JPWO2006090540A1 - インクジェット記録画像形成方法、インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、記録材料を選ばず、文字品質の劣化や色混じり及び硬化皺の発生がない高精細な画像を安定に記録することができるインクジェット記録画像形成方法およびインクジェット記録装置を提供する。このインクジェット記録画像形成方法は、インクジェット記録ヘッドより光重合性化合物を含有するインクを記録材料上に吐出し、該記録材料上に吐出されたインクに光照射して硬化させて画像を形成する画像形成方法において、該光照射の照射光として赤外線を減じたフラッシュ光を用い、該インクが光重合性化合物としてオキシラン基を有する化合物と、(メタ)アクリレート基を有する化合物とを含有することを特徴とする。

Description

本発明は、様々な記録材料に高精細な画像を非常に安定に再現できるインクジェット記録画像形成方法及びインクジェット記録装置に関する。
近年、インクジェット記録方式は簡便・安価に画像を作製出来るため、写真、各種印刷や、マーキング、カラーフィルター等の特殊印刷など、様々な印刷分野に応用されてきている。特に微細なドットを出射、制御する記録装置や、色再現域、耐久性、出射適性等を改善したインク及びインクの吸収性、色材の発色性、表面光沢などを飛躍的に向上させた専用紙を用い、銀塩写真に匹敵する画質を得ることも可能となっている。今日のインクジェット記録方式の画質向上は、記録装置、インク、専用紙の全てが揃って初めて達成されている。
しかしながら、専用紙を必要とするインクジェット記録方式は、記録媒体が制限されること、記録媒体のコストアップが問題となる。そこで、専用紙と異なる被転写媒体へインクジェット方式により記録する試みが多数なされている。具体的には、室温で固形のワックスインクを用いる相変化インクジェット方式、速乾性の有機溶剤を主体としたインクを用いるソルベント系インクジェット方式や、記録後、紫外線(UV)光により架橋させる紫外線硬化型インクジェット方式などである。
中でも、紫外線硬化型インクジェット方式は、ソルベント系インクジェット方式に比べ比較的低臭気であり、速乾性で、インク吸収性の無い記録媒体への記録が出来る点で、近年注目されつつあり、例えば、特許文献1や特許文献2において、紫外線硬化型インクジェットインクが開示されている。
しかしながら、これらのインクを用いる場合、記録材料の種類や作業環境によって、着弾後のドット径が大きく変化してしまい、様々な記録材料に対して高精細な画像を形成することは不可能であった。
また、特許文献3や特許文献4では、フラッシュ光源を用いたインクジェット記録方法が開示されている。特許文献3では使用するインクに関する詳細な記載がなく、一般的な水系インクや溶剤インクを用いても溶媒を乾燥・蒸発させるには、相当量の熱量が必要であり、多大な照射回数が必要となり、その結果、記録材料が熱で変形してしまう。また、特許文献4では、水を含有する紫外線硬化性のインクを用いており、インクが記録材料に定着する程度であれば熱があまり発生しない程度のフラッシュ露光で済むが、残留する水分の除去のためには非常に大きな熱量を必要とし、フラッシュ露光だけでは、水分が残り十分な画像耐久性を得ることは難しい。また、いずれの方式でもブラックを含むカラー画像を形成する場合には、画像の乱れが生じるなどの問題がある。すなわち、ブラックは光吸収効率が高いため、インク液が硬化する前後で過熱によるインク液の対流、沸騰などが生じてしまい、これにより濃度の低下、色の滲み、硬化膜の皺の発生、など画質劣化を招いていた。
特開平6−200204号公報 特表2000−504778号公報 特開2000−272101号公報 特表2001−512777号公報
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、記録材料を選ばず、文字品質の劣化や色混じり及び硬化皺の発生がない高精細な画像を安定に記録することができるインクジェット記録画像形成方法およびインクジェット記録装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成された。
1.インクジェット記録ヘッドより光重合性化合物を含有するインクを記録材料上に吐出し、該記録材料上に吐出されたインクに光照射して硬化させて画像を形成する画像形成方法において、該光照射の照射光として赤外線を減じたフラッシュ光を用い、該インクが光重合性化合物としてオキシラン基を有する化合物と、(メタ)アクリレート基を有する化合物とを含有することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
2.インクジェット記録ヘッドより光重合性化合物を含有するインクを記録材料上に吐出し、該記録材料上に吐出されたインクに光照射して硬化させて画像を形成する画像形成方法において、該光照射の照射光として赤外線を減じたフラッシュ光を用い、該インクが光重合性化合物としてマレイミド骨格を含む化合物を含有することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
3.インクジェット記録ヘッドより光重合性化合物を含有するインクを記録材料上に吐出し、該記録材料上に吐出されたインクに光照射して硬化させて画像を形成する画像形成方法において、該光照射の照射光として赤外線を減じたフラッシュ光を用い、該インクが光重合性化合物としてポリエン化合物及びポリチオール化合物を含有することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
4.前記フラッシュ光は、波長域700nm〜1100nmにおける光量が波長域250nm〜450nmにおける光量の半分以下であることを特徴とする前記1乃至3のいずれか1項記載のインクジェット記録画像形成方法。
5.照射光の平均入力エネルギーが、250W/cm2以上であることを特徴とする前記1乃至4のいずれか1項記載のインクジェット記録画像形成方法。
6.光照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜20μmであることを特徴とする前記1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録画像形成方法。
