JP2006261892A - テレビ受像装置、及びその番組再生方法 - Google Patents

テレビ受像装置、及びその番組再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
テレビ受像装置により番組を視聴する際、アニメ番組では画面の明るさや、R(赤),G(緑),B(青)の原色画面が高速に切り替わり、特に子供の脳に障害を与えることが、いわゆる光感受性障害として知られている。リアルタイムに受信したテレビのアニメ番組を視聴する場合であっても、光感受性障害を防止することが可能なテレビ受像装置が望まれる。
【解決手段】
テレビ受像装置の電源をONし、記録装置に番組記録開始し、追い掛け再生を開始する(S1)。前記記憶手段に記憶されたEPGデータに基づき受信された番組がアニメ番組であると判断され(S2〜S4)、かつ前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことが検出されたとき(S5)、前記番組記録手段が同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するように制御する(S6)。当該アニメ番組が再生中は本処理が継続される(S8)。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビ受像装置に係り、特に子供向け番組を放送しているときに、テレビ画面の高速な映像変化から視聴者、特に子供の脳への影響(光感受性障害)を防止するのに好適なテレビ受像装置に関する。
テレビ受像装置により番組を視聴する際、アニメ番組では画面の明るさや、R(赤)、G(緑)、B(青)の原色画面が高速に切り替わり、特に子供の脳に障害を与えることが、いわゆる光感受性障害として知られている。
このような光感受性障害を防止する従来技術として、特開2000−81869号公報で提案されたものがある。この従来技術は、電子閲覧システムにおいて、映像表示時間や閲覧時間の引き伸ばし、表示色の変更、表示画像順序の変更などを行い光感受性障害の対策をしている。
特開2000−81869号公報
しかしながら、上記特許文献1に提案されている従来技術には、電子閲覧システムにおける映像表示時間や閲覧時間の引き伸ばし、表示色の変更、表示画像順序の変更に関して記載はあるが、テレビのアニメ番組を視聴する場合にどのようにして光感受性障害を防止するか具体的な手段が記載されていない。
すなわち、テレビのアニメ番組は、通常、受信した映像をリアルタイムに画面に表示するので、電子閲覧システムのように映像表示時間や閲覧時間を引き伸ばすことができない問題がある。
また、電子閲覧システムでは蓄積された画像データを扱っているので、高速に切り替わると予知されるフレームを特定することも可能と思われるが、テレビのアニメ番組ではリアルタイムに映像が送られてくるので、高速に切り替わる映像を検出したときには、既に画面に表示された後であり、高速に切り替わるフレームを特定してこのフレームを回避することができない問題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題に鑑み、、リアルタイムに受信したテレビのアニメ番組を視聴する場合であっても、光感受性障害を防止することが可能なテレビ受像装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、受信した番組を記録/再生する番組記録手段と、前記番組記録手段で再生された映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化を検出するRGB変化検出手段と、前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記番組記録手段が同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するように制御する再生制御手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、前記再生制御手段は、前記RGB変化検出手段からの検出信号を受け、前記番組記録手段の映像再生フレームの同一アドレスを所定回数連続して前記番組記録手段に出力する再生引き延ばし制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、前記再生制御手段は、前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記番組記録手段は続くフレームに代えて同一映像再生フレームを所定回数連続して再生する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項4に係る発明の要旨は、前記再生制御手段は、前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記RGB変化検出手段の検出信号を受けたマイクロコンピュータが同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するするように前記番組記録手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項5に係る発明の要旨は、EPGデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたEPGデータに基づき受信された番組がアニメ番組であることを判断する判断手段とを備え、前記再生制御手段は、前記判断手段により当該番組がアニメであることが判断され、かつ前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記番組記録手段が同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項6に係る発明の要旨は、受信した番組を番組記録手段により記録/再生し、再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化を検出し、前記再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、同一映像再生フレームを所定回数連続して再生することを特徴とするテレビ受像装置の番組再生方法に存する。
