JP2006227310A - 小型対物光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外径が細く、全長が長く、色収差が良好に補正されていて、長さが十分に長く、観察範囲が広いin vivo観察に適した対物光学系を実現する。
【解決手段】 物体側から順に、正パワーの第1レンズ群G、接合レンズを含む第2レンズ群G、両凸レンズで構成される第3レンズ群G、接合レンズを含む正パワーの第4レンズ群G、正パワーの第5レンズ群Gで構成され、第2レンズ群Gに含まれている接合レンズおよび第4レンズ群Gに含まれている接合レンズの接合面がともに負パワーである小型対物光学系1を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、細長い形状をした小型対物光学系に関し、特に哺乳類などの動物に挿入し、生きたまま高解像で観察するのに適した光学系に関するものである。
特定の分子や組織、細胞などに色素や蛍光マーカーをつけて、蛍光顕微鏡や共焦点レーザー走査顕微鏡などを用いて、生物の細胞や組織内の分子の振る舞いなどを観察する方法が行なわれている。
また、マウスなどの哺乳類の生物個体が生きた状態での分子の振る舞いは培養細胞とは異なる場合があり、生物個体が生きたまま(in vivo)で生体組織や細胞内を観察が行なわれている。
生体の内部を観察する場合、従来の顕微鏡では対物レンズの外径が大きいので、生体を大きく切り開いて観察する必要がある。しかし、生体を大きく切り開くと侵襲が高いので、長時間の観察は不可能であった。特許文献1には、細径で、かつ高倍率で細胞観察に適した内視鏡が提案されている。また、特許文献2には、開口数が大きく、外径が小さく、全長も比較的長い対物光学系が開示されている。この対物光学系によれば、生体に小さな穴をあけて、この穴からこの光学系を挿入すれば、生体を低侵襲で観察できる。
特開2004−313772号公報 米国特許出願公開第2004/0051957A1号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている対物光学系は光学系の全長が短いので、対物レンズを生体内部の深い臓器の位置まで挿入することが困難である。また、組織レベルの変化を観察するのには観察範囲が狭すぎるという不都合がある。
また、特許文献2に開示されている対物光学系は色収差が十分に補正されておらず、白色光で観察したり、蛍光観察する場合に励起光と試料が発する蛍光の波長が異なるので分解能が低下するという不都合がある。特に、共焦点光学系を用いた蛍光観察の場合には、色収差が補正されていないと検出される蛍光の明るさが低下するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、外径が細く、全長が長く、色収差が良好に補正されていて、長さが十分に長く、観察範囲が広いin vivo観察に適した対物光学系を実現することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
マウスなどの小動物を低侵襲で生体の深部を観察するためには、対物光学系のレンズ群の直径は1.5mm以下にすることが望ましく、特に、対物光学系先端から3mm以内では観察する組織への侵襲をより小さくするためレンズの外径は1.2mm以下にすることが望ましい。
また、対物光学系で捕らえた像をモニターするには対物レンズの後ろにリレーレンズやCCDを接続して、生体から少し離れたところで像をモニターする必要がある。リレーレンズやCCDが動物(の頭部など)と接触しないようにするためには、対物光学系の物体面から結像面の光学系の全長は10mm以上であることが望ましい。さらに、組織レベルの変化を観察するため観察範囲は直径0.5mm以上取れることが望ましい。
本発明は、物体側から順に、正パワーの第1レンズ群、接合レンズを含む第2レンズ群、両凸レンズで構成される第3レンズ群、接合レンズを含む正パワーの第4レンズ群、正パワーの第5レンズ群で構成され、前記第2レンズ群に含まれている接合レンズおよび前記第4レンズ群に含まれている接合レンズの接合面が、ともに負パワーである小型対物光学系を提供する。
