JP2006229614A - サービス処理装置およびサービス処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

サービス処理装置およびサービス処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006229614A
JP2006229614A JP2005041055A JP2005041055A JP2006229614A JP 2006229614 A JP2006229614 A JP 2006229614A JP 2005041055 A JP2005041055 A JP 2005041055A JP 2005041055 A JP2005041055 A JP 2005041055A JP 2006229614 A JP2006229614 A JP 2006229614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
information
processing apparatus
services
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005041055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006229614A5 (ja
JP4324118B2 (ja
Inventor
Takashi Mizuno
貴史 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005041055A priority Critical patent/JP4324118B2/ja
Priority to US11/353,694 priority patent/US7539946B2/en
Publication of JP2006229614A publication Critical patent/JP2006229614A/ja
Publication of JP2006229614A5 publication Critical patent/JP2006229614A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4324118B2 publication Critical patent/JP4324118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/51Discovery or management thereof, e.g. service location protocol [SLP] or web services

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 利用者が適切なサービスの組合せを迷うことなく短時間に選択させて、操作者の負担を軽減して利便性を向上させることである。
【解決手段】 複数の画像処理装置302〜304間において、分散サービスを連携する場合に、各画像処理装置302、303から提供される個々のサービスに対する連携情報を含むサービス情報を画像処理装置304のCPUが取得し、該取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの連携情報を評価して、画像処理装置304の表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定し、該決定される優先順位に基づいて各サービスを表示部に表示する構成を特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のサービス処理装置が分散された機能を連携して処理を行うサービス処理装置およびサービス処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、この種のサービス処理システムでは、例えばデバイスとしての複写機が高性能化して、紙原稿からコピーを行う機能に加えて、パーソナルコンピュータからのプリント機能、紙原稿をパーソナルコンピュータへ取り込むスキャナ機能、FAXを送信するFAX機能など複数の機能を有するようになってきている。
更には、画像処理を行ってフォーマット変換を行う機能や電子メールを送信するメール機能、文字認識を行うOCR機能など提供される機能が多岐に渡ってきている。
また、複写機が前記機能を処理するだけでなく、別途設けたサーバによって処理を行う場合もある。
例えば、図20に示すように、ネットワーク201に複写機202、複写機203、複写機204が接続されているとする。複写機202は、機能A1に対応する機能204、機能A2に対応する機能205を持ち、複写機203は、機能B1に対応する機能207を持つ。
図20は、この種のサービス処理システムを適用可能な画像処理システムの一例を説明するブロック図であり、ネットワーク上に複数の画像処理装置が通信可能に構成されたシステム例である。
このように構成されてネットワークに接続されていても、各機能はそれぞれの機能を保持する専用の複写機でしか利用することができず、ネットワーク上の複写機間で連携が行えなかった。
例えば、複写機204は、何も機能を持たないため、同一ネットワーク上にある複写機202や複写機203の機能を利用することができなかった。更には、複写機203の機能1と複写機202の機能A2を連携させて、連続して処理すると言ったことが行えなかった。
そこで、近年では、一連の複数の処理を実行するために、機能単位にサービス化を行い、処理をサービス単位で連携を行う方法(例えば、Webサービスなど)が広く利用されるようになってきており、機能を複数組み合わせて連携させることも行われている。
なお、Webサービスとは、メッセージ交換によってネットワーク上の自律したアプリケーションを連携させる技術、またはそのアプリケーションを意味する。
なお、ネットワーク301上に複写機302、複写機303、複写機304が接続されている。複写機302及び複写機303は、自らが持つ機能をサービスとしてネットワーク上の機器に提供する。
つまり、複写機302は、機能としてのサービスA1(サービス304)、機能としてのサービスA2(サービス305)の2つのサービスを提供し、複写機303は、機能としてのサービスB1(サービス307)を提供する。また、各複写機302、303、304は、どの機器でどのようなサービスが実行できるのかを判定できる機能を持つ。
このような状況においては、例えば、機能を何も持たない複写機304が、他の複写機の機能をサービスとして利用できたり、複写機303のサービスB1を処理した後に、複写機302のサービスA2を連携させたりすることが行える。
このような連携操作を実現するためには、利用者が予めスキャン、印刷、FAX等といった機能について連携させる順番を指定して、順番通りに実行させるための指示書を作成していた。
しかしながら、予め指示書を作成しておくと、設定のための指示書の数が膨大になってしまい、その中から目的の指示書を探索するのに時間が掛かってしまうと言う問題があった。
この問題を解決するために、利用者の認証によって、利用者の(認証)情報や権限情報からその利用者に応じた指示書を探索して、表示すると言う技術が下記特許文献1に開示されている。
特開2004−288067号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、予め指示書を作成しておく必要があり、新規の機能が追加された場合は指示書を全て作成し直す必要があり、利用者の負担となっていた。
また、新規の機能が追加されていない場合でも、予め指示書が作成されているため、機能の実行順の変更等、わずかな変更に対して自在に対応することができない。
また、前述した従来技術を利用しないで、指示書を作成せずに利用者が機能を順番に指定する場合に、機能やサービスが増えるとその組合せが増大してしまい、利用者が適切な組合せの選択を行うがことが困難になるという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数のサービス処理装置間において、分散サービスを連携する場合に、予め指示書を作成することなく、新規の機能が追加された場合でも指示書を作成し直す必要なく、機能の組合せを選択に応じて制御して選択表示することにより、利用者が適切なサービスの組合せを迷うことなく短時間に選択させて、操作者の負担を軽減して利便性を向上させることができるサービス処理装置およびサービス処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明のサービス処理装置は以下に示す構成を備える。
ネットワーク上に分散した各装置と通信して各装置で提供可能な機能をサービスとして利用可能なサービス処理装置であって、各装置から提供される個々のサービスに対する連携情報を含むサービス情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの連携情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定する決定手段と、前記決定手段により決定される優先順位に基づいて各サービスを前記表示部に表示する制御手段とを有することを特徴とする。
また、要求元の処理装置からサービス要求に対して所定の機能を実行するサービスを提供可能なサービス処理装置であって、提供可能なサービス毎のサービス情報を記憶する記憶手段と、前記要求元の処理装置からのサービス情報取得要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記サービス情報を送信する送信手段と、前記要求元からのサービス要求に基づいて、所定の機能に基づくサービスを実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のサービス処理方法は以下に示す構成を備える。
ネットワーク上に分散した各装置と通信して各装置で提供可能な機能をサービスとして利用可能なサービス処理装置におけるサービス表示方法であって、各装置から提供される個々のサービスに対する連携情報を含むサービス情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの連携情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定する決定ステップと、前記決定ステップにより決定される優先順位に基づいて各サービスを前記表示部に表示する制御ステップとを有することを特徴とする。
提供可能なサービス毎のサービス情報を記憶する記憶手段を備え、要求元の処理装置からサービス要求に対して所定の機能を実行するサービスを提供可能なサービス処理装置におけるサービス処理方法であって、前記要求元の処理装置からのサービス情報取得要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記サービス情報を送信する送信ステップと、前記要求元からのサービス要求に基づいて、所定の機能に基づくサービスを実行する実行ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のサービス処理装置間において、分散サービスを連携する場合に、予め指示書を作成することなく、新規の機能が追加された場合でも指示書を作成し直す必要なく、機能の組合せを選択に応じて制御して選択表示することで、利用者が適切なサービスの組合せを迷うことなく短時間に選択させて、操作者の負担を軽減して利便性を向上させることができるという効果を奏する。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すサービス処理装置を適用可能な画像処理装置の構成を説明するブロック図であり、ネットワークを介して他の画像処理装置と通信可能に構成されている。なお、本実施形態では、複合機能を備える画像処理装置をネットワーク上のデバイス(サービス処理装置)とする例について説明するが、デバイス例は画像処理装置に限定されるものではなく、ネットワーク機器であって、機能構成が異なるデバイスであって、各デバイスが提供可能なサービス、機能を連携できるものであればなんでもよい。なお、サービス処理装置は、データ処理装置が所定のOSの機能(例えばWEBサービスとしての機能)を介して提供するものであってもよい。
