JP2006232079A - トランスファ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数の低減と小型・軽量化を図ったトランスファ装置を提供する。
【解決手段】 駆動力は、入力歯車23のクラッチギア23bからスリーブ74を介してケーシング76に伝達されると、ケーシング76は、スプライン76aと係合突起71を係止してカム従動子70を押圧し、前輪および後輪の回転数に応じてそれぞれの駆動力を第1フェースカム72を介して後輪用出力軸4および第2フェースカム73を介して前輪側に出力すべく前輪用出力部材95に駆動力が伝達される。ケーシング76は、第1および第2フェースカム72,73の摺動面72a、73aにより支持される。
【選択図】 図2
【解決手段】 駆動力は、入力歯車23のクラッチギア23bからスリーブ74を介してケーシング76に伝達されると、ケーシング76は、スプライン76aと係合突起71を係止してカム従動子70を押圧し、前輪および後輪の回転数に応じてそれぞれの駆動力を第1フェースカム72を介して後輪用出力軸4および第2フェースカム73を介して前輪側に出力すべく前輪用出力部材95に駆動力が伝達される。ケーシング76は、第1および第2フェースカム72,73の摺動面72a、73aにより支持される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、入力された駆動力を前後輪に出力するトランスファ装置に関し、特に、部品点数の低減と小型・軽量化を図ったトランスファ装置に関する。
一般に四輪駆動車のトランスファ装置には、フルタイム方式とパートタイム方式とがある。前者のフルタイム方式では前後輪への分配機構として、例えば、センターデファレンシャルが用いられており、このセンターデファレンシャルは、前輪および後輪に常時駆動力を分配する駆動力分配機構と、前輪および後輪の差動を制限する差動制限機構とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図5は、特許文献1と同様の差動制限機構を有する従来のトランスファ装置を示す。このトランスファ装置100は、図示しないトランスミッションから出力された動力源としてのエンジンの回転が入力される入力軸175と、エンジンの回転力を入力して後輪側および前輪側の双方に出力するセンターデファレンシャルとしての遊星ギア機構180と、遊星ギア機構180を包囲するように配置され、遊星ギア機構180に駆動力を入力するケーシング176と、遊星ギア機構180により出力された駆動力をFree/Lock切換部192を介して後述するドライブスプロケット90に伝達する前輪用出力部材195と、図示しない前輪用出力軸に駆動力を伝達するドライブスプロケット90と、ボールベアリング40に支持され、遊星ギア機構180により出力された駆動力を後輪に伝達する後輪用出力軸4とを有し、上記Free/Lock切換部192におけるFree/Lock切換スリーブ191をスライドさせて、前輪用出力部材195とドライブスプロケット90との係合およびその解除を行うことにより2輪駆動または4輪駆動の切換を行うようになっている。
遊星ギア機構180は、内周側に設けられたサンギア172と、外周側に設けられたリングギア174と、サンギア172とリングギア174との間に設けられた複数のピニオンギア170とを有する。ピニオンギア170は、デファレンシャルキャリア171に連結されている。
ドライブスプロケット90は、図示しないチェーンを介して前輪用のスプロケットに接続され、さらに前輪用のスプロケットは、図示しない前輪用出力軸に接続される。ドライブスプロケット90は、ニードルベアリング181により後輪用出力軸4に回転自在に支持されている。
このトランスファ装置1は、入力軸175にエンジンからの駆動力が伝達されると、駆動力は、ケーシング176およびデファレンシャルキャリア171を介してピニオンギア170に伝達される。ピニオンギア170は、リングギア174およびサンギア172を駆動する。リングギア174は、デファレンシャルキャリア171を介して後輪用出力軸4を駆動し、駆動力が伝達された後輪用出力軸4は、図示しないリアデファレンシャルを介して左右の後輪を駆動する。また、サンギア172は、前輪用出力部材195およびFree/Lock切換部192を介してドライブスプロケット190を駆動し、ドライブスプロケット190は、図示しないチェーンを介して前輪用出力軸が取り付けられた前輪出力用スプロケットを駆動する。
特開平5−58177号公報(図1)
しかし、従来のトランスファ装置によると、センターデファレンシャルは、ケーシングにより包囲されるように支持されているため、駆動力入力部材であるケーシングを大型、かつ、複雑な形状としなければならなかった。そのため、入力部材の周辺の部品点数が増大して重量が増加するという問題がある。
