JP2006237001A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル Download PDF

Info

Publication number
JP2006237001A
JP2006237001A JP2006044315A JP2006044315A JP2006237001A JP 2006237001 A JP2006237001 A JP 2006237001A JP 2006044315 A JP2006044315 A JP 2006044315A JP 2006044315 A JP2006044315 A JP 2006044315A JP 2006237001 A JP2006237001 A JP 2006237001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
substrate
display panel
plasma display
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006044315A
Other languages
English (en)
Inventor
Kwang-Jin Jeong
光 珍 鄭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung SDI Co Ltd
Original Assignee
Samsung SDI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung SDI Co Ltd filed Critical Samsung SDI Co Ltd
Publication of JP2006237001A publication Critical patent/JP2006237001A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/58Safety devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/42Fluorescent layers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/4403Constructional details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

【課題】輝度レベル及び発光効率が向上されるプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】第1基板111と、第1基板111と対向するように配置された第2基板121と、第1基板111と第2基板121との間の空間を複数の発光セル140に画定する隔壁124と、発光セル140にかけて延長され、放電を発生する複数対の放電電極116と、発光セル140の第1基板111側及び第2基板121側に互いに対応するように形成された第1蛍光体130及び第2蛍光体125と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに係り、より詳しくは、互いに対向する基板の一の面にそれぞれの電極を形成し、基板の間の空間に放電ガスを注入した状態で所定の電源を印加して放電空間に発生する紫外線によって発光された光を用いて画像を実現するプラズマディスプレイパネルに関する。
近年、平板ディスプレイ装置として、プラズマディスプレイパネルを採用した装置が、次世代大型平板ディスプレイ装置として脚光を浴びている。プラズマディスプレイパネルを採用した装置は、大画面を有しながらも、高画質、超薄型、軽量化、及び光視野角の優秀な特性を有しており、他の平板ディスプレイ装置に比べて製造方法が簡単で大型化が容易である。
図1には、一般的なプラズマディスプレイパネルの分解斜視図が示されており、図2には、図1のII−II線及びII’−II’線に沿った断面図が示されている。一般に、プラズマディスプレイパネルは、上側パネル10及びこれに対向するように配置される下側パネル20を備える。また、上側パネル10は、上側基板11を備え、下側パネル20は、下側基板21を備える。上側基板11の下面には、放電電極対16が配置されており、これらを覆う上側誘電体層14及び上側誘電体層14を覆う保護層15が順次に形成されている。一方、下側基板21の上面には、放電電極対16と交差するように延長されたアドレス電極22及びこれらを覆う下側誘電体層23が形成されている。下側誘電体層23上には、隔壁24が形成されて複数の発光セル40が画定される。各発光セル40には、蛍光体25が塗布される。より詳しくは、蛍光体25は、隔壁24に取り囲まれた下側誘電体層23上で隔壁24の側面にかけて塗布される。また、蛍光体25は、発光色が相異なる赤色蛍光体25R、緑色蛍光体25G、及び青色蛍光体25Bを含み、塗布された蛍光体25の発光色によって、各発光セル40は、赤色発光セル40R、緑色発光セル40G、及び青色発光セル40Bに区別される。
