JP2006229609A - テレビ受像装置、及びその番組表示方法 - Google Patents

テレビ受像装置、及びその番組表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
TV受像装置で番組を視聴するとき、室内が暗いとTV画面の明るさと室内の明るさの比率が大きくなって眼や脳にとって悪影響を及ぼす。特に子供がアニメなどに夢中になっている場合にはそのまま視聴し続ける可能性が高い。しかし室内が暗くなってきたときに視聴を諦めてTV受像装置をオフしてしまうと、見たい番組が見られないという問題がある。
【解決手段】
TV受像装置は放送電波から受信されたEPGデータを記憶しており、TV受像装置の周囲の明るさを検出し(S5)、EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、TV受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより暗くなったとき(S6)放送番組の画面を表示しない(S7)ようにし、放送番組の画面を表示しないようにした後、光センサによりTV受像装置の周囲の明るさを検出して(S8)、所定の明るさより明るくなったことが検出されたら(S9)放送番組の画面を再表示する(S10)。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビ受像装置に係り、特に子供向け番組を放送しているときに室内の明るさをチェックして視聴者、特に子供の健康を保護するのに好適なテレビ受像装置に関する。
テレビ受像装置(以下テレビをTVと表記する)は、いろいろなユーザがさまざまな環境下において視聴する。この場合TV画面の周囲の明るさ(室内の明るさ)が、TVを視聴するのに不適当な明るさになり、視聴していると眼が非常に疲れるような状態になることがある。例えば夕方、室内が暗くなってきたときに室内照明をつけないで視聴していると、TV画面の明るさと室内の明るさの比率が大きくなって眼が非常に疲れる状態となる。また、このような状態ではTV画面の変化が強調されて脳に悪い刺激が与えられことも考えられる。
通常、このような場合、大人であれば室内照明をつけることになる。しかし、子供(特に幼児など)は室内照明をつけることなしに、そのまま視聴し続ける場合がある。特に子供向けアニメなどに夢中になっている場合にはそのまま視聴し続ける可能性が高い。
これに対し、室内の明るさが暗くなってきたとき、室内の明るさに応じてTV画面の輝度を調整して見易くする従来技術が、例えば特開平6−296253号公報(特許文献1)などで提案されている。
特開平6−296253号公報
上記特許文献1などに提案されている従来技術は、室内の明るさに応じてTV画面の輝度を調整しているため、室内が暗くなるとTV画面の輝度も低下して全体が暗くなってしまう。したがって、この場合、暗闇で暗い画面を見ることになり、これも眼の疲労や脳に悪影響を及ぼす原因となる。また、室内が暗くなってきたときに視聴を諦めてTV受像装置をオフしてしまうと、見たい番組が見られないという問題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題に鑑み、室内が暗くなったときにTV受像装置を自動的にオフするけれども、視聴したい番組は見ることができるテレビ受像装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出する光センサと、受信された放送電波からEPGデータを得て記憶する記憶手段と、前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより暗くなったことが検出されたら放送番組を画面に表示しないように制御する番組非表示制御手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項4に係る発明の要旨は、前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項5に係る発明の要旨は、前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項6に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、放送番組の記録と再生を同時に行うことができる記録装置と、前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出する光センサと、受信された放送電波からEPGデータを得て記憶する記憶手段と、前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより暗くなったことが検出されたら放送番組を画面に表示しないように制御する番組非表示制御手段と、前記番組非表示制御手段により放送番組の画面を表示しないようにした後、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより明るくなったことが検出されたら前記記録装置に記録した放送番組を画面に再表示するように制御する番組再表示制御手段とを備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項7に係る発明の要旨は、前記番組再表示制御手段は、前記記録装置に記録した番組を追い掛け再生する追い掛け再生手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項8に係る発明の要旨は、前記追い掛け再生手段は、番組の初めから開始するか、又は前記番組非表示制御手段により放送番組の画面を表示しないようにした時点から開始するかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項9に係る発明の要旨は、放送電波から受信されたEPGデータを得て記憶し、前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出し、前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより暗くなったとき放送番組を画面に表示しないようにしたことを特徴とするテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
