JP2001349795A - 張力・歪み測定装置および張力・歪み調整方法 - Google Patents

張力・歪み測定装置および張力・歪み調整方法

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JP2001349795A
JP2001349795A JP2000179383A JP2000179383A JP2001349795A JP 2001349795 A JP2001349795 A JP 2001349795A JP 2000179383 A JP2000179383 A JP 2000179383A JP 2000179383 A JP2000179383 A JP 2000179383A JP 2001349795 A JP2001349795 A JP 2001349795A
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JP2000179383A
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Toru Sakatani
亨 坂谷
Hiroki Ueda
宏樹 上田
Hideo Utsuno
秀夫 宇津野
Kenji Kanao
健志 金尾
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単および安価な構成であると共に、帯状体
51の表面を傷つけることなく張力や張力バランスを高
精度に求めることができ、さらに、張力バランスを容易
に認識可能にする。 【解決手段】 帯状体1の幅方向右側および幅方向左側
の変位量を非接触で検出して変位量信号としてそれぞれ
出力する非接触変位計3・3と、変位量信号の周波数分
析結果から幅方向右側および幅方向左側の1次固有振動
数をそれぞれ求め、これら各1次固有振動数に基づいて
幅方向右側および幅方向左側の張力をそれぞれ求め、さ
らに両張力に基づいて幅方向の張力バランス度合いおよ
び歪み相対差を示す管理情報を求める張力演算器4と、
管理情報を出力する表示装置12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅板等の帯状体の
振動に基づいて帯状体の張力や歪みの状態を測定する張
力・歪み測定装置および張力・歪み調整方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、銅板やアルミ板、鋼板等の帯状
体の通板もしくは巻き取りは、帯状体の走行経路上の前
後にロールをそれぞれ配置し、各ロールで帯状体を挟持
しながら送り出すと共に、所定の張力を帯状体に付与す
ることにより行われる。この際、ロール間における幅方
向の張力や歪みのバランスに崩れが生じた場合には、帯
状体の走行が不安定になったり、巻きずれが起きる等の
問題が生じる。また、圧延工程の製造ラインにおいて
は、圧延ロールの出入り口で幅方向における張力や歪み
のバランスに崩れが生じると、帯状体の板厚が変動する
という問題が生じる。
【0003】従って、帯状体の製造ラインにおいては、
幅方向における張力や歪みのバランスを知ることが生産
性や品質を向上させる上で極めて重要なものとなってお
り、従来から帯状体の張力および張力バランスを測定す
る各種の方法が実施および提案されている。
【0004】即ち、従来において、張力を測定する場合
には、図14に示すように、走行する帯状体51の上流
側および下流側に案内ローラ52をそれぞれ配置して帯
状体51を支持し、案内ローラ52間において中間ロー
ル53を帯状体51に押し付ける。そして、中間ロール
53に生じた反力をロードセル54で測定し、ロードセ
ル54による測定値Fと走行角度αとを基にして張力を
求める方法や装置が一般的に採用されている。
【0005】また、幅方向の張力バランスの測定は、上
述の中間ロールおよびロードセルを幅方向に複数配置す
る分割ロードセル方式で行われたり、図15に示すよう
に、帯状体51の幅方向に配置した複数の変位センサ5
5により各配置箇所の固有振動数を測定することで行わ
れるような方法や装置が提案されている(特開平7−2
18358号公報、特開平7−27535号公報、特開
平10−5840号公報、特開平10−170363号
公報等)。そして、特開平7−218358号公報の装
置においては、情報処理装置のモニター装置56に幅方
向の張力分布を画面表示することによって、オペレータ