図2に示された一般的なプラズマディスプレイパネルにおいて、放電電極対16の間に所定の交流電圧が印加されれば、これらの間で維持放電Fが起こる。この維持放電によって真空紫外線UVが発生され、この真空紫外線UVによって励起された蛍光体25が可視光を発散することによって、画像が実現される。ところで、一般的な技術によれば、発生された真空紫外線UVの中で、約半分の紫外線aのみが蛍光体25を励起させ、残りの紫外線bは、上側基板11を通じて外部に発散される。その結果、発光輝度が低下され、消費電力が浪費される。
本発明の技術的課題は、輝度レベルが向上され、消費電力が節減される構造のプラズマディスプレイパネルを提供するところにある。
上記技術的課題を達成するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、第1基板と、前記第1基板と対向するように配置された第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、前記第1基板及び第2基板とともに発光セルを画定する隔壁と、前記発光セルにかけて延長され、放電を発生する複数対の放電電極と、前記発光セルの第1基板側及び第2基板側に互いに対応するように形成された第1蛍光体及び第2蛍光体と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記第1蛍光体は、前記第1基板の前記第2基板と対向する側かその反対側に形成できる。前記第1蛍光体が前記第1基板の前記第2基板と対向する側に形成される場合、前記第1基板の前記第2基板と対向する側には、前記放電電極を覆う第1誘電体層が形成され、前記第1蛍光体は、前記第1誘電体層上に形成される。
また、前記第1蛍光体は、第1基板内に含まれうる。
本発明において、好ましくは、第1蛍光体及び第2蛍光体のそれぞれは、発光色が相異なる赤色蛍光体と、緑色蛍光体と、青色蛍光体と、を含み、各発光セルに対応する第1蛍光体及び第2蛍光体は、実質的に同一な発光色を有し、各発光セルは、蛍光体の発光色によって赤色発光セル、緑色発光セル、及び青色発光セルに区分される。
本発明のプラズマディスプレイパネルによれば、次の通りの効果を達成できる。
第一に、発光セルの上側及び下側に蛍光体が配置されることによって、事実上発光セルの全ての面を取り囲むように蛍光体が形成される。従って、放電により形成された真空紫外線の一部がそのまま外部に流出される一般的な技術に比べて、真空紫外線の流出を減らすことができ、これで一般的なレベルで駆動電源を印加すれば、輝度レベルが向上され、一般的なレベルに輝度レベルを維持する場合には、プラズマディスプレイパネルの消費電力を低減することができる。
第二に、本発明は、既存駆動方式をそのまま採用しながらプラズマディスプレイパネルの比較的簡単な構造変更を通じて前述した効果を達成する。これにより、製造コストの上昇を最小化しながら、高品質のプラズマディスプレイパネルが提供される。
第三に、発光セルの上側及び下側に形成された第1蛍光体及び第2蛍光体は、劣化による色純度及び発光レベルの低下を相互補完することによって、駆動時間の延長によるディスプレイの品質低下を最小化できる。これは、また、長寿命のプラズマディスプレイパネルが提供されることを意味する。
以下、添付した図面に基づき本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図3及び図4には、本発明の第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルが示されている。図3は、本実施の形態のプラズマディスプレイパネルの分解斜視図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。通常、プラズマディスプレイパネルは、下側パネル120及び下側パネル120と対向するように接合される上側パネル110を備える。下側パネル120は、下側基板(第2基板)121と、下側基板121上に所定のパターンに形成された複数のアドレス電極122と、アドレス電極122を覆う下側誘電体層(第2誘電体層)123と、下側誘電体層123上に形成された隔壁124と、を備える。
下側基板121は、アドレス電極122及び下側誘電体層123などを支持する機能を有し、通常的にはガラスを主材料として形成される。アドレス電極122は、放電電極対116の間の維持放電をより容易にするためのアドレス放電を発生させるためのものであって、より詳しくは、維持放電が発生するための電圧を低める役割を果たす。アドレス電極122は、一方向に延長されるストライプパターンに形成できる。
下側誘電体層123は、放電時に正イオン又は電子がアドレス電極122に衝突して、アドレス電極122が損傷されることを防止する役割を果たし、PbO、B、及びSiOなどで形成できる。
下側誘電体層123上には、隔壁124が形成される。隔壁124は、一方向に延長されたストライプパターンに形成できる。隔壁124は、上側基板(第1基板)111と下側基板121との間に配置され、上側基板111及び下側基板121とともに発光セル140を画定する。図面では、隔壁124が一方向に並んで形成された開放型隔壁構造であるが、本発明は、こうした開放型隔壁構造に限定されず、例えば、マトリックスパターンなどの閉鎖型隔壁構造についても事実上同一に適用できる。