7.吐出されるインク液滴量が2〜15plであることを特徴とする前記1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット記録画像形成方法。
8.前記1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット記録画像形成方法に用いられるインクジェット記録装置であって、インクジェット記録ヘッド、記録材料搬送手段、フラッシュ光源、フラッシュ光の赤外光を減ずるフィルター、フラッシュ光を間欠的に照射する制御手段、光源冷却装置を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
9.インク及びインクジェット記録ヘッドを加熱する温度制御手段を有することを特徴とする前記8に記載のインクジェット記録装置。
10.前記9に記載のインクジェット記録装置を用い、温度制御手段により、インク及びインクジェット記録ヘッドを35〜80℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
本発明では、赤外線を減じたフラッシュ光を用い、光重合性化合物としてラジカル重合性化合物とオキシラン基を有する化合物との併用、レイミド骨格を含む化合物を含有、ポリエン化合物及びポリチオール化合物を含有するインクを硬化することにより、熱によるインクの対流・沸騰をおさえ、色混じりがなく、しわの発生を抑え、文字品質の優れた画像を形成することができた。
本発明に用いられるインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す正面図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
2 ヘッドキャリッジ
3 インクジェット記録ヘッド
4 フラッシュ光源
5 プラテン部
6 記録材料搬送手段のガイドローラ
7 蛇腹構造
8 赤外線カットフィルター
9 光源冷却装置
10 フラッシュ光照射制御手段
31 インク吐出口
P 記録材料
本発明のインクジェット画像形成方法(以下、画像形成方法ともいう)は、照射光として赤外線を減じたフラッシュ光源を用いることを特徴の一つとする。本発明者はフラッシュ露光により短時間でインク硬化させることで記録材料の種類や作業環境による着弾後のドット径の違いが抑えられるだけでなく、光源及び光そのものの熱によるインクの対流・沸騰を抑えることが(特に、ブラックインクにおいて)更なる高画質化につながることを見出した。更に本発明者は、光重合性化合物として、一般によく使われる(メタ)アクリレートモノマーまたはオリゴマーなどのラジカル重合性の化合物だけを用いる場合には、フラッシュ光による前述の効果が十分に発揮されないことを見出し、光重合性化合物として、カチオン重合性化合物とラジカル重合性化合物との併用、マレイミド骨格を含む化合物、ないしは、ポリエン化合物及びポリチオール化合物を用いることにより、フラッシュ光源による硬化に適し、前述の問題をいずれも解決の方向に導くことを新たに見出し、本発明に至った次第である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の記録画像形成方法に用いられるインクでは、光重合性化合物として(メタ)アクリレート基を有する化合物とオキシラン基を有する化合物とを併用して用いることを特徴とする。
本発明に係る(メタ)アクリレート基を有する化合物としては、公知のあらゆる(メタ)アクリレートモノマーまたはオリゴマーを適用することができる。本発明でいう「または」は、モノマーであっても、オリゴマーであっても良く、更に両方を含んでも良いことを意味する。また、以下に述べる事項に関しても同様である。
本発明に適用可能なメタ)アクリレート基を有する化合物としては、例えば、イソアミルアクリレート、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、オクチルアクリレート、デシルアクリレート、イソミルスチルアクリレート、イソステアリルアクリレート、2−エチルヘキシル−ジグリコールアクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、ブトキシエチルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、メトキシプロピレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、イソボルニルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−アクリロイロキシエチルコハク酸、2−アクリロイロキシエチルフタル酸、2−アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシエチル−フタル酸、ラクトン変性可とう性アクリレート、t−ブチルシクロヘキシルアクリレート等の単官能モノマー、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジメチロール−トリシクロデカンジアクリレート、ビスフェノールAのEO付加物ジアクリレート、ビスフェノールAのPO付加物ジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリテトラメチレングリコールジアクリレート等の2官能モノマー、トリメチロールプロパントリアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート、カプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールエトキシテトラアクリレート、カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の三官能以上の多官能モノマーが挙げられる。
この他、重合性のオリゴマー類も、モノマー同様に配合可能である。重合性オリゴマーとしては、エポキシアクリレート、脂肪族ウレタンアクリレート、芳香族ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、直鎖アクリルオリゴマー等が挙げられる。
