JP2006231722A - テープ処理装置の制御方法、テープ処理装置およびプログラム - Google Patents

テープ処理装置の制御方法、テープ処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006231722A
JP2006231722A JP2005050080A JP2005050080A JP2006231722A JP 2006231722 A JP2006231722 A JP 2006231722A JP 2005050080 A JP2005050080 A JP 2005050080A JP 2005050080 A JP2005050080 A JP 2005050080A JP 2006231722 A JP2006231722 A JP 2006231722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
tape
stamping
braille
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005050080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4380560B2 (ja
Inventor
誠 ▲高▼田
Makoto Takada
Shoji Takayama
昌次 高山
Takayuki Uehara
隆行 植原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005050080A priority Critical patent/JP4380560B2/ja
Priority to US11/351,271 priority patent/US7241062B2/en
Priority to CNB2006100082100A priority patent/CN100469585C/zh
Publication of JP2006231722A publication Critical patent/JP2006231722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4380560B2 publication Critical patent/JP4380560B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4075Tape printers; Label printers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/38Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for embossing, e.g. for making matrices for stereotypes
    • B41J3/382Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for embossing, e.g. for making matrices for stereotypes of tapes, e.g. tape cartridges

Abstract

【課題】 テープ処理動作中において、打刻動作中であるのか送り動作中であるのかをユーザが視覚的に確認し得るテープ処理装置の制御方法等を提供することを課題とする。
【解決手段】 テープ走行路70に沿ってテープ挿入口31から打刻ユニット80を経由してテープ排出口32に送られる処理テープTに対し、テープ挿入口31から打刻ユニット80に送る挿入送り動作、打刻ユニット80における打刻動作、および打刻ユニット80からテープ排出口32に送る排出送り動作の順で一連のテープ処理動作を行うと共に、テープ処理動作中であることを点字ランプ6に表示する装置1の制御方法であって、打刻動作中の表示である打刻表示に対し、挿入送り動作中の表示である前送り表示、および排出送り動作中の表示である後送り表示を、異なる表示形態で点字ランプ6に表示するものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、テープ走行路に沿って処理テープを送る送り動作と、処理テープに対し打刻を行う打刻動作とを含むテープ処理動作を行うと共に、当該テープ処理動作中であることを表示器に表示するテープ処理装置の制御方法、テープ処理装置およびプログラムに関するものである。
従来、視覚障害者が指先の触覚により読解可能な点字を、テープ状の打刻媒体に打刻する点字打刻装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−182158号公報
この種の点字打刻装置では、通常、テープ送り動作および打刻動作を含むテープ処理動作の実行中には、テープ処理動作中であることを、表示画面または表示ランプ(LED、インジケータ等)によって表示する。
ところが、例えば表示画面に「テープ処理中」と表示されていたり、表示ランプが点灯しているだけでは、テープ送り動作中であるのか打刻動作中であるのかをユーザが判断することはできない。特に、聴覚に障害をもつユーザが使用する場合は、打刻時に発生する打刻音が聞こえないため、この打刻音による判断も不可能である。このため、既に打刻が始まっているにも関わらず、手動でテープを引き出してしまい、打刻ヘッドを傷めてしまうといった問題があった。また、処理済みの処理テープに打刻が為されていない場合、打刻制御自体が行われなかったのか、打刻ヘッドを駆動する打刻機構に問題があるのかの判断がつかないといった問題もあった。さらに、このような打刻異常が発生した場合、ユーザがサポートセンターに問い合わせをしても、サポートセンター側は異常原因が掴めないため、サポートも困難であった。
本発明は、テープ処理動作中において、打刻動作中であるのか送り動作中であるのかをユーザが視覚的に確認し得るテープ処理装置の制御方法、テープ処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のテープ処理装置の制御方法は、テープ走行路に沿ってテープ挿入口から打刻部を経由してテープ排出口に送られる処理テープに対し、テープ挿入口から打刻部に送る挿入送り動作、打刻部における打刻動作、および打刻部からテープ排出口に送る排出送り動作の順で一連のテープ処理動作を行うと共に、テープ処理動作中であることを表示器に表示するテープ処理装置の制御方法であって、打刻動作中の表示である打刻表示に対し、挿入送り動作中の表示である前送り表示、および排出送り動作中の表示である後送り表示を、異なる表示形態で表示器に表示することを特徴とする。
また、本発明のテープ処理装置は、テープ走行路に沿ってテープ挿入口から打刻部を経由してテープ排出口に送られる処理テープに対し、テープ挿入口から打刻部に送る挿入送り動作、打刻部における打刻動作、および打刻部からテープ排出口に送る排出送り動作の順で一連のテープ処理動作を行う打刻処理手段と、テープ処理動作中であることを表示する表示器と、表示器の制御を行う表示制御手段と、を備えたテープ処理装置であって、表示制御手段は、打刻動作中の表示である打刻表示に対し、挿入送り動作中の表示である前送り表示、および排出送り動作中の表示である後送り表示を、異なる表示形態で表示器に表示することを特徴とする。
これらの構成によれば、打刻動作中の表示である打刻表示に対し、送り動作中の表示である前送り表示および後送り表示を、異なる表示形態で表示器に表示するため、ユーザは当該表示器の表示によって、現在打刻動作中であるのか送り動作中であるのかを確認することができる。したがって、打刻動作中に誤ってテープを引き出してしまうといったことがない。また、ユーザは、表示器により、挿入送り動作が始まったことも確認することができるため、テープ挿入口に手差し挿入された処理テープの送りを自動的に開始する構成の場合、処理テープから指を離すタイミングを掴むことができる。さらに、処理済みの処理テープに打刻が為されていない場合、打刻表示が為されていたか否かに応じて、打刻異常の原因を判断することができる。すなわち、打刻表示が為されていた場合は、打刻機構に問題があり、打刻表示が為されていない場合は、打刻制御自体が実行されていないことを意味するため、その制御機構に問題があると判断することができる。なお、「表示器」とは、ディスプレイ、タッチパネルおよび表示ランプなど、ユーザが視覚的に認識可能な状態で情報を報知する機器を指すものである。また、「異なる表示形態」とは、表示内容(テキスト情報の表示、画像表示を含む)、表示色および表示時間など、ユーザが視覚的に違いを認識できるように表示することを指すものである。
上記のテープ処理装置の制御方法において、表示器は表示ランプであり、
表示ランプの点灯または点滅により、打刻表示、前送り表示および後送り表示を表示することが好ましい。