本発明によれば、正パワーの第1レンズ群は、物体からの発散光の発散角を小さくするとともに、入射瞳位置を遠方に位置させるためのフィールドレンズの役割を備えている。第2レンズ群に含まれている接合レンズの接合面は負パワーになっており、ここで主に第3レンズ群で発生する軸上色収差を補正する。また、両凸レンズで構成される第3レンズ群は、第1レンズ群、第2レンズ群を通過した物体からの発散光を略平行にする。また、接合レンズを含む第4レンズ群は、接合レンズの接合面が負パワーになっており、ここで主に第3レンズ群で発生する球面収差およびコマ収差を補正する。また、第3レンズ群を通過した略平行光を収束光にする。さらに、正パワーの第5レンズ群は、第4レンズ群からの光を像面へ結像させるとともに、射出瞳位置を遠方にするフィールドレンズの役割を備えている。
このような構成にすることで、外径が細く、全長が長く、色収差が良好に補正されていて、in vivo観察に適した対物光学系を実現される。
上記発明においては、以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
(1) 0.01 < |NA・Ho/F13| <0.06
ただし、F13は前記第1レンズ群から第3レンズ群までを合わせた焦点距離、NAは物体側の開口数、Hoは最大観察範囲である。
このように構成することで、光学系の外径を小さく保ったまま、全長を長くすることができる。条件式(1)において下限値を下回ると全長が短くなりすぎる。このため、第1レンズ群から第3レンズ群のパワーが強くなり、収差発生量が大きくなる。上限値を上回ると第1レンズ群から第3レンズ群のパワーが弱く、光束径が大きくなるので、対物光学系の外径が大きくなる。したがって、動物に対する侵襲が高くなる。
また、上記発明においては、前記第2レンズ群に含まれる接合レンズが、正レンズL21と負レンズL22を接合したレンズであり、前記第1レンズ群の像側焦点位置近傍に配置され、さらに、以下の条件式(2)、(3)を満足することが好ましい。
(2) ν21−ν22 > 35
(3) 20 < F ・ν・(n22−n21)/|R2C|<60
ここで、ν21、ν22は前記正レンズL21および負レンズL22のd線に対するアッベ数、n21、n22は各々前記正レンズL21および負レンズL22のd線に対する屈折率、νは前記第3レンズ群のd線に対するアッベ数、Fは前記第3レンズ群の焦点距離、R2Cは正レンズL21および負レンズL22の接合面の曲率半径である。
このように構成することで、主に第3レンズ群で発生する軸上色収差を適正に補正することができる。接合レンズを前記第1レンズ群の像側焦点位置近傍に配置することで軸上と軸外の収差をバランスよく補正できる。条件式(2)において、ν21−ν22が35を下回ると色収差の補正が十分行なえなくなる。条件式(3)において、下限値を下回ると第2レンズ群の接合面のパワーが弱くなりすぎるため、色収差の補正が十分行なえなくなる。また、上限値を上回ると接合面のパワーが強くなりすぎるため、色収差の補正が過剰になる。さらに、接合面の曲率半径が小さくなるため正レンズL21および負レンズL22の加工が難しくなる。
また、上記発明においては、前記第2レンズ群に含まれる接合レンズは空気接触面が平面であるとともに、前記第2レンズ群の接合レンズのうち、より高分散材料で作られたレンズが像面側に配置されていることが好ましい。
このように構成することで、レンズの片面が平面であることにより、加工が容易になるとともに、コスト削減にもなる。また、高分散材料で作られたレンズの像面側に配置することで、像面側の空気接触面で軸上色収差の補正を行なうことができる。
上記発明においては、前記第4レンズ群に含まれる接合レンズが、物体側に凸面を持った負メニスカスレンズL41と正レンズL42を接合したレンズであり、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4) 0.3 < F ・n・(n41−n42)/|R4C|<0.7
