JP3099286B2 - Nc工作機械の制御方法および装置 - Google Patents

Nc工作機械の制御方法および装置

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JP3099286B2 JP07221096A JP22109695A JP3099286B2 JP 3099286 B2 JP3099286 B2 JP 3099286B2 JP 07221096 A JP07221096 A JP 07221096A JP 22109695 A JP22109695 A JP 22109695A JP 3099286 B2 JP3099286 B2 JP 3099286B2
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和雄 山崎
順 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC工作機械の制
御方法および装置に関し、特に工具の摩耗管理に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工具切れ刃の摩耗管理は、NC工
作機械のオペレータが必要に応じて工具長や工具径を測
定し、あるいは加工済みワークを測定し、その測定値に
よりNC装置の工具オフセットメモリにその修正値を設
定し、工具経路の補正を行っていた。また工具の寿命に
ついては、工具使用時間、工具使用回数、切削送りモー
ド中の切削長(工具経路長)などの工具寿命管理データ
を積算し、その積算値が予め設定した閾値を越えた時に
工具摩耗アラームを発生させたり、予備工具交換を行っ
ていた(例えば特公昭51−34995号公報、特公昭
51−48825号公報等に開示あり)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし工具の摩耗は加
工していれば刻々進行しており、ある時点において工具
補正をして、その時点直後の加工精度は改善されても、
徐々に加工精度は落ちて行く。よって前述のように手動
で工具経路補正用の修正値を入力する方法は手間がかか
る上、高精度は望めない。また、ストレートエンドミル
による切削加工においては、主にエンドミルの側刃で加
工する側面切削なのか、主にエンドミルの底刃で加工す
る底面切削なのかによって工具の摩耗部位が変わるし、
各部位の摩耗量も一律ではない。更にボールエンドミル
による切削加工の場合は、工具先端中心付近の切削速度
が小さい球部で主に加工するのか、側刃に近い切削速度
の大きい球部で主に加工するのかによって工具の摩耗量
が変わる。つまり、従来は工具の摩耗部位は管理せず、
常に同一の部位が摩耗していたと仮定して工具摩耗アラ
ームや、予備工具交換を行っていた。実際の加工では工
具の一か所の部位で集中して加工することより、いろい
ろな部位で加工することが多いため、工具寿命の管理、
加工精度の管理が難しかった。
【0004】そこで本発明の目的は、工具の摩耗量を工
具の各部位毎に把握し、その摩耗量に応じて工具経路の
補正を自動的に行うことができ、更に予備工具交換を行
うか、工具摩耗アラームを発するか等の摩耗管理をきめ
細かく行えるNC工作機械の制御方法および装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め本発明は、工具切れ刃部を複数の部位に分割し、その
分割した各部位毎にワークと接触して加工した工具経路
長または切れ刃部による切削長を逐次演算して積算し、
積算した結果によって摩耗量を求める、予備工具交換指
令を発する、工具摩耗アラームを発する等の工具摩耗管
理や、摩耗量に応じた工具経路の補正を行うように構成
したものである。すなわち、使用工具の切れ刃部を工具
形状に応じて複数の部位に分割し、ワーク形状、工具形
状等の加工データ、主軸回転速度、送り速度等の加工条
件、および送り軸の位置指令から前記分割した各部位毎
にワークと接触して加工した工具経路長または切れ刃部
による切削長を逐次演算して積算し、積算した前記工具
経路長または切削長と予め記憶した摩耗関数とから前記
