JP2006226696A - 張力測定装置及び張力測定方法 - Google Patents

張力測定装置及び張力測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被測定物の張力を正確かつ安定して測定することができる張力測定装置及び張力測定方法を提供する。
【解決手段】アーム部材18、20によりベルト34に衝撃力が付与され、衝撃力が付与されたベルト34の振動波形をマイク部42により検出し、マイク部42で検出した振動波形に基づいてベルト張力計44によりベルト34の張力を算出しているため、ベルト34の材質・形状によらず、ベルト34の張力を正確かつ安定して測定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に機械装置に張設されたベルト等の張力を測定する張力測定装置及び張力測定方法に関する。
図4に示すように、従来の張力測定装置100は、基準板102と、基準板102の下面に装着された圧力センサ104と、圧力センサ104に電気的に接続される接触子106と、圧力センサ104を下面から覆うカバー108と、を備えている。この基準板102は、圧力センサ104及びカバー108を支持する支持部110と、支持部110の両端に設けられ下方に突出した基準部112、114と、を備えている(下記特許文献1参照)。
次に、上記従来の張力測定装置100を用いた張力測定方法について説明する。
図4に示すように、1組のプーリ116、118とこれらプーリ116、118に掛け渡されたベルト120とからなるベルト装置122のベルト120に外周方向から接触子106を押し付け、基準部112、114がベルト120に当接したときに、スイッチをオン操作して圧力センサ104の出力信号を制御装置(図示省略)に取り込む。ここで、基準部112、114が接触子106よりも後退(後退量=d)しているので、図4に示すように、ベルト120が撓み量dだけ内側に変位したときに基準部112、114の双方がベルト120に当接する。したがって、基準部112、114の双方がベルト120に当接したときの圧力センサ104の出力信号(押圧力F)と、既知の寸法dと、基準部112、114間の距離Sとに基づき、T≒F×S÷4dの式により、ベルト120の張力を概算することができる(下記特許文献1参照)。
特開2003−57136号公報
ところで、上記従来の張力測定装置では、ベルトの張力を測定する際に、ベルトを押圧しているため、ベルトの表面状態により、ベルトと接触端子との間に作用する圧力が変化してしまう問題がある。また、上記式によりベルトの張力を算出することになるが、上記式はベルトの張力を概算する式でありベルトの張力を正確に算出することはできないものである。さらに、ベルトの形状や材質に応じて適当な補正を行うことが考えられるが、この補正値を決定するのは非常に困難である。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、被測定物の張力を正確かつ安定して測定することができる張力測定装置及び張力測定方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被測定物の張力を測定する張力測定装置であって、前記被測定物に衝撃力を付与する衝撃力付与手段と、前記衝撃力付与手段により衝撃力が付与された前記被測定物の振動波形に基づいて前記被測定物の張力を算出する張力算出手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、衝撃力付与手段により被測定物に衝撃力が付与される。衝撃力付与手段により衝撃力が付与された被測定物の振動波形に基づいて張力算出手段により被測定物の張力が算出される。このように、本発明によれば、衝撃力付与手段により衝撃力が与えられた被測定物の振動波形に基づいて被測定物の張力を算出しているため、被測定物の材質・形状によらず、被測定物の張力を正確かつ安定して測定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の張力測定装置において、前記衝撃力付与手段は、固定部材に回動可能に設けられ前記被測定物に衝突するアーム部材であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、衝撃力付与手段が固定部材に回動可能に設けられ被測定物に衝突するアーム部材であるため、アーム部材を回動させて被測定物に衝突させることにより、簡易な構成で被測定物に容易に衝撃力を付与することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の張力測定装置において、前記アーム部材は、重力の作用により回動し前記被測定物に衝突することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、アーム部材が重力の作用により回動し被測定物に衝突することにより、アーム部材を回動させるための部材(装置)を別途に設ける必要がない。