図1において、バス101上には、以下に説明する各種のデバイスが接続されている。CPU102は、プリント時の印刷処理やスキャン時の画像処理など自身の持つ機能に対して各種制御や演算を行う。容量を増設可能なRAM103は、揮発性メモリであり、CPU102の演算結果やプリントやスキャンのための画像データ、フォントデータなどが格納される。
ROM104は、不揮発性メモリであり、CPU102を動作させるためのプログラムやフォントデータなどが格納されている。なお、ROM104は、フラッシュメモリ等のように書き換え可能なものであってもよい。また、CPU102を動作させるプログラムは、RAM103上に存在していてもよい。
入力部105は、キーボードやポインティングデバイス等を含み、ユーザからの様々な指示を受け取る。これは、図1には、図示していないが、画像処理装置に搭載されたタッチスクリーンなどからの入力情報を処理する。出力部106は、画像処理装置の状態や機能、ユーザからの指示を受けるための情報表示を行うもので、例えばLCDディスプレイ等で構成される。
同じく図1には図示されていないが、入力部105と出力部106とを画像処理装置に搭載されたタッチパネル部とスクリーン部とから構成して、入力情報等を表示するように構成してもよい。ネットワークインタフェース107は、LANなどの外部ネットワークとの接続を行う。ネットワークインタフェース107を経由して、画像等のデータのやり取りを他のデバイスや所定のOSでアプリケーションを実行して様々なデータ処理をネットワーク上のコンピュータと行う。
ディスクインタフェース108は、ハードディスク109に接続されている。ハードディスク109には、画像データ、プログラム等を保管すべきデータが格納されている。
また、ハードディスク109に格納されているデータは、必要に応じて、CPU102からの指示により、RAM103に読み出されて利用される。また、ハードディスク109は、1台に限らずシステム上に複数存在していてもよい。
画像処理装置に搭載されるプリント、スキャン、FAX等の各種機能を担当する装置については、ユニット制御部110に接続される。ユニット制御部110は、機能毎に個別に存在していてもよい。
なお、入力インターフェイス部、表示部、ネットワークインタフェースを備えており、外部へ自身の持つ機能をサービスとして提供し、外部機器から提供されるサービスと通信できるものであれば、画像処理装置は上記ハードウエアの構成に限らない。
本実施形態においては、各画像処理装置間において、機能をサービスとしてやり取りを行う。
図1においては、サービスを処理するプログラムが、ハードディスク109に格納されている。これは、ROM104に格納されていてもよい。また、ネットワークを介してサーバ等から取得されるものであってもよい。
CPU102は、ネットワークインタフェース107から外部デバイスのサービス一覧をネットワーク上のデバイス(本実施形態では、図2に示すように画像処理装置とする)から所定のプロトコルで所定のデータ形式で受け取ったり、自身の持つ機能を外部のデバイスとしての画像処理装置にサービスとして提供したり、外部デバイスにサービスを依頼したりする。このとき、CPU102は、表示部106にサービス情報を表示し、入力部105からユーザの所望のサービスを選択するなどの処理も行われている。
図2は、図1に示した画像処理装置を利用する画像処理システムで連携可能な機能構成を説明するブロック図である。以下、図2を参照して画像処理装置におけるサービス一覧の取得について説明する。
図2にいて、例えば、画像処理装置304が、他のデバイスとしての他の画像処理装置のサービスを知る場合は、画像処理装置304からネットワークに対して、自身のIPアドレスと共にサービス一覧を求めるブロードキャストメッセージを所定のプロトコルで送信する。
このブロードキャストメッセージが到達したネットワーク上の各デバイス(画像処理装置302、303を含む)は、自身に提供できる機能(サービス)が存在するかどうかを自身の判定プログラム(例えばハードディスク等に記憶されている)で判定し、存在すると判定した場合は、ブロードキャストメッセージを送ってきたターゲットデバイスのIPアドレス宛に、サービス一覧リストを所定のプロトコルで返却する。
例えば画像処理装置302であれば、サービスA1を示すサービス305とサービスA2を示すサービス306についてのサービス一覧リストを画像処理装置304宛に送付する。また、画像処理装置303であれば、サービスB1を示すサービス307についてのサービス一覧リストを画像処理装置304に送付する。
なお、図2に示す画像処理システムでは、ブロードキャストメッセージによりいずれかの画像処理装置と通信する例であるが、ブロードキャストメッセージでなく、特定のIPアドレスのデバイスにのみサービスの問い合わせを行うことによって、ネットワークのトラフィックを減少させたり、あるいは、特定のデバイスが提供しているサービスについての更新情報を取得したりするようにしてもよい。
図3は、図2に示した画像処理装置304が他の画像処理装置から返却されるサービス一覧リストの一例を示す図であり、なお、本例では、サービス一覧リストを概念化した例をしており、実際のフォーマットは、例えばXMLのような汎用的なフォーマットを用いてもよいし、予めフォーマットを定めたバイナリ形式のフォーマットなど各デバイス間で認識できるフォーマットであれば、何でもよい。
図3において、401はデバイス固有の値を示すデバイスIDである。例えば、画像処理装置であれば、画像処理装置毎に設定されているIDである。402は画像処理装置のIPアドレスである。もし、複数のネットワークインタフェースを有しており、サービス毎にIPアドレスが異なるのであれば、本実施形態の場合は、IPアドレス単位にサービス一覧リストが発行される。但し、これに限定されず、一つのサービス一覧リスト中に複数のIPアドレスを記載できる仕組みとしてもよい。
以上がデバイスとしての画像処理装置に関する情報であるが、ここに示していないモデル名、型式情報等デバイスに関連する情報を記載するようにしてもよい。
403〜408は個々のサービスに関するサービス記述部である。サービス記述部403には、サービスに一意に設定されたIDが記載される。図3に示す例では、「9642」である。また、サービス記述部404は、そのサービスの名称が記載される。図3に示す例では、「メール送信」である。
サービス記述部405は、前に動作すべきサービスのID一覧が記載される。ここに記載されているIDが事前に行われていない場合は、このサービスを実行することができない。図3に示す例では、「338」を事前に実行しておく必要がある。
なお、サービス記述部405は、複数のIDを記載することが可能である。サービス記述部406は、前に動作しておいた方がよいものID一覧である。このサービスを実行するに当たり、必ずしも事前に実行しておく必要はないが、実行しておいた方が望ましいIDの一覧が記載される。図3に示す例では、「1621」と「6834」である。
サービス記述部407は、後に動作した方がよいもののID一覧である。このサービスを実行した後に、実行した方がよいIDの一覧を示す。図3に示す例では、何も記載されていないので「なし」である。サービス記述部407は、複数のIDを記載することができる。また、サービス記述部405、406、407は、IDが何も無くても構わないし、複数IDが記載されていても構わない。
サービス記述部408は、推奨連携動作のリストである。複数の処理を連携させる場合に、このような処理で行えばよいと言うことを予めユーザに参考として提示するためのものであり、例えばサービスの処理順とサービス名称が記載されている。
図3に示す例では、ID「338」に基づくサービスを実行してから、ID「9621」(自身のサービス)を実行する連携動作について、「圧縮データのメール送信」と名称が付いている。
なお、本実施形態において、サービス記述部408には、連携処理を複数記載してもよい。また、図3において、サービス記述部408に記載のID「338」がサービス記述部405にも同じIDとしてIDも「338」が記載されているが、必ずしもサービス記述部408には、サービス記述部405、406、407に記載されているものが含まれている必要はない。
また、このサービス一覧リストを作成するに当たり、機能を提供する画像処理装置が他の画像処理装置のサービス情報を関知して作成することは行わない。つまり、サービス一覧リストを受け取った側で処理を行う。
なお、本実施形態において、サービス一覧リストは、各々の画像処理装置やサービスで保持しており、更新することが可能であってもよい。また、各画像処理装置やサービスが保持するのでなく、整合性を保つためサーバ等で集中して連携するためのサービス一覧リストを管理してもよい。
このようにして図2に示した画像処理装置304が各画像処理装置302、303等からサービス一覧リストは以下のように処理される。すなわち、画像処理装置304は、ブロードキャストメッセージに反応した各画像処理装置302、303から受け取ったサービス一覧をまとめて出力部106に対してCPU102の制御で、例えば図4に示すUI画面として表示する。なお、出力部106の表示デバイスとしては、タッチスクリーンや、デバイスに接続されているコンピュータディスプレイが好適である。
図4は、図1に示した出力部106に表示されるサービス一覧リスト表示画面の一例を示す図であり、CPU102の制御により出力部106にUI表示される。なお、本表示例は、画像処理装置304に設置されたタッチスクリーン式のオペレーションパネルを含む出力部106で表示される例である。
また、ユーザは、図上のボタンに相当する位置をタッチパネル上で自ら押すことによって、画像処理装置304に対して指示を与えることができるように構成されている。
図4において、501は当該画像処理装置で利用可能なサービス(機能)の一覧画面であり、一覧画面501には、スクロールバーSBが付いており、スクロールバーSBをクリックすることで、画面表示状態では隠れた領域にある機能が現れる。
一覧画面501には、ボタン506、507、508が現在表示され、それぞれ機能B、機能M、機能Cを指示するボタンとして実現する。
ユーザは所望の機能をボタン506〜508の押下指示で選択して、例えば追加ボタン503を押すことにより、実行する機能502へ選択した機能が移る。
なお、機能選択については図示していないが、選択された機能の表示が反転する、選択されたことが分かるマークが付く、色が変わる等ユーザが判別できるものであれば、発明の本質に影響がない。また、再度選択することで、選択を解除するように制御してもよい。
図4に示す一覧画面501上で、ボタン506〜508を選択して追加ボタン503が指示されると、各選択された機能が実行する機能502へボタンとして移動すると、それに伴い利用可能な機能501において、ユーザが選択し易いように、機能の絞り込みと並べ替えがCPU102により実行される。
また、初期状態である選択されていない状態においても、同様の並べ替えを行うことで、ユーザが先に実行すべき機能を選択し易い位置に表示する。この実現方法については、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
図5は、本実施形態における画像処理装置の第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、例えば図2に示した画像処理装置304が各画像処理装置302、303で提供されている全てのサービス(機能)から選択し易い順に並べ替える手順に対応する。なお、S701〜SS723は各ステップを示す。また、各ステップは、図1に示すCPU102がハードディスク109、ROM104等から制御プログラムをRAM103にロードして実行することで実現される。
先ず、ステップS701では、各画像処理装置302、303から送付されたサービス一覧リストにおいて提供されている全てのサービスSnから提供されているリストLnを取得する。