各部位毎の摩耗量を演算するNC工作機械の制御方法が
提供される。
【0006】また、前記各部位に対応し、前記演算した
摩耗量で工具経路を補正するNC工作機械の制御方法が
提供される。また、前記工具切れ刃部の複数の部位のう
ちいずれか1つの部位の積算した前記工具経路長または
切削長が所定値を越えたとき、予備工具交換指令または
工具摩耗アラームを発するNC工作機械の制御方法が提
供される。また、前記工具切れ刃部の複数の部位のう
ち、いずれか1つの部位の演算した前記摩耗量が所定値
を越えたとき予備工具交換指令または工具摩耗アラーム
を発するNC工作機械の制御方法が提供される。
【0007】更に、ワーク形状、工具形状等の加工デー
タを予め記憶する記憶手段と、前記記憶手段から使用工
具の加工データを受け取り、当該工具の切れ刃部を工具
形状に応じて複数の部位に分割する工具切れ刃部分割手
段と、前記記憶手段に記憶した加工データと、NC加工
プログラムによって指令される主軸回転速度、送り速度
等の加工条件および送り軸の位置指令とから前記工具切
れ刃部分割手段で分割した各部位毎にワークと接触して
加工した工具経路長または切れ刃部による切削長を逐次
演算して積算する演算手段と、前記演算手段から出力さ
れる各部位毎のいずれか1つの部位の工具経路長または
切削長が所定値を越えたとき、予備工具交換指令または
工具摩耗アラームを発する摩耗管理手段と、を具備した
NC工作機械の制御装置が提供される。
【0008】更に、ワーク形状、工具形状等の加工デー
タを予め記憶する記憶手段と、前記記憶手段から使用工
具の加工データを受け取り、当該工具の切れ刃部を工具
形状に応じて複数の部位に分割する工具切れ刃部分割手
段と、前記記憶手段に記憶した加工データと、NC加工
プログラムによって指令される主軸回転速度、送り速度
等の加工条件および送り軸の位置指令とから前記工具切
れ刃部分割手段で分割した各部位毎にワークと接触して
加工した工具経路長または切れ刃部による切削長を逐次
演算して積算する演算手段と、前記演算手段から出力さ
れる工具経路長または切削長と予め記憶した摩耗関数と
から各部位毎の摩耗量を演算する摩耗量演算手段と、前
記摩耗量演算手段から出力される摩耗量に応じて工具経
路補正データを発生する、予備工具交換指令を発生す
る、工具摩耗アラームを発生する動作のうち、少なくと
も一つの動作を行う摩耗管理手段と、を具備したNC工
作機械の制御装置が提供される。
【0009】
【作用】演算手段では、ワーク形状、工具形状等の加工
データと、NC加工プログラムによって指令される主軸
回転速度、送り速度等の加工条件および送り軸の位置指
令とから各部位毎にワークと接触して加工した工具経路
長または切り刃部による切削長が逐次演算して積算され
る。そしていずれか1つの部位のその積算値が所定値を
越えたとき予備工具交換指令または工具摩耗アラームが
発せられる。また摩耗量演算手段によって前記演算手段
の出力である積算値と予め記憶した摩耗関数とから各部
位毎の摩耗量が求まり、この摩耗量に応じた工具長補正
データまたは工具径補正データをNC装置の補正部へ送
出し工具経路補正を行うこともできる。もちろん摩耗量
演算手段によって求めたこの各部位毎の摩耗量の値が所
定値を越えている場合は、予備工具交換指令や工具摩耗
アラームを発することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明によるNC工作機械の
制御装置の一例を示す構成ブロック図、図2は、本発明
によるNC工作機械の制御方法の一例を示すフローチャ
ート、図3、図4はそれぞれスクエアエンドミルとボー
ルエンドミルの切れ刃部を複数の部位に分割した例を示
す正面図である。本発明NC工作機械は、図1に示すよ
うにNC加工プログラム1をNC装置3へ入力し、工作
機械5を制御する基本構成でまず成っている。一方、摩
耗管理に必要なデータを予め入力手段7から記憶手段9
へ記憶させる。その記憶するデータは、工具番号、工具
種類(スクエアエンドミル、ボールエンドミルなど)、
工具寸法(長さ、直径、先端球部半径、刃数など)、工
具材質、ならびにワーク形状、ワーク材質などの加工デ
