JP2006228846A - エッチング方法、エッチング方法を実行するための制御プログラム、制御プログラム記憶媒体及び処理装置 - Google Patents

エッチング方法、エッチング方法を実行するための制御プログラム、制御プログラム記憶媒体及び処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の技術では、処理ガスに添加されたCとFを含むガスによってハードマスク開口部への付着物を抑制しているが、本来のエッチングガスとは別に、付着物を抑制ためのCとFを含むガスを添加しなくてはならず、また、CとFを含むガスはハードハードマスク自体を減膜させるため、CとFを含むガスの添加量や添加のタイミングを適正に制御しなくてはならない。つまり、開口寸法が0.2μm以下で高アスペクト比のホールまたはトレンチを形成する場合には、エッチング中にマスク開口部の堆積物を除去し、あるいはその成長を抑制しなくてはならない。
【解決手段】本発明のエッチング方法は、プラズマを利用するエッチング方法において、側壁がボーイング形状の開口部201Aを有するSiO膜201をハードマスクとして用いてSi層202をエッチングする。
【選択図】図3

Description

本発明は、高アスペクト比のホールまたはトレンチを形成することができるエッチング方法、エッチング方法を実行するための制御プログラム、制御プログラム記憶媒体及び処理装置に関する。
最近、半導体装置が高密度化、高集積化するに伴ってその配線構造が急速に微細化している。微細な配線構造を形成するためには、開口寸法が小さくアスペクト比の高いホールやトレンチを形成することが重要である。
例えばシリコン層(Si層)にホールやトレンチを形成する方法として、プラズマを利用するエッチング方法が多数提案されている。プラズマエッチング方法では、例えば図4の(a)に示すように、所定パターンの開口部1Aを有するシリコン酸化膜(SiO膜)1をハードマスクとして、その下層のシリコン層(Si層)2を開口部1Aに即してエッチングすることによって、同図の(b)に示すホールまたはトレンチ2Aを形成している。しかし、エッチング時には反応生成物(例えば、SiBr)が生成し、この反応生成物が同図の(b)に示すようにマスクの開口部1Aに付着し、堆積物3を形成する。
反応生成物は、マスクの開口部1Aに堆積物3を形成し易いため、ホールまたはトレンチが深くなるほど開口部1Aで堆積物3が成長し、同図の(b)に示すように堆積物3が開口部1Aを狭くする。その結果、開口部1Aの実質的な開口寸法d’が小さくなり、見掛けのアスペクト比(h/d’)が高くなって、ホールまたはトレンチ2A内でのエッチングレートが遅くなり、所望の深さに達するまでに多くの時間を要する。ホールまたはトレンチ2Aが深くなってエッチングレートが遅くなると、ホールまたはトレンチ2Aの側壁がテーパ化し、場合によってはエッチングが止まることもある。
そこで、本出願人は、例えば特許文献1においてマスク開口部への反応生成物の付着を抑制する技術を提案した。この技術では、エッチングガスとしては、HBrガス、Oガス及びSiFガスに、SFガスとNFガスの両方またはいずれか一方を加えた混合ガスを含む処理ガスに、更にCとFを含むガスを添加したガスが用いられている。この場合、CとFを含むガス(例えば、CFガス)をエッチングガスに添加するタイミングを適宜制御することによって、開口部での堆積物を抑制することができ、高アスペクト比のホールまたはトレンチを得ることができる。
また、特許文献2には、エッチングの異方性を高めることができるエッチング方法が提案されている。この場合には、断面が庇状のマスクを半導体基体上に形成し、このマスクを介して半導体基体をエッチングすると、マスク開口部に斜め方向から入るエッチング粒子は庇内に導入され、エッチング粒子のトレンチの側壁への散乱を防止することができ、その結果として異方性エッチングを行えるようにしている。
特開2104―304030号公報 特開平01−226536号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、処理ガスに添加されたCとFを含むガスによってハードマスク開口部への堆積物を抑制しているが、本来のエッチングガスとは別に、堆積物を抑制するためのCとFを含むガスを添加しなくてはならず、また、CとFを含むガスはハードマスク自体を減膜させるため、CとFを含むガスの添加量や添加のタイミングを適正に制御しなくてはならない。つまり、開口寸法が0.2μm以下で高アスペクト比のホールまたはトレンチを形成する場合には、エッチング中にマスク開口部の堆積物を除去し、あるいはその成長を抑制しなくてはならない。
