JP2006236546A - 車載情報端末 - Google Patents

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Takayuki Yajima
孝行 矢島
Minoru Ketoguchi
穣 外戸口
Satoshi Tezuka
慧 手塚
Kazuhiro Toma
和弘 當摩
Daisuke Hashimoto
大輔 橋本
Kyoichi Masutomi
恭一 益富
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Abstract

【課題】音楽CDから音楽データを取り込んでハードディスク(HDD)に記録しておき、必要に応じて再生出力する機能を備えた車載ナビゲーション装置において、HDDから音楽データが削除される前に、その音楽データの内容をユーザが簡単に判断することができるものを提供する。
【解決手段】HDD13にアルバムやトラックなどの楽曲単位で音楽データを記録し、この音楽データに基づいて、再生すべき楽曲のプレイリストをプレイリスト登録部111において登録すると共に、削除すべき楽曲の削除リストを削除リスト登録部112において登録する。そして、プレイリストに登録されているアルバムとトラックを再生出力すると共に、削除リストに登録されているアルバムとトラックについては、イントロ部分のみを再生出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音楽データをハードディスクに記録しておき、必要に応じて再生出力する機能を備えた車載情報端末に関する。
車両を目的地まで案内するためのナビゲーション機能に加えて、音楽CDから音楽データを取り込んでハードディスク(HDD)に記録しておき、必要に応じて再生出力する機能を備えた車載ナビゲーション装置が知られている(非特許文献1)。
特許庁 標準技術集 「カーナビゲーション装置のユーザーインターフェイス」主分類6−C−1a
非特許文献1に開示される装置では、HDDの容量を確保するために、不要となった音楽データを削除する必要がある。このとき、HDDから音楽データが削除される前に、その音楽データの内容をユーザが簡単に判断できるようにしたいという要望がある。
請求項1の発明による車載情報端末は、楽曲単位で音楽データを記録する記録手段と、記録手段に記録されている音楽データに基づいて、再生すべき楽曲のリスト(プレイリスト)と、削除すべき楽曲のリスト(削除リスト)とを登録するリスト登録手段と、予め指定された期限が来たときに削除リストに登録されている楽曲の音楽データを記録手段から削除する削除手段と、プレイリストに登録されている楽曲を再生出力する第1の再生出力手段と、削除リストに登録されている楽曲の一部分のみを再生出力する第2の再生出力手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1の車載情報端末において、プレイリストに登録されている楽曲のいずれかをユーザの操作に応じて選択する選択手段と、選択手段により選択された楽曲をプレイリストから削除リストへ移動して登録し直す登録移動手段と、プレイリストに登録されている楽曲の少なくとも一部について、登録移動手段による削除リストへの移動を制限する移動制限手段と、移動制限手段によってその楽曲が削除リストへの移動を制限されていることを示す表示形態を、プレイリストと共にモニタに画面表示する表示制御手段とをさらに備えるものである。
請求項3の発明による車載情報端末は、各楽曲に特定のトラック名またはアルバム名のいずれか少なくとも一つを関連付けて、楽曲単位で音楽データを記録する記録手段と、記録手段に記録されている音楽データに基づいて、削除すべき楽曲のリスト(削除リスト)をアルバム単位またはトラック単位で登録する削除リスト登録手段と、予め指定された期限が来たときに削除リストに登録されている楽曲の音楽データを記録手段から削除する削除手段と、削除リストにアルバム単位で登録されている各楽曲の一部分のみをそれぞれ再生出力するイントロ再生出力手段と、削除リストにトラック単位で登録されている各楽曲の全部分をそれぞれ再生出力するフル再生出力手段とを備えるものである。
本発明によれば、楽曲単位で音楽データを記録し、この音楽データに基づいて、再生すべき楽曲のプレイリストと、削除すべき楽曲の削除リストとを登録する。そして、予め指定された期限が来たときに、削除リストに登録されている楽曲の音楽データを削除する。また、プレイリストに登録されている楽曲を再生出力すると共に、削除リストに登録されている楽曲の一部分のみを再生出力することとした。このようにしたので、HDDから音楽データが削除される前に、その音楽データの内容をユーザが簡単に判断することができる。
−第1の実施の形態−
本発明の一実施形態による音楽データ記録再生機能付き車載ナビゲーション装置の構成を図1に示す。このナビゲーション装置1は、出発地から目的地までの推奨経路を地図上に表示して車両を目的地まで案内する一般的なナビゲーション機能を有している。さらに加えて、音楽CDから音楽データを取り込んで記録しておき、必要に応じて再生出力する音楽データの記録再生機能も有している。図1に示すように、ナビゲーション装置1はナビゲーション部10、音楽データ記録再生部11、モニタ12、HDD13、およびCD/DVDドライブ14を有している。音楽データ記録再生部11には、入力された音声信号を不図示のスピーカへ出力して音声を出力するためのオーディオ装置2が接続されている。
