JP2006236451A - 符号復号化回路、符号復号化方法およびデータ記録再生装置 - Google Patents

符号復号化回路、符号復号化方法およびデータ記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 編集処理時におけるメモリへのアクセス回数を大幅に低減させ、これにより編集処理の迅速化を飛躍的に向上させる。
【解決手段】 編集処理開始の要求があると、まず、ディスクからメモリ101上に編集対象セクタを含むECCブロックが読み出される。次に、メモリ101上のデータに対しPI方向およびPO方向のECCデコード処理が行われる(図4a)。さらに、デスクランブル処理と、EDCを用いた誤り検出処理が行われる(図4b)。しかる後、編集対象セクタのアドレスが指定され、対応セクタに編集済みデータが上書きされる(図4c)。そして、再構成されたECCブロックに対して、まず、PO符号が付加されメモリ101に格納される(図4d)。その後、1ラインずつデータを読み出しながら、各ラインのデータにPI符号を付加して、順次、変調回路200に出力する(図4e)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、符号復号化回路、符号復号化方法およびデータ記録再生装置に関し、特に、記録済みデータを編集する際に用いて好適なものである。
デジタルデータを記録メディアに記録する場合、通常、記録データに誤り訂正符号が付加された状態で記録が行われる。たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)にデジタルデータを記録する場合には、1ECCブロック分のデータに誤り訂正符号が付加される。かかる誤り訂正符号は、積符号を利用したものとなっている。メモリ上に展開された1ECCブロック分のデータに対し、行方向(PI方向)および列方向(PO方向)に誤り訂正符号が付加される。
図7に、誤り訂正符号が付加された1ECCブロック分のデータの構成を示す。図示の如く、1ECCブロック分のデータは、208行×181列のデータ単位から構成されている。192行目〜208行目と、172列目〜181列目には、それぞれPO符号とPI符号が付加される。このうち、PI符号は各行のデータに対して付加され、PO符号は各列のデータに対して付加される。すなわち、各行のデータに対しPI符号が演算され、また、各列のデータに対しPO符号が演算される。演算されたPI符号、PO符号はそれぞれ、対応するデータに付加されるようにしてメモリ上に格納される。
図8に、ECCブロックを扱う符号復号化回路100の構成例(従来例)を示す。
図において、101はSDRAM等によって構成されるメモリ、102はホストからメモリ101に書き込まれた1ECCブロック分のデータに対し誤り検出符号を演算・付加するEDCエンコード演算回路、103は誤り訂正符号が付加されたデータにスクランブル処理を施すスクランブル演算回路、104はスクランブル処理されたデータに対しPI方向(行方向)の誤り訂正符号を演算・付加するECCエンコードPI演算回路、105はスクランブル処理されたデータに対しPO方向(列方向)の誤り訂正符号を演算・付加するECCエンコードPO演算回路である。
106はディスクからメモリ101に読み出された1ECCブロック分のデータに対しPI方向(行方向)の誤り訂正処理を施すECCデコードPI演算回路、107はPI方向(行方向)の誤り訂正処理が施された1ECCブロック分のデータに対しPO方向(列方向)の誤り訂正処理を施すECCデコードPO演算回路、108はPI、PO方向のECCデコード処理が施されたデータにデスクランブル処理を施すデスクランブル演算回路、109はデスクランブル処理が施されたデータに対し誤り検出符号を用いて誤り検出処理を施すEDCデコード演算回路である。
データ記録時には、まず、1ECCブロック分のデータがホストからメモリ101に書き込まれた後(図9(a)参照)、EDCエンコード演算回路102によって1セクタ分のデータが読み出される。さらに、セクタIDを含むヘッダが付加された後、誤り検出符号(EDC)が演算され各セクタに付加される(図9(b)参照)。そして、EDCが付加された各セクタのデータに対し、ヘッダに続くデータから所定データ単位ずつ順番に、セクタIDを用いてスクランブル処理が施され(図9(c)参照)、処理後の1セクタ分のデータがメモリ101に書き戻される。
しかる後、メモリ101からECCエンコードPI演算回路104に1ラインずつデータが読み出され、ライン毎にPI符号が演算される。得られたPI符号は、対応するデータに付加されてメモリ101に書き込まれる(図9(d)参照)。そして、全ラインについてPI符号の演算・付加が終了すると、次に、ECCエンコードPO演算回路105に1列ずつデータが読み出され、列毎にPO符号が演算される。得られたPO符号は、対応するデータに付加されてメモリ101に書き込まれる(図9(e)参照)。これにより、メモリ101上に、図7に示すECCブロックが構成される。
しかして、ECCブロックが構成されると、ライン毎にデータが読み出され、変調回路200に出力される(図9(f)参照)。変調回路200は、入力されたデータに所定の変調処理を施して記録信号を生成する。かかる記録信号は、光ピックアップ300によって、ディスク上に順次記録される。