ここで、nは前記第3レンズ群のd線に対する屈折率、n41、n42は各々前記負メニスカスレンズL41および正レンズL42のd線に対する屈折率、Fは前記第3レンズ群の焦点距離、R4Cは負メニスカスレンズL41および正レンズL42の接合面の曲率半径である。
条件式(4)は主に第3レンズ群で発生する球面収差およびコマ収差を適正に補正するための条件である。
このように構成することで、条件式(4)において下限値を下回ると球面収差、コマ収差が補正不足になる。また、上限値を上回ると球面収差,コマ収差が補正過剰になる。
上記発明においては、前記第1レンズ群のより物体側に観察方向変換光学素子を備えることが好ましい。
先端部に観察方向変換光学素子を設けることで、光学系の外径が小さいまま長手方向に垂直な面以外の面を観察できるようになる。
上記発明においては、前記第1レンズ群と第2レンズ群の間に観察方向変換光学素子を備えることが好ましい。
観察方向変換光学素子によって長手方向に垂直な面以外の面を観察できるようになる。第1レンズ群と第2レンズ群の間隔を大きく取れるので、長手方向に対して、斜めの方向を観察するため観察方向変換光学素子を配置することができる。
本発明によれば、外径が細く、全長が長く、色収差が良好に補正されていて、長さが十分に長く、観察範囲が広いin vivo観察に適した対物光学系を実現することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る小型対物光学系の一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態に係る小型対物光学系1は、物体側から順に、正パワーの第1レンズ群G、接合レンズを含む第2レンズ群G、両凸レンズLで構成される第3レンズ群G、接合レンズを含む正パワーの第4レンズ群Gおよび正パワーの第5レンズ群Gで構成されている。第2レンズ群Gに含まれている接合レンズおよび第4レンズ群Gに含まれている接合レンズの接合面は、ともに負パワーである。
さらに具体的には、第1レンズ群Gは、像面側に凸面を向けた平凸レンズL11と物体側に凸面を向けた平凸レンズL12とにより構成されている。第1レンズ群Gは、全体として正パワーを有している。第2レンズ群Gは、像面側に凸面を向けた平凸レンズL21と物体側に凹面を向けた平凹レンズL22とを接合した接合レンズにより構成されている。
第3レンズ群Gは、両凸レンズLにより構成されている。第4レンズ群Gは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL41と物体側に凸面を向けた平凸レンズL42とを接合した接合レンズにより構成されている。負メニスカスレンズL41の屈折率は平凸レンズL42より高いので、接合面は負パワーを有している。また、第4レンズ群G全体としては正パワーを有している。第5レンズ群Gは、両凸レンズLにより構成され、正パワーを有している。
本実施形態においては、各レンズが、以下の条件式(1)〜(4)を満たすように構成されている。
(1) 0.01 < |NA・Ho/F13| <0.06
(2) ν21−ν22 > 35
(3) 20 < F ・ν・(n22−n21)/|R2C|<60
(4) 0.3 < F ・n・(n41−n42)/|R4C|<0.7
ここで、F13は前記第1レンズ群Gから第3レンズ群Gまでを合わせた焦点距離、NAは物体側の開口数、Hoは最大観察範囲、ν21、ν22は前記正レンズL21および負レンズL22のd線に対するアッベ数、n21、n22は各々前記正レンズL21および負レンズL22のd線に対する屈折率、νは前記第3レンズ群Gのd線に対するアッベ数、Fは前記第3レンズ群Gの焦点距離、R2Cは正レンズL21および負レンズL22の接合面の曲率半径、nは前記第3レンズ群Gのd線に対する屈折率、n41、n42は各々前記負メニスカスレンズL41,正レンズL42のd線に対する屈折率、Fは前記第3レンズ群Gの焦点距離、R4Cは負メニスカスレンズL41と正レンズL42の接合面の曲率半径である。
このように構成された本実施形態に係る小型対物光学系1の作用について以下に説明する。
