JP2006237865A - 通信装置 - Google Patents
通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006237865A JP2006237865A JP2005047660A JP2005047660A JP2006237865A JP 2006237865 A JP2006237865 A JP 2006237865A JP 2005047660 A JP2005047660 A JP 2005047660A JP 2005047660 A JP2005047660 A JP 2005047660A JP 2006237865 A JP2006237865 A JP 2006237865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- data
- communication
- communication network
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
【解決手段】 通信網を介して通信する受信装置と送信装置に、通信の開始に先立って、各々の内部時計の時刻合わせを行っておく。そして、送信装置は、受信装置へ送信するデータに上記時刻合わせ済みの内部時計により取得した送信時刻を表す時刻データを付加して送信する。一方、受信装置は、送信装置から送信されたデータを受信した場合に、その受信時刻を上記時刻合わせ済みの内部時計を用いて取得するとともに、その受信時刻とそのデータに付加されている時刻データの表す送信時刻との時間差を算出して上記通信網における下り方向の遅延を計測する。
【選択図】 図1
Description
受信装置などデータの受け手側の通信装置と送信装置の間に介在する通信網にかかっている負荷が高い状況下で、データの送信をそのまま継続させてしまうと、その通信網に輻輳を生じさせ、輻輳によるデータの消失を発生させてしまう虞がある。これに対して、通信網にかかっている負荷を送信装置に検出させることができたならば、検出された負荷の度合いに応じてデータの送信速度を切替えるなど、その負荷が高くなりすぎることを回避しつつ確実なデータ通信を行うこと(すなわち、データをその宛先へ確実に送り届けること)が可能になるからである。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、データ通信に利用されている通信網の混み具合を悪化させることなく、その通信網における遅延を通信方向毎に正確に検出することを可能にする技術を提供することを目的としている。
このような通信装置によれば、通信網を介して相手装置へデータを送信することに先立って、上記の如き時計部の時刻合わせが行われる一方、時刻合わせ済みの時計部により取得された送信時刻を表す時刻データを付加したデータがその相手装置へ送信される。このため、上記相手装置が、本通信装置との通信を開始することに先立ってその内部時計により取得される時刻が上記基準時刻に一致するようにその内部時計の時刻合わせを行う通信装置であれば、本通信装置から送信されたデータを受信した場合にその受信時刻を上記時刻合わせ済みの内部時計を用いて取得し、その受信時刻と上記データに付加されている時刻データの表す時刻との時間差を算出することによって、上記通信網における下り方向の遅延を正確に計測することが可能になる。
また、上記相手装置が、本通信装置から送信されたデータを受信した場合にその旨を表す応答を返信する場合には、以下に述べるようにして、上記通信網における下り方向および上り方向の遅延を本通信装置に正確に計測させることが可能になる。すなわち、上記応答に、上記下り方向の遅延を表す遅延データとその送信時刻を表す時刻データを付加して上記相手装置に送信させる。このようにすると、本通信装置は、その応答を受信した場合に、その受信時刻を上記時刻合わせ済みの時計部を用いて取得し、その応答に付加されている時刻データの表す時刻との時間差を算出することで、上記通信網における上り方向の遅延を正確に計測することができる。なお、上記応答に付加されている遅延データを参照することによって、上記通信網における下り方向の遅延を正確に計測することができることは言うまでもない。
このような通信装置によれば、通信網を介して相手装置とのデータ通信を開始することに先立って、上記の如き時計部の時刻合わせが行われる一方、通信網を介して相手装置から送信されてきたデータを受信した場合に、その時刻合わせ済みの時計部を用いてその受信時刻が取得される。そして、そのデータの宛先に応じた第1の処理が実行される一方、そのデータに時刻を表す時刻データが付加されていた場合には、上記受信時刻とその付加データの表す時刻との時間差が算出され、その時間差に応じた第2の処理が実行される。このような態様にあっては、上記相手装置が、本通信装置との通信を開始することに先立って、その内部時計により計時される時刻が上記基準時刻に一致するようにその内部時計の時刻合わせを行い、本通信装置へ宛ててデータを送信する際にその時刻合わせ済みの内部時計を用いてその送信時刻を取得しその送信時刻を表す時刻データを付加して送信する通信装置であれば、その時刻データの表す時刻と上記受信時刻との差を算出することによって、上記通信網における下り方向の遅延が正確に計測され、その計測結果に応じた第2の処理が実行される。
また、別の好ましい態様においては、前記処理実行手段により算出される前記時間差を記憶する記憶手段を備え、前記第2の処理は、新たに算出された時間差と前記記憶手段に記憶されている時間差との差を所定の閾値と比較し、その比較結果に応じて、前記相手装置へ所定の通知を送信する処理であるとしても良い。
(構成)
図1は、本発明に係る通信装置の1実施形態である中継装置を含んでいる通信システム10の全体構成の1例を示すブロック図である。図1の通信システム10は、例えば、商社や金融機関、メーカなどの企業内で利用されている社内コンピュータシステムであり、拠点サーバ100と支店サーバ300とを含んでいる。図1では、それぞれ1つの拠点サーバと支店サーバが例示されているが、複数の拠点サーバが通信システム10に含まれているとしても良く、複数の支店サーバが通信システム10に含まれているとしても勿論良い。