ナビゲーション部10は、マイクロプロセッサやROM、RAM等を用いて構成される演算処理部101と、GPS衛星から受信するGPS信号や自車両の運動状態の検出結果などに基づいて自車両の現在地を検出する現在地検出部102と、ユーザからの要求入力を受け付けるための入力操作部103とを有している。入力操作部103を介してユーザから目的地が設定されると、現在地検出部102を用いて現在地を検出した後、演算処理部101により、HDD13に記録されている地図データを読み出して周知のナビゲーション処理を行う。こうしてナビゲーション部10において現在地から目的地までの推奨経路を求め、モニタ12に車両を目的地まで誘導するための地図表示などを行うことで、ナビゲーション装置1においてナビゲーション機能が実現される。
上記のように、入力操作部103を操作して目的地を設定することで、ユーザはナビゲーション装置1に対してナビゲーション機能の実行を要求することができる。さらにユーザは、入力操作部103の操作により、音楽データの記録再生機能の実行をナビゲーション装置1に対して要求することもできる。音楽データの記録再生機能の要求がユーザによって行われると、その要求内容は音楽データ記録再生部11に通知される。なお、入力操作部103としては、たとえばモニタ12と一体化されたタッチパネルや、リモコンなどを用いることができる。
音楽データ記録再生部11は、ユーザからの要求に応じて音楽データの記録再生処理を実行するための構成部分であり、プレイリスト登録部111、削除リスト登録部112、制御部113および再生出力部114を有している。音楽データの記録を行う場合には、制御部113においてHDD13とCD/DVDドライブ14を制御することにより、CD/DVDドライブ14にセットされた音楽CDから音楽データを読み込んでHDD13に書き込む。このような処理はリッピングと呼ばれている。HDD13には、書き込まれた音楽データが楽曲単位で記録される。
一方、音楽データの再生を行う場合には、前述のリッピング処理によってHDD13に記録された音楽データ、あるいは、CD/DVDドライブ14にセットされた音楽CDに記録された音楽データのいずれかを、楽曲単位で再生することができる。制御部113においてHDD13とCD/DVDドライブ14のいずれかを制御して音楽データを読み込み、その音楽データを再生出力部114において音声信号に変換することにより、オーディオ装置2に音声信号が出力されて、スピーカから音楽が再生出力される。なお、このとき音楽CDの再生と並行してリッピング処理を行うこともできる。
プレイリスト登録部111には、HDD13に楽曲単位で記録されている音楽データに基づいて、再生すべき楽曲のリスト(プレイリスト)が登録されている。また、削除リスト登録部112には、削除すべき楽曲のリスト(削除リスト)が登録されている。リッピング処理によってHDD13に記録された音楽データは、最初に楽曲ごとにリスト化されてプレイリストに登録される。プレイリストに登録されることにより、その楽曲が再生出力される。不要な楽曲はユーザの操作に応じて削除リストに登録され、予め指定された期限が来たときに、削除リストに登録されている楽曲の音楽データがHDD13から削除される。なお、プレイリスト登録部111および削除リスト登録部112は、たとえばフラッシュメモリなどによって実現することができる。または、HDD13の一部を用いて実現してもよい。あるいは、プレイリストと削除リストのどちらに登録されているかを示すフラグを楽曲ごとに付与することで、実際にリストの内容を記録せずに実現することとしてもよい。これ以外にも様々な方法を用いて、プレイリスト登録部111と削除リスト登録部112の機能を実現することができる。
HDD13における音楽データの記録や、プレイリストと削除リストへの登録は、楽曲の個々の曲目(トラック)単位、または複数のトラックを組み合わせて構成されるアルバム単位のいずれで行うこともできる。すなわち、たとえば「a」という名称のトラックが「A」という名称のアルバムに含まれていたとすると、トラック「a」のみをプレイリスト(または削除リスト)に登録することもできるし、他のトラックも合わせて、アルバム「A」で登録することもできる。なお、アルバム「A」で削除リストに登録していた場合は、指定された期限が来ると、トラック「a」だけでなく、アルバム「A」に含まれる全てのトラックがHDD13から消去される。
プレイリスト登録部111において登録されているプレイリストをモニタ12に画面表示した例を図2および図3に示す。図2(a)〜(f)は、トラック単位で登録されているプレイリスト(トラックリスト)の表示例を示しており、図3(a)〜(f)は、アルバム単位で登録されているプレイリスト(アルバムリスト)の表示例を示している。
ナビゲーション装置1においてユーザからトラックリストの表示を指示されると、初めに図2(a)のような画面がモニタ12に表示される。この画面には、「トラック1」、「トラック2」、「トラック3」、「トラック4」および「トラック5」の合計5つのトラック名がリスト表示されている。なお、画面内に表示しきれないトラック名は、リストを画面下側にスクロールすることによって表示することができる。符号21に示すマークは保護対象マークであり、このマークが表示されている「トラック1」および「トラック2」は保護対象に設定されており、削除リストへの移動が制限されていることを示している。このようにして、トラックリストに登録されている楽曲の少なくとも一部については、トラックリストから削除リストへの移動が制限されている。これにより、必要な音楽データをユーザが誤って削除しないようにしている。
表示されているトラックリストの中から「トラック4」をユーザが選択すると、次に(b)に示すような画面が表示される。この画面では、選択したトラックを削除リストに追加するか否かを決定することができる。ユーザが「削除リストに追加」を選ぶと、選択している「トラック4」がトラックリストから削除リストに移動され、削除リストに登録し直される。その結果、(c)に示すように「トラック4」がトラックリストから消される。一方、「戻る」を選んだ場合は、削除リストへの移動は行われず、(a)の画面へと戻る。