第1レンズ群Gを平凸レンズL11と平凸レンズL12とにより構成し、平凸レンズL11の物体側を平面とすることで、気泡が入らないようにすることができる。平凸レンズL11の像側の凸面はアプラナティック条件に近くして球面収差およびコマ収差の発生を小さくすることができる。そして、物体からの発散光の発散角を小さくするとともに、入射瞳位置を遠方に位置させるためのフィールドレンズの役割を持たせることができる。
また、接合レンズを含む第2レンズ群Gを平凸レンズL21と平凹レンズL22の接合レンズで構成し、第1レンズ群Gの像側焦点位置近傍に接合レンズを配置している。
平凸レンズL21の屈折率は平凹レンズL22より低いので、接合面は負パワーを持っている。平凹レンズL22は平凸レンズL21より高分散のガラスを使用している。
さらに、平凸レンズL21と平凹レンズL22は条件式(2)および条件式(3)を満足するように構成されているので、平凸レンズL21と平凹レンズL22との接合面で主に第3レンズ群Gで発生する軸上色収差を適正に補正することができる。また、平凹レンズL22の像側の平面でも軸上色収差を補正することができる。
両凸レンズLで構成される第3レンズ群Gは、第1レンズ群Gおよび第2レンズ群Gを通過した物体からの発散光を略平行にする。
また、負メニスカスレンズL41と平凸レンズL42との接合レンズを含む第4レンズ群Gにおいては、負メニスカスレンズL41の屈折率は平凸レンズL42より高いので、接合面は負パワーを有することになる。負メニスカスレンズL41と平凸レンズL42は条件式(4)を満足するように構成されており、負メニスカスレンズL41と平凸レンズL42との接合面で主に第3レンズ群Gにおいて発生する球面収差およびコマ収差を補正することができる。また、第4レンズ群Gでは第3レンズ群Gを通過した略平行光を収束光にしている。
また、両凸レンズLにより構成された正パワーの第5レンズ群Gにおいては、第4レンズ群Gからの光を像面へ結像させるとともに、射出瞳位置を遠方にするフィールドレンズの役割を果たしている。
本実施形態においては、条件式(1)〜(4)を満たすように構成されており、光学系の外径を小さく保ったまま、全長が長い光学系を実現することができる。
図2は、本実施形態に係る小型対物光学系1を小型のレーザー走査光学システム2に接続した例を示している。
光学ユニット3内には(図示しない)励起用のレーザーが設けられており、レーザー光が光ファイバ4を通って走査ユニット5に導かれ、コリメータ光学系6で平行にされた後、光走査部7で光の射出方向が走査され、瞳投影光学系8で中間結像位置に結像される。
瞳投影光学系8と小型対物光学系1とは接続されていて、瞳投影光学系8で結像された像は図1に示された小型対物光学系1によって物体(生体)Aへ再結像され、物体(生体組織や色素等)Aの励起を行なう。物体(生体)Aで発生した蛍光は、小型対物光学系1、瞳投影光学系8、光走査部7、コリメータ光学系6、光ファイバ5を経て、光学ユニット3内の図示しないダイクロイックミラー(図示略)で励起光と分離された後、励起光カットフィルタ(図示略)を経て、光検出器(図示略)で検出され、コンピュータ9に取り込まれてモニタ10に表示されるる。
本実施形態においては、光ファイバ4のコアがピンホールの役割をしており、物体Aを観察する場合は、フォーカスがあった部分近傍以外のところからの光はカットされるのでSN比の高い観察を行うことができる。また、制御ユニット11の作動により、走査ユニット5内にあるコリメータレンズ6と光ファイバ4の端面との距離を変化させることで、小型対物光学系1の長手方向(Z方向)の観察位置を走査できるので、光走査部7での横方向(X,Y方向)の走査と組み合わせることで3次元的な画像取得も可能である。
また、本実施例の小型対物光学系1の先端部から結像面の光学系の全長を長くすることで、小型対物光学系1の後ろに瞳投影光学系8や走査ユニット5を接続しても、瞳投影光学系8や走査ユニット5が動物と接触し難い長さになっている。