なお、感作性、皮膚刺激性、眼刺激性、変異原性、毒性などの観点から、上記モノマーの中でも、特に、イソアミルアクリレート、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、オクチルアクリレート、デシルアクリレート、イソミルスチルアクリレート、イソステアリルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、メトキシプロピレングリコールアクリレート、イソボルニルアクリレート、ラクトン変性可とう性アクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート、カウプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールエトキシテトラアクリレート、カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートが好ましい。
更に、これらの中でも、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、イソステアリルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、イソボルニルアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート、カウプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートが特に好ましい。
オキシラン基を有する化合物としては、公知のあらゆるオキシラン基を有する化合物を用いることができる。
オキシラン基を有するエポキシ化合物には、以下の芳香族エポキシド、脂環式エポキシド及び脂肪族エポキシド等が挙げられる。
芳香族エポキシドとして好ましいものは、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノール或いはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるジ又はポリグリシジルエーテルであり、例えば、ビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、並びにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロへキセン又はシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによって得られる、シクロヘキセンオキサイド又はシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましい。
脂肪族エポキシドの好ましいものとしては、脂肪族多価アルコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル等があり、その代表例としては、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジグリシジルエーテル又は1,6−ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル等のアルキレングリコールのジグリシジルエーテル、グリセリン或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はトリグリシジルエーテル等の多価アルコールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル等のポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
また、本発明においてはAMES及び感作性などの安全性の観点から、オキシラン基を有するエポキシ化合物としては、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドの少なくとも一方であることが特に好ましい。
エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドは、脂肪酸エステル、脂肪酸グリセライドにエポキシ基を導入したものであれば、特に制限はなく用いられる。エポキシ化脂肪酸エステルとしては、オレイン酸エステルをエポキシ化して製造されたもので、エポキシステアリン酸メチル、エポキシステアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸オクチル等が用いられる。また、エポキシ化脂肪酸グリセライドは、同様に、大豆油、アマニ油、ヒマシ油等をエポキシ化して製造されたもので、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化ヒマシ油等が用いられる。
カチオン重合性化合物としては、更にオキセタン環を有する化合物、ビニルエーテル化合物などを併用して用いてもよい。
オキセタン環を有する化合物は、特開2001−220526号、同2001−310937号に開示されているような公知のあらゆるオキセタン化合物を使用できる。
更に、本発明においてはあらゆる公知のビニルエーテル化合物を用いてもよい。
ビニルエーテル化合物としては、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジ又はトリビニルエーテル化合物、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−O−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物等が挙げられる。
これらのビニルエーテル化合物のうち、硬化性、密着性、表面硬度を考慮すると、ジ又はトリビニルエーテル化合物が好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。本発明では、上記ビニルエーテル化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
本発明の記録画像形成方法に用いられるインクには、光重合性化合物としてマレイミド骨格を含む化合物を含有することを特徴とする。
本発明で用いることのできるマレイミド骨格を含む化合物(以下、マレイミド化合物ともいう)について説明する。本発明に係るマレイミド化合物としては、例えば、特開2000−211249号、同2000−143729号、同2000−144033号、同2000−144041号、同2000−264922号、特開平11−292874号、同11−124404号、同11−124403号、同11−302278号等に開示されている既知の様々な構造のマレイミド化合物を用いることができる。これらマレイミド化合物は、例えば、特開2000−211249号などに開示されているような、既知の技術を用いて合成することができる。