また、表示されているトラックリストの中から、保護対象マーク21が表示されている「トラック2」がユーザによって選択されると、同様に(d)に示すような画面が表示される。この画面においてユーザが「削除リストに追加」を選ぶと、次に(e)に示すような画面が表示される。この画面では、保護対象に設定されている「トラック2」を削除リストに移動してもよいかを再度ユーザに確認させるためのウィンドウ枠(削除確認ウィンドウという)が表示されている。ここでユーザが「追加する」を選ぶと、「トラック1」がトラックリストから削除リストに移動され、削除リストに登録し直されて、(f)に示すように「トラック2」がトラックリストから消される。
次に、図3のアルバムリストの表示例について説明する。ナビゲーション装置1においてユーザからアルバムリストの表示を指示されると、初めに図3(a)のような画面がモニタ12に表示される。この画面には、図2(a)のトラックリストと同様に、「アルバム1」、「アルバム2」、「アルバム3」、「アルバム4」および「アルバム5」の合計5つのアルバム名がリスト表示されている。なお、「アルバム1」および「アルバム2」には、保護対象マーク21が表示されている。
表示されているアルバムリストの中からいずれかのアルバムがユーザによって選択されると、図2で説明したのと同様の処理が行われる。たとえば、「アルバム4」が選択されると(b)に示すような画面が表示され、ここでユーザが「削除リストに追加」を選ぶと、選択している「アルバム4」がアルバムリストから削除リストに移動されて、(c)に示すように「アルバム4」がアルバムリストから消される。また、削除制限マーク21が表示されている「アルバム2」が選択されると(d)に示すような画面が表示され、ここでユーザが「削除リストに追加」を選ぶと、(e)に示すような画面が表示される。この画面でユーザが「追加する」を選ぶと、「アルバム2」がアルバムリストから削除リストに移動されて、(f)に示すように「アルバム2」がアルバムリストから消される。
以上説明したようにして、プレイリストとしてトラックリストやアルバムリストが画面表示され、その中でユーザに選択されたトラックやアルバムが削除リストに移動される。
次に、削除リスト登録部112において登録されている削除リストをモニタ12に画面表示した例を図4に示す。ナビゲーション装置1においてユーザから削除リストの表示を指示されると、初めに図4(a)のような画面が表示される。この画面には、「アルバム1」、「アルバム2」および「アルバム3」と、「トラックリスト」がリスト表示されている。この中からたとえば「アルバム2」をユーザが選択すると、(b)に示すような画面が表示される。
(b)の画面において「イントロ再生」が選択されると、「アルバム2」に含まれている各楽曲の最初の一部分のみがイントロ再生される。これにより、削除リストに登録されている楽曲の内容をユーザが簡単に確認できるようにしている。なお、ここでは最初の一部分を再生する例を説明しているが、それ以外の部分、たとえばサビの一部分のみを再生するようにしてもよい。「アルバムを戻す」が選択されると、「アルバム2」が削除リストからプレイリスト(アルバムリスト)に戻されて、再びアルバムリストに登録される。「アルバム削除」が選択されると、予め指定された期限が来る前であっても「アルバム2」の音楽データがHDD13から削除される。「アルバムを戻す」または「アルバム削除」が選択された場合は、削除リストから「アルバム2」が消され、(c)のような画面が表示される。
また、(b)の画面において「詳細情報表示」が選択されると、「アルバム2」に関する詳細情報が表示される。たとえば、HDD13に音楽データが記録された年月日、アーティスト名、再生回数、最後に再生した年月日などが詳細情報として表示される。「戻る」が選択されると、(a)の画面へと戻る。
一方、(a)の画面において「トラックリスト」が選択されると、(d)に示すような画面が表示される。この画面において「イントロ再生」が選択されると、削除リストに登録されている各トラックの最初の一部分のみがイントロ再生される。「全トラックを戻す」が選択されると、登録されている全トラックが削除リストからプレイリスト(トラックリスト)に戻されて再び登録される。「全トラック削除」が選択されると、予め指定された期限が来る前であっても、登録されている全トラックの音楽データがHDD13から削除される。「戻る」が選択されると、(a)の画面へと戻る。
なお、(a)の画面において「全曲削除」と書かれたボタン22が押されると、削除リストに登録されている全楽曲の音楽データ、すなわち「アルバム1」、「アルバム2」および「アルバム3」と全てのトラックの音楽データが、指定された期限が来る前にHDD13から削除される。また「全曲を戻す」と書かれたボタン23が押されると、削除リストに登録されている上記の全楽曲が削除リストからプレイリストに戻され、プレイリストにおいて再び登録される。
(d)の画面において「トラックリスト表示」が選択されると、削除リストに登録されている各トラックがリスト表示され、(e)のような画面が表示される。ここでは、「トラック1」、「トラック2」、「トラック3」および「トラック4」がリスト表示されている例を示している。この画面においては複数のトラックをユーザが選択することが可能であり、たとえば「トラック2」および「トラック4」が選択されると、次に(f)のような画面が表示される。