図3は、図1の小型対物光学系1の後ろにリレー光学系12を配置し、物体からの射出光束を平行光にした例である。このように構成することで、本実施形態に係る小型対物光学系1に無限遠設計の顕微鏡システムと互換性を持たせることができる。このとき、図3のようにリレー光学系12の先端部の光束径が細くなるような設計にすれば、さらに生体内の深い部分に本光学系を低侵襲で挿入することが可能である。
次に、本実施形態に係る小型対物光学系1の実施例について説明する。
各実施例の説明において、物体側の瞳位置は∞である。また、全ての実施例は、水浸光学系(物体面と対物光学系との間に水を満たして使用する光学系)の設計になっている。
また、各実施例において、記号rは曲率半径(単位はmm)、記号dは面間隔(単位はmm)、記号nはd線(587.56nm)の屈折率、記号νはアッベ数ν=(n−1)/(n−n)、ここで、記号n、nはF線、C線の屈折率をそれぞれ示している。
[第1の実施例]
図4に、小型対物光学系1の第1実施例のレンズ構成を示し、表1に、本実施例に係る小型対物光学系1のレンズデータを示す。また、図5に、本実施例の小型対物光学系1の収差図を示す。(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)は歪曲収差、(d)は倍率色収差、(e)はコマ収差をそれぞれ示している。図5において、記号NAは像側の開口数、記号yは像高、記号Mはメリディオナル面、記号Sはサジタル面をそれぞれ示している。また、(d)倍率色収差はd線(587.56nm)を基準に示している。
Figure 2006227310
本実施例に係る小型異物光学系1においては、レンズの直径は平凸レンズL11〜平凹レンズL22が1mm、両凸レンズL〜両凸レンズLが1.4mmであり、非常に小さい径のレンズのみで構成されている。このため、本実施例の小型対物光学系1は、マウスなどの小動物を低侵襲で生体の深部を観察するのに適した光学系である。
また、本実施例の小型対物光学系1は、先端部から結像面の光学系の全長が12.24mmであり、小型対物光学系1の後ろにリレーレンズやCCDを接続して、生体から少し離れたところで像をモニターしても、リレーレンズやCCDが動物(の頭部など)と接触し難い構成になっている。また、直径0.674mmと広い範囲の観察が可能である。さらに、軸上色収差および倍率色収差が良好に補正されているので、白色光観察や蛍光観察、特にレーザー走査型共焦点光学顕微鏡の対物光学系として適した小型対物光学系1である。
作動距離(WD)は0.2mmであり、小型対物光学系1の先端部を生体に密着させることで、生体内部がブレずに観察可能である。
[第2の実施例]
次に、小型対物光学系1の第2実施例について、以下に説明する。
図6に、本実施例に係る小型対物光学系1のレンズ構成を示し、表2に、本実施例に係る小型対物光学系1のレンズデータを示す。また、図7に、本実施例の小型対物光学系1の収差図を示す。(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)は歪曲収差、(d)は倍率色収差、(e)はコマ収差をそれぞれ示している。図7における記号は第1の実施例と同じである。
Figure 2006227310
本実施例に係る小型対物光学系1は、基本的には第1の実施例と同じであるが、第1の実施例よりも観察範囲を広げ(直径0.8mm)、全長を長くした(13.08mm)例である。
レンズの構成と記号、作用は第1の実施例と同じであるが、本実施例では第1レンズ群Gの平凸レンズL12の厚さを厚くすることで全長を長くすることを実現した。レンズの直径は全て1.2mmである。
本実施例も条件(1)〜(4)を満足しており、外径が細く、全長が長く、色収差が良好に補正されていて、長さが十分に長く、観察範囲が広いin vivo観察に適した小型対物光学系1を実現している。本実施例は第1の実施例より全長が長いため、マウスなどの小動物を低侵襲で生体の深部を観察するのにより適した光学系である。また、本実施例も第1の実施例と同様に、レーザー走査光学システムやリレー光学系を接続可能である。
[第3の実施例]
次に、小型対物光学系1の第3の実施例について、以下に説明する。