また、これらマレイミド化合物は、本発明に係る前記(メタ)アクリレートモノマーまたはオリゴマーと併用して用いても良い。
本発明の記録画像形成方法に用いられるインクには、光重合性化合物としてポリエン化合物及びポリチオール化合物を含有することを特徴とする。
本発明に用いられるポリエン化合物及びポリチオール化合物としては、公知の化合物、例えば、特開2001−26608等に記載された化合物が使用できる。
本発明に係るポリエン化合物とは、1分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有する多官能性の化合物をいう。ポリエン化合物としては、アリルアルコール誘導体、(メタ)アクリル酸と多価アルコールとのエステル類、ウレタン(メタ)アクリレート及びジビニルベンゼン等が挙げられる。これらの1種又は2種以上を用いることができる。
アリルアルコール誘導体としては、例えば、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、ジアリルマレエート、ジアリルフマレート、ジアリルアジペート、ジアリルフタレート、トリアリルトリメリテート、テトラアリルピロメリテート、グリセリンジアリルエーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ペンタエリスリトールジアリルエーテル及びソルビトールジアリルエーテル等が挙げられる。
(メタ)アクリル酸と多価アルコールとのエステル類の中で、多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール及びソルビトール等が挙げられる。
これらの中では、ポリチオールとの反応性の点で、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート及びマレイン酸ジアリルからなる群から選ばれる1種以上のものが好ましく、トリアリルイソシアヌレートがより好ましい。
本発明に係るポリチオール化合物とは、1分子中に2個以上のチオール基を有する多官能性の化合物を言う。ポリチオール化合物としては、メルカプトカルボン酸と多価アルコールとのエステル類、脂肪族ポリチオール類及び芳香族ポリチオール類等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
メルカプトカルボン酸と多価アルコールとのエステル類の中で、メルカプトカルボン酸としては、例えば、チオグリコール酸、α−メルカプトプロピオン酸及びβ−メルカプトプロピオン酸等が挙げられる。又、多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール及びソルビトール等が挙げられる。
脂肪族ポリチオール類及び芳香族ポリチオール類としては、例えば、エタンジチオール、プロパンジチオール、ヘキサメチレンジチオール、デカメチレンジチオール、トリレン−2,4−ジチオール及びキシレンジチオール等が挙げられる。
これらの中では、臭気が少ない点で、メルカプトカルボン酸と多価アルコールとのエステル類が好ましい。
また、これらポリエン化合物及びポリチオール化合物は、本発明に係る前記(メタ)アクリレートモノマーまたはオリゴマーと併用して用いても良い。
本発明の記録画像形成方法に用いられるインクでは、光開始剤として、アリールアルキルケトン、オキシムケトン、チオ安息香酸S−フェニル、チタノセン、芳香族ケトン、チオキサントン、ベンジルとキノン誘導体、ケトクマリン類などの従来公知の光開始剤が使用できる。「UV・EB硬化技術の応用と市場」(シーエムシー出版、田畑米穂監修/ラドテック研究会編集)に詳しい。中でもアシルフォスフィンオキシドやアシルホスフォナートは、感度が高く、開始剤の光開裂により吸収が減少するため、インクジェット方式のように1色当たり5〜12μmの厚みを持つインク画像での内部硬化に特に有効である。具体的には、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチル−ペンチルフォスフィンオキサイドなどが好ましい。
また、前述のモノマー同様、安全性を考慮した選択では、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モリフォリノプロパン−1−オン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチル−ペンチルフォスフィンオキサイド、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(ダロキュア1173)が好適に用いられる。好ましい添加量は、インク組成物全体の1〜6質量%、好ましくは2〜5質量%である。
本発明の記録画像形成方法に用いられるインクは、上述の光重合性化合物、光開始剤、と共に、各種公知の染料または顔料を含有することができるが、好ましくは顔料を含有することである。
本発明で好ましく用いることのできる顔料を、以下に列挙する。
C.I.Pigment Yellow 1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、81、83、87、93、95、97、98、109、114、120、128、129、138、150、151、154、180、185、
C.I.Pigment Red 5、7、12、22、38、48:1、48:2、48:4、49:1、53:1、57:1、63:1、101、112、122、123、144、146、168、184、185、202、
C.I.Pigment Violet 19、23、
C.I.Pigment Blue 1、2、3、15:1、15:2、15:3、15:4、18、22、27、29、60、
C.I.Pigment Green 7、36、
C.I.Pigment White 6、18、21、
C.I.Pigment Black 7
また、本発明において、プラスチックフィルムのような透明基材での色の隠蔽性を上げる為に、白インクを用いることが好ましい。特に、軟包装印刷、ラベル印刷においては、白インクを用いることが好ましい。
