JP2003152958A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2003152958A
JP2003152958A JP2001344416A JP2001344416A JP2003152958A JP 2003152958 A JP2003152958 A JP 2003152958A JP 2001344416 A JP2001344416 A JP 2001344416A JP 2001344416 A JP2001344416 A JP 2001344416A JP 2003152958 A JP2003152958 A JP 2003152958A
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JP2001344416A
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Toshiyuki Kobayashi
俊之 小林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/20Controlling the colour of the light
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/20Controlling the colour of the light
    • H05B45/22Controlling the colour of the light using optical feedback

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  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDの点灯デューティを変化させた場合で
も、副走査方向の解像度のバラツキを防止し、かつ製品
ごとの画像濃度のバラツキを抑える。 【解決手段】 補正係数記憶手段(制御部12内のフラ
ッシュROM等)に実装または非実装の白基準板の読取
り出力レベルと、所定白基準シートの読取り出力レベル
との比を補正係数αr,αg,αbとして記憶し、デュ
ーティ決定手段(制御部12)この補正係数を原稿読取
り開始前の実装白基準板18の読取り出力レベルに乗算
することで、各色についての当該乗算値が同一になるよ
うに各色の点灯デューティを決定する。原稿の読取り中
における、LED光源の発光輝度の変動に応じて、各色
についての点灯デューティを変化させるとともに、当該
点灯デューティの変化後の値に応じて各色の副走査方向
の画素処理係数を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長時間連続使用時
におけるイメージセンサ素子の各色の出力レベルを一定
に保つべく、発光素子の点灯デューティを変化させた場
合でも、副走査方向の解像度にバラツキを発生させず、
かつ製品ごとの画像濃度のバラツキも抑えることができ
るカラー画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像読取り装置として、ラ
イン状に配置されたイメージセンサと、R(RED:
赤)、G(Green:緑)、B(Blue:青)のL
ED光源を組み合わせて、光源を順次切り替え点灯さ
せ、色分解して読み取るものが知られている。
【0003】イメージセンサ(CCD等)では、入射光
をその光量に応じて光電変換し、検出信号を後段のA/
Dコンバータに出力する。A/Dコンバータは、入力信
号をデジタル値に変換する。A/Dコンバータからの出
力データは、補正処理、圧縮等の画像処理が施された後
にメモリに蓄積される。カラー画像読取り装置を用い
て、モノクロの読取りを行う場合には、G光源のみの点
灯、あるいは、R.G,B3色の各光源を同時点灯させ
て行う。カラースキャナ,カラーファクシミリ,カラー
画像通信機に搭載されるカラー画像読取り装置では、イ
メージセンサのライン信号(読取り信号)に同期させ
て、各ライン毎にR,G,Bの光源を順次切り替えて読
み取り、さらにR,G,Bの3ラインで1ライン分とみ
なして,A/Dコンバータによる変換後に、3色を合成