従って、本発明の目的は、部品点数の低減と小型・軽量化を図ったトランスファ装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、対向する一対のカム面を有し、前輪または後輪にトルクをそれぞれ配分する一対のトルク伝達部材と、前記一対のトルク伝達部材間にあって前記一対のカム面に沿って往復動するとともに、前記一対のトルク伝達部材にトルクを配分する複数のカム従動子と、前記複数のカム従動子を軸方向に往復自在に収納するとともに、エンジンから伝達されるトルクを前記複数のカム従動子に伝達する入力部と、前記入力部に摺動可能に係合するスライド部材、および前記スライド部材の摺動により前記スライド部材と係合してトルクを伝達する第1および第2の伝達手段を有し、前記スライド部材を摺動させて前記スライド部材と前記第1または第2の伝達手段とを係合することにより、前記入力部の入力回転数を切換える入力回転数切換部とを備えたトランスファ装置において、前記入力部は、前記入力部と同軸上に設けられた支持部材により摺動可能に支持されることを特徴とするトランスファ装置を提供する。
本発明のトランスファ装置によれば、入力部が、入力部と同軸上に設けられた支持部材により支持されるため、入力部の部品を減少させることができるとともに小型の入力部とすることができるので、トランスファ装置を小型・軽量化することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るトランスファ装置が適用された四輪駆動車の基本構成を示す。この四輪駆動車は、エンジン101で発生した駆動力をトランスミッション102およびセンタードライブシャフト103を介してトランスファ装置1に伝達し、トランスファ装置1に内蔵されているトルク感応型差動制限機能付き差動装置により、エンジン101からの駆動力を所定の配分比でリアドライブシャフト108およびデファレンシャル104を介して後輪105に伝達するとともに、フロントドライブシャフト106およびデファレンシャル104を介して前輪107に駆動力を伝達するものである。トランスファ装置1は、運転者の操作により入力回転数のハイ・ローの切換え、2WD/4WDの切換えを行うためのFree/Lock制御信号等を信号線6aに出力する制御回路6を有している。
図1は、本発明の実施の形態に係るトランスファ装置が適用された四輪駆動車の基本構成を示す。この四輪駆動車は、エンジン101で発生した駆動力をトランスミッション102およびセンタードライブシャフト103を介してトランスファ装置1に伝達し、トランスファ装置1に内蔵されているトルク感応型差動制限機能付き差動装置により、エンジン101からの駆動力を所定の配分比でリアドライブシャフト108およびデファレンシャル104を介して後輪105に伝達するとともに、フロントドライブシャフト106およびデファレンシャル104を介して前輪107に駆動力を伝達するものである。トランスファ装置1は、運転者の操作により入力回転数のハイ・ローの切換え、2WD/4WDの切換えを行うためのFree/Lock制御信号等を信号線6aに出力する制御回路6を有している。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るトランスファ装置を示し、図3は、第1の実施の形態に係るトランスファ装置1の要部拡大断面を示す。このトランスファ装置1は、3つに分割され、内部に機構部を収容するハウジング3A,3B、3Cと、エンジン101からの駆動力を入力する入力軸2と、入力された駆動力を前輪107および後輪105に分配するセンターデファレンシャル7と、入力軸2と同軸状に配置されて、センターデファレンシャル7から出力される駆動力を後輪105に出力する後輪用出力軸4と、入力軸2および後輪用出力軸4と平行に配置され、センターデファレンシャル7から出力される駆動力を前輪107に出力する前輪用出力軸5とを有する。
入力軸2は、ハウジング3A,3B、3C内に一部が収容されるとともに、ボールベアリング40およびニードルベアリング79によりに支持され、一端は、入力歯車23が形成される。入力歯車23は、後述する大径ギア82と噛合する歯部23aと、センターデファレンシャル7にスリーブ74を介して駆動力を伝達する第1の伝達手段としてのクラッチギア23bとを有する。
(センターデファレンシャルの構成)
センターデファレンシャル7は、駆動力が入力され、軸方向に往復動するカム従動子70と、カム従動子70により前輪107および後輪105にそれらの回転数に応じて駆動力を伝達するトルク伝達部材としての第1および第2フェースカム72,73と、複数のカム従動子70を軸方向に往復自在に収納するとともに、カム従動子70に駆動力を伝達する入力部としてのケーシング76と、クラッチギア23bからの駆動力をケーシング76と係合することにより駆動力を伝達するスライド部材としてのスリーブ74とを有する。