具体的には、例えば図3に示す機能一覧リストが、図6に示すようなXML形式で記されているとする。内容については、図3で説明したものと同等である。
図6は、図3に示した機能一覧リストのデータ構造を説明する図であり、XML形式で記されている例である。
図6において、各サービスについて、デバイスIDやIPアドレスなどのデバイス固有情報部801と個々のサービス部802からリストを生成する。
このようにXML形式であれば、XSLT(eXtensible Stylesheet Language Transformations)を利用して個々のサービスについてのリストを生成する方法などがある。
ここで、それぞれのサービスに番号を与え、番号nに相当するサービスをSnとする。更にサービスSnに相当するリストをLnとする。このリストLnを求める処理がステップS701で行われる。
例えば、デバイス固有情報部801とサービス部802から生成されるサービスのリストの一例を図7に示す。
図7は、図6に示したデバイス固有情報部801とサービス部802から生成されるサービスのリストの一例を示す図である。図8は、図2に示した画像処理装置302、303の機能から生成されるサービス一覧リストを説明する図である。
図7に示すように、リストに変換された時点で、1つのサービスについてのみ記載されており、また、Serviceを示すタグに対しては、サービスに振られた一意な番号が記載されている(no属性であり、図7においては、「1」である)。
例えば、図2に示したシステム例の場合には、画像処理装置302が提供しているサービスA1,A2について記載されているサービス一覧リスト1001(図8参照)があり、画像処理装置303が提供しているサービスB1について記載されているサービス一覧リスト1002(図8参照)がある。
この場合、ステップS701の処理によって、サービス毎にリストが作成される。
つまり、サービスA1に対してリスト1003(リストL1)、サービス305に対してリスト1004(リストL2)、サービス307に対してリスト1005(リストL3)が作成される。また、サービスA1、サービスA2、サービスB1はそれぞれ、画像処理装置304にとってサービスS1、サービスS2、サービスS3となる。
次に、ステップS702では、ステップS701で求められた全てのリストLnから、提供されていないサービスが記述されている場合は、削除する。
例えば、図7に示したリスト例において、サービスID6834が提供されていなければ、この項目の削除を行う。
次に、ステップS703〜S717までは、利用者が実行するものとして決定していない全てのサービスに対して行うループ処理である。
先ず、ステップS703では、利用者が実行するものとして決定していないサービスの中から、まだ選択されていないサービスSiを1つ選び出して、ステップS704〜S716までの間の処理を実行する。
そして、ステップS704では、画像処理装置304のCPU102は、RAM103上で保持されるパラメータC1i、C2i、C3i、Viをそれぞれ「0」とする。
次にステップS705〜S710は、ステップS703で選択されたもの以外の全てのサービスについて選択を行って、処理するループである。
ここでは、利用者が利用することを決定しているものを含む全てのサービスが対象である。このループ処理では、サービスSiに対する優先選択値(Vi)を求める。
なお、本実施形態においては、優先選択値が大きいほど、早めに選択した方がよいものであり、また、優先選択値が負のものは、選択対象外のものとなる。
そして、ステップS705では、ステップS703で選択されているサービスSiで異なるサービスSjを選択する。即ち、i≠jであるサービスSjを選ぶ。
次に、ステップS706では、ステップS705で選択したサービスSjが実行する機能として選択されているかの判定を行う。実行する機能として選択されていると判定した場合は、ステップS707へ進み、選択されていないと判定した場合は、ステップS711へ進む。
ここで、図5に示すフローチャートに記載の(1)、(2)、(3)はそれぞれサービスリストの「前に動作すべきサービスのID一覧」、「前に動作しておいた方がよいものID一覧」、「後に動作した方がよいもののID一覧」に相当する。
そして、ステップS707では、リストLjの(1)「前に動作すべきサービスのID一覧」中にサービスSiのIDが含まれるか判断して、存在しないと判断した場合は、ステップS708へ進み、存在すると判断した場合は、ステップS716へ進む。
すなわち、既にサービスSjがユーザによって選択済みであるので、それ以前に実行すべき動作としてサービスSiが記載されていれば、サービスSiは実行することができないため、ステップS716で優先選択値(Vi)を「−1」として、以後のステップS705〜S710までのループ処理は行う必要が無いため抜けて、ステップS717へ進む。
一方、ステップS707で、リストLjの(1)「前に動作すべきサービスのID一覧」中にサービスSiのIDが存在しないと判断した場合は、ステップS708では、リストLjの(3)「後に動作した方がよいもののID一覧」中にサービスSiのIDが含まれるか判断して、存在すると判断した場合は、ステップS709へ進み、存在しないと判断した場合は、ステップS720へ進む。
ここでは、サービスSjがユーザによって選択されており、それ以後に実行した方がよい動作としてサービスSiが記載されているので、サービスSiが選択を選択する方がよいため、ステップS709で、パラメータC3iに「1」を加算する。
次に、ステップS720では、リストLiの(1)「前に動作すべきサービスのID一覧」中にサービスSjのIDが含まれるか判断して、存在すると判断した場合は、ステップS721へ進み、存在しないと判断した場合は、ステップS722へ進む。
ここでは、サービスSjがユーザによって選択されているため、それ以前に実行すべき動作としてサービスSjが記載されていれば、サービスSiを選択した方がよいため、ステップS721でパラメータC1iに「1」を加算する。そして、ステップS722でも同様に、リストLiの(2)「前に動作しておいた方がよいものID一覧」中にサービスSjのIDが含まれるか判断して、存在すると判断した場合は、ステップS723へ進み、存在しないと判断した場合は、ステップS710へ進む。
ここでは、サービスSjがユーザによって選択されているため、それ以前に動作しておいた方よい機能としてサービスSiが記載されていれば、今後サービスSjが選択された場合に、サービスSiを選択した方がよいため、ステップS714でパラメータC2iに「1」を加算する。
一方、ステップS706で、ステップS705で選択したサービスSjが実行する機能として選択されていないと判断した場合にステップS711へ進む。
そして、ステップS711では、リストLjの(1)「前に動作すべきサービスのID一覧」中にサービスSiのIDが含まれるか判断して、存在すると判断した場合は、ステップS712へ進み、存在しないと判断した場合は、ステップS713へ進む。
ここでは、サービスSjがユーザによって選択されていないため、それ以前に実行すべき動作としてサービスSiが記載されていれば、今後サービスSjが選択された場合に、事前にサービスSiが選択されている必要があるため、ステップS712でパラメータC1iに「1」を加算する。
そして、ステップS713でも同様に、リストLjの(2)「前に動作しておいた方がよいものID一覧」中にサービスSiのIDが含まれるか判断して、存在すると判断した場合は、ステップS714へ進み、存在しないと判断した場合は、ステップS710へ進む。
ここでは、サービスSjがユーザによって選択されていないため、それ以前に動作しておいた方よい機能としてサービスSiが記載されていれば、今後サービスSjが選択された場合に、事前にサービスSiが選択されている方がよいため、ステップS714でパラメータC2iに「1」を加算する。
そして、ステップS710では、ステップS703で選択されているサービスSiとは異なるサービスSjが存在しているか判定し、即ち、i≠jであるサービスSjが存在するか判定し、存在していると判断した場合は、ステップS705へ戻り、存在していないと判断した場合は、i≠jなる全てのサービスを処理したため、ステップS715へ進む。
そして、ステップS715では、優先選択値(Vi)を求めるために、パラメータC1i、C2i、C3iのそれぞれに対して、重みW1、W2、W3を乗じて加算する。
ここで、重みとは、リストにおける(1)、(2)、(3)に対して、どれを重視するのかを表す係数である。この値は変更することが可能であり、先に実行されていなければならない(1)の方が(2)、(3)よりも重視されるので、W1≧W2,W3>0となる。なお、必ずしもこの不等号を満たさなくてもよい。
次に、ステップS717では、ステップS703において、利用者が実行するものとして決定していないサービスの中における全てのサービスSiを選択したかが判定され、選択されていないと判断した場合は、ステップS703へ戻り、全て処理していれば、ステップS718へ進む。
そして、ステップS718では、全てのサービスについて優先選択値(Vi)が求められているので、ステップS716で設定された負のものを除き、正のものについて、降順に並び替える。
なお、優先選択値(Vi)は、大きいほど先に選択すべきものであるので、ユーザが選択すべき順に並べ替えられることになる。また、このときに同一のサービスが存在する場合は削除する。
そして、ステップS719では、ステップS718で並び替えられたサービスをユーザに知らしめるための表示をCPU102が図1に示した出力部106に対して行い、本処理を終了する。
なお、同一サービスが存在する場合について、図7に示したフローチャートでは、ステップS718で最終的な並び替え処理を行う段階で取り除いているが、ステップS701のリスト取得時に同一サービスを削除してしまうなど、ステップS718に限定されない。
また、ステップS719で、同一のものをそのままユーザに対して表示するようにしてもよいし、デバイス名等の情報を付加して表示してもよい。どの同一サービスを削除するのかは、任意のアルゴリズムを用いて決定してよい。
さらに、図7に示したフローチャートでは、サービスリスト中に(1)、(2)、(3)の全てについて記載されている場合について説明されているが、(1)、(2)、(3)のいずれか1つのみが記載されているサービスリストでも構わないし、任意の2つが記載されているサービスリストでも構わない。
その場合は、該当するステップがスキップされるだけである。
例えば、リストLjに(1)が記載されていなければ、ステップS707、S716、S711、S712、S720、S721であり、リストLjに(2)が記載されていなければ、S722、S723、S713、S714であり、リストLjに(3)が記載されていなければ、S708、S709がスキップされる処理である。
図9は、図4に示した出力部106に表示されるサービス一覧リスト表示画面の一例を示す図であり、図4における機能Mに対応するボタン507を選択して、実行する機能に移した場合のオペレーションパネルの例である。
図9において、機能Mは、実行する機能602に表示され、同時に利用可能な機能601は、機能Mが選択されることに応じて絞り込まれ、かつ並べ替えられた機能Y、Cがこの順に表示される。
603は追加ボタン、利用可能な機能601から選択する機能を追加する場合に指示される。604は削除ボタンで、実行する機能602に表示される機能を削除する場合に指示される。
なお、追加ボタン604は、実行する機能602で選択した機能を実行しない場合に利用する。これが利用された場合も、再度、利用可能な機能601の絞り込み、並べ替えが行われる。
また、このとき、連携する機能において、先に実行すべき機能を削除しようとした場合は、CPU102の制御に基づいて出力部106上に警告が表示される。そして、警告後に、先に実行すべき機能が無いものが色を変えて表示する制御をCPU102が実行したり、薄く表示する制御をCPU102が実行したりすることで、ユーザにどの機能が問題であるのかを提示するようにしてもよい。
また、実行する機能502、602は、上に配置表示されている機能から先に実行されるものとなっている。