また、上記のテープ処理装置において、表示器は表示ランプであり、表示制御手段は、表示ランプの点灯または点滅により、打刻表示、前送り表示および後送り表示を表示することが好ましい。
これらの構成によれば、表示ランプの点灯または点滅により、各動作が動作中であることを表示するため、制御が容易であると共に表示器に要するコストを抑えることができる。なお、「表示ランプ」とは、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)やインジケータなど、点灯/消灯により情報表示を行う機器を指すものである。
上記のテープ処理装置の制御方法において、表示ランプの点滅により、打刻表示、前送り表示および後送り表示を表示し、打刻表示の点滅周期に対し、前送り表示および後送り表示の点滅周期を長くすることが好ましい。
また、上記のテープ処理装置において、表示制御手段は、表示ランプの点滅により、打刻表示、前送り表示および後送り表示を表示し、打刻表示の点滅周期に対し、前送り表示および後送り表示の点滅周期を長くすることが好ましい。
これらの構成によれば、点滅周期の違いによって打刻動作中であるのか、送り動作中であるのかを分かり易く表示するため、ユーザは、いずれの動作中であるのかを容易に判断することができる。
上記のテープ処理装置の制御方法において、表示ランプは、異常動作中であることも表示し、異常動作中の表示である異常表示に対し、打刻表示、前送り表示および後送り表示を、異なる表示形態で表示することが好ましい。
また、上記のテープ処理装置において、表示制御手段は、表示ランプの点滅により、異常動作中であることも表示し、異常動作中の表示である異常表示に対し、打刻表示、前送り表示および後送り表示を、異なる表示形態で表示することが好ましい。
これらの構成によれば、ユーザは、表示ランプの点滅の仕方(表示形態)により、異常動作中であるのか正常なテープ処理動作中であるのかを判断することができる。したがって、処理済みの処理テープに打刻が為されていなかった場合など、より具体的にその原因を判断することができる。
上記のテープ処理装置の制御方法、並びにテープ処理装置において、打刻表示、前送り表示および後送り表示は、点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が同一であり、異常表示は、点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が異なることが好ましい。
この構成によれば、異常表示は、点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が異なるため、ユーザにとって違和感のある表示となる。したがって、異常動作中であることをより分かり易くユーザに示すことができる。
上記のテープ処理装置において、打刻処理手段は、処理テープを、テープ走行路に沿ってテープ挿入口からテープ排出口に送るテープ送り手段と、打刻部に配設され、処理テープに点字を打刻する点字打刻手段と、を有していることが好ましい。
この構成によれば、視覚障害者が認識可能な点字を打刻した点字ラベルを作成することができる。
上記のテープ処理装置において、処理テープに墨字を印刷する印刷処理手段、をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、点字と墨字とを同一処理テープ上に配置し、視覚障害者と晴眼者の両者が認識可能な点字ラベルを作成することができる。なお、「墨字」とは、「点字」に対し、視覚障害を有しない晴眼者が視認可能な通常の印字文字を指すものである。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記のいずれか1項に記載のテープ処理装置における各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
このプログラムをコンピュータで処理することにより、テープ処理動作中において、打刻動作中であるのか送り動作中であるのかをユーザが視覚的に確認し得るテープ処理装置を実現することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープ処理装置の制御方法、テープ処理装置およびプログラムについて説明する。本発明は、打刻動作中の表示である打刻表示と、送り動作中の表示である送り表示とを、異なる表示形態で表示することにより、ユーザが打刻動作中であるのか送り動作中であるのかを確認し得るようにしたものである。そこで、本発明のテープ処理装置を、視覚障害者が認識可能な点字と、視覚障害を有しない晴眼者が視認可能な墨字とを同一処理テープに配置した点字ラベルを作成するためのラベル作成装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、ラベル作成装置1の閉蓋状態の外観斜視図であり、図2は、ラベル作成装置1の開蓋状態の外観斜視図である。また、図2は、点字打刻を行う点字打刻部150を分かり易く示すため、装置ケース2の一部を切り欠いて示している。両図に示すように、ラベル作成装置1は、装置ケース2により外郭が形成され、当該装置ケース2は、その前半部上面にキーボード3が配置されていると共に、後半部上面には開閉蓋21が取り付けられている。開閉蓋21の内側には、テープカートリッジCから繰り出される処理テープTに対して墨字印刷(文字や記号等のキャラクタの印刷)を行う墨字印刷部120を有し、開閉蓋21の右側(装置ケース2の後半右部)には、処理テープTが前半部から手差し挿入されることにより点字打刻を行う点字打刻部150を有している。
開閉蓋21の表側には、長方形の形状を有するディスプレイ4が形成されると共に、開閉蓋21の内側左部には、テープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部10(墨字印刷部120)が窪入形成されており、テープカートリッジCは、蓋体開放ボタン14の押下により開閉蓋21が開放された状態でカートリッジ装着部10に着脱自在に装着される。また、開閉蓋21にはこれを閉止した状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓21aが形成されている。
ディスプレイ4は、横方向(X方向)約12cm×縦方向(Y方向)5cmの長方形の形状の内側に、192ドット×80ドットの表示画像データを表示可能であり、ユーザがキーボード3から文字情報を入力して、墨字印刷を行うための墨字データや、点字打刻を行うための点字データを作成・編集したりする際に用いられる。また、各種エラーやメッセージ(動作内容や指示内容)を表示し、ユーザに報知する。
一方、装置ケース2上面には、各種入力キーを備えたキーボード3と、電源ON状態であることを示す電源ランプ5と、点字打刻処理中(テープ処理動作中)であることを示す点字ランプ6(表示器、表示ランプ)とが配置されている。点字ランプ6は、単色のLED(発光ダイオード)であり、その点滅によって点字打刻部150における処理が実行されていることや、点字打刻部150に異常が発生したことを示す。また、点滅の周期や、その点滅の1周期における点灯時間(ON時間)/消灯時間(OFF時間)の割合を変化させることにより、実行されている処理の内容や異常をユーザが判断できるように報知する(図9参照)。
キーボード3には、文字キー群3a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群3bが配列されている。文字キー群3aは、墨字印刷を行うための墨字データおよび点字打刻を行うための点字データを入力するためのものであり、JIS配列に基づいたフルキー構成となっている。なお、墨字データと点字データを別々に入力するのではなく、同一のデータに基づいて墨字印刷および点字打刻を実行させることも可能である。
また、機能キー群3bには、処理モードを選択するためのモード選択キー、墨字印刷処理および/または点字打刻処理を開始させるための実行キー、点字打刻部150における処理テープTの送り開始を指示するための送り開始キー、手動により点字打刻を開始させるための打刻開始キーの他、墨字印刷を行う墨字印刷領域E1と点字打刻を行う点字打刻領域E2(いずれも図7参照)との配置を指定するための配置指定キーが含まれる。
モード選択キーでは、第1処理モード:墨字点字併記、第2処理モード:墨字のみ、第3処理モード:点字のみのいずれかを選択可能となっており、第1処理モードが選択された場合は、墨字印刷処理の後、点字打刻処理を実行する。これは、先に点字打刻を行うと、打刻によって形成された打刻凸部202(図3(b)参照)によって印刷した墨字Pの一部が掠れてしまうなどの不具合を無くすためである。また、第2処理モードが選択された場合は、一般的なテープ印刷装置として墨字印刷処理を実行し、第3処理モードが選択された場合は、点字打刻装置として点字打刻処理を実行する。