データ再生時には、上記とは逆の処理が行われる。すなわち、光ピックアップ300によって読み出された信号が復調回路400にて順次復調され、1ECCブロック分のデータがメモリ101上に展開される。そして、メモリ101上のデータが1ラインずつ順次ECCデコードPI演算回路106に読み出され、PI符号を用いた誤り訂正処理(PI方向)が行われる。誤り訂正されたデータはメモリ101に書き戻される。さらに、メモリ101上のデータが1列ずつ順次ECCデコードPO演算回路107に読み出され、PO符号を用いた誤り訂正処理(PO方向)が行われる。誤り訂正されたデータはメモリ101に書き戻される。
しかる後、メモリ101上のデータが各セクタの先頭から、デスクランブル演算回路108に読み出される。デスクランブル演算回路108は、ヘッダに続くデータから所定データ単位ずつ順番に、セクタIDを用いてデスクランブル処理を行い、デスクランブル後のデータを順次EDCデコード演算回路109に出力する。EDCデコード演算回路109は、デスクランブル後のデータに対し、EDCを用いた誤り検出処理を行う。
かかる誤り検出処理にて1ECCブロック分の全データに誤りが検出されなければ、ヘッダとEDCを除いたデータ(ユーザデータ)が順次出力される。誤りが検出されれば、当該ECCブロックのデータが再度ディスクから読み出され、上記と同様の処理が再度実行される。
ところで、かかる符号復号化回路においては、上述の記録または再生処理の他、記録済みデータを編集するための処理が行われる場合がある。かかる編集処理は、通常、セクタ単位で行われる。
図10に、編集時の処理フローを示す。ホスト側から編集処理開始の要求が入力されると、まず、ディスクからメモリ101上に編集対象セクタを含むECCブロックが読み出される。次いで、上記再生処理時と同様、メモリ101上のデータに対しPI方向およびPO方向のECCデコード処理が行われ(同図(a)参照)、さらに、デスクランブル処理と、EDCを用いた誤り検出処理が行われる(同図(b)参照)。かかる誤り検出処理にて1ECCブロック分の全てのデータに誤りが検出されなければ、デスクランブル処理後のセクタデータからヘッダとEDCを除いたデータ(ユーザデータ)がメモリ101上の別領域に展開される(同図(c)参照)。誤りが検出されれば、当該ECCブロックのデータが再度ディスクから読み出され、同様の処理が実行される。
しかる後、編集対象のセクタに対してホスト側から編集済みデータが上書きされる。そして、上書き後の1ECCブロック分のデータ(ユーザデータ)に対し、上記記録処理と同様にして、ヘッダおよびEDCの付加、スクランブル処理、PI符号およびPO符号の付加がなされる。その後、当該ECCブロックの記録タイミングにおいて、1ラインずつ順番にデータが復調回路200に読み出される。これにより、編集後のデータがディスク上に書き戻される。
なお、以下の特許文献1には、1ECCブロックに満たないセクタ数のデータをディスクに追記録する際の処理が記載されている。この処理では、まず、追加記録位置のデータ(1ECCブロック分)がリードされる。次いで、1ECCブロック分のデータのうち対応セクタのデータが追記録後のデータに置き換えられる。その後、PI符号およびPO符号が新たに生成・付加される。そして、新たにPI符号およびPO符号が付加された1ECCブロック分のデータがディスクにライトされる。
特開平10−64191号公報
しかし、上記図10に示す編集処理においては、デスクランブル処理後のデータからヘッダとEDCを除いたデータ(ユーザデータ)がメモリ上の別領域に展開されるため、編集処理時におけるメモリへのアクセス回数が膨大となる。このため、編集処理の迅速化が損なわれるとの問題が生じる。また、ユーザデータ展開用の領域をメモリ上に設定する必要があるため、大きなメモリ容量が必要となるとの問題も生じる。
なお、上記特許文献1には、ディスクに対するリード/ライトタイミングの設定方法についての記載はあるが、リード/ライト時にどのようにメモリ上にデータを展開するかについては記載されていない。
そこで、本発明は、編集処理時におけるメモリへのアクセス回数を大幅に低減させ、これにより編集処理の迅速化を飛躍的に向上させ得るようにすることを課題とする。加えて、メモリ容量を小さく抑えても、かかる効果を効率的に発揮し得るようにすることを課題とする。
上記課題を解決すべく本発明は、以下の特徴を有する。
請求項1の発明は、符号復号化回路において、メモリ上に展開された所定単位のデータに対し誤り訂正処理を行うECCデコード部と、前記ECCデコード部によってデコードされたデータにデスクランブル処理を施すデスクランブル演算部と、デスクランブル処理されたデータに対し誤り検出符号を用いて誤り検出を行うEDCデコード部と、誤り訂正されたデータのうち編集対象となるデータの格納アドレスをメモリ上において特定するアドレス特定部と、入力されたデータに誤り検出符号を付加するEDCエンコード部と、誤り検出符号が付加されたデータにスクランブル処理を施すスクランブル演算部と、スクランブル処理後のデータを前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに格納するメモリ格納部と、前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに前記スクランブル処理後のデータが格納された前記所定単位のデータに対して誤り訂正符号を付加するECCエンコード部とを有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の符号復号化回路において、前記ECCエンコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正符号を演算するPIエンコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正符号を演算するPOエンコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POエンコード部にて列方向に誤り訂正符号を演算して前記メモリに格納し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIエンコード部にて誤り訂正符号を演算し、これを当該ライン方向のデータに付加して後段回路に出力する。