発光セル140に対応して下側蛍光体(第2蛍光体)125及び上側蛍光体(第1蛍光体)130が形成される。その一つの例として、下側蛍光体125が下側誘電体層123上の隔壁124の側面にかけて形成され得る。下側蛍光体125は、放電によって発生された真空紫外線を可視光に変換する機能を有し、発光色が相異なる赤色下側蛍光体125Rと、緑色下側蛍光体125Gと、青色下側蛍光体125Bと、を含む。赤色下側蛍光体125RとしてはY(V,P)O:Eu、緑色下側蛍光体125GとしてはZnSiO:Mn又はYBO:Tb、及び青色下側蛍光体125BとしてはBAM:Euなどが使用され得る。
これらの下側蛍光体125は、隔壁124を境界として相異なる発光色の下側蛍光体125が形成され、それぞれの発光セル140は、形成された下側蛍光体125の発光色によって赤色発光セル140R、緑色発光セル140G、及び青色発光セル140Bに区分される。これによって隔壁124を境界として、一例の赤色発光セル140Rと、緑色発光セル140Gと、青色発光セル140Bと、を配列する。一方、図面に示されないが、発光セル140R,140G,140B内にはNe、Xe、及びこれらの混合気体などのような放電ガスが封入される。
一方、上側パネル110は、上側基板111、上側基板111の下側に所定のパターンに複数形成された放電電極対116、放電電極対116を覆う上側誘電体層(第1誘電体層)114、及び上側誘電体層114の下側に形成された上側蛍光体130を備える。
上側基板111は、ガラスを主材料とした透明な材料で形成されることが一般的である。放電電極対116は、アドレス電極122と交差する方向に、上側基板111に所定の間隔で平行に配列されている。この放電電極対116のうち一の放電電極は、維持電極112であり、他の放電電極は、走査電極113である。維持電極112及び走査電極113のそれぞれは、透明電極112a,113a及びバス電極112b,113bを備えることが一般的であるが、場合によって透明電極なしでバス電極のみで走査電極と維持電極が構成されても良い。
透明電極112a,113aは、放電を発生させることができる導電体でありながら、蛍光体から放出される光が上側基板111に進むことを妨害しない透明な材料で形成され、このような材料としては、ITO(Indium Tin Oxide)などがある。透明電極112a,113aの外側端部には、導電性金属で形成されるバス電極112b,113bが形成される。バス電極112b,113bは、放電電極対116の電導度を改善する役割を果たし、導電性が優秀な金属材料、例えば、アルミニウム(Al)及び銀(Ag)などの単一金属層、又は、クロム−銅−クロム(Cr−Cu−Cr)の3重金属層などで形成できる。
上側誘電体層114は、維持電極112及び走査電極113が直接通電されることと、正イオン又は電子が放電電極対116に衝突して放電電極対116が損傷されることとを防止し、電荷を誘導して壁電荷の蓄積を助ける役割を果たす。上側誘電体層114は、PbO、B、及びSiOなどの誘電体で形成され得る。
上側蛍光体130は、上側誘電体層114の下側、例えば、上側誘電体層114の表面上に形成できる。この上側蛍光体130は、下側蛍光体125と同様に、発光色が相異なる赤色上側蛍光体130Rと、緑色上側蛍光体130Gと、青色上側蛍光体130Bと、を含む。こうした上側蛍光体130は、隔壁124と平行に延長された混色防止壁131を境界として相異なる発光色の蛍光体、すなわち、赤色上側蛍光体130R、緑色上側蛍光体130G、及び青色上側蛍光体130Bが形成される。より詳しくは、赤色発光セル140R、緑色発光セル140G、及び青色発光セル140Bには、それぞれ赤色上側蛍光体130R、緑色上側蛍光体130G、及び青色上側蛍光体140Bが形成される。こうした上側蛍光体130は、維持放電によって発生された真空紫外線を可視光に変換する機能を有し、特に、一般的な技術で上側基板を通じた紫外線流出を防止することによって、プラズマディスプレイパネルの発光効率を向上させる機能を有する。これについての詳細な説明は後述する。
図4を参照すれば、上側蛍光体130は、可視光VLの上方への透過を妨害しないように所定の厚さtに形成されることが好ましく、本実施の形態では、上側蛍光体130は、下側蛍光体125よりも薄く形成される。上側蛍光体130は、例えば、20μm以下の厚さに形成され得る。しかしながら、こうした上側蛍光体130による可視光の透過率低下は、真空紫外線の流出を防止することによって、発生される発光効率の上昇によって十分に補償できる。前述したような上側蛍光体130の厚さtは、混色防止壁131の高さを調節することによって、容易に制御できる。
上側蛍光体130による透過率低下を最小化するさらに他の方案として、上側蛍光体130を下側蛍光体125よりも低密度に形成する方法がある。すなわち、上側蛍光体130は、蛍光体ペーストを塗布及び焼成して形成でき、蛍光体ペーストには、蛍光体粉末及び媒介物を構成する有機バインダーなどが主成分に含有され、それ以外にも各分野で通常的に使用されるその他の添加剤が含有され得る。ここで、上側蛍光体130を形成する過程で蛍光体粉末の粒径及び密度などを調節することによって、蛍光体粉末の間の孔隙(vacant space)が相対的に増加され、こうした孔隙を通じて可視光の透過率を上昇させられる。
