JP2006228464A - 電界放出型冷陰極のエージング装置およびエージング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 エージング装置100は、ゲート2およびカソード1を備え、ゲート2にゲート電圧が印加されることによりカソード1から電子が放出される電界放出型冷陰極10をエージングするためのエージング装置であって、ゲート電圧を制御するゲート電圧制御部23と、電子の放出先であるアノード3に流れ込むアノード電流の変動を測定する変動測定部21とを備え、ゲート電圧制御部23は、測定されたアノード電流の変動および放出される電子の量または速度に影響を与える電圧に基づいてゲート電圧を変更する制御を行なう。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の実施の形態に係るエージング装置100および電界放出ディスプレイ101の構成を示す図である。
図2は、本発明の実施の形態に係るエージング装置100が電界放出型冷陰極10のエージングを行なう際の動作手順を定めたフローチャートである。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、たとえば以下の変形例も含まれる。
本発明の実施の形態に係るエージング装置では、ゲート電源部6は、ゲート電圧制御部23から受けたゲート電圧制御信号に基づいてゲート2にゲート電圧としてパルス電圧を印加する構成としたが、これに限定するものではない。
本発明の実施の形態に係るエージング装置では、アノード電圧制御部24は、エージングにおいて最初に印加するアノード電圧を定格アノード電圧の10%とする制御を行なう。そして、アノード電圧制御部24は、所定の条件を満たすとアノード電圧を定格アノード電圧の10%ずつ段階的に増加させる制御を行なう構成としたが、これに限定するものではない。
本発明の実施の形態に係るエージング装置では、アノード電圧制御部24は、ゲート電源部6が印加中のパルス電圧の振幅が、定格アノード電流が得られる電圧値であることおよびアノード電源部8が印加中のアノード電圧がアノード電圧の定格値であることを、アノード電圧を定格アノード電圧の10%だけ増加させる制御を行なう条件に含める構成としたが、これに限定するものではない。エージングに起因する電界放出ディスプレイ101の故障等を防ぐ等の理由により、アノード電圧制御部24が、ゲート電源部6が印加中のパルス電圧の振幅が、定格アノード電流未満の所定の電流値が得られる電圧値であることおよびアノード電源部8が印加中のアノード電圧がアノード電圧の定格値未満の所定の電圧値であることを、アノード電圧を定格アノード電圧の10%だけ増加させる制御を行なう条件に含める構成とすることができる。
本発明の実施の形態に係るエージング装置では、ゲート電源部6が印加中のパルス電圧の振幅が、定格アノード電流が得られる電圧値であることおよびアノード電源部8が印加中のアノード電圧がアノード電圧の定格値であることを、エージングを終了する条件に含める構成としたが、これに限定するものではない。エージングに起因する電界放出ディスプレイ101の故障等を防ぐ等の理由により、ゲート電源部6が印加中のパルス電圧の振幅が、定格アノード電流未満の所定の電流値が得られる電圧値であることおよびアノード電源部8が印加中のアノード電圧がアノード電圧の定格値未満の所定の電圧値であることを、エージングを終了する条件に含める構成とすることができる。
Claims (8)
- ゲートおよびカソードを備え、前記ゲートにゲート電圧が印加されることにより前記カソードから電子が放出される電界放出型冷陰極をエージングするためのエージング装置であって、
前記ゲート電圧を制御するゲート電圧制御部と、
前記電子の放出先であるアノードに流れ込むアノード電流の変動を測定する変動測定部とを備え、
前記ゲート電圧制御部は、前記測定されたアノード電流の変動および前記放出される電子の量または速度に影響を与える電圧に基づいて前記ゲート電圧を変更する制御を行なうエージング装置。 - 前記ゲート電圧制御部は、前記ゲート電圧をパルス電圧とする制御を行なう請求項1記載のエージング装置。
- 前記ゲート電圧制御部は、前記測定されたアノード電流の変動率が所定値未満の場合であって、印加されている前記ゲート電圧が所定値未満のときには、前記ゲート電圧を段階的に増加させる制御を行なう請求項1記載のエージング装置。
- 前記エージング装置は、さらに、
前記アノードに印加されるアノード電圧を制御するアノード電圧制御部を備え、
前記ゲート電圧制御部は、前記アノード電流の変動および印加されている前記ゲート電圧に基づいて前記ゲート電圧を変更する制御を行ない、
前記アノード電圧制御部は、前記測定されたアノード電流の変動、前記変更されたゲート電圧および印加されている前記アノード電圧に基づいて前記アノード電圧を変更する制御を行ない、
前記ゲート電圧制御部は、さらに、前記変更されたアノード電圧に基づいて前記ゲート電圧を変更する制御を行なう請求項1記載のエージング装置。 - ゲートおよびカソードを備え、前記ゲートにゲート電圧が印加されることにより前記カソードから電子が放出される電界放出型冷陰極をエージングするためのエージング装置におけるエージング方法であって、
前記電子の放出先であるアノードに流れ込むアノード電流の変動を測定する変動測定ステップと、
前記測定されたアノード電流の変動および前記放出される電子の量または速度に影響を与える電圧に基づいて前記ゲート電圧を変更する制御を行なうゲート電圧制御ステップとを含むエージング方法。 - 前記ゲート電圧制御ステップにおいては、前記ゲート電圧をパルス電圧とする制御を行なう請求項5記載のエージング方法。
- 前記ゲート電圧制御ステップにおいては、前記測定されたアノード電流の変動率が所定値未満の場合であって、印加されている前記ゲート電圧が所定値未満のときには、前記ゲート電圧を段階的に増加させる制御を行なう請求項5記載のエージング方法。
- 前記ゲート電圧制御ステップにおいては、前記アノード電流の変動および印加されている前記ゲート電圧に基づいて前記ゲート電圧を変更する制御を行ない、
前記エージング方法は、さらに、
前記測定されたアノード電流の変動、前記変更されたゲート電圧および印加されている前記アノード電圧に基づいて前記アノードに印加されるアノード電圧を変更する制御を行なうアノード電圧制御ステップと、
前記変更されたアノード電圧に基づいて前記ゲート電圧を変更する制御を行なうゲート電圧再設定ステップとを含む請求項5記載のエージング方法。
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JP2007311188A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 電子放出装置の製造方法 |
KR100901474B1 (ko) * | 2007-10-31 | 2009-06-08 | 금호전기주식회사 | 전계방출장치 정전류 구동회로 |
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