JP2006236844A - 固体酸化物型燃料電池および固体酸化物型燃料電池の製造方法 - Google Patents

固体酸化物型燃料電池および固体酸化物型燃料電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通電初期化時間を短縮することができる固体酸化物型燃料電池および固体酸化物型燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】単セル1において、空気極3に含まれるセリア系電解質材料は、電解質層2と空気極3との界面に入り込み、空気極3と電解質層2の構成材料であるジルコニアとの反応を阻害する。このため、電解質層2と空気極3との界面付近にパイロクロア相の形成が抑制されるので、パイロクロア相を通電により部分的に取り除くことが容易となり、結果として通電初期化時間を短縮することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)に関するものである。
近年、酸素イオン伝導体を用いたSOFCに関心が高まりつつある。このSOFCは、カルノー効率の制約を受けないために本質的に高いエネルギー変換効率を有するとともに、良好な環境保全が期待できるなどの優れた特徴を有する。このため、特に、エネルギーの有効利用という観点で各分野から期待されている。
従来のSOFCでは、動作温度が900℃〜1000℃と高いために全ての部材をセラミックで構成しなければならず、このためにセルスタックの製造コストを低減するのが困難であった。SOFCの動作温度を800℃以下、好ましくは700℃程度まで低減することができれば、インターコネクタ等に耐熱合金材料を用いることが可能となるため、製造コストの低減が可能となる。ところが、動作温度を低下させると、空気極における電気化学的な抵抗が急激に増えるために過電圧が増大し、出力電圧の低下を招いてしまうという新たな問題を引き起こしてしまう。この問題を解決するために、空気極の微細化や新たな空気極材料の開発が行われている。中でも、La(NiFe)O3などニッケルと鉄をBサイトに含むペロブスカイト構造を有する金属酸化物は、高い電極活性を有するため、低温動作用SOFCの空気極の構成材料として期待されている。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
Steven P. Simner、D. Anderson、Jeffry W. Stevenson、in the Extended abstracts of 14th International conference on Solid State Ionics、p.30
しかしながら、上記金属酸化物を空気極に用いると、通電による初期化プロセスを経なければ十分な特性を得ることができない。この初期化プロセスとは、燃料電池セルの運転を少量の電流で開始し、電流を少しずつ増やして出力を上げるものである。この初期化プロセスにより、空気極を構成している構成材料の粒子同士の焼結、空気極と電解質層との界面の焼結、空気極と電解質層との界面に薄く形成されるパイロクロア相の消失が行われると考えられる。特に、La(NiFe)O3などニッケルと鉄をBサイトに含むペロブスカイト酸化物を用いた空気極では、48時間から120時間という長時間の初期化時間を必要とするため、従来より初期化時間の短縮が望まれていた。
そこで、本願発明は上述したような課題を解決するためになされたものであり、通電初期化時間を短縮することができる固体酸化物型燃料電池および固体酸化物型燃料電池の製造方法を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明にかかる固体酸化物型燃料電池は、電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられた固体酸化物型燃料電池において、電解質層は、稀土類添加ジルコニア系酸化物から構成され、空気極は、Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物と、セリア系電解質材料とから構成されることを特徴とする。
上記固体酸化物型燃料電池において、セリア系電解質材料は、空気極の全重量に対して2〜65wt%の割合で混合されるようにしてもよい。
また、上記固体酸化物型燃料電池において、空気極には、さらに稀土類添加ジルコニア系酸化物が含まれるようにしてもよい。ここで、セリア系電解質材料Cと稀土類添加ジルコニア系酸化物Zの重量比は、1/20≦Z/C≦1/2、空気極の全重量に対してZ≦20wt%、かつ、空気極の全重量に対して2wt%≦C≦65wt%であるようにしてもよい。
また、本発明にかかる他の固体酸化物型燃料電池は、電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられ、電解質層と空気極との間に中間層を有する固体酸化物型燃料電池において、電解質層は、稀土類添加ジルコニア系酸化物から構成され、空気極は、Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物から構成され、中間層は、セリア系電解質材料から構成されることを特徴とする。