一方、混色防止壁131は、本発明の必須構成要素ではないが、相異なる発光色の上側蛍光体130が混合されることを防止するために形成されることが好ましく、隔壁124を構成するガラス材質で形成できる。混色防止壁131に黒色顔料を含ませれば、ブラックストライプとしての機能を遂行して、プラズマディスプレイパネルの明室コントラストに寄与できる。
こうした上側蛍光体は、図5A〜図5Dに示された工程を経て形成できる。先ず、図5Aに示されたように、上側誘電体層114上に混色防止壁ペースト131’を所定の高さhに塗布する。ペースト131’は、上側蛍光体130の厚さt(図4参照)と同一な高さhに形成されることが好ましい。次いで、図5Bに示されたように、パターニング工程を通じて所定のパターンを有する混色防止壁131を形成する。こうしたパターニング工程は、公知のフォトリソグラフィによって遂行できる。その次に、図5Cに示されたように、混色防止壁131の間の誘電体層114上に蛍光体ペースト、例えば、赤色蛍光体ペーストを置き、混色防止壁131に沿って平坦化部材150で加圧することによって、均一な厚さの赤色上側蛍光体130Rを形成する。これと類似して、混色防止壁131を境界として、緑色蛍光体ペースト及び青色蛍光体ペーストを順次に形成し、平坦化部材を用いて加圧する工程を遂行することによって、図5Dに示されたように緑色上側蛍光体130G及び青色上側蛍光体130Bを形成する。
図6には、図4に示された一発光セルの断面図が示されている。同図面では説明の便宜のために、上側パネル110がL−L’線を境界に90度回転された状態に示されている。示されたプラズマディスプレイパネルの駆動は、アドレス放電のための駆動及び維持放電のための駆動に大分される。アドレス放電は、走査電極113とアドレス電極122との間で発生し、この際、選択された発光セル140には壁電荷が蓄積される。維持放電Pは、壁電荷が蓄積された発光セル140を経由する放電電極対116の間で発生され、その結果、放電ガスによって真空紫外線UVが生成される。この真空紫外線UVが発散されて上側蛍光体130及び下側蛍光体125を励起させる。より詳しくは、上方に向う真空紫外線dは、上側蛍光体130を励起させ、下方に向う真空紫外線cは、下側蛍光体125を励起させる。励起された上側及び下側蛍光体130,125は可視光VLを放射し、この可視光VLが上側基板111を透過して所定の画像を構成する。ここで、本発明によれば、蛍光体130,125が発光セル140の上下に形成されることによって、画像に寄与せず直ちに外部に流出される真空紫外線UVの量を画期的に低減または除去でき、その結果、プラズマディスプレイパネルの輝度レベル及び発光効率が改善され得る。これは、一般的なプラズマディスプレイパネルと比較して、同一な消費電力については輝度レベルが向上され、同一な輝度を得るためには電力消耗が低減されることを意味する。
図7及び図8には、本発明の第2の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルが示されており、図7には分解斜視図、図8には、図7のVIII−VIII線に沿った断面図が示されている。本実施の形態のプラズマディスプレイパネルでも、各発光セル240の上側(第1基板側)及び下側(第2基板側)に互いに対応するように上側蛍光体230及び下側蛍光体225が形成される。すなわち、赤色発光セル240Rの上側及び下側には、それぞれ赤色上側蛍光体230R及び赤色下側蛍光体225Rが形成され、緑色発光セル240Gの上側及び下側には、それぞれ緑色上側蛍光体230G及び緑色下側蛍光体225Gが形成され、同様に、青色発光セル240Bの上側及び下側には、それぞれ青色上側蛍光体230B及び青色下側蛍光体225Bが形成される。本実施の形態の上側蛍光体230は、上側基板211の上側(下側基板221と対向する側の反対側)に形成され、より詳しくは、上側基板211の上側には、混色防止壁231が隔壁224に対応する所定のパターン、ここではストライプパターンで形成され、混色防止壁231を挟んで相異なる発光色の蛍光体230が形成される。上側蛍光体230は、上側基板211の上側に形成されることによって、放電が発生する発光セル240の空間に露出されず、これにより荷電粒子との直接的な衝突を避けることができる。これは、相対的に低密度かつ薄層の上側蛍光体230が劣化することによって誘発される画像の色純度低下及びプラズマディスプレイパネルの寿命短縮が防止され得ることを意味する。同図面に示されたように、上側誘電体層214は、保護層215によって覆われる。保護層215は、必須的な構成要素ではないが、形成されることがより好ましく、これは、放電によって形成された荷電粒子の衝突から上側誘電体層214を保護する機能を有する。一般に、保護層215としては、MgO膜が使用され得る。
それ以外に、下側基板221、アドレス電極222、及び下側誘電体層223を備えた下側パネル220に関する事項ならびに放電電極対216を備えた上側パネル210に関する事項は、第1の実施の形態で説明されたところと類似するため、これらについての説明は省略する。
図9及び図10には、本発明の第3の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルが示されており、図9には、分解斜視図、図10には、図9のX−X線に沿った断面図が示されている。本実施の形態のプラズマディスプレイパネルでも各発光セル340の上側と下側とに互いに対応するように上側蛍光体330及び下側蛍光体325が形成され、本実施の形態においては、上側蛍光体330が上側基板311内に含まれて(内包されて)いる。すなわち、可視光が透過される上側基板311は、一般にガラス材質で形成され、本実施の形態の上側基板311は、所定の温度、例えば、900度でガラス原料と蛍光体粉末とを混合溶融し、これを板状に成型することによって形成される。このように、上側蛍光体330が上側基板311自体に含まれることによって、追加的な混色防止膜及び蛍光体の塗布過程が省略でき、これによりプラズマディスプレイパネルの製造段階が短縮されて、コストが節減できる。一方、可視光の透過率を最大限に確保するため、ガラス原料に含まれる蛍光体粉末の粒径及び混合比率は適切に調節されることが好ましい。上側蛍光体330が上側基板に含有される場合にも、各発光セル340の上下には同一発光色の蛍光体330,325が存在しなければならないので、上側基板311の形成は、下側蛍光体325の配置構造と符合するように成されなければならない。すなわち、それぞれの赤色発光セル340R、緑色発光セル340G、及び青色発光セル340Bの上側及び下側には、赤色上側及び下側蛍光体330R,325R、緑色上側及び下側蛍光体330G,325G、ならびに青色上側及び下側蛍光体330B,325Bがそれぞれ形成される。一方、本実施の形態でも第2の実施の形態と同様に、上側誘電体層314は、保護層315によって覆われることが上側誘電体層314の保護のため好ましい。
それ以外に、下側基板321、アドレス電極322、下側誘電体層323、及び隔壁324を備えた下側パネル320に関する事項ならびに放電電極対316を備えた上側パネル310に関する事項は、第1の実施の形態で説明されたところと類似するため、これらについての説明は省略する。
本発明は、上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲で定義された発明の思想及び範囲内で当業者によって変形及び改良できる。
本発明は、平板ディスプレイに関連した技術分野に好適に適用され得る。
一般的なプラズマディスプレイパネルを示した分解斜視図である。 図1のII−II線及びII’−II’線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルを示した分解斜視図である。 図3に示されたプラズマディスプレイパネルを示した図面であって、図3のIV−IV線に沿って切り取った断面図である。 図3の上側蛍光体を形成する過程を工程順序によって示した断面図である。 図3の上側蛍光体を形成する過程を工程順序によって示した断面図である。 図3の上側蛍光体を形成する過程を工程順序によって示した断面図である。 図3の上側蛍光体を形成する過程を工程順序によって示した断面図である。 図4の一発光セルを示した断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルを示した分解斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿って切り取った断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルを示した分解斜視図である。 図9のX−X線に沿って切り取った断面図である。
符号の説明
110 上側パネル、
111 上側基板、
112 維持電極、
112a,113a 透明電極、
112b,113b バス電極、
113 走査電極、
114 上側誘電体層、
116 放電電極対、
120 下側パネル、
121 下側基板、
122 アドレス電極、
123 下側誘電体層、
124 隔壁、
125 下側蛍光体、
125R,130R 赤色蛍光体、
125G,130G 緑色蛍光体、
125B,130B 青色蛍光体、
130 上側蛍光体、
131 混色防止壁、
140 発光セル、
140R 赤色発光セル、
140G 緑色発光セル、
140B 青色発光セル。

Claims (14)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板と対向するように配置された第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、当該第1基板及び第2基板とともに発光セルを画定する隔壁と、
    前記発光セルにかけて延長され、放電を発生する複数対の放電電極と、
    前記発光セルの第1基板側及び第2基板側に互いに対応するように形成された第1蛍光体及び第2蛍光体と、を備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1基板が画像表示面であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記複数対の放電電極は、前記第1基板の前記第2基板と対向する側に平行に形成され、
    前記第2基板の前記第1基板と対向する側には、前記放電電極と交差する方向に延長されたアドレス電極が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記放電電極は、第1誘電体層によって覆われ、前記アドレス電極は、第2誘電体層によって覆われることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記隔壁は、前記第2誘電体層上に形成され、
    前記第2蛍光体は、前記第2誘電体層上で前記隔壁の側面にかけて形成されたことを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記第1蛍光体は、前記第1基板の前記第2基板と対向する側の反対側に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記第1蛍光体は、前記第1基板の前記第2基板と対向する側に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記第1基板の前記第2基板と対向する側には、前記放電電極を覆う第1誘電体層が形成され、前記第1蛍光体は、前記第1誘電体層上に形成されたことを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記第1蛍光体は、前記第1基板内に含まれていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記第1蛍光体及び第2蛍光体のそれぞれは、発光色が相異なる赤色蛍光体と、緑色蛍光体と、青色蛍光体と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 各発光セルに対応する第1蛍光体及び第2蛍光体は、実質的に同一な発光色を有し、各発光セルは、蛍光体の発光色によって赤色発光セル、緑色発光セル、及び青色発光セルに区分されることを特徴とする請求項10に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記第1蛍光体は、前記第2蛍光体より薄く形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記第1蛍光体は、前記第2蛍光体より低密度に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 相異なる発光色の第1蛍光体は、混色防止壁を境界として形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
JP2006044315A 2005-02-21 2006-02-21 プラズマディスプレイパネル Pending JP2006237001A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020050014084A KR100670291B1 (ko) 2005-02-21 2005-02-21 플라즈마 디스플레이 패널

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006237001A true JP2006237001A (ja) 2006-09-07

Family

ID=36368626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006044315A Pending JP2006237001A (ja) 2005-02-21 2006-02-21 プラズマディスプレイパネル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7443098B2 (ja)
EP (1) EP1693874B1 (ja)
JP (1) JP2006237001A (ja)
KR (1) KR100670291B1 (ja)
CN (1) CN1825525B (ja)
DE (1) DE602005012362D1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100889773B1 (ko) * 2007-01-02 2009-03-20 삼성에스디아이 주식회사 표시장치

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09283030A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Mitsubishi Electric Corp プラズマディスプレイパネル
TW392186B (en) * 1997-12-01 2000-06-01 Hitachi Ltd Plasma display panel and image display using the same
KR100594830B1 (ko) * 1998-08-28 2006-07-03 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 플라즈마 디스플레이 패널의 제조 방법
JP2000208058A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Nec Kansai Ltd プラズマディスプレイパネル
WO2002058095A1 (en) * 2001-01-17 2002-07-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel and its manufacturing method