上記顔料の分散には、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等の分散装置を用いることができる。また、顔料の分散を行う際に、分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、高分子分散剤を用いることが好ましく、高分子分散剤としては、例えば、Avecia社のSolsperseシリーズや、味の素ファインテクノ社のPBシリーズが挙げられる。また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤および分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体としては、溶剤または重合性化合物が用いられるが、本発明に用いる活性光線硬化型インクでは、インク着弾直後に反応・硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐溶剤性の劣化、残留する溶剤のVOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤ではなく、重合性化合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性上好ましい。
顔料の分散は、顔料粒子の平均粒径を0.08〜0.5μmとすることが好ましく、最大粒径は0.3〜10μm、好ましくは0.3〜3μmとなるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を適宜設定する。この粒径管理によって、インクジェット記録ヘッドのノズル詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性および硬化感度を維持することができる。
本発明に係るインクにおいては、色材濃度としては、インク全体の1質量%乃至10質量%であることが好ましい。
本発明の記録画像形成方法に適用する活性光線硬化型インクには、上記説明した以外に様々な添加剤を用いることができる。例えば、界面活性剤、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することができる。
本発明の記録画像形成方法に適用するインクにおいては、25℃における粘度が7〜50mPa・sであることが、良好な硬化性を得るために好ましい。本発明における粘度とは、Physica社製の粘弾性測定装置MCR300を用いて測定したシェアレート1000(1/s)の値である。
次に、本発明の記録画像形成方法について説明する。
本発明の記録画像形成方法においては、インクをインクジェット記録方式により記録材料上に吐出、描画し、次いで赤外線を減じたフラッシュ光を照射することで、インクを硬化して画像形成する。
(インク着弾後の総インク膜厚)
本発明では、記録材料上にインクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜20μmであることが好ましい。スクリーン印刷分野の活性光線硬化型インクジェット記録では、総インク膜厚が20μmを越えているのが現状であるが、記録材料が薄いプラスチック材料であることが多い軟包装印刷分野では、前述した記録材料のカール・皺の問題でだけでなく、印刷物全体のこし・質感が変わってしまうという問題が有るため、過剰な膜厚のインク吐出は好ましくない。
尚、ここでいう「総インク膜厚」とは、記録材料に描画されたインクの膜厚の最大値を意味し、単色でも、それ以外の2色重ね(2次色)、3色重ね、4色重ね(白インクベース)のインクジェット記録方式で記録を行った場合でも、総インク膜厚の意味するところは同様である。
(インクの吐出条件)
インクの吐出条件としては、インクジェット記録ヘッド及びインクを35〜100℃に加熱し、吐出することが、吐出安定性の点で好ましい。活性光線硬化型インクは、温度変動による粘度変動幅が大きく、粘度変動はそのまま液滴サイズ、液滴射出速度に大きく影響を与え、画質劣化を引き起こすため、インク温度を上げながらその温度を一定に保つことが必要である。インク温度の制御幅としては、設定温度±5℃、好ましくは設定温度±2℃、更に好ましくは設定温度±1℃である。
また、本発明の記録画像形成方法では、各ノズルより吐出する液滴量が2〜15plであることが好ましい。
本来、高精細画像を形成するためには、インクの液滴量がこの範囲であることが必要であるが、この液滴量で吐出する場合、前述した吐出安定性が特に厳しくなる。本発明によれば、インクの液滴量が2〜15plのような小液滴量で吐出を行っても吐出安定性は向上し、高精細画像が安定して形成することができる。
(インク着弾後の光照射条件)
本発明の記録画像形成方法においては、活性光線の照射条件として、記録材料上にインクが着弾した後、0.001秒〜1.0秒の間に活性光線が照射されることが好ましく、より好ましくは0.001秒〜0.5秒である。高精細な画像を形成するためには、照射タイミングができるだけ早いことが特に重要となる。
活性光線の照射方法としては、その基本的な方法が特開昭60−132767号に開示されている。これによると、ヘッドユニットの両側に光源を設け、シャトル方式でヘッドと光源を走査する。照射は、インク着弾後、一定時間を置いて行われることになる。
本発明に用いられるフラッシュ光源としては、インクの硬化反応に寄与する紫外光を主に使用するため、過熱の原因となる、近赤外領域の光をカットすることで、画像の乱れを防止する。
本発明に係る光照射に用いられる照射光は、700nm以上の赤外光を減じたものであるこを特徴とする。700nm以上の赤外光を減ずる量は、インクの赤外線吸収効率とフラッシュ光の最大照度に依存し、赤外線吸収および照度が高ければ高いほど、カットすべきレベルは高く設定する必要がある。前記フラッシュ光の700nm〜1100nmにおける光量が250nm〜450nm以下における光量の半分以下であることが好ましい。
フィルターとしては、例えば、NDフィルター、色ガラスフィルター、誘多膜フィルター、干渉フィルターなどの各種光学フィルターを用いることができる。特に、熱線吸収ガラスに誘電体膜をコートしたコールドフィルターが好ましい。これらのコールドフィルターとしては、例えば、シグマ光機株式会社から市販されているものを利用することができる。
フラッシュ光の光源としては、キセノンフラッシュ光源を用いることができる。紫外線を効率的に用いるため、ランプの管面およびフィルターは紫外線透過性のものを用いることが好ましい。
