JP2006232889A - 活性光線硬化型インクジェットインクセット、画像形成方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
活性光線硬化型インクジェットインクセット、画像形成方法及びインクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006232889A JP2006232889A JP2005045842A JP2005045842A JP2006232889A JP 2006232889 A JP2006232889 A JP 2006232889A JP 2005045842 A JP2005045842 A JP 2005045842A JP 2005045842 A JP2005045842 A JP 2005045842A JP 2006232889 A JP2006232889 A JP 2006232889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- curable inkjet
- compound
- actinic ray
- ray curable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- NZUCSNHVFFNRCL-UHFFFAOYSA-N CC(C)(COC(C1CC2OC2(C)CC1)=O)COC(C1CC2OC2(C)CC1)=O Chemical compound CC(C)(COC(C1CC2OC2(C)CC1)=O)COC(C1CC2OC2(C)CC1)=O NZUCSNHVFFNRCL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- KDGKSEGPBWICDR-UHFFFAOYSA-N COc(cc1)ccc1S(c(cc1)ccc1OC)c(cc1)ccc1OC Chemical compound COc(cc1)ccc1S(c(cc1)ccc1OC)c(cc1)ccc1OC KDGKSEGPBWICDR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RDBLHQNQVSFJLV-UHFFFAOYSA-N COc(cc1)ccc1S(c(cc1)ccc1OC)c(cc1)ccc1Oc1ccccc1 Chemical compound COc(cc1)ccc1S(c(cc1)ccc1OC)c(cc1)ccc1Oc1ccccc1 RDBLHQNQVSFJLV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 0 COc(cc1)ccc1[S+](c1ccc(*)cc1)c(cc1)ccc1OC Chemical compound COc(cc1)ccc1[S+](c1ccc(*)cc1)c(cc1)ccc1OC 0.000 description 1
- UQHPHLBLZBYXGQ-UHFFFAOYSA-N Cc(cc1)ccc1S(c1ccc(C)cc1)c(cc1)ccc1OC Chemical compound Cc(cc1)ccc1S(c1ccc(C)cc1)c(cc1)ccc1OC UQHPHLBLZBYXGQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HJTRPWSRTNCPGB-UHFFFAOYSA-N Cc(cc1)ccc1S(c1ccc(C)cc1)c(cc1)ccc1Oc1ccccc1 Chemical compound Cc(cc1)ccc1S(c1ccc(C)cc1)c(cc1)ccc1Oc1ccccc1 HJTRPWSRTNCPGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BKJVOFVQXGPDDG-UHFFFAOYSA-N Cc(cc1)ccc1S(c1ccc(C)cc1)c(cc1)ccc1Sc1ccccc1 Chemical compound Cc(cc1)ccc1S(c1ccc(C)cc1)c(cc1)ccc1Sc1ccccc1 BKJVOFVQXGPDDG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- MVGIZJZXPLDUJL-UHFFFAOYSA-N Cc(cc1)ccc1Sc(cc1)ccc1S(c1ccc(C=O)cc1)c(cc1)ccc1OC Chemical compound Cc(cc1)ccc1Sc(cc1)ccc1S(c1ccc(C=O)cc1)c(cc1)ccc1OC MVGIZJZXPLDUJL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QKFJVDSYTSWPII-UHFFFAOYSA-N Cc(cc1)ccc1[S+](c1ccc(C)cc1)c1ccc(C)cc1 Chemical compound Cc(cc1)ccc1[S+](c1ccc(C)cc1)c1ccc(C)cc1 QKFJVDSYTSWPII-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- UDXPBFWJOKJQBU-UHFFFAOYSA-N Fc(cc1)ccc1S(c(cc1)ccc1Oc1ccccc1)c(cc1)ccc1F Chemical compound Fc(cc1)ccc1S(c(cc1)ccc1Oc1ccccc1)c(cc1)ccc1F UDXPBFWJOKJQBU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Polyethers (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【解決手段】 光開始剤、光重合性化合物、顔料を含有する活性光線硬化型インクジェットインクの4色以上からなる活性光線硬化型インクジェットインクセットにおいて、該インクセットに含まれるブラックインクは光重合性化合物としてオキセタン化合物及び脂環式エポキシ化合物から選ばれる少なくとも1種と(メタ)アクリレート化合物とを併用し、更に、該ブラックインクを除く3色以上のインク中あるいは該ブラックインクを含む全部のインク中に330nmよりも長波長に紫外線スペクトル吸収を有する増感剤を含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインクセット、画像形成方法及びインクジェット記録装置。
【選択図】 なし
Description
光開始剤、光重合性化合物、顔料を含有する活性光線硬化型インクジェットインクの4色以上からなる活性光線硬化型インクジェットインクセットにおいて、該活性光線硬化型インクジェットインクセットに含まれる活性光線硬化型インクジェットブラックインクは光重合性化合物としてオキセタン化合物及び脂環式エポキシ化合物から選ばれる少なくとも1種と(メタ)アクリレート化合物とを併用し、更に、該活性光線硬化型インクジェットブラックインクを除く3色以上の活性光線硬化型インクジェットインク中あるいは該活性光線硬化型インクジェットブラックインクを含む全部の活性光線硬化型インクジェットインク中に330nmよりも長波長に紫外線スペクトル吸収を有する増感剤を含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインクセット。
増感剤が、置換基として水酸基、置換されていてもよいアラルキルオキシ基またはアルコキシ基を少なくとも1つ有する多環芳香族化合物、カルバゾール誘導体、フェノチアジン誘導体、チオキサントン誘導体から選ばれる少なくとも1種の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
前記活性光線硬化型インクジェットブラックインク中の光開始剤としてヨウドニウム塩またはスルホニウム塩などのオニウム塩光酸発生剤を1〜10質量%含有し、光ラジカル発生剤を0〜1質量%含有することを特徴とする請求項1または2に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
