プログラム入力手段31が接続してある。さらに、前記制御装置27には、適宜の表示手段32が接続してある。
前記制御装置27には、前記鋸刃7に備えた前記ICタグに格納した鋸刃情報を前記リーダ/ライタ25によって読み取ったとき、その読み取った情報(データ)を格納する履歴メモリ33を備えている。なお、前記ICタグの情報を読み取る時期としては、鋸刃7をカッティングヘッド9に装着した後でも良いが、前記カッティングヘッド9に鋸刃7を装着する前に、前記入力手段29に備えたリーダ/ライタ29AによってICタグの情報を読み取ることも可能である。上述のように、入力手段29にリーダ/ライタ29Aを備える場合には、鋸盤1に備えた前記リーダ/ライタ25を省略することも可能である。
さらに、前記制御装置27には、鋸刃7の寿命管理を行うために、使用する複数の鋸刃7の鋸刃名に対応して鋸刃の最大寿命及び切断履歴を格納した寿命管理メモリ35が備えられている。この寿命管理メモリ35は、鋸刃7によるワークWの切断面積又は鋸刃7における歯先の摩耗量、研磨回数など、鋸刃7の寿命に関する情報を格納するもので、前記最大寿命は、鋸刃7によって切断可能なワークの最大切断面積又は鋸刃7の最大摩耗量などで表わされる。この最大切断面積、最大摩耗量は、鋸刃7の再研磨が行われる毎に、更新される。
なお、鋸刃7によるワークWの総切断面積は、ワークWの断面積と切断回数の積として求めることができる。また鋸刃7における歯先の摩耗量は、例えば鋸刃7の回転速度と同期して歯先部を撮像し、歯先部の初期状態と比較することにより、歯先の摩耗量を検出することができるものである。さらには、ワークの切断終了毎に測定器によって摩耗量を測定することも可能である。
そして、前記制御装置27には、前記寿命管理メモリ35に格納されている鋸刃7の最大寿命(最大切断面積又は最大摩耗量)と前記履歴メモリ33に格納された鋸刃7の寿命に関する情報とを比較して鋸刃寿命の判別を行う寿命演算手段37が備えられている。
また、前記制御装置27には、ワークWの切断面積と鋸刃7における歯先の摩耗量との関係を示した関係式又は関係データを格納したデータベース39が備えられていると共に切断カウンタ41が備えられている。
前記データベース39は、各種鋸刃7によって各種材質のワークWを切削したときのワークWの切削面積と各鋸刃7の歯先の摩耗量との関係を示した関係式又は関係データが予め実験的に求められ、各鋸刃7に対応して格納してある。したがって、同一鋸刃7によって材質の異なるワークWを順次切断するような場合であっても、材質の異なる各ワークW毎に切断面積を演算し、この演算した切断面積に対応して当該鋸刃7における歯先の摩耗量を求めることができる。よって、材質の異なる各ワークW毎に演算した各摩耗量の和を求めることにより、当該鋸刃7の総摩耗量を求めることができるものである。
前記切断カウンタ41は、前記鋸刃7によるワークWの切断回数を計数するもので、例えば、前記カッテイングヘッド9が最下降したことを計数すること、又は加工プログラム入力手段31から入力された加工プログラムによって鋸盤1の制御を行ってワークWの切断加工を行う場合には、例えば前記カッテイングヘッド9を最下降位置から上昇する指令の回数を計数ことにより、切断回数を計数することができる。
さらに、前記制御装置27には、ワークWと鋸刃7との関係において予め切削条件を定めた切削条件メモリ43が備えられている。この切削条件メモリ43には、各鋸刃7によって切断可能な材質のワークW毎に切削条件として例えば所望の切削率(単位時間当りの切削面積)又はワークに対する切削速度及び切込み速度の条件が定めてある。したがって、鋸刃7が定まると、上記切削条件メモリ43を検索することにより、切断可能なワークWの判別を行うことができ、かつ切削条件が定まるものである。逆に、ワークWが定まれば、当該ワークWを切削可能な鋸刃7の選択を行うことができるものである。
また、前記制御装置27には、前記入力手段29から入力されたワークWの形状,寸法及び材質のワーク情報(データ)を格納するメモリ45が設けられていると共に、このメモリ45に格納されたワークの情報と前記履歴メモリ33に格納された鋸刃7の鋸刃情報と前記切削条件メモリ43に格納されている情報とに基いて切削条件を演算する切削条件演算手段47が備えられている。