また、実行する機能に対して順番を変更できるようにしてもよい。この場合も、前記と同様に、先に実行すべき機能より先に実行される機能があるときは、ユーザにメッセージで通知したり、機能の色を変えたり、薄く表示する制御をCPU102が実行したりすることで、知らせるようにしてもよい。
ここで、具体的な例について図10を参照して説明をする。
図10は、図1に示した画像処理システムで利用可能なサービスの一例を示す図であり、例えば4つのサービス(サービス名:PDF変換、メール送信、電子署名、OCR)が提供されているとする。
図5に示したステップS701で説明したように、サービス単位で分けられており、それぞれ、サービスS1、S2、S3、S4とし、それぞれのリストをL1(1401)、L2(1402)、L3(1403)、L4(1404)とする。
図10中のものは、名称と「(1)前に動作すべきサービス」、「(2)前に動作しておいた方がよいサービス」、「(3)後に動作した方がよいサービス」を抜粋したものである。
例えば、リストL1であれば、名称は「PDF変換」である。ここで、PDFとは、Adobe社の文書交換のために広く用いられているドキュメントフォーマットである。(1)前に動作すべきものは、(2)前に動作した方がよいものは共に無く、(3)後に動作した方がよいものとして、「メール送信」と「暗号化」が記載されている。
また、リストL2であれば、名称は「メール送信」である。リストL3であれば、名称は「電子署名」である。リストL4であれば、名称は「OCR」である。なお、図中の(1)、(2)、(3)は上述の通りである。
図11は、図1に示した画像処理システムで利用可能なサービスの一例を示す図であり、例えば4つのサービス(サービス名:PDF変換、メール送信、電子署名、OCR)が提供されていて、さらに、上記ステップS702の処理を実行後のサービスリスト例である。
図10との相違点は、つまり、図10において提供されていないサービスを除いた結果であり、「暗号化」、「翻訳」サービスがこの環境では提供されていないため、リスト1501とリスト1504から前記不要な提供されていない2つのサービスが取り除かれる。
図11に示すリスト1502やリスト1503については、不要なサービスが無かったため、リスト1402、リスト1403と同じである。
さて、何も利用者が利用するサービス(機能)として選択していない場合の初期表示について図5に示すステップに基づいて説明を進める。
ステップS703からステップS717では全てのサービスについて優先選択値(Vi)を求める処理を行う。
例えば、ステップS703で、サービスS1が選択された場合、ステップS705でサービスS1を除く他の全てのサービスについて処理を行う。ステップS705でサービスS1をされたときは、ステップS711でリストL2の(1)にサービスS1が含まれているか確認し、含まれていないためステップS713に進む。
また、ステップS711でリストL2の(2)にサービスS1が含まれているか確認し、含まれているので、パラメータC2iに「1」を加える。つまり、は初期値がゼロであったので、「1」となる。
同様に、ステップS705でサービスS3、S4を選択して処理を行うと、最終的に、C1i=1、C2i=1、C3i=0となるめ、ステップS715で計算されるサービスS1の優先選択値(Vi)は、W1+W2となる。
また、ステップS705で選択されるサービスS2、S3、S4に対しても同様にして優先選択値(Vi)を求めると、V2=0,V3=0,V4=0となる。そして、W1≧W2,W3>0であるので、サービスS1(PDF変換)を先に選択した方がよく、ステップS718で優先選択値を並び替えて、ステップS719で表示を行う。
なお、この例の場合、サービスS2、S3、S4が同一の優先選択値(0)となっている。同一の優先選択値を持っているものの並び方は、任意である。条件を設定してそれに従うようにしてもよいし、全くの任意順にしてもよい。
次に、前記例において、利用者がサービスS1(PDF変換)を選択した場合について説明する。
サービスS1が利用者によって選択されているため、ステップS703で対象とするサービスは、サービスS2、S3、S4となる。サービスS2がステップS703で選択された場合を考える。
そうすると、ステップS705では、ステップS703とは異なりサービスS2以外の全てのサービスが対象となるため、サービスS1、S3、S4となる。
例えば、ステップS705でサービスS1を選択した場合には、選択済みなのでステップS706でステップS707へ進む。
ステップS707、S708、S720、S722の判定が行われる。ステップS708では、リストL1の(3)にサービスS2が含まれているので、C32に「1」を加える。
また、ステップS722では、リストL2の(2)にサービスS1が含まれているので、C32に「1」を加える。また、ステップS707やステップS720は条件に適合しないため処理が行われない。サービスS3、S4についても同様に図7のフローチャートに従うと、最終的に、C11=0、C21=1、C31=1となるめ、ステップS715で計算されるサービスS2の優先選択値V2は、W2+W3となる。
次に、サービスS3がステップS703で選択された場合を考える。
この場合には、ステップS705では、ステップS703とは異なりサービスS2以外の全てのサービスが対象となるため、サービスS1、S2、S4となる。例えば、ステップS705でサービスS1を選択した場合には、選択済みなのでステップS706でステップS707へ進む。
そして、ステップS707、S708、S720、S722の判定が行われる。そして、ステップS708では、リストL1の(3)にサービスS3が含まれているので、C31に「1」を加える。
ステップS720では、リストL3の(1)にサービスS1が含まれているので、C13に「1」を加える。また、ステップS707やステップS722は条件に適合しないため処理が行われない。サービスS2、S4についても同様に図5に示すフローチャートに従うと、最終的にC11=1に、C21=0、C31=1となるため、ステップS715で計算されるサービスS3の優先選択値V3は、W1+W2となる。サービスS4がステップS703で選択された場合のも同様にして求めると、優先選択値は、V4=0となる。
ここで、W1≧W2,W3>0であり、W1>W2,W3>0とW1がW2より真に大きいとすると、V3>V2>V4となるので、サービスS3(電子署名)、サービスS2(メール送信)、サービスS4(OCR)の優先順に表示することになる。
実際に、画像処理装置で文書をスキャンして、PDF変換を行い、それに対して電子署名を行って、メールで送付すると言う系を図5に示したフローチャートに基づいて優先表示順を決定することができる。
例えば、「電子署名」の前に「メール送信」が表示されており、利用者が誤って「メール送信」を選択してしまうと、本来は電子署名を付けたPDF文書をメールで送るべきことができなくなってしまう。
図4に示した画面表示例において推奨する機能505、図9に示した画面表示例において推奨する機能605に表示されるものは、サービス一覧リストにある推奨動作である。いずれの推奨動作においても、同様に実行する機能を選択する毎に並び替えられて表示される。並び替えの仕方について、図11のフローチャートを用いて、説明する。
図12は、本実施形態の画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、機能を選択する毎に推奨動作を並び替えて表示する制御手順に対応する。なお、S1101〜S1112は各ステップを示し、各ステップはCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行することで実現される。
ステップS1101では、画像処理装置の出力部106に表示するための順序付きリスト(RAM103に確保される)を空にする。この順序付きリストに格納されているものについて、CPU102が先頭のものを優先して表示する。
次に、ステップS1102では、選択されている全ての実行されるサービスSEiを選択する。なお、ステップS1102で選択される順番は、利用者の選択順である。
そして、ステップS1103では、ステップS1102で選択されたサービスSEiに推奨動作があるか判定される。
より具体的には、サービスSEiに対応するリストLEiの「推奨動作」の記載があるか否かを判定する。そして、推奨動作があると判定した場合には、ステップS1104へ進み、無いと判定した場合には、ステップS1106へ進む。
そして、ステップS1104では、サービスSEiに定義されている全ての推奨動作についての並べ替え処理が行われる。ステップS1104の詳細については、図13を用いて後述する。
次に、ステップS1105では、表示するための順序付きリストの末尾にステップS1104で求められたリストを追加する。次に、ステップS1106では、選択した全てのサービスについて処理が終わっているか判定され、終わっていないと判定した場合は、ステップS1103へ戻り、次のサービスについて処理を繰り返し、終わっていると判定した場合は、ステップS1107へ進む。
そして、ステップS1107では、利用可能な全ての実行されるサービスSAiを選択する。
なお、ステップS1107で選択される順番は、図5に示したフローチャートにおいて決定された順番に従って、選択されていく。すなわち、優先選択値が高いものから選択されていく。
次に、ステップS1108では、ステップS1107で選択されたサービスSAiに推奨動作があるか判定される。
より具体的には、サービスSAiに対応するリストLAiの「推奨動作」の記載があるか判定して、推奨動作があると判定した場合には、ステップS1109へ進み、無いと判定した場合には、ステップS1111へ進む。
次に、ステップS1109では、サービスSAiに定義されている全ての推奨動作についての並べ替え処理が行われる。なお、本ステップは、ステップS1104と同様な処理が行われるため、ステップS1109の詳細についても、図13を用いて後述する。
次に、ステップS1110では、表示するための順序付きリストの末尾にステップS1109で求められたリストを追加する。そして、ステップS1111では、利用可能な全てのサービスについて処理が終わっているか判定され、終わっていないと判定した場合は、ステップS1107へ戻り、次のサービスについて処理を繰り返し、終わっていると判定した場合は、ステップS1112へ進む。
そして、ステップS1112で、最終的に求められた順序付きリストに基づいて、並び替えられた推奨動作をユーザに知らしめるための表示を行い、本処理を終了する。
また、このときに同一の推奨動作が存在する場合は1つのみ削除してもよいし、適切な判断を行って複数並べておいてもよい。また、判断として、例えば、近隣にあるデバイスのみで処理できるものであるとか、サービスに課金されている場合は料金、処理速度などを用いてもよい。
図13は、本実施形態を示す画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図12に示したステップS1104、S1109の並べ替え処理の詳細手順(1つのサービスに対する推奨動作について、不要なものを取り除きながら並べ替えを行う処理手順)に対応する。なお、S1201〜S1203は各ステップを示し、各ステップはCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行することで実現される。
本処理は、サービスに対応するリストに記載された1つ以上の推奨動作を処理対象とする。例えば、図14に示すようなXML形式で記載されたサービスID9642に対するリストがあるとき、推奨動作は、枠1301に記載させる。
図14は、本実施形態における画像処理装置におけるサービスのリストの一例を示す図である。
図14に示す例では、アクション1302、1303、1304で設定される3つの推奨動作がある。なお、他の部分については、説明の本質ではないため省略している。
先ず、ステップS1201では、推奨動作のうち、サービスが提供されていないものを削除することを行う。すなわち前述した各画像処理装置のサービス一覧リスト中のサービスIDが存在しないものを含む推奨動作を削除する。