一方、配置指定キーは、墨字印刷領域E1と点字打刻領域E2のテープ幅方向における位置(墨字印刷領域E1と点字打刻領域E2とを上下に配置する、両領域を重ねる等)、並びに各領域E1,E2のテープ長方向における位置(左寄せ、中央寄せ、右寄せ等)を指定可能となっている。なお、機能キー群3bには、これら以外にも一般のワードプロセッサ等と同様に、処理の取り消し等のための取り消しキー、カーソル移動用のカーソルキー、各種選択画面における選択肢の決定やテキスト入力時の改行のためのエンターキーなどが含まれる。
装置構成の説明に戻る。装置ケース2の右側部中央には、電源供給のための電源供給口11が形成されており、前半右側部には、パーソナルコンピュータ等の外部装置(図示省略)と接続するための接続口12(インターフェース)が形成されている。そして、当該接続口12に外部装置を接続することで、外部装置によって生成された文字情報に基づいて墨字印刷や点字打刻を行い得るようになっている。また、装置ケース2の左側部には、カートリッジ装着部10と外部とを連通する印刷テープ排出口22が形成され、この印刷テープ排出口22には、墨字印刷部120から送り出した処理テープTをはさみ形式でフルカットするためのテープカッタ19が臨んでいる。そして、テープカッタ19によって処理テープTが切断されることにより、印刷テープ排出口22から墨字印刷後の処理テープTが排出される。
ここで、墨字印刷部120(カートリッジ装着部10)および点字打刻部150廻りの構成について説明する。カートリッジ装着部10には、ヘッドカバー20a内にサーマルヘッドから成る印刷ヘッド7が内蔵されたヘッドユニット20と、印刷ヘッド7に対峙するプラテン駆動軸(図示省略)と、後述のインクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸(図示省略)と、後述のテープリール27の位置決め突起24と、を備えている。また、カートリッジ装着部10の下側には、プラテン駆動軸および巻き取り駆動軸を回転させる印刷送りモータ121(図6参照)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース51内部の上部中央部に、一定の幅の処理テープTを巻回したテープリール27と、右下部にインクリボンRを巻回したリボンリール29とを収容して構成されており、処理テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。また、テープリール27の左下部には上記ヘッドユニット20を覆うヘッドカバー20aに差し込むための貫通孔55が形成されており、処理テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応して、上記プラテン駆動軸に嵌合されて回転駆動するプラテンローラ53が配置されている。一方、上記リボンリール29に近接してリボン巻き取りリール54が配置され、リボンリール29から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー20aを周回するように配置されたリボン巻き取りリール54に巻き取られるようになっている。
テープカートリッジCがカートリッジ装着部10に装着されると、ヘッドカバー20aに貫通孔55が、位置決め突起24にテープリール27の中心孔27aが、巻き取り駆動軸にリボン巻き取りリール54の中心孔がそれぞれ差し込まれ、処理テープTおよびインクリボンRを挟み込んで印刷ヘッド7がプラテン駆動軸(プラテンローラ)に当接して墨字印刷が可能になる。そして、墨字印刷後の処理テープTは、印刷テープ排出口22に送られる。
処理テープTは、特に図示しないが、裏面に粘着剤層が設けられた樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート製)の記録シートと、この粘着剤層により記録シートに貼付された樹脂(例えばポリエチレン/ポリプロピレン共重合体)製の剥離シートとから構成されており、記録シートの印刷面は、熱転写によるインクの乗りを良好にするために加工されている。また、処理テープTは、テープ種別(テープ幅、テープ色、墨字インク色、テープ材質など)が異なる複数種のものが用意されており、この種別を指標する複数の孔(図示省略)がカートリッジケース51の裏面に設けられている。また、複数の孔に対応してカートリッジ装着部10には、これらを検出するテープ識別センサ(マイクロスイッチ)171(図6参照)が複数設けられており、このテープ識別センサ171の状態を検出することで、テープ種別を判別できるようになっている。
一方、装置ケース2の後半右部には、その内部に点字打刻を行う打刻アッセンブリ(点字打刻部150)が組み込まれ、その上面にはこれを覆うように打刻部カバー30が取り付けられている。また、この打刻部カバー30の手前側にはユーザにより処理テープTが手差し挿入される打刻テープ挿入口31が、また奥側には点字打刻後の処理テープTが排出される打刻テープ排出口32が、テープ走行路70に沿って下り傾斜となるようにそれぞれ窪入形成されている。さらに、打刻テープ挿入口31付近には、テープ幅方向に幅調整可能な手差しガイド31aが設けられている。
点字打刻部150は、3個の打刻ピン(打刻ヘッド)41(図4(b)参照)により点字打刻を行う打刻ユニット80と、打刻テープ挿入口31に挿入された処理テープTを打刻テープ排出口32に向けて送るテープ送りユニット60と、処理テープTが搬送されるテープ走行路70とを有し、テープ走行路70を構成するフレームにこれらのユニットが組み込まれて打刻アッセンブリが構成され、装置ケース2に一体として装着されるようになっている。また、テープ走行路70に沿ってテープ送りユニット60の駆動により送られていく処理テープTに対し、打刻ユニット80により3個の打刻ピン41を選択的に駆動することで点字Bが形成される。
テープ送りユニット60は、送りローラ61と、当該送りローラ61を装置フレーム65に支持する支持部材62と、送りローラ61を回転させるための正逆回転可能な打刻送りモータ151とから成る。送りローラ61は、駆動ローラ(図示省略)および従動ローラ61aから成るグリップローラであり、従動ローラ61aには、形成された点字Bを押し潰すことがないよう、縦3個の打刻ポイント201(図3(a)参照)に相当する位置の干渉を逃げるように、環状溝63(図5参照)が形成されている。
ここで、図3を参照し、処理テープT(T3:テープ幅12mm)上に形成される点字B(6点点字B)について説明する。同図(a)は、文字情報「し」を表す点字(点字データ)Bを示す図である。同図に示すように、6点点字Bは、縦3個×横2個の6個の点(打刻ポイント)で1マス200が構成され、当該1マス200で、1文字または濁点等の属性が表現される。なお、点字Bには、このような仮名文字や数字等を表す6点点字Bの他、漢字を表す8点点字(1マスが縦4個×横2個の点で構成される点字)も使用されているが、8点点字を形成するラベル作成装置においても本発明は当然適用可能である。
6点点字Bは、1マス200が縦3個×横2個の配置パターンで6個の打刻ポイント201a〜201fに分割されており、同図では、6個の打刻ポイント201a〜201fのうち4個の打刻ポイント201a,201b,201e,201fが選択的に打刻されて、処理テープT上に4個の打刻凸部202a,202b,202e,202fが形成されている様子を示している。また、6個の打刻凸部202は、縦方向のピッチが略2.4mm、横方向のピッチが略2.4mm、隣接マスの点までの(マス間)ピッチは略3.2mmとなっている。
同図(b)は、打刻凸部202の断面形状である。同図に示すように、打刻凸部202の形状は、角の丸まった円筒形である。なお、打刻凸部202の形状は、角の丸まった円筒形のものが良い(触感が良く好ましい)とされているが、他の形状、例えば半球形、円錐形、四角錐形等であってもよい。
また、実施形態のラベル作成装置1は、打刻ユニット80として相互に交換可能な2種類のユニットが用意されており、一方は小形の小打刻凸部203を形成し、他方は大形の大打刻凸部204を形成する。小打刻凸部203は、円筒の直径が略1.4mm、高さが略0.4mmであり、大打刻凸部204は、円筒の直径が略1.8mm、高さが略0.5mmである。大小2種類の打刻凸部203,204は、その用途によって使い分けられるものであり、例えば、小打刻凸部203が点字Bの読み取りに慣れた者(先天盲者)向けであって、大打刻凸部204が初心者(中途失明者)向けである。
次に、図4を参照し、打刻ユニット80の詳細な構成について説明する。同図(a)は打刻ユニット80を図1における上側から見た平面図であり、同図(b)は打刻ユニット80の断面図である。同図(a)は、墨字印刷領域E1と点字打刻領域E2とが上下に配置されるように設定され、墨字印刷後の処理テープT(テープ幅12mm)が、打刻テープ挿入口31から手差し挿入によりテープ走行路70に送り込まれ、打刻テープ排出口32に向かって処理テープTが送られていく状態を示したものである。