また、特許文献2には、マスクの庇によってエッチング粒子の散乱を抑制する技術について開示されているに過ぎず、反応生成物の付着やその弊害について何等記載されていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、エッチングによる反応生成物がマスク開口部に付着してもエッチングレートが低下することなく、良好な形状のホールまたはトレンチを形成することができるエッチング方法、エッチング方法を実行するための制御プログラム、制御プログラム記憶媒体及び処理装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載のエッチング方法は、プラズマを利用するエッチング方法において、マスクの厚み方向を上下方向としたとき、マスク上下両面それぞれの開口寸法に対し、上記上下両面間の開口寸法が拡大した開口部を有するマスクを用いて被エッチング層をエッチングすることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のエッチング方法は、請求項1に記載の発明において、上記マスクがシリコン酸化膜であり、上記被エッチング層がシリコン層であって、フロロカーボンガスを含むガスを用いて上記開口部を形成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載のエッチング方法は、シリコン酸化膜をマスクとし、シリコン層を被エッチング層としてエッチングする方法において、マスクの厚み方向を上下方向としたとき、マスク上下両面それぞれの開口寸法に対し、上記上下両面間の開口寸法が拡大した開口部を上記シリコン酸化膜に形成した後、ハロゲン元素を含むガスを用いて上記シリコン層をエッチングすることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載のエッチング方法は、請求項3に記載の発明において、上記ハロゲン元素を含むガスとして、HBrガス、NFガス及びOガスを含むガスを用いることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載のエッチング方法は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、上記被エッチング層に開口径または開口幅が0.2μm以下のホールまたはトレンチを形成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載のエッチング方法は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、上記被エッチング層にアスペクト比が40以上のホールまたはトレンチを形成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の制御プログラムは、コンピュータを機能させて、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のエッチング方法を実行するように処理装置を制御することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載の制御プログラム記憶媒体は、コンピュータを機能させて処理装置を制御する制御プログラムが記憶された記憶媒体であって、上記制御プログラムは、上記コンピュータを機能させて、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のエッチング方法を実行するように処理装置を制御することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に記載の処理装置は、真空排気可能な処理容器と、この処理容器内に配置され且つ被処理体の載置台を兼ねる電極と、この電極に高周波電力を印加する高周波電源と、上記処理容器内にエッチングガスを供給するガス供給手段と、を有する、少なくとも2つのエッチング装置と、これらのエッチング装置を制御する制御装置と、を備え、上記制御装置は、請求項1〜請求項6のいずれか1項のエッチング方法を実行するように上記各エッチング装置を制御することを特徴とするものである。
本発明の請求項1〜請求項9に記載の発明によれば、エッチングによる反応生成物がマスク開口部に付着してもエッチングレートが低下することなく、良好な形状のホールまたはトレンチを形成することができるエッチング方法、エッチング方法を実行するための制御プログラム、制御プログラム記憶媒体及び処理装置を提供することができる。