前記活性光線硬化型インクジェットインクセットが活性光線硬化型インクジェットホワイトインクを有する場合、該活性光線硬化型インクジェットホワイトインク中の光重合性化合物としてオキセタン化合物及び脂環式エポキシ化合物から選ばれる少なくとも1種と(メタ)アクリレート化合物とを併用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
前記活性光線硬化型インクジェットホワイトインク中の光開始剤としてヨウドニウム塩またはスルホニウム塩などのオニウム塩光酸発生剤を1〜10質量%含有し、光ラジカル発生剤を0〜1質量%含有することを特徴とする請求項4に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
光開始剤として光照射後にベンゼンを発生しないスルホニウム塩を含有し、活性光線硬化型インクジェットブラックインク及び活性光線硬化型インクジェットホワイトインク以外の3色以上の活性光線硬化型インクジェットインク中の光重合性化合物として、少なくとも1種のオキセタン環を有する化合物を30〜95質量%、少なくとも1種の脂環式エポキシ化合物を5〜70質量%、少なくとも1種のビニルエーテル化合物0〜40質量%とを含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
各活性光線硬化型インクジェット色インクの25℃における粘度が7〜50mPa・sであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットの活性光線硬化型インクジェットインクを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクが着弾した後、0.001〜1.0秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射して該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総活性光線硬化型インクジェットインク膜厚が、2〜20μmであることを特徴とする画像形成方法。
インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射して該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出する活性光線硬化型インクジェットインク液滴量が、2〜15plであることを特徴とする画像形成方法。
インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射して該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、ラインヘッド方式の記録ヘッドより噴射して画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
請求項8〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いられるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インクジェットインク及び記録ヘッドを35〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
また、ビニルエーテル化合物としては、あらゆる公知のビニルエーテル化合物を用いてもよい。
C.I.Pigment Yellow
1,2,3,12,13,14,16,17,73,74,75,81,83,87,93,95,97,98,109,114,120,128,129,138,150,151,154,180,185
C.I.Pigment Red
5,7,12,22,38,48:1,48:2,48:4,49:1,53:1,57:1,63:1,101,112,122,123,144,146,168,184,185,202
C.I.Pigment Violet
19,23
C.I.Pigment Blue
1,2,3,15:1,15:2,15:3,15:4,18,22,27,29,60
C.I.Pigment Green
7,36
C.I.Pigment White
6,18,21
C.I.Pigment Black 7
また、本発明において、プラスチックフィルムのような透明基材での色の隠蔽性を上げる為に、白インクを用いることが好ましい。特に、軟包装印刷、ラベル印刷においては、白インクを用いることが好ましい。
本発明では、記録材料上にインクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜20μmであることが好ましい。スクリーン印刷分野の活性光線硬化型インクジェット記録では、総インク膜厚が20μmを越えているのが現状であるが、記録材料が薄いプラスチック材料であることが多い軟包装印刷分野では、前述した記録材料のカール・皺の問題でだけでなく、印刷物全体のこし・質感が変わってしまうという問題が有るため、過剰な膜厚のインク吐出は好ましくない。
インクの吐出条件としては、記録ヘッド及びインクを35〜100℃に加熱し、吐出することが吐出安定性の点で好ましい。活性光線硬化型インクは、温度変動による粘度変動幅が大きく、粘度変動はそのまま液滴サイズ、液滴射出速度に大きく影響を与え、画質劣化を起こすため、インク温度を上げながらその温度を一定に保つことが必要である。インク温度の制御幅としては、設定温度±5℃、好ましくは設定温度±2℃、更に好ましくは設定温度±1℃である。
本発明の画像形成方法においては、活性光線の照射条件として、インク着弾後0.001秒〜1.0秒の間に活性光線が照射されることが好ましく、より好ましくは0.001秒〜0.5秒である。高精細な画像を形成するためには、照射タイミングが出来るだけ早いことが特に重要となる。
以下の組成で顔料を分散した。以下2種の化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃ホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌溶解した。
PB822(味の素ファインテクノ社製分散剤) 9部
OXT−221(東亞合成社製) 71部
室温まで冷却した後これに下記顔料20部を加えて、直径0.5mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて下記時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去した。
顔料1:Pigment Black 7(三菱化学社製、#52) 10時間
顔料2:Pigment Blue 15:4
(山陽色素株式会社製、シアニンブルー4044) 6時間
顔料3:Pigment Yellow 150
(LANXESS社製、E4GN−GT CH20003) 10時間
顔料4:Pigment Red 122(大日精化社製、特注) 10時間
顔料5:酸化チタン(アナターゼ型:粒径0.2μm) 10時間
《分散液Bの調製》
以下の組成で顔料を分散した。以下2種の化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃ホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌溶解した。
PB822(味の素ファインテクノ社製分散剤) 9部
OXT−221(東亞合成社製) 71部
室温まで冷却した後これに下記顔料20部を加えて、直径0.5mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて下記時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去した。
顔料1:Pigment Black 7(三菱化学社製、#52) 10時間
顔料2:Pigment Blue 15:4
(大日精化社製、ブルーNo.32) 6時間
顔料3:Pigment Yellow 180(大日精化社製、特注) 10時間
顔料4:Pigment Red 19(大日精化社製、特注) 10時間
顔料5:酸化チタン(アナターゼ型:粒径0.2μ) 10時間
《インク組成物の調製》