(f)の画面では、(b)で説明したのと同様の処理が「トラック2」および「トラック4」について行われる。すなわち、「イントロ再生」が選択されると、「トラック2」および「トラック4」の最初の一部分のみがイントロ再生され、「トラックを戻す」が選択されると、「トラック2」および「トラック4」が削除リストからプレイリスト(トラックリスト)に戻されて再び登録される。「トラック削除」が選択されると、予め指定された期限が来る前であっても「トラック2」および「トラック4」の音楽データがHDD13から削除される。「トラックを戻す」または「トラック削除」が選択された場合は、削除リストから「トラック2」および「トラック4」が消され、(g)のような画面が表示される。また、「詳細情報表示」が選択されると、「トラック2」および「トラック4」に関する詳細情報が表示され、「戻る」が選択されると、(e)の画面へと戻る。なお、ここでは複数のトラックを同時に指定する例を示したが、1つのトラックのみを選択したときにも同様である。
なお、(e)の画面において「全トラック削除」と書かれたボタン24が押されると、削除リストに登録されている全トラックの音楽データ、すなわち「トラック1」、「トラック2」、「トラック3」および「トラック4」の音楽データが、指定された期限が来る前にHDD13から削除される。また「全トラックを戻す」と書かれたボタン25が押されると、削除リストに登録されている上記の全トラックが削除リストからプレイリストに戻され、プレイリストにおいて再び登録される。
以上説明したような処理を実行するときのフローチャートを図5および6に示す。図5は、削除リストやプレイリストを表示する際に実行されるフローチャートである。図6は、プレイリストに登録されている楽曲を再生出力すると共に、削除リストに登録されている楽曲の音楽データを予め指定された期限が来たときにHDD13から削除する際に実行されるフローチャートである。これらのフローチャートは、いずれも制御部113において実行される。以下に図5のフローチャートより先に説明する。
図5のフローチャートにおいて、ステップS1では、プレイリストと削除リストのどちらを表示するか判定する。この判定は、ユーザからの操作内容に応じて行われる。ユーザがプレイリスト、すなわち図2のトラックリストまたは図3のアルバムリストを表示することを選択した場合は、ステップS2へ進む。一方、図4の削除リストを表示することを選択した場合は、ステップS12へ進む。
ステップS2では、プレイリストを表示する。このとき、ユーザからの操作内容に応じて、トラックリストとアルバムリストのいずれかを表示する。ステップS3では、ステップS2で表示したプレイリスト(トラックリストまたはアルバムリスト)から、いずれかのアルバムまたはトラックが選択されたか否かを判定する。選択された場合は、次のステップS4へと進む。
ステップS4では、ステップS3でユーザが選択したアルバムまたはトラックを削除リストに移動するか否かを判定する。この判定は、ユーザの操作内容に応じて行われる。図2および3で説明したように、ユーザが「削除リストに追加」を選んだ場合には、選択しているアルバムまたはトラックを削除リストに移動するものと判定してステップS5へ進む。そうでない場合は、ステップS9へ進む。
ステップS5では、ステップS4において削除リストに移動すると判定されたアルバムまたはトラックが保護対象に設定されているか否かを判定する。そのアルバムまたはトラックに前述の保護対象マーク21が表示されており、保護対象に設定されている場合は、ステップS6へ進む。保護対象に設定されていない場合は、ステップS8へ進む。
ステップS6では、図2(e)および図3(e)に示したような削除確認ウィンドウを表示する。ステップS7では、ユーザによる確認がOKであるか否かを判定する。この判定は、ステップS6で表示した削除確認ウィンドウにおいて、ユーザが「追加する」と「追加しない」のいずれを選んだかによって行われる。ユーザが「追加する」を選んだ場合は、確認OKであると判定してステップS8へ進む。「追加しない」を選んだ場合は、ステップS8を実行せずにステップS18へ進む。この場合は、ステップS3で選択したアルバムまたはトラックは削除リストへ移動されない。
ステップS8では、ステップS3で選択したアルバムまたはトラックを削除リストに移動する。このとき、移動されたアルバムまたはトラックは、アルバムリストまたはトラックリストから消されて削除リストに登録し直される。ステップS8を実行したら、ステップS18へ進む。
一方、ステップS4からステップS9へ進んだ場合、ステップS9では、ステップS3でユーザが選択したアルバムまたはトラックを保護対象に設定するか否かを判定する。この判定はユーザからの操作内容に応じて行われ、ユーザが保護対象に設定する旨の操作を行った場合は、ステップS10へ進む。ステップS10では、選択しているアルバムまたはトラックを保護対象に設定し、次のステップS11では、そのアルバムまたはトラックに対して保護対象マークを表示する。ステップS11を実行したら、ステップS18へ進む。他方、ステップS9においてユーザが保護対象に設定する操作を行っていなかった場合は、ステップS10およびS11を実行せずにステップS18へ進む。
また、ステップS1からステップS12へ進んだ場合、ステップS12では、削除リストを表示する。ステップS13では、ステップS12で表示した削除リストから、いずれかのアルバムまたはトラックが選択されたか否かを判定する。選択された場合は、次のステップS14へと進む。
ステップS14では、ステップS13でユーザが選択したアルバムまたはトラックをプレイリストに復帰するか否かを判定する。この判定は、ユーザの操作内容に応じて行われる。図4で説明したように、ユーザが「アルバムを戻す」または「トラックを戻す」を選んだ場合には、選択しているアルバムまたはトラックをアルバムリストまたはトラックリストに復帰するものと判定して、ステップS15へと進む。そうでない場合は、ステップS16へ進む。
ステップS15では、ステップS14でプレイリストに復帰すると判定されたアルバムまたはトラックをプレイリストに移動する。このとき、移動されたアルバムまたはトラックは、削除リストから消されてアルバムリストまたはトラックリストに登録し直される。ステップS15を実行したら、ステップS18へ進む。