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の符号復号化回路において、前記ECCデコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正を行うPIデコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正を行うPOデコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POデコード部にて列方向に誤り訂正を行って前記メモリに書き戻し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIデコード部にて誤り訂正を行ってメモリに書き戻し、これとともに、誤り訂正後のライン方向のデータを前記デスクランブル演算部に順次出力する。
請求項4の発明は、符号復号化方法において、ブロックデータをECCデコードしてメモリ上に展開する処理と、編集対象データの格納アドレスをメモリ上において特定する処理、特定されたメモリ上のアドレスに編集済みデータを格納する処理、編集済みデータが格納された前記ブロックにECCエンコードを施す処理とを有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の符号復号化方法において、前記ECCエンコード処理は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正符号を演算するPIエンコード処理と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正符号を演算するPOエンコード処理を含み、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POエンコード処理にて列方向に誤り訂正符号を演算して前記メモリに格納し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIエンコード処理を行って誤り訂正符号を演算し、これを当該ライン方向のデータに付加して順次出力する。
請求項6の発明は、請求項4または5に記載の符号復号化方法において、前記ECCデコード処理は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正を行うPIデコード処理と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正を行うPOデコード処理を含み、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POデコード処理にて列方向に誤り訂正を行って前記メモリに書き戻し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出して前記PIデコード処理を行い、これにより訂正したデータをメモリに書き戻し、さらに、訂正後のライン方向のデータにEDC処理を実行する。
請求項7の発明は、記録データを符号化して記録媒体に記録するとともに記録媒体から読み出したデータを復号して再生データを生成出力する符号復号化回路を有するデータ記録再生装置において、前記符号復号化回路は、メモリ上に展開された所定単位のデータに対し誤り訂正処理を行うECCデコード部と、前記ECCデコード部によってデコードされたデータにデスクランブル処理を施すデスクランブル演算部と、デスクランブル処理されたデータに対し誤り検出符号を用いて誤り検出を行うEDCデコード部と、誤り訂正されたデータのうち編集対象となるデータの格納アドレスをメモリ上において特定するアドレス特定部と、入力されたデータに誤り検出符号を付加するEDCエンコード部と、誤り検出符号が付加されたデータにスクランブル処理を施すスクランブル演算部と、スクランブル処理後のデータを前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに格納するメモリ格納部と、前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに前記スクランブル処理後のデータが格納された前記所定単位のデータに対して誤り訂正符号を付加するECCエンコード部を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載のデータ記録再生装置において、前記ECCエンコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正符号を演算するPIエンコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正符号を演算するPOエンコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POエンコード部にて列方向に誤り訂正符号を演算して前記メモリに格納し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIエンコード部にて誤り訂正符号を演算し、これを当該ライン方向のデータに付加して書き込み手段に出力する。