上記固体酸化物型燃料電池において、空気極には、さらに稀土類添加ジルコニア系酸化物が含まれるようにしてもよい。ここで、稀土類添加ジルコニア系酸化物は、空気極の全重量に対して0.1〜5wt%の割合で混合されるようにしてもよい。
また、上記固体酸化物型燃料電池において、空気極には、さらにセリア系電解質材料が含まれるようにしてもよい。
また、本発明にかかる固体酸化物型燃料電池の製造方法は、電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられた固体酸化物型燃料電池の製造方法であって、Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物と、セリア系電解質材料とを含むスラリを、稀土類添加ジルコニア系酸化物からなる電解質層上に塗布し、焼成して空気極を形成する空気極形成ステップを有することを特徴とする。
また、本発明にかかる他の固体酸化物型燃料電池の製造方法は、電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられ、電解質層と空気極との間に中間層が形成された固体酸化物型燃料電池の製造方法であって、セリア系電解質材料を含む溶液を、稀土類添加ジルコニア系酸化物からなる電解質層上に塗布し、乾燥して中間層を形成する中間層形成ステップと、中間層上に、Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物と、セリア系電解質材料とを含むスラリを、稀土類添加ジルコニア系酸化物からなる電解質層上に塗布し、焼成して空気極を形成する空気極形成ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、電解質層を稀土類添加ジルコニアから構成し、空気極がLaからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物と、セリア系電解質材料とから構成することにより、通電初期化時間を短縮することが可能となる。
また、本発明によれば、電解質層を稀土類添加ジルコニアから構成し、空気極がLaからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物から構成し、電解質層と空気極との間に形成する中間層をセリア系電解質材料から構成することにより、通電初期化時間を短縮することが可能となる。
さらに、本発明によれば、空気極に稀土類添加ジルコニア系酸化物を混合することにより、空気極の電解質層に対する密着力を向上させることが可能となる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を模式的に示す断面図である。図1において、単セル1は、電解質層2と、この電解質層2の一の面上に形成された空気極3と、電解質層2の他の面上に形成された燃料極4とを備えている。
電解質層2は、稀土類添加ジルコニア系酸化物を含む材料から構成される。
空気極3は、Aサイトをランタニド金属が占め、BサイトをFeおよびNiが占めるLaNi0.6Fe0.43などのペロブスカイト型構造(ABO3)を有する金属酸化物と、Ce0.80.22、Ce0.8Sm0.22、Ce0.8Gd0.22などの酸化セリウム(セリア)系電解質材料とを含む多孔質から構成される。ここで、ペロブスカイト型構造を有する金属酸化物において、FeとNiの原子比は、Fe:Ni=30:70〜60:40である。
燃料極4は、例えばNiO−YSZなど固体酸化物型燃料電池の燃料極として用いられる材料から構成される。
このような単セル1は、次のように形成される。まず、例えばドクターブレード法などの公知の方法により、厚さ20〜100μm程度の電解質層2を形成する。
次いで、電解質層2の一方の面に燃料極4を形成後、電解質層2の他方の面にスラリ状の上記空気極3の材料をスクリーン印刷等の公知の方法により塗布し、SOFCの動作温度よりも高い温度で焼成することにより空気極3を形成する。これにより、図1に示すような単セル1が形成される。
このように形成された単セル1において、空気極3に含まれるセリア系電解質材料は、電解質層2と空気極3との界面に入り込み、空気極3と電解質層2の構成材料であるジルコニアとの反応を阻害する。このため、電解質層2と空気極3との界面付近にパイロクロア相の形成が抑制されるので、パイロクロア相を通電により部分的に取り除くことが容易となり、結果として通電初期化時間を短縮することが可能となる。
なお、空気極3には、稀土類添加ジルコニア系酸化物を混合するようにしてもよい。セリア系電解質材料は、空気極3の他の構成材料と反応しにくいため、セリア系電解質材料が空気極3内の他の粒子間や電解質層2と空気極3との界面に入り込むと、空気極3の焼成時に空気極3の焼結を抑制し、空気極3の機械的強度を低下させてしまう。このため、稀土類添加ジルコニア系酸化物を空気極3に添加し、空気極3の焼結性を向上させることにより、空気極3の機械的強度が向上するとともに、通電初期化時間を短縮することが可能となる。