一方、ステップS14からステップS16へ進んだ場合、ステップS16では、ステップS13でユーザが選択したアルバムまたはトラックのイントロ再生を開始するか否かを判定する。この判定はユーザからの操作内容に応じて行われる。図4で説明したように、ユーザが「イントロ再生」を選んだ場合には、選択しているアルバムまたはトラックのイントロ再生を開始するものと判定してステップS17へ進む。しかし、ステップS16においてユーザが「イントロ再生」を選ばなかった場合は、ステップS17を実行せずにステップS18へ進む。
ステップS17では、選択しているアルバムまたはトラックの音楽データの一部を制御部113から再生出力部114に出力することにより、そのアルバムまたはトラックのイントロ部分を再生出力する。なお、アルバムである場合には、前述したようにそのアルバムに含まれる各楽曲のイントロ部分を順次再生出力していく。ステップS17を実行したら、ステップS18へ進む。
ステップS18では、表示しているプレイリスト(トラックリスト、アルバムリスト)または削除リストの表示を終了するか否かを判定する。この判定はユーザの操作内容に応じて行われ、表示を終了することをユーザが選択した場合は、図5のフローチャートを終了する。そうでない場合はステップS1へ戻り、上記に説明したような処理を繰り返す。以上説明したようにして、削除リストやプレイリストを表示する。
次に図6のフローチャートについて説明する。ステップS20では、プレイリストの再生を行い、その時点でプレイリストに登録されているアルバムおよびトラックの各楽曲を再生出力する。ステップS21では、削除リストの消去期限になったか否かを判定する。この消去期限は予めユーザが指定することができ、たとえば毎月1日、毎週月曜日などを指定することができる。あるいは削除リストに登録した日時を楽曲ごとに記録しておき、そこから所定期間が経過したときに削除するようにしてもよい。消去期限になった場合はステップS22へ進み、そうでない場合はステップS20へ戻る。
ステップS22では、その時点で削除リストに登録されているアルバムおよびトラックの音楽データをHDD13から消去することにより、不要な楽曲を削除する。このようにして、予め指定された期限が来たときに、削除リストに登録されている楽曲の音楽データをHDD13から削除する。ステップS22を実行したら、ステップS20へ戻る。以上説明したようにして、プレイリストに登録されている楽曲を再生出力するとともに、削除リストに登録されている楽曲の音楽データを予め指定された期限でHDD13から削除する。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)HDD13にアルバムやトラックなどの楽曲単位で音楽データを記録し、この音楽データに基づいて、再生すべきアルバムとトラックのプレイリストをプレイリスト登録部111において登録すると共に、削除すべきアルバムとトラックの削除リストを削除リスト登録部112において登録する。そして、予め指定された期限が来たときに(ステップS21)、削除リストに登録されているアルバムとトラックの音楽データをHDD13から削除する(ステップS22)。また、プレイリストに登録されているアルバムとトラックを再生出力する(ステップS20)と共に、削除リストに登録されているアルバムとトラックについては、イントロ部分を再生出力することにより(ステップS17)、その一部分のみを再生出力することとした。このようにしたので、HDDから音楽データが削除される前に、その音楽データの内容をユーザが簡単に判断することができる。
(2)プレイリストに登録されているアルバムまたはトラックのいずれかをユーザの操作に応じて選択し(ステップS3)、選択されたアルバムまたはトラックをプレイリストから削除リストへ移動して登録し直す(ステップS8)。このとき、プレイリストに登録されているアルバムまたはトラックの少なくとも一部については、保護対象に設定することにより削除リストへの移動を制限する(ステップS10)と共に、そのことを示す保護表示マークを、プレイリストと共にモニタ12に画面表示する(ステップS11)こととした。このようにしたので、必要な音楽データをユーザが誤って削除しないようにすることができる。
−第2の実施の形態−
本発明の上記とは別の実施形態について説明する。本実施の形態では、削除リストに登録されている楽曲のうち、アルバム単位で登録されている楽曲については、上記の第1の実施の形態と同様に各楽曲のイントロ部分のみを生成出力する。しかし、削除リストにトラック単位で登録されている楽曲については、その楽曲の全体をフル再生出力する。これにより、アルバムとトラックで楽曲の確認方法を変化させ、ユーザが確認しやすくしている。
本実施形態で削除リスト登録部112において登録されている削除リストをモニタ12に画面表示した例を図7に示す。ナビゲーション装置1においてユーザから削除リストの表示を指示されると、初めに図7(a)のような画面が表示される。この画面には、「アルバム1」、「アルバム2」および「アルバム3」と、「トラック1」および「トラック2」とがリスト表示されている。この中からアルバムのいずれか、たとえば「アルバム2」をユーザが選択すると、図4と同様の(b)に示すような画面が表示される。
(b)の画面において「イントロ再生」が選択されると、第1の実施の形態と同様に、「アルバム2」に含まれている各楽曲の最初の一部分のみがイントロ再生される。これにより、削除リストに登録されている楽曲の内容をユーザが簡単に確認できるようにしている。なお、ここでは最初の一部分を再生する例を説明しているが、それ以外の部分、たとえばサビの一部分のみを再生するようにしてもよい。「アルバムを戻す」が選択されると、「アルバム2」が削除リストからプレイリスト(アルバムリスト)に戻されて、再びアルバムリストに登録される。「アルバム削除」が選択されると、予め指定された期限が来る前であっても「アルバム2」の音楽データがHDD13から削除される。「アルバムを戻す」または「アルバム削除」が選択された場合は、削除リストから「アルバム2」が消され、(c)のような画面が表示される。