これにより、張力測定装置の部品点数を削減でき、小型化を実現できるとともに、製造コストを大幅に低減させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の張力測定装置において、前記アーム部材の回動角度を規制する角度規制手段を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、角度規制手段を設けたことによりアーム部材の回動角度を規制することができる。これにより、被測定物に付与させる衝撃力の大きさを安定させることができ、被測定物の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の張力測定装置において、前記角度規制手段は変位可能に設けられ、前記角度規制手段の変位により前記アーム部材の規制角度を調整することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、角度規制手段の変位によりアーム部材の規制角度を調整することにより、被測定物の形状・材質などに応じて被測定物に付与する衝撃力の大きさを適宜変えることができる。これにより、被測定物の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の張力測定装置において、前記アーム部材は、複数設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、アーム部材が複数設けられているため、被測定物の異なる部位の張力を測定することができる。また、被測定物の形状・材質などに応じて被測定物の張力測定部位を適宜変えることができる。これにより、被測定物の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の張力測定装置において、前記被測定物は、プーリ間に掛け渡されたベルトであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、被測定物がプーリ間に掛け渡されたベルトであるため、ベルトの張力を正確かつ安定して測定することができる。
請求項8に記載の発明は、被測定物の張力を測定する張力測定方法であって、衝撃力付与手段により前記被測定物に衝撃力を付与する衝撃力付与工程と、前記衝撃力付与手段により衝撃力が付与された前記被測定物の振動波形に基づいて張力算出手段により前記被測定物の張力を算出する張力算出工程と、を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、衝撃力付与工程において衝撃力付与手段により被測定物に衝撃力が付与される。張力算出工程において衝撃力付与手段により衝撃力が付与された被測定物の振動波形に基づいて張力算出手段により被測定物の張力が算出される。このように、本発明によれば、衝撃力付与手段により衝撃力が与えられた被測定物の振動波形に基づいて被測定物の張力を算出しているため、被測定物の材質・形状によらず、被測定物の張力を正確かつ安定して測定することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の張力測定方法において、前記衝撃力付与手段は固定部材に回動可能に設けられ前記被測定物に衝突するアーム部材であり、前記衝撃力付与工程では前記アーム部材が回動して前記被測定物に衝突することにより前記被測定物に衝撃力が付与されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、衝撃力付与工程ではアーム部材が回動して被測定物に衝突することにより被測定物に衝撃力が付与される。これにより、簡易な構成で被測定物に容易に衝撃力を付与することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の張力測定方法において、前記衝撃力付与工程では前記アーム部材が重力の作用により回動し前記被測定物に衝突することを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、衝撃力付与工程ではアーム部材が重力の作用により回動し被測定物に衝突することにより、アーム部材を回動させるための部材(装置)を別途に設ける必要がない。これにより、張力測定装置の部品点数を削減でき、小型化を実現できるとともに、製造コストを大幅に低減させることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の張力測定方法において、前記アーム部材の回動角度を規制する角度規制手段を設け、前記角度規制手段により前記アーム部材の回動角度が規制されることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、角度規制手段によりアーム部材の回動角度が規制される。