に対して張力バランスを報知可能な構成が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、張力と張力バランスとの両者を得ようと
した場合、中間ロール53やロードセル54、変位セン
サ55等の多くの機器が必要となって設備コストが高騰
すると共に、機器構成が複雑化するという問題がある。
【0007】さらに、図14に示すように、中間ロール
53を帯状体51に押し当てて張力を測定したときに、
中間ロール53が帯状体51の表面に傷をつける場合が
ある。また、帯状体51が非常に小さな張力で走行して
いる場合には、帯状体51の曲げ剛性によりロードセル
54に反力が生じるため、ロードセル54の測定値Fを
基にして得られる張力Tに大きな誤差が生じることにな
る。
【0008】また、特開平7−218358号公報の装
置においては、オペレータがモニター装置56の画面表
示を目視することにより張力バランスを確認することが
可能になっているが、確認する際に、幅方向に連続的に
変化する分布状態から幅方向の左側および右側の張力を
それぞれ認識する必要がある。従って、例えばオペレー
タがモニター装置56を視認しながら帯状体51の張力
をリアルタイムで調整する場合において、モニター装置
56を目視してから張力バランスを認識して調整を開始
するまでに時間遅れが生じ易いという問題がある。ま
た、オペレータの代わりに自動制御する場合であって
も、連続的に変化する分布状態から左右の張力バランス
を認識するための演算処理が必要になる。
【0009】そこで、本発明は、簡単および安価な構成
であると共に、帯状体51の表面を傷つけることなく張
力や張力バランスを高精度に求めることができ、さら
に、張力バランスを容易に認識することができる張力・
歪み測定装置および張力・歪み調整方法を提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、長手方向の2点の位置で支持さ
れた帯状体の振動を計測することにより張力および歪み
の状態を測定可能な張力・歪み測定装置であって、前記
帯状体の幅方向右側および幅方向左側の変位量を非接触
で検出して変位量信号としてそれぞれ出力する変位量検
出手段と、前記変位量信号の周波数分析結果から幅方向
右側および幅方向左側の1次固有振動数をそれぞれ求
め、これら各1次固有振動数に基づいて幅方向右側およ
び幅方向左側の張力をそれぞれ求める張力算出手段と、
前記両張力に基づいて幅方向の張力バランス度合いおよ
び歪み相対差を示す管理情報を求める演算手段と、前記
管理情報を出力する出力手段とを備えていることを特徴
としている。
【0011】上記の構成によれば、出力手段から出力さ
れた管理情報をオペレータにより目視可能にすることに
よって、管理情報で示された張力バランス度合いや歪み
相対差により帯状体の幅方向の状態をオペレータに対し
て即座に認識させることができる。この結果、オペレー
タによる帯状体の張力制御が高い応答性でもって容易に
行われることから、幅方向の張力バランス度合いや歪み
相対差に起因した不具合を防止することができると共
に、張力制御(管理)時におけるオペレータの負担を低
減することができる。また、張力制御装置をオペレータ
に代えて導入した場合であっても、オペレータの場合と
同様に、張力制御を高い応答性でもって容易に行うこと
ができる。
【0012】また、上記の構成によれば、帯状体の変位
量が変位量検出手段により非接触で検出されているた
め、帯状体の表面を傷つけることなく管理情報を高精度
に求めることができる。さらに、幅方向右側および幅方
向左側にそれぞれ1台の変位計を配設すれば、各側の変
量を検出することができるため、簡単および安価な構成
の変位量検出手段で管理情報を得ることもできる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の張力
・歪み測定装置であって、前記張力算出手段は、前記変
位量信号の周波数スペクトルを最大エントロピー法で処
理することによって、前記周波数分析結果を得ることを
特徴としている。上記の構成によれば、ノイズ成分が極
めて十分に除去された周波数分析結果を得ることができ
るため、この周波数分析結果から1次固有振動数を確実
に求めることができる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1に記載の張力
・歪み測定装置であって、前記張力算出手段は、前記変
位量信号の周波数スペクトルを移動平均することによっ
て、前記周波数分析結果を得ることを特徴としている。