以下、図1〜図4に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。本発明のエッチング方法では、例えば図1に示すように、第1のエッチング装置10と、第2のエッチング装置50とを組み合わせたマルチチャンバータイプの処理装置100によって好適に実施することができる。処理装置100は、第1、第2のエッチング装置10、50を制御する制御プログラム記憶媒体が搭載された制御装置100Aを備えている。この制御装置100Aは、制御プログラム記憶媒体で記憶された制御プログラムに基づいて機能することによって、第1、第2のエッチング装置10、50を制御して、第1のエッチング装置10において被処理体(例えば、ウエハ)Wの上面にハードマスクとして形成されたシリコン酸化膜(SiO膜)201に開口部201Aを形成した後、第2のエッチング装置50においてSiO膜201の下層のシリコン層(Si層)202にホールまたはトレンチ202Aを形成する(図3参照)。ウエハWのSiO膜201の上面には、ホールまたはトレンチ202Aのパターンに即したパターンの開口部203Aを有するレジスト膜203が予め形成されている(図3の(a)参照)。尚、SiO膜201はCVD成膜法によって形成され、その開口パターンはリソグラフィー技術によって形成される。
まず、SiO膜201に開口部201Aを形成する第1のエッチング装置10について説明する。このエッチング装置10は、図1に示すように、表面にアルマイト処理が施されたアルミニウム製の真空排気可能な処理容器11と、処理容器11内に配置され且つウエハWの載置台を兼ねる下部電極12と、下部電極12に接続され且つ高周波電力を下部電極12に印加する高周波電源13と、下部電極12の上方に配置され且つエッチングガスを吐出する複数の吐出孔14Aを有する上部電極14と、上部電極14に接続されたエッチングガスのガス供給手段15と、を有し、高周波電源13から下部電極12に印加された高周波電力によって処理容器11内のエッチングガスをプラズマ化してウエハWをエッチングする。また、処理容器11上部の周囲には処理容器11内に磁場を印加する磁石16が配置され、この磁石16が形成した磁場によってプラズマ密度を高めることができる。
処理容器11の天井壁には上部電極14内で開口するガス導入口11Aが形成され、このガス導入口11Aにはガス供給手段15がガス供給管17を介して接続されている。ガス供給手段15は、例えばガス供給管17から分岐する3本の分岐管にそれぞれ接続されたガス供給源18A、18B、18Cと、これらの分岐管にそれぞれ上流側から下流側へ順次設けられた流量調整バルブ19A、19B、19C及び開閉バルブ20A、20B、20Cと、を有している。ガス供給源18AはCガスを供給し、ガス供給源18BはArガスを供給し、ガス供給源18CはOガスを供給し、これらの混合ガスをガス供給管17から上部電極14へエッチングガスとして供給する。また、処理容器11の下部には排気口11Bが形成され、この排気口11Bには排気管21を介して真空排気装置(図示せず)が接続されている。
図1ではエッチングガスの組成としてCガス、Arガスを及びOガスを例示してあるが、エッチングガスとしては、例えばフロロカーボンガスを含むガスであれば好ましく用いることができる。フロロカーボンガスを含むガスは、SiO膜201に対して等方性エッチングを行うことができ、その結果、開口部201Aの上下方向の中央部ほど開口寸法が拡大して湾曲する、いわゆるボーイング形状の開口部201Aを形成することができる。ボーイング形状の開口部201AがSiO膜201に形成されることによって、第2のエッチング装置50でSi層202にホールまたはトレンチ202Aを形成する場合に、エッチング時の反応生成物が開口部201Aに付着しても、ホールまたはトレンチ202Aの深部までエッチングレートは低下することがなく、垂直な側壁を有するホールまたはトレンチ202Aを形成することができる。ボーイング形状の開口部201Aは、特に、0.2μm以下の開口径を有するホールまたは0.2μm以下の幅を有するトレンチ202Aを形成する場合に優れた効果を発揮する。
図1に示すように、下部電極12は、例えばアルミニウムで構成されており、絶縁体22を介して導体の支持台23に支持されている。下部電極12は、処理容器11の下部に形成された搬出入口11CにおいてウエハWの授受を行うようにしてある。搬出入口11Cにはゲートバルブ24が取り付けられ、ゲートバルブ24によって搬出入口11Cを開閉する。下部電極12の上面には静電チャック25が配置されている。静電チャック25は、例えば銅等の導電材料からなる電極25Aと、この電極25Aを挟むポリイミド樹脂25Bとからなっている。静電チャック25には高圧直流電源26が接続され、この高圧直流電源26から静電チャック25に高圧直流電圧を印加することによって静電チャック25上のウエハWを静電吸着して固定する。更に、下部電極12の内部には、図示しない冷媒流路が形成されており、その中に適宜の冷媒を循環させることによって、ウエハWを所定温度に制御できるようにしてある。下部電極12の上方の外周にはフォーカスリング27が設けられ、フォーカスリング27の外側にはバッフルプレート28が設けられている。下部電極12と支持台23は、ボールネジ29を含むボールネジ機構によって昇降可能に構成され、支持台23の下方の駆動部分はステンレス製のベローズ30で覆われている。また、ベローズ30の外側にはベローズカバー31が設けられている。支持台23は、ベローズ30を介して処理容器11と導通し、接地されている。