これにより、被測定物に付与させる衝撃力の大きさを安定させることができ、被測定物の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の張力測定方法において、前記角度規制手段は変位可能に設けられ、前記角度規制手段の変位により前記アーム部材の規制角度が調整されることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、角度規制手段の変位によりアーム部材の規制角度が調整される。これにより、被測定物の形状・材質などに応じて被測定物に付与する衝撃力の大きさを適宜変えることができ、被測定物の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
請求項13に記載の発明は、請求項9乃至12のいずれか1項に記載の張力測定方法において、前記アーム部材は複数設けられ、前記衝撃力付与工程では複数の前記アーム部材のうち少なくとも一部のアーム部材により前記被測定物に衝撃力が付与されることを特徴とする。
請求項13に記載の発明によれば、衝撃力付与工程では複数のアーム部材のうち少なくとも一部のアーム部材により被測定物に衝撃力が付与されるため、異なるアーム部材を被測定物に衝突させることにより被測定物の異なる部位の張力を測定することができる。また、被測定物の形状・材質などに応じて被測定物の張力測定部位を適宜変えることができる。これにより、被測定物の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
請求項14に記載の発明は、請求項8乃至13のいずれか1項に記載の張力測定方法において、前記被測定物はプーリ間に掛け渡されたベルトであり、前記衝撃力付与工程では前記ベルトに衝撃力が付与され、前記張力算出工程では前記ベルトの張力が算出されることを特徴とする。
請求項14に記載の発明によれば、衝撃力付与工程ではベルトに衝撃力が付与され、張力算出工程ではベルトの張力が算出されることにより、ベルトの張力を正確かつ安定して測定することができる。
本発明によれば、被測定物の張力を正確かつ安定して測定することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る張力測定装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、張力測定装置10は、水平方向(図1中矢印L方向)に延びる固定部材12を備えている。この固定部材12の両端部近傍には、回転軸14、16が回動可能となるようにそれぞれ取り付けられている。この各回転軸14、16には、アーム部材18、20がそれぞれ取り付けられている。なお、各アーム部材18、20は、ロック部材22、24により各回転軸14、16に取付固定されている。また、各アーム部材18、20は、各回転軸14、16と共に回動可能となるように構成されている。
ここで、各アーム部材18、20は、直方体状のアーム部材本体18A、20Aと、各アーム部材本体18A、20Aの先端部に取り付けられ後述のベルト34に衝突するヘッド部材18B、20Bと、で構成されている。各アーム部材18は、ベルト34の張力の非測定時には、重力の作用により、待機位置Gに位置している。
また、固定部材12の両端部には、円弧状の長孔26、28がそれぞれ形成されている。この長孔26、28には、長孔26、28に沿って変位可能となるように位置決めピン30、32が取り付けられている。この位置決めピン30、32は、例えばボルト30A、32Aとナット30B、32Bで構成されており、両者の螺合により位置決めピン30、32を所定の位置で固定することができるようになっている。これにより、例えば、位置決めピン30を第1固定位置S1で固定すると、アーム部材18を第1固定位置S1まで回動させることができ、また、位置決めピン30を第2固定位置S2で固定すると、アーム部材18を第2固定位置S2まで回動させることができ、さらに、位置決めピン30を第3固定位置S3で固定すると、アーム部材18を第3固定位置S3まで回動させることができる。このように、アーム部材18の回動角度を変化させることにより、ベルト34に付与させる衝撃力の大きさを調整させることができる。
また、位置決めピン30、32を設けたことによりアーム部材18、20の回動角度を規制することができ、ベルト34に付与させる衝撃力の大きさを安定させることができる。
また、図1及び図2に示すように、張力測定装置10は、衝撃力が付与されたベルト34の振動波形を検出するマイク部42と、マイク部42で検出されたベルト34の振動波形に基づいてベルト34の張力を算出するベルト張力計44と、を備えている。このベルト張力計44は、例えばRAMで構成されベルト張力算出式や所定の処理を行うための制御プログラムなどを記憶する記憶部44Aと、ベルト34の振動波形や所定の算出式に基づいてベルト34の張力などを算出する演算部44Bと、ノイズを除去するフィルター部44Cと、入力波形の1サイクル毎の周期を測定する周期測定回路部44Dと、シミュレーションで確立したデータ処理により基本波形を測定する信号処理回路部44Eと、ベルト34の張力やテンキーなどにより入力される数字などを表示する表示部44Fと、電源キー、機能キー及びテンキーなどで構成される入力部44Gと、を有している。