請求項9の発明は、請求項7または8に記載のデータ記録再生装置において、前記ECCデコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正を行うPIデコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正を行うPOデコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POデコード部にて列方向に誤り訂正を行って前記メモリに書き戻し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIデコード部にて誤り訂正を行ってメモリに書き戻し、これとともに、誤り訂正後のライン方向のデータを前記デスクランブル演算部に出力する。
なお、上記請求項におけるECCデコード部は実施の形態においてECCデコードPI演算回路106、130およびECCデコードPO演算回路107として具体化されている。また、上記請求項におけるデスクランブル処理部は実施の形態においてデスクランブル演算回路108、131として具体化されている。また、上記請求項におけるEDCデコード部は実施の形態においてEDCデコード演算回路109、132として具体化されている。また、上記請求項におけるアドレス特定部は実施の形態において書込アドレス制御回路112として具体化されている。また、上記請求項におけるEDCエンコード部は実施の形態においてEDCエンコード演算回路110として具体化されている。また、上記請求項におけるメモリ格納部は実施の形態において書込アドレス制御回路112として具体化されている。また、上記請求項におけるECCエンコード部は実施の形態においてECCエンコードPI演算回路120およびECCエンコードPO演算回路105として具体化されている。
本発明によれば、メモリ上に展開された所定単位のデータの内の編集対象のデータを編集済みデータに直接書き換えるものであるから、上記従来例のようにデスクランブル後のデータをメモリ上の別領域に格納する場合に比べ、メモリに対するアクセス回数を大幅に低減させることができる。よって、編集処理の迅速化を図ることができる。加えて、本発明によれば、デスクランブル後のデータを格納するためのメモリ領域を確保する必要がないから、上記従来例に比べ、メモリ容量を小さくすることができる。
また、請求項2、5および8の発明によれば、編集処理時の書き込み処理において、まず、編集済みECCブロックに列方向の誤り訂正符号(PO符号)を付加し、その後、1ラインずつデータを読み出しながら各ラインデータにライン方向の誤り訂正符号(PI符号)を付加し、これをメモリに書き戻すことなくそのまま変調回路等の後段回路に出力するようにしたことから、PI符号の付加の際におけるメモリへのアクセス頻度を、PI符号をメモリに書き戻さない分だけ抑制することができる。よって、編集処理時におけるメモリへのアクセス回数をさらに低減することができ、もって、編集処理の迅速化をより一層図ることができる。
さらに、請求項3、6および9の発明によれば、ライン方向の誤り訂正が行われたデータがPIデコード部から直接、デスクランブル部に入力されるため、メモリに対するデスクランブル部のアクセスを省略することができる。よって、上記従来例の場合に比べ、さらにメモリへのアクセス回数を低減させることができ、編集処理の迅速化をさらに図ることができる。
本発明の特徴ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。なお、本実施の形態は、DVDに対してデジタルデータを記録再生するデータ記録再生装置に本発明を適用した場合の構成例を示すものである。
図1に、実施の形態に係るデータ記録再生装置の構成を示す。なお、図8に示す構成と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図示の如く、本実施の形態では、図8に示す構成に比べ、EDCエンコード演算回路110、スクランブル演算算回路111、書込アドレス制御回路112およびECCエンコードPI演算回路120の構成が相違している。
ホストから供給される記録データは、EDCエンコード演算回路110に入力される。EDCエンコード演算回路110は、1ECCブロック分のデータが入力されると、セクタIDを含むヘッダをセクタ毎に付加する。さらに、誤り検出符号(EDC)をセクタ毎に演算・付加してスクランブル演算回路111に出力する。スクランブル演算回路111は、EDCエンコード演算回路110から入力された1ECCブロック分のデータに対し、先に従来例の構成にて説明した如く、セクタIDを用いてセクタ毎にスクランブル処理を施す。そして、スクランブル処理後のセクタデータを、順次、書き込みアドレス制御回路112に出力する。書き込みアドレス制御回路112は、スクランブル演算回路111から入力されたセクタデータの書き込みアドレスを特定し、メモリ101上、特定したアドレスにセクタデータを書き込む。
以下、データ記録時およびデータ編集時における処理について説明する。なお、データ再生時の処理は、先に従来例として示した処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