照度は発光時間(半値幅)あたりの入力エネルギーの平均値が、250W/cm2以上であり、更に好ましくは500W/cm2以上である。照度を上げると酸素阻害が低減し、硬化感度を上げることができる。すなわち、単純に照度を上げると赤外光強度も大きくなり、カラー画像形成ではインクが過熱して画質が低下する。
尚、本発明において、上記フラッシュ光の光量の測定には、例えば、OL−745紫外−可視−近赤外放射輝度測定器(旭光通商(株)社製)を用いて測定することができる。
以下、本発明のインクジェット記録装置について、図面を適宜参照しながら説明する。尚、図示するインクジェット記録装置は、あくまでも本発明のインクジェット記録装置の一態様であり、本発明のインクジェット記録装置はこの図面に限定されない。
図1は、本発明のインクジェット記録装置の要部構成を示す正面図である。インクジェット記録装置1は、ヘッドキャリッジ2、インクジェット記録ヘッド3、フラッシュ光源4、プラテン部5、記録材料搬送手段のガイドロール6等を備えて構成される。このインクジェット記録装置1は、記録材料Pの下にプラテン部5が設置されている。プラテン部5は、紫外線を吸収する機能を有しており、記録材料Pを通過してきた余分な紫外線を吸収する。その結果、高精細な画像を非常に安定に再現できる。
記録材料Pは、記録材料搬送手段のガイドロール6に案内され、図1における手前から奥の方向に移動する。ヘッド走査手段(図示せず)は、ヘッドキャリッジ2を図1におけるY方向に往復移動させることにより、ヘッドキャリッジ2に保持されたインクジェット記録ヘッド3の走査を行なう。
ヘッドキャリッジ2は記録材料Pの上側に設置され、記録材料P上の画像印刷に用いる色の数に応じて後述するインクジェット記録ヘッド3を複数個、吐出口を下側に配置して収納する。ヘッドキャリッジ2は、図1におけるY方向に往復自在な形態で記録装置1本体に対して設置されており、ヘッド走査手段の駆動により、図1におけるY方向に往復移動する。
尚、図1ではヘッドキャリッジ2がホワイト(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、ライトイエロー(Ly)、ライトマゼンタ(Lm)、ライトシアン(Lc)、ライトブラック(Lk)、ホワイト(W)のインクジェット記録ヘッド3を収納するものとして描図を行なっているが、実施の際にはヘッドキャリッジ2に収納されるインクジェット記録ヘッド3の色数は適宜決められるものである。
インクジェット記録ヘッド3は、インク供給手段(図示せず)により供給されたインクを、内部に複数個備えられた吐出手段(図示せず)の作動により、吐出口から記録材料Pに向けて吐出する。インクジェット記録ヘッド3により吐出されるインクは色材、重合性モノマー、開始剤等を含んで組成されており、紫外線の照射を受けることで開始剤が触媒として作用することに伴なうモノマーの架橋、重合反応によって硬化する性質を有する。
インクジェット記録ヘッド3は記録材料Pの一端からヘッド走査手段の駆動により、図1におけるY方向に記録材料Pの他端まで移動するという走査の間に、記録材料Pにおける一定の領域(着弾可能領域)に対してインクをインク滴として吐出し、該着弾可能領域にインク滴を着弾させる。
上記走査を適宜回数行ない、1領域の着弾可能領域に向けてインクの吐出を行なった後、記録材料搬送手段で記録材料Pを図1における手前から奥方向に適宜移動させ、再びヘッド走査手段による走査を行ないながら、インクジェット記録ヘッド3により上記着弾可能領域に対し、図1における奥方向に隣接した次の着弾可能領域に対してインクの吐出を行なう。
上述の操作を繰り返し、ヘッド走査手段及び記録材料搬送手段と連動してインクジェット記録ヘッド3からインクを吐出することにより、記録材料P上にインク滴の集合体からなる画像が形成される。
フラッシュ光源4はキセノンフラッシュランプであり、フラッシュ光源4は、インクジェット記録ヘッド3がヘッド走査手段の駆動による1回の走査によってインクを吐出する着弾可能領域のうち、インクジェット記録装置1で設定できる最大のものとほぼ同じ形状か、着弾可能領域よりも大きな形状を有する。
フラッシュ光源4はヘッドキャリッジ2の両脇に、記録材料Pに対してほぼ平行に、固定して設置される。
前述したようにインク吐出部の照度を調整する手段としては、インクジェット記録ヘッド3全体を遮光することはもちろんであるが、加えてフラッシュ光源4と記録材料Pの距離h1より、インクジェット記録ヘッド3のインク吐出口31と記録材料Pとの距離h2を小さくしたり(h1>h2)、インクジェット記録ヘッド3とフラッシュ光源4との距離dを離したり(dを大きく)することが有効である。又、インクジェット記録ヘッド3とフラッシュ光照射手段4の間を蛇腹構造7にすると更に好ましい。
ここで、フラッシュ光源4で照射されるフラッシュ光は、赤外線カットフィルター8を通して照射される。着弾したインクにタイミングを合わせてフラッシュ光を間欠的に照射する制御手段9により制御されて光照射される。フラッシュ光源4は光源冷却装置10により高温になり過ぎないように冷却されている。
本発明で用いることのできる記録材料としては、通常の非コート紙、コート紙などの他、いわゆる軟包装に用いられる各種非吸収性のプラスチックおよびそのフィルムを用いることができ、各種プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、延伸ポリスチレン(OPS)、延伸ナイロン(ONy)、延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、各種ポリオレフィンフィルム、PEフィルム、TACフィルムを挙げることができる。その他のプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS、ポリアセタール、PVA、ゴム類などが使用できる。また、金属類や、ガラス類にも適用可能である。これらの記録材料の中でも、特に熱でシュリンク可能な、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルムへ画像を形成する場合に本発明の構成は、有効となる。これらの基材は、インクの硬化収縮、硬化反応時の発熱などにより、フィルムのカール、変形が生じやすいばかりでなく、インク膜が基材の収縮に追従し難い。