また、(b)の画面において「詳細情報表示」が選択されると、「アルバム2」に関する詳細情報が表示される。たとえば、HDD13に音楽データが記録された年月日、アーティスト名、再生回数、最後に再生した年月日などが詳細情報として表示される。「戻る」が選択されると、(a)の画面へと戻る。
一方、(a)の画面においてトラックのいずれか、たとえば「トラック1」が選択されると、(d)に示すような画面が表示される。この画面において「再生」が選択されると、「トラック1」の楽曲の全部分がフル再生される。「トラックを戻す」が選択されると、「トラック1」が削除リストからプレイリスト(トラックリスト)に戻されて再び登録される。「トラック削除」が選択されると、予め指定された期限が来る前であっても、「トラック1」の音楽データがHDD13から削除される。「トラックを戻す」または「トラック削除」が選択された場合は、削除リストから「トラック1」が消され、(e)のような画面が表示される。
また、(d)の画面において「詳細情報表示」が選択されると、「トラック2」に関する詳細情報として、前述したアルバム2の詳細情報と同様の情報が表示される。「戻る」が選択されると、(a)の画面へと戻る。
なお、(a)〜(e)の各画面において「全曲削除」と書かれたボタン22が押されると、その時点で削除リストに登録されている全楽曲の音楽データが、指定された期限が来る前にHDD13から削除される。また「全曲を戻す」と書かれたボタン23が押されると、その時点で削除リストに登録されている全楽曲が削除リストからプレイリストに戻され、プレイリストにおいて再び登録される。
以上説明したような処理を実行するときのフローチャートを図8、9および10に示す。図8および9は、削除リストやプレイリストを表示する際に実行されるフローチャートである。図10は、プレイリストに登録されている楽曲を再生出力すると共に、削除リストに登録されている楽曲の音楽データを予め指定された期限が来たときにHDD13から削除する際に実行されるフローチャートである。これらのフローチャートにおいて、図5および6に示す第1の実施の形態と同じ内容の処理ステップについては、同一のステップ番号としている。なお、これらのフローチャートは、いずれも制御部113において実行される。以下に図8および9のフローチャートより先に説明する。
図8のステップS1〜S11およびS18と、図9のステップS12〜S15では、第1の実施の形態と同じ処理を実行する。すなわち、図8のステップS1では、プレイリストと削除リストのどちらを表示するか判定する。この判定は、ユーザからの操作内容に応じて行われる。ユーザがプレイリスト、すなわち図2のトラックリストまたは図3のアルバムリストを表示することを選択した場合は、ステップS2へ進む。一方、図7の削除リストを表示することを選択した場合は、図9のステップS12へ進む。
ステップS2では、プレイリストを表示する。このとき、ユーザからの操作内容に応じて、トラックリストとアルバムリストのいずれかを表示する。ステップS3では、ステップS2で表示したプレイリスト(トラックリストまたはアルバムリスト)から、いずれかのアルバムまたはトラックが選択されたか否かを判定する。選択された場合は、次のステップS4へと進む。
ステップS4では、ステップS3でユーザが選択したアルバムまたはトラックを削除リストに移動するか否かを判定する。この判定は、ユーザの操作内容に応じて行われる。図2および3で説明したように、ユーザが「削除リストに追加」を選んだ場合には、選択しているアルバムまたはトラックを削除リストに移動するものと判定してステップS5へ進む。そうでない場合は、ステップS9へ進む。
ステップS5では、ステップS4において削除リストに移動すると判定されたアルバムまたはトラックが保護対象に設定されているか否かを判定する。そのアルバムまたはトラックに前述の保護対象マーク21が表示されており、保護対象に設定されている場合は、ステップS6へ進む。保護対象に設定されていない場合は、ステップS8へ進む。
ステップS6では、図2(e)および図3(e)に示したような削除確認ウィンドウを表示する。ステップS7では、ユーザによる確認がOKであるか否かを判定する。この判定は、ステップS6で表示した削除確認ウィンドウにおいて、ユーザが「追加する」と「追加しない」のいずれを選んだかによって行われる。ユーザが「追加する」を選んだ場合は、確認OKであると判定してステップS8へ進む。「追加しない」を選んだ場合は、ステップS8を実行せずにステップS18へ進む。この場合は、ステップS3で選択したアルバムまたはトラックは削除リストへ移動されない。
ステップS8では、ステップS3で選択したアルバムまたはトラックを削除リストに移動する。このとき、移動されたアルバムまたはトラックは、アルバムリストまたはトラックリストから消されて削除リストに登録し直される。ステップS8を実行したら、ステップS18へ進む。
一方、ステップS4からステップS9へ進んだ場合、ステップS9では、ステップS3でユーザが選択したアルバムまたはトラックを保護対象に設定するか否かを判定する。この判定はユーザからの操作内容に応じて行われ、ユーザが保護対象に設定する旨の操作を行った場合は、ステップS10へ進む。ステップS10では、選択しているアルバムまたはトラックを保護対象に設定し、次のステップS11では、そのアルバムまたはトラックに対して保護対象マークを表示する。ステップS11を実行したら、ステップS18へ進む。他方、ステップS9においてユーザが保護対象に設定する操作を行っていなかった場合は、ステップS10およびS11を実行せずにステップS18へ進む。