センターデファレンシャル7は、駆動力が入力され、軸方向に往復動するカム従動子70と、カム従動子70により前輪107および後輪105にそれらの回転数に応じて駆動力を伝達するトルク伝達部材としての第1および第2フェースカム72,73と、複数のカム従動子70を軸方向に往復自在に収納するとともに、カム従動子70に駆動力を伝達する入力部としてのケーシング76と、クラッチギア23bからの駆動力をケーシング76と係合することにより駆動力を伝達するスライド部材としてのスリーブ74とを有する。
スリーブ74は、ケーシング76の外側に位置し、H/L切換フォーク75を係止する溝部71aが形成されている。第1および第2フェースカム72,73は、ケーシング76の内周面との間で摺動し、後述する支持部材としての摺動面72a,73aを有する。なお、スリーブ74,H/L切換フォーク75,クラッチギア23b,後述のクラッチギア77aにより入力回転数切換部を構成する。
また、トランスファ装置1は、入力回転数を低速回転とする副変速機8を有する。なお、カム従動子70と、第1フェースカム72および第2フェースカム73は、後述するように出力側の回転数に応じたトルクを発生するようになっている。
ケーシング76は、ほぼ中空円筒状であり、その内面にカム従動子70の係合突起71を押圧するスプライン76aと、第1および第2フェースカム72,73の外周部を摺動する摺動面76cを有する。なお、ケーシング76は、後輪用出力軸4と同一軸上に存在する。
副変速機8は、入力歯車23に噛み合う大径ギア82と、大径ギア82と副軸81を介して平行に連結された小径ギア83と、小径ギア83と噛み合い、入力歯車23の駆動力をセンターデファレンシャル7に伝達する速度変換用ギア77と、速度変換用ギア77に設けられてスリーブ74と噛み合うように構成され、スリーブ74を介して駆動力が伝達される第2の伝達手段としてのクラッチギア77aとを有する。
副変速機8の支持軸部81aは、ボールベアリング40により支持され、副変速機8の他方は、支持部81bにより支持されている。速度変換用ギア77は、ニードルベアリング79により後述する前輪用出力部材95と回転自在に支持されている。スリーブ74は、溝部71aが形成され、溝部71aには、センターデファレンシャル7の入力部であるケーシング76に駆動力を入力する入力回転数を切換えるH/L切換フォーク75が嵌め込まれている。
副変速機8は、図示しない操作部によりH/L切換フォーク75を介して図中右方向(75’で示す位置)にスリーブ74を摺動することにより、入力軸2から直接センターデファレンシャル7に入力するか、副変速機8を介して低速回転でセンターデファレンシャル7に入力するかを切換えることができるよう構成されている。
前輪用出力軸5は、ドリブンスプロケット53に取り付けられる。ドリブンスプロケット53は、チェーン93を介してドライブスプロケット90に接続され、ドライブスプロケット90は、第2フェースカム73から出力される駆動力を伝達する前輪用出力部材95にFree/Lock切換フォーク92によりスリーブ91を摺動してFree/Lockの切換えを行うFree/Lock切換クラッチ9を介して接続されている。
前輪用出力部材95は、後輪用出力軸4と同一軸上にあり、ニードルベアリング79を介して空転部材96が接続されており、Free/Lock切換フォーク92がLockの位置にあるときは、スリーブ91により前輪用出力部材95と空転部材96とが一体化される。Freeの位置にあるときは、Free/Lock切換フォーク92を図示しない操作部材により図中左方向(92で示す位置)にスライドさせる。スリーブ91は、ドライブスプロケット90と前輪用出力部材95とを結合するので、空転部材96は、ニードルベアリング79により空転する。
(デファレンシャルの動作)
図1〜図3を参照しながら、このデファレンシャル7の動作について説明する。この場合、Free/Lock切換クラッチ9のFree/Lock切換フォーク92およびH/L切換フォーク75は、図2の実線で示す位置にあるものとする。エンジン101により生じた駆動力は、トランスミッション102およびセンタードライブシャフト103を介して入力軸2に伝達される。
図1〜図3を参照しながら、このデファレンシャル7の動作について説明する。この場合、Free/Lock切換クラッチ9のFree/Lock切換フォーク92およびH/L切換フォーク75は、図2の実線で示す位置にあるものとする。エンジン101により生じた駆動力は、トランスミッション102およびセンタードライブシャフト103を介して入力軸2に伝達される。
入力軸2に伝達された駆動力は、入力歯車23のクラッチギア23bからスリーブ74を介してケーシング76に伝達される。ケーシング76は、スプライン76aと係合突起71を係止してカム従動子70を押圧する。カム従動子70に加えられた駆動力は、第1フェースカム72および第2フェースカム73に伝達される。第1フェースカム72に伝達された駆動力は、後輪用出力軸4に伝達され、さらに図示しない継手およびリアドライブシャフト108を介してデファレンシャル104に伝達されて左右の後輪105を駆動する。
