JP2006233370A - 空調衣服 - Google Patents
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Abstract
【課題】腕部の皮膚が汗でべとついてしまうのを解消することができる空調衣服を提供する。
【解決手段】服地部10は、身体の上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するためのものである。服地部10の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分には、裏地20が取り付けられている。かかる裏地20としては、吸湿性の高い布地、例えば綿布や不織布等が用いられる。これにより、裏地20が設けられた部分に対応する腕部においては、皮膚が服地部10に直接接触することはなく、当該皮膚から出た汗は裏地20に吸収されるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。
【選択図】図1
【解決手段】服地部10は、身体の上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するためのものである。服地部10の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分には、裏地20が取り付けられている。かかる裏地20としては、吸湿性の高い布地、例えば綿布や不織布等が用いられる。これにより、裏地20が設けられた部分に対応する腕部においては、皮膚が服地部10に直接接触することはなく、当該皮膚から出た汗は裏地20に吸収されるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。
【選択図】図1
Description
本発明は、身体の表面に略平行な空気の流れを発生させることにより身体を冷却する空調衣服に関する。
近年、身体を冷却する空調衣服が販売され、広く知られるようになってきた(例えば、特許文献1参照。)。かかる空調衣服は、服地と身体又は下着との間に空気を流通させるための流通路と、服地に取り付けられた送風手段とを備える。空調衣服を着用し、送風手段を駆動すると、その送風手段により服地と身体又は下着との間の空間に空気の流れが強制的に生じ、服地と身体又は下着との間の空間において空気が身体の表面に沿って流通するようになる。これにより、身体の表面における湿度勾配を大きくして、身体が必要とする放熱量に対応して供給される汗をすべて気化させることができる。そして、汗が気化すると、その気化の際に熱が身体から奪われるため、身体が冷却される。
ところで、長袖の空調衣服を着用している場合、着用者が、腕部を曲げたり、机の上に腕部を置いたりすると、腕部の皮膚が服地と直接接触するようになる。特に、服地が透湿性のないものであると、服地とその皮膚との間に汗が溜まり、汗で皮膚がべとついてしまう。このような汗による皮膚のべとつき感は、着用者に非常に不快な思いを与えることになる。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、腕部の皮膚が汗でべとついてしまうのを解消することができる空調衣服を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明に係る空調衣服は、身体の少なくとも上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するための服地部と、前記服地部と身体又は下着との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせるための一又は複数の送風手段と、前記送風手段に電力を供給する電源手段と、を具備し、前記服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、吸湿性の高い布地を裏地として取り付けたことを特徴とするものである。
上記の目的を達成するための請求項2記載の発明に係る空調衣服は、身体の少なくとも上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するための服地部と、前記服地部と身体又は下着との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせるための一又は複数の送風手段と、前記送風手段に電力を供給する電源手段と、を具備し、前記服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、皮膚との接触面積を少なくした構造を有する布地を裏地として取り付けたことを特徴とするものである。
上記の目的を達成するための請求項3記載の発明に係る空調衣服は、身体の少なくとも上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するための服地部と、前記服地部と身体又は下着との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせるための一又は複数の送風手段と、前記送風手段に電力を供給する電源手段と、を具備し、前記服地部のうち少なくとも腕部の一部又は全部に対応する部分の素材として、皮膚との接触面積を少なくした構造を有するものを用いたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明では、服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、吸湿性の高い布地を裏地として取り付けている。これにより、着用者が腕部を曲げたり、腕部を机の上に置いたりした場合、その裏地が取り付けられた部分に対応する腕部においては、皮膚は裏地に接触し、服地部に直接接触することはない。このため、たとえ服地部として透湿性のない布地を使用した場合であっても、当該皮膚から出た汗は裏地に吸収されるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。