データ記録時において、ホストから1セクタ分のデータがEDCエンコード演算回路110に入力されると、当該データに対しセクタID等を含むヘッダが付加された後、誤り検出符号(EDC)の演算がなされる。ここで算出されたEDCはセクタデータに付加されてスクランブル演算回路111に入力される。スクランブル演算回路111は、入力されたセクタデータにセクタIDを用いたスクランブル処理を施す。そして、スクランブル処理後のセクタデータを、順次、書き込みアドレス制御回路112に出力する。書き込みアドレス制御回路112は、スクランブル演算回路111から入力されたセクタデータがECCブロック内の対応セクタに格納されるようメモリ101上における書き込みアドレスを特定する。そして、特定したアドレスに順次セクタデータを書き込む。
1ECCブロック分のデータがメモリ101に書き込まれると、次に、メモリ101から1列分のデータがECCエンコードPO演算回路105に読み出され、当該データに対するPO方向の誤り訂正符号演算が実行される。これにより得られたPO符号は、当該1列分のデータに付加されるようにしてメモリ101に書き込まれる。この処理は、全ての列のデータについて終了するまで繰り返し実行される。
しかる後、メモリ101から1ライン分のデータがECCエンコードPI演算回路120に読み出され、当該データに対するPI方向の誤り訂正符号演算が実行される。これにより得られたPI符号は、メモリ101に書き込まれることなく、当該1ライン分のデータに付加されて変調回路200に出力される。変調回路200は、入力されたデータ(1ライン分のデータとPI符号)に所定の変調を施して記録信号を生成し光ピックアップ300出力する。これにより、PI符号が付加された1ライン分のデータがディスク上に記録される。これらの処理は、ECCブロック内の全ライン分のデータについて順次行われる。そして、当該ECCブロックに対する記録が終了すると、順次、最終のECCブロックまで、同様の記録動作が実行される。
次に、データ編集時の処理について説明する。かかるデータ編集は、図2に示すRead処理と、図3に示すModify処理と、図4に示すWrite処理にて行われる。
図2を参照して、ホストから編集要求があると、光ピックアップ300によって、編集対象セクタを含むECCブロックが順次ディスクから読み出される(S101)。読み出された信号は、復調回路400によってデジタルデータに復調され、メモリ101上に展開される(S102)。
次に、メモリ101上に展開されたECCブロック単位のデータが1ラインずつ順次ECCデコードPI演算回路106内のバッファに読み出され、PI符号を用いた誤り訂正処理(PI方向)が行われる(S103)。誤り訂正されたデータはメモリ101に書き戻される(S104)。この処理は、ECCブロック内の全てのラインについて繰り返し行われる(S105)。
さらに、当該ECCブロックのデータが1列ずつ順次ECCデコードPO演算回路107内のバッファに読み出され、PO符号を用いた誤り訂正処理(PO方向)が行われる(S106)。誤り訂正されたデータはメモリ101に書き戻される(S107)。この処理は、当該ECCブロック内の全ての列について繰り返し行われる(S108)。
しかる後、メモリ101上のデータが各セクタの先頭から順次、デスクランブル演算回路108に読み出される(S109)。デスクランブル演算回路108は、ヘッダに続くデータから所定データ単位ずつ順番に、セクタIDを用いてデスクランブル処理を行い、デスクランブル後のデータを順次EDCデコード演算回路109に出力する。EDCデコード演算回路109は、デスクランブル後のデータに対し、EDCを用いた誤り検出処理を行う(S110)。すなわち、ヘッダに続くデータから順番にEDC演算を実行し、セクタの最後尾に付されたEDCまで演算を実行したときの演算結果から、当該セクタ内のデータに誤りが存在するかの検出を行う。
かかるデスクランブル演算処理とEDCデコード処理は、ECCブロック内の全セクタに対する処理が終了するまで行われる(S112)。このとき、ECCブロック内の全データに誤りが検出されなければ、メモリ101上に格納されているECCデコード済みのデータに対してModify処理が行われる(S111:NO、S112:YES)。他方、誤りが検出されれば(S111:YES)、そのECCブロックのデータが再度ディスクから読み出され、上記と同様の処理が再度実行される。
図3を参照して、上記Read処理からModify処理に移行すると、編集対象とされる1セクタ分のデータ(ユーザデータ)がホストからEDCエンコード演算回路110に入力される(S121)。EDCエンコード演算回路110は、入力されたデータに対しセクタIDを含むヘッダを付加した後、誤り検出符号(EDC)の演算を行う(S122)。そして、算出したEDCをセクタデータに付加してスクランブル演算回路111に出力する(S123)。スクランブル演算回路111は、入力されたセクタデータにセクタIDを用いたスクランブル処理を施す(S124)。そして、スクランブル処理後のセクタデータを、順次、書き込みアドレス制御回路112に出力する。
書き込みアドレス制御回路112は、スクランブル演算回路111から入力されたセクタデータがECCブロック内の対応セクタに格納されるようメモリ101上における書き込みアドレスを特定する(S125)。ここで、書き込みアドレスの特定はホストからの指示をもとに行われる。ホスト側は、予めディスク上に記録されたファイル情報の構造データを取得しており、この構造データをもとに、編集対象セクタのアドレス(セクタID)を書き込みアドレス制御回路112に提示する。
書き込みアドレス制御回路112は、この提示をもとに、メモリ101上における書き込みアドレスを特定する。そして、特定したアドレスに、スクランブル演算回路111から入力されたセクタデータを上書きする(S126)。かかる上書き処理は、編集対象の全セクタについて上書きが終了するまで繰り返される(S127)。そして、編集対象の全セクタに対する上書きが終了すると(S127:YES)、編集済みECCブロックに対するWrite処理に移行する。