また、本発明の請求項10に係る発明の要旨は、EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
また、本発明の請求項11に係る発明の要旨は、EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
また、本発明の請求項12に係る発明の要旨は、EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
また、本発明の請求項13に係る発明の要旨は、EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
また、本発明の請求項14に係る発明の要旨は、放送電波から受信されたEPGデータを得て記憶し、放送電波から受信された放送番組を記録装置に記録し、前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出し、前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより暗くなったとき放送番組を画面に表示しないようにし、放送番組を画面に表示しないようにした後、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより明るくなったことが検出されたら前記記録装置に記録した放送番組を画面に再表示することを特徴とするテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
また、本発明の請求項15に係る発明の要旨は、放送番組を画面に表示しないようにした後、前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより明るくなったとき放送番組を画面に再表示する際に、前記記録装置に記録した番組を追い掛け再生により番組再生することを特徴とする請求項14に記載のテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
また、本発明の請求項16に係る発明の要旨は、追い掛け再生する際に、番組の初めから開始するか、又は前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより暗くなって放送番組の画面が表示されなくなったところから開始するかを選択して再生することを特徴とする請求項15に記載のテレビ受像装置の番組表示方法に存する。
本発明によれば、室内が暗くなったときにTV受像装置を自動的にオフすることができる。これにより視聴者(特に子供)の健康を保護することができる。
また、視聴したい番組は自動的に録画され、室内が明るくなったとき追い掛け再生により再生して見ることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明による第1の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における具体的なTV受像装置の構成図である。
図1において、1は放送電波を受信するアンテナ、2は放送番組を受信して再生するTV受像装置、3はTV受像装置2を遠隔操作するリモートコントローラ(以下リモコンという)である。なお、アンテナ1は、地上波デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送で異なるものを複数必要とする場合も、アンテナ1として簡易に図示してある。また、DVDやビデオ装置などが外部機器4としTV受像装置2に接続できるようになっている。
更にテレビジョン受像装置2の構成を説明すると、10乃至12はチューナーであり所望のチャンネルを選局してその信号を出力する。10は地上波デジタル放送用チューナー、11はBSデジタル放送用チューナー、12はCSデジタル放送用チューナーである。
また、13は、地上波デジタル放送用チューナー10、BSデジタル放送用チューナー11、CSデジタル放送用チューナー12から出力された信号、及び外部機器4から入力された信号を切り替えて出力する切り替えスイッチである。切り替えスイッチ13はマイクロコントローラ(以下マイコンという)20の切り替え指令により地上波デジタル放送用チューナー10の出力信号、BSデジタル放送用チューナー11の出力信号、CSデジタル放送用チューナー12の出力信号、及び外部機器4からの出力信号のいずれかを選択するようになっている。
切り替えスイッチ13から選択して出力されたデジタル映像信号は、デジタル放送デコーダー14に入力される。また、放送電波からはEPG(電子番組ガイド)も受信され、デジタル放送デコーダー14に入力される。デジタル放送デコーダー14はEPGメモリ、EPGデコーダーなどで構成されている。記憶部15には、本実施の形態の動作プログラム、及びデジタル放送デコーダー14でデコードされたEPGの各種データ(放送番組開始時間、放送番組終了時間、番組のジャンル、番組のサブジャンル、視聴者年齢制限情報、検索キーワード情報、番組登場人物の名前など)、放送番組が室内が暗くなったために中止された点のHDD内記憶アドレスなどが記憶されている。
デジタル放送デコーダー14から出力されたデジタル映像信号は、IP変換/RGBプロセッサ16に入力される。IP変換/RGBプロセッサ16はインターレスとプログレッシブの変換やR(赤)、G(緑)、B(青)信号を生成するプロセッサである。IP変換/RGBプロセッサ16から出力されたデジタル映像信号は、液晶表示装置などの表示装置17に入力され、選局された放送番組などが画面に表示される。なお、図1では音声出力部は図示を省略している。
19はリモコン受信部であり、リモコン3からの赤外線による操作信号を受信する。TV受像装置2はリモコン受信部19で受信したリモコン3の操作信号をTV受像装置2全体を制御するマイコン20に送り、この信号を受け取ったマイコン20は、チャンネル切り替えや、番組予約など各種メニュー操作を実行する。