請求項2記載の発明では、服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、皮膚との接触面積を少なくした構造を有する布地を裏地として取り付けている。これにより、着用者が腕部を曲げたり、腕部を机の上に置いたりした場合、その裏地が取り付けられた部分に対応する腕部においては、皮膚は服地部に直接接触することはなく、裏地と接触するが、当該皮膚と裏地との接触面積を小さくすることができる。このため、当該皮膚が空気と接触する面積を十分に確保して、当該皮膚から出た汗を蒸発させることができるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。
また、請求項1及び2記載の発明では、上述のように、裏地を利用して、腕部の皮膚が汗によりべとついてしまうのを解消することができるので、服地部の素材としては透湿性のない非常に安価な素材を用いることが可能となる。これにより、本発明の空調衣服を一層低コストで作製することができる。
請求項3記載の発明では、服地部のうち少なくとも腕部の一部又は全部に対応する部分の素材として、皮膚との接触面積を少なくした構造を有するものを用いている。これにより、着用者が腕部を曲げたり、腕部を机の上に置いたりした場合、服地部の素材として皮膚との接触面積を少なくした構造を有するものが用いられた部分に対応する腕部においては、皮膚と服地部との接触面積を小さくすることができる。このため、当該皮膚が空気と接触する面積を十分に確保して、当該皮膚から出た汗を蒸発させることができるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。
以下に、図面を参照して、本願に係る発明を実施するための最良の形態について説明する。図1(a)は本発明の第一実施形態である空調衣服の概略正面図、図1(b)はその空調衣服の概略背面図である。
第一実施形態の空調衣服は、図1に示すように、服地部10と、裏地20と、開閉手段30と、空気漏れ防止手段40と、空気流出部50a,50b,50bと、二つの送風手段60,60と、電源手段70とを具備するものである。
服地部10は、身体の少なくとも上半身及び腕部を覆うものである。第一実施形態では、かかる服地部10を用いて、長袖の衣服、具体的にはジャンパー型の衣服を製作している。また、服地部10は、服地部10と身体又は下着との間の空間において、送風手段60,60により発生された空気を身体又は下着の表面に沿って案内するという役割をも果たす。すなわち、服地部10は、身体を覆う衣服としての役割と共に、空気案内手段としての役割をも果たす。服地部10の素材については後に詳述する。尚、本実施形態では、「下着」とは、空調衣服の下に着用される衣類を意味する。
服地部10の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分には、裏地20が取り付けられている。具体的には、裏地20を、手首から上腕の略中間位置までの部分に対応する服地部10の箇所、又は腕部全体に対応する服地部10の箇所に設けることが望ましい。図1では、裏地20を、手首から上腕の略中間位置までの部分に対応する服地部10の箇所に設けた場合を示している。一般に、空調衣服を着用する際、空調衣服の下には、袖のない下着や半袖の下着が着用される。裏地20を、手首から上腕の略中間位置までの部分に対応する服地部10の箇所に設けた場合には、着用者は、空調衣服の下に、半袖の下着を着用すれば、皮膚が服地部10と直接接触することはない。一方、裏地20を、腕部全体に対応する服地部10の箇所に設けた場合には、着用者は、空調衣服の下に、袖のない下着又は半袖の下着を着用すれば、皮膚が服地部10と直接接触することはない。尚、裏地20の素材については後に詳述する。
服地部10の前部には、図1(a)に示すように、開閉手段30が設けられている。この開閉手段30は、空調衣服を着用する際にその前部を開閉するためのものである。例えば、開閉手段30として、ファスナーが用いられる。
服地部10の裾部には、空気漏れ防止手段40が設けられている。この空気漏れ防止手段40は、服地部10の裾部を身体、下着又はズボン等の衣服に密着させることにより、当該裾部から空気が外部に漏れるのを防止するためのものである。例えば、空気漏れ防止手段30として、ゴム等の伸縮性のある素材が用いられる。
空気流出部50a,50b,50bは、服地部10と身体又は下着との間の空間内を流れる空気を外部に取り出すものである。具体的には、服地部10の襟周り部分に形成される開口部が空気流出部50aであり、服地部10の左右の袖口部に形成される開口部が空気流出部50b,50bである。
送風手段60,60は、服地部10と身体又は下着との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせるものである。二つの送風手段60,60は、外部の空気を服地部10に取り込む方向に回転する。外部の空気が送風手段60,60を介して服地部10内に取り込まれると、その取り込まれた空気の圧力によって、服地部10と身体又は下着との間に、空気の流通空間が自動的に形成される。これにより、服地部10と身体又は下着との間の空間において、上半身及び腕部を包み込むような空気の流れが生じる。