表1及び表2に記載のインク組成1〜6でインクを作製し、ロキテクノ社製PP3μmディスクフィルターで濾過を行った。各インク粘度は表に示す通りである。尚、表中の各成分の数字は質量%である。
C:濃シアンインク
M:濃マゼンタインク
Y:濃イエローインク
Lk:淡ブラックインク
Lc:淡シアンインク
Lm:淡マゼンタインク
Ly:淡イエローインク。
ピエゾ型インクジェットノズルを備えた図1に記載の構成からなるインクジェット記録装置に、上記調製した各インク組成物セット1〜3を装填し、表3に記載の巾600mm、長さ500mの長尺の各記録材料へ、下記の画像記録を連続して行った。画像データとしては「高精細カラーデジタル標準画像データ『N5・自転車』(財団法人 日本規格協会 1995年12月発行)」を用いた。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、前室タンクからヘッド部分まで断熱して50℃の加温を行った。ピエゾヘッドは、2〜15plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、キャリッジ両脇のランプユニットにより瞬時(着弾後1秒未満)に硬化される。記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、2.3〜13μmの範囲であった。本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。なお、インクジェット画像の形成は、上記方法に従って、10℃、20%RHの環境下、25℃、50%RHの環境下及び27℃、80%RHの環境下でそれぞれ行った。
PVC:poly vinyl chloride
また、全く同様に図2に記載のラインヘッド記録方式のインクジェット記録装置を用い、インク組成物セット4〜6を用いて、画像を形成した。
上記画像形成方法で記録した各画像について、1m、100m出力時に下記の各評価を行った。
Y、M、C、K各色インクを用いて、目標濃度で6ポイントMS明朝体文字を印字し、文字のガサツキをルーペで拡大評価し、下記の基準に則り文字品質の評価を行った。
○:僅かにガサツキが見える
△:ガサツキが見えるが、文字として判別でき、ギリギリ使えるレベル
×:ガサツキがひどく、文字がかすれていて使えないレベル
(色混じり(滲み、皺))
720dpiで、Y、M、C、K各色1ドットが隣り合うように印字し、隣り合う各色ドットをルーペで拡大し、滲み具合を目視観察し、下記の基準に則り色混じりの評価を行った。
○:隣り合うドット形状はほぼ真円を保ち、ほとんど滲みがない
△:隣り合うドットが少し滲んでいてドット形状が少しくずれているが、ギリギリ使えるレベル
×:隣り合うドットが滲んで混じりあっており、また、重なり部に皺の発生があり、使えないレベル
以上により得られた各評価結果を、表4に示す。
2 ヘッドキャリッジ
3 記録ヘッド
31 インク吐出口
4 照射手段
5 プラテン部
6 ガイド部材
7 蛇腹構造
8 照射光源
P 記録材料
Claims (12)
- 光開始剤、光重合性化合物、顔料を含有する活性光線硬化型インクジェットインクの4色以上からなる活性光線硬化型インクジェットインクセットにおいて、該活性光線硬化型インクジェットインクセットに含まれる活性光線硬化型インクジェットブラックインクは光重合性化合物としてオキセタン化合物及び脂環式エポキシ化合物から選ばれる少なくとも1種と(メタ)アクリレート化合物とを併用し、更に、該活性光線硬化型インクジェットブラックインクを除く3色以上の活性光線硬化型インクジェットインク中あるいは該活性光線硬化型インクジェットブラックインクを含む全部の活性光線硬化型インクジェットインク中に330nmよりも長波長に紫外線スペクトル吸収を有する増感剤を含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- 増感剤が、置換基として水酸基、置換されていてもよいアラルキルオキシ基またはアルコキシ基を少なくとも1つ有する多環芳香族化合物、カルバゾール誘導体、フェノチアジン誘導体、チオキサントン誘導体から選ばれる少なくとも1種の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- 前記活性光線硬化型インクジェットブラックインク中の光開始剤としてヨウドニウム塩またはスルホニウム塩などのオニウム塩光酸発生剤を1〜10質量%含有し、光ラジカル発生剤を0〜1質量%含有することを特徴とする請求項1または2に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- 前記活性光線硬化型インクジェットインクセットが活性光線硬化型インクジェットホワイトインクを有する場合、該活性光線硬化型インクジェットホワイトインク中の光重合性化合物としてオキセタン化合物及び脂環式エポキシ化合物から選ばれる少なくとも1種と(メタ)アクリレート化合物とを併用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- 前記活性光線硬化型インクジェットホワイトインク中の光開始剤としてヨウドニウム塩またはスルホニウム塩などのオニウム塩光酸発生剤を1〜10質量%含有し、光ラジカル発生剤を0〜1質量%含有することを特徴とする請求項4に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- 光開始剤として光照射後にベンゼンを発生しないスルホニウム塩を含有し、活性光線硬化型インクジェットブラックインク及び活性光線硬化型インクジェットホワイトインク以外の3色以上の活性光線硬化型インクジェットインク中の光重合性化合物として、少なくとも1種のオキセタン環を有する化合物を30〜95質量%、少なくとも1種の脂環式エポキシ化合物を5〜70質量%、少なくとも1種のビニルエーテル化合物0〜40質量%とを含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- 各活性光線硬化型インクジェット色インクの25℃における粘度が7〜50mPa・sであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットの活性光線硬化型インクジェットインクを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクが着弾した後、0.001〜1.0秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射して該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総活性光線硬化型インクジェットインク膜厚が、2〜20μmであることを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射して該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出する活性光線硬化型インクジェットインク液滴量が、2〜15plであることを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射して該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、ラインヘッド方式の記録ヘッドより噴射して画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項8〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いられるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インクジェットインク及び記録ヘッドを35〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045842A JP4835004B2 (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 活性光線硬化型インクジェットインクセット、画像形成方法及びインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045842A JP4835004B2 (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 活性光線硬化型インクジェットインクセット、画像形成方法及びインクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006232889A true JP2006232889A (ja) | 2006-09-07 |