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、読取り系のL
ED発光輝度と、イメージセンサチップ(CCD素子ア
レイ等)の感度のバラツキの組合せによっては、イメー
ジセンサの出力に大きなバラツキが生じるため、A/D
変換器の入力範囲の制限を大きくオーバしてしまう場合
がある。また、複数枚の原稿を読み取ったり、多大な情
報量の原稿を読み取る場合には、長時間連続して光源を
点灯するため、輝度レベルが著しく変動する場合があ
る。このため、イメージセンサの出力レベルが変動し、
画質劣化が生じることがある。
【0005】このような不都合を回避するために、1ラ
インの期間内で、LEDの発光時間を制御して、出力調
整することも行われているが、イメージセンサの出力レ
ベルに応じて点灯デューティを変化させるだけでは、各
色の副走査方向の読取り幅がまちまちとなり、さらには
イメージセンサ毎に読み取り幅(時間幅)が一定となら
ないため、副走査方向の解像度にバラツキが生じてしま
う。
【0006】本発明は、長時間連続使用時におけるイメ
ージセンサ素子の各色の出力レベルを一定に保つべく、
発光素子の点灯時間を変化させた場合でも、副走査方向
の解像度にバラツキを発生させず、かつ製品ごとの画像
濃度のバラツキも抑え、しかも安定した原稿読取りが可
能なカラー画像読取り装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様にかか
る画像読取り装置は、複数色を発生する光源の発光色を
ラインごとに切り替えて、当該光源光の読取り原稿から
の反射光をイメージセンサにより読み取り、画情報を生
成するもので、実装または非実装の白基準板の読取り出
力レベルと、所定白基準シートの読取り出力レベルとの
比を補正係数として記憶する補正係数記憶手段と、前記
補正係数を原稿読取り開始前の実装白基準板の読取り出
力レベルに乗算し、各色についての当該乗算値が同一に
なるように各色の点灯デューティを決定するデューティ
決定手段とを有し、原稿の読取り中における、前記光源
の発光輝度の変動に応じて、各色についての点灯デュー
ティを変化させるとともに、当該点灯デューティの変化
後の値に応じて各色の副走査方向の画素処理係数を変化
させることを特徴とする。上記第1態様では、製品に搭
載される個々のイメージセンサ毎の、光源発光輝度のバ
ラツキ、センサチップ感度のバラツキ、照明特性により
生じるビデオ出力レベルの差を抑えることができる。ま
た、発光輝度の変動により点灯デューティを変化させる
ようにし、副走査方向に発生する解像度のバラツキを画
像処理により補う(すなわち、画像処理係数を変更する
ことにより補う)ことができるので、安定した画質のカ
ラー読取りを行うことができる。
【0008】本発明の第2態様にかかる画像読取り装置
は、上記第1態様にかかる読取り装置において、原稿の
読取り中における、前記光源の発光輝度の変動に応じ
て、各色についての点灯デューティを変化させるととも
に、当該点灯デューティの変化後の値に応じて、各色の
副走査方向の画素処理係数を変化させることに代えて、
あるいはこの画素処理係数の変化と共に、原稿の読取り
搬送速度を変化させることを特徴とする。上記第2態様
では、各発光素子の点灯デューティを変更したときに、
併せて、原稿搬送速度も変化させるか、あるいはこの原
稿搬送速度の変化と共に上記の画素処理係数をも変化さ
せるので、副走査方向の読取り解像度の差が解消され
る。
【0009】本発明の第3態様にかかる画像読取り装置
は、複数色を発生する光源の発光色をラインごとに切り
替えて、当該光源光の読取り原稿からの反射光をイメー
ジセンサにより読み取り、画情報を生成するもので、実
装または非実装の白基準板読取り出力レベルと、所定白
基準シートの読取り出力レベルとの比を補正係数として
記憶する補正係数記憶手段と、前記補正係数を原稿読取
り開始前の実装白基準板の読取り出力レベルに乗算し、
所定色について点灯デューティを決定するとともに、他
の色については点灯デューティが前記所定色の点灯デュ
ーティと同一となるように決定するデューティ決定手段
と、出力レベルが、前記所定色についての出力レベルと
同じになるように、前記他の色についての電流値を変化