電源手段70は、送風手段60,60に電力を供給するためのものである。電源手段70と二つの送風手段60,60とは電源ケーブル(不図示)により接続されている。また、電源手段70と二つの送風手段60,60との間には、電源スイッチ(不図示)が設けられている。この電源スイッチは、電源手段70から二つの送風手段60,60に供給する電力をオン・オフするものである。
次に、第一実施形態の空調衣服に用いられる服地部10及び裏地20の素材について説明する。
上述したように、服地部10は空気案内手段としての役割を果たすので、服地部10の素材としては、服地部10と身体又は下着との間の空間において空気をスムーズに流すことができ、且つ、空気が外部にあまり漏れないようなものが用いられる。本発明者が行った実験によれば、服地部10の素材としては、送風圧が約30パスカル(Pa)であるときに、服地部10の1m2の表面から外部に漏れる空気の量が約10リットル/秒以下となるような素材を用いることが望ましい。実際、空調衣服の服地部10に用いられる素材は、次の二種類の素材に大別される。すなわち、一つは、糸を高い密度で織ることにより得られる高密度布であり、もう一つは、通常の布地に、空気の漏れを防止するための膜をコーティングした素材である。前者の高密度布は、とても高価であるが、透湿性に優れているという特徴がある。これに対し、後者のコーティング布は、透湿性がほとんどないが、安価に入手することができる。第一実施形態では、空調衣服の製造コストの低下を図り、空調衣服をユーザに安価に提供するという観点から、服地部10の素材としては、後者のコーティング布を用いている。
ところで、服地部10の素材として上記のコーティング布を用いる場合、次のような問題がある。一般に、空調衣服を着用する際、空調衣服の下には、袖のない下着や半袖の下着を着用する。このため、空調衣服の着用者が、腕部を曲げたり、机の上に腕部を置いたりすると、腕部の所定部位において、皮膚がコーティング布のコーティング面と直接、接触する。コーティング布は、透湿性がほとんどないので、当該皮膚から出た汗は、当該皮膚とコーティング布との間に溜まり、皮膚が汗によりべとついてしまう。かかる汗によるべとつきの問題を解消するために、第一実施形態では、服地部10の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に裏地20を設け、その裏地20として吸湿性の高い布地を用いることにする。すなわち、この吸湿性の高い裏地20は、汗を吸収することができるので、着用者の皮膚が汗によりべとついてしまうのを解消することができる。具体的に、吸湿性の高い裏地20としては、綿布等の、汗の吸収性のよい素材を用いることができる。
第一実施形態の空調衣服では、服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、吸湿性の高い布地を裏地として取り付けている。これにより、着用者が腕部を曲げたり、腕部を机の上に置いたりした場合、その裏地が取り付けられた部分に対応する腕部においては、皮膚は裏地に接触し、服地部に直接接触することはない。このため、たとえ服地部として透湿性のない布地を使用した場合であっても、当該皮膚から出た汗は裏地に吸収されるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。
また、第一実施形態では、上述のように、裏地を利用して、腕部の皮膚が汗によりべとついてしまうのを解消することができるので、服地部の素材として透湿性のない非常に安価な素材を用いることが可能となる。例えば、服地部の素材として、スーパーマーケットのレジでもらえるレジ袋や市販されているゴミ袋等に使用されているような、ポリエチレンのシートを用いることができる。かかるポリエチレンのシートで服地部を作製することにより、第一実施形態の空調衣服を一層低コストで作製することができる。
次に、本発明の第二実施形態について図面を参照して説明する。図2(a)は本発明の第二実施形態である空調衣服の概略正面図、図2(b)はその空調衣服の概略背面図である。尚、第二実施形態において、第一実施形態のものと同一の機能を有するものには、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
第二実施形態の空調衣服は、図2に示すように、服地部10と、裏地20Aと、開閉手段30と、空気漏れ防止手段40と、空気流出部50a,50b,50bと、二つの送風手段60,60と、電源手段70とを具備するものである。第二実施形態の空調衣服が第一実施形態のものと異なる点は、裏地20Aの素材だけである。その他の点については、上記の第一実施形態のものと同じである。
次に、第二実施形態の空調衣服の特徴点である裏地20Aについて説明する。裏地20Aは、第一実施形態と同様に、服地部10の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分には取り付けられている。第二実施形態では、裏地20Aとして、吸湿性の高い布地の代わりに、皮膚との接触面積を少なくした構造を有する布地を用いている。すなわち、この裏地20Aは、皮膚との接触面積を少なくした構造を有する布地であれば、吸湿性の劣る布地であってもよい。皮膚との接触面積を少なくした構造を有する布地の例としては、メッシュ状の布地や、その表面に凹凸を形成したような布地を挙げることができる。
第二実施形態の空調衣服では、服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、皮膚との接触面積を少なくした構造を有する布地を裏地として取り付けている。これにより、着用者が腕部を曲げたり、腕部を机の上に置いたりした場合、その裏地が取り付けられた部分に対応する腕部においては、皮膚は服地部に直接接触することはなく、裏地と接触するが、当該皮膚と裏地との接触面積を小さくすることができる。このため、当該皮膚が空気と接触する面積を十分に確保して、当該皮膚から出た汗を蒸発させることができるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。