Write処理においては、まず、メモリ101から1列分のデータがECCエンコードPO演算回路105内のバッファに読み出され(S131)、当該データに対するPO方向の誤り訂正符号演算が実行される。これにより得られたPO符号は、当該1列分のデータに付加されるようにしてメモリ101に書き込まれる(S132)。この処理は、全ての列のデータについて終了するまで繰り返し実行される(S133)。
しかる後、メモリ101から1ライン分のデータがECCエンコードPI演算回路120内のバッファに読み出され(S134)、当該データに対するPI方向の誤り訂正符号演算が実行される。これにより得られたPI符号は、メモリ101に書き込まれることなく、当該1ライン分のデータに付加されて変調回路200に出力される(S135)。変調回路200は、入力されたデータ(1ライン分のデータとPI符号)に所定の変調を施して記録信号を生成し光ピックアップ300出力する(S136)。これにより、PI符号が付加された1ライン分のデータがディスク上に記録される(S137)。
かかる処理は、ECCブロック内の全ライン分のデータについて順次行われる(S138)。そして、当該ECCブロックに対する編集記録が終了すると、順次、最終のECCブロックまで、同様の編集記録が実行される。
図4は、編集処理時の流れを概念的に示したものである。
ホスト側から編集処理開始の要求が入力されると、まず、ディスクからメモリ101上に編集対象セクタを含むECCブロックが読み出される。次いで、メモリ101上のデータに対しPI方向およびPO方向のECCデコード処理が行われる(同図(a)参照)。さらに、デスクランブル処理と、EDCを用いた誤り検出処理が行われる(同図(b)参照)。
しかる後、編集対象セクタのアドレスが指定され、対応セクタに編集済みデータ、すなわち、ホスト側からのユーザデータにヘッダとEDCが付加された後スクランブルされたデータが上書きされる(同図(c)参照)。そして、再構成されたECCブロックに対して、まず、PO符号が付加されメモリ101に格納される(同図(d)参照)。その後、1ラインずつデータを読み出しながら、各ラインのデータにPI符号を付加して、順次、変調回路200に出力する(同図(e)参照)。
本実施の形態によれば、編集処理時に、ECCブロック内の編集対象セクタのデータを編集済みデータに直接書き換えるものであるから、上記従来例のようにECCブロック内のセクタデータをデスクランブルしてメモリ上の別領域に格納する場合に比べ、メモリに対するアクセス回数を大幅に低減させることができる。よって、編集処理の迅速化を図ることができる。加えて、本実施の形態によれば、デスクランブル後のデータを格納するためのメモリ領域を確保する必要がないから、上記従来例に比べ、メモリ容量を小さくすることができる。
また、本実施の形態によれば、ホストからのデータをメモリ101に書き込む前に、EDCエンコード演算回路110とスクランブル演算回路111に入力して処理を行い、その後、スクランブル済みデータをメモリ101に書き込むようにしたため、ホストからメモリに対してデータを書き込む際のメモリアクセスと、メモリからEDCエンコード演算回路110にデータを読み出す際のメモリアクセスを省略することができる。よって、編集処理の迅速化をさらに図ることができる。
さらに、本実施の形態によれば、編集処理時のWrite処理において、まず、編集済みECCブロックにPO符号を付加し、その後、1ラインずつ読み出しながら各ラインデータにPI符号を付加し、これをメモリに書き戻すことなくそのまま変調回路200に出力するようにしたことから、PI符号の付加の際におけるメモリへのアクセス頻度を、PI符号をメモリに書き戻さない分だけ抑制することができる。よって、編集処理時におけるメモリへのアクセス回数をさらに低減することができ、もって、編集処理の迅速化をより一層図ることができる。
図5に、上記実施の形態に係るデータ記録再生装置を一部変更した構成例を示す。ここでは、ECCデコードPI演算回路130と、デスクランブル演算回路131と、EDCデコード演算回路132の構成が変更されている。
すなわち、上記実施の形態では、誤り訂正(ECC)後のデータがメモリ101からデスクランブル演算回路108に読み出されるよう構成されていたが、本実施の形態では、ECCデコードPI演算回路130から直接、デスクランブル演算回路131に誤り訂正後のデータが入力される。
図6に、編集処理シーケンスにおけるRead処理時のフローチャートを示す。本処理フローでは、メモリ101上に展開されたECCブロックデータに対し、先ず、PO方向の誤り訂正処理が行われ、その後、PI方向の誤り訂正が行われる。そして、PI方向の誤り訂正が行われたデータがデスクランブル演算回路131に受け渡され、デスクランブル処理と、誤り検出処理(EDC処理)が行われる。
すなわち、ホストから編集要求があり、Read処理が開始されると、光ピックアップ300によって、編集対象セクタを含むECCブロックが順次ディスクから読み出される(S211)。読み出された信号は、復調回路400によってデジタルデータに復調され、メモリ101上に展開される(S212)。
次に、メモリ101上に展開されたECCブロック単位のデータが1列ずつ順次ECCデコードPO演算回路107内のバッファに読み出され、PO符号を用いた誤り訂正処理(PO方向)が行われる(S213)。誤り訂正されたデータはメモリ101に書き戻される(S214)。この処理は、ECCブロック内の全ての列について繰り返し行われる(S215)。