させる出力レベル同等化手段とを有し、原稿の読取り中
における、前記光源の発光輝度の変動に応じて、各色に
ついての電流値を独立に変化させることを特徴とする。
上記第3態様では、各発光素子のデューティを同一にし
て、発光輝度の変動に応じて電流値を変化させてセンサ
素子の出力レベルを調整するようにしたので、副走査方
向の読取り解像度が解消され、安定した画質を得ること
ができる。
【0010】本発明の第4態様にかかる画像読取り装置
は、上記第3態様にかかる画像読取り装置において、原
稿の読取り中における、前記光源の発光輝度の変動に応
じて、各色についての電流値を共通に変化させることを
特徴とする。上記第4態様では、発光輝度の変動を電流
値の調整により補償するようにしたので、副走査方向の
読取り解像度の差が解消され、安定した画質を得ること
ができる。
【0011】本発明の第5態様にかかる画像読取り装置
は、複数色を発生する光源の発光色をラインごとに切り
替えて、当該光源光の読取り原稿からの反射光をイメー
ジセンサにより読み取り、画情報を生成するもので、製
造工程において測定された白基準板読取り出力と白基準
シート読み取り出力レベルとの比を、白基準板の読み取
り出力レベルに乗算し、各色についての当該値が同一に
なるように各色の点灯デューティを決定し、これをデフ
ォルトとして記憶するデューティ決定・記憶手段とを有
し、原稿の読み取り中における、前記光源の発光輝度の
変動に応じて、各色光の点灯デューティを変化させると
ともに、当該点灯デューティの値に応じて各色の副走査
方向の画素処理係数を変化させることを特徴とする。
【0012】本発明の第6態様にかかる画像読取り装置
は、上記第5態様にかかる画像読取り装置において、原
稿の読み取り中における、前記光源の発光輝度の変動に
応じて、各色についての電流値を変化させるとともに、
当該点灯デューティの値に応じて各色の副走査方向の画
素処理係数を変化させることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図10は、本発明のカラー
画像読取り装置の実施形態を示す説明図である。図1
(A)は、カラー画像読取り装置の画像読取り部を模式
的に示す図であり、同図において、イメージセンサ11
の上方には白基準板18が設けられている。後述するよ
うに工場において補正係数が算出されるときには、白基
準板18は、読取り画像のシェーディング補正に用いら
れる実装のものとは異なる。また、白基準シート19は
工場等で用意されている白紙であり、図1(A)では白
基準シート19が白基準板18とイメージセンサ11と
の間に搬送されて読み取られている状態が示されてい
る。
【0014】同一条件で白基準板18を読み取った場合
と、白基準シート19を読み取った場合とでは、それぞ
れの出力に、光源の照明ムラに起因する差異が生じる。
本発明では、後述するように、白基準シート19および
白基準板18をそれぞれ所定の方法で検出したときの出
力レベルをたとえば赤色LEDについては、Wrs0、
Wrn0とし、これらの比を補正係数αr(=Wrs0
/Wrn0)と定義する。
【0015】図2は、イメージセンサ11と、その関連
回路を示す図である。図2において、システムバス10
0には、イメージセンサ11、制御部12、RAM1
3、モータ駆動制御部14が接続されている。また、モ
ータ駆動制御部14は、モータ15に制御信号を送出す
ることができる。制御部12は、本発明のデューティ決
定手段として機能している。イメージセンサ11は、画
像処理部111とA/Dコンバータ112と、センサ部
113と、光源点灯制御部114と、電流制御回路11
5とからなる。画像処理部111は、シェーディング,
スムージング等の各種処理等を行うことができる。A/
Dコンバータ112は、センサ部113の後述するセン
サチップ1132,輝度センサ1133からのアナログ
電圧値をデジタル値に変換する。センサ部113は、赤
色LED(R),緑色LED(G),青色LED(B)
からなるLED群1131と、センサチップ1132
と、輝度センサ1133とからなる。光源点灯制御部1
14は、電流制御回路115に制御信号Ron,Go
n,Bonを送出する。電流制御回路115では、赤色
LED(R),緑色LED(G),青色LED(B)