ここで、空気極3に混合するセリア系電解質材料の割合は、空気極3全体の重量に対して2〜60wt%、望ましくは5〜50wt%、より望ましくは10〜40wt%に設定する。また、空気極3に稀土類添加ジルコニア系酸化物を混合する場合、セリア系電解質材料Cと稀土類添加ジルコニア系酸化物Zとの混合比は、1/20≦Z/C≦1/2かつ空気極3の重量に対してZ≦20wt%、望ましくは1/10≦Z/C≦1/3、より望ましくは1/10≦Z/C≦1/4に設定する。このとき、セリア系電解質材料Cを空気極3に混合する割合は、空気極3全体の重量に対して、2wt%≦C≦65wt%、望ましくは5wt%≦C≦50wt%、より望ましくは10wt%≦C≦40wt%に設定する。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について詳細に説明する。図2は、本実施の形態にかかる固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を模式的に示す断面図である。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同等の構成要素には、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
図2において、単セル5は、電解質層2と、この電解質層2の一の面上に中間層6を介して形成された空気極3と、電解質層2の他の面上に形成された燃料極4とを備えている。
空気極3は、Aサイトをランタニド金属が占め、BサイトをFeおよびNiが占めるLaNi0.6Fe0.43などペロブスカイト型構造(ABO3)の金属酸化物を含む多孔質から構成される。ここで、ペロブスカイト型構造を有する金属酸化物において、FeとNiの原子比は、Fe:Ni=30:70〜60:40である。
中間層6は、Ce0.80.22、Ce0.8Sm0.22、Ce0.8Gd0.22などのセリア系電解質材料から構成される。
このような単セル1は、次のように形成される。まず、例えばドクターブレード法などの公知の方法により、厚さ20〜100μm程度の電解質層2を形成する。
次いで、電解質層2の一方の面に燃料極4を形成後、電解質層2の他方の面に上記中間層6の構成材料の金属イオンを含む有機金属溶液を塗布し、この溶液を熱処理により乾燥および焼成させる。これにより、セリア系電解質材料からなる中間層6を形成する。
次いで、中間層6上にスラリ状の上記空気極3の材料をスクリーン印刷等の公知の方法により塗布し、SOFCの動作温度よりも高い温度で焼成することにより空気極3を形成する。これにより、図2に示すような単セル5が形成される。
このように形成された単セル5においても、中間層6に含まれるセリア系電解質材料は、空気極3と電解質層2の構成材料であるジルコニアとの反応を阻害する。このため、電解質層2と空気極3との界面付近にパイロクロア相の形成が抑制されるので、パイロクロア相を通電により部分的に取り除くことが容易となり、結果として通電初期化時間を短縮することが可能となる。
なお、空気極3には、稀土類添加ジルコニア系酸化物を混合するようにしてもよい。セリア系電解質材料は、空気極3の他の構成材料と反応しにくいため、セリア系電解質材料が空気極3内の他の粒子間や電解質層2と空気極3との界面に入り込むと、空気極3の焼成時に空気極3の焼結を抑制し、空気極3の機械的強度を低下させてしまう。このため、稀土類添加ジルコニア系酸化物を空気極3に添加し、空気極3の焼結性を向上させることにより、空気極3の機械的強度が向上するとともに、通電初期化時間を短縮することが可能となる。
ここで、空気極3に添加する稀土類添加ジルコニア系酸化物の添加量は、空気極3の是重量に対して0.1〜5wt%、望ましくは0.2〜3wt%、より望ましくは0.5〜2wt%に設定する。
さらに、空気極3には、セリア系電解質材料を添加するようにしてもよい。これにより、中間層6に含まれるセリア系電解質材料のみならず、空気極3に含まれるセリア系電解質材料により空気極3と電解質層2のジルコニアとの反応が阻害される。このため、電解質層2と空気極3との界面付近にパイロクロア相の形成が抑制されるので、パイロクロア相を通電により部分的に取り除くことが容易となり、結果として通電初期化時間を短縮することが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明にかかる第3の実施の形態について説明する。図3は、本実施の形態にかかる固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す模式図、図4は、図3の単セルを組み込んだ燃料電池の構成を模式的に示す要部断面図、図5は、密着力試験用の単セルの構成を示す模式図である。なお、本実施の形態は、上述した第1の実施の形態をより具体的に表すものである。
本実施の形態では、後述する所定の条件の下で図3に示すような単セルを形成し、この単セルを図4に示すような燃料電池に組み込んで発電試験を行った。また、空気極の密着力試験を行うために、図5に示すような単セルを形成した。まず、単セルおよびこの単セルを組み込んだ燃料電池について説明する。
単セル10は、図3に示すように、平面視略矩形の板状の形状を有する電解質層11と、この電解質層11の一方の面に形成された平面視略円形の燃料極12と、電解質層11の他方の面に形成された平面視略円形の空気極13と、空気極13が形成された側の面の電解質層11の縁部に形成された参照極15とを有する。なお、燃料極12および空気極13の表面には、それぞれ集電効率を向上させるために白金メッシュ集電体16,17が形成されている。