次に、SiO膜201をハードマスクとしてSi層202にホールまたはトレンチ202Aを形成する第2のエッチング装置50について説明する。第2のエッチング装置50は、第1のエッチング装置10よりも高い圧力領域で使用されて高プラズマ密度を得るように構成されている。
第2のエッチング装置50は、例えば図2に示すように、表面にアルマイト処理が施されたアルミニウム製の真空排気可能な処理容器51と、処理容器51内に昇降可能に配置され且つウエハWの載置台を兼ねる下部電極52と、下部電極52に接続され且つ周波数が異なる第1、第2の高周波電力を独立して下部電極52に印加する第1、第2の高周波電源53、54と、下部電極52の上方に配置され且つエッチングガスを吐出する複数の吐出孔55Aを有する上部電極55と、上部電極55に接続されたエッチングガスのガス供給手段56と、を有し、第1、第2の高周波電源53、54から下部電極52にそれぞれ独立して印加された周波数の異なる第1、第2の高周波電力によって処理容器51内でエッチングガスをプラズマ化してウエハWをエッチングする。また、処理容器51上部の周囲には処理容器51内に磁場を印加する磁石56が配置され、この磁石56が形成した磁場によってプラズマ密度を高めることができる。
処理容器51の天井壁には上部電極55内で開口するガス導入口が形成され、このガス導入口にはガス供給手段56がガス供給管58を介して接続されている。ガス供給手段56には複数のガス供給源が接続され、これらのガス供給源から複数種のガスを混合してエッチングガスとして供給する。処理容器51の下部には排気口51Bが形成され、この排気口51Bには排気管59を介して真空排気装置(図示せず)が接続されている。
エッチングガスの組成としては、ハロゲン元素を含むガスとOガスを混合したガスが好ましい。ハロゲン元素を含むガスとしては、例えばHBrガス、NFガス、SFガス及びSiFガスがあり、これらのガスは、例えば表1に示すようにOガスと適宜組み合わせたガス組成として用いられる。
Figure 2006228846
図2に示すように、下部電極52の下側には絶縁体60及び導電体61が配置され、下部電極52、絶縁体60及び導電体61は昇降機構(図示せず)を介して昇降可能になっている。下部電極52の上面にはウエハWの載置面となる静電チャック62が配置され、この静電チャック62に高圧直流電源63が接続されている。また、静電チャック62は、その外周がフォーカスリング64によって囲まれている。更に、導電体61はステンレス製のベローズ65を介して処理容器51の底部に接地されている。下部電極52及び静電チャック62にはウエハWの中心部及び周縁部の複数個所で開口するガス流路(図示せず)が形成され、このガス流路からウエハWの裏面へHeガスを供給する。また、ベローズ65は、ベローズカバー66によって処理容器51の空間から遮断されている。尚、67は整合器である。
次に、上記処理装置100を用いて、例えば200mmのウエハWのSi層202にホールまたはトレンチ202Aを形成するエッチング方法の一実施態様について説明する。処理装置100の制御装置100Aは、制御プログラムに基づいて機能して第1、第2のエッチング装置10、50を制御して以下で説明するようにウエハWに対してエッチングを施す。
第1のエッチング装置10は制御装置100Aの制御下で駆動して、ウエハWのSiO膜201に開口部201Aを形成してSi層202上にハードマスクを作製する。使用されるウエハWは、例えば図3の(a)に示すように、ハードマスク用として形成されたSiO膜201と、SiO膜201の下側に被エッチング層として形成されたSi層202と、SiO膜201上にマスク用として形成されたレジスト膜203と、を有している。レジスト膜203にはホールまたはトレンチ202Aのパターンに即した開口部203Aが予め形成されている。この開口部203Aは、ハードマスクとしてのSi層202に開口部202Aを形成するためのパターンとして形成されている。