これら、各種プラスチックフィルムの表面エネルギーは大きく異なり、記録材料によってインク着弾後のドット径が変わってしまうことが、従来から問題となっていた。本発明の構成では、表面エネルギーの低いOPPフィルム、OPSフィルムや表面エネルギーの比較的大きいPETまでを含む、表面エネルギーが35〜60mN/mの広範囲の記録材料に良好な高精細な画像を形成できる。
本発明において、包装の費用や生産コスト等の記録材料のコスト、プリントの作製効率、各種のサイズのプリントに対応できる等の点で、長尺(ウェブ)の記録材料を使用する方が有利である。
以下に本発明の実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明の実施態様はこれらの例に限定されるものではない。
《顔料分散液1〜5の調製》
以下の組成で、各顔料を分散して、顔料分散液1〜5を調製した。以下に示す2種の化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃ホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌溶解した。
PB822(味の素ファインテクノ社製分散剤) 9部
テトラエチレングリコールジアクリレート(二官能) 71部
室温まで冷却した後、これにそれぞれ下記各顔料を20部を加えて、直径0.5mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて下記時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去し、顔料1〜5を含有する顔料分散液1〜5を調製した。
顔料1:Pigment Black 7(三菱化学社製、#52) 10時間
顔料2:Pigment Blue 15:4(大日精化社製、ブルーNo.32)
6時間
顔料3:Pigment Yellow 180(大日精化社製、特注) 9時間
顔料4:Pigment Red 122(大日精化社製、特注) 6時間
顔料5:酸化チタン(アナターゼ型:粒径0.2μm) 10時間
《インクセットの調製》
表1〜5に記載の組成からなる各インクから構成されたインクセット1〜5を調製し、ADVATEC社製テフロン(登録商標)3μmメンブランフィルターで濾過を行った。
上記調製した各インクセットの各色インク粘度は、以下の通りである。なお、粘度は、25℃における各色インクの粘度をPhysica社製の粘弾性測定装置 MCR300にて測定したシェアレート1000(1/s)の値で、その最大及び最小粘度での粘度巾で表示した。
インクセット1:25〜28mPa・s
インクセット2:30〜33mPa・s
インクセット3:30〜40mPa・s
インクセット4:22〜28mPa・s
インクセット5:25〜34mPa・s
表1〜5において、略称で記載している各化合物の詳細は、以下の通りである。
〔インク種類〕
K:濃ブラックインク
C:濃シアンインク
M:濃マゼンタインク
Y:濃イエローインク
W:ホワイトインク
Lk:淡ブラックインク
Lc:淡シアンインク
Lm:淡マゼンタインク
Ly:淡イエローインク
〔光重合性化合物〕
〈*A:アクリレート化合物〉
A−400:NKエステル A−400(新中村化学工業社製)
RA:ラウリルアクリレート(単官能)
TEGDA:テトラエチレングリコールジアクリレート(二官能)
DPEHA:カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(六官能)
〈*E:脂環式エポキシ化合物〉
S2021P:セロキサイド2021P(ダイセル化学社製)
〈*OX:オキセタン化合物〉
OXT−212:東亞合成社製
OXT−221:東亞合成社製
〈*MI:マレイミド骨格を含む化合物〉
MIA200:LUMICURE MIA200(大日本インク化学工業社製)
〈*PE:ポリエン化合物〉
PE1:トリアリルメタイソシアヌレート(日本化成社製)
〈*PT:ポリチオール化合物〉
PT1:トリメチロールプロパントリスチオグリコレート(淀化学社製)
〔光開始剤〕
I−184:イルガキュア184(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)
I−369:イルガキュア369(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)
I−651:イルガキュア651(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)
I−907:イルガキュア907(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)
I−1800:イルガキュア1800(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)
I−1850:イルガキュア1850(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)
I−2959:イルガキュア2959(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)
UVI6992:UVI6992(プロピレンカーボネート50%溶液 ダウケミカル社製)
〔水溶性有機溶剤〕
DEG:ジエチレングリコール(試薬)
IPA:イソプロピルアルコール(試薬)
〔界面活性剤〕
KF−351:信越シリコーン社製
SDX−1843:旭電化工業社製
KF−6011:信越シリコーン社製
KF−352:信越シリコーン社製
上記表1〜5において、各数値は質量%を示す。
《インクジェット画像形成方法》
ピエゾ型インクジェットノズルを備えた図1に記載の構成からなるインクジェット記録装置に、上記調製した各インクセット1〜5を装填し、表6に記載の巾600mm、長さ500mの長尺の各記録材料へ、下記の画像記録を連続して行った。画像データとしては「高精細カラーデジタル標準画像データ「N5・自転車」(財団法人 日本規格協会 1995年12月発行)」を用いた。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、前室タンクからヘッド部分まで断熱して50℃の加温を行った。ピエゾヘッドは、2〜15plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、キャリッジ両脇のランプユニットによりフラッシュ露光し、瞬時(着弾後2秒未満)に硬化した。