例えば、図14において、サービスID10004のサービスが提供されていない環境の場合には、推奨動作名が“yyy”である推奨動作が取り除かれ、推奨動作名が“xxx”と“zzz”だけが処理の対象となる。
次に、ステップS1202では、既に選択済みのサービスの順番と一致しない推奨動作を削除する。例えば、図示していないが、推奨動作が、サービスIDが順に、「1000、2000、3000,4000,5000,6000」であり、自身のサービスIDが3000であるとする。
このとき、例えば、「2000、1000」の順番でサービスを選択している場合に削除される。つまり、自身のサービスIDより前に記載されているサービスについては、この順番で既に選択済みで無ければ削除する。
また、例えば、サービスID「6000」のサービスが既に選択済みの場合もこの推奨動作は削除される。つまり、自身のサービスIDより後に記載されているサービスについては、選択されていれば削除する。
そして、ステップS1203では、自身のサービスID以降に記載されているサービスに基づいて並び替え処理が行われ、本処理を終了する。
この場合の並び替えは、例えば各サービスの処理能力に基づいて、早く処理を終わるもので並び替えを行ってもよい。また、課金情報によって安いものから並べていく方式でもよい。
更には、ネットワーク上の位置情報と対応する物理位置情報から近傍で処理が終了するものから並べてもよい。これらを組み合わせてもよい。なお、このようなサービスの情報は、サービス一覧リストに含めて受け渡してもよいし、別にデータ交換を行う仕組みでもよい。
本実施形態中にも記載しているように、各サービス間のデータのやり取りをXMLで行っても構わないため、例えば、公知の技術であるSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いるようにしてもよい。SOAPのBody部にサービス一覧リストを用いて画像処理装置やサービス間でやり取りを行ったり、本実施形態では示していないサービス制御などもSOAPで行ったりするようにしてもよい。
このようにすることによって、LAN(Local Area Network)に繋がれたデバイス、サービスだけなく、プロキシサーバがあるような場合においてもインターネット上でデータのやり取りを行うことが可能となる。
この場合は、利用可能なサービスの探索には、ブロードキャストメッセージで行うのはインターネットであることから不可能であるので、予め設定したターゲットデバイスやサービスに対してサービス一覧リストを要求するような仕組みとすればよい。
また、ある一定のネットワークの範囲内(IPアドレスの範囲内)で、サービスを探索するようにしてもよい。この場合、処理対象データをバイナリデータレベルとしてインターネットでやり取りを行えない場合は、Base64等でエンコーディングして、同じくSOAPによるデータのやり取りを行う仕組みを設けて行えばよい。
当然ながら、インターネット上にデータが流れるため、SOAPのデータに対して暗号化や電子署名等を行い、セキュリティを高めることができる。すなわち、本実施例は、ローカルなネットワークに限定されず、グローバルなネットワーク(インターネット)においても適用可能である。
なお、本実施形態においてはデバイスとして画像処理装置について説明しているが、サービスを提供する機能を有する装置、サービスを受領する機能を有する装置、提供されるサービスを表示する機能を有する装置、またサービスの実行順を指定する機能を有する装置であれば、本発明の適用は、画像処理装置としての、例えば複写機には限定されない。
〔第2実施形態〕
第2実施形態においては、サービスリストに事前に実行されている場合に実行できない禁止サービスを記述する仕組みを設けて、利用者に提示する機能(サービス)を絞り込むようにしてもよい。本実施形態は、第1実施形態と同等であるので、同様である部分については説明を省略する。
図15は、本発明の第2実施形態を示す画像処理装置で処理されるサービスリストの一例を示す図であり、例えば禁止サービスを追加したサービスリストをXML形式で表した例である。
図15において、Prohibitタブ1601で記載された部分が事前に実行されていると動作できないIDのリストであり、この例では、IDが、「442」あるいや「4975」のサービスが事前に実行される場合には、サービスID9642は実行できないことを表す。
図16は、本実施形態を示す画像処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、各画像処理装置で提供されている全てのサービス(機能)から禁止動作を取り除いて選択し易い順に並べ替えてサービスを表示する処理手順に対応する。なお、S701〜S723は各ステップを示し、各ステップはCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行することで実現される。
なお、図16に示すステップにおいて、図5と同じステップについては、同じステップ番号を記しており、説明は省略する。本実施形態では、ステップS724、S725が追加されたものであり、これについて説明する。
先ず、ステップS701〜S705は第1実施形態と同様に処理した後、ステップS706でサービスSjが利用者によって選択済みであると判断した場合に、本実施形態において追加されたステップS724の条件判断が行われる。
そして、ステップS724では、サービスSiのリストLiにSjが存在しているか判断され、存在していると判断した場合は、ステップS725へ進み、ステップS725で優先選択値を「−1」として、以後のステップS705からステップS710までのループ処理は行う必要が無いため抜けて、ステップS717へ進む。
即ち、既にサービスSjを実行することが決まっている状態で、かつサービスSiで事前にサービスSjの実行を禁止しているため、サービスSiを表示する必要がないので、優先選択値を負の値として本処理を終えて、ステップS717へ進む。
一方、ステップS724で存在しないと判定された場合は、ステップS711へ進む。S711以降については、図7と同じ処理を行う。
また、本実施形態において、各サービスで取り扱う文書フォーマットによって制限を行うような仕組みにしてもよい。具体的には、サービスの実行過程において利用可能フォーマットとサービス実行後の文書フォーマットを比較して、利用不可能なサービスを表示から取り除いて表示順番を決定することで実現する。
図17は、本実施形態を示す画像処理装置におけるサービスリストの一例を示す図であり、取り扱えるフォーマットとサービスを適用した結果に変換されるフォーマットについて記載された例である。
図17において、1801はAvailableタグで、このサービスで利用可能なフォーマットが記載されている。この実施形態では、フォーマットとしてFormatタグのtype属性にimageを扱えることが記されており、更にSubFormatタグによって、JPEG、PNG等の細かなフォーマットの種類を指定している。なお、本実施形態において、更に細かいフォーマット条件を追加してもよい。
1802はFormatタグで、このサービスが終了後に変換されるフォーマットが記載されており、本実施形態では、PDFフォーマットとなっている。
このように選択されている機能の中で一番最後に実行されているものが、最終的なフォーマットであるので、そのフォーマットと未選択のサービスにおける取り扱えるフォーマットを比較して、対応していなければ表示対象から外すことを行う。
例えば図示はしないが、図5またはや図16に示したフローチャートにおいて、ステップS703とステップS704の間で、サービスSiの利用可能なフォーマットと選択されている機能の中で一番最後に実行されるサービスによってできるフォーマットの比較を行い、利用可能なフォーマットでなければ、サービスSiは実行できないので、優先選択値を「−1」として、ステップS717へ進むようにすることで実現できる。
本実施形態では、変換後のフォーマットが1つだけであったが、元のフォーマットと変換後のフォーマット、あるいは、途中で実行されているサービスで変換されているフォーマットを複数同時にサービス間で渡すことによって、利用可能なフォーマットを増やすような仕組みにしてもよい。
この場合は、前記の比較対象が、「選択されている機能の中で一番最後に実行されるサービスによってできるフォーマット」だけでなく、同時に渡されているフォーマット全てを対象として、利用可能なかどうかを比較する。
更には、図18に示すように、既に選択されている機能について、順序を変更できるような仕組みを設けてもよい。
図18は、本実施形態を示す画像処理装置で表示される機能選択画面の一例を示す図であり、図1に示したCPU102の制御で出力部106に表示される。
図18において1901、1902は機能順序を変更指示するボタンであり、実行する機能で選択されたサービスを選択されたものに対して、ボタン1901の指示により、選択された機能の順序を現在の表示位置よりも上にする。また、ボタン1902では、逆に実行する機能で選択されたサービスを選択されたものに対して、その順序を下の表示位置にする。
このように表示順序の変更に応じて、説明してきた図16の一連の処理をCPU102が実行することで、不要な処理を省いたり、選択し易い順にならべかえたりする。
なお、順序を並べ替える場合には、並べ替えた結果によって、既に選択済みであっても、実行できなくなってしまうサービスがあるため、そのような場合には、警告表示を行ったり、選択できない表示を行ったりすればよい。
本実施形態によれば、利用者が実行するようにした選択に応じて、利用しやすい順番に並び替えるだけでなく、実行できない不要なサービスを取り除いて、より選択しやすい表示環境を実現することができる。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、ネットワーク上のデバイスの機能を他のデバイスが利用する場合に、ネットワーク上のすべてのデバイスに問い合わせて、各デバイスが記憶するサービス一覧リストを取得して、機能選択を行うUI画面の表示を制御する場合について説明したが、利用するデバイスの範囲を限定、例えばIPアドレスまたはデバイス名等で限定して、その限定されたデバイスを利用した機能選択表示を行うように構成してもよい。
〔第4実施形態〕
上記実施形態では、ネットワーク上のデバイスの機能を他のデバイスが利用する場合に、ネットワーク上のすべてのデバイスに問い合わせて、各デバイスが記憶するサービス一覧リストを取得して、機能選択を行うUI画面の表示を制御する場合について説明したが、要求元のデバイスで表示される画面を、図示しないクライアント装置側のドライバを介して表示制御するように構成してもよい。
〔第5実施形態〕
また、上記実施形態では、各デバイスのユーザは、他のデバイスの機能をフルスペックで利用可能な例について説明したが、ユーザ毎、グループ毎に選択できるデバイスを制限することで、利用できるサービスの範囲を個別に設定して、よりカスタマイズされた機能表示制御を実現してもよい。
〔第6実施形態〕
また、ネットワーク上のデバイスの機能を他のデバイスが利用する場合に、ネットワーク上のすべてのデバイスに問い合わせて、各デバイスが記憶するサービス一覧リストを取得して、機能選択を行うUI画面の表示を制御する場合について説明したが、設定したUI画面とデバイスとの関係を定義した機能選択画面をユーザ毎またはグループ毎に登録可能に構成して、ユーザ認証後、登録されたデバイスを利用可能な場合には、登録されたUI画面から機能選択を行えるように制御してもよい。
〔第7実施形態〕
上記実施形態では、デバイスととして画像処理装置の機能を連携する例について説明したが、デバイスとして所定のOSで動作するデータ処理装置であって、例えばWebサービスで提供可能な機能を提供するようなデータ処理システムにおいても、各データ処理装置で適用可能なサービスを連携するための情報(本実施形態でも同様に、連携するための順位や、制限、禁止等の情報を付加して)をファイルとして記憶することで、そのファイルをデータ処理装置間でやり取りすることで、要求元から要求先に対するサービス選択メニューに適切な機能選択表示を実行して、いずれかのデータ処理装置のアプリケーションの機能をWebサービスで利用し、その結果をXLMファイルとして他のデータ処理装置が受領し、該XMLファイルに他のデータ処理装置で他の加工を施すことでアプリケーションの機能を連携するようなシステムであっても本発明を適用可能である。