また、前輪用出力部材95に伝達された駆動力は、スリーブ91を介してドライブスプロケット90に伝達され、さらにチェーン93によりドリブンスプロケット53に伝達されてドリブンスプロケット53に結合された前輪用出力軸5により出力される。前輪用出力軸5に出力された駆動力は、図示しない継手を介してフロントドライブシャフト106に伝達され、デファレンシャル104を介して左右の前輪107を駆動する。このとき、ケーシングの摺動面76cと第1および第2フェースカム72,73の摺動面72a、73aとが摺動し、ケーシング76は、第1および第2フェースカム72,73の摺動面72a、73aにより支持される。
次に、前輪107に駆動力を伝達する前輪用出力部材95にかかる負荷が後輪用出力軸4にかかる負荷より小さくなると、カム従動子70に対する第2フェースカム73の反力が小さくなり、第1フェースカム72の反力が大きくなる。カム従動子70は、第2フェースカム73側に押付けられるとともに、第2フェースカム73を押し下げるので、前輪用出力部材95には、後輪用出力軸4よりも高速で回転する差動が生じる。このとき、カム従動子70と第1フェースカム72および第2フェースカム73とのそれぞれの間に、入力トルクに応じた摩擦力がそれぞれ作用し、その結果、回転速度の速い後輪用出力部材95には小さな、回転速度の遅い後輪用出力軸4には大きな駆動トルクがそれぞれ伝達され、差動回転が制限される。
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態によれば、ケーシング76を、第1および第2フェースカム73,73の摺動面72a,73aによって支持するようにしたため、部品点数を軽減することができ、ケーシング76を小型・軽量化を図ることができる。また中空円筒状であるため、単純な形状であるので製作が容易である。
第1の実施の形態によれば、ケーシング76を、第1および第2フェースカム73,73の摺動面72a,73aによって支持するようにしたため、部品点数を軽減することができ、ケーシング76を小型・軽量化を図ることができる。また中空円筒状であるため、単純な形状であるので製作が容易である。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るトランスファ装置1の要部拡大断面を示す。このトランスファ装置1は、第1の実施の形態とはケーシング76をクラッチギア23b摺動面23cまたはクラッチギア77aの摺動面77cによって支持するように構成されている点が異なる。そのため、ケーシング76は、クラッチギア23b,77aの支持部材としての摺動面23c,77cにより支持されるため、ケーシング76を小型・軽量化を図ることができる。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るトランスファ装置1の要部拡大断面を示す。このトランスファ装置1は、第1の実施の形態とはケーシング76をクラッチギア23b摺動面23cまたはクラッチギア77aの摺動面77cによって支持するように構成されている点が異なる。そのため、ケーシング76は、クラッチギア23b,77aの支持部材としての摺動面23c,77cにより支持されるため、ケーシング76を小型・軽量化を図ることができる。
なお、上記の実施の形態では、入力部を摺動可能に支持する支持部材として、トルク伝達部材と第1および第2の伝達手段について説明したが、入力部を後輪用出力軸4または前輪用出力部材95の軸上に設けられた部材により摺動可能に支持してもよい。
1 トランスファ装置
2 入力軸
3A,3B,3C ハウジング
4 後輪用出力軸
5 前輪用出力軸
6 制御回路
6a 信号線
7 センターデファレンシャル
8 副変速機
9 Free/Lock切換クラッチ
23 入力歯車
23a 歯部
23b クラッチギア
40 ボールベアリング
53 ドリブンスプロケット
70 カム従動子
71 係合突起
71a 溝部
72、73 フェースカム
72a,73a,76c,77c 摺動面
74 スリーブ
75 H/L切換フォーク
76 ケーシング
76a スプライン
77 速度変換用ギア
77a クラッチギア
79 ニードルベアリング
81 副軸
81a 支持軸部
81b 支持部
82 大径ギア
83 小径ギア
90 ドライブスプロケット
91 スリーブ
92 Free/Lock切換フォーク
93 チェーン
95 前輪用出力部材
96 空転部材
100 トランスファ装置
101 エンジン
102 トランスミッション
103 センタードライブシャフト
104 デファレンシャル
106 フロントドライブシャフト
107 前輪
108 リアドライブシャフト
170 ピニオンギア
171 デファレンシャルキャリア
172 サンギア
174 リングギア
175 入力軸