図2はリモコン3を拡大して示したもので、リモコン3には、操作ボタン301〜313などが配置されている。操作ボタン301は電源ON/OFF用ボタンである。操作ボタン302はチャンネル選択ボタンである。操作ボタン303は地上波デジタル放送を選択するボタンである。操作ボタン304はBSデジタル放送を選択するボタンである。操作ボタン305は110度CSデジタル放送を選択するボタンである。操作ボタン306はEPGデータを使った番組表を表示するボタンである。操作ボタン307は選局されている放送に対する裏番組の番組表をEPGデータを使って表示するボタンである。操作ボタン306は選択された番組の詳細情報を表示させるボタンである。操作ボタン309〜312は表示装置17に表示された番組表やメニューにおける選択項目を矢印方向に移動させるボタンである。操作ボタン313は、表示装置17に表示された番組表やメニューにおける選択項目を決定するボタンである。
また、TV受像装置2は放送番組などを記録するために更に内蔵の記憶装置としてハードディスク(以下HDDという)18を備えている。この記憶装置18は、例えば本実施の形態では、対象となる放送番組を番組開始から番組終了までの時間において記憶するのに十分な記憶容量を有しており、追い掛け再生することができる。なお、追い掛け再生とは、放送番組をHDD18に記憶しつつ放送番組を追いかけるように再生することができる再生方法をいい、既にTV受像装置に適用したものが市販されている。
追い掛け再生の技術としては、例えば特公平6−101184号公報(記録と再生を同時に行う装置が提案されている)、特許第3060152号公報(HDDに記憶されたデータの読み出し方が提案されている)などに詳しく記載されている。本発明の本実施の形態ではこれら公報に記載された追い掛け再生装置、及び方法を利用することができる。
また、TV受像装置2は更にTV受像装置の周囲の明るさ(TV受像装置が室内に設置されているときは室内の明るさ)を検出するホトセンサ部21を備えている。このホトセンサ部21はTV受像装置の周囲から入ってくる光を受光し、明るさに比例する電圧信号に変換してマイコン20に出力する。ホトセンサ部21には、ホトダイオードなどの光センサが使用される。ホトセンサ部21は、この光センサにより光を受光し、その出力をトランジスタなどで電圧増幅して出力する。
次に図3を参照して第1の実施の形態の動作フローを説明する。
まず、ステップS1において、リモコンの操作ボタン301〜313などを操作してTV電源をONして視聴が開始される。同時にHDDが起動されて受信されている放送番組の記録が開始される。
ステップS2では記憶部15に記憶されたEPGデータを基に、現在受信中の放送番組が「アニメ」のジャンルであるかどうかをチェックする。「アニメ」のジャンルでチェックする理由は、アニメ番組が子供向けとして放送される場合が多く、またアニメの画像が子供の健康に影響を及ぼす度合いが大きいことによる。「アニメ」のジャンルの放送が検出されなかったとき(NOのとき)は、ステップS3で所定の待ち時間だけ待って、その後にステップS2に戻り再度現在受信中の放送番組が「アニメ」のジャンルであるかどうかをチェックする。これは「アニメ」のジャンルの放送が検出されるまで継続される。このステップS3の所定の待ち時間はマイコンの動作を安定させるために設けられているもので、ステップS2の検出動作の時間間隔を決めている。
ステップS2で「アニメ」のジャンルの放送が検出される(YESのとき)と、ステップS4に進む。ステップS4において、検出された当該アニメの番組開始時点をマーク点として記録するために、HDD18のアニメの番組開始時点のアドレスを記憶部15に記憶する。このアドレスをM1とする。
次にステップS5に進む。ステップS5では、ホトセンサ部21から出力される信号をマイコン20に取り込み、室内の明るさを検出する。ステップS6において、検出された明るさが基準の明るさに比べ明るいか暗いかが判断される。
これは記憶部15に明るさの基準値を記憶しておき、この基準値とホトセンサ部21で検出された室内の明るさに対応する値をマイコン20によって比較演算することにより明るさが判断できる。あるいはホトセンサ部21内に明るさの基準値を設けておき、この基準値とホトセンサによって検出された室内の明るさに対応する値とを比較器により比較して、その結果をホトセンサ部21から出力するようにしても良い。例えば、ホトセンサ部21は、基準値より大きい場合1を出力し、基準値より小さい場合0を出力して、マイコン20がホトセンサ部21からの1、0の信号を見ることによって明るさが判断できる。
ステップS6において、室内の明るさが基準より明るいと判断されたとき(NOのとき)にはステップS5に戻り室内の明るさを再度検出する。室内の明るさが基準より明るいときはステップS5、S6の実行が継続される。
ステップS6において、室内の明るさが基準より暗いと判断されたとき(YESのとき)にはステップS7に進む。ステップS7ではTV画面をOFFして番組を表示しない。そして、このOFFした当該アニメの画面表示中止時点をマーク点として記録するために、HDD18のアニメの画面表示中止時点のアドレスを記憶部15に記憶する。このアドレスをM2とする。
上記TV画面をOFFして番組を表示しないときに、図4のような「室内が暗いので、番組を中止します。再開するには室内を明るくしてください。」というような表示をさせてもよい。この表示により、室内の明るさが基準値を下回ったことをユーザが認識する。このような表示は子供(特に幼児)には理解できなくても、例えば母親が外出から帰ってきたときにこの画面を見て認識し、照明器具を点灯させることができる。
上記のように、ステップS5乃至ステップS7は、室内の明るさを検出して番組の画面を非表示にする番組非表示制御工程を構成している。また図1に示した各機能ブロックがマイコン20により制御されるTV受像機2は、ステップS5乃至ステップS7の工程を実行する番組非表示制御手段を備えているものである。
次に、ステップS8に進み、ホトセンサ部21から出力される信号をマイコン20に取り込み、室内の明るさを検出する。
次に、ステップS9において、検出された明るさが基準の明るさに比べ明るいか暗いかが判断される。ステップS9において、室内の明るさが基準より暗いと判断されたとき(NOのとき)にはステップS8に戻り室内の明るさを再度検出する。室内の明るさが基準より暗いときはステップS8、S9の実行が継続される。