また、本発明の請求項7に係る発明の要旨は、同一映像再生フレームを所定回数連続して再生する際、映像再生フレームの同一アドレスを所定回数連続して前記番組記録手段に出力することを特徴とする請求項6記載のテレビ受像装置の番組再生方法に存する。
また、本発明の請求項8に係る発明の要旨は、前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたとき、前記番組記録手段は続くフレームに代えて同一映像再生フレームを所定回数連続して再生することを特徴とする請求項6記載のテレビ受像装置の番組再生方法に存する。
また、本発明の請求項9に係る発明の要旨は、前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたとき、マイクロコンピュータが同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するするように前記番組記録手段を制御することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載のテレビ受像装置の番組再生方法に存する。
また、本発明の請求項10に係る発明の要旨は、EPGデータを記憶し、記憶されたEPGデータに基づき受信された番組がアニメ番組であることを判断し、かつ前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたとき、同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するように前記番組記録手段を制御することを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載のテレビ受像装置の番組再生方法に存する。
本発明によれば、リアルタイムに受信したテレビのアニメ番組を視聴する場合であっても、光感受性障害を防止することが可能なテレビ受像装置を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明による第1の実施の形態を図1乃至図4を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における具体的なテレビ受像装置の構成図である。
図1において、1は放送電波を受信するアンテナ、2は放送番組を受信して再生するテレビ受像装置、3はテレビ受像装置2を遠隔操作するリモートコントローラ(以下リモコンという)である。なお、アンテナ1は、地上波デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送で異なるものを複数必要とする場合も、アンテナ1として簡易に図示してある。また、DVDやビデオ装置などが外部機器4としテレビ受像装置2に接続できるようになっている。
更にテレビジョン受像装置2の構成を説明すると、10乃至12はチューナーであり所望のチャンネルを選局してその信号を出力する。10は地上波デジタル放送用チューナー、11はBSデジタル放送用チューナー、12はCSデジタル放送用チューナーである。
また、13は、地上波デジタル放送用チューナー10、BSデジタル放送用チューナー11、CSデジタル放送用チューナー12から出力された信号、及び外部機器4から入力された信号を切り替えて出力する切り替えスイッチである。切り替えスイッチ13はマイクロコントローラ(以下マイコンという)20の切り替え指令により地上波デジタル放送用チューナー10の出力信号、BSデジタル放送用チューナー11の出力信号、CSデジタル放送用チューナー12の出力信号、及び外部機器4からの出力信号のいずれかを選択するようになっている。
切り替えスイッチ13から選択して出力されたデジタル映像信号は、デジタル放送デコーダー14に入力される。また、放送電波からはEPG(電子番組ガイド)も受信され、デジタル放送デコーダー14に入力される。デジタル放送デコーダー14は受信したEPG情報をデコードしてEPGデータを得るEPGデコーダーなどで構成されている。記憶部15には、本実施の形態の動作プログラム、及びデジタル放送デコーダー14でデコードされたEPGの各種データ(放送番組開始時間、放送番組終了時間、番組のジャンル、番組のサブジャンル、視聴者年齢制限情報、検索キーワード情報、番組登場人物の名前など)が記憶されている。
デジタル放送デコーダー14から出力されたデジタル映像信号は、IP変換/RGBプロセッサ16に入力される。IP変換/RGBプロセッサ16はインターレスとプログレッシブの変換やR(赤)、G(緑)、B(青)信号(以下RGB信号という)を生成するプロセッサである。IP変換/RGBプロセッサ16から出力されたデジタル映像信号は、液晶表示装置などの表示装置17に入力され、選局された放送番組などが画面に表示される。なお、図1では音声出力部は図示を省略している。
19はリモコン受信部であり、リモコン3からの赤外線による操作信号を受信する。テレビ受像装置2はリモコン受信部19で受信したリモコン3の操作信号をテレビ受像装置2全体を制御するマイコン20に送り、この信号を受け取ったマイコン20は、チャンネル切り替えや、番組予約など各種メニュー操作を実行する。