キャリッジスピードを500mm/s(主走査)とし、このときの記録媒体上での(1フラッシュあたり)のエネルギーは、3.0J/cm2、またフラッシュ光源は、フラッシュ発光時間(半値幅)0.8msec、周波数10Hzで駆動し、またフラッシュ露光幅(光源幅)が100mmのものを用い、前記キャリッジ主走査スピードにおいて、記録ヘッドの単位時間当たりの走査距離に対しフラッシュ露光幅×フラッシュ周期が2となる設定とした。即ち、フラッシュ2サイクルでフラッシュ露光幅分の主走査を行った。
この時、フラッシュ光源の前に700nm以上の光をカットするコールドフイルターを設置し、波長域700nm〜1100nmの光量(B)と、波長域250〜450nmの光量(A)との光量比(B/A)を0.4とした。
また、表6に示す様に、インクセット5を用いて、コールドフィルターを設置しなかった条件を比較例として評価した。
記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、2.3〜13μmの範囲であった。なお、本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。
なお、表6に記載の各記録材料の略称の詳細は、以下の通りである。
PVC:poly vinyl chloride
PET:polyethylene terephthalate
《インクジェット記録画像の評価》
上記方法に従って連続印字し、1m、10m、100mの時点でのそれぞれ試料について下記の各評価を行い、安定に高精細な画像を形成できるかいなかを評価した。
(文字品質)
Y、M、C、Kの各色インクを用いて、目標濃度で6ポイントMS明朝体文字を印字し、文字のガサツキをルーペで拡大評価し、下記の基準に従って文字品質の評価を行った。
◎:ガサツキなし
○:僅かにガサツキが見える
△:ガサツキが見えるが、文字として判別でき、ギリギリ使えるレベル
×:ガサツキがひどく、文字がかすれていて使えないレベル
(色混じり(滲み、皺))
720dpiで、Y、M、C、K各色の1dotが隣り合うように印字し、隣り合う各色dotをルーペで拡大し、滲み具合を目視観察し、下記の基準に従って色混じりの評価を行った。
◎:隣り合うdot形状が真円を保ち、滲みがない
○:隣り合うdot形状はほぼ真円を保ち、ほとんど滲みがない
△:隣り合うdotが少し滲んでいてdot形状が少しくずれているが、ギリギリ使えるレベル
×:隣り合うdotが滲んで混じりあっており、また、重なり部に皺の発生があり、使えないレベル
以上により得られた各評価結果を、表7に示す。
表7に示した結果より明らかなように、本発明の構成は、様々な記録材料に非常に安定に高精細な画像を形成することができることが分かる。

Claims (10)

  1. インクジェット記録ヘッドより光重合性化合物を含有するインクを記録材料上に吐出し、該記録材料上に吐出されたインクに光照射して硬化させて画像を形成する画像形成方法において、該光照射の照射光として赤外線を減じたフラッシュ光を用い、該インクが光重合性化合物としてオキシラン基を有する化合物と、(メタ)アクリレート基を有する化合物とを含有することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
  2. インクジェット記録ヘッドより光重合性化合物を含有するインクを記録材料上に吐出し、該記録材料上に吐出されたインクに光照射して硬化させて画像を形成する画像形成方法において、該光照射の照射光として赤外線を減じたフラッシュ光を用い、該インクが光重合性化合物としてマレイミド骨格を含む化合物を含有することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
  3. インクジェット記録ヘッドより光重合性化合物を含有するインクを記録材料上に吐出し、該記録材料上に吐出されたインクに光照射して硬化させて画像を形成する画像形成方法において、該光照射の照射光として赤外線を減じたフラッシュ光を用い、該インクが光重合性化合物としてポリエン化合物及びポリチオール化合物を含有することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
  4. 前記フラッシュ光は、波長域700nm〜1100nmにおける光量が波長域250nm〜450nmにおける光量の半分以下であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項記載のインクジェット記録画像形成方法。
  5. 照射光の平均入力エネルギーが、250W/cm2以上であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項記載のインクジェット記録画像形成方法。
  6. 光照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜20μmであることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に記載のインクジェット記録画像形成方法。
  7. 吐出されるインク液滴量が2〜15plであることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載のインクジェット記録画像形成方法。
  8. 請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか1項に記載のインクジェット記録画像形成方法に用いられるインクジェット記録装置であって、インクジェット記録ヘッド、記録材料搬送手段、フラッシュ光源、フラッシュ光の赤外光を減ずるフィルター、フラッシュ光を間欠的に照射する制御手段、光源冷却装置を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. インク及びインクジェット記録ヘッドを加熱する温度制御手段を有することを特徴とする請求の範囲第8項に記載のインクジェット記録装置。
  10. 請求の範囲第9項に記載のインクジェット記録装置を用い、温度制御手段により、インク及びインクジェット記録ヘッドを35〜80℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
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