なお、ベルト34の張力測定時には、マイク部42がベルト34の近傍に配置される。
また、記憶部44Aに記憶されるベルト張力算出式とは、例えば、張力値T(N)=4×M×W×D×f×10−9で表されるものである。ここで、M:ベルト34の単位質量、W:ベルト34の幅、D:測定スパン長さ、f:ベルト34の1次固有振動数となる。
ここで、張力が測定される被測定物について説明する。
図1に示すように、被測定物は、大径プーリ36と小径プーリ38とに掛け渡されたベルト34である。大径プーリ36と小径プーリ38とはプーリハウジング40に取り付けられており、ベルト34の張力測定時にはこのプーリハウジング40が固定部材12に取り付けられる。本実施形態では、各アーム部材18、20の間にベルト34が位置するように、プーリハウジング40に固定部材12が取り付けられる。
次に、本実施形態に係る張力測定装置10を用いた張力測定方法を図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、ステップ10において、ベルト張力計44を構成する入力部44Gの機能キーを入力して、ベルト34の周辺の騒音環境を定期的に測定し、マイク部42の感度を調整させる(ゲイン調整工程)。これにより、ベルト34の張力をより正確に算出することができる。
次に、ステップ20において、ベルト34に付与させる衝撃力に対応させて、位置決めピン30を所定の固定位置に固定させる(第1準備工程)。次に、ステップ30において、一方のアーム部材18のアーム部材本体18Aが位置決めピン30に接触するまで、一方のアーム部材18を持ち上げるようにして回動させる(第2準備工程)。
次に、ステップ40において、持ち上げたアーム部材18から手を放し、アーム部材18を回動させ、ヘッド部材18Bをベルト34に衝突させる(衝撃力付与工程)。このとき、アーム部材18は、重力の作用により別途の装置などにより動力を与えることなく自然に回動し、ベルト34に衝突する。
次に、ステップ50において、ヘッド部材18Bがベルト34に衝突しベルト34が振動すると、この振動波形(音波)が張力測定装置10を構成するマイク部42により検出される(音波検出工程(張力算出工程))。
次に、ステップ60において、フィルター部44Cにより自動的にノイズが除去される。(ノイズ除去工程)。これにより、ベルト34の張力をより正確に算出することができる。
次に、ステップ70において、周期測定回路部44Dにより振動波形(入力波形)の1サイクル毎の周期が測定される(周期測定工程(張力算出工程))。
次に、ステップ80において、信号処理回路部44Eによりシミュレーションで確立したデータ処理により、条件毎に異なる振動波形パターンから基本波形が測定される(信号処理工程(張力算出工程))。
次に、ステップ90において、信号処理工程で測定した基本波形から演算部44Bにより周波数が算出される(周波数演算処理工程(張力算出工程))。
次に、ステップ100において、入力部44Gからベルト34の単位質量(M)、ベルト34の幅(W)、ベルト34のスパン長さ(D)を入力することにより、ベルト34の張力が演算部44Bにより算出される(張力演算処理工程(張力算出工程))。
なお、算出されたベルト34の張力は、表示部44Fに表示される。
以上のように、アーム部材18によりベルト34に衝撃力が付与され、上記した各処理工程を経て、ベルト34の張力が算出される。このため、ベルト34の材質・形状によらず、ベルト34の張力を正確かつ安定して測定することができる。特に、固定部材12に回動可能に設けられたアーム部材18を用いることにより、アーム部材18を回動させてベルト34に衝突させることでベルト34に容易に衝撃力を付与することができる。また、アーム部材18が重力の作用によりベルト34に衝突することにより、アーム部材18を回動させるための部材(装置)を別途に設ける必要がない。これにより、張力測定装置10の部品点数を削減でき、小型化を実現できるとともに、製造コストを大幅に低減させることができる。
また、位置決めピン30、32を設けたことによりアーム部材18の回動角度を規制することができる。これにより、ベルト34に付与させる衝撃力の大きさを安定させることができ、ベルト34の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
また、位置決めピン30、32の固定位置を変位可能に構成することによりアーム部材18の規制角度を調整することができ、ベルト34の形状・材質などに応じてベルト34に付与する衝撃力の大きさを適宜変えることができる。これにより、ベルト34の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