両図に示すとおり、打刻ユニット80は、3個の打刻ピン41を備えた打刻部材81と、これら打刻ピン41の突き上げ(打刻)を受ける打刻受け部材82とを備えており、打刻受け部材82の背面には、耐衝撃用のばね(図示省略)が組み込まれている。
打刻部材81は、テープ幅方向(図示左右方向)に沿って、2.4mmの間隔で配列された3個の打刻ピン41を備えており、6個の打刻ポイント201のうち縦3個の打刻ポイント201に対応していると共に、ソレノイド47を駆動源とした直線運動をガイドする打刻ピンガイド45によって、処理テープTに対し垂直に保持されている。打刻ピン41の頭部41aは、打刻した打刻凸部202の形状が角の丸まった円筒形となるように、角の丸まった円筒形に形成されている。なお、打刻凸部202の形状を他の形状、例えば半球形、円錐形、四角錐形等にする場合には、打刻ピン41の頭部41aの形状も、それに相補的な形状に形成される。
また、各打刻ピン41の尾部には、アーム部材46の一端が半固定的に接続している。このアーム部材46には、その他端に後述するソレノイド47のプランジャー48の先端部が回動可能に接続していると共に、その中間部を回動自在に支持する支持部材49が設けられている。そして、このソレノイド47のプランジャー48は、処理テープTに対して垂直方向に直線運動をするように、プランジャー48と上記の打刻ピン41とは平行に配設されている。したがって、ソレノイド47によりプランジャー48が直線運動を行うと、アーム部材46が支持部材49を支点として回動し、打刻ピン41が処理テープTに対し裏面側から垂直方向に直線運動を行う。
なお、3個の打刻ピン41にそれぞれ接続された3個のアーム部材46は、上下両端に位置するアーム部材46がそれぞれテープ幅方向に離反するように(テープ上下方向に)延在し、中間に位置するアーム部材46が処理テープTの送り方向に沿って延在している。そして、3個のアーム部材46にそれぞれ接続された3個のソレノイド47は、三角形を為すようにそれぞれ配設されている。
一方、打刻受け部材82は、3個の打刻ピン41と対向する面42aに、3個の打刻ピン41に対応する3個の打刻受け凹部43が形成されており、これら打刻受け凹部43は、打刻ピン41の頭部形状に合わせ、角の丸まった凹型の円筒形となっている。なお、3個の打刻ピン41と対向する面42aは、打刻受け凹部43を形成する代わりに、合成ゴム等の弾性材で構成した平坦な面としてもよい。
そして、打刻ユニット80は、この打刻ピン41と打刻受け部材82とにより、処理テープTに打刻凸部202を形成する。すなわち、入力された点字データに基づいて生成された点字打刻データ(各打刻ポイント201a〜201fの打刻/非打刻を示すデータ)に対応してソレノイド47が励磁し、プランジャー48が吸引されると、打刻ピン41が打刻ピンガイド45に案内されて処理テープTに対して垂直方向に進み、処理テープTを挟んで対応する打刻受け凹部43に突き当たり、処理テープTに打刻凸部202を形成する。なお、打刻ピン41が打刻受け凹部43に突き当たると打刻音が発生するが、この打刻音と、点字ランプ6の所定の点滅動作(図9(b)参照)により、ユーザは打刻動作が行われていることを認識することができるようになっている。
次に、図5を参照し、点字打刻部150における処理テープTの送り動作について説明する。上記のとおり、点字打刻部150は、打刻ピン41により処理テープTに打刻凸部202を形成する打刻ユニット80、処理テープTが搬送されるテープ走行路70、並びにテープ走行路70に沿って処理テープTを搬送するテープ送りユニット(送り手段)60を備える他、テープ走行路70における処理テープTの搬送をガイドするガイド部材71,72と、処理テープTの先端を検出する透過型の先端検出センサ91と、をさらに備えている。
打刻テープ挿入口31には、テープ幅の大きいものから処理テープT1(テープ幅24mm)、処理テープT2(テープ幅18mm)、処理テープT3(テープ幅12mm)が挿入可能となっており、最大テープ幅の処理テープT1については上下ガイド71,72によってガイドされ、それ以外のテープ幅の処理テープT2,T3については、下ガイド部材71のみによってガイドされる。例えば、最小テープ幅の処理テープT3を用いる場合、ユーザは、処理テープT3を下ガイド部材71に沿ってその先端がテープ送りユニット60(送りローラ61)に到達するまで(挿入可能な位置まで)手差し挿入する。そして、キーボード3上のテープ送り開始キーを押下することでテープ送りユニット60による処理テープT3の送りを開始させる。そして、先端検出センサ91によるテープ先端の検出をトリガとして、点字打刻処理(テープ処理動作)を開始する。このとき、テープ先端から打刻開始位置までの前非打刻領域長さ(図7(a)参照)が、打刻ユニット80(打刻ピン41)と、先端検出センサ91との間の長さL1よりも短く設定されている場合は(但し、送りローラ61の位置関係上、前非打刻領域長さが打刻ユニット80と送りローラ61との間の長さL2よりも長く設定されていることが前提となる)、送りローラ61を逆回転させることで処理テープTを送り戻し、適当な位置まで送ったところで打刻および正方向へのテープ送りを開始する。なお、打刻ユニット80による点字打刻処理は、先端検出センサ91によるテープ先端の検出をトリガとして開始するのではなく、ユーザがキーボード3上の打刻開始キーを押下することにより手動開始させることも可能である。
ここで、点字打刻処理の一連の動作について、点字「し」(図2(a)参照)を打刻する場合を例に挙げて説明する。打刻テープ挿入口31から挿入された処理テープTは、テープ走行路70に沿って、1列目の打刻ポイント201a,201b,201cが3個の打刻ピン41に臨む位置(打刻位置)まで送られる。この位置まで処理テープTが送られると、テープ送りを一時的に停止し、点字打刻を行う。点字「し」の1列目は、打刻ポイント201a,201bが打刻点となるため、まず3個の打刻ピン41のうち上側の打刻ピン41が駆動することによって打刻凸部202aを形成する。次に、中間の打刻ピン41が駆動することによって打刻凸部202bを形成する。このようにして1列目の打刻ポイント201a,201bの打刻を終えると、再びテープ送りを行い、略2.4mm送った後、同様に3個の打刻ピン41のうち中間と下側の2個の打刻ピン41によって、打刻ポイント201e、打刻ポイント201fの順に打刻し、表面に2個の打刻凸部202e,202fを形成する。打刻が終了すると、打刻ピン41の駆動を必要とする次の打刻点(実打刻点)が存在する打刻列が打刻ピン41に臨む位置までテープ送りを行い、点字打刻を行う。また、それ以上の実打刻点が存在しない場合(最終打刻列の打刻が終了した場合)は、点字打刻領域の後側の領域である後非点字打刻領域(図7(a)参照)の長さに基づいてテープ送りを行い、打刻テープ排出口32から打刻済み処理テープTを排出する。
次に、図6を参照し、ラベル作成装置1の制御構成について説明する。ラベル作成装置1は、キーボード3、ディスプレイ4および点字ランプ6を有し、ユーザによる文字情報の入力や各種情報の表示などユーザインターフェースを司る操作部110と、テープカートリッジC、印刷ヘッド7および印刷送りモータ(ステッピングモータ)121を有し、処理テープTおよびインクリボンRを搬送しながら処理テープT上に墨字データに基づく墨字を印刷する墨字印刷部120と、テープカッタ19、およびこれを駆動するカッタモータ141を有し、印刷済み処理テープTを所定長さとなるように切断する切断部140と、ソレノイド47、打刻ピン41および打刻送りモータ(ステッピングモータ)151を有し、処理テープTを送りながら処理テープT上に点字データに基づく点字を打刻する点字打刻部150と、処理テープT(テープカートリッジC)の種別を検出するテープ識別センサ171、点字打刻部150において処理テープTの先端を検出する先端検出センサ91、印刷送りモータ121の回転速度を検出する印刷部回転速度センサ172、打刻送りモータ151の回転速度を検出する打刻部回転速度センサ173を有し、各種検出を行う検出部170と、ディスプレイドライバ181、点字ランプドライバ182、ヘッドドライバ183、印刷送りモータドライバ184、カッタモータドライバ185、打刻ドライバ186および打刻送りモータドライバ187を有し、各部を駆動する駆動部180と、各部と接続され、ラベル作成装置1全体を制御する制御部200と、によって構成されている。
制御部200は、CPU210、ROM220、RAM230および入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」と称する)250を備え、互いに内部バス260により接続されている。ROM220は、墨字印刷処理や点字打刻処理等の各種処理をCPU210で制御するための制御プログラムを記憶する制御プログラムブロック221と、墨字印刷を行うための文字フォントデータや点字打刻を行うための点字フォントデータの他、点字ランプ6(点字ランプドライバ182)の表示制御のための制御データ等を記憶する制御データブロック222とを有している。