図1において、拠点サーバ100は、上記企業の本店内に配設されているLAN(Local Area Network:図示省略)に接続されているコンピュータ装置であり、支店サーバ300は、上記企業の支店内に配設されているLAN(図示省略)に接続されているコンピュータ装置である。なお、以下では、本店内に配設されているLANを「本店内LAN」と称し、支店内に配設されているLANを「支店内LAN」と称する。また、詳細な図示は省略したが、上記本店内LANや上記支店内LANには、それぞれ、タイムサーバと呼ばれるコンピュータ装置が接続されている。タイムサーバとは、所定の基準時刻(例えば、日本標準時など)に同期した時刻を表す時刻データを、そのLANに接続されている他のコンピュータ装置へNTP(Network Time Protocol)などの所定の通信プロトコルにしたがって送信するものであり、その時刻データを受取った上記他のコンピュータ装置は、その時刻データを用いて自装置の内部時計を上記基準時刻に同期させて時刻合わせを行うことができる。以下では、本店内LANに接続されているタイムサーバを「本店内タイムサーバ」と称し、支店内LANに接続されているタイムサーバを「支店内タイムサーバ」と称する。これらタイムサーバは、自装置が接続されているLANに接続されている他のコンピュータ装置へ上記時刻データを定期的に送信するようになっている。
図2に示すように、中継装置400は、制御部410と、第1通信部420と、第2通信部430と、時計部440と、記憶部450と、これら構成要素間のデータ授受を仲介するバス460と、を有している。なお、中継装置400Aと400Bの各構成要素を区別する必要がある場合には、夫々、以下のように表記する。すなわち、中継装置400Aの構成要素については、制御部410A、第1通信部420A、第2通信部430A、時計部440A、記憶部450Aおよびバス460A、と表記する。一方、中継装置400Bの構成要素については、制御部410B、第1通信部420B、第2通信部430B、時計部440B、記憶部450Bおよびバス460B、と表記する。
第1に、本店内LANを介して本店内タイムサーバから時刻データが送信されてきた場合に、その時刻データを受信し時計部440Aへ供給することによって、時計部440Aの時刻合わせを行う時刻合わせ機能である。前述したように、上記本店内タイムサーバは定期的に時刻データを送信するのであるから、本実施形態においては、定期的に時計部440Aの時刻合わせが行われ、その時刻合わせが行われた後は、時計部440Aにより取得される時刻は上記基準時刻に同期することになる。加えて、本実施形態では、支店サーバ300が売上データの送信を開始する日時よりも前の時刻に上記時刻データの送信が行われるように本店内タイムサーバの設定が為されており、上記売上データが送信されてくること(すなわち、通信網200を介した通信を開始すること)に先立って上記時刻合わせが必ず実行されるようになっている。
第2に、相手装置から送信されたデータを第1通信部420Aを用いて受信する一方、そのデータを受信した時刻(以下、受信時刻)を上記時刻合わせ済みの時計部440Aを用いて取得するデータ受信機能である。そして、第3に、第1通信部420Aを用いて相手装置から受信したデータにその宛先に応じた第1の処理を施す一方、そのデータに時刻を表す時刻データが付加されている場合に、その時刻データの表す時刻と上記受信時刻との時間差を算出して、その時間差に応じた第2の処理を実行する処理実行機能である。本実施形態では、相手装置から受信したデータをその宛先へ転送するデータ中継処理が上記第1の処理として上記処理実行機能により実行される一方、上記時間差が所定の閾値(例えば、50ミリ秒)を超えている場合に、その時間差を相手装置へ通知する処理が上記第2の処理として上記処理実行機能により実行される。
詳細については後述するが、本実施形態においては、中継装置400Aの通信相手である中継装置400Bは、データを送信する際にそのデータを送信時刻を時計部440Bにより取得しその送信時刻を表す時刻データを付加して送信するのであるが、そのデータの送信に先立って時計部440Bにより取得される時刻が上記基準時刻に一致するように時計部440Bの時刻合わせを行うように構成されている。このため、上記処理実行機能にて算出される上記時間差は通信網200における下り方向の遅延を正確に表すことになる。また、本実施形態においては、不揮発性記憶部452Aには、上記閾値を表す閾値データが予め格納されており、制御部410Aは、上記遅延がその閾値データの表す閾値を超えている場合に、その遅延を表すデータ(以下、遅延データ)を書き込んだ通信メッセージ(以下、遅延通知メッセージ)を第1通信部420Aを用いて相手装置へ送信する。なお、本実施形態では、データ受信ソフトウェアと閾値データとが別個に不揮発性記憶部452Aに格納されている場合について説明した、閾値データをデータ受信ソフトウェアに埋め込んでおくとしても勿論良い。また、本実施形態では、下り方向に通信の遅延についての閾値を表す閾値データが予め不揮発性記憶部452Aに格納されている場合について説明したが、相手装置から送信された閾値データを用いて上記遅延通知メッセージを相手装置へ送信する必要があるか否かを判定するようにしても良い。具体的には、相手装置から受信したデータに上記時刻データの他に上記閾値データが付加されていた場合には、その閾値データを用いて上記判定を行うようにしても良い。
第1に、支店内LANを介して支店内タイムサーバから時刻データが送信されてきた場合に、その時刻データを受信し時計部440Bへ供給することによって、時計部440Bの時刻合わせを行う時刻合わせ機能である。本実施形態では、支店内タイムサーバについても、上記本店内タイムサーバと同様に、支店サーバ300が売上データの送信を開始する日時よりも前の時刻に上記時刻データの送信を行うように設定が為されており、上記売上データの送信に先立って上記時刻合わせが必ず実行されるようになっている。