また、テレビ受像装置2は放送番組などを記録するために更に内蔵の記録装置18(番組記録手段;ハードディスクHDDなど)を備えている。この記録装置18は、例えば本実施の形態では、対象となる放送番組を番組開始から番組終了までの時間において記憶するのに十分な記憶容量を有しており、追い掛け再生することができる。なお、追い掛け再生とは、放送番組を記録装置18に記憶しつつ放送番組を追いかけるように再生することができる再生方法をいい、既にテレビ受像装置に適用したものが市販されている。
追い掛け再生の技術としては、例えば特公平6−101184号公報(記録と再生を同時に行う装置が提案されている)、特許第3060152号公報(HDDに記憶されたデータの読み出し方が提案されている)などに詳しく記載されている。本発明の本実施の形態ではこれら公報に記載された追い掛け再生装置、及び方法を利用することができる。
また、記録装置18には、記録装置18で再生された映像信号のRGB信号を入力し、RGB信号のレベル変化を検出してマイコン20に出力するRGB変化検出部21が接続されている。
図2にRGB変化検出部21の詳細な構成を示した。
RGB変化検出部21は、現フレーム平均算出部211、215、219、前フレーム平均値記憶部212、216、220、減算器213、217、221、比較部214、218、222、OR回路223から構成されている。
記録装置18で再生した映像信号のRGB信号が現フレーム平均算出部211、215、219に入力される。現フレーム平均算出部211に入力されたR(赤)信号は1フレーム分について信号レベルの平均値が算出される。同様に、現フレーム平均算出部215に入力されたG(緑)信号は1フレーム分について信号レベルの平均値が、現フレーム平均算出部219に入力されたR(青)信号は1フレーム分について信号レベルの平均値が算出される。
現フレーム平均算出部211で算出された現フレーム平均値は前フレーム平均値記憶部212に出力されて記憶される。同様に、現フレーム平均算出部215で算出された現フレーム平均値は前フレーム平均値記憶部216に出力されて記憶され、現フレーム平均算出部219で算出された現フレーム平均値は前フレーム平均値記憶部220に出力されて記憶される。前フレーム平均値記憶部212、216、220は、現フレーム平均算出部211、215、219で算出された1フレーム前の平均値を記憶している。
213、217、221は減算器であり、現フレーム平均算出部211、215、219で算出された信号レベルの平均値と、前フレーム平均値記憶部212、216、220に記憶された1フレーム前の信号レベルの平均値との差が求められる。この減算結果は比較部214、218、222に出力される。
比較部214、218、222には、RGB信号レベル変化の値が、通常の風景など自然映像よりは大きいが、アニメなど人工映像による光感受性障害を引き起こす値よりは小さな値を比較基準値として記憶しており、減算器213、217、221から入力された差分がこの比較基準値を上回ったとき論理”1”をOR回路223に出力する。OR回路223は比較部214、218、222のいずれかから論理”1”が入力されると論理”1”を出力する。したがって、RGB変化検出部21は、RGB信号レベルが1つ前のフレームに対し比較基準値を上回る高速な変化をすると論理”1”を出力するようになっている。
次に図3を参照して第1の実施の形態の動作フローを説明する。
まず、ステップS1において、リモコン3を操作してテレビ電源をONして視聴が開始される。同時に記録装置18が起動されて受信されている放送番組の記録が開始され、また、追い掛け再生も開始される。
ステップS2では記憶部15に記憶されたEPGデータを基に、現在受信中の放送番組が「アニメ」のジャンルであるかどうかをチェックする。「アニメ」のジャンルの放送が検出されなかったとき(NOのとき)は、ステップS3で所定の待ち時間だけ待って、その後にステップS2に戻り再度現在受信中の放送番組が「アニメ」のジャンルであるかどうかをチェックする。これは「アニメ」のジャンルの放送が検出されるまで継続される。このステップS3の所定の待ち時間はマイコンの動作を安定させるために設けられているもので、ステップS2の検出動作の時間間隔を決めている。「アニメ」のジャンルを検出して本処理を行うことにより、アニメ番組以外でたまたま高速な画像変化があったとき、これを無視することができる。
ステップS2で「アニメ」のジャンルの放送が検出される(YESのとき)と、ステップS4に進む。ステップS4において、現在受信して記録されている番組がアニメの番組であることを記録装置18に記録する。
次にステップS5に進む。ステップS5では、追い掛け再生による記録装置18からの再生映像信号のRGB信号レベルの変化が比較基準値より大きいか否か検出する。この検出はRGB変化検出部21によって行われる。RGB変化検出部21はRGB信号レベルが1つ前のフレームに対し比較基準値を上回る高速な変化をすると論理”1”を出力する
ステップS5において、RGB信号レベルの変化が比較基準値より小さいと判断されたとき(NOのとき)にはステップS7に進み次のフレームを出力する。
次にステップS8に進み、当該アニメ番組が再生中か否かをチェックする。ステップS8において、当該アニメが再生中(YES)であるとき、ステップS5に戻り、処理を継続する。
ステップS5において、RGB信号レベルの変化が比較部214、218、222の比較基準値より大きいと判断されたとき(YESのとき)にはステップS6に進み、1フレームの再生時間を所定回数倍(N倍)に引き延ばす。このとき、マイコン20は映像再生フレームを所定回数連続して記録装置から出力するように記録装置18に同一アドレスを指定する。
図4はこのときの動作を説明したものである。図4の(a)は、記録装置18からの映像出力レベル(R、G、B信号レベル)の例えばR信号について、横軸を時間、縦軸を大きさ(1フレームにおける平均値)として示したものである。大きさは、例えばR、G、B信号レベルの大きさを8ビットデータとした場合には、最大で255、最小0の値をとる。
まず、前フレーム平均値記憶部212に記憶されたフレームF0と現フレーム平均算出部で算出されたフレームF1の大きさの差分が比較部214でチェックされる。フレームF0とフレームF1の大きさの差分が光感受性障害の防止に対しての判断の基準値(比較部214、218、222に記憶された比較基準値)を超えているものとするとすると、RGB変化検出部21は論理”1”を出力する。このRGB変化検出部21の出力をマイコン20が検知し、マイコン20は記録装置18に対してフレームF1を所定回数(N回)、例えば図4の場合3回連続して再生するように指令する。
次にステップS7に進み、当該アニメが再生中か否かをチェックし、再生中(YES)であればステップS5に戻る。
ステップS5では、再び追い掛け再生による記録装置18からの再生映像信号のRGB信号レベルの変化が比較基準値より大きいか否か検出する。すなわち前フレーム平均値記憶部212に記憶されたフレームF1と現フレーム平均算出部で算出されたフレームF2の大きさの差分が比較部214でチェックされる。フレームF1とフレームF2の大きさの差分が光感受性障害の防止に対しての判断の基準値(比較部214、218、222に記憶された比較基準値)を超えているものとするとすると、RGB変化検出部21は論理”1”を出力する。このRGB変化検出部21の出力をマイコン20が検知し、マイコン20は記録装置18に対してフレームF2を3回連続して再生するように指令する。
次にステップS8に進み、当該アニメが再生中か否かをチェックし、再生中(YES)であればステップS5に戻る。このステップS5ではアニメ番組が再生中に追い掛け再生による記録装置18からの再生映像信号のRGB信号レベルの変化が比較基準値より大きいか否か検出されて、大きければマイコン20は記録装置18に対してフレームF2を3回連続して再生するように指令する。
このようにして図4(b)に示したように、フレームF1、F2、F3、F4、F5・・・がそれぞれ3回繰り返される。この場合、同じフレームが3回繰り返して表示されるので、時間的に3倍に引き延ばされることになる。すなわち映像が高速に変化する時間が例えば1分継続すると、これを3分に引き延ばす。このようにすると映像の変化割合が1/3になり、光感受性障害を防止することができる。ここで、繰り返す所定回数(N回)は3回に限らず、任意に決めることができることはいうまでもない。
もちろん、フレームF1とフレームF2の大きさの差分が光感受性障害の防止に対しての判断の基準値(比較部214、218、222に記憶された比較基準値)を下回れば、ステップS5においてRGB変化検出部21は論理”0”を出力し、マイコン20は記録装置18に対して通常の再生に戻すように指令する(ステップS8に進む)ことになる。ステップS8で当該アニメ番組の再生が終了したことが検知されたときはステップS9へ進み本動作処理を終了する。
以上のように、本第1の実施の形態によれば、アニメ番組を再生する場合に高速に映像が変化するときに、その変化を遅くして光感受性障害を防止することができる。
(第2の実施の形態)
図5〜図6は本発明の第2の実施の形態を示すものである。
上記第1の実施の形態では、RGB変化検出部21が高速な映像変化を検出したときに再生時間を所定回数倍(N倍)に引き延ばしたが、本実施の形態では再生時間の引き延ばしを行わず、コマ落しをする点が相違している。
図5は第2の実施の形態の制御動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS11において、リモコン3を操作してテレビ電源をONして視聴が開始される。同時に記録装置18が起動されて受信されている放送番組の記録が開始され、また追い掛け再生も開始される。
ステップS12では記憶部15に記憶されたEPGデータを基に、現在受信中の放送番組が「アニメ」のジャンルであるかどうかをチェックする。「アニメ」のジャンルの放送が検出されなかったとき(NOのとき)は、ステップS13で所定の待ち時間だけ待って、その後にステップS12に戻り再度現在受信中の放送番組が「アニメ」のジャンルであるかどうかをチェックする。これは「アニメ」のジャンルの放送が検出されるまで継続される。このステップS13の所定の待ち時間はマイコンの動作を安定させるために設けられているもので、ステップS12の検出動作の時間間隔を決めている。「アニメ」のジャンルを検出して本処理を行うことにより、アニメ番組以外でたまたま高速な画像変化があったとき、これを無視することができる。
ステップS12で「アニメ」のジャンルの放送が検出される(YESのとき)と、ステップS14に進む。ステップS14において、現在受信して記録されている番組がアニメの番組であることを記録装置18に記録する。
次にステップS15に進む。ステップS5では、追い掛け再生による記録装置18からの再生映像信号のRGB信号レベルの変化が比較基準値より大きいか否か検出する。この検出はRGB変化検出部21によって行われる。RGB変化検出部21はRGB信号レベルが1つ前のフレームに対し比較基準値を上回る高速な変化をすると論理”1”を出力する
ステップS15において、RGB信号レベルの変化が比較基準値より小さいと判断されたとき(NOのとき)にはステップS17に進み次のフレームを出力する。
次にステップS18に進み、当該アニメ番組が再生中か否かをチェックする。ステップS18において、当該アニメが再生中(YES)であるとき、ステップS15に戻り、処理を継続する。
ステップS15において、RGB信号レベルの変化が比較部214、218、222の比較基準値より大きいと判断されたとき(YESのとき)にはステップS16に進み、続くフレームF2、フレームF3に代えて、図6に示したように、フレームF1を所定回数(N回)(図6の場合3回)続けて出力し、1/Nにフレームのコマ落しを行う。この場合再生時間は変わらない。このとき、マイコン20は映像再生フレームを所定回数連続して記録装置から出力するように記録装置18に同一アドレスを指定する。
図4の(a)は、記録装置18からの映像出力レベル(R、G、B信号レベル)の例えばR信号について、横軸を時間、縦軸を大きさ(1フレームにおける平均値)として示したものである。大きさは、例えばR、G、B信号レベルの大きさを8ビットデータとした場合には、最大で255、最小0の値をとる。
まず、前フレーム平均値記憶部212に記憶されたフレームF0と現フレーム平均算出部で算出されたフレームF1の大きさの差分が比較部214でチェックされる。フレームF0とフレームF1の大きさの差分が光感受性障害の防止に対しての判断の基準値(比較部214、218、222に記憶された比較基準値)を超えているものとするとすると、RGB変化検出部21は論理”1”を出力する。このRGB変化検出部21の出力をマイコン20が検知し、マイコン20は記録装置18に対してフレームF1を所定回数(N回)、例えば図6の場合3回連続して再生するように指令する。
次にステップS17に進み、次のフレームF4を出力する。
次にステップS18に進み、当該アニメが再生中か否かをチェックし、再生中(YES)であればステップS15に戻る。
ステップS15では、再び追い掛け再生による記録装置18からの再生映像信号のRGB信号レベルの変化が比較基準値より大きいか否かを、フレームF3とフレームF4のR、G、B信号レベルの差分により検出する。この場合、図1の記録装置18からRGB変化検出部21へは図6の(a)で示されたフレーム信号が出力される。
すなわち前フレーム平均値記憶部212に記憶されたフレームF3の平均値と現フレーム平均算出部で算出されたフレームF4の平均値の差分が比較部214でチェックされる。フレームF3とフレームF4の大きさの差分が光感受性障害の防止に対しての判断の基準値(比較部214、218、222に記憶された比較基準値)を超えているものとするとすると、RGB変化検出部21は論理”1”を出力する。このRGB変化検出部21の出力をマイコン20が検知し、マイコン20は記録装置18に対してフレームF4を3回連続して再生するように指令する。
次にステップS17に進み、次のフレームF7を出力してステップS18に進み、当該アニメが再生中か否かをチェックし、再生中(YES)であればステップS15に戻る。ステップS15においてアニメ番組が再生中に追い掛け再生による記録装置18からの再生映像信号のRGB信号レベルの変化が比較基準値より大きいか否か検出されて、大きければマイコン20は記録装置18に対してフレームF7を3回連続して再生するように指令する。このようにして図4(b)に示したように、フレームF1、F4、F10、F13・・・がそれぞれ3回繰り返される。
この場合、同じフレームが3回繰り返して表示されるが、フレームのコマ落しをしているので再生時間は同じである。このようにするとコマ落しされたフレーム分の映像の変化がなくなるので、映像の変化速度が遅くなり、光感受性障害を防止することができる。ここで、繰り返す回数Nは3回に限らず、任意に決めることができることはいうまでもない。
もちろん、再生映像信号のフレーム間のRGB信号レベルの差分が光感受性障害の防止に対しての判断の基準値(比較部214、218、222に記憶された比較基準値)を下回れば、ステップS5においてRGB変化検出部21は論理”0”を出力し、マイコン20は記録装置18に対して通常の再生に戻すように指令する(ステップS18に進む)ことになる。ステップS18で当該アニメ番組の再生が終了したことが検知されたときはステップS19へ進み本動作処理を終了する。
以上のように、本第2の実施の形態によれば、アニメ番組を再生する場合に高速に映像が変化するときに、その変化を遅くして光感受性障害を防止することができる。
以上、具体的な実施の形態について説明したが、以上の説明で、テレビ受像装置2に内蔵の記録装置18はハードディスク(HDD)の他に半導体メモリ装置、光ディスク装置、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置などを使用することができる。
また、本発明は、子供向けアニメ番組に限らず、健康を保護するために、ユーザの意思により任意のジャンルやその他の条件をEPGデータから取得して、上記実施の形態の「アニメ番組」としたものに代えて実施することが可能である。
また、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨の範囲内で適宜変更して実施することができることはいうまでもない。
本発明は、テレビ受像装置により番組を視聴する際に、健康を保護するために広く利用できる。
本発明の第1の実施の形態によるテレビ受像装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態のRGB変化検出部の詳細図である。 本発明の第1の実施の形態によるテレビ受像装置の動作フローチャートである。 本発明の第1の実施の形態によるテレビ受像装置の動作を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態によるテレビ受像装置の動作フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるテレビ受像装置の動作を説明する図である。
符号の説明
1・・・アンテナ
2・・・テレビ受像装置
3・・・リモコン(リモートコントローラ)
4・・・外部機器
10・・・地上波デジタル放送用チューナー
11・・・BSデジタル放送用チューナー
12・・・CSデジタル放送用チューナー
13・・・切り替えスイッチ
14・・・デジタル放送デコーダー
15・・・記憶部
16・・・IP変換/RGBプロセッサ
17・・・表示装置
18・・・記録装置(番組記録手段)
19・・・リモコン受信部
20・・・マイコン(マイクロコントローラ)
21・・・RGB変化検出部
211、215、219・・・現フレーム平均算出部
212、216、220・・・前フレーム平均値記憶部
213、217、221・・・減算器
214、218、222・・・比較部
223・・・OR回路

Claims (10)

  1. 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
    受信した番組を記録/再生する番組記録手段と、
    前記番組記録手段で再生された映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化を検出するRGB変化検出手段と、
    前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記番組記録手段が同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するように制御する再生制御手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。
  2. 前記再生制御手段は、前記RGB変化検出手段からの検出信号を受け、前記番組記録手段の映像再生フレームの同一アドレスを所定回数連続して前記番組記録手段に出力する再生引き延ばし制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像装置。
  3. 前記再生制御手段は、前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記番組記録手段は続くフレームに代えて同一映像再生フレームを所定回数連続して再生する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像装置。
  4. 前記再生制御手段は、前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記RGB変化検出手段の検出信号を受けたマイクロコンピュータが同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するするように前記番組記録手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のテレビ受像装置。
  5. EPGデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたEPGデータに基づき受信された番組がアニメ番組であることを判断する判断手段とを備え、
    前記再生制御手段は、前記判断手段により当該番組がアニメであることが判断され、かつ前記RGB変化検出手段が前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、前記番組記録手段が同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のテレビ受像装置。
  6. 受信した番組を番組記録手段により記録/再生し、
    再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化を検出し、
    前記再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたことを検出したとき、同一映像再生フレームを所定回数連続して再生することを特徴とするテレビ受像装置の番組再生方法。
  7. 同一映像再生フレームを所定回数連続して再生する際、映像再生フレームの同一アドレスを所定回数連続して前記番組記録手段に出力することを特徴とする請求項6記載のテレビ受像装置の番組再生方法。
  8. 前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたとき、前記番組記録手段は続くフレームに代えて同一映像再生フレームを所定回数連続して再生することを特徴とする請求項6記載のテレビ受像装置の番組再生方法。
  9. 前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたとき、マイクロコンピュータが同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するするように前記番組記録手段を制御することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載のテレビ受像装置の番組再生方法。
  10. EPGデータを記憶し、
    記憶されたEPGデータに基づき受信された番組がアニメ番組であることを判断し、かつ前記番組記録手段からの再生映像のフレーム間のRGB信号レベルの変化が所定値を超えたとき、同一映像再生フレームを所定回数連続して再生するように前記番組記録手段を制御することを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載のテレビ受像装置の番組再生方法。
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