RAM230は、フラグ等として使用される各種ワークエリアブロック231の他、入力された墨字データを展開した墨字印刷データを記憶する墨字印刷データブロック232と、入力された点字データを展開し、打刻列毎に各打刻ポイント(201a,201b,201cまたは201d,201e,201f)の打刻/非打刻を表現した点字打刻データを記憶する点字打刻データブロック233と、を有し、制御処理のための作業領域として使用される。また、RAM230は電源が切断されても記憶したデータを保持しておくように常にバックアップされている。
IOC250には、CPU210の機能を補うと共に各種周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSI(パルスコントロールLSI)などにより構成されて組み込まれている。これにより、IOC250は、キーボード3からの入力データや制御データをそのまま或いは加工して内部バス260に取り込むと共に、CPU210と連動して、CPU210から内部バス260に出力されたデータや制御信号を、そのまま或いは加工して駆動部180に出力する。
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、IOC250を介してラベル作成装置1内の各部から各種信号・データを入力する。また、入力した各種信号・データに基づいてRAM230内の各種データを処理し、IOC250を介してラベル作成装置1内の各部に各種信号・データを出力することにより、指定された処理モードに応じて、墨字印刷処理や点字打刻処理の制御を行うと共に、表示ランプ6の表示制御を行う。
例えば、CPU210は、キーボード3より文字情報が入力されると、これに基づいて墨字データや点字データを生成し、さらにこれらを印刷・打刻可能な状態に展開して、墨字印刷データブロック232および点字打刻データブロック233に一時的に記憶する。また、打刻駆動源であるソレノイド47の駆動を、CPU210がパルスコントロールLSIに点字打刻データに基づくパラメータを書き込み、パルスコントロールLSIが打刻ドライバ186を動作させることにより制御する。さらに、印刷送りモータ121や打刻送りモータ151の駆動を、テープ識別センサ171の検出結果に応じて判別されるテープの材質等に応じて、その駆動力を調整し、モータドライバ184,187を動作させることにより制御する。
また、CPU210は、墨字印刷処理キーボード3から第1処理モード(墨字点字併記)の実行指示を取得すると、印刷送りモータ121の駆動を開始し、墨字印刷データブロック232内の墨字印刷データおよび指定された配置に基づき、印刷部回転速度センサ172の検出結果に応じて所定長さのテープ送りを行った後(文字情報入力時に前余白長の長さを設定可能である場合はその前余白データも含む)、印刷ヘッド7を駆動することにより墨字印刷を行う。その後、墨字印刷データに基づく所定長さのテープ送りを行うことで(文字情報入力時に後余白長の長さを設定可能である場合はその後余白データも含む)、テープカッタ19により処理テープTを切断し、印刷テープ排出口22から処理テープTを排出する。
また、引き続き(リセット操作や電源OFF操作が無い状態で)、ユーザによる手差し挿入により、短冊状に切断された処理テープTが打刻テープ挿入口31に挿入されると、テープ送りユニット60を駆動し、点字打刻データブロック233内の点字データおよび配置データブロック234に記憶された配置データに基づき、打刻部回転速度センサ173の検出結果に応じて所定長さ(前非点字打刻領域の長さ,図7(a)参照)のテープ送りを行った後(文字情報入力時に前余白長の長さを設定可能である場合はその前余白データも含む)、打刻ユニット80により点字打刻を行う。そして、打刻終了後、打刻送りモータ151の駆動により、点字打刻データに基づく所定長さ(後非点字打刻領域の長さ,図7(a)参照)のテープ送りを行うことで(文字情報入力時に後余白長の長さを設定可能である場合はその後余白データも含む)、打刻テープ排出口32から処理テープTを排出する。また、CPU210は、第2処理モードが指定された場合、上記の墨字印刷処理のみを実行する。さらに、第3処理モードが指定された場合は、上記の墨字印刷処理において所定長さ(点字打刻データに基づくテープ長さ)の空テープ(空白テープ)を作成・排出し、ユーザにより当該空テープが打刻テープ挿入口31に挿入されることによって、上記の点字打刻処理を実行する。なお、CPU210は、当該点字打刻処理を実行するとき、テープ送り動作中や打刻動作中に、各動作の動作中であることをユーザに報知するべく、点字ランプドライバ182(図6参照)にON/OFF信号を発生させて、表示ランプ6に異なる態様の点滅表示を行う。
そこで、図7ないし図9を参照し、CPU210による点字打刻処理に伴う点字ランプ6の表示制御について説明する。図7は作成された点字ラベルの一例を示し、図8は点字打刻処理に伴う表示制御のフローチャートを示し、図9は点字ランプ6の点滅動作の一例を示している。
図7(a)は、第1処理モード(墨字点字併記)、墨字印刷領域E1と点字打刻領域E2とのテープ長方向における配置:「中央寄せ」、墨字印刷領域E1と点字打刻領域E2とのテープ幅方向における配置:「下点字」(上側:墨字印刷領域E1,下側:点字打刻領域E2)に設定されている場合に作成される点字ラベルの一例を示している。なお、説明を分かり易くするため、以下の説明では、テープ先端から最初の実打刻点が属する先頭打刻列(L1,同図(b)参照)までの領域を前非点字打刻領域、並びに最後の実打刻点が属する最終打刻列(L16,同図(b)参照)からテープ後端までの領域を後非点字打刻領域、先頭打刻列から最終打刻列までを点字打刻領域E2と称する。すなわち、図10(a)および(b)に示すように、実打刻点が存在しない打刻列(空白打刻列)が先頭および/または後端に存在する場合(例えば、濁点から始まる点字や、点字データの最初にスペースが含まれている場合など)は、その打刻列を無視し、打刻点が存在する範囲を点字打刻領域E2とする。また、前非点字打刻領域におけるテープ送り動作を「挿入送り動作」、点字打刻領域E2における点字打刻動作を「打刻動作」、並びに後非点字打刻領域におけるテープ送り動作を「排出送り動作」と称し、「挿入送り動作」、「打刻動作」および「排出送り動作」の順で実行する一連の動作を「テープ処理動作」と称する。
すなわち、「挿入送り動作」とは、ユーザが送り開始キーを押下した時点(テープ送り開始)から打刻位置(図5参照)に先頭打刻列(L1)が臨む時点まで送られる間(打刻開始までの間)の動作を指し、「排出送り動作」とは、最終打刻列(L16)が打刻位置に臨む時点(打刻終了時)からテープ後端が送りローラ61を超えるまで送られる間(テープ送り終了までの間)の動作を指す。また、「打刻動作」とは、「テープ送りを伴う打刻(ソレノイド47の駆動)の動作」を意味し、先頭打刻列(L1)が打刻位置に臨む時点から最終打刻列(L16)が打刻位置に臨む時点まで送られる間の動作を指す。
ここで、図8のフローチャートを参照し、点字打刻処理に伴う表示制御について説明する。まず、処理テープの送り開始から(S41)、打刻開始までの間(S43)、すなわち挿入送り動作中は、「前送り表示」を行う(S42)。「前送り表示」とは、図9(a)に示すように、周波数:1〔Hz〕(点滅周期:1〔s〕)、点灯時間(ON時間):0.5〔s〕、消灯時間(OFF時間):0.5〔s〕の点滅動作を表示ランプ6が行うことである。
また、打刻開始から(S43)、打刻終了までの間(S45)、すなわち打刻動作中は、「打刻表示」を行う(S44)。「打刻表示」とは、図9(b)に示すように、周波数:4〔Hz〕(点滅周期:0.25〔s〕)、点灯時間:0.125〔s〕、消灯時間:0.125〔s〕の点滅動作を表示ランプ6が行うことである。また、打刻終了から(S45)、送り終了までの間(S47)、すなわち排出送り動作中は、「後送り表示」を行う(S46)。「後送り表示」は、図9(a)に示す「前送り表示」と同様の点滅動作である。
このように、ラベル作成装置1は、打刻動作中の「打刻表示」に対し、挿入送り動作中および排出送り動作中の「送り表示」を異なる表示形態で表示するため、ユーザは、現在どのような動作(処理)が行われているのかを知ることができる。
なお、上記の例では、「前送り表示」と「後送り表示」とを、同様の表示(「送り表示」)であるものとしたが、これらを異なる表示形態で表示しても良い。但し、この場合も、両表示が「打刻表示」とは差別化できる状態で表示されることが好ましい。
ところで、ラベル作成装置1は、表示ランプ6を用いて、上記の「前送り表示」、「打刻表示」および「後送り表示」を表示するだけでなく、点字打刻処理における異常動作時(ソレノイド47の異常加熱や送りローラ61の回転不良など)の表示も行い得るようになっている。この異常動作中は、図9(c)に示すように、周波数:2〔Hz〕(点滅周期:0.5〔s〕)、点灯時間:0.125〔s〕、消灯時間(OFF時間):0.375〔s〕の「異常表示」を行う。このように、「異常表示」は、点滅の1周期における点灯時間と消灯時間の割合が異なるため、ユーザにとって違和感のある表示となっており、テープ処理動作における他の表示とは明らかに異なる表示形態である。