第2に、相手装置へデータを送信する際に、時刻合わせ済みの時計部440Bを用いてその送信時刻を取得し、そのデータにその送信時刻を表す時刻データを付加した後に、第1通信部420Bを用いて所定の通信プロトコルにしたがって所定の送信速度(例えば、10Mbps)で送信するデータ送信機能である。本実施形態においては、上記所定の送信速度を表す送信速度データが予め不揮発性記憶部452Bに格納されており、制御部410Bは、上記時刻データを付加したデータを、この送信速度データの表す送信速度で送信する。なお、上記時刻データの他に、前述した遅延通知メッセージを送信する必要があるか否かを相手装置に判定させる際に用いる閾値を表す閾値データを付加して送信するようにしても良い。また、このように閾値データを付加して送信する際には、相手装置へ送信するデータの種類毎に異なる閾値を表す閾値データを付加して送信するとしても勿論良い。
そして、第3に、通信網200における下り方向の遅延を表す遅延データが書き込まれた遅延通知メッセージを第1通信部420Bにより受信した場合に、その遅延データの表す遅延の度合いに応じて、相手装置へデータを送信する際の送信速度を切替える送信速度切替え機能である。本実施形態では、図3に示す送信速度テーブルが不揮発性記憶部452Bに予め格納されており、制御部410Bは、この送信速度テーブルの格納内容を参照して送信速度の切替えを行う。具体的には、上記送信速度テーブルには、図3に示すように、遅延の度合いを表すデータ毎に夫々異なる送信速度を表す送信速度データが格納されており、制御部410Bは、上記遅延通知メッセージを解析して得られた遅延データの表す遅延の値に該当する送信速度データを送信速度テーブルから読み出し、その送信速度データの表す送信速度に切替える。なお、本実施形態において、通信網200における下り方向の遅延が50ミリ秒以下である場合についてのデータは送信速度テーブル(図3参照)に格納されていないが、その理由は、上記遅延が50ミリ秒以下である場合には中継装置400Aから遅延通知メッセージが送信されてくることはなく、送信速度の切替えを行う必要がないからである。また、本実施形態では、データ送信ソフトウェアと送信速度テーブルとが別個に不揮発性記憶部452Bに格納されている場合について説明したが、上記データ送信ソフトウェアに送信速度テーブルを埋め込んでおくとしても勿論良い。
また、本実施形態では、本発明に係る通信装置に特有な機能をソフトウェアモジュールで実現する場合について説明したが、これら各機能をハードウェアモジュールで実現するとしても良いことは勿論である。具体的には、時計部と、上記時刻合わせ機能を担っている時刻合わせ手段と、上記データ受信機能を担っている受信手段と、上記処理実行機能を担っている処理実行手段と、を組み合わせて中継装置400Aを構成するとしても勿論良い。また、時計部と、上記時刻合わせ機能を担っている時刻合わせ手段と、上記データ送信機能を担っているデータ送信手段と、上記送信速度切替え機能を担っている切替え手段とを組み合わせて中継装置400Bを構成するとして勿論良い。
次いで、本実施形態に係る中継装置400が行う動作のうち、その特徴を顕著に示す動作について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する動作例では、制御部410Aは上述したデータ受信ソフトウェアにしたがって作動しており、制御部410Bは上述したデータ送信ソフトウェアにしたがって作動しているものとする。
前述したように、本実施形態では、制御部410Bは、上記遅延データの表す遅延の値に対応付けて前述した送信速度テーブル(図3参照)に書き込まれている送信速度データを読み出し、その送信速度データの表す送信速度に切替える。本動作例では、上記遅延通知メッセージに書き込まれている遅延データの表す値は75ミリ秒であるから、送信速度は10Mbpsから2Mbpsへ切替えられることになる。
以上、本発明の1実施形態について説明したが、係る実施形態を以下に述べるように変形しても良いことは勿論である。
(1)上述した実施形態では、不揮発性記憶部452Aには、閾値データが予め格納されており、一方、不揮発性記憶部452Bには、送信速度テーブル(図3参照)が予め格納されている場合について説明した。しかしながら、上記閾値データや上記送信速度テーブルの格納内容を、システム管理者(通信システム10の運用管理を行うユーザ)の所望に応じて書き換えるデータ書換え手段を中継装置400に設けておくとしても勿論良い。
また、上記遅延の履歴を中継装置400Aに記憶させるとともに、その履歴を解析して遅延の変化を中継装置400Aに計測させ、その変化が所定の閾値を超えた場合に、その旨を中継装置400Aに通知させるようにしても勿論良い。このようにすると、計測された遅延そのものは小さくとも、急激に遅延が大きくなることが予測される場合に、その変化を加味した遅延データを相手装置へ送信し、事前に送信速度を下げさせておくことが可能になるといった効果を奏する。このようなことは、計測された遅延の値をその変化に応じて所定量だけ増加させた値を表す遅延データを送信させるようにすることで実現することができる。また、計測された遅延の値とその変化を表す値の両者を遅延データとして送信させるようにしても勿論良い。また、遅延データを送信するか否かを中継装置400Aに判定させる際に、計測された遅延とその遅延について予め定められた第1の閾値との比較と、その変化とその変化について予め定められた第2の閾値との比較と、を組み合わせて上記判定を行わせるようにしても良い。具体的には、計測された遅延が上記第1の閾値未満であり、かつ、遅延の変化が上記第2の閾値未満である場合には、遅延データの送信を行わず、その他の場合は、遅延データの送信を行わせるようにすれば良い。
一方、UDPは、上述の如き確認応答によるデータの送達確認を行わない通信プロトコルであり、データの送信効率に重点を置いた通信プロトコルである。通信網にかかっている負荷が低く、上記データの消失が発生する虞がない状況下では、UDPを用いてデータ通信を行うことで、その通信効率を向上させることができる。