また、ステップS1から図9のステップS12へ進んだ場合、ステップS12では、削除リストを表示する。ステップS13では、ステップS12で表示した削除リストから、いずれかのアルバムまたはトラックが選択されたか否かを判定する。選択された場合は、次のステップS14へと進む。
ステップS14では、ステップS13でユーザが選択したアルバムまたはトラックをプレイリストに復帰するか否かを判定する。この判定は、ユーザの操作内容に応じて行われる。図7で説明したように、ユーザが「アルバムを戻す」または「トラックを戻す」を選んだ場合には、選択しているアルバムまたはトラックをアルバムリストまたはトラックリストに復帰するものと判定して、ステップS15へと進む。そうでない場合は、ステップS15Aへ進む。
ステップS15では、ステップS14でプレイリストに復帰すると判定されたアルバムまたはトラックをプレイリストに移動する。このとき、移動されたアルバムまたはトラックは、削除リストから消されてアルバムリストまたはトラックリストに登録し直される。ステップS15を実行したら、図8のステップS18へ進む。
一方、ステップS14からステップS15Aへ進んだ場合、ステップS15Aでは、ユーザがステップS13でアルバムとトラックのどちらを選択したかを判定する。ユーザがアルバムを選択している場合はステップS16Aへ進み、トラックを選択している場合はステップS16Bへ進む。
ステップS16Aへ進んだ場合、ステップS16Aでは、ステップS13でユーザが選択したアルバムのイントロ再生を開始するか否かを判定する。この判定はユーザからの操作内容に応じて行われる。図7で説明したように、ユーザが「イントロ再生」を選んだ場合には、選択しているアルバムのイントロ再生を開始するものと判定してステップS17Aへ進む。しかし、ステップS16Aにおいてユーザが「イントロ再生」を選ばなかった場合は、ステップS17Aを実行せずに図8のステップS18へ進む。
ステップS17Aでは、選択しているアルバムに含まれている各トラックの音楽データの一部をそれぞれ制御部113から再生出力部114に順に出力することにより、そのアルバムの各トラックのイントロ部分を順次再生出力する。ステップS17Aを実行したら、図8のステップS18へ進む。
一方、ステップS16Bへ進んだ場合、ステップS16Bでは、ステップS13でユーザが選択したトラックの再生を開始するか否かを判定する。この判定もステップS16Aと同様に、ユーザからの操作内容に応じて行われる。図7で説明したように、ユーザが「再生」を選んだ場合には、選択しているトラックの再生を開始するものと判定してステップS17Bへ進む。しかし、ステップS17Aにおいてユーザが「再生」を選ばなかった場合は、ステップS17Bを実行せずに図8のステップS18へ進む。
ステップS17Bでは、選択しているトラックの音楽データを制御部113から再生出力部114に出力することにより、そのトラックを再生出力する。なお、この場合はステップS17Aにおけるイントロ再生とは異なり、そのトラックの全部分がフル再生される。ステップS17Bを実行したら、図8のステップS18へ進む。
図8のステップS18では、表示しているプレイリスト(トラックリスト、アルバムリスト)または削除リストの表示を終了するか否かを判定する。この判定はユーザの操作内容に応じて行われ、表示を終了することをユーザが選択した場合は、図8および9のフローチャートを終了する。そうでない場合はステップS1へ戻り、上記に説明したような処理を繰り返す。以上説明したようにして、削除リストやプレイリストを表示する。
次に図10のフローチャートについて説明する。このフローチャートでは、第1の実施の形態と同じ処理を実行する。すなわち、ステップS20では、プレイリストの再生を行い、その時点でプレイリストに登録されているアルバムおよびトラックの各楽曲を再生出力する。ステップS21では、削除リストの消去期限になったか否かを判定する。この消去期限は予めユーザが指定することができ、たとえば毎月1日、毎週月曜日などを指定することができる。あるいは削除リストに登録した日時を楽曲ごとに記録しておき、そこから所定期間が経過したときに削除するようにしてもよい。消去期限になった場合はステップS22へ進み、そうでない場合はステップS20へ戻る。
ステップS22では、その時点で削除リストに登録されているアルバムおよびトラックの音楽データをHDD13から消去することにより、不要な楽曲を削除する。このようにして、予め指定された期限が来たときに、削除リストに登録されている楽曲の音楽データをHDD13から削除する。ステップS22を実行したら、ステップS20へ戻る。以上説明したようにして、プレイリストに登録されている楽曲を再生出力するとともに、削除リストに登録されている楽曲の音楽データを予め指定された期限でHDD13から削除する。
以上説明した第2の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)HDD13にアルバムやトラックなどの楽曲単位で音楽データを記録し、この音楽データに基づいて、削除すべきアルバムとトラックの削除リストをアルバム単位またはトラック単位で削除リスト登録部112において登録する。そして、予め指定された期限が来たときに(ステップS21)、削除リストに登録されているアルバムとトラックの音楽データをHDD13から削除する(ステップS22)。また、削除リストにアルバム単位で登録されている楽曲については、イントロ部分を再生出力することにより(ステップS17A)その各楽曲の一部分のみをそれぞれ再生出力し、削除リストにトラック単位で登録されている楽曲については、フル再生出力することにより(ステップS17B)その各楽曲の全部分をそれぞれ再生出力することとした。このようにしたので、HDDから音楽データが削除される前に、その音楽データの内容をユーザが簡単に判断することができる。