上記切削条件演算手段47は、前記履歴メモリ33に格納された鋸刃7の情報と前記切削条件メモリ45に格納されたワークWの情報とを基にして、前記切削条件メモリ43を検索して、入力された前記ワークWが前記鋸刃7の切断対象材質に含まれているか否かを判別する機能を有する。そして、鋸刃7によってワークWが切断可能な材料の場合には、ワークWの形状,寸法に基いて最大切削長を演算し、この最大切削長と鋸刃7のガレット(ピッチ)の大きさのデータとを比較して、ワークWが切断可能か否か、すなわち適正な鋸刃であるか否かを判別する機能を有するものである。
前記切削条件演算手段47は、前述のごとき判別後に、前記切削条件メモリ43からワークWに対する鋸刃7の切削条件を演算する。なお、切削条件としての切削率が格納されている場合には、切削率及びワークWの形状,寸法を基にして、制御装置27に備えた演算手段49がワークWに対する鋸刃7の相対的な切込み速度及び切削速度を演算し、駆動制御手段51により前記鋸盤1における切込み作動手段23,制御モータ17等の制御が行われるものである。
さらに前記制御装置27にはデータベース53が備えられている。上記データベース53は、各鋸刃7によってワークWを切断する際の、ワークWの切削長と切曲り量との関係を示す関係式又は関係データが格納してある。より詳細には、各鋸刃7が切削対象とする各材質のワークW毎に、切削長と切曲り量との関係を示した関係式又は関係データが格納してある。
したがって、ある程度摩耗した鋸刃7によってある材質のワークWの切断を行うとき、当該ワークWの切削長が大きく、許容値以上の切曲りを生じて製品を切断不可能な場合であっても、前記鋸刃7による切断において許容の切曲り量に抑制される切削長のワークを、前記データベース53において検索し、この検索したワークを前記鋸刃7によって切断することが可能である。すなわち、鋸刃7を有効利用することができる。
以上のごとき構成において、図1、図2を参照するに、鋸盤1によって切断すべきワークWの形状,寸法及び材質が入力手段29から入力されると(ステップS1)、ワークWの形状,寸法,材質のワーク情報(データ)は表示手段32に表示されると共にメモリ45に格納される。そして、鋸盤1に鋸刃7が装着してある場合には、制御モータ17を適宜に駆動して鋸刃7を回転することにより、鋸盤1に備えたリーダ/ライタ25によって鋸刃7に備えたICタグに格納されている鋸刃7に関する鋸刃情報(データ)を読み取り、表示手段32に表示すると共に履歴メモリ33に格納することができる(ステップS2)。
なお、鋸刃7に備えたICタグの情報の読み取りは、入力手段29に備えたリーダ/ライタ29Aによって行うことも可能である。ところで、鋸刃7を鋸盤1に装着する前の状態においては、前記入力手段29に備えたリーダ/ライタ29Aによって鋸刃7に関する情報の読み取りを行うことが望ましいものである。
前述のごとく鋸刃7の情報の読み取りが行われると、前記履歴メモリ33に格納されている鋸刃7に関するデータと寿命管理メモリ35に格納されている鋸刃寿命の最大寿命に関するデータとが寿命演算手段37において比較(最大寿命から寿命履歴が減算)され、鋸刃7の残り寿命の演算が行われる(ステップS3)。なお、鋸刃寿命に関するデータとして鋸刃7の例えば総切断面積、鋸歯の総摩耗量等の寿命履歴に関するデータは、更新することによってICタグに格納してもよく、また寿命管理メモリ35に格納してもよいものである。
前記ステップS3において鋸刃7の残り寿命が演算されると、その残り寿命が表示手段32に表示される。したがって、鋸刃7の残り寿命が少ないと判別されたときには、鋸刃7の交換が行われる(ステップS4)。なお、鋸刃7を交換すべきか否かの判別は、加工プログラム入力手段31から入力されたNCデータを先読みして、これから切断するワークWの切断回数とワークWの形状,寸法に基づく切断面積とによって総切断面積を演算し、この演算した総切断面積と残り寿命としての残りの切断面積とを比較して、鋸刃7を交換すべきか否かを判別することもできる。
前記ステップS3において、鋸刃7の寿命判別により鋸刃7の交換が必要でない場合には、ステップS5へ移行して、ワークWの切断を行うに適した鋸刃であるか否かの判別を行う。この場合、先ず、切削条件メモリ43を検索して、前記ワークWが鋸刃7によって切削可能なワークであるか否かの判別が行われる(鋸刃7とワークWとの関係において切削条件が定まっているか否かを検索することによって判別される)。