JP4102073B2 (ja) * 2001-01-17 2008-06-18 松下電器産業株式会社 プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2003272528A (ja) 2002-03-13 2003-09-26 Sony Corp プラズマ表示装置およびその駆動方法
JP2004030949A (ja) 2002-06-21 2004-01-29 Okaya Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル
US7102287B2 (en) * 2002-11-18 2006-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display panel and manufacturing method therefor
DE10311820A1 (de) * 2003-03-13 2004-09-30 Schott Glas Halbleiterlichtquelle
JP2004296273A (ja) 2003-03-27 2004-10-21 Toray Ind Inc プラズマディスプレイ

Also Published As

Publication number Publication date
KR100670291B1 (ko) 2007-01-16
CN1825525B (zh) 2010-06-23
EP1693874B1 (en) 2009-01-14
EP1693874A1 (en) 2006-08-23
CN1825525A (zh) 2006-08-30
US20060186810A1 (en) 2006-08-24
DE602005012362D1 (de) 2009-03-05
US7443098B2 (en) 2008-10-28
KR20060093381A (ko) 2006-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3516639B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2006261105A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2011086377A (ja) 発光デバイス、プラズマディスプレイパネルおよびプラズマディスプレイ装置
US20070103078A1 (en) Plasma display panel
KR20010035879A (ko) 전극겸용 칼라필터를 갖는 표시소자 및 그 제조방법
US7508139B2 (en) Plasma display panel having a resistive element
US20070241681A1 (en) Plasma display panel having reduced reflectance
KR100369074B1 (ko) 격자 격벽 구조의 플라즈마 표시 패널
JP2008010403A (ja) 交流型プラズマディスプレイパネル用背面板
JP2006237001A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2006332039A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2007026793A (ja) プラズマディスプレイパネル
US20070231996A1 (en) Plasma display panel
US20100156268A1 (en) Phosphor compositions for white discharge cell and plasma display panel using the same
JP2005340213A (ja) プラズマディスプレイパネル
US20070152590A1 (en) Plasma display panel
US7084567B2 (en) Plasma display panel performing high luminance and luminous efficiency
JPH05266804A (ja) カラープラズマディスプレイパネル
TW462067B (en) Color plasma display panel
JP2001135241A (ja) ガス放電パネル及びその製造方法
KR20080032710A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조방법
JP3761391B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100730204B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2001266758A (ja) プラズマ表示装置及びその製造方法
KR20080046494A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090701

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110