燃料電池20は、図3に示すように、上述した単セル10と、シール31を介して単セル10の電解質層11の部分を狭持するとともに単セル10を気密保持するセルカバー30と、単セル10の空気極13側に配設され空気やO2を供給し余分な空気やO2を排気する空気供給部40と、単セル10の燃料極12側に配設されH2、H2+H2O、CH4+H2O等の燃料ガスを供給し排気ガスを排気する燃料供給部50と、単セル10の両極の白金メッシュ集電体16,17に接続され生成された電力を取り出す白金からなる端子60と、単セル10の参照極15から参照電力を取り出す参照端子70とを有する。
次に、単セル10の製造方法について説明する。まず、ドクターブレード法で焼成した厚さ0.2mmのSc23,Al23添加ジルコニアSASZ(0.89ZrO2−0.10Sc23−0.01Al23)からなる電解質層11の一方の面にNiO−8YSZ(0.92ZrO2−0.08Y23)を含むスラリをスクリーン印刷法で塗布し、この上に白金メッシュ集電体16を載せて1400℃で8時間焼成を行い、厚さ60μmの燃料極12を形成した。ここで、上記NiO−YSZのスラリは、平均粒径が約0.6μmの10mol%Y23添加ジルコニア粉末と、平均粒径が約0.2μmでスラリの重量に対して60wt%のNiO粉末とが含まれたものからなる。
次いで、電解質層11の他方の面上に、AサイトがLa、BサイトがNiおよびFeから構成される粒径約1.5μmのLNF(LaNi0.6Fe0.43)と、YDC(Ce0.80.22)を空気極13の全重量に対して2〜65wt%で混合したスラリを塗布し、この上に白金メッシュ集電体17を載せて1000℃で4時間焼成し、厚さ60μmの空気極13を形成した。なお、燃料極12および空気極13は何れも直径10mmに形成した。
このような方法により形成したセリア系電解質材料の混合比が異なる各セルを、それぞれセル#101〜110とする。
また、上述したのと同様の方法で、セリア系電解質材料をYDCに代えて、SDC(Ce0.8Sm0.22),GDC(Ce0.8Gd0.22)を用いて空気極13を形成したセルを、それぞれセル#121,131とする。
また、上述したのと同様の方法で、空気極13にセリア系電解質材料を混合しないものを、参照用のセルとして作製した。このセルを#100とする。
上記セル#100〜131を単セル10として図4に示すような燃料電池20に組み込み、800℃において発電試験を行った。この発電試験では、電極性能の指標である界面抵抗を交流インピーダンス法で測定し、通電前と、200mA/cm2で24時間通電後と、200mA/cm2で100時間通電後との値を比較し、通電初期化速度を評価した。また、上記セル#100〜131において、図5に示すように、燃料極12と参照極15を設けず、空気極13を1cm角の矩形状に形成したセルも併せて作製し、密着力試験を行った。この密着力試験では、焼成後の空気極13にテープを貼り付け、これを剥がした後の残留率を測定した。これらの試験結果を表1に示す。なお、発電試験において、空気供給部40からはO2を供給し、燃料供給部50からは室温加湿水素ガスを供給した。すると、開放起電力として1.14V以上の値が得られた。
Figure 2006236844
表1に示すように、空気極13にセリア系電解質材料を混合したセル#101〜131は、セリア系電解質材料を混合していないセル#100よりも初期の空気極界面抵抗の値が低く、24時間の通電後の値ではさらに空気極界面抵抗が低下しており、優れた電極特性を有することがわかる。これは、セリア系電解質材料の添加によりパイロクロア相の形成が抑制されたためであると考えられる。なお、YDCについては、添加量を増やすと初期特性が大きく向上するが、添加しすぎると最終的な特性が低下するので、添加量を2〜60wt%程度にするのが望ましい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態において、第3の実施の形態と同等の構成要素には、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施の形態は、上述した第3の実施の形態のセル#100において、空気極13に8YSZ(0.92ZrO2−0.08Y23)とYDC(Ce0.80.22)とを重量比で1/20≦8YSZ/YDC≦1/2で、かつ、空気極13の重量に対してYDCを2〜65wt%の割合で混合したセルを、それぞれセル#201〜214としたものである。また、セリア系電解質材料をYDCからSDC、GDCに代えたセルをそれぞれセル#221,231とし、稀土類添加ジルコニア系酸化物を8YSZからSASZに代えたセルをセル#241とした。このようなセル#201〜241を用いて、第3の実施の形態と同様の試験を行った。この試験結果を表2に示す。なお、比較のため、表2には、第3の実施の形態で参照用のセルとして用いたセル#100を併記する。
Figure 2006236844