〔第8実施形態〕
以下、図19に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図19は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5,図12,図13,図16,に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜24について説明する。
〔実施態様1〕
ネットワーク上に分散した各装置と通信して各装置で提供可能な機能をサービスとして利用可能なサービス処理装置であって、各装置から提供される個々のサービスに対する連携情報を含むサービス情報を取得する取得手段(図1に示したCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行する図5に示すステップS701)と、前記取得手段により取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの連携情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定する決定手段(図1に示したCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行する図5に示すステップS703〜S717)と、前記決定手段により決定される優先順位に基づいて各サービスを前記表示部に表示する制御手段(図1に示したCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行する図5に示すステップS718,S719))とを有することを特徴とするサービス処理装置。
これにより、各装置のサービスを利用する場合に、表示すべきサービスの優先順位が一意に決定され、ユーザはサービスの内容をあらかじめ作成する手間が不要となり、提供される1以上のサービスを連携して意図するサービス処理を選択することができる。また、サービスの実行順位を意識する必要もなく、サービスの変更等にも柔軟に対応することができる。
〔実施態様2〕
前記制御手段は、前記表示部に表示されるサービスの選択状態に基づいて、次に表示すべきサービスの表示内容を変更することを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
これにより、サービス選択毎に最適化された次に選択すべきサービスを一意に確認しながらサービスを選択可能となる。
〔実施態様3〕
前記連携情報は、サービスの実行前に実行せねばならないサービス、サービスの実行前に実行した方がよいサービス、サービスの実行後に実行した方がよいサービスを含むことを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
これにより、各装置でサービスが競合したり、いずれの順位で処理するのが最適化が自動的に決定され、連携するサービスの数が増えて容易に対応することができる。
〔実施態様4〕
前記表示部に表示されるサービスの実行を各装置に依頼する依頼手段を有することを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
これにより、自機が備えていないサービスを自在に利用したサービス処理を指示することができる。
〔実施態様5〕
要求元の処理装置からサービス要求に対して所定の機能を実行するサービスを提供可能なサービス処理装置であって、提供可能なサービス毎のサービス情報を記憶する記憶手段(提供側の画像処理装置であって、例えば図2に示した画像処理装置302,303が備える、図1に示すハードディスク109)と、前記要求元の処理装置からのサービス情報取得要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記サービス情報を送信する送信手段(図1に示すネットワークインタフェース107)と、前記要求元からのサービス要求に基づいて、所定の機能に基づくサービスを実行する実行手段(図1に示したCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行する処理であって、スキャンした画像データをPDFにしてメール送信する一連の連携される処理に対応する)とを備えることを特徴とするサービス処理装置。
これにより、個々のサービス処理装置が備える機能を共有して、1以上のサービスを連携するサービス処理を行うことができる。
〔実施態様6〕
前記表示部に表示されているサービスの実行順序を変更する変更手段(図1に示す入力部105からの指示に基づいて、表示されているサービスの実行順序を変更する)を備え、前記制御手段は、前記変更手段により前記サービスの実行順序を変更した場合に、前記表示部に表示されるサービスの表示方法を変更することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
これにより、自動的に決定されたサービス実行順位を、ユーザが意図する順位に自在に変更できる。
〔実施態様7〕
前記連携情報は、複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、前記決定手段は、前記取得手段により取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの推奨連携動作情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
これにより、1以上のサービスを連携する場合に、推奨連携動作をユーザに通知して、ユーザのサービス選択機能を支援できる。
〔実施態様8〕
前記制御手段は、実行できない推奨連携動作を取り除いた推奨連携動作を前記表示部に表示することを特徴とする請求項7に記載のサービス処理装置。
これにより、1以上のサービスを連携する場合に、実行可能な推奨連携動作をユーザに通知して、ユーザのサービス選択機能を支援できる。
〔実施態様9〕
前記連携情報は、サービス実行前に実行されていると、実行すべきサービスが実行できなくなる禁止サービス情報を複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、前記制御手段は、前記禁止サービスを取り除いたサービスを前記表示部に表示することを特徴とする請求項8に記載のサービス処理装置。
これにより、1以上のサービスを連携する場合に、禁止すべきサービスが選択される事態を防止できる。
〔実施態様10〕
前記連携情報は、サービスで利用可能文書フォーマット及びサービス実行後の文書フォーマットを含み、前記決定手段は、サービスの実行過程において前記利用可能フォーマットと前記サービス実行後の文書フォーマットを比較して、利用不可能なサービスを表示対象から取り除いた表示順番を決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
これにより、後続するサービスの主体に適応した文書フォーマットでサービスの処理結果が得られる。
〔実施態様11〕
各装置との間は、SOAPを用いて通信することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
これにより、各サービス処理装置間において、最適なサービス連携処理を行うシステムを容易に構築できる。
〔実施態様12〕
ネットワーク上に分散した各装置と通信して各装置で提供可能な機能をサービスとして利用可能なサービス処理装置におけるサービス表示方法であって、各装置から提供される個々のサービスに対する連携情報を含むサービス情報を取得する取得ステップ(図1に示したCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行する図5に示すステップS701)と、前記取得ステップにより取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの連携情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定する決定ステップ(図1に示したCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行する図5に示すステップS703〜S717)と、前記決定ステップにより決定される優先順位に基づいて各サービスを前記表示部に表示する制御ステップ(図1に示したCPU102がハードディスク109等から読み出す制御プログラムをRAM103にロードして実行する図5に示すステップS718,S719)とを有することを特徴とするサービス表示方法。
これにより、実施態様1と同等の効果を期待できる。
〔実施態様13〕
前記制御ステップは、前記表示部に表示されるサービスの選択状態に基づいて、次に表示すべきサービスの表示内容を変更することを特徴とする請求項12記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様2と同等の効果を期待できる。
〔実施態様14〕
前記連携情報は、サービスの実行前に実行せねばならないサービス、サービスの実行前に実行した方がよいサービス、サービスの実行後に実行した方がよいサービスを含むことを特徴とする請求項12記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様3と同等の効果を期待できる。
〔実施態様15〕
前記表示部に表示されるサービスの実行を各装置に依頼する依頼ステップを有することを特徴とする請求項12記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様4と同等の効果を期待できる。
〔実施態様16〕
提供可能なサービス毎のサービス情報を記憶する記憶手段を備え、要求元の処理装置からサービス要求に対して所定の機能を実行するサービスを提供可能なサービス処理装置におけるサービス処理方法であって、
前記要求元の処理装置からのサービス情報取得要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記サービス情報を送信する送信ステップと、
前記要求元からのサービス要求に基づいて、所定の機能に基づくサービスを実行する実行ステップと、
を備えることを特徴とするサービス処理方法。
これにより、実施態様5と同等の効果を期待できる。
〔実施態様17〕
前記表示部に表示されているサービスの実行順序を変更する変更ステップを備え、
前記制御ステップは、前記変更ステップにより前記サービスの実行順序を変更した場合に、前記表示部に表示されるサービスの表示方法を変更することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様6と同等の効果を期待できる。
〔実施態様18〕
前記連携情報は、複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、
前記決定ステップは、前記取得手段により取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの推奨連携動作情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様7と同等の効果を期待できる。
〔実施態様19〕
前記制御ステップは、実行できない推奨連携動作を取り除いた推奨連携動作を前記表示部に表示することを特徴とする請求項18に記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様8と同等の効果を期待できる。
〔実施態様20〕
前記連携情報は、サービス実行前に実行されていると、実行すべきサービスが実行できなくなる禁止サービス情報を複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、
前記制御ステップは、前記禁止サービスを取り除いたサービスを前記表示部に表示することを特徴とする請求項20に記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様9と同等の効果を期待できる。
〔実施態様21〕