ータである。また後述する摩耗関数データも記憶され
る。
【0011】工作機械5で使用する工具の摩耗管理をす
るため、工具切れ刃部分割手段11で工具の切れ刃部を
複数の部位に分割する。分割する方法は、例えばスクエ
アエンドミルの場合は、底刃をA部、側刃の先端側をB
部、側刃のシャンク側をC部とする3つの部位に分割す
る(図3参照)。また例えばボールエンドミルの場合
は、先端球部の中心を通る軸線と、軸線に直交する線と
で囲まれる90度の範囲を30度ずつ3分割し、軸心に
近い方からA部、B部、C部とし、側刃をD部とするよ
うに4つの部位に分割する(図4参照)。このように、
分割方法は工具種類に応じて予め決めておけば良い。す
ると工具切れ刃部分割手段11はNC加工プログラム1
から工具番号を受け取ればその工具番号に相当する工具
種類を記憶手段9からもらい、すぐ工具切れ刃部の分割
を行える。
【0012】工具経路長演算手段13はNC加工プログ
ラム1からワーク番号および切削加工モードにおける送
り軸の位置情報を受け取るとともに、記憶手段9からそ
のワーク番号に相当するワーク形状および工具寸法デー
タを受け取り、加工に寄与した各部位毎の工具経路長を
演算しては積算する。この工具経路長演算手段13に代
えて、切削長演算手段を用い、工具の1つ1つの切れ刃
が断続的にワークと接触し実際にワークを切削した円弧
状の軌跡、つまり切削長を刻々演算し積算しても良い。
工具経路長演算手段13で積算された工具経路長データ
は摩耗量演算手段15に導入される。摩耗量演算手段1
5は、記憶手段9に予め記憶されている工具経路長と工
具摩耗量との関係、つまり摩耗関数に基づいて、導入さ
れた工具経路長データに対応した各部位毎の工具摩耗量
を求める。この摩耗関数は、ワーク材質、工具材質、工
具の刃数、工具の切れ刃部の部位等のパラメータ別に何
種類も用意されており、またテーブルの形式、数式の形
式いずれの形式で記憶されていても良い。
【0013】摩耗量演算手段15で求めた各部位毎の摩
耗量は摩耗管理手段17に入力され、摩耗量の表示、摩
耗量に対応した工具経路の補正、予備工具交換、工具摩
耗アラームなどの指令をNC装置3へ送る判断を行って
いる。その判断には次のような種類がある。工具の各部
位毎の摩耗量をNC装置の表示部に表示すべく所定の時
間間隔で工具摩耗量をNC装置へ送出する。また切れ刃
部の摩耗の進行に伴ってその摩耗量に対応した量だけ送
り軸の位置を補正して加工精度を上げる。この場合、工
具長補正、工具径補正およびそれらの組み合わせで工具
経路を補正するのである。更に、複数の部位のいずれか
1つの部位の摩耗量が所定値を越えた場合は、予備工具
交換機能付の工作機械の場合は予備工具交換指令を、予
備工具交換機能付でない工作機械の場合は、工具摩耗ア
ラームを発する指令をNC装置3へ送出する。このよう
にNC装置3は摩耗管理手段からのデータに基づいて、
適宜工作機械5を制御するのである。
【0014】ここで、荒加工工程のように、工具経路を
補正して加工精度を向上させる必要がないような場合、
いちいち工具経路長から摩耗量を演算する必要がなく、
摩耗量演算手段15を介することなく直接工具経路長演
算手段13から摩耗管理手段17に工具経路長データを
送出し、摩耗管理手段17では工具経路長データが所定
値を越えたとき、予備工具交換指令または工具摩耗アラ
ームを発するようにしても良い。また工具経路長に代え
て切削長を演算するようにした構成では、積算した切削
長が所定値を越えたとき、予備工具交換指令または工具
摩耗アラームを発するのである。更に摩耗量演算手段1
5では、切削長と摩耗量との関係を表す摩耗関数を用い
て摩耗量を演算することは言うまでもない。
【0015】次に本発明の作用を図2のフローチャート
を用いて説明する。まず工具切れ刃部分割手段11は、
ワーク形状、工具形状等の加工データ、主軸回転速度、
送り速度等の加工条件、および送り軸の位置指令等の読
み込みを行う(ステップS1)。この読み込んだ諸デー
タによって工具の切れ刃を複数の部位に分割する(ステ
ップS2)。工具経路長演算手段13は、分割した各部
位毎にワークと接触して加工した工具経路長を演算して