なお、表示ランプ6による「異常表示」は、点字打刻処理における異常動作時だけでなく、墨字印刷部120の墨字印刷処理における異常発生時にも表示を行うようにしても良い。また、点字打刻処理および墨字印刷処理に限らず、ラベル作成装置1における全ての異常発生時に「異常表示」を行うようにしても良い。
以上、説明したとおり、本発明によれば、打刻動作中の表示である「打刻表示」に対し、送り動作中の表示である「前送り表示」および「後送り表示」を、異なる点滅の仕方で表示ランプ6に表示するため、ユーザは当該表示によって、現在打刻動作中であるのか送り動作中であるのかを確認することができる。したがって、打刻動作中に誤って処理テープTを引き出してしまい、打刻ユニット80を傷めてしまうといったことがない。また、処理済みの処理テープTに打刻が為されていない場合でも、「打刻表示」が為されていたか否かに応じて、打刻異常の原因を判断することができる。すなわち、打刻表示が為されていた場合は、打刻機構(打刻ユニット80)に問題があり、打刻表示が為されていない場合は、打刻制御自体が実行されていないことを意味するため、その制御機構に問題があると判断することができる。また、打刻機構が正常な場合は、打刻ピン41が打刻受け凹部43に突き当たるときに打刻音が発生するが、その打刻音と、点字ランプ6の表示とを比較することによっても、ユーザは打刻異常の原因を判断することができる。
また、異常動作中の表示である「異常表示」は、点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が異なるため、ユーザにとって違和感のある表示となる。したがって、異常発生をより分かり易くユーザに知らせることができる。
なお、上記の図7の例では、実打刻点が存在する先頭打刻列と最終打刻列とによって点字打刻領域E2が定まるものとしたが(図10(a)および(b)参照)、同図(c)に示すように、実打刻点が存在するか否かに関わらず、最初の打刻列から最後の打刻列までを点字打刻領域E2として設定するようにしても良い。
また、打刻列で点字打刻領域E2を定めるのではなく、同図(d)に示すように、点字マス200単位で設定することも可能である。すなわち、最初の点字マス200aの左端から最後の点字マス200dの右端までを点字打刻領域E2として設定しても良い。また、同図に示すように、実打刻点が存在しない点字マス200(空白点字マス)が点字マス群の最初または最後にある場合は、その空白点字マス200a,200dを除く点字マス200b,200cによって、点字打刻領域E2を設定するようにしても良い。
また、点字打刻領域E2内に実打刻点が存在しない空白打刻列が存在する場合、当該空白打刻列を除く領域を送る間、「打刻表示」を行うようにしても良い。つまり、図11に示すように、点字の場合、濁点や分かち書きの使用等により、空白打刻列が存在することが多くある(図示L5,L11およびL12)が、この空白打刻列が所定数以上連続して存在する場合、その領域を送る間を「送り動作」として表示するようにしても良い。ここでは、例えば空白打刻列が2列以上連続して存在する場合に「送り動作」するものとして、以下説明する。また、便宜上、同図(b)に示すように、所定数以上連続して存在する空白打刻列を空白打刻列群(L11およびL12)と称し、さらに、その空白打刻列群の開始列(L11)の直前列(L10)から空白打刻列群の終了列(L12)の直後列(L13)までを空白打刻領域、点字打刻領域E2内の空白打刻領域以外の領域を実打刻領域と称する。また、同図(a)に示すように、前非点字打刻領域におけるテープ送り動作を「挿入送り動作」、点字打刻領域E2内の実打刻領域における点字打刻動作を「打刻動作」、点字打刻領域E2内の空白打刻領域における点字打刻動作を「中送り動作」、並びに後非点字打刻領域におけるテープ送り動作を「排出送り動作」と称する。
すなわち、図示の例においては、テープ送り開始から最初の実打刻領域の先頭打刻列(L1)が臨む時点まで送られる間の動作が「挿入送り動作」、打刻位置に実打刻領域の先頭打刻列(L1,L13)が臨む時点からその実打刻領域の最終打刻列(L10,L16)が打刻位置に臨む時点まで送られる間の動作が「打刻動作」、打刻位置に空白打刻領域の先頭打刻列(L10)が臨む時点からその空白打刻領域の最終打刻列(L13)が打刻位置に臨む時点まで送られる間の動作を「中送り動作」、最後の実打刻領域の最終打刻列(L16)が打刻位置に臨む時点からテープ送り終了までの間の動作が「排出送り動作」となる。
このとき、「挿入送り動作」、「中送り動作」および「排出送り動作」が実行されている間は、「送り表示」(図9(a)参照)を行い、「打刻動作」が実行されている間は、「打刻表示」(図9(b)参照)を行う。
このように、図11に示す例によれば、点字打刻領域E2内に空白打刻領域が存在する場合、その空白打刻領域を送る間(中送り動作中)は、「打刻表示」を行うため、ユーザは現在打刻中であるのか、送り動作だけが行われているのかをより詳細に知ることができる。
また、上記の例では、表示ランプ6によって、「前送り表示」、「打刻表示」および「後送り表示」を表示するものとしたが、図12(a)および(b)に示すように、ディスプレイ4によってこれらを表示するようにしても良い。例えば、両図に示すように、点字打刻処理中(テープ処理動作中)は、「点字打刻処理」と表示すると共に、挿入送り動作中および排出送り動作中は、同図(a)に示すように、「テープ送り中」という文字列を点滅表示し、打刻動作中は、同図(b)に示すように、「打刻中」という文字列を点滅表示する。このように、ディスプレイ4を用いて各動作が動作中であることを表示することで、より詳細な情報をより分かり易くユーザに知らせることができる。
また、同図(c)に示すように、インジケータIによって各表示を行うようにしても良い。このインジケータIは、動作状況や設定内容を示す機能であり、ディスプレイ4の周囲に印字された情報の位置に合わせて、所定のマーク(I1〜I5)を表示するものであり、図示の例の場合、文字のたて書き/よこ書き、文字サイズ、入力モード、飾り字、斜体・強調、書体の設定内容、さらに点字打刻および墨字印刷の動作状況を示すことができるようになっている。ここでは、インジケータI1〜I4の点灯によって、明朝体、よこ書き、文字サイズ:S、ローマ字入力を示している。また、インジケータI5の点滅によって、現在点字打刻処理の打刻動作中であることを示している。このように、ディスプレイ4の一部を利用したインジケータIにより各表示を行うことで、表示ランプ6などの機構を必要としないため、装置の低廉化を図ることができる。
また、特に図示しないが、ディスプレイ4に表示する文字の文字色を変えたり、各動作を表す画像を表示することで、各表示を行うようにしても良い。さらに、当該表示に加えて、動作毎に異なる電子音を発生させるなど、ユーザが聴覚的にも各動作を判断できるような構成としても良い。
また、ラベル作成装置1にパーソナルコンピュータ等の外部装置が接続されている場合は、ラベル作成装置1のディスプレイ4ではなく、外部装置に備えられた表示器(ディスプレイ)に、各表示を行うようにしても良い。この場合は、その表示を行うための制御データ(ディスプレイ表示する場合は表示データも含む)を、接続口12を介して送信し、表示制御を行うこととなる。この構成によれば、ラベル作成装置1に、各表示を行うための機構(点字ランプ6やディスプレイ4)を必要としないため、装置構成を単純化することができる。
また、上記の例では、ユーザによる送り開始キーの押下をトリガとして、挿入送り動作を開始するものとしたが、ユーザによる処理テープTの挿入を検出するためのセンサを配置し、当該センサによって処理テープTの先端を検出した時点で自動的に送りを開始する構成としても良い。この構成によれば、ユーザが送り開始キーを操作する手間を省くことができると共に、ユーザは「前送り表示」(点字ランプ6の点滅など)によって、指を処理テープTから離すタイミングを見極めることができるため便利である。
また、上記のラベル作成装置1の各部(各機能)をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、ラベル作成装置1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。また、ラベル作成装置1以外でも、エンボス加工を行うための打刻装置など、打刻を行い得る装置であれば、本発明を適用可能である。