上記の構成によれば、ノイズ成分が十分に除去された周
波数分析結果を得ることができるため、この周波数分析
結果から1次固有振動数を確実に求めることができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れか1項に記載の張力・歪み測定装置であって、前記出
力手段は、現時点の管理情報を棒グラフ化して画面表示
することを特徴としている。上記の構成によれば、管理
情報を棒グラフ化して画面表示することによって、張力
バランス度合いや歪み相対差を図形情報としてオペレー
タに報知することができるため、オペレータが現時点の
帯状体の状態を容易に認識することができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1ないし3の何
れか1項に記載の張力・歪み測定装置であって、前記出
力手段は、所定期間における管理情報を折れ線グラフ化
して画面表示することを特徴としている。上記の構成に
よれば、張力バランス度合いや歪み相対差の履歴を折れ
線グラフの画面表示を目視することにより容易に認識す
ることができる。
【0017】請求項6の発明は、張力・歪み調整方法で
あって、長手方向の2点の位置で支持された帯状体の幅
方向右側および幅方向左側の変位量を非接触で検出して
変位量信号とし、該変位量信号の周波数分析結果から幅
方向右側および幅方向左側の1次固有振動数をそれぞれ
求め、これら各1次固有振動数に基づいて幅方向右側お
よび幅方向左側の張力をそれぞれ求めた後、これら張力
に基づいて幅方向の張力バランス度合いおよび歪み相対
差を示す管理情報を求めて出力する張力測定工程と、前
記管理情報に基づいて前記帯状体の幅方向右側および幅
方向左側の張力および歪みを調整する調整工程とを有す
ることを特徴としている。上記の構成によれば、管理情
報中の張力バランス度合いや歪み相対差により帯状体の
幅方向の状態をオペレータや張力制御装置に対して即座
に認識させることができる。この結果、帯状体の張力制
御が高い応答性でもって容易に行われることから、幅方
向の張力バランス度合いや歪み相対差に起因した不具合
を防止することができる。また、帯状体の変位量が非接
触で検出されているため、帯状体の表面を傷つけること
なく管理情報を高精度に求めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図13に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係る
張力・歪み測定装置は、図1に示すように、銅板やアル
ミ板、鋼板等の帯状体1の製造ラインに適用される。こ
の製造ラインには、第1支持ロール8と第2支持ロール
9とが帯状体1の走行方向(長手方向)の前後(2点)
にそれぞれ配設されている。第1支持ロール8は、任意
の速度で回転駆動される駆動ローラ8aと、回転自在に
設けられた従動ローラ8bとを備えており、両ローラ8
a・8bは、帯状体1の両面を挟持しながら搬送してい
る。
【0019】一方、第2支持ロール9は、帯状体1の走
行方向に対して前後に並列配置され、任意の速度で回転
駆動される駆動ローラ9a・9aと、帯状体1を介して
駆動ローラ9a・9aに対向配置され、回転自在に設け
られた従動ローラ9b・9bとを備えている。また、第
2支持ロール9の配設位置には、圧延ロール2が配設さ
れている。圧延ロール2は、駆動ローラ9a・9aと帯
状体1との間に配置された上側圧延ローラ2aと、従動
ローラ9b・9bと帯状体1との間に配置された下側圧
延ローラ2bとを備えている。そして、これらの駆動ロ
ーラ9aと従動ローラ9bとは、帯状体1を回転自在に
挟持しており、挟持力(圧下力)が幅方向の左側および
右側において変更可能にされている。
【0020】上記の圧延ロール2には、挟持力(圧下
力)を左右で個別に調節可能な張力調節器10が接続さ
れている。張力調節器10には、右側張力用ツマミ10
aと左側張力用ツマミ10bとが設けられている。これ
らのツマミ10a・10bは、“小”から“大”までの
範囲で回動自在にされており、“小”の回動位置で帯状
体1の張力が減少し、“大”の回動位置で帯状体1の張
力が増大するように、圧延ロール2に対して張力指令信
号を出力する。
【0021】上記の帯状体1の張力は、本実施形態の張
力・歪み測定装置で測定されている。張力・歪み測定装
置は、帯状体1の振動を非接触で検出する一対の非接触
変位計3を有している。非接触変位計3は、図2および
図3に示すように、帯状体1の幅方向における右側(第
1チャンネル)および左側(第2チェンネル)の2箇所
に配置されており、各箇所の帯状体1の変位を検出す
る。尚、両非接触変位計3は、幅方向の右側および左側
にそれぞれ配置されていれば、任意の場所に取り付け可
能であるが、端部から等距離の位置に配置されるよう
に、幅方向中央に対して左右対称の位置に配置されてい
ることが高い測定精度を得る上で望ましい。特に、高い
測定精度を得る場合には、幅方向中央に対して左右対称
の両端部に配置されていることが望ましい。また、非接
触変位計3としては、光反射式変位計や渦電流式変位計
等を挙げることができる。
【0022】上記の各非接触変位計3は、図1に示すよ
うに、変位量信号の出力を増幅したり、アナログ信号を
デジタル信号に変換して出力する信号変換器11を介し
て張力演算器4に接続されている。張力演算器4は、図
7の張力算出ルーチンを実行可能になっており、張力算
出ルーチンを実行することによって、最大エントロピー
法(Maximum Entropy Method、以下、MEM法と称す
る。)により振動の周波数応答を求め、この応答結果か
ら得た1次固有振動数に基づいて帯状体1の幅方向左側
および幅方向右側の張力をそれぞれ算出した後、これら
の張力を管理情報として表示装置12に画面表示して張
力バランス度合いや歪みの相対差を認識可能する。尚、
張力算出ルーチンによる張力の算出方法の詳細について
は後述する。
【0023】また、張力演算器4は、算出した張力を画
面表示する表示装置12に接続されている。表示装置1
2は、張力演算器4からの切替指令等によって、各種の
表示モードに切替え可能にされている。表示モードに
は、偏差画面モードや時間変動画面モード等が存在し、
偏差画面モードは、幅方向左側(WS)および幅方向右
側(DS)の管理情報である張力と、両側の平均張力と
を棒グラフ化して示す。また、時間変動画面モードは、
幅方向左側(WS)および幅方向右側(DS)の所定期
間における張力の変化状態を折れ線グラフ化して示す。
【0024】上記の構成において、張力・歪み測定装置
を用いた張力・歪み調整方法について説明する。
【0025】先ず、帯状体1の前後を挟持する第1支持
ロール8および第2支持ロール9が回転駆動されること
によって、帯状体1が所定の張力となるように走行され
る。この際、帯状体1は、走行方向の両端が各ロール8
・9でそれぞれ支持された状態になっているため、両ロ
ール8・9間の中央部を振動の腹とした振動モードの1
次固有振動数fや、高次の振動モードの振動数で振動す
る。
【0026】〔張力測定工程〕次に、帯状体1の振動が
幅方向右側および幅方向左側に配置された第1チャンネ
ルおよび第2チャンネルの非接触変位計3・3により計
測され、右側および左側における帯状体1の変位量を示
す変位量信号が信号変換器11を介して張力演算器4に
それぞれ入力される。これらの変位量信号が張力演算器
4に入力されると、図7に示すように、張力測定ルーチ
ンを実行中の張力演算器4は、各側の変位量信号を取り
込んだ後、変位量信号をデジタル量の変位量データに変
換し、図示しないメモリに一時的に格納する(S1)。
この後、メモリから所定時間分の左側の変位量データを
読み出し(S2)、この変位量データに基づいて張力演
算処理を実行することにより幅方向左側(WS)の張力
を求める(S3)。
【0027】即ち、図8に示すように、所定時間分の変
位量データの中から所定のデータ点数Nの変位量データ
を抜き出し、これらの変位量データを板振動データとし
て取り込む。尚、データ点数Nは、最短時間でMEM法
による周波数分析を完了することができるように、張力
の算定誤差ε、一次共振周波数f、非接触変位計3のサ
ンプリング周波数fs としたときに、N≧2fs /(ε
f)(但し、ε=ΔT/T)の関係を満たす値に設定さ
れている(S11)。
【0028】この後、板振動データをMEM法に用いる
ことによって、周波数スペクトルP(f) を求める。ここ
で、MEM法の内容を概説すると、与えられたN点の時
系列データ{xi}を仮定したm点の予測誤差フィルタ
γm に通し、そのときの出力Pm が最小になるように、
m=1から漸化的にフィルタ係数γm 、フィルタ出力P
m 、および自己相関関数Cm を計算する手法である。
尚、周波数スペクトルP(f) は、求まった自己相関関数
Cm から下記式(1)・(2)に示すWiener-Khintchin
e の関係式を利用して計算する(S12)。
【0029】
【数1】
【0030】
【数2】
【0031】フィルタ出力Pm は、図6に示すように、