始めに、ウエハWが第1のエッチング装置10の搬出入口11Cから処理容器11内に搬入されて下部電極12上に載置されると、ウエハWは、静電チャック25上に静電吸着によって固定される。搬出入口がゲートバルブ24で閉じられた後、ガス供給手段15の各ガス供給源18A、18B、18CからCガス、Arガス及びOガスがそれぞれの流量調整バルブ19A、19B、19Cによって所定の流量比に調整されて、上部電極14の吐出口14AからウエハW上に向けてエッチングガスとして供給される。この時のCガス、Arガス及びOガスそれぞれの流量は、例えば5〜30sccm、50〜1000sccm、1〜20sccmの範囲が好ましく、処理容器11内のガス圧力は、例えば15〜100mTorrの範囲が好ましい。エッチングガスを導入する間にもウエハWの裏面にHeガスが流量調整して供給され、ウエハWを冷却する。ウエハW裏面のHeガスの圧力は、中央で5〜30Torr、周縁部で10〜50Torrの範囲が好ましい。また、下部電極温度、処理容器11の側壁温度及び上部電極温度は、それぞれ例えば−20〜60℃、 50〜100℃、50〜100℃の範囲が好ましい。
処理容器11内が所定の真空度に設定されると高周波電源13から高周波電力が印加されて、下部電極12と上部電極14の間でエッチングガスのプラズマを発生する。高周波電力は、1000〜2500Wの範囲が好ましい。また、必要に応じて磁石16から処理容器11内に磁場が印加される。磁場が印加される場合には、その強度は 50〜300ガウスの範囲が好ましい。
上述の条件でレジスト膜203をマスクとしてSiO膜201がエッチングされると、図3の(a)に示すSiO膜201は等方性エッチングを受けて、同図の(b)に示すようにボーイング形状の側壁を有する開口部201Aが形成される。
第1のエッチング装置10でSiO膜201にボーイング形状の開口部201Aが形成された後、ウエハWは第1のエッチング装置10から搬出され、処理装置100のアッシング装置(図示せず)によってレジスト膜203が除去される(図3の(c)参照)。その後、このウエハWは第2のエッチング装置50の処理容器51内に搬入されて下部電極52上の静電チャック62上に静電吸着により固定される。
次いで、ガス供給手段56から上部電極55内に例えばHBrガス、NFガス、SiFガス及びOガスがそれぞれ所定の流量比に調整されて供給され、上部電極55の吐出口55AからウエハW上に向けてエッチングガスとして供給される。この時のHBrガス、NFガス、SiFガス及びOガスそれぞれの流量は、例えば150〜350sccm、10〜50sccm、0〜20sccm、10〜50sccmの範囲が好ましく、処理容器51内のガス圧力は、例えば100〜300mTorrの範囲が好ましい。一方、Heガス供給源からウエハWの裏面に向けてHeガスが流量調整して供給され、ウエハWは冷却される。この時のHeガスの圧力は、中央で5〜30Torr、周縁部で10〜50Torrの範囲が好ましい。また、下部電極温度、処理容器11の側壁温度及び上部電極温度は、それぞれ50〜120℃、50〜100℃、50〜100℃の範囲が好ましい。
処理容器51内が所定の真空度に設定されると、第1、第2の高周波電源53、54から第1、第2の高周波電力が下部電極52に印加されて、下部電極52と上部電極55の間でエッチングガスのプラズマを発生する。この時、第1の高周波電力は、第2の高周波電力よりも高い周波数に設定されている。第1、第2の高周波電力はそれぞれ独立に制御されるため、Si層202に形成されるホールまたはトレンチ202Aの側壁が曲面形状に削られる、いわゆるボーイング現象の発生を防止することができ、開口面に対して垂直な壁面が形成される。第1の高周波電力の周波数は、27.12MHz以上に設定されることが好ましく、特に磁場を印加しない場合には27.12MHz以上に設定されることが好ましい。
処理容器51内の磁場は、必要に応じて印加され、プラズマは高密度化する。磁場を印加する場合には、第1の高周波電力は13.56MHzの周波数に設定される。この場合には第1の高周波電力の周波数が27.12MHzより低くても、磁場によってプラズマを高密度化できるからである。第2の高周波電力の周波数は、例えば3.2MHzに設定されることが好ましい。また、第1の高周波電力は、500〜1000W、第2の高周波電力は、500〜1000Wの範囲が好ましい。磁場を印加する場合には、その強度は 50〜300ガウスの範囲が好ましい。
上記の各処理条件でウエハWのSiO膜201をマスクとしてSi層202をエッチングすると、図3の(d)に示すようにSiO膜201のボーイング形状の側壁に反応生成物が付着し、堆積物204が形成される。しかし、本実施形態では、同図に示すように堆積物204が形成されても、開口部201Aはボーイング形状であるため、堆積物204は側壁の拡径部を埋めるだけで開口部201Aを狭くすることがないため、堆積物204によって見掛けのアスペクト比が高くなることもなく、ホールまたはトレンチ202Aの深部でのエッチングレートの低下が防止され、あるいは抑制される。その結果、ホールまたはトレンチ202Aの深部でも底部及び側壁がそれまでと変わりなくエッチングされて、側壁がテーパ形状になることが防止され、あるいは抑制される。尚、上記各処理条件は、ウエハサイズが200mmの場合のものであり、ウエハサイズが変われば、そのウエハサイズに適した処理条件を処理装置100に設定することは云うまでもない。