実施形態に係るラベル作成装置の閉蓋状態の外観斜視図である。 ラベル作成装置の開蓋状態の外観斜視図である。 6点点字の説明図および打刻凸部の断面図である。 打刻ユニットの平面図および断面図である。 点字打刻部におけるテープ送りを説明する図である。 ラベル作成装置の制御ブロック図である。 処理テープ上における各領域とそれに対応する動作を示す図である。 点字打刻処理に伴う表示制御を示すフローチャートである。 点滅動作の一例を示す波形図である。 点字打刻領域の範囲を示す図である。 他の表示制御を示す図である。 他の表示形態を示す図である。
符号の説明
1 ラベル作成装置 6 点字ランプ
31 テープ挿入口 32 テープ排出口
60 テープ送りユニット 70 テープ走行路
80 打刻ユニット 120 墨字印刷部
150 点字打刻部 200 制御部
B 点字 C テープカートリッジ
E1 墨字印刷領域 E2 点字打刻領域
P 墨字 T テープ

Claims (13)

  1. テープ走行路に沿ってテープ挿入口から打刻部を経由してテープ排出口に送られる処理テープに対し、前記テープ挿入口から前記打刻部に送る挿入送り動作、前記打刻部における打刻動作、および前記打刻部から前記テープ排出口に送る排出送り動作の順で一連のテープ処理動作を行うと共に、
    前記テープ処理動作中であることを表示器に表示するテープ処理装置の制御方法であって、
    前記打刻動作中の表示である打刻表示に対し、前記挿入送り動作中の表示である前送り表示、および前記排出送り動作中の表示である後送り表示を、異なる表示形態で前記表示器に表示することを特徴とするテープ処理装置の制御方法。
  2. 前記表示器は表示ランプであり、
    前記表示ランプの点灯または点滅により、前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示を表示することを特徴とする請求項1に記載のテープ処理装置の制御方法。
  3. 前記表示ランプの点滅により、前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示を表示し、
    前記打刻表示の点滅周期に対し、前記前送り表示および前記後送り表示の点滅周期を長くすることを特徴とする請求項2に記載のテープ処理装置の制御方法。
  4. 前記表示ランプは、異常動作中であることも表示し、
    前記異常動作中の表示である異常表示に対し、前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示を、異なる表示形態で表示することを特徴とする請求項2または3に記載のテープ処理装置の制御方法。
  5. 前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示は、前記点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が同一であり、
    前記異常表示は、前記点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が異なることを特徴とする請求項4に記載のテープ処理装置の制御方法。
  6. テープ走行路に沿ってテープ挿入口から打刻部を経由してテープ排出口に送られる処理テープに対し、前記テープ挿入口から前記打刻部に送る挿入送り動作、前記打刻部における打刻動作、および前記打刻部から前記テープ排出口に送る排出送り動作の順で一連のテープ処理動作を行う打刻処理手段と、
    前記テープ処理動作中であることを表示する表示器と、
    前記表示器の制御を行う表示制御手段と、を備えたテープ処理装置であって、
    前記表示制御手段は、前記打刻動作中の表示である打刻表示に対し、前記挿入送り動作中の表示である前送り表示、および前記排出送り動作中の表示である後送り表示を、異なる表示形態で前記表示器に表示することを特徴とするテープ処理装置。
  7. 前記表示器は表示ランプであり、
    前記表示制御手段は、前記表示ランプの点灯または点滅により、前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示を表示することを特徴とする請求項6に記載のテープ処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記表示ランプの点滅により、前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示を表示し、
    前記打刻表示の点滅周期に対し、前記前送り表示および前記後送り表示の点滅周期を長くすることを特徴とする請求項7に記載のテープ処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記表示ランプの点滅により、異常動作中であることも表示し、
    前記異常動作中の表示である異常表示に対し、前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示を、異なる表示形態で表示することを特徴とする請求項7または8に記載のテープ処理装置。
  10. 前記打刻表示、前記前送り表示および前記後送り表示は、前記点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が同一であり、
    前記異常表示は、前記点滅の1周期における点灯時間と消灯時間との割合が異なることを特徴とする請求項9に記載のテープ処理装置。
  11. 前記打刻処理手段は、
    前記処理テープを、前記テープ走行路に沿って前記テープ挿入口から前記テープ排出口に送るテープ送り手段と、
    前記打刻部に配設され、前記処理テープに点字を打刻する点字打刻手段と、を有していることを特徴とする請求項6ないし10のいずれか1項に記載のテープ処理装置。
  12. 前記処理テープに墨字を印刷する印刷処理手段、をさらに備えたことを特徴とする請求項6ないし11のいずれか1項に記載のテープ処理装置。
  13. コンピュータを、請求項6ないし11のいずれか1項に記載のテープ処理装置における各手段として機能させるためのプログラム。
JP2005050080A 2005-02-25 2005-02-25 点字打刻装置の制御方法、点字打刻装置およびプログラム Expired - Fee Related JP4380560B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050080A JP4380560B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 点字打刻装置の制御方法、点字打刻装置およびプログラム
US11/351,271 US7241062B2 (en) 2005-02-25 2006-02-09 Method of controlling tape processing apparatus, apparatus for processing tape, and program
CNB2006100082100A CN100469585C (zh) 2005-02-25 2006-02-16 带处理装置的控制方法、带处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050080A JP4380560B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 点字打刻装置の制御方法、点字打刻装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006231722A true JP2006231722A (ja) 2006-09-07
JP4380560B2 JP4380560B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=36932058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005050080A Expired - Fee Related JP4380560B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 点字打刻装置の制御方法、点字打刻装置およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7241062B2 (ja)
JP (1) JP4380560B2 (ja)
CN (1) CN100469585C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229937A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corp ビデオプリンタ

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3873991B2 (ja) * 2004-06-30 2007-01-31 セイコーエプソン株式会社 シート処理装置