表2に示すように本実施の形態においても、空気極13にセリア系電解質材料を添加したセル#201〜#241は、セリア系電解質材料を混合していないセル#100よりも初期の空気極界面抵抗の値が低く、24時間および100時間通電後の値でも空気極界面抵抗が低下しており、優れた電極特性を有することがわかる。これは、セリア系電解質材料の添加により初期の通電特性が向上するとともに、ジルコニア系酸化物の添加により空気極13の焼結性および電解質層11と空気極13との密着性が向上したので、通電特性もより向上したと考えられる。また、テープ剥がし試験の結果からも明らかなように、ジルコニア系酸化物を空気極13に添加することにより、空気極13の密着力が向上した。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図6は、本実施の形態にかかる固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す模式図である。なお、本実施の形態は、上述した第2の実施の形態をより具体的に表すものである。また、本実施の形態において、第3の実施の形態と同等の構成要素には、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
単セル10は、図6に示すように、平面視略矩形の板状の形状を有する電解質層11と、この電解質層11の一方の面に形成された平面視略円形の燃料極12と、電解質層11の他方の面に形成された平面視略円形の空気極13と、電解質層11および空気極13の間に形成された中間層14と、空気極13が形成された側の面の電解質層11の縁部に形成された参照極15とを有する。なお、燃料極12および空気極13の表面には、それぞれ集電効率を向上させるために白金メッシュ集電体16,17が形成されている。
次に、単セル10の製造方法について説明する。まず、ドクターブレード法で焼成した厚さ0.2mmのSc23,Al23添加ジルコニアSASZ(0.89ZrO2−0.10Sc23−0.01Al23)からなる電解質層11の一方の面にNiO−8YSZ(0.92ZrO2−0.08Y23)のスラリをスクリーン印刷法で塗布し、この上に白金メッシュ集電体16を載せて1400℃で8時間焼成を行い、厚さ60μmの燃料極12を形成した。ここで、上記NiO−YSZのスラリは、平均粒径が約0.6μmの10mol%Y23添加ジルコニア粉末と平均粒径が約0.2μmのNiO粉末が60wt%含まれたものからなる。
次いで、電解質層11の他方の面に、YDC(Ce0.80.22)の組成に対応する金属イオンを含む有機金属溶液を塗布し乾燥させ、900℃で2時間焼成することにより、厚さ約0.1μmの中間層14を形成した。
次いで、所定の厚さに形成された中間層14上に、AサイトがLa、BサイトがNiおよびFeから構成される粒径約1.5μmのLNF(LaNi0.6Fe0.43)と、8YSZY(0.92ZrO2−0.08Y23)を空気極13の全重量に対して0〜5wt%で混合したスラリを塗布し、この上に白金メッシュ集電体17を載せて1000℃で4時間焼成し、厚さ60μmの空気極13を形成した。なお、燃料極12および空気極13は何れも直径10mmに形成した。
このような方法により形成したジルコニア系酸化物の混合比が異なる各セルを、それぞれセル#301〜306とする。これらのセル#301〜306を用いて、第3の実施の形態と同様の試験を行った。この試験結果を表3に示す。なお、比較のため、表3には、第3の実施の形態で参照用のセルとして用いたセル#100を併記する。
Figure 2006236844
表3に示すように本実施の形態においても、セリア系電解質材料からなる中間層14を設けたセル#301〜#306は、セリア系電解質材料からなる中間層14を設けていないセル#100よりも初期の空気極界面抵抗の値が低く、24時間および100時間通電後の値でもセル#100と同等または良好な特性が得られ、優れた電極特性を有することがわかる。また、テープ剥がし試験の結果からも明らかなように、ジルコニア系酸化物を空気極13に添加したセル#302〜306は、ジルコニア系酸化物を空気極13に添加してないセル#100,301よりも空気極13の密着力が向上した。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態において、第5の実施の形態と同等の構成要素には、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施の形態は、上述した第5の実施の形態のセル#301において、空気極13にSDC(Ce0.8Sm0.22)と8YSZ(0.92ZrO2−0.08Y23)とを重量比で1/20≦8YSZ/SDC≦1/2で、かつ、空気極13の重量に対してSDCを2〜65wt%の割合で混合したセルを、それぞれセル#401〜414としたものである。このようなセル#401〜414を用いて、第3の実施の形態と同様の試験を行った。この試験結果を表4に示す。なお、比較のため、表4には、第3の実施の形態で参照用のセルとして用いたセル#100を併記する。
Figure 2006236844
表4に示すように本実施の形態において、セリア系電解質材料を空気極13と中間層14を設けたセル#401〜#414は、セリア系電解質材料からなる中間層14を設けていないセル#100よりも初期の空気極界面抵抗の値が低く、24時間および100時間通電後の値でもセル#100と同等または良好な特性が得られ、優れた電極特性を有することがわかる。また、テープ剥がし試験の結果からも明らかなように、ジルコニア系酸化物を空気極13に添加することにより、空気極13の密着力が向上した。