積算する(ステップS3)。摩耗管理手段17により、
工具経路長から摩耗量を演算する必要があるかを判断す
る(ステップS4)。YESの場合、前記積算した工具
経路長から工具の各部位毎の摩耗量を演算する(ステッ
プS5)。摩耗管理手段17は、演算した摩耗量が所定
値を越えたかを判断し(ステップS6)、YESの場合
は予備工具交換を行うか否かの判断を行う(ステップS
7)。YESの場合は予備工具交換指令をNC装置3へ
発すると工作機械5では主軸に装着された工具が予備工
具と交換される(ステップS8)。その後加工が終了し
たかの判断を行い(ステップS9)、加工が終了するま
でステップS1へ戻り、本フローを繰り返し実行する。
【0016】ステップS4で摩耗量を演算する必要がな
い、つまり工具経路の補正をする必要がない場合は、ス
テップS10で工具経路長の積算値が所定値を越えたか
の判断を行い、YESの場合にはステップS7へ戻り、
先ほどと同様に予備工具交換を行うか否かの判断を行
う。ステップS10で所定値を越えない場合は、ステッ
プS9へ飛ぶ。また、ステップS6で摩耗量が所定値を
越えていない場合は、各部位の摩耗量相当分の工具長補
正または工具径補正をNC装置3へ指令し、工具経路の
補正を実行し(ステップS11)、ステップS9へ飛
ぶ。また、ステップS7で予備工具交換を行わないと判
断された場合は、工具摩耗アラームが発せられ、当該N
C加工プログラムによる加工は終了される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用工具の切れ刃を複数の部位に分割し、分割した各部位
毎に摩耗管理をしているので、きめの細かい正確な工具
経路補正が行える。また工具の切れ刃が全部位まんべん
なく摩耗するような加工の場合は、従来だと実質的には
余命があっても工具寿命に達したとして予備工具交換指
令または工具摩耗アラームが発せられていたが、本発明
では完全に余命がなくなった場合に限り予備工具交換指
令または工具摩耗アラームが発せられ、無駄がなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるNC工作機械の制御装置の一例を
示す構成ブロック図である。
【図2】本発明によるNC工作機械の制御方法の一例を
示すフローチャートである。
【図3】スクエアエンドミルの切れ刃部を複数の部位に
分割した一例を示す正面図である。
【図4】ボールエンドミルの切れ刃部を複数の部位に分
割した一例を示す正面図である。
【符号の説明】
3 NC装置 5 工作機械 9 記憶手段 11 工具切れ刃部分割手段 13 工具経路長演算手段 15 摩耗量演算手段 17 摩耗管理手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−287959(JP,A) 特開 平6−155245(JP,A) 特開 昭60−9638(JP,A) 特開 昭61−284363(JP,A) 特開 平6−285748(JP,A) 特開 平7−51967(JP,A) 特開 平4−360754(JP,A) 特開 平5−208343(JP,A) 特開 平3−60954(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 17/09 B23Q 15/16 G05B 19/404

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用工具の切れ刃部を工具形状に応じて
    複数の部位に分割し、 ワーク形状、工具形状等の加工データ、主軸回転速度、
    送り速度等の加工条件、および送り軸の位置指令から前
    記分割した各部位毎にワークと接触して加工した工具経
    路長または切れ刃部による切削長を逐次演算して積算
    し、 積算した前記工具経路長または切削長と予め記憶した摩
    耗関数とから前記各部位毎の摩耗量を演算することを特
    徴としたNC工作機械の制御方法。
  2. 【請求項2】 使用工具の切れ刃部を工具形状に応じて
    複数の部位に分割し、 ワーク形状、工具形状等の加工データ、主軸回転速度、
    送り速度等の加工条件、および送り軸の位置指令から前
    記分割した各部位毎にワークと接触して加工した工具経
    路長または切れ刃部による切削長を逐次演算して積算
    し、 積算した前記工具経路長または切削長と予め記憶した摩
    耗関数とから前記各部位毎の摩耗量を演算し、 前記各部位に対応し、演算した摩耗量で工具経路を補正
    することを特徴としたNC工作機械の制御方法。
  3. 【請求項3】 使用工具の切れ刃部を工具形状に応じて
    複数の部位に分割し、 ワーク形状、工具形状等の加工データ、主軸回転速度、
    送り速度等の加工条件、および送り軸の位置指令から前
    記分割した各部位毎にワークと接触して加工した工具経
    路長または切れ刃部による切削長を逐次演算して積算
    し、 いずれか1つの部位の積算した前記工具経路長または切
    削長が所定値を越えたとき、予備工具交換指令または工
    具摩耗アラームを発することを特徴としたNC工作機械
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 使用工具の切れ刃部を工具形状に応じて
    複数の部位に分割し、 ワーク形状、工具形状等の加工データ、主軸回転速度、
    送り速度等の加工条件、および送り軸の位置指令から前
    記分割した各部位毎にワークと接触して加工した工具経
    路長または切れ刃部による切削長を逐次演算して積算
    し、 積算した前記工具経路長または切削長と予め記憶した摩
    耗関数とから前記各部位毎の摩耗量を演算し、 いずれか1つの部位の前記演算した摩耗量が所定値を越
    えたとき、予備工具交換指令または工具摩耗アラームを
    発することを特徴としたNC工作機械の制御方法。
  5. 【請求項5】 ワーク形状、工具形状等の加工データを
    予め記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から使用工具の加工データを受け取り、当
    該工具の切れ刃部を工具形状に応じて複数の部位に分割
    する工具切れ刃部分割手段と、 前記記憶手段に記憶した加工データと、NC加工プログ
    ラムによって指令される主軸回転速度、送り速度等の加
    工条件および送り軸の位置指令とから前記工具切れ刃部
    分割手段で分割した各部位毎にワークと接触して加工し
    た工具経路長または切れ刃部による切削長を逐次演算し
    て積算する演算手段と、 前記演算手段から出力される各部位毎のいずれか1つの
    部位の工具経路長または切削長が所定値を越えたとき、
    予備工具交換指令または工具摩耗アラームを発する摩耗
    管理手段と、を具備したことを特徴とするNC工作機械
    の制御装置。
  6. 【請求項6】 ワーク形状、工具形状等の加工データを
    予め記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から使用工具の加工データを受け取り、当
    該工具の切れ刃部を工具形状に応じて複数の部位に分割
    する工具切れ刃部分割手段と、 前記記憶手段に記憶した加工データと、NC加工プログ
    ラムによって指令される主軸回転速度、送り速度等の加
    工条件および送り軸の位置指令とから前記工具切れ刃部
    分割手段で分割した各部位毎にワークと接触して加工し
    た工具経路長または切れ刃部による切削長を逐次演算し
    て積算する演算手段と、 前記演算手段から出力される工具経路長または切削長と
    予め記憶した摩耗関数とから各部位毎の摩耗量を演算す
    る摩耗量演算手段と、 前記摩耗量演算手段から出力される摩耗量に応じて工具
    経路補正データを発生する、予備工具交換指令を発生す
    る、工具摩耗アラームを発生する動作のうち、少なくと
    も一つの動作を行う摩耗管理手段と、を具備したことを
    特徴とするNC工作機械の制御装置。
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