以上説明したように本実施形態によれば、側壁がボーイング形状の開口部201Aを有するSiO膜201をハードマスクとして用いてSi層202をエッチングするため、エッチング時に反応生成物が側壁に付着してもその堆積物204によって開口部201Aが狭くならず、エッチングレートが低下せず、所望の深さまで安定したエッチングを行って高アスペクト比のホールまたはトレンチ202Aを形成することができ、深部における側壁のテーパ化を防止することができる。また、本実施形態によれば、SiO膜201をハードマスクとしてSi層202をエッチングするに当って、Cガスを含むガスを用いてSiO膜201の開口部201Aを形成するため、SiO膜201の等方性エッチングによってボーイング状の開口部201Aを確実に形成することができる。
また、本実施形態によれば、SiO膜201にボーイング形状の開口部201Aを形成した後、ハロゲン元素を含むガス(例えば、HBrガス、NFガス、SFガス及びSiFガス)を用いてSi層202をエッチングするため、Si層202に形成されるホールまたはトレンチ202Aの側壁に保護膜を形成して垂直な側壁を形成することができる。特に、ハロゲン元素を含むガスとして、HBrガス、NFガス及びOガスを含むガスを用いることによって垂直な側壁をより確実に形成することができる。
また、本実施形態によれば、Si層202に開口径が0.2μm以下のホールまたは開口幅が0.2μm以下のトレンチを形成する場合であっても、SiO膜201の開口部201Aがボーイング形状であるため、開口部201Aに堆積物204が形成されても、開口部201Aが狭くならず、所望の高アスペクト比を有するホールまたはトレンチ202Aを確実に形成することができる。更に、Si層202にアスペクト比が40以上のホールまたはトレンチ202Aを形成する場合であっても、ホールまたはトレンチ202Aの深部におけるエッチングレートが低下せず、所望の形状で確実にホールまたはトレンチ202Aを形成することができる。
更に、本実施形態によれば、制御装置(コンピュータ)100Aは制御プログラムに基づいて機能して、第1、第2のエッチング装置10、50を制御するため、第1のエッチング装置10においてSiO膜201にボーイング形状の開口部201Aを形成した後、第2のエッチング装置50においてSiO膜201をハードマスクとしてSi層202をエッチングし、開口径または開口幅が0.2μm以下で、アスペクト比が40以上のホールまたはトレンチ202Aを形成し、所望の形状でホールまたはトレンチ202Aを確実に形成することができる。また、本実施形態によれば、制御プログラム記憶媒体を制御装置100Aにインストールすることによって、制御プログラムは制御装置100Aを機能させて、処理装置100の第1、第2のエッチング装置10、50を制御し、第1のエッチング装置10においてSiO膜201にボーイング形状の開口部201Aを形成した後、第2のエッチング装置50においてSiO膜201をハードマスクとしてSi層202をエッチングして、開口径または開口幅が0.2μm以下で、アスペクト比が40以上のホールまたはトレンチ202Aを形成し、所望の形状でホールまたはトレンチ202A形成することができる。
以下具体的な実施例について説明する。
実施例1
本実施例では、上記処理装置を用いて表2、表3に示す条件で、予め0.16μmの開口部を有するレジスト膜が形成された200mmのウエハを用いてエッチングし、Si層にトレンチを形成した。この際、第1のエッチング装置においてウエハを3分間エッチングしてSiO膜にボーイング形状の開口部を形成した後、ボーイング形状の開口部を有するSiO膜をハードマスクとして第2のエッチング装置において13.5分間エッチングしてSi層にトレンチを形成した。次いで、処理後のウエハの断面を観察し、ボーイング形状の開口部の開口幅CDと、Si層に形成されたトレンチのアスペクト比を測定し、測定結果を表4に示した。尚、表4では本実施例のウエハはボーイングマスクとして示した。
また、比較例として、実施例1と同一の開口幅で垂直な開口部を有するSiO膜をハードマスクとして用い、表3に示すエッチング条件でSi層をエッチングした後、実施例1と同様にウエハ断面を観察し、垂直壁の開口部の開口幅CDと、Si層に形成されたトレンチのアスペクト比を測定し、測定結果を表4に示した。尚、表4では本比較例のウエハは垂直マスクとして示した。