176 ケーシング
180 遊星ギア機構
181 ニードルベアリング
190 ドライブスプロケット
191 切換スリーブ
192 Free/Lock切換部
195 前輪用出力部材
2 入力軸
3A,3B,3C ハウジング
4 後輪用出力軸
5 前輪用出力軸
6 制御回路
6a 信号線
7 センターデファレンシャル
8 副変速機
9 Free/Lock切換クラッチ
23 入力歯車
23a 歯部
23b クラッチギア
40 ボールベアリング
53 ドリブンスプロケット
70 カム従動子
71 係合突起
71a 溝部
72、73 フェースカム
72a,73a,76c,77c 摺動面
74 スリーブ
75 H/L切換フォーク
76 ケーシング
76a スプライン
77 速度変換用ギア
77a クラッチギア
79 ニードルベアリング
81 副軸
81a 支持軸部
81b 支持部
82 大径ギア
83 小径ギア
90 ドライブスプロケット
91 スリーブ
92 Free/Lock切換フォーク
93 チェーン
95 前輪用出力部材
96 空転部材
100 トランスファ装置
101 エンジン
102 トランスミッション
103 センタードライブシャフト
104 デファレンシャル
106 フロントドライブシャフト
107 前輪
108 リアドライブシャフト
170 ピニオンギア
171 デファレンシャルキャリア
172 サンギア
174 リングギア
175 入力軸
176 ケーシング
180 遊星ギア機構
181 ニードルベアリング
190 ドライブスプロケット
191 切換スリーブ
192 Free/Lock切換部
195 前輪用出力部材
Claims (3)
- 対向する一対のカム面を有し、前輪または後輪にトルクをそれぞれ配分する一対のトルク伝達部材と、
前記一対のトルク伝達部材間にあって前記一対のカム面に沿って往復動するとともに、前記一対のトルク伝達部材にトルクを配分する複数のカム従動子と、
前記複数のカム従動子を軸方向に往復自在に収納するとともに、エンジンから伝達されるトルクを前記複数のカム従動子に伝達する入力部と、
前記入力部に摺動可能に係合するスライド部材、および前記スライド部材の摺動により前記スライド部材と係合してトルクを伝達する第1および第2の伝達手段を有し、前記スライド部材を摺動させて前記スライド部材と前記第1または第2の伝達手段とを係合することにより、前記入力部の入力回転数を切換える入力回転数切換部とを備えたトランスファ装置において、
前記入力部は、前記入力部と同軸上に設けられた支持部材により摺動可能に支持されることを特徴とするトランスファ装置。 - 前記支持部材は、前記トルク伝達部材であることを特徴とする請求項1記載のトランスファ装置。
- 前記支持部材は、前記第1および第2の伝達手段であることを特徴とする請求項1記載のトランスファ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005049132A JP2006232079A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | トランスファ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005049132A JP2006232079A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | トランスファ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006232079A true JP2006232079A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37040204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005049132A Pending JP2006232079A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | トランスファ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006232079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018185929A1 (ja) * | 2017-04-07 | 2018-10-11 | 株式会社ユニバンス | トランスファ |
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-
2005
- 2005-02-24 JP JP2005049132A patent/JP2006232079A/ja active Pending
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