本発明の固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す断面図である。 本発明の他の固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す断面図である。 (a)本発明の固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す平面図、(b)本発明の固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す断面図である。 図3の単セルを組み込んだ燃料電池の構成を示す要部断面図である。 密着力試験用の単セルの構成を示す模式図である。 (a)本発明の他の固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す平面図、(b)本発明の他の固体酸化物型燃料電池の単セルの構成を示す断面図である。
符号の説明
1,5…単セル、2…電解質層、3…空気極、4…燃料極、6…中間層、10…単セル、11…電解質層、12…燃料極、13…空気極、14…中間層、15…参照極、16…白金メッシュ集電体、20…燃料電池、30…セルカバー、31…シール、40…空気供給部、50…燃料供給部、60…端子、70…参照端子。

Claims (10)

  1. 電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられた固体酸化物型燃料電池において、
    前記電解質層は、稀土類添加ジルコニア系酸化物から構成され、
    前記空気極は、Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物と、セリア系電解質材料とから構成される
    ことを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  2. 前記セリア系電解質材料は、前記空気極に対して2〜65wt%の割合で混合される
    請求項1記載の固体酸化物型燃料電池。
  3. 前記空気極には、さらに稀土類添加ジルコニア系酸化物が含まれる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の固体酸化物型燃料電池。
  4. 前記セリア系電解質材料Cと前記稀土類添加ジルコニア系酸化物Zの重量比は、1/20≦Z/C≦1/2、前記空気極に対してZ≦20wt%、かつ、前記空気極に対して2wt%≦C≦65wt%である
    ことを特徴とする請求項3記載の固体酸化物型燃料電池。
  5. 電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられ、前記電解質層と前記空気極との間に中間層を有する固体酸化物型燃料電池において、
    前記電解質層は、稀土類添加ジルコニア系酸化物から構成され、
    前記空気極は、Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物から構成され、
    前記中間層は、セリア系電解質材料から構成される
    ことを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  6. 前記空気極には、さらに稀土類添加ジルコニア系酸化物が含まれる
    ことを特徴とする請求項5記載の固体酸化物型燃料電池。
  7. 前記稀土類添加ジルコニア系酸化物は、前記空気極に対して0.1〜5wt%の割合で混合される
    請求項6記載の固体酸化物型燃料電池。
  8. 前記空気極には、さらにセリア系電解質材料が含まれる
    ことを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の固体酸化物型燃料電池。
  9. 電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられた固体酸化物型燃料電池の製造方法であって、
    Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物と、セリア系電解質材料とを含むスラリを、稀土類添加ジルコニア系酸化物からなる前記電解質層上に塗布し、焼成して前記空気極を形成する空気極形成ステップ
    を有することを特徴とする固体酸化物型燃料電池の製造方法。
  10. 電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられ、前記電解質層と前記空気極との間に中間層が形成された固体酸化物型燃料電池の製造方法であって、
    セリア系電解質材料を含む溶液を、稀土類添加ジルコニア系酸化物からなる前記電解質層上に塗布し、乾燥して中間層を形成する中間層形成ステップと、
    前記中間層上に、Laからなる第1の金属とFeおよびNiからなる第2の金属とを有するペロブスカイト構造の金属酸化物と、セリア系電解質材料とを含むスラリを、稀土類添加ジルコニア系酸化物からなる前記電解質層上に塗布し、焼成して前記空気極を形成する空気極形成ステップと
    を有することを特徴とする固体酸化物型燃料電池の製造方法。

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