ステップS9において、室内の明るさが基準より明るいと判断されたとき(YESのとき)にはステップS10に進む。ステップS10ではHDD18に記憶されたデータを追い掛け再生する。追い掛け再生する場合に、視聴者の好みより、番組の初めから再生したい場合と、番組を中止されてしまった部分から再生したい場合がある場合に対応して、図5に示したようなメニュー表示をさせることができる。
図5は、どこから再生するかをユーザに選択させるために、「どこから見ますか?」との表示の下に「番組の初めから見る」「画面が消えたところから見る」の2つの選択項目をカーソル30で選択できるようになっている。このメニュー画面のカーソル30はリモコン3の操作ボタン309、311を使って移動させることができる。そしてカーソル30が指し示している項目でよいと判断したとき、操作ボタン313を押下すれば、選択した開始時点(マーク点M1又はM2)から追い掛け再生が開始される。
なお、ステップS10において、常に番組の初めから再生する場合にはマーク点M2のアドレスを記憶するするステップS7は省略することができる。
上記のように、ステップS8乃至ステップS10は、室内の明るさを検出して番組の画面を再表示する番組再表示制御工程を構成している。また図1に示した各機能ブロックがマイコン20により制御されるTV受像機2は、ステップS8乃至ステップS10の工程を実行する番組再表示制御手段を備えているものである。
本実施の形態によれば、室内が暗くなったときにTV受像装置を自動的にオフすることができる。これにより視聴者(特に子供)の健康を保護することができる。
また、視聴したい番組は自動的に録画され、室内が明るくなったとき追い掛け再生により再生して見ることができる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、図3で示したステップS2において、ジャンル「アニメ」を検出することにより子供向け番組が放送されているであろうとしたが、第2の実施の形態では、子供向け番組を検出する方法として、EPGの他の情報を採用したもの、あるいは複数の情報を組み合わせたものを採用する。
図6は図3のステップS2に代えて、EPGデータを基にして年齢条件6歳以下を検出するステップS11としたものである。図6のステップS3、ステップS11はS1(ステップS1)とS4(ステップS4)の間に挿入されていることを示している。ステップS11において、EPGデータを基に放送されている番組が年齢条件「6歳以下」のものか否かをテックし、「6歳以下」を検出したら(YESのとき)ステップS4に進むようになっている。また「6歳以下」を検出しない間(NOのとき)は所定の待ち時間(ステップS3)の後にステップS11に戻るようになっている。
なお、EPGデータとして、現在、サブジャンルなどのデータが順次拡張されている段階にあるので、この実施の形態は「年齢条件6歳以下」のEPGデータがあるものとして以下記載する。この年齢「6歳以下」は幼児を対象とした一例であり、子供向け番組を何歳で区切るかは18歳未満の範囲で適宜決めることができる。
図6の実施の形態によればアニメに限らず、子供向け番組を検出できる。
図7はジャンル「アニメ」と「放送時間帯6:00〜21:00」の組み合わせによって子供向け番組を検出するものである。図7のステップS3、ステップS11、ステップ12はS1(ステップS1)とS4(ステップS4)の間に挿入されていることを示している。
ステップS11において、EPGデータを基に放送されている番組が年齢条件「6歳以下」のものか否かをテックし、「6歳以下」を検出したら(YESのとき)ステップS12に進むようになっている。ステップS12ではEPGデータを基に放送されている番組の時間帯をチェックし、6:00〜21:00のとき(YESのとき)ステップS4に進むようになっている。
またステップS11で「6歳以下」を検出しない間(NOのとき)、及びステップS12で番組放送時間帯が6:00〜21:00でないとき(NOのとき)は所定の待ち時間(ステップS3)の後にステップS11に戻るようになっている。なお、上記時間帯6:00〜21:00は一例であって、これに限ることはない。
その他、ステップS11にジャンル「アニメ」、ステップS12に放送時間帯を組み合わせたような、いろいろな変形例が考えられるが、要するに図3のステップS2に代わる子供向け番組を検出できるステップとするものである。
以上、具体的な実施の形態について説明したが、以上の説明で、TV受像装置2に内蔵の記憶装置はハードディスク(HDD)18を例に説明したが、これに限らず半導体メモリ装置、光ディスク装置、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置などを使用することもできる。
また、本発明は、子供向け番組に限らず、健康を保護するために、ユーザの意思により任意のジャンルやその他の条件をEPGデータから取得して、上記実施の形態の「子供向け番組」としたものに代えて実施することが可能である。
また、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨の範囲内で適宜変更して実施することができることはいうまでもない。
本発明は、TV受像装置により番組を視聴する際に、健康を保護するために広く利用できる。
本発明の第1の実施の形態によるTV受像装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態のTV受像装置を操作するリモコンの拡大図である。 本発明の第1の実施の形態によるTV受像装置の動作フローチャートである。 本発明の第1の実施の形態によるTV受像装置の画面表示の一例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態によるTV受像装置の画面表示の他の一例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態によるTV受像装置の動作フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の変形例によるTV受像装置の動作フローチャートである。
符号の説明
1・・・アンテナ
2・・・TV受像装置
3・・・リモコン(リモートコントローラ)
4・・・外部機器
10・・・地上波デジタル放送用チューナー