Figure 2006228846
Figure 2006228846
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表4に示す結果によれば、本実施例のボーイングマスクは、垂直マスクと比べて開口幅が大きく、堆積物によって開口部が狭くなっていないことが判った。その結果、本実施例のボーイングマスクは、垂直マスクと比べてアスペクト比が15%以上も高いトレンチを形成できることが判った。
尚、本発明は上記実施形態に何等制限されるものではない。上記実施形態ではSiO膜をマスクとしてSi層をエッチングするシリコン半導体を例に挙げて説明したが、マスク及び被エッチング層はシリコン半導体以外の化合物半導体などにも適用することができる。従って、エッチングガスも被エッチング層に適した組成のガスを適宜用いることができる。また、エッチング装置も上記実施形態に何等制限されるものではない。要は、マスク上下両面それぞれの開口寸法に対し、上下両面間の開口寸法が拡大した開口部を有するマスクを用いて被エッチング層をエッチングするエッチング方法、エッチング方法を実行するための制御プログラム及び制御プログラム記憶媒体及び処理装置であれば、本発明に包含される。
本発明は、半導体製造分野のドライエッチングに好適に利用することができる。
本発明の処理装置の一実施形態の要部を示す図で、第1のエッチング装置を中心に示す断面図である。 図1に示す処理装置のうち、第2のエッチング装置を示す断面図である。 (a)〜(d)はそれぞれ図1に示す処理装置を用いたエッチング方法を示す工程図である。 従来のエッチング方法を用いた工程図である。
符号の説明
10、50 エッチング装置
11、51 処理容器
12、52 下部電極
13、53、54 高周波電源
14、55 上部電極
15、56 ガス供給手段
100 処理装置
100A 制御装置
201 SiO
201A 開口部
202 Si層
202A ホールまたはトレンチ

Claims (9)

  1. プラズマを利用するエッチング方法において、マスクの厚み方向を上下方向としたとき、マスク上下両面それぞれの開口寸法に対し、上記上下両面間の開口寸法が拡大した開口部を有するマスクを用いて被エッチング層をエッチングすることを特徴とするエッチング方法
  2. 上記マスクがシリコン酸化膜であり、上記被エッチング層がシリコン層であって、フロロカーボンガスを含むガスを用いて上記開口部を形成することを特徴とする請求項1に記載のエッチング方法。
  3. シリコン酸化膜をマスクとし、シリコン層を被エッチング層としてエッチングする方法において、マスクの厚み方向を上下方向としたとき、マスク上下両面それぞれの開口寸法に対し、上記上下両面間の開口寸法が拡大した開口部を上記シリコン酸化膜に形成した後、ハロゲン元素を含むガスを用いて上記シリコン層をエッチングすることを特徴とするエッチング方法
  4. 上記ハロゲン元素を含むガスとして、HBrガス、NFガス及びOガスを含むガスを用いることを特徴とする請求項3に記載のエッチング方法。
  5. 上記被エッチング層に開口径または開口幅が0.2μm以下のホールまたはトレンチを形成することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  6. 上記被エッチング層にアスペクト比が40以上のホールまたはトレンチを形成することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  7. コンピュータを機能させて、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のエッチング方法を実行するように処理装置を制御することを特徴とする制御プログラム。
  8. コンピュータを機能させて処理装置を制御する制御プログラムが記憶された記憶媒体であって、上記制御プログラムは、上記コンピュータを機能させて、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のエッチング方法を実行するように処理装置を制御することを特徴とする制御プログラム記憶媒体。
  9. 真空排気可能な処理容器と、この処理容器内に配置され且つ被処理体の載置台を兼ねる電極と、この電極に高周波電力を印加する高周波電源と、上記処理容器内にエッチングガスを供給するガス供給手段と、を有する、少なくとも2つのエッチング装置と、これらのエッチング装置を制御する制御装置と、を備え、上記制御装置は、請求項1〜請求項6のいずれか1項のエッチング方法を実行するように上記各エッチング装置を制御することを特徴とする処理装置。
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