前記連携情報は、サービスで利用可能文書フォーマット及びサービス実行後の文書フォーマットを含み、前記決定ステップは、サービスの実行過程において前記利用可能フォーマットと前記サービス実行後の文書フォーマットを比較して、利用不可能なサービスを表示対象から取り除いた表示順番を決定することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様10と同等の効果を期待できる。
〔実施態様22〕
各装置との間は、SOAPを用いて通信することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
これにより、実施態様11と同等の効果を期待できる。
〔実施態様23〕
請求項12〜22のいずれかに記載のサービス処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
これにより、実施態様12〜22と同等の効果を期待できる。
〔実施態様24〕
請求項12〜22のいずれかに記載のサービス処理方法をコンピュータに実行させる特徴とするプログラム。
これにより、実施態様12〜22と同等の効果を期待できる。
本発明の第1実施形態を示すサービス処理装置を適用可能な画像処理装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した画像処理装置を利用する画像処理システムで連携可能な機能構成を説明するブロック図である。 図2に示した画像処理装置が他の画像処理装置から返却されるサービス一覧リストの一例を示す図である。 図1に示した出力部に表示されるサービス一覧リスト表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における画像処理装置の第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3に示した機能一覧リストのデータ構造を説明する図である。 図6に示したデバイス固有情報部とサービス部から生成されるサービスのリストの一例を示す図である。 図2に示した画像処理装置の機能から生成されるサービス一覧リストを説明する図である。 図4に示した出力部に表示されるサービス一覧リスト表示画面の一例を示す図である。 図1に示した画像処理システムで利用可能なサービスの一例を示す図である。 図1に示した画像処理システムで利用可能なサービスの一例を示す図である。 本実施形態の画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における画像処理装置におけるサービスのリストの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す画像処理装置で処理されるサービスリストの一例を示す図である。 本実施形態を示す画像処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像処理装置におけるサービスリストの一例を示す図である。 本実施形態を示す画像処理装置で表示される機能選択画面の一例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。 この種の画像処理システムの一例を説明するブロック図である。
符号の説明
102 CPU
103 RAM
104 ROM
105 入力部
107 ネットワークインタフェース
109 ハードディスク

Claims (24)

  1. ネットワーク上に分散した各装置と通信して各装置で提供可能な機能をサービスとして利用可能なサービス処理装置であって、
    各装置から提供される個々のサービスに対する連携情報を含むサービス情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの連携情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定される優先順位に基づいて各サービスを前記表示部に表示する制御手段と、
    を有することを特徴とするサービス処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示部に表示されるサービスの選択状態に基づいて、次に表示すべきサービスの表示内容を変更することを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
  3. 前記連携情報は、サービスの実行前に実行せねばならないサービス、サービスの実行前に実行した方がよいサービス、サービスの実行後に実行した方がよいサービスを含むことを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
  4. 前記表示部に表示されるサービスの実行を各装置に依頼する依頼手段を有することを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
  5. 要求元の処理装置からサービス要求に対して所定の機能を実行するサービスを提供可能なサービス処理装置であって、
    提供可能なサービス毎のサービス情報を記憶する記憶手段と、
    前記要求元の処理装置からのサービス情報取得要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記サービス情報を送信する送信手段と、
    前記要求元からのサービス要求に基づいて、所定の機能に基づくサービスを実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とするサービス処理装置。
  6. 前記表示部に表示されているサービスの実行順序を変更する変更手段を備え、
    前記制御手段は、前記変更手段により前記サービスの実行順序を変更した場合に、前記表示部に表示されるサービスの表示方法を変更することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
  7. 前記連携情報は、複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、
    前記決定手段は、前記取得手段により取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの推奨連携動作情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
  8. 前記制御手段は、実行できない推奨連携動作を取り除いた推奨連携動作を前記表示部に表示することを特徴とする請求項7に記載のサービス処理装置。
  9. 前記連携情報は、サービス実行前に実行されていると、実行すべきサービスが実行できなくなる禁止サービス情報を複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、
    前記制御手段は、前記禁止サービスを取り除いたサービスを前記表示部に表示することを特徴とする請求項8に記載のサービス処理装置。
  10. 前記連携情報は、サービスで利用可能文書フォーマット及びサービス実行後の文書フォーマットを含み、
    前記決定手段は、サービスの実行過程において前記利用可能フォーマットと前記サービス実行後の文書フォーマットを比較して、利用不可能なサービスを表示対象から取り除いた表示順番を決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
  11. 各装置との間は、SOAPを用いて通信することを特徴とする請求項1に記載のサービス処理装置。
  12. ネットワーク上に分散した各装置と通信して各装置で提供可能な機能をサービスとして利用可能なサービス処理装置におけるサービス表示方法であって、
    各装置から提供される個々のサービスに対する連携情報を含むサービス情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの連携情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定される優先順位に基づいて各サービスを前記表示部に表示する制御ステップと、
    を有することを特徴とするサービス表示方法。
  13. 前記制御ステップは、前記表示部に表示されるサービスの選択状態に基づいて、次に表示すべきサービスの表示内容を変更することを特徴とする請求項12記載のサービス表示方法。
  14. 前記連携情報は、サービスの実行前に実行せねばならないサービス、サービスの実行前に実行した方がよいサービス、サービスの実行後に実行した方がよいサービスを含むことを特徴とする請求項12記載のサービス表示方法。
  15. 前記表示部に表示されるサービスの実行を各装置に依頼する依頼ステップを有することを特徴とする請求項12記載のサービス表示方法。
  16. 提供可能なサービス毎のサービス情報を記憶する記憶手段を備え、要求元の処理装置からサービス要求に対して所定の機能を実行するサービスを提供可能なサービス処理装置におけるサービス処理方法であって、
    前記要求元の処理装置からのサービス情報取得要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記サービス情報を送信する送信ステップと、
    前記要求元からのサービス要求に基づいて、所定の機能に基づくサービスを実行する実行ステップと、
    を備えることを特徴とするサービス処理方法。
  17. 前記表示部に表示されているサービスの実行順序を変更する変更ステップを備え、
    前記制御ステップは、前記変更ステップにより前記サービスの実行順序を変更した場合に、前記表示部に表示されるサービスの表示方法を変更することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
  18. 前記連携情報は、複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、
    前記決定ステップは、前記取得手段により取得される各装置のサービス情報に基づいて各サービスの推奨連携動作情報を評価して、表示部に表示すべき各サービスの優先順位を決定することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
  19. 前記制御ステップは、実行できない推奨連携動作を取り除いた推奨連携動作を前記表示部に表示することを特徴とする請求項18に記載のサービス表示方法。
  20. 前記連携情報は、サービス実行前に実行されていると、実行すべきサービスが実行できなくなる禁止サービス情報を複数のサービスを組み合わせた推奨連携動作情報を含み、
    前記制御ステップは、前記禁止サービスを取り除いたサービスを前記表示部に表示することを特徴とする請求項20に記載のサービス表示方法。
  21. 前記連携情報は、サービスで利用可能文書フォーマット及びサービス実行後の文書フォーマットを含み、
    前記決定ステップは、サービスの実行過程において前記利用可能フォーマットと前記サービス実行後の文書フォーマットを比較して、利用不可能なサービスを表示対象から取り除いた表示順番を決定することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
  22. 各装置との間は、SOAPを用いて通信することを特徴とする請求項12に記載のサービス表示方法。
  23. 請求項12〜22のいずれかに記載のサービス処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  24. 請求項12〜22のいずれかに記載のサービス処理方法をコンピュータに実行させる特徴とするプログラム。
JP2005041055A 2005-02-17 2005-02-17 サービス処理装置およびサービス表示方法および記憶媒体およびプログラム Expired - Fee Related JP4324118B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005041055A JP4324118B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 サービス処理装置およびサービス表示方法および記憶媒体およびプログラム