なお、以上説明した実施の形態では、音楽CDより音楽データを読み取ってHDDへ書き込む例について説明したが、一般の市販音楽CDに限らず、音楽データが記録されたCD−R、MD、DVD、あるいは各種メモリカード類など、様々な記録メディアより音楽データを読み取ることができる。さらに、ラジオやテレビからのアナログ音声信号を取り込み、アナログ・デジタル変換を行ってデータ化した後にHDDへ書き込むようにしてもよい。
以上説明した各実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されない。
上記の実施の形態では、記録手段をHDD13、リスト登録手段および削除リスト登録手段を削除リスト登録部112によってそれぞれ実現し、その他の各手段を制御部113における処理ステップによって実現している。具体的には、削除手段をステップS22、第1の再生出力手段をステップS20、第2の再生出力手段をステップS17、選択手段をステップS3、登録移動手段をステップS8、移動制限手段をステップS10、表示制御手段をステップS11によってそれぞれ実現している。また、イントロ再生出力手段をステップS17A、フル再生出力手段をステップS17Bによってそれぞれ実現している。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係には何ら限定も拘束もされない。
本発明の一実施形態による音楽データ記録再生機能付き車載ナビゲーション装置の構成を示す図である。 トラックリストの表示例を示す図である。 アルバムリストの表示例を示す図である。 削除リストの表示例を示す図である。 削除リストやプレイリストを表示する際に実行されるフローチャートである。 プレイリストに登録されている楽曲を再生出力すると共に、削除リストに登録されている楽曲の音楽データを予め指定された期限が来たときにHDDから削除する際に実行されるフローチャートである。 第2の実施の形態における削除リストの表示例を示す図である。 第2の実施の形態において削除リストやプレイリストを表示する際に実行されるフローチャートの一部である。 同じく第2の実施の形態において削除リストやプレイリストを表示する際に実行されるフローチャートの一部である。 第2の実施の形態においてプレイリストに登録されている楽曲を再生出力すると共に、削除リストに登録されている楽曲の音楽データを予め指定された期限が来たときにHDDから削除する際に実行されるフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 オーディオ装置
10 ナビゲーション部
11 音楽データ記録再生部
12 モニタ
13 HDD
14 CD/DVDドライブ
101 演算処理部
102 現在地検出部
103 入力操作部
111 プレイリスト登録部
112 削除リスト登録部
113 制御部
114 再生出力部

Claims (3)

  1. 楽曲単位で音楽データを記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録されている音楽データに基づいて、再生すべき楽曲のリスト(プレイリスト)と、削除すべき楽曲のリスト(削除リスト)とを登録するリスト登録手段と、
    予め指定された期限が来たときに前記削除リストに登録されている楽曲の音楽データを前記記録手段から削除する削除手段と、
    前記プレイリストに登録されている楽曲を再生出力する第1の再生出力手段と、
    前記削除リストに登録されている楽曲の一部分のみを再生出力する第2の再生出力手段とを備えることを特徴とする車載情報端末。
  2. 請求項1の車載情報端末において、
    前記プレイリストに登録されている楽曲のいずれかをユーザの操作に応じて選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された楽曲を前記プレイリストから前記削除リストへ移動して登録し直す登録移動手段と、
    前記プレイリストに登録されている楽曲の少なくとも一部について、前記登録移動手段による削除リストへの移動を制限する移動制限手段と、
    前記移動制限手段によってその楽曲が削除リストへの移動を制限されていることを示す表示形態を、前記プレイリストと共にモニタに画面表示する表示制御手段とをさらに備えることを特徴とする車載情報端末。
  3. 各楽曲に特定のトラック名またはアルバム名のいずれか少なくとも一つを関連付けて、楽曲単位で音楽データを記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録されている音楽データに基づいて、削除すべき楽曲のリスト(削除リスト)をアルバム単位またはトラック単位で登録する削除リスト登録手段と、
    予め指定された期限が来たときに前記削除リストに登録されている楽曲の音楽データを前記記録手段から削除する削除手段と、
    前記削除リストにアルバム単位で登録されている各楽曲の一部分のみをそれぞれ再生出力するイントロ再生出力手段と、
    前記削除リストにトラック単位で登録されている各楽曲の全部分をそれぞれ再生出力するフル再生出力手段とを備えることを特徴とする車載情報端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008226403A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Kenwood Corp 記録装置、プログラム、及び記録方法
JP2008282488A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Kenwood Corp コンテンツ処理装置、方法及びプログラム

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