次に、鋸刃7によってワークWの切削が可能であるときには、前記メモリ45に格納されているワークWの形状,寸法データに基いて、当該ワークWの最大切削長が演算手段49によって演算される。そして、前記履歴メモリ23に格納されている鋸刃7のピッチ(ガレット)の大きさのデータと前記最大切削長のデータとに基いて、当該最大切削長部分の切削時に発生する切削屑をガレット内に収納可能であるか否かを判別することにより、ワークWの切断を行うに適した鋸刃であるか否かの判別が行われる。
上記ステップS5において、不適正な鋸刃であると判別された場合には、告知手段の一例としての表示手段32に表示告知されるので、ステップS4へ移行して鋸刃7の交換が行われる。前記ステップS5において適正鋸刃と判別されたときには、鋸刃7とワークWとの関係において定まっている切削条件(切削率)が切削条件メモリ43から検索される(ステップS6)。
そして、検索された切削条件に基づき、演算手段49においてワークWに対する鋸刃7の切削速度及び鋸刃7のワークWに対する相対的な切込み速度が演算され、この演算結果に基いて制御モータ17の駆動,切込み作動手段23の制御が行われて、ワークWの切断が行われる(ステップS7)。
前記ワークWの切断が行われる毎にワークWの切断面積が寿命演算手段37において演算されると共に、鋸刃7の寿命が演算されて、寿命履歴に加算される(ステップS8,S9)。そして、ワークWの切断が終了する毎に鋸刃寿命の判別が行われる(ステップS10)。なお前記ステップS4において新品の鋸刃と交換した場合であって、鋸刃寿命が充分に長い場合には、ワークWの切断回数の計数を行うのみでよく、鋸刃寿命の判別を省略することも可能である。すなわち、切断終了時に総切断面積を演算し寿命の演算を行えばよいものである。
ところで、鋸刃7の寿命の判別を行う場合、ワークWの切断を行う毎に、またはワークWの切断を複数回行う毎に鋸刃7の摩耗量を検出し、鋸刃寿命としての最大摩耗量と比較することによって寿命を判別することも可能である。また、鋸刃7による総切削時間を計測し、この総切削時間と予め設定した寿命時間とを比較して鋸刃寿命を判別することも可能である。
前述のごとくワークWの切断面積を演算して鋸刃7の寿命を演算するとき、データベース39に格納してある切断面積と摩耗量との関係を示す関係式又は関係データにより、各材質のワークW毎にその切断面積に対応して鋸刃の歯先の摩耗量を演算することができる。したがって、種々の材質のワークWを切断加工する場合、鋸刃7の寿命管理は、鋸刃7による総切断面積によって管理するよりも、鋸刃7における歯先の総摩耗量で管理することが望ましい。
なお、同一鋸刃7によって同一材質のワークWの切断加工を繰り返し行う場合には、切断面積を鋸刃7の歯先摩耗量に換算する必要がないので、総切断面積でもって鋸刃の寿命管理を行うことが望ましい。
前記ステップS10において鋸刃7が寿命であると判断したときには、適宜の告知手段によって寿命であることを告知し、ステップS11へ移行して動作を停止する。その後にステップS4へ移行して鋸刃7の交換を行う。鋸刃7が寿命でない場合には、ステップS12へ移行する。
前述のごとくワークWの切断を行い、ステップS12において終了か否かを判別し、終了でない場合にはステップS7に戻ってワークWの切断を繰り返す。そして、終了の場合には、ステップS8の計数に基いた総切断面積を元の切断面積に加算して鋸刃7の寿命履歴を更新して(ステップS13)終了する。更新した寿命履歴は、鋸刃7に備えたICタグに更新データとして格納されていると共に、寿命管理メモリ35に備えた更新メモリ35Aに格納される。
なお、鋸刃7に備えたICタグ、更新メモリ35Aに鋸刃寿命データを格納するとき、前述したように、鋸刃7による切断面積でもよく、また上記切断面積を歯先摩耗量に換算した摩耗量あるいはワークの切断終了後に測定した歯先摩耗量とすることができる。
そして、鋸刃7の再研磨を行ったときには、再研磨回数及び再研磨による最大切断面積又は最大歯先摩耗量等の最大寿命を前記ICタグ、更新メモリ35Aに格納することにより、鋸刃7を鋸盤1に対して着脱交換を繰り返して使用する場合や、鋸刃7を他の鋸盤に装着して使用する場合であっても、鋸刃7の寿命管理を容易に行うことができると共に、鋸刃7に対応してワークWの切断に適した切削条件を自動的に検索して自動的にワークWの切断を行うことができる。
ところで、鋸刃7にICタグを備え、鋸盤1には前記ICタグに格納したデータを読み取り自在のリーダ/ライタ25を備えているので、例えば鋸刃7の一部に歯欠け等が生じ、この歯欠けを、例えばマグネットセンサ(図示省略)によって検出した場合、上記ICタグに、当該ICタグを基準位置として前記歯欠けを生じた位置の情報を格納することができる。なお、前記歯欠け位置は、鋸刃7の使用に際して予めICタグに手動的に入力することもできるものである。
なお、歯欠けを検出するためのセンサは、前記リーダ/ライタ25に近接して設けることが望ましい。したがって、前記歯欠け部分がワークWに相対的に切り込むことを停止するように、又は切込み量を少なくするように、ワークWに対する鋸刃7の切込みを制御することができる。
すなわち、図3に示すように、前記リーダ/ライタ25が鋸刃7に備えたICタグを検知すると(ステップS31)、上記ICタグに格納してある歯欠け位置が読み取られ、鋸刃7の回転速度、上記回転速度においてリーダ/ライタ25がICタグを検出してからICタグがワークWに到達する時間の演算及びICタグから歯欠け位置までの+−方向の寸法に基いて、リーダ/ライタ25がICタグを検知してから歯欠け位置がワークWに到達する時間が演算手段49によって演算される(ステップS32)。または、マグネットセンサが歯欠け位置を検出してから、歯欠け位置がワークWに到達する時間を演算する。
そして、前記リーダ/ライタ25がICタグを検知してから前記到達時間が経過したか否かが前記演算手段49によって判別され(ステップS33)、前記到達時間が経過すると、前記駆動制御手段51の制御の下に、鋸刃7の回転速度に基いて所定時間(歯欠け位置がワークWを通過する時間)だけ、ワークWに対する鋸刃7の相対的な切込み動作の制御が行われる(ステップS34)。
この際、ワークWに対する鋸刃7の相対的な切込みを停止又はワークWに対する鋸刃7の切込み量が小さくなるように制御され、鋸刃7における歯欠け部がワークWの切削を行わないように、又は切削を行うにしても他の部分に比較して軽負荷となるように切込み動作が制御される。その後は、リーダ/ライタ25が再びICタグを検知すると(ステップS35)、ステップS33へ移行して前述した切込み動作の制御が繰り返される。
したがって、鋸刃7の一部に歯欠けを生じたような場合、この歯欠け部の直後の鋸歯の負荷が大きくなることを抑制でき、歯欠けが連続的に生じることを防止できる。よって、鋸刃7の使用寿命の向上を図ることができるものである。
ところで、前記構成によれば、入力手段29からワークWの形状,寸法,材質及び切断個数を入力し、上記ワークWの総切断面積を演算し、この演算した総切断面積と、鋸刃7に備えたICタグに格納してある鋸刃寿命データ或は寿命管理メモリ35,更新メモリ35Aに格納してある鋸刃寿命データに基いて演算した残り寿命に相当する切断面積とを比較することにより、鋸刃7によって前記ワークWを最終まで切断可能であるか否かを判別することができる。なお、鋸刃寿命の演算としては鋸刃摩耗量を用いることも可能である。
また、加工プログラム入力手段31から加工プログラムを制御装置27に入力し、この入力した加工プログラムによってワークWの切断を行う場合には、加工プログラムを先読みしてワークWの総切断面積を演算し、この総切断面積と鋸刃7の残り寿命に相当する切断面積とを比較することによっても、ワークWを最終まで切断可能であるか否かを判別することができる。
すなわち、ワークWの切断加工中に鋸刃7の寿命に達するか否かを事前に知ることができるので、切断途中で鋸刃の交換を行う、又は予め新品の鋸刃に交換するなど、ワークWの切断を開始する前に対策を講じることができ、ワークWを連続的に切断する場合の切断加工の能率向上を図ることができるものである。
また、前記構成においては、鋸刃7の摩耗量が大きくなり、切削長が大きなワークWの切断時には許容値以上の切曲りを生じるおそれがあるようなときには、切削長と切曲り量との関係式又は関係データを格納したデータベース53を検索して、前記鋸刃7によって切断可能なワークを検索することができるので、鋸刃7の使用率を向上することができる。
上記より理解されるように、ある程度摩耗した鋸刃によって同材質のワークの切断を行う場合、切削長の大きいワークから先に切断加工することが望ましいものである。また、材質が異なるワークの切断加工を行う場合には、切断時に鋸刃の歯先摩耗量の少ない材質のワークから切断することが望ましいものである。