US11/353,694 US7539946B2 (en) 2005-02-17 2006-02-14 Service processing apparatus and service processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005041055A JP4324118B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 サービス処理装置およびサービス表示方法および記憶媒体およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006229614A true JP2006229614A (ja) 2006-08-31
JP2006229614A5 JP2006229614A5 (ja) 2007-02-01
JP4324118B2 JP4324118B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=36914142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005041055A Expired - Fee Related JP4324118B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 サービス処理装置およびサービス表示方法および記憶媒体およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7539946B2 (ja)
JP (1) JP4324118B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010033574A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Ricoh Co Ltd データ処理方法、装置及びコンピュータ読取可能な媒体
US8612979B2 (en) 2010-02-05 2013-12-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing apparatus to process a processing target, information method, and computer readable medium
CN103455895A (zh) * 2013-09-18 2013-12-18 国家电网公司 一种信息处理方法和装置
JP2013258766A (ja) * 2013-09-02 2013-12-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2015060394A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2017076952A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 株式会社リコー 機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法およびプログラム
WO2023139708A1 (ja) * 2022-01-19 2023-07-27 ファナック株式会社 サービス提供装置、サービス提供システム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4898269B2 (ja) * 2006-04-14 2012-03-14 キヤノン株式会社 通信装置及びそのインストール方法
JP5306046B2 (ja) * 2009-05-01 2013-10-02 キヤノン株式会社 画像処理システム、デバイス操作画面生成方法、プログラム、及び、情報処理装置
JP5644074B2 (ja) * 2009-08-17 2014-12-24 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2011109621A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Canon Inc 画像処理装置、画像処理システム、それらの制御方法、及びプログラム
DE102014017141A1 (de) * 2014-11-20 2016-05-25 Audi Ag Steuern eines Online-Dienstes mittels einer Kraftfahrzeug-Bedieneinrichtung

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3703931B2 (ja) 1997-01-13 2005-10-05 株式会社東芝 画像形成装置
WO2001061460A1 (fr) * 2000-02-21 2001-08-23 Seiko Epson Corporation Systeme de mediation pour impression en reseau
EP1330100B1 (en) * 2002-01-21 2008-07-30 Canon Kabushiki Kaisha Service providing system
US20030195926A1 (en) 2002-04-15 2003-10-16 Ken Miyazaki Image forming system
JP3885641B2 (ja) 2002-04-15 2007-02-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010033574A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Ricoh Co Ltd データ処理方法、装置及びコンピュータ読取可能な媒体
US8612979B2 (en) 2010-02-05 2013-12-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing apparatus to process a processing target, information method, and computer readable medium
JP2013258766A (ja) * 2013-09-02 2013-12-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、情報処理方法、及びプログラム
CN103455895A (zh) * 2013-09-18 2013-12-18 国家电网公司 一种信息处理方法和装置
JP2015060394A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2017076952A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 株式会社リコー 機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法およびプログラム
WO2023139708A1 (ja) * 2022-01-19 2023-07-27 ファナック株式会社 サービス提供装置、サービス提供システム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US20060190604A1 (en) 2006-08-24
US7539946B2 (en) 2009-05-26
JP4324118B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4324118B2 (ja) サービス処理装置およびサービス表示方法および記憶媒体およびプログラム
US6697847B2 (en) Information processing system
US8373878B2 (en) Cooperative job flow creating apparatus, cooperative job flow creating method, service processing apparatus, service processing method, management server, flow conversion method, job flow execution method, program, and storage medium
JP4927185B2 (ja) スキャンシステム及びスキャン方法
EP2439658B1 (en) Image processing system, image processing method, image processing apparatus, and relay apparatus
JP5448542B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP5595032B2 (ja) 情報処理システム、その制御方法、情報処理装置、情報提供装置、画像処理装置およびプログラム
JP2007129580A (ja) 情報処理方法及び装置
JP2007086969A (ja) 印刷装置
KR100618043B1 (ko) 서비스 처리장치, 서비스 처리시스템 및 서비스처리시스템의 원 데이터 보관방법
JP2008217750A (ja) ネットワーク装置、画像形成装置、データ検索方法、データ検索プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5709429B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2014016928A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP5693159B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP5111153B2 (ja) サーバ、デバイス管理方法、プログラム
JP4491486B2 (ja) 印刷指示装置、印刷システム、印刷方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006154940A (ja) ドキュメント管理装置、ドキュメント管理方法及びドキュメント管理プログラム
US8488148B2 (en) Printing system for notifying data processing apparatus of information regarding a location of printing apparatus
JP2006331072A (ja) サーバ装置、データ処理装置、アップロード処理情報およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP6292892B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP4591943B2 (ja) ジョブ処理装置
JP2011087072A (ja) 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム
JP2010055559A (ja) 文書管理装置、文書管理方法、及びプログラム
JP6278088B2 (ja) 画像処理システム
JP2008243152A (ja) ファイル参照システム、ファイル参照方法、ファイル変換装置、ファイル参照端末装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061212

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4324118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees