JP2006229645A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプの経時劣化などによってランプの光量が低下すると、その影響で原稿の色(カラー/白黒)を誤判定する恐れがあった。
【解決手段】画像読取装置の構成として、ランプ10の光を原稿面に照射して読み取られた原稿の画像データと原稿色判定用のパラメータとを用いて、原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するACS処理部16と、ランプの点灯累積時間に基づいてランプの光量変化を検知するとともに、その検知した光量変化に基づいて原稿色判定用のパラメータを設定(変更)するパラメータ設定処理を行う主制御部17とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿の画像を読み取ってその画像データを処理する複写機、イメージスキャナ、ファクシミリ装置等の画像処理装置に関し、特に、処理対象の原稿がカラー原稿か白黒原稿かを自動的に判定するACS(Auto Color Selection)処理機能を備えた画像処理装置に関する。
一般に、フルカラー複写機等の画像処理装置においては、コピー処理などの対象となる原稿がカラー原稿か白黒原稿かに応じて画像形成モード(カラーモード/白黒モード)を切り換えるようにしている。また、原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する、いわゆる原稿色の判定は、ユーザがその都度指定しなくても、ACS処理機能によって自動的に行うものが公知となっている(例えば、特許文献1を参照)。
ACS処理は主に3つの処理ステップによって行われる。第1の処理ステップでは、原稿の画像を読み取って得られた画像データの各画素の値と画素色判定閾値との比較により、各々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定する。第2の処理ステップでは、原稿の画像読取領域を複数のブロックに分割し、各々のブロック毎に上記第1の処理ステップでカラー画素と判定された画素数をカウントし、そのカウント値とブロック色判定閾値との比較により各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロックかを判定する。第3の処理ステップでは、原稿の画像読取領域内において上記第2の処理ステップでカラーブロックと判定されたブロック数をカウントし、そのカウント値と原稿色判定閾値との比較により原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する。このようなACS処理に適用される各々の閾値は、ACS処理の使用環境やユーザの好みに合わせて最適な値に設定される。
ところで、ACS処理機能を利用して原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する場合は、それに先立ってランプの光を原稿面に照射して原稿の画像を読み取る必要がある。一般に、原稿画像の読み取りに使用されるランプの特性は、長期間の使用によって経時的に劣化する。こうしたランプの経時劣化は、光量の変動(低下)や光量分布の変動となって現れる。特に、経時劣化によってランプの光量が低下すると、それに伴ってCCDラインセンサの出力が低下するため、それを補うためにAGC(Auto Gain Control)回路でゲインを大きくし、CCDの出力レンジを一定に保っている。
特開2003−250054号公報
しかしながら、ランプの光量が低下したときにAGC回路でゲインを大きくすると、CCDラインセンサの出力に含まれるノイズ成分が信号成分と一緒に増大することになるため、出力信号のS/N比が悪化してしまう。また、ノイズの影響が大きい画素は、その出力レベルがRGBの各色でそれぞれランダムに変化するため、カラーバランスの崩れによって色味を帯びてしまう。したがって、ランプの経時的な光量の低下は、色味を帯びた画素の出現頻度を高めることにつながる。その結果、上述した3つの処理ステップにおいて、本来であれば白黒画素と判定されるべき画素がカラー画素と判定(誤判定)されたり、本来であれば白黒ブロックと判定されるべきブロックがカラーブロックと判定(誤判定)されたり、本来であれば白黒原稿と判定されるべき原稿がカラー原稿と判定(誤判定)されたりする恐れがあった。
こうした不具合に対しては、例えば、予め経時劣化時のノイズの影響を見越して、ACS処理に適用する閾値を白黒寄りに設定することも考えられる。しかし、この場合はACS処理の使用環境やユーザの好みに合わせた最適値から意図的にずらして閾値を設定することになるため、装置の使用を開始してから暫くの間(経時劣化によってランプの光量が低下するまで)は、ユーザにとって最適な条件でACS処理が行われないという難点がある。
また、ACS処理に適用する閾値を予め上記3つの処理ステップごとに複数段階ずつもたせ、ユーザの好みに合わせてACS処理に適用する閾値を切替可能としたものも提案されている。しかし、閾値の切替はユーザ(又はカスタマーエンジニア)の手動操作によって行われるため、ランプの光量低下によるACS処理の誤判定を防止するうえでは満足のいく効果が得られるものではなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、経時劣化などによってランプの光量が低下しても、その影響を極力抑えて安定的にACS処理を行うことができる画像処理装置を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、ランプの光を原稿面に照射して読み取られた原稿の画像データと原稿色判定用のパラメータとを用いて、原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する判定手段と、ランプの光量変化を検知する検知手段と、この検知手段で検知した光量変化に基づいて原稿色判定用のパラメータを変更する変更手段とを備えるものである。
本発明に係る画像処理装置においては、ランプの光量変化を検知手段で検知すると、その光量変化に基づいて原稿色判定用のパラメータが変更手段で変更されるため、ランプの経時劣化などによって光量が低下しても、その光量に適した原稿色判定用のパラメータを用いて、原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定することが可能となる。
本発明の画像処理装置によれば、ランプの光量変化を検知すると、その光量変化に基づいて原稿色判定用のパラメータを変更し、このパラメータを用いて原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するものとなっているため、ランプの経時劣化などによって光量が低下しても、その影響を極力抑えて安定的にACS処理を行うことができる。
以下、本発明に係る画像処理装置を、例えばイメージスキャナ等の画像読取装置に適用した場合の実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明に係る画像処理装置は画像読取装置に限らず、カラー複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置などにも適用可能である。
図1は本発明が適用される画像読取装置の構成を示す概略図である。図示した画像読取装置1は、処理対象の原稿2を予め設定された原稿読取位置に自動的に送り込む自動原稿送り装置(ADF)付きの原稿押さえユニット3を備えた構成となっている。原稿押さえユニット3は、装置本体4上でヒンジ機構等により開閉自在に支持され、ユーザにより開閉操作されるものである。装置本体4の上面部には、原稿台となるプラテンガラス5が設けられている。処理対象の原稿2は、このプラテンガラス5上にセット(載置)される。
一方、装置本体4の内部には、原稿の画像を光学的に読み取る光学走査系が組み込まれている。この光学走査系は、フルレートキャリッジ6と、ハーフレートキャリッジ7と、結像レンズ8と、光電変換素子9とを備えて構成されている。フルレートキャリッジ6にはランプ10と第1ミラー11が搭載され、ハーフレートキャリッジ7には第2ミラー12と第3ミラー13が搭載されている。ランプ10としては、ハロゲンランプやキセノンランプが用いられる。
これらのキャリッジ6,7は、共通のキャリッジ移動用モータを駆動源として副走査方向(図の左右方向)に移動するものである。その際、ハーフレートキャリッジ7はフルレートキャリッジ6の1/2の移動量をもって移動し、これによって副走査方向のいずれの位置にキャリッジ6,7が移動した状態でも、原稿面から光電変換素子9までの光路長が常に一定に保持される構成となっている。
一方、ランプ10は原稿2の被読み取り面に向けて光を照射するもので、その原稿面からの反射光が、第1ミラー11、第2ミラー12及び第3ミラー13により順に反射される。結像レンズ8は、第3ミラー13によって反射された光を所定の縮小倍率で光電変換素子9の撮像面に結像させるものである。光電変換素子9は、原稿画像を読み取るためのセンサで、例えば3ラインカラーCCDセンサ等によって構成される。この光電変換素子9は、原稿からの反射光を画素単位で光電変換し、R(赤),G(緑),B(青)のアナログ画像信号(以下、RGB信号と記す)を出力する。
図2は本発明が適用される画像読取装置の制御構成を示すブロック図である。図2において、光電変換素子9から入力されるRGB信号は、アナログ/シェーディング補正部14に与えられる。アナログ/シェーディング補正部14は、光電変換素子9から与えられるRGB信号に対して、自動ゲイン制御(AGC)、自動オフセット制御(AOC)等の処理を実施した後、A/D変換を施す。このA/D変換により、RGB信号はアナログ値からデジタルの多値情報に変換されるため、このデジタル化されたRGB信号に対し、アナログ/シェーディング補正部14がシェーディング補正を施す。
こうして補正されたRGB信号(多値情報)は画像処理部15に送られる。画像処理部15は、与えられたRGB信号に対して種々の画像処理を施すものである。この画像処理部15での処理形態の一つとして、RGB→L*a*b*の色変換が実施される。これにより、RGB信号は明度を表すL*と色相及び彩度を表すa*,b*の多値情報に変換される。この変換によって生成されたL*a*b*信号はACS処理部16に送られる。ACS処理部(原稿色判定処理部)16は、処理対象の原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する処理(ACS処理)を行うものである。
一方、主制御部17は、例えばCPU(中央演算処理装置)等によって構成され、ROM(Read-Only Memory)18に格納された制御プログラムをRAM(Random Access Memory)19に読み出して実行することにより、画像読取装置全体の処理動作を統括的に制御するものである。不揮発性メモリ(NVM)20は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)からなるもので、主制御部17が画像読取装置の処理動作を制御する際に使用する各種の制御用データを記憶するものである。不揮発性メモリ20へのデータの書き込み及び読み出しは主制御部17が行う。
また、主制御部17には自装置内の状態情報として各種センサ21からの検知信号が入力される。各種センサ21の中には、例えば、原稿押さえユニット3の開閉状態を検知するセンサや、自動原稿送り装置による原稿の搬送位置を検知するセンサなどが含まれる。ADF制御部22、照明制御部23及び走査制御部24は、それぞれ主制御部17からの指示や命令に従って制御対象部の動作を制御するものである。すなわち、ADF制御部22は、先述の原稿押さえユニット3に装備された自動原稿送り装置の動作を制御し、照明制御部23は先述のフルレートキャリッジ6に搭載されたランプ10のオンオフ動作(点灯、消灯)を制御し、走査制御部24は、キャリッジ移動用のモータ(ステッピングモータ等)25の回転動作を制御するものである。
図3はACS処理部16の内部構成を示すブロック図である。図示のようにACS処理部16は、画素色判定部26、ブロック色判定部27及び原稿色判定部28によって構成されている。
画素色判定部26は、画像処理部15からL*a*b*信号として入力される画像データの各画素がカラー画素か白黒画素かを画素単位で判定するものである。この画素色判定部26での判定に際しては画素色判定用の閾値が用いられる。画素色判定用の閾値は、L*a*b*表色系の均等色空間において、色相及び彩度を表す色度平面(a*b*平面)上に多角形や円形などの白黒判定領域を設定(区画)するものである。白黒判定領域は、明度(L*)の値に応じて領域の大きさを変えて設定してもよいし、明度の値にかかわらず一定の大きさの領域で設定してもよい。これに対して画素色判定部26においては、各画素の色度情報(a*b*情報)と画素色判定用の閾値とを比較し、その比較結果において白黒判定領域に含まれる画素は白黒画素、含まれない画素はカラー画素と判定する。画素色判定部26による画素色の判定結果はブロック色判定部37に送られる。
ブロック色判定部27は、原稿サイズに対応した画像読取領域をM×N(M,Nは1以上の整数)画素の大きさで複数のブロックに分割するとともに、各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロックかをブロック単位で判定するものである。このブロック色判定部27におけるブロック色(カラー/白黒)の判定処理には、画素色判定部26から送られる画素色の判定結果が用いられる。即ち、ブロック色判定部27では、上述のように分割したブロック内に含まれるカラー画素の個数をカウントするとともに、このカウント値と予め設定されたブロック色判定用の閾値とを比較し、この比較結果に基づいて当該ブロックがカラーブロックか白黒ブロックかを判定する。このブロック色判定部27によるブロック色の判定結果は原稿色判定部28に送られる。
原稿色判定部28は、画像の読み取りが行われた原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するものである。この原稿色判定部28における原稿色(カラー/白黒)の判定処理には、ブロック色判定部27から送られるブロック色の判定結果が用いられる。即ち、原稿色判定部28では、上述のように原稿サイズに対応した画像読取領域内で分割された複数のブロックのうち、ブロック色判定部27でカラーブロックと判定されたブロックの個数をカウントするとともに、このカウント値と予め設定された原稿色判定用の閾値とを比較し、この比較結果に基づいて原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する。この原稿色判定部28による原稿色の判定結果は主制御部17に送られる。
上記構成からなる画像読取装置において、例えばユーザがプラテンガラス5上に原稿2をセット(載置)して原稿押さえユニット3を閉じた後、図示しない操作パネルに設けられたスタートボタンを押すと、これを受けて主制御部17は、走査制御部24に走査開始の指示を出してモータ25を駆動させることにより、キャリッジ6,7を図1の矢印方向に移動させるとともに、この移動に際して照明制御部23にランプ点灯の指示を出してランプ10を点灯させる。これにより、ランプ10の光を原稿面に照射しつつ、キャリッジ6,7の移動によって原稿の画像を、各ミラー11,12,13、結像レンズ8及び光電変換素子9により光学的に読み取り走査する。
また、ユーザが自動原稿送り装置の原稿トレイに原稿をセットしてスタートボタンを押した場合は、これを受けて主制御部17が、ADF制御部22に原稿送りの開始指示を出して自動原稿送り装置を駆動させることにより、原稿トレイから一枚ずつ原稿を搬送するとともに、この原稿をプラテンガラス5上に敷き込んて停止させた状態で、上記同様に走査制御部24に走査開始の指示を、照明制御部23にランプ点灯の指示を出すことにより、原稿の画像を読み取り走査する。
ちなみに、自動原稿送り装置を用いた原稿画像の読み取り方式としては、上述のように自動原稿送り装置で送り込んだ原稿を一旦プラテンガラス5上に敷き込んで停止させ、この状態で光学走査系のキャリッジ6,7の移動により原稿の画像を読み取り走査する方式以外にも、プラテンガラス5とは別に第2の原稿台を設けるとともに、第2の原稿台の下方(ほぼ真下)に第1ミラー6が配置されるようにキャリッジ6,7を移動(停止)し、この状態で自動原稿送り装置により送り込んだ原稿を第2の原稿台上で移動させながら、光学走査系により原稿の画像を読み取り走査する、いわゆる流し読み方式(CVT;Constant Velocity Transport方式)を採用したものであってもよい。
こうした原稿画像の読み取り動作において、主制御部17は、原稿画像の読み取り動作を1回行うごとに、その読み取り動作中のランプの点灯時間を測定するとともに、この測定によって得られたランプの点灯時間を順に加算することにより、ランプの点灯累積時間を求める。例えば、画像読取装置の使用を開始して1回目の読み取り動作を行ったときに測定したランプの点灯時間をT1、2回目の読み取り動作を行ったときに測定したランプの点灯時間をT2、3回目の読み取り動作を行ったときに測定したランプの点灯時間をT3、…(中略)…、N回目の読み取り動作を行ったときに測定したランプの点灯時間をTnとすると、N回目の読み取り動作を終えた時点でのランプの点灯累積時間ΣTは、N個のランプ点灯時間T1〜Tnを全て加算した値(累積値)となる。
ランプの点灯累積時間は、制御用データの1つとして不揮発性メモリ20に記憶(格納)される。主制御部17は、画像読取装置の電源投入時の立ち上げ処理で、不揮発性メモリ20からランプの点灯累積時間の値を読み出してRAM19に展開する。そして、画像読取装置の電源がオフされるまでの間、原稿画像の読み取り動作でランプ10を点灯するたびに、その都度測定したランプの点灯時間を、上述のようにRAM19に展開したランプの点灯累積時間に順次加算(累積加算)するとともに、所定のタイミング、例えば1つのジョブが終了したときや、画像読取装置の電源をオフするとき、あるいは所定の時間が経過するごとに、その時点でRAM19に展開されているランプの点灯累積時間を不揮発性メモリ20に書き込むことにより、不揮発性メモリ20の記憶データを更新する。
ちなみに、ランプの点灯時間は、実際にランプ10をオン(点灯)してからオフ(消灯)するまでの時間をタイマー(クロックカウント値)で測定してもよいし、副走査方向(キャリッジ移動方向)の原稿サイズを別途センサを用いて検知し、この検知した原稿サイズ領域を光学走査系で読み取り走査する際に必要となる所要時間から推定してもよい。
図4は主制御部17によって実行される画像読取装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。まず、画像読取装置の操作パネル上でユーザがACSモードを選択したかどうかを判断し(ステップS1)、ユーザがACSモードを選択しなかった場合は、ステップS1でNoと判定して、そのまま処理を抜ける。ACSモードとは、処理対象となる原稿がカラー原稿か白黒原稿かを自動的に判定する処理モードである。
ユーザがACSモードを選択した場合は、ステップS1でYesと判定してステップS2に進む。ステップS2では、RAM19に展開されている現時点でのランプの点灯累積時間ΣTと予め設定された第1の基準時間Tth1とを比較する。そして、ランプの点灯累積時間ΣTが第1の基準時間Tth1よりも小さかった場合(ステップS2でYesと判定した場合)は、原稿色判定用のパラメータを第1の判定値に設定する(ステップS3)。
また、ランプの点灯累積時間ΣTが第1の基準時間Tth1以上であった場合(ステップS2でNoと判定した場合)はステップS4に移行し、そこでランプの点灯累積時間ΣTと予め設定された第2の基準時間Tth2とを比較する。そして、ランプの点灯累積時間ΣTが第2の基準時間Tth2よりも小さかった場合(ステップS4でYesと判定した場合)は、原稿色判定用のパラメータを第2の判定値に設定する(ステップS5)。また、ランプの点灯累積時間ΣTが第2の基準時間Tth2以上であった場合(ステップS4でNoと判定した場合)は、原稿色判定用のパラメータを第3の判定値に設定する(ステップS6)。第1の基準時間Tth1及び第2の基準時間Tth2は、いずれもランプ10の光量に変化があったかどうかを検知するための基準となるもので、特に、第1の基準時間Tth1は、画像読取装置の使用開始時のランプ光量と比較して光量変化があったかどうかを検知するための基準となるものである。
こうして原稿色判定用のパラメータを設定した後は、この設定後の原稿色判定用のパラメータ(第1の判定値、第2の判定値又は第3の判定値)を適用してACS処理部16により原稿がカラー原稿か白黒原稿かの判定処理(ACS処理)を行う(ステップS7)。
ここで、原稿色判定用のパラメータとは、ACS処理部16で原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するために使用されるパラメータである。より具体的に記述すると、原稿色判定用のパラメータは、画素色判定部26で各々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定するために用いられる画素色判定用の閾値、ブロック色判定部27で各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロックかを判定するために用いられるブロック色判定用の閾値、原稿色判定部28で原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するために用いられる原稿色判定用の閾値、光学走査系で読み取られた原稿の画像読取領域内で原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するために適用される原稿色判定領域を設定する領域設定値のうちの少なくとも1つを含むものである。一般に、原稿色判定領域は原稿端部の光量分布に起因するノイズ成分や原稿汚れ等の影響を除く為、原稿サイズよりも一回り小さなサイズで設定される。また、画素色判定部26では原稿色判定領域に含まれる画素を対象に画素色の判定を行い、ブロック色判定部27では原稿色判定領域を画像読取領域として当該領域を複数のブロックに分割してブロック色の判定を行う。
また、原稿色判定用のパラメータを第1の判定値に設定した場合と第2の判定値に設定した場合を比較すると、第2の判定値に設定した方がACS処理部16で原稿がカラー原稿と判定されにくくなる。同様に、原稿色判定用のパラメータを第2の判定値に設定した場合と第3の判定値に設定した場合を比較すると、第3の判定値に設定した方がACS処理部16で原稿がカラー原稿と判定されにくくなる。
第1の例として、画素色判定用の閾値を原稿色判定用のパラメータとした場合は、画素色判定用の閾値を上述した第1の判定値、第2の判定値又は第3の判定値に設定することにより、そのときの設定値に応じて、図5に示すように、色度平面上に設定される白黒判定領域の大きさが変化する。すなわち、画素色判定用の閾値を第1の判定値に設定した場合は、それに応じて色度平面上に第1の白黒判定領域BW1が設定され、画素色判定用の閾値を第2の判定値に設定した場合は、それに応じて色度平面上に第1の白黒判定領域BW1よりも大きく第2の白黒判定領域BW2が設定され、画素色判定用の閾値を第3の判定値に設定した場合は、それに応じて色度平面上に第2の白黒判定領域BW2よりも大きく第3の白黒判定領域BW3が設定される。
これにより、画素色判定用の閾値を第2の判定値に設定した場合は第1の判定値に設定した場合よりも白黒画素と判定される領域が拡大する。また、画素色判定用の閾値を第3の判定値に設定した場合は第2の判定値に設定した場合よりも白黒画素と判定される領域が拡大する。したがって、第1の白黒判定領域BW1の外側でかつ第2の白黒判定領域bw2の内側に色度情報をもつ画素の色(カラー/白黒)を画素色判定部26で判定する際に、画素色判定用の閾値が第1の判定値に設定されている場合は当該画素をカラー画素と判定し、第2の判定値に設定されている場合は当該画素を白黒画素と判定することになる。また、第2の白黒判定領域BW2の外側でかつ第3の白黒判定領域BW3の内側に色度情報をもつ画素の色(カラー/白黒)を画素色判定部26で判定する際に、画素色判定用の閾値が第2の判定値に設定されている場合は当該画素をカラー画素と判定し、第3の判定値に設定されている場合は当該画素を白黒画素と判定することになる。
よって、色平面上に色度情報が均等に分散した多数の画素の色を画素色判定部26で判定するものと仮定すると、画素色判定用の閾値を第2の判定値に設定する方が第1の判定値に設定するよりも白黒画素と判定される画素の数が増加し、また画素色判定用の閾値を第3の判定値に設定する方が第2の判定値に設定するよりも白黒画素と判定される画素の数が増加する。こうした画素色判定部26の判定結果は、ブロック色判定部27の判定結果に影響を与える。そのため、画素色判定用の閾値を第1の判定値、第2の判定値及び第3の判定値の順に設定変更すると、それにつれてACS処理部16で原稿が白黒原稿と判定されやすくなる。
第2の例として、ブロック色判定用の閾値を原稿色判定用のパラメータとした場合は、ブロック色判定部27でブロック色判定用の閾値をどのように利用してブロック色の判定を行うかにより、各々の判定値の大小関係が設定される。例えば、ブロック色判定部27の判定処理として、ある1つのブロック内に含まれるカラー画素(画素色判定部26でカラー画素と判定された画素)の個数(カウント値)がブロック色判定用の閾値を超えていた場合に、当該ブロックをカラーブロックと判定し、カラー画素の個数がブロック色判定用の閾値以下の場合に、当該ブロックを白黒ブロックと判定するものとすると、第1の判定値は第2の判定値よりも小さく、かつ第2の判定値は第3の判定値よりも小さい条件で、各々の判定値の大小関係が設定される。
これにより、第1の判定値よりも多くかつ第2の判定値よりも少ないカラー画素を含むブロックの色(カラー/白黒)をブロック色判定部27で判定する際に、ブロック色判定用の閾値が第1の判定値に設定されている場合は当該ブロックをカラーブロックと判定し、ブロック色判定用の閾値が第2の判定値に設定されている場合は当該ブロックを白黒ブロックと判定することになる。また、第2の判定値よりも多くかつ第3の判定値よりも少ないカラー画素を含むブロックの色(カラー/白黒)をブロック色判定部27で判定する際に、ブロック色判定用の閾値が第2の判定値に設定されている場合は当該ブロックをカラーブロックと判定し、ブロック色判定用の閾値が第3の判定値に設定されている場合は当該ブロックを白黒ブロックと判定することになる。
したがって、ブロック色判定部27で分割された各々のブロックに含まれるカラー画素の個数が、第2の判定値を中心に正規分布的にばらつくものと仮定すると、ブロック色判定用の閾値を第2の判定値に設定する方が第1の判定値に設定するよりも白黒ブロックと判定されるブロックの数が増加し、またブロック色判定用の閾値を第3の判定値に設定する方が第2の判定値に設定するよりも白黒ブロックと判定されるブロックの数が増加する。こうしたブロック色判定部27の判定結果は、原稿色判定部28の判定結果に影響を与える。そのため、ブロック色判定用の閾値を第1の判定値、第2の判定値及び第3の判定値の順に設定変更すると、それにつれてACS処理部16で原稿が白黒原稿と判定されやすくなる。
具体的な事例として、例えば原稿色判定領域を複数のブロックに分割した際に、図6(A),(B)に示すように、各々のブロックが主走査方向と副走査方向にそれぞれ12画素ずつの大きさで区画され、実際に白紙の原稿画像を読み取ったときに、そのブロック内でノイズ成分の影響により、画素色判定部26でカラー画素と判定された画素の個数が、ランプの経時劣化前は2個、経時劣化後は7個であったとする。そうした場合、ランプの経時劣化による光量変化に基づいてブロック色判定用の閾値が、図7(A),(B)に示すように、経時劣化の前後で「48」から「72」に設定変更されたとすると、経時劣化によるブロック内でのカラー画素の増加分(5個)は、設定変更によるブロック色判定用の閾値の増加分(24個)で打ち消される。そのため、ランプの経時劣化(光量変化)前に白黒ブロックと判定されていたものが、経時劣化後にカラーブロックと誤判定されることがない。
第3の例として、原稿色判定用の閾値を原稿色判定用のパラメータとした場合は、上記ブロック色判定用の閾値の取り扱いと同様に、原稿色判定部28で原稿色判定用の閾値をどのように利用して原稿色の判定を行うかにより、各々の判定値の大小関係が設定される。例えば、原稿色判定部28の判定処理として、原稿色判定領域内にカラーブロック(ブロック色判定部27でカラーブロックと判定されたブロック)の個数(カウント値)が原稿色判定用の閾値を超えていた場合に、当該原稿をカラー原稿と判定し、カラーブロックの個数が原稿色判定用の閾値以下の場合に、当該原稿を白黒原稿と判定するものとすると、第1の判定値は第2の判定値よりも小さく、かつ第2の判定値は第3の判定値よりも小さい条件で、各々の判定値の大小関係が設定される。
これにより、第1の判定値よりも多くかつ第2の判定値よりも少ないカラーブロックを原稿色判定領域に含む原稿の色(カラー/白黒)を原稿色判定部28で判定する際に、原稿色判定用の閾値が第1の判定値に設定されている場合は当該原稿をカラー原稿と判定し、原稿色判定用の閾値が第2の判定値に設定されている場合は当該原稿を白黒原稿と判定することになる。また、第2の判定値よりも多くかつ第3の判定値よりも少ないカラーブロックを原稿色判定領域に含む原稿の色(カラー/白黒)を原稿色判定部28で判定する際に、原稿色判定用の閾値が第2の判定値に設定されている場合は当該原稿をカラー原稿と判定し、原稿色判定用の閾値が第3の判定値に設定されている場合は当該原稿を白黒原稿と判定することになる。したがって、原稿色判定用の閾値を第1の判定値、第2の判定値及び第3の判定値の順に設定変更すると、それにつれてACS処理部16で原稿が白黒原稿と判定されやすくなる。
具体的な事例として、例えば図8(A),(B)に示すように、画像読取領域(原稿色判定領域)が主走査方向に12ブロック、副走査方向に18ブロックの合計216ブロックに分割され、実際に白紙の原稿画像を読み取ったときに、その画像読取領域内でノイズ成分の影響によりカラーブロックと判定されたブロックの個数が、ランプの経時劣化前は1個、経時劣化後は8個であったとする。そうした場合、ランプの経時劣化による光量変化に基づいて原稿色判定用の閾値が、図9(A),(B)に示すように、経時劣化の前後で「24」から「32」に設定変更されたとすると、経時劣化による画像読取領域内でのカラーブロックの増加分(7個)は、設定変更による原稿色判定用の閾値の増加分(8個)で打ち消される。そのため、ランプの経時劣化(光量変化)前に白黒原稿と判定されていたものが、経時劣化後にカラー原稿と誤判定されることがない。
第4の例として、原稿色判定領域を設定する領域設定値を原稿色判定用のパラメータとした場合は、原稿色判定領域の主走査方向の領域範囲と副走査方向の領域範囲のうち、主走査方向の領域範囲を規定する領域設定値を第1の判定値、第2の判定値又は第3の判定値に設定することにより、そのときの設定値に応じて、図10に示すように、原稿色判定領域の主走査方向の大きさが変化する。すなわち、原稿色判定領域の領域設定値を第1の判定値に設定した場合は、それに応じて原稿サイズ領域内に第1の原稿色判定領域S1が設定され、原稿色判定領域の領域設定値を第2の判定値に設定した場合は、それに応じて原稿サイズ領域内に第1の原稿色判定領域S1よりも小さく第2の原稿色判定領域s2が設定され、原稿色判定領域の領域設定値を第3の判定値に設定した場合は、それに応じて原稿サイズ領域内に第2の原稿色判定領域S2よりも小さく第3の原稿色判定領域S3が設定される。
これにより、原稿色判定領域の領域設定値を第2の判定値に設定した場合は第1の判定値に設定した場合よりも原稿色判定領域の大きさが主走査方向で縮小する。また、原稿色判定領域の領域設定値を第3の判定値に設定した場合は第2の判定値に設定した場合よりも原稿色判定領域の大きさが主走査方向で縮小する。特に、主走査方向でランプ10の光量分布をみてみると、図11に示すように、主走査方向の両端部が中央部よりも光量が少なくなる傾向にあり、この傾向はランプの経時劣化によって光量が低下しても同様に現れる。したがって、ランプの光量低下に伴ってAGC回路でゲインを増大したときのノイズの影響は、主走査方向の両端部でより顕著に現れる。そのため、ノイズの影響を大きく受ける画素(ノイズの影響で色味を帯びてしまう画素)は、主走査方向の両端部とその近傍に集中する傾向が強くなる。
したがって、原稿色判定領域の領域設定値を第2の判定値に設定した場合は第1の判定値に設定した場合よりも、ノイズの影響を大きく受ける画素が原稿色判定領域外に多く含まれることになる。また、原稿色判定領域の領域設定値を第3の判定値に設定した場合は第2の判定値に設定した場合よりも、ノイズの影響を大きく受ける画素が原稿色判定領域外に多く含まれることになる。これにより、ノイズの影響で色味を帯びた画素が原稿色判定領域に含まれる個数や確率は、原稿色判定領域の領域設定値を第2の判定値に設定する方が第1の判定値に設定するよりも減少し、また原稿色判定領域の領域設定値を第3の判定値に設定する方が第2の判定値に設定するよりも減少する。そのため、原稿色判定領域の領域設定値をを第1の判定値、第2の判定値及び第3の判定値の順に設定変更すると、それにつれてACS処理部16で原稿が白黒原稿と判定されやすくなる。
このように本発明の実施形態に係る画像読取装置においては、ランプ10の光量変化(光量低下)をランプの点灯累積時間に基づいて検知するとともに、ランプの点灯累積時間を予め設定された基準値(Tth1、Tth2、Tth3)と比較し、その比較結果に基づいて原稿色判定用のパラメータを第1の判定値、第2の判定値又は第3の判定値に設定(変更)するものとなっている。したがって、実際にランプ10の経時劣化によって光量が低下した場合は、その度合いに応じて原稿色判定用のパラメータが自動的に変更されるようになる。これにより、ランプ10の光量変化に合わせて原稿色判定用のパラメータを設定変更し、この設定変更によって最適化されたパラメータを用いて、原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定することができる。その結果、経時劣化などによってランプの光量が低下しても、その影響を極力抑えて安定的にACS処理を行うことが可能となる。
また、ランプの経時劣化は、画像読取装置の使用を開始してから、ランプをトータルどの程度の時間にわたって点灯させたか、つまりランプの点灯累積時間に依存したものとなる。そのため、上述のようにランプの光量変化をランプの点灯累積時間に基づいて検知することにより、別途、光量センサ等を使用しなくても、ランプの光量変化を精度良く検知することができる。
また、ランプのオンオフは光学走査系で原稿の画像を読み取るたびに行われるため、ランプの経時劣化による光量変化と原稿画像の読取動作回数との間には相関がある。したがって、ランプの光量変化を検知するにあたっては、原稿画像の読取動作を1回行うたびに動作カウンタの値を1ずつ加算するとともに、その動作カウンタの値を原稿画像の読取動作累積回数として管理(把握)し、ACS処理モードでは、その動作カウンタの値(原稿画像の読取動作累積回数)に基づいてランプの光量変化を検知するものとしてもよい。その場合、動作カウンタの値を不揮発性メモリ20に記憶するものとすると、そのカウント値は1ずつ規則的に変化(増加)することになる。そのため、不揮発性メモリ20の記憶ビット数の削減を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、ランプの点灯累積時間に基づく光量変化に応じて、原稿色検知用のパラメータを3つの判定値(第1の判定値、第2の判定値、第3の判定値)のうちのいずれかに設定(変更)するものとしたが、さらに細かい条件(4つ以上の判定値のいずれか)で原稿色判定用のパラメータを設定することも可能である。また、ランプの点灯累積時間が所定の時間だけ増加するたびに、原稿色判定用のパラメータを所定の量(又は割合)だけ設定変更するものとしてもよい。
本発明が適用される画像読取装置の構成を示す概略図である。 本発明が適用される画像読取装置の制御構成を示すブロック図である。 ACS処理部16の内部構成を示すブロック図である。 画像読取装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 画素色判定用の閾値によって色度平面上に設定される白黒判定領域の具体例を示す図である。 経時劣化前後の画素色判定結果の一例を示す図である。 経時劣化前後のブロック色判定用閾値の設定変更例を示す図である。 経時劣化前後のブロック色判定結果の一例を示す図である。 経時劣化前後の原稿色判定用閾値の設定変更例を示す図である。 領域設定値によって原稿サイズ領域に設定される原稿色判定領域の具体例を示す図である。 ランプの経時劣化による光量変化を示す図である。
符号の説明
1…画像読取装置、2…原稿、9…光電変換素子、10…ランプ、16…ACS処理部、17…主制御部、26…画素色判定部、27…ブロック色判定部、28…原稿色判定部

Claims (4)

  1. ランプの光を原稿面に照射して読み取られた原稿の画像データと原稿色判定用のパラメータとを用いて、原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する判定手段と、
    前記ランプの光量変化を検知する検知手段と、
    前記検知手段で検知した前記光量変化に基づいて前記原稿色判定用のパラメータを変更する変更手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検知手段は、前記ランプの点灯累積時間に基づいて前記ランプの光量変化を検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記検知手段は、原稿画像の読取動作累積回数に基づいて前記ランプの光量変化を検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記原稿色判定用のパラメータは、前記原稿の画像データを画素単位でカラー画素か白黒画素かを判定するための画素色判定閾値、前記原稿の画像読取領域を複数のブロックに分割するとともに、前記画素色判定閾値を用いて判定した画素色判定結果に基づいて各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロックかを判定するためのブロック色判定閾値、前記ブロック色判定閾値を用いて判定したブロック色判定結果に基づいて原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するための原稿色判定閾値、前記原稿の画像読取領域内で原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するために適用される原稿色判定領域を設定する領域設定値のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。

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