JP4835004B2 JP4835004B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=37040907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005045842A Expired - Fee Related JP4835004B2 (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 活性光線硬化型インクジェットインクセット、画像形成方法及びインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4835004B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007023073A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Fujifilm Holdings Corp | インク組成物、それを用いた画像形成方法、及び印刷物 |
WO2007034714A1 (ja) * | 2005-09-22 | 2007-03-29 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 活性光線硬化型インクジェットインクとそれを用いた画像形成方法 |
WO2007074768A1 (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sakata Inx Corp. | 光硬化型インクジェット印刷用インク組成物 |
EP2149457A2 (en) | 2008-07-30 | 2010-02-03 | Fujifilm Corporation | Inkjet recording method, inkjet recording system, and printed material |
JP2013502480A (ja) * | 2009-08-21 | 2013-01-24 | セリコル リミテッド | 印刷用インク、装置および方法 |
JP2014145053A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Hitachi Maxell Ltd | 顔料分散体及びエネルギー線硬化型インクジェット用インク |
IT202000014053A1 (it) * | 2020-06-12 | 2021-12-12 | Skf Ab | Sistema e metodo per l’identificazione di un componente meccanico, in particolare un anello di cuscinetto di rotolamento |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11199681A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-07-27 | Asahi Denka Kogyo Kk | 光重合性組成物および硬化塗膜形成方法 |
JP2000504778A (ja) * | 1996-02-21 | 2000-04-18 | コウツ・ブラザーズ・ピーエルシー | 放射線硬化性インク組成物 |
JP2000239648A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-05 | Jsr Corp | 光カチオン重合用光増感剤および光カチオン重合方法 |
JP2002188025A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-07-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ |
JP2004018546A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット用インクセット及びインクジェット画像形成方法 |
JP2004284144A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成方法とインクジェット記録装置、及びそれに用いる活性光線硬化型インク |
JP2004359946A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-24 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェットインクセット及び記録方法 |
JP2005029632A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-03 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェット用インク組成物、画像形成方法及びエポキシ化合物 |
JP2005041961A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Toshiba Tec Corp | 感光性インクジェットインク |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005045842A patent/JP4835004B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000504778A (ja) * | 1996-02-21 | 2000-04-18 | コウツ・ブラザーズ・ピーエルシー | 放射線硬化性インク組成物 |
JPH11199681A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-07-27 | Asahi Denka Kogyo Kk | 光重合性組成物および硬化塗膜形成方法 |
JP2000239648A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-05 | Jsr Corp | 光カチオン重合用光増感剤および光カチオン重合方法 |
JP2002188025A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-07-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ |
JP2004018546A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット用インクセット及びインクジェット画像形成方法 |
JP2004284144A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成方法とインクジェット記録装置、及びそれに用いる活性光線硬化型インク |
JP2004359946A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-24 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェットインクセット及び記録方法 |
JP2005029632A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-03 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェット用インク組成物、画像形成方法及びエポキシ化合物 |