このように、通信網にかかっている負荷の度合いに応じて、データ通信に利用する上位層の通信プロトコルを切替えるようにすることで、その時点の通信網の状態に好適な通信プロトコルを用いて通信を行うことが可能になる。
また、上述した実施形態では時計部440Bと時計部440Aとの時刻合わせを夫々独立に実行する場合について説明したが、両者の時刻合わせを連動させるようにしても勿論良い。例えば、支店サーバ300から送信された売上データを受信した場合に、その売上データを送信することに先立って制御部410Bに時計部440Bの時刻合わせ実行させるとともにその時刻合わせが完了した後に、時計部440Aの時刻合わせの実行を要求する旨の通信メッセージ(以下、時刻合わせ要求メッセージ)を相手装置(すなわち、中継装置400A)へ送信させ、その通信メッセージを受信した場合に制御部410Aに本店内タイムサーバから時刻データを取得させて時計部440Aの時刻合わせ行うようにすれば良い。また、このような態様にあっては、上述の如き基準時刻を用いることなく(すなわち、タイムサーバなどを用いることなく)、時計部440Aと440Bとを同期させることが可能である。すなわち、中継装置400Aと400Bとをデータ通信用の通信網(すなわち、通信網200)とは異なる他の通信網にも接続しておき、この他の通信網を介して前述した時刻合わせ要求メッセージを送受信させるようにする。そして、このような態様においては、中継装置400Bに、時計部440Bにより取得された時刻を書き込んだ時刻合わせ要求メッセージを送信させて、相手装置の時計部(すなわち、時計部440A)を自装置の時計部に同期させて時刻合わせを行うようにしても良い。何故ならば、上記他の通信網はデータ通信に用いられることがない為、ほとんど負荷がかからず、上記他の通信網における遅延を無視することができるからである。なお、本変形例では、時計部440Bの時刻合わせを行った場合に、時計部440Aの時刻合わせを要求する旨の時刻合わせ要求メッセージを制御部410Bに送信させる場合について説明したが、逆に、時計部440Aの時刻合わせを行った場合に、時計部440Bの時刻合わせを要求する旨の時刻合わせ要求メッセージを制御部410Aに送信させるとしても勿論良い。
Claims (5)
- 時計部と、
通信網を介して相手装置とのデータ通信を開始することに先立って、前記時計部により計時される時刻が所定の基準時刻に一致するように前記時計部の時刻合わせを行う時刻合わせ手段と、
前記通信網を介して前記相手装置へデータを送信する際に、前記時刻合わせ手段により時刻合わせ済みの前記時計部を用いてその送信時刻を取得しそのデータにその送信時刻を表す時刻データを付加して送信する送信手段と、
を有する通信装置。 - 前記送信手段は、
所定の通信プロトコルにしたがって所定の送信速度でデータを送信し、
前記送信手段により送信されたデータが前記通信網を介して前記相手装置へ到達するまでに要した時間に応じた通知が前記相手装置から送信されてきた場合に、前記通信プロトコルと前記送信速度との少なくとも一方をその通知の内容に応じて切替える切替え手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 時計部と、
通信網を介して相手装置とのデータ通信を開始することに先立って、前記時計部により計時される時刻が所定の基準時刻に一致するように前記時計部の時刻合わせを行う時刻合わせ手段と、
前記通信網を介して前記相手装置から送信されてくるデータを受信する一方、その受信時刻を前記時刻合わせ手段により時刻合わせ済みの前記時計部を用いて取得する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデータにその宛先に応じた第1の処理を施す一方、そのデータに時刻を表す時刻データが付加されていた場合には、その時刻データの表す時刻と前記受信時刻との時間差を算出し、その時間差に応じた第2の処理を実行する処理実行手段と、
を有する通信装置。 - 前記第2の処理は、
前記時刻データの表す時刻と前記受信時刻との時間差を所定の閾値と比較し、その比較結果に応じて、前記相手装置へ所定の通知を送信する処理である
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。 - 前記処理実行手段により算出される前記時間差を記憶する記憶手段を備え、
前記第2の処理は、
新たに算出された時間差と前記記憶手段に記憶されている時間差との差を所定の閾値と比較し、その比較結果に応じて、前記相手装置へ所定の通知を送信する処理である
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005047660A JP2006237865A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005047660A JP2006237865A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006237865A true JP2006237865A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37045061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005047660A Pending JP2006237865A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006237865A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158961A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
JP2009048230A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Kawamura Electric Inc | クライアント端末とサーバ間の定期通信の最適化方法 |