しかる後、ECCブロックのデータが1ラインずつ順次ECCデコードPI演算回路130内のバッファに読み出され、PI符号を用いた誤り訂正処理(PI方向)が行われる(S216)。誤り訂正されたデータはメモリ101に書き戻される(S217)。同時に、ECCデコードPI演算回路130内のバッファに格納されている1ライン分のデータのうち誤り訂正がなされたデータも修正される。そして、このバッファ内のデータが順次、デスクランブル回路131に読み出される。
デスクランブル演算回路131は、ヘッダに続くデータから所定データ単位ずつ順番に、セクタIDを用いてデスクランブル処理を行い、デスクランブル後のデータを順次EDCデコード演算回路132に出力する。EDCデコード演算回路132は、デスクランブル後のデータに対し、EDCを用いた誤り検出処理を行う(S218)。すなわち、ヘッダに続くデータから順番にEDC演算を実行し、セクタの最後尾に付されたEDCまで演算を実行したときの演算結果から、当該セクタ内のデータ中に誤りが存在するかの検出を行う。
この処理は、当該ECCブロック内の全てのラインについて繰り返し行われる(S220)。このとき、ECCブロック内の全ラインに誤りが検出されなければ、メモリ101上に格納されているECCデコード済みのデータに対してModify処理が行われる(S219:NO、S220:YES)。Modify処理およびWrite処理は上記実施の形態と同様である。他方、誤りが検出されれば(S219:YES)、そのECCブロックのデータが再度ディスクから読み出され、上記と同様の処理が再度実行される。
本実施の形態によれば、ECCデコードPI演算回路130から直接、デスクランブル演算回路131に誤り訂正後のデータが入力されるため、メモリ101に対するデスクランブル演算回路131のアクセスを省略することができる。よって、上記実施の形態に比べ、さらにメモリへのアクセス回数を低減させることができ、編集処理の迅速化をさらに図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施例1に係るデータ記録再生装置の構成を示す図 実施例1に係る編集処理シーケンス(Read処理)を示す図 実施例1に係る編集処理シーケンス(Modify、Write処理)を示す図 実施例1に係る編集処理の流れを概念的に示す図 実施例2に係るデータ記録再生装置の構成を示す図 実施例2に係る編集処理シーケンス(Read処理)を示す図 ECCブロックの構成を示す図 従来例に係るデータ記録再生装置の構成を示す図 ECCブロック構成時における流れを概念的に示す図 従来例に係る編集処理の流れを概念的に示す図
符号の説明
101 メモリ
105 ECCエンコードPO演算回路
106 ECCデコードPI演算回路
107 ECCデコードPO演算回路
108 デスクランブル演算回路
109 EDCデコード演算回路
110 EDCエンコード演算回路
111 スクランブル演算回路
112 書き込みアドレス制御回路
120 ECCエンコードPI演算回路
130 ECCデコードPI演算回路
131 デスクランブル回路
132 EDCデコード演算回路

Claims (9)

  1. メモリ上に展開された所定単位のデータに対し誤り訂正処理を行うECCデコード部と、
    前記ECCデコード部によってデコードされたデータにデスクランブル処理を施すデスクランブル演算部と、
    デスクランブル処理されたデータに対し誤り検出符号を用いて誤り検出を行うEDCデコード部と、
    誤り訂正されたデータのうち編集対象となるデータの格納アドレスをメモリ上において特定するアドレス特定部と、
    入力されたデータに誤り検出符号を付加するEDCエンコード部と、
    誤り検出符号が付加されたデータにスクランブル処理を施すスクランブル演算部と、
    スクランブル処理後のデータを前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに格納するメモリ格納部と、
    前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに前記スクランブル処理後のデータが格納された前記所定単位のデータに対して誤り訂正符号を付加するECCエンコード部とを有する、
    ことを特徴とする符号復号化回路。
  2. 請求項1において、
    前記ECCエンコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正符号を演算するPIエンコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正符号を演算するPOエンコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POエンコード部にて列方向に誤り訂正符号を演算して前記メモリに格納し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIエンコード部にて誤り訂正符号を演算し、これを当該ライン方向のデータに付加して後段回路に出力する、
    ことを特徴とする符号復号化回路。
  3. 請求項1または2において、