予測誤差フィルタγm に時系列データ{xi }を前向き
に通す場合の出力{yi }と後ろ向きに通す場合の出力
{y'i}との2乗和で示される下記式(3)により定義
される。そして、この(3)式に基づいて、エントロピ
ーに略相当するフィルタ出力Pm が最小となるように条
件を課すことで係数を決定する。
【0032】
【数3】
【0033】具体的には、図9のフローチャートに示す
ように、m(≧3)を入力し(S21)、漸化式(A
式)に基づいてγm,m を求める(S22)。そして、既
に求まっているγm-1,k と漸化式(A式)で求めたγm,
m とから、Levinsonアルゴリズムに従ってγm,k を計算
する(S23)。この後、(C)式からPm を算出し
(S24)、(D)式から自己相関関数Cm を算出した
後(S25)、(E)式からエントロピーを最大にする
周波数スペクトルP(f) を求める(S26)。
【0034】上記のMEM法により周波数スペクトルP
(f) を求めると、図11に示すように、ノイズ成分が十
分に除去された周波数分析結果を得ることができる。そ
して、図8のS13を実行し、下限周波数k1から上限
周波数k2の範囲において、振幅が最大となる卓越した
ピーク周波数成分f0を検出し(S13)、このピーク
周波数成分f0を1次固有振動数fとして下記式(4)
に代入することによって、幅方向左側(WS)の張力T
lを算出する(S14)。尚、(4)式中において、
T:張力値、L:支持間長さ、f:1次固有振動数、
ρ:帯状体比重、A:帯状体断面積である。
【0035】
【数4】
【0036】次に、本演算ルーチンから図7の張力測定
ルーチンにリターンし、メモリから右側の変位量データ
を読み出し(S4)、上述の張力演算処理を実行するこ
とにより幅方向右側(DS)の張力Trを求める(S
5)。この後、両張力Tl・Trを下記式(5)に代入
することによって、幅方向の平均張力Ttotal (総張
力)を求める(S6)。
【0037】
【数5】
【0038】そして、各側の張力Tl・Trからなる管
理情報と平均張力Ttotal とを表示装置12に出力す
る。この際、表示装置12の表示モードが偏差画面モー
ドに設定されている場合には、図4に示すように、現時
点における各側の張力Tl・Trと平均張力Ttotal と
が棒グラフ化して示されると共に、目標値や板幅、板厚
等の数値が表示される。また、表示モードが時間変動画
面モードに設定されている場合には、図5に示すよう
に、各側の張力Tl・Trおよび平均張力Ttotalの所
定期間における変化状態が折れ線グラフ化して示される
(S7)。
【0039】〔調整工程〕これにより、オペレータが帯
状体1の張力を調整する際に、表示装置12を偏差画面
モードに設定した場合には、図4に示すように、現状の
張力バランス度合いや、この張力バランス度合いに対し
て比例関係にある歪みの相対差を棒グラフを通じて図形
情報として認識することが可能になる。この結果、表示
装置12を目視した瞬間に張力バランス度合い等を認識
し、両側の張力を同等にするように、張力調節器10の
ツマミ10a・10bを操作することができるため、例
えば帯状体1を高速で走行させた場合でも、制御遅れに
よる張力バランスの崩れに起因した蛇行等の不具合を生
じ難いものとすることができる。また、切替指令を表示
装置12に入力することによって、表示モードを偏差画
面モードから時間変動画面モードに切り換えた場合に
は、図5に示すように、各側の張力Tl・Trおよび平
均張力Ttotal の所定期間における変化状態が折れ線グ
ラフ化して示されるため、張力の変化の履歴を容易に確
認することができる。
【0040】尚、本実施形態においては、MEM法によ
り得た周波数分析結果に基づいてピーク周波数成分f0
(1次固有振動数)を求める場合について説明している
が、これに限定されるものではなく、FFT(Fast Four
ier Transform)処理で得た周波数分析結果を移動平均す
ることによりピーク周波数成分f0(1次固有振動数)
を求めるようになっていても良い。
【0041】具体的には、図7のS3やS5における張
力演算処理の実行時に、図10に示すように、所定時間
分の変位量データの中から2のべき乗個数の変位量デー
タを抜き出し、これらの変位量データを板振動データと
して取り込む(S31)。そして、これらの板振動デー
タをFFT処理に用いることによって、周波数スペクト
ルP(f) を求める。尚、このFFT処理で得られた周波
数スペクトルP(f) は、図12に示すように、1次固有
振動数の周波数成分の他に大きなピーク値を有するノイ
ズ成分が多数存在している(S32)。そこで、次に、
分析周波数域内における全周波数成分についてN2 個ず
つ下式(6)に基づいて移動平均する。そして、図13
に示すように、1次固有振動数の周波数成分が他の周波
数成分に対して際立って大きなピーク値を有する状態に
する(S33)。
【0042】
【数6】
【0043】上記のようにして移動平均された周波数分
析結果を求めると、下限周波数k1から上限周波数k2
の範囲において、振幅が最大となる卓越したピーク周波
数成分f0を検出する(S34)。そして、このピーク
周波数成分f0を1次固有振動数fとして(4)式に代
入することによって、張力を算出する(S35)。この
後、本演算ルーチンから図7の張力測定ルーチンにリタ
ーンすることによって、表示装置12に張力の状態を各
種表示モードで画面表示する。
【0044】以上のように、本実施形態の張力・歪み測
定装置は、図1に示すように、長手方向の2点の位置で
支持された帯状体1の振動を計測することにより張力お
よび歪みの状態を測定可能なものであって、帯状体1の
幅方向右側および幅方向左側の変位量を非接触で検出し
て変位量信号としてそれぞれ出力する非接触変位計3・
3(変位量検出手段)と、変位量信号の周波数分析結果
から幅方向右側および幅方向左側の1次固有振動数をそ
れぞれ求め、これら各1次固有振動数に基づいて幅方向
右側および幅方向左側の張力をそれぞれ求める張力算出
手段(張力演算器4における図7のS1〜S5)と、両
張力に基づいて幅方向の張力バランス度合いおよび歪み
相対差を示す管理情報を求める演算手段(張力演算器4
における図7のS3・S5・S6)と、管理情報を出力
する表示装置12(出力手段)とを備えた構成にされて
いる。
【0045】尚、本実施形態においては、幅方向右側お
よび幅方向左側にそれぞれ1台の非接触変位計3を配置
した場合について説明しているが、各側に複数台の非接
触変位計3を配置していても良い。また、本実施形態に
おいては、幅方向右側および幅方向左側の張力を管理情
報としているが、幅方向右側および幅方向左側の歪みを
管理情報としても良いし、張力と歪みの両方を管理情報
としても良い。そして、張力と歪みの両方を管理情報と
した場合には、張力と歪みとを単独または集合して各表
示モードで任意に切替え可能に画面表示できることが望
ましい。
【0046】また、本実施形態の張力・歪み調整方法
は、長手方向の2点の位置で支持された帯状体1の幅方
向右側および幅方向左側の変位量を非接触で検出して変
位量信号とし、変位量信号の周波数分析結果から幅方向
右側および幅方向左側の1次固有振動数をそれぞれ求
め、これら各1次固有振動数に基づいて幅方向右側およ
び幅方向左側の張力をそれぞれ求めた後、これら張力に
基づいて幅方向の張力バランス度合いおよび歪み相対差
を示す管理情報を求めて出力する張力測定工程と、管理
情報に基づいて帯状体1の幅方向右側および幅方向左側
の張力および歪みを調整する調整工程とを有した構成に
されている。
【0047】尚、本実施形態においては、調整工程がオ
ペレータにより人手で行われているが、管理情報に基づ
いて各側の張力を制御可能な張力制御装置により自動で
行われるようになっていても良い。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、長手方向の2点の位
置で支持された帯状体の振動を計測することにより張力
および歪みの状態を測定可能な張力・歪み測定装置であ
って、前記帯状体の幅方向右側および幅方向左側の変位
量を非接触で検出して変位量信号としてそれぞれ出力す
る変位量検出手段と、前記変位量信号の周波数分析結果
から幅方向右側および幅方向左側の1次固有振動数をそ
れぞれ求め、これら各1次固有振動数に基づいて幅方向
右側および幅方向左側の張力をそれぞれ求める張力算出
手段と、前記両張力に基づいて幅方向の張力バランス度
合いおよび歪み相対差を示す管理情報を求める演算手段
と、前記管理情報を出力する出力手段とを備えている構
成である。
【0049】上記の構成によれば、出力手段から出力さ
れた管理情報をオペレータにより目視可能にすることに
よって、管理情報で示された張力バランス度合いや歪み
相対差により帯状体の幅方向の状態をオペレータに対し
て即座に認識させることができる。この結果、オペレー
タによる帯状体の張力制御が高い応答性でもって容易に
行われることから、幅方向の張力バランス度合いや歪み
相対差に起因した不具合を防止することができると共
に、張力制御(管理)時におけるオペレータの負担を低
減することができる。また、張力制御装置をオペレータ
に代えて導入した場合であっても、オペレータの場合と
同様に、張力制御を高い応答性でもって容易に行うこと
ができる。
【0050】また、上記の構成によれば、帯状体の変位
量が変位量検出手段により非接触で検出されているた
め、帯状体の表面を傷つけることなく管理情報を高精度
に求めることができる。さらに、幅方向右側および幅方
向左側にそれぞれ1台の変位計を配設すれば、各側の変
量を検出することができるため、簡単および安価な構成
の変位量検出手段で管理情報を得ることもできる。
【0051】請求項2の発明は、請求項1に記載の張力
・歪み測定装置であって、前記張力算出手段は、前記変
位量信号の周波数スペクトルを最大エントロピー法で処
理することによって、前記周波数分析結果を得る構成で
ある。上記の構成によれば、ノイズ成分が極めて十分に
除去された周波数分析結果を得ることができるため、こ
の周波数分析結果から1次固有振動数を確実に求めるこ
とができる。
【0052】請求項3の発明は、請求項1に記載の張力
・歪み測定装置であって、前記張力算出手段は、前記変
位量信号の周波数スペクトルを移動平均することによっ
て、前記周波数分析結果を得る構成である。上記の構成
によれば、ノイズ成分が十分に除去された周波数分析結
果を得ることができるため、この周波数分析結果から1
次固有振動数を確実に求めることができる。
【0053】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れか1項に記載の張力・歪み測定装置であって、前記出
力手段は、現時点の管理情報を棒グラフ化して画面表示
する構成である。上記の構成によれば、管理情報を棒グ
ラフ化して画面表示することによって、張力バランス度
合いや歪み相対差を図形情報としてオペレータに報知す
ることができるため、オペレータが現時点の帯状体の状
態を容易に認識することができる。
【0054】請求項5の発明は、請求項1ないし3の何
れか1項に記載の張力・歪み測定装置であって、前記出
力手段は、所定期間における管理情報を折れ線グラフ化
して画面表示する構成である。上記の構成によれば、張
力バランス度合いや歪み相対差の履歴を折れ線グラフの
画面表示を目視することにより容易に認識することがで
きる。
【0055】請求項6の発明は、張力・歪み調整方法で
あって、長手方向の2点の位置で支持された帯状体の幅
方向右側および幅方向左側の変位量を非接触で検出して
変位量信号とし、該変位量信号の周波数分析結果から幅
方向右側および幅方向左側の1次固有振動数をそれぞれ
求め、これら各1次固有振動数に基づいて幅方向右側お
よび幅方向左側の張力をそれぞれ求めた後、これら張力
に基づいて幅方向の張力バランス度合いおよび歪み相対
差を示す管理情報を求めて出力する張力測定工程と、前
記管理情報に基づいて前記帯状体の幅方向右側および幅
方向左側の張力および歪みを調整する調整工程とを有す
る構成である。上記の構成によれば、管理情報中の張力
バランス度合いや歪み相対差により帯状体の幅方向の状
態をオペレータや張力制御装置に対して即座に認識させ
ることができる。この結果、帯状体の張力制御が高い応
答性でもって容易に行われることから、幅方向の張力バ
ランス度合いや歪み相対差に起因した不具合を防止する
ことができる。また、帯状体の変位量が非接触で検出さ
れているため、帯状体の表面を傷つけることなく管理情
報を高精度に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】張力・歪み測定装置の概略構成を示す説明図で
ある。
【図2】帯状体の説明図である。
【図3】非接触変位計の配置状態を示す説明図である。
【図4】表示装置が偏差画面モードで画面表示する状態
を示す説明図である。
【図5】表示装置が時間変動画面モード画面表示する状
態を示す説明図である。
【図6】予測誤差フィルタの内容を示す説明図である。
【図7】張力測定ルーチンのフローチャートである。
【図8】張力演算ルーチンのフローチャートである。
【図9】MEM計算ルーチンのフローチャートである。
【図10】張力演算ルーチンのフローチャートである。
【図11】周波数分析結果のグラフである。
【図12】周波数分析結果のグラフである。
【図13】周波数分析結果のグラフである。
【図14】従来例を示すものであり、張力測定装置の動
作状態を示す説明図である。
【図15】従来例を示すものであり、張力測定装置の斜
視図である。
【符号の説明】
1 帯状体 2 圧延ロール 3 非接触変位計 4 張力演算器 8 第1支持ロール 9 第2支持ロール 10 張力調節器 10a 右側張力用ツマミ 10b 左側張力用ツマミ 11 信号変換器 12 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇津野 秀夫 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 金尾 健志 山口県下関市長府港町14番1号 株式会社 神戸製鋼所長府製造所内 Fターム(参考) 2F051 AA13 AB04 AC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の2点の位置で支持された帯状
    体の振動を計測することにより張力および歪みの状態を
    測定可能な張力・歪み測定装置であって、 前記帯状体の幅方向右側および幅方向左側の変位量を非
    接触で検出して変位量信号としてそれぞれ出力する変位
    量検出手段と、 前記変位量信号の周波数分析結果から幅方向右側および
    幅方向左側の1次固有振動数をそれぞれ求め、これら各
    1次固有振動数に基づいて幅方向右側および幅方向左側
    の張力をそれぞれ求める張力算出手段と、 前記両張力に基づいて幅方向の張力バランス度合いおよ
    び歪み相対差を示す管理情報を求める演算手段と、 前記管理情報を出力する出力手段とを備えていることを
    特徴とする張力・歪み測定装置。
  2. 【請求項2】 前記張力算出手段は、 前記変位量信号の周波数スペクトルを最大エントロピー
    法で処理することによって、前記周波数分析結果を得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の張力・歪み測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記張力算出手段は、 前記変位量信号の周波数スペクトルを移動平均すること
    によって、前記周波数分析結果を得ることを特徴とする
    請求項1に記載の張力・歪み測定装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、現時点の管理情報を棒
    グラフ化して画面表示することを特徴とする請求項1な
    いし3の何れか1項に記載の張力・歪み測定装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、所定期間における管理
    情報を折れ線グラフ化して画面表示することを特徴とす
    る請求項1ないし3の何れか1項に記載の張力・歪み測
    定装置。
  6. 【請求項6】 長手方向の2点の位置で支持された帯状
    体の幅方向右側および幅方向左側の変位量を非接触で検
    出して変位量信号とし、該変位量信号の周波数分析結果
    から幅方向右側および幅方向左側の1次固有振動数をそ
    れぞれ求め、これら各1次固有振動数に基づいて幅方向
    右側および幅方向左側の張力をそれぞれ求めた後、これ
    ら張力に基づいて幅方向の張力バランス度合いおよび歪
    み相対差を示す管理情報を求めて出力する張力測定工程
    と、 前記管理情報に基づいて前記帯状体の幅方向右側および
    幅方向左側の張力および歪みを調整する調整工程とを有
    することを特徴とする張力・歪み調整方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226696A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Showa Corp 張力測定装置及び張力測定方法
CN113290064A (zh) * 2021-05-20 2021-08-24 马鞍山钢铁股份有限公司 一种减少冷连轧机跑偏断带的方法
CN116086677A (zh) * 2022-09-30 2023-05-09 中国矿业大学 一种多钢丝绳张力平衡监测方法、系统及电子设备

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CN116086677B (zh) * 2022-09-30 2024-01-16 中国矿业大学 一种多钢丝绳张力平衡监测方法、系统及电子设备

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