以上のごとき説明より理解されるように、鋸盤1にリーダ/ライタ25を備え、鋸刃7にICタグを備えた構成であることにより、鋸刃7の寿命管理等が容易であると共に、当該鋸刃7を別個の鋸盤に装着してワークWの切断を行うとき、ワークWに対しての適正鋸刃であるか否かの判別が容易に行い得ると共にワークWを切削する際の切削条件の設定を容易に行い得るものである。
前記ICタグに格納する情報としては、鋸刃7の切削対象となるワークWの形状,寸法,材質等のワーク情報やワークWに対する切削条件等の情報をも含めることにより、鋸刃7によって不適正なワークWを切削することや、不適正な切削条件でのワークの切削を防止することができ、鋸刃寿命の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る鋸盤の説明図である。 本発明の実施形態に係る鋸盤の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る鋸盤の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 鋸盤
7 鋸刃
9 カッティングヘッド
17 制御モータ
23 切込み作動手段
25,29A リーダ/ライタ
27 制御装置
29 入力手段
33 履歴メモリ
35 寿命管理メモリ
43 切削条件メモリ
45 メモリ
47 切削条件演算手段
49 演算手段

Claims (6)

  1. 鋸盤本体に鋸刃を装着してワークの切断加工を行うに際し、鋸盤本体の動作を制御するための制御装置に入力されたワーク情報と、前記鋸刃に備えた記憶手段から読み取った鋸刃情報とに基いて、前記ワークの切断を行うに適正な切削条件を演算し、この演算結果に基いて前記鋸盤本体の動作を制御してワークの切断を行うことを特徴とする鋸盤によるワーク切断加工方法。
  2. 鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワーク情報を入力するための入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記制御装置に入力されたワーク情報及び鋸刃情報と制御装置に備えた切削条件メモリに格納されている切削条件により適正な切削条件を演算する演算手段と、この演算手段の演算結果に基いて鋸盤本体の動作を制御する駆動制御手段とを備えていることを特徴とする鋸盤。
  3. 鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワーク情報、切断個数を入力するための入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記ワーク情報と切断個数により切断面積を演算すると共にこの演算結果と前記鋸刃情報に基づく前記鋸刃の残り寿命切断面積とを比較演算して前記ワークの切断可否を判別する演算手段と、上記判別結果を告知する告知手段とを備えていることを特徴とする鋸盤。
  4. 鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワークを切断するための加工プログラムを入力する加工プログラム入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記加工プログラムに記載されたワークの形状,寸法及び切断個数によりワークの切断面積を演算すると共にこの演算結果と前記鋸刃情報に基づく前記鋸刃の残り寿命切断面積とを比較演算して前記ワークの切断可否を判別する演算手段と、上記判別結果を告知する告知手段とを備えていることを特徴とする鋸盤。
  5. 鋸盤本体の動作を制御するための制御装置と、上記制御装置に対してワーク情報を入力するための入力手段と、ワークを切断するための鋸刃に備えた記憶手段から鋸刃情報を読み取るための読み取り手段と、前記ワーク情報に基いてワークの切削長を演算すると共に前記鋸刃情報に基く鋸刃摩耗量と前記切削長により切り曲り量を演算し、この演算した切曲り量と許容値とを比較してワークの切断の可否を判別する演算手段とを備えていることを特徴とする鋸盤。
  6. 請求項2,3,4又は5に記載の鋸盤において、前記鋸刃に備えた記憶手段の読み取りを行う読み取り手段を、回転している鋸刃に近接して設け、前記駆動制御手段は、前記読み取り手段が前記記憶手段を検知する毎に、あるいは適時に鋸盤本体の動作制御の補正を行う機能を備えていることを特徴とする鋸盤。
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