11・・・BSデジタル放送用チューナー
12・・・CSデジタル放送用チューナー
13・・・切り替えスイッチ
14・・・デジタル放送デコーダー
15・・・記憶部
16・・・IP変換/RGBプロセッサ
17・・・表示装置
18・・・HDD(ハードディスク)
19・・・リモコン受信部
20・・・マイコン(マイクロコントローラ)
21・・・ホトセンサ部
30・・・カーソル
301〜313・・・操作ボタン

Claims (16)

  1. 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
    前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出する光センサと、
    受信された放送電波からEPGデータを得て記憶する記憶手段と、
    前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより暗くなったことが検出されたら放送番組を画面に表示しないように制御する番組非表示制御手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。
  2. 前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置。
  3. 前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置。
  4. 前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置。
  5. 前記EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像装置。
  6. 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
    放送番組の記録と再生を同時に行うことができる記録装置と、
    前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出する光センサと、
    受信された放送電波からEPGデータを得て記憶する記憶手段と、
    前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより暗くなったことが検出されたら放送番組を画面に表示しないように制御する番組非表示制御手段と、
    前記番組非表示制御手段により放送番組の画面を表示しないようにした後、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより明るくなったことが検出されたら前記記録装置に記録した放送番組を画面に再表示するように制御する番組再表示制御手段とを備えたことを特徴とするテレビ受像装置。
  7. 前記番組再表示制御手段は、前記記録装置に記録した番組を追い掛け再生する追い掛け再生手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載のテレビ受像装置。
  8. 前記追い掛け再生手段は、
    番組の初めから開始するか、又は前記番組非表示制御手段により放送番組の画面を表示しないようにした時点から開始するかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載のテレビ受像装置。
  9. 放送電波から受信されたEPGデータを得て記憶し、
    前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出し、
    前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより暗くなったとき放送番組を画面に表示しないようにしたことを特徴とするテレビ受像装置の番組表示方法。
  10. EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法。
  11. EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法。
  12. EPGデータにより分類された前記特定の番組は、アニメ番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法。
  13. EPGデータにより分類された前記特定の番組は、特定の年齢条件が与えられた番組であって、しかも特定の時間帯に放送される番組であることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像装置の番組表示方法。
  14. 放送電波から受信されたEPGデータを得て記憶し、
    放送電波から受信された放送番組を記録装置に記録し、
    前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出し、
    前記EPGデータにより分類された特定の番組が開始された場合、前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより暗くなったとき放送番組を画面に表示しないようにし、
    放送番組を画面に表示しないようにした後、前記光センサにより前記テレビ受像装置の周囲の明るさを検出して所定の明るさより明るくなったことが検出されたら前記記録装置に記録した放送番組を画面に再表示することを特徴とするテレビ受像装置の番組表示方法。
  15. 放送番組を画面に表示しないようにした後、前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより明るくなったとき放送番組を画面に再表示する際に、前記記録装置に記録した番組を追い掛け再生により番組再生することを特徴とする請求項14に記載のテレビ受像装置の番組表示方法。
  16. 追い掛け再生する際に、番組の初めから開始するか、又は前記テレビ受像装置の周囲の明るさが所定の明るさより暗くなって放送番組の画面が表示されなくなったところから開始するかを選択して再生することを特徴とする請求項15に記載のテレビ受像装置の番組表示方法。
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