に、それぞれのカソードに接続された抵抗rr,rg,
rbを接続し、各抵抗にはスイッチングトランジスタQ
r,Qg,Qbを接続している。各スイッチングトラン
ジスタQr,Qg,Qbは、電流制御回路115が出力
する制御信号Ron,Gon,BonによりON/OF
F動作することができる。
【0016】なお、制御部12は、図示しない不揮発性
メモリ(たとえば、フラッシュROM)を有しており、
このメモリの所定領域が補正係数記憶手段として機能す
る。この、補正係数記憶手段には後述する補正係数α
r,αg,αb等が記憶される。
【0017】以下、本発明の第1動作例を図2により説
明する。図2に示した回路では、予めカラー画像読取り
装置の製造工程において作業員が、またはカラー画像読
取り装置の開梱時(使用開始時)にサービスマンまたは
ユーザが、所定の手続により白基準板18および白基準
シート19の読取りを行う。この読取りは、各色R,
G,Bそれぞれについて行われる。なお、サービスマン
またはユーザが白基準シートの読取り作業を行う場合に
は、通常、白基準シート19は製品に同梱される。白基
準シート19として、一般に入手可能な白色(好ましく
は純白に近い)記録紙を使用することもできる。
【0018】たとえば、赤色LEDについて、白基準シ
ート19の読取り値(出力レベルWrs0)と、白基準
板18の読取り値(出力レベルWrn0)との比Wrs
0/Wrn0は、出力レベル比(補正係数)αrとして
制御部12の不揮発性メモリに保存される。同様にし
て、緑色LEDについての出力レベル比αg,青色LE
Dについての出力レベル比αbも求められ、上記不揮発
性メモリに保存される。出力レベル比αr,αg,αb
が等しいときは、もちろんこれらを1つの出力レベル比
αとして保存することができる。前述したように、出力
レベル比は、原稿を照射する光源の照射ムラに起因する
補正係数であり、白基準板18と原稿との装置固有の出
力レベル検出誤差に基づくものである。
【0019】図3(A)は、工場内工程での上記処理の
流れを示している。まず、白基準板18の読取りを行い
(S101)、出力レベルWxn0(x=r,g,b)
を求める。次いで、白基準シート19の読取りを行い
(S102)、出力レベルWxs0(x=r,g,b)
を求める。そして、出力レベル比αx(x=r,g,
b)を求め、制御部12内の不揮発性メモリに書き込む
(S103)。原稿読取りにおいては、各色光源の発光
色をライン毎に切り替えて、イメージセンサ11により
読み取ることで色分解を行う。原稿読取り開始前に実装
白基準板18について、上記の読取りを行う。たとえ
ば、赤色LEDについては、白基準板18の読取り値
(Wrn)に、出力レベル比αrを乗算した値(αr×
Wrn)に応じて点灯デューティを決定する。緑色LE
D,青色LEDの点灯デューティについても、白基準板
18の読取り値(Wgn,Wbn)に、出力レベル比α
g,αbを乗算した値(αg×Wgn,αb×Wbn)
に応じて点灯デューティを同様に決定する。
【0020】さらに、点灯デューティに応じた各色毎の
画像処理係数を設定し、原稿の読取りを開始する。原稿
の情報量、ファクシミリ送信におけるホスト側の応答が
遅い場合等に原因して読取り時間が長時間に及ぶときが
ある。このような場合には、輝度センサ1133によ
り、各LEDの輝度レベルがモニタできるので、輝度に
応じて各色の点灯デューティと画像処理係数を変更する
ことができる。図3(B)に光源点灯タイミングとライ
ン信号とのチャートを例示する。図3(B)では赤色L
ED,緑色LED,青色LEDのデューティは、長時間
にわたり、イメージセンサ11が連続駆動されているた
めに、各LEDの点灯デューティが変更され、この結果
1ライン周期あたりのデューティが互いに異なった様子
が例示されている。なお、図3(B)と、図4は、原稿
読取りに際しての処理を示す図である。
【0021】まず、図3(B)に示すように、赤色LE
Dについて実装白基準板18の読取りを行う(S10
4)。この場合、赤色LEDの点灯デューティを、最初
はαr×VrがVr,cnstよりも低くなるように設
定しておく。そして、出力電圧レベルVrにαrを乗算
した値(αr×Vr)と、Vr,cnstとを比較する
(S105)。最初は、αr×Vr<Vr,cnstで