JP3912396B2 (ja) * 2004-07-20 2007-05-09 セイコーエプソン株式会社 文字情報処理方法
US7587865B2 (en) * 2005-06-02 2009-09-15 Moller Jr Jorgen J Modular floor tile with multi level support system
GB0706788D0 (en) * 2007-04-05 2007-05-16 Dymo Nv Tape printing apparatus
US8616888B2 (en) * 2007-10-17 2013-12-31 Apple Inc. Defining an insertion indicator
GB0801821D0 (en) * 2008-01-31 2008-03-05 Dymo Nv Embossing tools
DK2202080T3 (da) 2008-12-25 2012-03-12 Brother Ind Ltd Båndprinter
ES2554777T3 (es) 2008-12-25 2015-12-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cartucho de cinta e impresora de cinta
JP5136503B2 (ja) 2009-03-31 2013-02-06 ブラザー工業株式会社 テープカセット
WO2010113780A1 (ja) 2009-03-31 2010-10-07 ブラザー工業株式会社 テープカセット
KR101705382B1 (ko) 2009-03-31 2017-02-09 브라더 고오교오 가부시키가이샤 테이프 카세트 및 테이프 인자기
CN104442030B (zh) 2009-03-31 2017-04-12 兄弟工业株式会社 带盒
CN101850665B (zh) 2009-03-31 2015-01-14 兄弟工业株式会社 带盒
EP2448762B1 (en) 2009-06-30 2013-09-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette and tape printer
WO2011074086A1 (ja) 2009-12-16 2011-06-23 ブラザー工業株式会社 テープカセット
WO2011080840A1 (ja) 2009-12-28 2011-07-07 ブラザー工業株式会社 テープカセット
JP5560810B2 (ja) * 2010-03-23 2014-07-30 セイコーエプソン株式会社 テープ印刷装置、テープ印刷装置の段落配置決定方法およびそのプログラム
ITMO20130056A1 (it) * 2013-03-01 2014-09-02 Custom Engineering S P A Stampante per biglietti
US9682572B2 (en) * 2014-03-24 2017-06-20 Seiko Epson Corporation Tape printing device and tape printing system
WO2018025082A1 (en) * 2016-08-03 2018-02-08 Rai Khushwant Braille printers and methods of making and using the same

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3360093A (en) * 1965-12-08 1967-12-26 Dymo Industries Inc Coin operated tape embossing machine
JPH04138417A (ja) * 1990-09-29 1992-05-12 Toshiba Corp バックライト調光装置
JP2667085B2 (ja) * 1992-06-29 1997-10-22 チノン株式会社 ラベル印字装置
US5345230A (en) * 1992-04-13 1994-09-06 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Method and apparatus for optical transceiver testing
JP2001088358A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Muneya Inaba 表示テープ作成装置と表示テープ用テープ材
JP3608785B2 (ja) 2001-12-14 2005-01-12 東芝テック株式会社 印字装置及び印字方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229937A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corp ビデオプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN100469585C (zh) 2009-03-18
CN1824514A (zh) 2006-08-30
JP4380560B2 (ja) 2009-12-09
US20060193669A1 (en) 2006-08-31
US7241062B2 (en) 2007-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4380560B2 (ja) 点字打刻装置の制御方法、点字打刻装置およびプログラム
JP4490849B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP4609108B2 (ja) テープ処理装置、テープ処理装置のテープ処理方法およびプログラム
JP4459821B2 (ja) 打刻制御方法、プログラム、点字打刻装置および文字情報処理装置
JP4725134B2 (ja) レイアウトの作成方法、レイアウト作成システム、プログラムおよび記録媒体
JP4546283B2 (ja) テープ処理装置の制御方法、テープ処理装置およびプログラム
JP2006243388A (ja) オブジェクトの配置方法、オブジェクト配置システム、プログラムおよび記録媒体
US20060134587A1 (en) Apparatus and method for processing braille information, process sheet, program, and storage medium
JP3873991B2 (ja) シート処理装置
US7401292B2 (en) Character-information processing method, character-information processing apparatus, program, and storage medium
JP4594756B2 (ja) 点字打刻ユニットおよびこれを備えた点字テープ作製装置
JP2006289693A (ja) テープ処理装置、テープ処理装置の送り制御方法およびプログラム
JP2006053312A (ja) 文字情報処理方法、文字情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体
JP3873993B2 (ja) 画像処理装置の画像処理方法、画像処理装置およびプログラム
JP4621471B2 (ja) 点字打刻装置、プログラムおよび点字打刻装置の送り制御方法
JP4400305B2 (ja) テープ処理方法、およびテープ処理装置
JP2006315214A (ja) 印刷/加工装置、印刷/加工装置の制御方法およびプログラム
JP2009008870A (ja) 点字打刻装置および点字打刻装置の点字打刻制御方法
JP4388448B2 (ja) 文字情報処理方法、文字情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体
JP2008149683A (ja) 点字情報処理装置、点字情報処理装置の点字レイアウト作成方法、プログラム、記録媒体および点字作成装置
JP2006113122A (ja) 打刻装置、点字打刻装置、および打刻制御方法
JP2006159641A (ja) テープ処理方法およびテープ処理装置
JP2006239987A (ja) シート処理方法、印刷・打刻複合装置、プログラム
JP2005329603A (ja) 印刷/打刻複合装置、プログラム及び印刷/打刻方法
JP2006113121A (ja) 打刻装置、点字打刻装置、および打刻制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4380560

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees