JP2006230215A - 水中油型乳化油脂組成物 - Google Patents

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【課題】 天然物を使用して、ベーカリー製品の食感や軟らかさが維持できかつ生地への練込みが容易なベーカリー製品改良剤、これを含むベーカリー生地及びベーカリー製品の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む水中油型乳化油脂組成物を生地に練り混んで製造されたベーカリー製品は、ベーカリー生地焼成後の歯切れとその食感を長期間維持できるという効果を有するベーカリー製品の製造が可能である。また、本発明により、サンドイッチ等のようにベーカリー製品を冷蔵される用途に用いられる場合でも、硬度の変化が少なくソフト感が維持されたベーカリー製品を製造することができる。また、本発明により、焼成後冷凍しても、解凍前後の食感に変化が少ない、冷凍に適したベーカリー製品を製造することができる。

Description

パン等のベーカリー食品の食感を改良し、かつ良好な食感を維持できる(老化防止)ベーカリー製品の改良剤、これを含むベーカリー生地及びベーカリー製品の製造方法に関する。
従来のパンの食感改良や老化防止(軟食感維持)を目的とするパン改良剤として、各種の合成乳化剤を主とする組成物が知られている(特許文献1参照)。しかしながら最近、市場では合成乳化剤を忌避する傾向にあり、パン改良剤も天然物で構成されるものが望まれている。一方、すでに天然物によるパン改良を目的とした素材もあるが、パン生地製造時での使用方法が容易ではなかったり、また焼成後のパンがソフトであっても、持続性、歯切れ、口溶けの点で満足できるものではない。
特開平8−173033号公報
天然物を使用して、ベーカリー製品の食感や軟らかさが維持でき、かつ生地への練込みが容易なベーカリー製品改良剤、これを含むベーカリー生地及びベーカリー製品の製造方法を提供することを目的とする。
ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む水中油型乳化油脂組成物により上記課題は解決される。
すなわち、本発明は、ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む水中油型乳化油脂組成物、を提供する。
上記組成物は、さらにペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンを含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含むことが好ましい。
また、上記組成物は、特にベーカリー生地への練り混み用として用いられることがこのましい。
本発明はまた、ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む水中油型乳化油脂組成物が生地に練り込まれている、ベーカリー生地を提供する。
本発明はまた、ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む水中油型乳化油脂組成物を生地に練り込んでベーカリー生地を作成し、前記ベーカリー生地を焼成することを含む、ベーカリー製品の製造方法を提供する。
本発明により、生地製造時の練込みが容易で、ベーカリー生地焼成後の歯切れとその食感を長期間維持できるという効果を有するベーカリー製品の製造が可能である。
また、本発明により、サンドイッチ等のようにベーカリー製品を冷蔵される用途に用いられる場合でも、硬度の変化が少なくソフト感が維持されたベーカリー製品を製造することができる。
また、本発明により、焼成後冷凍しても、解凍前後の食感に変化が少ない、冷凍に適したベーカリー製品を製造することができる。
[水中油型乳化油脂組成物]
本発明の水中油型乳化油脂組成物は、油脂を含む油相部と水相部を含み、さらに水相部にペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含むことを特徴とする。
ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類を含むことにより、製造されたベーカリー製品の歯切れ感、ソフト感、べたつき感、口解けが良好で、かつ常温、冷蔵及び冷凍のいずれの条件で保存した場合にも長期間良好な食感が維持されるベーカリー製品を得ることができる。さらにペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンの3種類全てを含むことがより好ましい。
ペクチンは、植物体の非木質化組織に特有の酸性多糖である。ペクチン質ともいう。甘橘類果実の皮、リンゴなどの果実、液汁に富む根など、多くの植物の細胞壁および細胞間物質を形成する物質である。構造はペクチン酸と、その一部がメチルエステル化されたペクチニン酸からなる。本発明では、ペクチンとして市販されているいずれのものも使用できる。
組成物全重量に対して、ペクチンを0.3〜3.0質量%の範囲で含有することが好ましい。
こんにゃく抽出物は、植物分類上サトイモ科に属している、塊茎(芋)中に含まれる貯蔵性の水溶性多糖類で、約0.1〜1.0mmの微粒子として存在しており、これを乾燥、粉砕処理後に澱粉などに選別して得た、こんにゃく精粉をさらに精製して得られる物質をいう。主成分はグルコマンナンである。本発明ではこんにゃく抽出物またはグルコマンナンとして市販されているいずれのものも使用できる。
組成物全重量に対して、こんにゃく抽出物を0.05〜1.5質量%の範囲で含有することが好ましい。
グルテンとは、穀類に含まれるタンパク質を主体とした混合物をいう。本発明では特に活性グルテンとして市販されているものを使用することが好ましい。
組成物全重量に対して、グルテンを0.5〜5.0質量%の範囲で含有することが好ましい。
本発明の水中油型乳化油脂組成物はさらに、澱粉を含むことが望ましい。この澱粉としては特に制限はないが、α化澱粉、架橋澱粉等の加工澱粉を含むことが好ましい。加工澱粉のうち、さらに架橋澱粉を含むことが最も好ましい。
架橋澱粉とは、いずれかの澱粉をリン酸等でアミロース等を架橋反応させ、澱粉粒の強化を行なった澱粉であり、本発明では架橋澱粉として市販されているいずれのものも使用できる。
組成物全重量に対して、架橋澱粉を1〜10質量%の範囲で含有することが望ましい。架橋澱粉を含有することにより、本発明の、食感及び各温度での保存後の食感維持の向上という効果がさらに増強されるからである。
本発明の水中油型乳化油脂組成物において、油脂は組成物全重量に対して好ましくは、10〜45質量%含有される。水中油形乳化油脂組成物の乳化安定状態や、ベーカリー製品製造時の生地への練り込み特性という観点からすると、25〜40質量%含有されるとさらに好ましい。用いられる油脂は特に限定されず、植物性、動物性いずれの油脂を用いることもできる。また固体油脂、液体油脂いずれの油脂も使用できる。具体例として、大豆油、菜種油、コーン油、綿実油、パーム油、パーム核油、ヤシ油、米油、オリーブ油、魚油、ラード、牛脂、及びそれらの液体油、固体脂、硬化油、分別油、エステル交換油の中から選択した1種又は2種以上を使用することができる。水中油型乳化油脂組成物の乳化安定状態を保持でき、またベーカリー製品製造時の生地への練り込み特性が良いことから、固形脂、硬化油を使用することが好ましい。
本発明の水中油型乳化油脂組成物は、油脂に加えて、乳化剤を含んでいていもよい。乳化剤の例としては、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルが挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用することができる。市場での合成乳化剤の忌避傾向の観点から、天然物であるレシチンを使用することが好ましい。ただし、条件、状態において他の乳化剤も併用可能である。乳化剤の添加量は、組成物全重量に対して、0.3〜3質量%であることが好ましい。
その他、乳化安定剤としてキサンタンガム、アラビアガム、カラギナン、ローカストビーンガム、グアガム、カゼインナトリウム等を含んでいてもよい。
また、ベーカリー製品への風味付のためのハーブや香辛料、香料等を本発明の水中油型乳化油脂組成物に添加してもよい。
本発明の水中油型乳化油脂組成物を、ベーカリー製品の生地に配合する場合には、生地配合中の粉100質量部に対して10〜50質量部を添加することにより、食感改良の効果が高くなるため好ましい。
[水中油型乳化油脂組成物の製造方法]
本発明の水中油型乳化油脂組成物は、油脂及びペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を水相部に添加し、前期水相部と油相部を混合し、乳化することを含む方法により製造できる。
ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を水に添加して、溶解することにより水相部を得る。
また、架橋澱粉は水溶性であるから、架橋澱粉を添加する場合には水相部に添加することが好ましい。水相部には必要に応じて、水溶性の添加剤をあらかじめ加えて混合しておくことが好ましい。また、水相部の温度を45〜55℃程度にしておくことにより、同程度の温度に加熱された油相部の分散、混合、予備乳化をスムーズに行なうことができ、好ましい。
油脂を油相部に添加する。このとき、油溶性の添加剤は油相部に添加することが好ましい。
水相部を攪拌しながら、油相部を添加し、混合する。
水相部と油相部を混合後、80〜90℃で、15分間以上、好ましくは15〜20分間保持し、予備乳化が完了する。得られた予備乳化液をホモジナイザー等で均質化する。
均質化は、300kg/cm2(30MPa)〜1000kg/cm2(100MPa)の条件で高圧ホモジナイザーで均質化することにより、高回転ホモジナイザーと比較して、より微細な水中油型乳化油脂組成物を得ることができ好ましい。
高圧ホモジナイザーとは、常圧下で高回転攪拌での均質化されるホモジナイザーではなく、均質クリアランス部に高圧力をかけて均質、乳化物を得る均質機を意味しており、高圧力をかけることで、より微細な乳化物を得ることができる。
高圧ホモジナイザーとしては、APV GAULIN, INC製のホモジナイザーが挙げられる。
本発明において、高圧ホモジナイザーで均質化されているとは、加熱攪拌下で得た予備乳化液を200Kg/cm2(20MPa)〜1000Kg/cm2(100MPa)の圧力をかけて均質することを意味する。
[ベーカリー製品の製造方法]
本発明において、ベーカリー製品とはいずれのものでもよいが、特に本発明の水中油形乳化油脂組成物を添加することにより食感改良し得るものを全て含む。具体例としては、食パン、ぶどうパン、菓子パン、デニッシュペストリー、スイートロールパン、クロワッサン、フランスパン、パイ、シュー、ドーナツ等が挙げられる。
本発明のベーカリー生地は、上述した本発明の水中油型乳化油脂組成物を含む。本発明のベーカリー生地は、本発明の水中油型乳化油脂組成物が生地中に完全に練り込まれた状態で乳化油脂組成物を含む。本明細書において“練り込み”とは、生地中に水中油型乳化油脂組成物を均一な状態になるまで混合することをいい、生地中に乳化油脂組成物が固形状やペースト状で残存若しくは分散していない状態である。
特に、本発明のベーカリー製品の製造方法では、ベーカリー生地の作成に通常使用される油脂の代替物として用いることが好ましい。すなわち、ベーカリー生地の作成に通常使用される油脂の全てまたは一部を、本発明の水中油型乳化油脂組成物に置き換えて使用することが好ましい。本発明の水中油型乳化油脂組成物は、ベーカリー生地または製品の製造において通常用いられる油脂と同様にベーカリー生地中に練り込んでベーカリー製品の製造に用いることができる。
前記ベーカリー生地を焼成等することにより、本発明のベーカリー製品を製造することができる。
表1に記載される量の油脂及びレシチンを混合して油相部を調製した。次に、水攪拌下に、ペクチン、こんにゃく抽出物、グルテン、加工澱粉を表1の実施例1〜6に記載されるようにそれぞれ組み合わせて、分散、溶解し、60℃まで加熱した。その温度を約15分間保持して添加物(ペクチン、こんにゃく抽出物、グルテン、および/または加工澱粉)を十分膨潤させ、水相部を得た。これに予め調製した油相部を攪拌下の水相部へ徐々に加え、60℃を保持し、混合した後、均質化して得られた水中油型乳化油脂組成物を食パンを製造するための配合(表4)に従って、パン生地へ練り混むことにより、食パンを製造した。
Figure 2006230215
(単位:質量%)











Figure 2006230215
(単位:質量%)
[比較例1〜6]
実施例1と同様に油相部を調製し、表2に記載される成分からなる水相部を混合して水中油形乳化油脂組成物を、実施例1と同様に調製した。
Figure 2006230215
(単位:質量部)
実施例1〜10及び比較例1〜6において製造した各乳化油脂組成物を用いて、下記表4に記載のパン配合に従い、下記のようにパンを作成した。
中種原料をミキサーにて混合後、26℃、湿度80%にて4時間発酵させた後、これに本捏原料を添加してよく混合した後、フロアタイム40分、分割し、ベンチタイム20分をとった後成型し、食パン型に入れて38℃、湿度85%にて40分発酵させ、200℃で40分焼成した。










Figure 2006230215
(単位:質量部)
[比較例7〜9]
比較例7として、乳化油脂組成物の代わりにマーガリンを用いた他は、実施例と同様にして、パンを製造した。
比較例8として、乳化油脂組成物の代わりにショートニングを用いた他は、実施例と同様にして、パンを製造した。
比較例9として、架橋澱粉、グルテン、ペクチン、こんにゃく抽出物を水中油型乳化油脂組成物に添加せず、本捏ね時に直接粉体と混合した他は、実施例と同様にして、パンを製造した。
比較例7〜9のパン配合は表4に示した。
(評価)
実施例及び比較例に従い得られた食パンの風味及び焼成後の各温度帯(常温(20℃)、冷蔵(5℃)、冷凍(−20℃))で3日間保存した後の食パンの組織の硬度変化、歯切れ等の食感変化を評価し、水中油型乳化油脂組成物の性能を評価した。結果を表5及び6に示す。











Figure 2006230215

Figure 2006230215
表5及び表6から明らかなように、ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む本発明の水中油型乳化油脂組成物を、油脂の代わりに用いて製造された食パンは、いずれも歯切れ感、ソフト感、べたつき感等の食感がよく、さらにこれらの食感が常温、冷蔵、冷凍において3日間保存した後も維持された(実施例1〜5)。特に、グルテン、ペクチン及びこんにゃく組成物の3種類の組み合わせを用いた場合には、食感のバランスが非常によかった(実施例1,2)。一方、グルテン、ペクチンまたはこんにゃく組成物のいずれかを単独で用いた場合には、常温、冷蔵、または冷凍の長期間保存において食感が維持できないという結果であった(比較例2〜4)。また、単独の場合には、量を多く用いても、バランスの良い食感は得られなかった(比較例5及び6)。なお、こんにゃく組成物は1.5質量%以上添加しても水相部に不溶であるため、単独で量を多く用いた比較実験は行っていない。
また、ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類に加えて架橋澱粉を加えると、食感及び保存時の食感維持(老化防止)において本発明の効果をさらに増強することがわかった(実施例6〜10)。
また、ベーカリー生地の配合において単にマーガリンまたはショートニングを油脂で用いた場合(比較例7,8)、及び、さらに架橋澱粉、ぺクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンを生地に直接添加した場合(比較例9)は、常温、冷蔵、冷凍でそれぞれ3日間保存すると、いずれも食感が大きく劣化した。

Claims (12)

  1. ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンからなる群より選択される少なくとも2種類の添加剤を含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む水中油型乳化油脂組成物。
  2. ペクチン、こんにゃく抽出物、及びグルテンを含む水相部と食用油脂を含む油相部とを含む、請求項1に記載の水中油型乳化油脂組成物。
  3. ベーカリー生地への練り込み用である、請求項1または2に記載の水中油型乳化油脂組成物。
  4. 該水相部と該油相部が高圧ホモジナイザーにより均質化されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物。
  5. 組成物全重量に対して、ペクチンを0.3〜3.0質量%の範囲で含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物。
  6. 組成物全重量に対して、こんにゃく抽出物を0.05〜1.5質量%の範囲で含有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物。
  7. 組成物全重量に対して、グルテンを0.5〜5.0質量%の範囲で含有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物。
  8. さらに、組成物全重量に対して、架橋澱粉を1〜10質量%の範囲で含有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物。
  9. 組成物全重量に対して、油相部を10〜45質量%の範囲で含有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物が生地に練り込まれている、ベーカリー生地。
  11. 該乳化油脂組成物を、ベーカリー生地の作成に使用される油脂の代替物として含む、請求項10に記載のベーカリー生地。
  12. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の乳化油脂組成物を生地に練り込んでベーカリー生地を作成し、前記ベーカリー生地を焼成することを含む、ベーカリー製品の製造方法。
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