JP2015156175A (ja) * | 2013-03-15 | 2015-08-27 | 株式会社リコー | 配信制御システム、配信制御方法、及びプログラム |
JP2016066917A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | Kddi株式会社 | コンテンツ共有システム及びコンテンツ共有方法 |
JP2016131287A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 三菱電機株式会社 | 通信システム、送信装置および受信装置 |
US10070405B2 (en) | 2013-02-12 | 2018-09-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Terminal apparatus and method for time synchronization |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61233822A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | オンライン接続装置の時刻合わせ方法 |
JPH04192648A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | セルトラヒック監視装置 |
JPH0556064A (ja) * | 1991-08-21 | 1993-03-05 | Fujitsu Ltd | 符号化レート可変方式 |
JPH0581153A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 時刻管理機能付オンライン端末装置 |
JPH11284659A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Canon Inc | 通信制御方法及びその装置及び記憶媒体 |
JPH11308271A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-05 | Canon Inc | データ通信装置及び受信装置及び制御方法及び記憶媒体及びデータ通信システム |
JP2000332829A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電話システムでの受信データ量制御方法、装置、及び、その方法を記録した記憶媒体 |
JP2001069168A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Hitachi Information Technology Co Ltd | ネットワーク装置 |
JP2001268081A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Mitsubishi Electric Corp | ネットワーク遅延監視装置 |
JP2002164891A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ネットワーク評価システム |
JP2004254258A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-09-09 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法、データ通信システム、並びに、プログラム |
-
2005
- 2005-02-23 JP JP2005047660A patent/JP2006237865A/ja active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61233822A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | オンライン接続装置の時刻合わせ方法 |
JPH04192648A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | セルトラヒック監視装置 |
JPH0556064A (ja) * | 1991-08-21 | 1993-03-05 | Fujitsu Ltd | 符号化レート可変方式 |
JPH0581153A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 時刻管理機能付オンライン端末装置 |
JPH11284659A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Canon Inc | 通信制御方法及びその装置及び記憶媒体 |
JPH11308271A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-05 | Canon Inc | データ通信装置及び受信装置及び制御方法及び記憶媒体及びデータ通信システム |
JP2000332829A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電話システムでの受信データ量制御方法、装置、及び、その方法を記録した記憶媒体 |
JP2001069168A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Hitachi Information Technology Co Ltd | ネットワーク装置 |
JP2001268081A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Mitsubishi Electric Corp | ネットワーク遅延監視装置 |
JP2002164891A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ネットワーク評価システム |