あるので、デューティを徐々に大きくする(S10
6)。αr×Vr>Vr,cnstとなったときの値
を、赤色LEDの点灯デューティとし、この値をRAM
(ここでは、SRAM)13に保存する(S107)。
この後、赤色LEDをOFF、緑色LEDをONにし
て、緑色LEDについて、αg×Vg>Vg,cnst
となるときのデューティを求め、このときの点灯デュー
ティの値をRAM13に保存する(S108〜S11
1)。同じく緑色LEDをOFF、青色LEDをONに
して、青色LEDについて、αb×Vb>Vb,cns
tとなるときのデューティを求め、このときの点灯デュ
ーティの値をRAM13に保存し(S112〜S11
5)、青色LEDをOFFする(S116)。
【0022】つぎに、図4に示すように、赤色LEDの
デューティに対応した画像パラメータを赤色信号に、緑
色LEDのデューティに対応した画像パラメータを緑色
信号に、青色LEDのデューティに対応した画像パラメ
ータを青色信号にそれぞれ設定し(S117〜S11
9)、赤色、緑色、青色のシェーディング補正の設定を
行う(S120)。この後、原稿の読取り(カラー画像
の読取り)を行う(S121)。この読取りに際して、
輝度センサ1133により赤色LEDの輝度測定を行い
(S122)、輝度が不充分であるとき(所定の輝度値
よりも小さいとき)は、点灯デューティを大きくする
(S123)。同様に緑色LEDについても輝度測定お
よび、必要に応じて点灯デューティを大きくする処理を
行い(S124,S125)、青色LEDについても輝
度測定および、必要に応じて点灯デューティを大きくす
る処理を行う(S126,S127)。この後、画像処
理係数の変更を上記デューティの変更に合わせて行う
(S128)。
【0023】なお、上記の例では、原稿読取り毎にデュ
ーティと画像処理パラメータを設定したが、工場内工程
において、実装白基準板18を用いて各LEDのデュー
ティを確定しておくこともできる。
【0024】次に、本発明の第2動作例を上述した図2
の回路を用いて説明する。第2動作例でも、第1動作例
と同様、予めカラー画像読取り装置の製造工程において
作業員が、またはカラー画像読取り装置の開梱時にサー
ビスマンまたはユーザが、所定の手続により白基準板1
8および白基準シート19の読取りを行う。このときの
処理は、第1動作例におけるステップS101〜S10
3と同様である。また、第2動作例でも、第1動作例と
同様、カラー読取りを行う場合には、各色光源の発光色
をライン毎に切り替えて、イメージセンサ11により読
み取ることで色分解を行う。原稿読取り開始前に実装白
基準板18の読取りを行い、赤色LED,緑色LED,
青色LEDの点灯デューティを決定する。このときの処
理は、第1動作例におけるS104〜S116と同様で
ある。
【0025】第2動作例では、点灯デューティの大きさ
に応じて、原稿の搬送速度を設定する。すなわち、モー
タ駆動制御部14により、モータ15に送出する制御信
号の速度設定値を変更する。また、原稿の情報量、ファ
クシミリ送信におけるホスト側の応答が遅い場合、デュ
ーティに対応した搬送速度を設定する。図5に、原稿の
搬送速度vと、ライン信号Ron,Gon,Bonとの
関係を示す。第2動作例では、図5に示すようにデュー
ティが小さいほど、搬送速度vを大きくしている。これ
により、センサチップ1132の一画素あたりの光蓄積
時間が、デューティが変化しても、同一または同一に近
くなる。
【0026】すなわち、第2動作例では、図6に示すよ
うに、赤色LEDのデューティに対応した搬送速度を設
定し、緑色LEDのデューティに対応した搬送速度を設
定し、青色LEDのデューティに対応した搬送速度を設
定する(S201〜S203)。そして、この後、赤
色、緑色、青色のシェーディング補正の設定を行う(S
204)。次に、原稿読取り(カラー読取り)を行う
(S205)。この読取りに際して、輝度センサ113
3により赤色LEDの輝度測定を行い(S206)、輝
度が不充分であるとき(所定の輝度値よりも小さいと
き)は、点灯デューティを大きくするとともに速度を小
さくする(S207)。同様に緑色LEDについても輝
度測定、および、必要に応じて点灯デューティを大きく
し速度を小さくする処理を行い(S208,S20
9)、青色LEDについても輝度測定、および、必要に
応じて点灯デューティを大きくし速度を小さくする処理
を行う(S210,S211)。この後、画像処理係数
の変更を上記デューティの変更に合わせて行う(S21
2)。
【0027】なお、上記の例では、原稿読取り毎にデュ
ーティと画像処理パラメータを設定し、デューティの変
化に応じて原稿の搬送速度を決定したが、工場内工程に
おいて、デューティの値と搬送速度とを確定して、これ
を不揮発性メモリに記憶しておき、実際の原稿読取り時
にはこの値を用いるようにしてもよい。さらには、ある
いは各LEDのデューティと搬送速度との関係示すテー
ブルを、不揮発性メモリに書き込んでおくこともでき
る。輝度レベルが、たとえば長時間連続して光源を点灯
し続けたこと等により変動した場合には、上記テーブル
を参照して、デューティや搬送速度を変更するようにも
できる。
【0028】本発明の第3動作例では、図7の回路が用
いられる。図7の回路は、図2の回路と光源点灯制御部
116(図2では、符号114)と、電流制御回路11
7(図2では、符号115)とが異なる。電流制御回路
117は、各LEDのカソードにそれぞれ接続された定
電流回路SCSr,SCSg,SCSbを接続し、光源
点灯制御部116は、各定電流回路に制御信号を送って
いる。第3動作例でも、第1動作例と同様、予めカラー
画像読取り装置の製造工程において作業員が、またはカ
ラー画像読取り装置の開梱時にサービスマンまたはユー
ザが、所定の手続により白基準板18および白基準シー
ト19を読み取らせる。このときの処理は、第1動作例
におけるS101〜S103と同様である。
【0029】第3動作例では、画像読取り際して、まず
最初の1色のLED(ここでは、赤色LED)について
点灯デューティを設定し、このLEDの出力電圧レベル
を同等になるように、残る2色のLEDに流す電流を決
定する。原稿の読取り開始時には、最初は設定したデュ
ーティ値と電流値とを用いて原稿読取りを行うが、原稿
の情報量、ファクシミリ送信におけるホスト側の応答が
遅い場合等に原因して読取り時間が長時間に及ぶ場合に
は、輝度センサ1133の出力に応じて各LEDに流す
電流値を可変として、輝度変動を補償する。図8および
図9に、ライン信号Ron,Gon,Bonのタイミン
グチャートを示す。図8,図9に示すように、各LED
のデューティは、同じであるが、輝度を変換させるため
に、電流値を変化させている。
【0030】第3動作例では、図8に示すように、実装
白基準板19の読取りを行う場合には、まず、赤色LE
DをONとする(S301)。そして、赤色LEDの点
灯デューティを、最初はαr×VrがVr,cnstよ
りも低くなるように設定し、出力電圧レベルVrにαr
を乗算した値とVr,cnstとを比較する(S30
2)。最初は、αr×Vr<Vr,cnstであるの
で、デューティを徐々に大きくする(S303)。αr
×Vr>Vr,cnstとなったときの値を、赤色LE
Dの点灯デューティとする。これと同時に、このデュー
ティ値を緑色LED,青色LEDのデューティ値とする
(S304)。これらのデューティ値、およびこのとき
の赤色LEDの電流値IrをRAM(ここでは、SRA
M)13に保存する(S305)。そして、赤色LED
の電源をOFFし、緑色LEDの電源をONとし(S3
06)、緑色電流値を調整する。この場合には、緑色L
EDの電流値を、最初はαg×VgがVg,cnstよ
りも低く設定しておき(S307)、緑色LEDの電流
値を徐々に大きくして(S308)、αg×Vg>V
g,cnstとなったときの電流値をIgをRAMに保
存する(S309)。次いで、緑色LEDをOFF、青
色LEDをONとして(S310)、緑色LEDの場合
と同様にして青色LEDについても電流値Ibを求めR
AMに保存する(S311〜314)し、青色LEDを
OFFとする(S315)。この後、図9に示すように
R,G,B各色についてシェーディング補正を行う(S
316)。
【0031】原稿読取りに際しては、まずカラー画像を
読み取り(S317)、輝度センサ1133により赤色
LEDの輝度測定を行い(S318)、輝度が不充分で
あるとき(所定の輝度値よりも小さいとき)は、デュー