また、第二実施形態でも、第一実施形態と同様に、裏地を利用して、腕部の皮膚が汗によりべとついてしまうのを解消することができるので、服地部の素材として透湿性のない非常に安価な素材を用いることが可能となる。これにより、第二実施形態の空調衣服を一層低コストで作製することができる。
次に、本発明の第三実施形態について図面を参照して説明する。図3(a)は本発明の第三実施形態である空調衣服の概略正面図、図3(b)はその空調衣服の概略背面図である。尚、第三実施形態において、第一実施形態のものと同一の機能を有するものには、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
第三実施形態の空調衣服は、図3に示すように、服地部10Aと、開閉手段30と、空気漏れ防止手段40と、空気流出部50a,50b,50bと、二つの送風手段60,60と、電源手段70とを具備するものである。第三実施形態の空調衣服が第一実施形態のものと異なる点は、裏地を設けていない点と、服地部10Aの素材に関する点とである。その他の点については、上記の第一実施形態のものと同じである。
服地部10Aの素材としては、皮膚との接触面積を少なくした構造を有するものを用いている。具体的には、プラスチックのシートにエンボス加工を施すことにより、その表面に凹凸を形成したような素材を用いることができる。すなわち、この服地部10Aは、第二実施形態における服地部と裏地の両方の機能を兼ね備えている。
第三実施形態の空調衣服では、服地部の素材として、皮膚との接触面積を少なくした構造を有するものを用いている。これにより、着用者が腕部を曲げたり、腕部を机の上に置いたりした場合、腕部においては、皮膚と服地部との接触面積を小さくすることができる。このため、当該皮膚が空気と接触する面積を十分に確保して、当該皮膚から出た汗を蒸発させることができるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。尚、腕部の皮膚が汗でべとついてしまうことを解消するという観点からは、服地部全体ではなく、服地部のうち腕部の一部又は全部に対応する部分にだけ、皮膚との接触面積を少なくした構造を有する素材を用いればよい。
尚、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
上記の各実施形態では、本発明の空調衣服をジャンパー型の衣服に適用した場合について説明したが、本発明の空調衣服は、ジャンパー型衣服以外にも、さまざまな種類の衣服、例えば、つなぎ服等に適用することができる。
以上説明したように、本発明の空調衣服では、服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、吸湿性の高い布地を裏地として取り付けている。これにより、着用者が腕部を曲げたり、腕部を机の上に置いたりした場合、その裏地が取り付けられた部分に対応する腕部においては、皮膚は裏地に接触し、服地部に直接接触することはない。このため、たとえ服地部として透湿性のない布地を使用した場合であっても、当該皮膚から出た汗は裏地に吸収されるので、当該皮膚が汗によりべとついてしまうことはない。したがって、本発明は、腕部に対しても空調を行う長袖の空調衣服に適用するのに好適である。
10,10A 服地部
20,20A 裏地
30 開閉手段
40 空気漏れ防止手段
50a,50b 空気流出部
60 送風手段
70 電源手段
20,20A 裏地
30 開閉手段
40 空気漏れ防止手段
50a,50b 空気流出部
60 送風手段
70 電源手段
Claims (3)
- 身体の少なくとも上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するための服地部と、
前記服地部と身体又は下着との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせるための一又は複数の送風手段と、
前記送風手段に電力を供給する電源手段と、
を具備し、
前記服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、吸湿性の高い布地を裏地として取り付けたことを特徴とする空調衣服。 - 身体の少なくとも上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するための服地部と、
前記服地部と身体又は下着との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせるための一又は複数の送風手段と、
前記送風手段に電力を供給する電源手段と、
を具備し、
前記服地部の裏面側であって腕部の一部又は全部に対応する部分に、皮膚との接触面積を少なくした構造を有する布地を裏地として取り付けたことを特徴とする空調衣服。 - 身体の少なくとも上半身及び腕部を覆うと共に、身体又は下着との間の空間において空気を身体又は下着の表面に沿って案内するための服地部と、
前記服地部と身体又は下着との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせるための一又は複数の送風手段と、
前記送風手段に電力を供給する電源手段と、
を具備し、
前記服地部のうち少なくとも腕部の一部又は全部に対応する部分の素材として、皮膚との接触面積を少なくした構造を有するものを用いたことを特徴とする空調衣服。
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