JP2004254258A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-09-09 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法、データ通信システム、並びに、プログラム |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158961A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
JP2009048230A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Kawamura Electric Inc | クライアント端末とサーバ間の定期通信の最適化方法 |
US10070405B2 (en) | 2013-02-12 | 2018-09-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Terminal apparatus and method for time synchronization |
JP2015156175A (ja) * | 2013-03-15 | 2015-08-27 | 株式会社リコー | 配信制御システム、配信制御方法、及びプログラム |
JP2016066917A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | Kddi株式会社 | コンテンツ共有システム及びコンテンツ共有方法 |
JP2016131287A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 三菱電機株式会社 | 通信システム、送信装置および受信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006237865A (ja) | 通信装置 | |
US20090268747A1 (en) | Communication apparatus | |
EP1185043B1 (en) | Streaming data transfer system and repeater therefor | |
JP3757933B2 (ja) | 通信装置 | |
JP4758362B2 (ja) | 中継装置、プログラム及び中継方法 | |
CN110266605B (zh) | 用于速率控制的方法和设备 | |
JP4108486B2 (ja) | Ipルータ、通信システム及びそれに用いる帯域設定方法並びにそのプログラム | |
US8509067B2 (en) | System and method for controlling network congestion | |
JP2004128798A (ja) | 無線端末およびそのエンド間遅延制御方法とプログラム | |
US8533273B2 (en) | Method, apparatus, and computer readable storage medium for controlling communication | |
JP2004266840A (ja) | 終端間測定に基づくネットワークへのデータストリームの許容の制御 | |
US7532580B2 (en) | Gateway apparatus, communication system, and delay measurement method | |
US20140126357A1 (en) | Ecn-enabled multicast protocol for wireless communication systems under blockage | |
US20050030900A1 (en) | Method, receiving device and transmitting device for determining the fastest message path without clock synchronisation | |
JP2001119434A (ja) | ネットワークシステム | |
EP3399707B1 (en) | Data flow control for dual ended transmission control protocol performance enhancement proxies | |
JP2008219408A (ja) | 通信装置、通信システム及び送信制御方法 | |
KR20080012920A (ko) | 무선 통신 디바이스의 적응적 폴링을 위한 방법 및 장치 | |
JP4826575B2 (ja) | 遅延時間測定方法、パケット中継装置、遅延時間測定装置、及びプログラム | |
US20100086021A1 (en) | Information transmission apparatus, method of controlling the same, and storage medium | |
WO2002005515A1 (fr) | Dispositif de transmission de donnees et dispositif de reception de donnees | |
US9213317B2 (en) | Method and arrangement for transferring a time of day value between network elements | |
JP2007067926A (ja) | 通信装置 | |
US20160014239A1 (en) | Communication apparatus and control method of communication apparatus | |
JP2011061802A (ja) | パケット通信システム、パケット通信方法、送信装置、及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100330 |