ティを保持したまま赤色LEDの電流値を変更する(S
319)。同様に緑色LEDについても輝度測定およ
び、必要に応じて電流値を変更し(S320,S32
1)、青色LEDについても輝度測定および、必要に応
じて点灯デューティを大きくする処理を行う(S32
2,S323)。この後、画像処理係数の変更を上記デ
ューティの変更に合わせて行う(S324)
【0032】なお、上記の例では、原稿の情報量、ファ
クシミリ送信におけるホスト側の応答が遅い場合等に原
因して読取り時間が長時間に及ぶときには、S319、
S321、S323による電流値の調整を行った。この
電流値の調整に際して、ある波形パターンを変更したり
(たとえば、波形自体を変化させたり)、複数の波形パ
ターンを予め用意しておき波形パターンを適宜交換する
ことにより電流値を変更するようにしてもよい。図10
に波形パターンを、ステップ状にした場合を示す。ま
た、各LEDの電流値を、原稿読取り時に決定するので
はなく、工場内工程において、デューティの値と電流値
とを確定しておくこともできる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
製品に搭載される個々のイメージセンサ毎の、光源発光
輝度のバラツキ、センサチップ感度のバラツキ、照明特
性により生じるビデオ出力レベルの差を抑えることがで
きる。また、発光輝度の変動により点灯デューティを変
化させるようにし、副走査方向に発生する解像度のバラ
ツキを画像処理により補う(すなわち、画像処理係数を
変更することにより補う)ことができるので、安定した
画質のカラー読取りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はカラー画像読取り装置の画像読取り部
を模式的に示す図であり、(B)は光源点灯タイミング
とライン信号とのチャートを示す図である。
【図2】イメージセンサ11と、その関連回路を示す図
である。
【図3】(A)は工場内工程での上記処理の流れを示す
図であり、(B)は原稿読取りに際しての処理の流れを
示す図である。
【図4】原稿読取りに際しての処理の流れを示す図であ
る。
【図5】原稿の搬送速度vと、ライン信号Ron,Go
n,Bonとの関係を示す図である。
【図6】第2動作例の処理の流れを示す図である。
【図7】第3動作例で用いられる回路を示す図である。
【図8】第3動作例の処理の流れを示す図である。
【図9】図8の流れに続く第3動作例の処理の流れを示
す図である。
【図10】波形パターンをステップ状にした場合を示す
図である。
【符号の説明】
11 イメージセンサ 12 制御部 13 RAM 14 モータ駆動制御部 15 モータ 18 白基準板 19 白基準シート 100 システムバス 111 画像処理部 112 A/Dコンバータ 113 センサ部 114 光源点灯制御部 115 電流制御回路 1131 LED群 1132 センサチップ 1133 輝度センサ Qr,Qg,Qb スイッチングトランジスタ rr、rg、rb 抵抗 SCSr,SCSg,SCSb 定電流回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/48 H04N 1/46 A Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BB02 BC11 BC18 CA08 CA19 CB04 CB07 DA04 DB01 DC06 5C072 AA01 BA16 BA19 CA05 CA07 CA12 CA14 EA05 QA12 RA16 RA18 TA07 UA02 UA06 5C079 HA08 HB01 JA02 JA17 JA23 JA27 LA19 LA20 LA23 LA31 MA10 NA04 NA21 NA29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色を発生する光源の発光色をライン
    ごとに切り替えて、当該光源光の読取り原稿からの反射
    光をイメージセンサにより読み取り、画情報を生成する
    画像読取り装置において、 実装または非実装の白基準板の読取り出力レベルと、所
    定白基準シートの読取り出力レベルとの比を補正係数と
    して記憶する補正係数記憶手段と、 前記補正係数を原稿読取り開始前の実装白基準板の読取
    り出力レベルに乗算し、各色についての当該乗算値が同
    一になるように各色の点灯デューティを決定するデュー
    ティ決定手段とを有し、 原稿の読取り中における、前記光源の発光輝度の変動に
    応じて、各色についての点灯デューティを変化させると
    ともに、当該点灯デューティの変化後の値に応じて、各
    色の副走査方向の画素処理係数を変化させるか、この画
    素処理係数の変化に代えてあるいは画素処理係数の変化
    と共に、原稿の読取り搬送速度を変化させる、ことを特
    徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 複数色を発生する光源の発光色をライン
    ごとに切り替えて、当該光源光の読取り原稿からの反射
    光をイメージセンサにより読み取り、画情報を生成する
    画像読取り装置において、 実装または非実装の白基準板読取り出力レベルと、所定
    白基準シートの読取り出力レベルとの比を補正係数とし
    て記憶する補正係数記憶手段と、 前記補正係数を原稿読取り開始前の実装白基準板の読取
    り出力レベルに乗算し、所定色について点灯デューティ
    を決定するとともに、他の色については点灯デューティ
    が前記所定色の点灯デューティと同一となるように決定
    するデューティ決定手段と、 出力レベルが、前記所定色についての出力レベルと同じ
    になるように、前記他の色についての電流値を変化させ
    る出力レベル同等化手段とを有し、 原稿の読取り中における、前記光源の発光輝度の変動に
    応じて、各色についての電流値を独立または共通に変化
    させることを特徴とする画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 複数色を発生する光源の発光色をライン
    ごとに切り替えて、当該光源光の読取り原稿からの反射
    光をイメージセンサにより読み取り画情報を生成する画
    像読取り装置において、 製造工程において測定された白基準板読取り出力レベル
    と白基準シート読み取り出力レベルとの比を、白基準板
    の読み取り出力レベルに乗算し、各色についての当該値
    が同一になるように各色の点灯デューティを決定し、こ
    れをデフォルトとして記憶するデューティ決定・記憶手
    段を有し、 原稿の読み取り中における、前記光源の発光輝度の変動
    に応じて、各色光の点灯デューティを変化させるととも
    に、当該点灯デューティの値に応じて各色の副走査方向
    の画素処理係数を変化させることを特徴とする画像読取
    り装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿の読み取り中における、前記光
    源の発光輝度の変動に応じて、各色についての電流値を
    変化させるとともに、当該点灯デューティの値に応じて
    各色の副走査方向の画素処理係数を変化させることを特
    徴とする請求項3記載の画像読取り装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105614A1 (ja) 2003-05-29 2004-12-09 Olympus Corporation 超音波診断装置および超音波診断装置のデータ処理方法
US6851609B2 (en) * 2000-10-27 2005-02-08 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus and copier
WO2008007121A1 (en) * 2006-07-14 2008-01-17 Wolfson Microelectronics Plc Driver apparatus and method
JP2013131995A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法

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