また、アーム部材18、20が複数設けられているため、ベルト34の異なる部位の張力を測定することができる。また、ベルト34の形状・材質などに応じてベルト34の張力測定部位を適宜変えることができる。これにより、ベルト34の張力の測定精度を大幅に高めることができる。
なお、本実施形態では、被測定物としてベルト34を例に挙げて説明したが、ベルト34に限られることはなく、例えば、ケーブル、紐、繊維などの張力を測定する場合においても本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態に係る張力測定装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る張力測定装置を構成する張力算出手段のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る張力測定装置による処理を示したフローチャートである。 従来の張力測定装置の概略構成図である。
符号の説明
10 張力測定装置
12 固定部材
18 アーム部材(衝撃力付与手段)
20 アーム部材(衝撃力付与手段)
30 位置決めピン(角度規制手段)
32 位置決めピン(角度規制手段)
34 ベルト(被測定物)
36 大径プーリ(プーリ)
38 小径プーリ(プーリ)
42 マイク部(張力算出手段)
44 ベルト張力計(張力算出手段)

Claims (14)

  1. 被測定物の張力を測定する張力測定装置であって、
    前記被測定物に衝撃力を付与する衝撃力付与手段と、
    前記衝撃力付与手段により衝撃力が付与された前記被測定物の振動波形に基づいて前記被測定物の張力を算出する張力算出手段と、
    を有することを特徴とする張力測定装置。
  2. 前記衝撃力付与手段は、固定部材に回動可能に設けられ前記被測定物に衝突するアーム部材であることを特徴とする請求項1に記載の張力測定装置。
  3. 前記アーム部材は、重力の作用により回動し前記被測定物に衝突することを特徴とする請求項2に記載の張力測定装置。
  4. 前記アーム部材の回動角度を規制する角度規制手段を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の張力測定装置。
  5. 前記角度規制手段は変位可能に設けられ、
    前記角度規制手段の変位により前記アーム部材の規制角度を調整することを特徴とする請求項4に記載の張力測定装置。
  6. 前記アーム部材は、複数設けられていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の張力測定装置。
  7. 前記被測定物は、プーリ間に掛け渡されたベルトであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の張力測定装置。
  8. 被測定物の張力を測定する張力測定方法であって、
    衝撃力付与手段により前記被測定物に衝撃力を付与する衝撃力付与工程と、
    前記衝撃力付与手段により衝撃力が付与された前記被測定物の振動波形に基づいて張力算出手段により前記被測定物の張力を算出する張力算出工程と、
    を有することを特徴とする張力測定方法。
  9. 前記衝撃力付与手段は固定部材に回動可能に設けられ前記被測定物に衝突するアーム部材であり、
    前記衝撃力付与工程では前記アーム部材が回動して前記被測定物に衝突することにより前記被測定物に衝撃力が付与されることを特徴とする請求項8に記載の張力測定方法。
  10. 前記衝撃力付与工程では前記アーム部材が重力の作用により回動し前記被測定物に衝突することを特徴とする請求項9に記載の張力測定方法。
  11. 前記アーム部材の回動角度を規制する角度規制手段を設け、
    前記角度規制手段により前記アーム部材の回動角度が規制されることを特徴とする請求項9又は10に記載の張力測定方法。
  12. 前記角度規制手段は変位可能に設けられ、
    前記角度規制手段の変位により前記アーム部材の規制角度が調整されることを特徴とする請求項11に記載の張力測定方法。
  13. 前記アーム部材は複数設けられ、
    前記衝撃力付与工程では複数の前記アーム部材のうち少なくとも一部のアーム部材により前記被測定物に衝撃力が付与されることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の張力測定方法。
  14. 前記被測定物はプーリ間に掛け渡されたベルトであり、
    前記衝撃力付与工程では前記ベルトに衝撃力が付与され、
    前記張力算出工程では前記ベルトの張力が算出されることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の張力測定方法。
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