    前記ECCデコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正を行うPIデコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正を行うPOデコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POデコード部にて列方向に誤り訂正を行って前記メモリに書き戻し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIデコード部にて誤り訂正を行ってメモリに書き戻し、これとともに、誤り訂正後のライン方向のデータを前記デスクランブル演算部に順次出力する、
    ことを特徴とする符号復号化回路。
  4. ブロックデータをECCデコードしてメモリ上に展開する処理と、
    編集対象データの格納アドレスをメモリ上において特定する処理、
    特定されたメモリ上のアドレスに編集済みデータを格納する処理、
    編集済みデータが格納された前記ブロックにECCエンコードを施す処理と、
    を有することを特徴とする符号復号化方法。
  5. 請求項4において、
    前記ECCエンコード処理は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正符号を演算するPIエンコード処理と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正符号を演算するPOエンコード処理を含み、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POエンコード処理にて列方向に誤り訂正符号を演算して前記メモリに格納し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIエンコード処理を行って誤り訂正符号を演算し、これを当該ライン方向のデータに付加して順次出力する、
    ことを特徴とする符号復号化方法。
  6. 請求項4または5において、
    前記ECCデコード処理は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正を行うPIデコード処理と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正を行うPOデコード処理を含み、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POデコード処理にて列方向に誤り訂正を行って前記メモリに書き戻し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出して前記PIデコード処理を行い、これにより訂正したデータをメモリに書き戻し、さらに、訂正後のライン方向のデータにEDC処理を実行する、
    ことを特徴とする符号復号化方法。
  7. 記録データを符号化して記録媒体に記録するとともに記録媒体から読み出したデータを復号して再生データを生成出力する符号復号化回路を有するデータ記録再生装置において、前記符号復号化回路は;
    メモリ上に展開された所定単位のデータに対し誤り訂正処理を行うECCデコード部と、
    前記ECCデコード部によってデコードされたデータにデスクランブル処理を施すデスクランブル演算部と、
    デスクランブル処理されたデータに対し誤り検出符号を用いて誤り検出を行うEDCデコード部と、
    誤り訂正されたデータのうち編集対象となるデータの格納アドレスをメモリ上において特定するアドレス特定部と、
    入力されたデータに誤り検出符号を付加するEDCエンコード部と、
    誤り検出符号が付加されたデータにスクランブル処理を施すスクランブル演算部と、
    スクランブル処理後のデータを前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに格納するメモリ格納部と、
    前記アドレス特定部によって特定されたメモリ上のアドレスに前記スクランブル処理後のデータが格納された前記所定単位のデータに対して誤り訂正符号を付加するECCエンコード部とを有する、
    ことを特徴とするデータ記録再生装置。
  8. 請求項7において、
    前記ECCエンコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正符号を演算するPIエンコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正符号を演算するPOエンコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POエンコード部にて列方向に誤り訂正符号を演算して前記メモリに格納し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIエンコード部にて誤り訂正符号を演算し、これを当該ライン方向のデータに付加して書き込み手段に出力する、
    ことを特徴とするデータ記録再生装置。
  9. 請求項7または8において、
    前記ECCデコード部は、ECCブロック単位のデータに対してライン方向に誤り訂正を行うPIデコード部と、前記ECCブロック単位のデータに対して列方向に誤り訂正を行うPOデコード部を備え、前記ECCブロック単位のデータに対して前記POデコード部にて列方向に誤り訂正を行って前記メモリに書き戻し、その後、ライン方向にデータをメモリから読み出しながら前記PIデコード部にて誤り訂正を行ってメモリに書き戻し、これとともに、誤り訂正後のライン方向のデータを前記デスクランブル演算部に出力する、
    ことを特徴とするデータ記録再生装置。
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