図8に、本実施例に係る小型対物光学系1のレンズ構成を示し、表3に、本実施例に係る小型対物光学系1のレンズデータを示す。また、図9に、本実施例の小型対物光学系1の収差図を示す。(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)は歪曲収差、(d)は倍率色収差、(e)はコマ収差をそれぞれ示している。図9における記号は第1の実施例と同じである。
Figure 2006227310
本実施例は、第1の実施例とほぼ同様な光学系の先端に平行平板Pと観察方向偏向光学素子であるプリズムPとを配置したものである。
プリズムPの面Sと面Sは直角であり、面Srは面Sおよび面Sに対して45°の角度で傾いている。また、平行平板Pと直角プリズムPと小型対物光学系1の第1レンズ群Gの平凸レンズL11とは互いに接着されている。なお、図に示されているプリズムP内の光軸上の長さは、Aが0.5mm、Bが0.5mmである。
このように構成された小型対物光学系1の第2の実施例によれば、物体からの射出された光は平行平板Pを通過した後に、プリズムPに入射し、プリズムPのSr面で全反射されて、90°曲げられる。その後、小型対物光学系1に入射する。このように構成することで、光学系の長手方向に対して直交する方向を観察することができる。それ以降の小型対物光学系1の作用は第1の実施例と同じである。
本実施例でも条件(1)〜(4)を満足しており、外径が細く、全長が長く、色収差が良好に補正されていて、長さが十分に長く、観察範囲が広いin vivo観察に適した対物光学系を実現している。
また、本実施例も第1および第2の実施例と同様に、レーザー走査光学システムやリレー光学系を接続可能である。
[第4の実施例]
次に、小型対物光学系1の第4の実施例について、以下に説明する。
図10に、本実施例に係る小型対物光学系1のレンズ構成を示し、表4に、本実施例に係る小型対物光学系1のレンズデータを示す。また、図11に、本実施例の小型対物光学系1の収差図を示す。(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)は歪曲収差、(d)は倍率色収差、(e)はコマ収差をそれぞれ示している。図11における記号は第1の実施例と同じである。
Figure 2006227310
本実施例は、小型対物光学系1の第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に観察方向偏向光学素子である45度プリズムPを配置したものである。
プリズムPの面Sと面Sは45°の角度をなしており、面Sと面Srは22.5°の角度をなしている。また、プリズムPの面Srには金属薄膜や多層膜がコートされている。なお、図に示されているプリズムP内の光軸上の長さは、a=0.639mm、b=0.904mm、c=0.774mmである。
物体からの射出された光は正パワーの第1レンズ群Gの平凸レンズL11(像側に凸面を向けている), 平凸レンズL12(物体側に凸面を向けた平凸レンズ)を通過したあと、観察方向偏向光学素子である45度プリズムPの面Sを通過する。そして、面Sを透過した光はプリズムPの面Srで反射された後に、面Sで全反射する。面Sで全反射された光は面Sを通過し、第2レンズ群Gの接合レンズ(平凸レンズL21と平凹レンズL22)、両凸レンズLの第3レンズ群G、第4レンズ群Gの接合レンズ(負メニスカスレンズL41と平凸レンズL42)、正パワーの第5レンズ群Gを通って結像する。このように構成することで、光学系の長手方向に対して45°前方の方向が観察できる。
各レンズ群G〜Gの作用は第1の実施例と同様である。
本実施例においても条件(1)〜(4)を満足しており、外径が細く、全長が長く、色収差が良好に補正されていて、長さが十分に長く、観察範囲が広いin vivo観察に適した対物光学系を実現している。
本実施例も第1〜第3の実施例と同様に、レーザー走査点光学システムやリレー光学系を接続可能である。
本発明(第1〜第4の実施例)の小型対物光学系にはイメージファイババンドル、CCDを接続して明視野観察を行なうことも可能である。そのときには、小型対物光学系のすぐ外側に照明用ファイバを設けて生体を照明したり、小型対物光学系の後ろ側にリレーレンズとハーフミラーを設けて照明光を小型対物光学系と同軸に入射させる方法などがある。
表5に、第1〜第4の実施例における条件式(1)〜(4)の数値を示す。いずれの場合も、条件式(1)〜(4)を満足していることがわかる。
Figure 2006227310
本発明の一実施形態に係る小型対物光学系のレンズ配列を示す図である。 図1の小型対物光学系を小型のレーザー走査光学システムに接続した例を示す図である。 図1の対物光学系の後ろにリレー光学系を配置し、物体からの射出光束を平行光にした例を示す図である。 図1の小型対物光学系の第1の実施例を示すレンズ配列図である。 図4の小型対物光学系の収差図である。 図1の小型対物光学系の第2の実施例を示すレンズ配列図である。 図6の小型対物光学系の収差図である。 図1の小型対物光学系の第3の実施例を示すレンズ配列図である。 図8の小型対物光学系の収差図である。 図1の小型対物光学系の第4の実施例を示すレンズ配列図である。 図10の小型対物光学系の収差図である。
符号の説明
1 小型対物光学系
第1レンズ群
第2レンズ群
第3レンズ群
第4レンズ群
第5レンズ群
21 正レンズ
22 負レンズ
両凸レンズ
41 負メニスカスレンズ
42 正レンズ

Claims (7)

  1. 物体側から順に、正パワーの第1レンズ群、接合レンズを含む第2レンズ群、両凸レンズで構成される第3レンズ群、接合レンズを含む正パワーの第4レンズ群、正パワーの第5レンズ群で構成され、
    前記第2レンズ群に含まれている接合レンズおよび前記第4レンズ群に含まれている接合レンズの接合面がともに負パワーである小型対物光学系。
  2. 以下の条件式(1)を満足する請求項1に記載の小型対物光学系。
    (1) 0.01 < |NA・Ho/F13| <0.06
    ただし、F13は、前記第1レンズ群から第3レンズ群までを合わせた焦点距離、NAは物体側の開口数、Hoは最大観察範囲である。
  3. 前記第2レンズ群に含まれる接合レンズが、正レンズL21と負レンズL22とを接合したレンズであり、前記第1レンズ群の像側焦点位置近傍に配置され、さらに、以下の条件式(2)、(3)を満足するた請求項1または請求項2に記載の小型対物光学系。
    (2) ν21−ν22 > 35
    (3) 20 < F ・ν・(n22−n21)/|R2C|<60
    ただし、ν21、ν22は前記正レンズL21および負レンズL22のd線に対するアッベ数、n21,n22は各々前記正レンズL21,負レンズL22のd線に対する屈折率、νは前記第3レンズ群のd線に対するアッベ数、Fは前記第3レンズ群の焦点距離、R2Cは正レンズL21と負レンズL22の接合面の曲率半径である。
  4. 前記第2レンズ群に含まれる接合レンズが、平面からなる空気接触面を備え、前記第2レンズ群の接合レンズのうち、より高分散材料で作られた接合レンズが像面側に配置されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の小型対物光学系。
  5. 前記第4レンズ群に含まれる接合レンズが、物体側に凸面を有する負メニスカスレンズL41と正レンズL42を接合したレンズであり、以下の条件式(4)を満足する請求項1から請求項4のいずれかに記載の小型対物光学系。
    (4) 0.3 < F ・n・(n41−n42)/|R4C|<0.7
    ここで、nは前記第3レンズ群のd線に対する屈折率、n41、n42は各々前記負メニスカスレンズL41,正レンズL42のd線に対する屈折率、Fは前記第3レンズ群の焦点距離、R4Cは負メニスカスレンズL41と正レンズL42の接合面の曲率半径である。
  6. 前記第1レンズ群のより物体側に観察方向変換光学素子を備える請求項1から請求項5のいずれかに記載の小型対物光学系。
  7. 前記第1レンズ群と第2レンズ群との間に観察方向変換光学素子を備える請求項1から請求項5のいずれかに記載の小型対物光学系。
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