JP2005041961A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Toshiba Tec Corp | 感光性インクジェットインク |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007023073A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Fujifilm Holdings Corp | インク組成物、それを用いた画像形成方法、及び印刷物 |
WO2007034714A1 (ja) * | 2005-09-22 | 2007-03-29 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 活性光線硬化型インクジェットインクとそれを用いた画像形成方法 |
WO2007074768A1 (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sakata Inx Corp. | 光硬化型インクジェット印刷用インク組成物 |
EP2149457A2 (en) | 2008-07-30 | 2010-02-03 | Fujifilm Corporation | Inkjet recording method, inkjet recording system, and printed material |
EP2149457A3 (en) * | 2008-07-30 | 2011-11-16 | FUJIFILM Corporation | Inkjet recording method, inkjet recording system, and printed material |
JP2013502480A (ja) * | 2009-08-21 | 2013-01-24 | セリコル リミテッド | 印刷用インク、装置および方法 |
US9073358B2 (en) | 2009-08-21 | 2015-07-07 | Sericol Limited | Printing ink, apparatus and method |
JP2014145053A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Hitachi Maxell Ltd | 顔料分散体及びエネルギー線硬化型インクジェット用インク |
IT202000014053A1 (it) * | 2020-06-12 | 2021-12-12 | Skf Ab | Sistema e metodo per l’identificazione di un componente meccanico, in particolare un anello di cuscinetto di rotolamento |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4835004B2 (ja) | 2011-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4289099B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP4748063B2 (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインクセット、その画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JPWO2006027966A1 (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP4595311B2 (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2004091556A (ja) | 活性光線硬化型組成物、活性光線硬化型インクとそれを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP4835004B2 (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインクセット、画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2004131589A (ja) | 紫外線硬化型インクジェット組成物、その製造方法及び画像形成方法 | |
JPWO2005116151A1 (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク、活性光線硬化型インクジェットインクの保存方法及び画像形成方法、インクジェット記録装置 | |
JP4147943B2 (ja) | 画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2010095583A (ja) | 活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法およびインクジェット記録装置 | |
JP2006104452A (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク、画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP4366947B2 (ja) | 活性光線硬化型インク組成物、及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP2009280672A (ja) | 活性光線硬化型インク組成物 | |
JP4539104B2 (ja) | 活性光線硬化型インクを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2005105191A (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク組成物とそれを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2005113043A (ja) | 活性光線硬化型インク組成物、画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP4285020B2 (ja) | 活性光線硬化型インクを用いた画像形成方法 | |
JP2004323610A (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JPWO2006090540A1 (ja) | インクジェット記録画像形成方法、インクジェット記録装置 | |
JP5007668B2 (ja) | 活性光線硬化型組成物、活性光線硬化型インクジェットインク、画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JPWO2008056523A1 (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク、画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP4487501B2 (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2005126550A (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2004307613A (ja) | 活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2005255766A (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080201 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110815 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110912 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |