JP2006224499A - 射出成形機およびその射出成形方法 - Google Patents

射出成形機およびその射出成形方法 Download PDF

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淳男 寺岡
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孝典 河野
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Abstract

【課題】 ウエルドの発生を抑えるとともに、フラッシュ(銀条)の発生がなく、コールドフローもない、さらに、成形品が複雑形状であっても高品質な成形品が可能な射出成形機およびその射出成形方法を提供する。
【解決手段】 金型2,3の樹脂充填室に射出充填する場合、ホットランナーバルブゲートによりディレード射出成形を行う射出成形機において、前記金型2,3内のホットランナー33に溶融樹脂の流通を遮断または開口する複数のバルブ34と、前記バルブ34の後流かつ樹脂充填室内のゲートを含む金型2,3内に設けられた複数のセンサ38を、バルブ34とセンサ38とが一対で備えたことを特徴とする射出成形機である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、熱可塑性の合成樹脂を溶融した後に射出して成形を行う射出成形機およびその射出成形方法に関する。
図1は射出成形機の全体を示す正面図である。図1に示すように、射出成形機10は、ベース11の左上に型締め装置1が搭載されており、ベース11の右上には射出装置5が載置されている。
型締め装置1は、固定側の金型2に対して可動側の金型3がタイバー4,4…をガイドとして移動し、金型2と金型3を一体にする。そこへ、右側からホッパー6に供給された粒状の合成樹脂(以下、単に樹脂という)がバンドヒーター7によって溶融され、シリンダ8によってノズル9から金型2,3へ供給される。溶融した樹脂は、金型2,3に形成された空洞の充填室に充填された後、固形し、金型2と金型3が離間する際、金型3に設けられた突き出しピンによって離脱され、合成樹脂成形品が完成する(たとえば、特許文献1)。
特開平3−118132号公報([実施例]P3〜P4、図1)
しかしながら、この樹脂は、一般に溶融した液状から固化した固体状に変化する過程において、金型内で冷やされた樹脂が合流する場合、完全に溶着できないと、ウエルド(ウエルドラインともいう)が発生し、成形品の外観に筋が入り、外観不良となる。
図13は、図1に示すA−A矢視の透視図であり、ウエルドが発生する様子を示す模式図である。図13に示すように、金型2に設けられたスプルー32に流入した溶融樹脂は、ランナー33からランナー33a,33b,33c,33dを通り、同時に開いたバルブ34a,34b,34c,34dを通した場合、ゲート36a,36b,36c,36dより樹脂が同時に流入し、流入した各ゲートからの樹脂が合流した位置でウエルド16が発生する。この状のウエルド16は金型内で冷やされた樹脂が合流するため、合流部が完全に溶着できずにI状になり、成形品31の外観に筋が入って外観不良となる。また、ウエルド16は、樹脂が完全に溶着していないため、極端に強度が低下するという問題があった。
また、図14は図13に示すa部の拡大図である。図14に示すように、ゲート36aを通過する樹脂の流速が速いと、金型内のエアー等を巻き込み、ボイド(空洞)やフラッシュ(銀条)を発生するため、外観が悪くなるという問題があった。
さらに、図15はコールドフローの発生メカニズムを説明する模式図である。図15に示すように、バルブ34cを開くタイミングを早くすると、図13に示すように、流頭16bと16cが合流してウエルドが発生し、その反対に、バルブ34cを開くタイミングが遅れると、樹脂がゲート36cから流入樹脂18として流入し、その後、バルブ34cを開くと、冷たく固化寸前の樹脂である流出樹脂19が成形品内に入るため、コールドフロー20として成形品31の外観を阻害するという問題があった。
図16はディレード成形の例を示す説明図である。図16に示すように、まず、スプルー32から注入された溶融樹脂は、ホットランナー33を通って各バルブ34a,34b,34c,34dに送られる。そうすると、最初に、バルブ34bが開かれ、ゲート36bから溶融樹脂を充填し、順次、ディレード成形が行なわれる。この時、ゲート36bを通過する溶融樹脂の流速が速いと、金型内のエアー等を巻き込み、ボイドやフラッシュ(銀条)が発生するため、ボイドやフラッシュ(銀条)が発生しないように、射出装置5(図1参照)からの溶融樹脂の充填速度を低速にする。
ゲート36bを過ぎると溶融樹脂の冷却を防ぐため、溶融樹脂の充填を高速で行う。そして、溶融樹脂が成形品31内に充填され、樹脂の流頭21bがゲート36c付近に達したとき、バルブ34cが開かれてゲート36cから溶融樹脂を充填させる。この時、ゲート36bから充填した樹脂と、ゲート36cから充填した樹脂が合流するが、流頭21bと同方向に進むためウエルドは発生しない。この時、ゲート36cを通過する樹脂の充填速度を落さないと、成形品のゲート36c付近にボイドやフラッシュ(銀条)が発生するため、再度、射出装置5からの樹脂の充填速度を遅くする必要がある。また、通過後は再び、速く充填する必要がある。
なお、フラッシュとは銀条ともいい、成形品のゲート付近に発生する不良現象で、樹脂がゲートを通過する時、空気やガスを巻込み発生する銀色の筋条(銀条)が放射状(フラッシュ)に現れる現象をいう。
また、ゲート36bから流入した流頭21aの部分にさしかかると、バルブ34aを開き、ゲート36aから樹脂を充填させるため、ウエルドの発生は無い。同様に、流頭21cでバルブ34dを開き、ゲート36dから樹脂を充填させる。
このように、バルブ34を順次開くことでウエルドの無い成形品が得られる。勿論各ゲート通過時の充填速度の変更が必要である。
しかしながら、流頭21a,21b,21cの位置を見出すのは非常に困難であり、成形品が複雑になると更に困難を極めていた。
そこで、本発明は、従来のこれらの問題点を解決するために創案されたものであり、ウエルドの発生を抑えるとともに、ゲートにボイドやフラッシュ(銀条)の発生がなく、コールドフローもない、さらに、成形品が複雑形状であっても高品質な成形品が可能な射出成形機およびその射出成形方法を提供することを課題とする。
請求項1に係る射出成形機の発明は、金型の樹脂充填室に射出充填する場合、ホットランナーバルブゲートによりディレード射出成形を行う射出成形機(10)において、前記金型(2,3)内のランナー(33)に溶融樹脂の流通を遮断または開口する複数のバルブ(34)と、前記複数のバルブ(34)の後流、かつ、樹脂充填室内のゲート(36)を含む金型内に設けられた複数のセンサ(38)を、前記バルブ(34)と前記センサ(38)とが一対に備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の射出成形機(10)であって、前記複数のセンサ(38)は、少なくとも圧力センサ(38a)または温度センサ(38′a)であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の射出成形機(10)であって、前記バルブ(34)は、穿設された穴を有し、溶融樹脂を流通するホットランナーマニホールド(26)と、前記ホットランナーマニホールド(26)から溶融樹脂の流出を調整するニードル弁(25)と、前記ニードル弁(25)を軸線方向へ駆動する駆動源(24)と、から構成したことを特徴とする。
請求項4に係る射出成形方法の発明は、前記金型(2,3)内のランナー(33)に溶融樹脂の流通を遮断または開口する複数のバルブ(34)と、前記バルブ(34)の後流、かつ、樹脂充填室内のゲート(36)を含む金型(2,3)内に設けられた複数のセンサ(38)と、前記複数のバルブ(34)とが一対に備えた射出成形機において、前記複数のバルブ(34)の後流、かつ、樹脂充填室内のゲート部を含む金型(2,3)内に設置した複数のセンサ(38)による感知により、前記複数のバルブ(34)における開きのタイミングと、充填量と、充填速度と、を制御して成形品を成形することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の射出成形方法であって、前記複数のセンサ(38)は、少なくとも圧力センサ(38a)または温度センサ(38′a)であることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4に記載の射出成形方法であって、前記圧力センサ(38a)の圧力感知範囲が5〜80MPaであり、前記温度センサ(38′a)の温度感知範囲が40〜120℃であることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項4に記載の射出成形方法であって、前記成形品への樹脂の充填速度は、その初期段階が低速(低圧)とし、溶融樹脂が所定位置または所定充填量に達した後はバルブ(34)の開度を大、または充填圧力を高圧にして、充填速度を速くしたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項4に記載の射出成形方法であって、金型(2,3)内に配設された前記圧力センサ(38a)または温度センサ(38′a)は、前記バルブ(34)からゲート(36)までの間、または充填室内のゲート(36)近傍の非意匠面に少なくとも1個取り付けたことを特徴とする。
なお、非意匠面とは、人の目に触れないため面粗度を下げて仕上げ程度のランクを下げた裏面をいい、意匠面とは、人の目に触れるため鏡面に仕上げて見栄えを良くした表面をいう。
請求項9に係る発明は、請求項4に記載の射出成形方法であって、前記バルブ(34)の開閉時間と、タイミングと、開閉量と、樹脂押圧力とは、予め決められたプログラムにより制御することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、金型の樹脂充填室に射出充填する場合、ホットランナーバルブゲートによりディレード射出成形を行う射出成形機において、前記金型内のランナーの位置に溶融樹脂の流通を遮断または開口する複数のバルブと、前記バルブの後流、かつ、樹脂充填室内のゲートを含む金型内に設けられた複数のセンサを、前記バルブと前記センサとを一対に備えたことにより、複数の各バルブにおける開きのタイミングと、充填量と、充填速度とを制御して成形品を成形することができるため、ウエルドの発生を抑えるとともに、フラッシュ(銀条)の発生がなく、コールドフローもない成形品を成形できる射出成形機を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、前記複数のセンサは、少なくとも圧力センサまたは温度センサであることから、感知応答が速いため、ウエルドの発生を抑え、ゲートにボイドやフラッシュ(銀条)の発生を抑えることができる。
請求項3に係る発明によれば、請求項1に記載の射出成形機であって、前記バルブは、穿設された穴を有し、溶融樹脂を流通するホットランナーマニホールドと、前記ホットランナーマニホールドから溶融樹脂の流出を調整するニードル弁と、前記ニードル弁を軸線方向へ駆動する駆動源とから構成したことにより、構成がシンプルであることから、信頼性が高く、故障が少ないバルブを提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、金型の樹脂充填室に射出充填する際に、ホットランナーバルブゲートによるディレード射出成形方法において、バルブの後流、かつ、樹脂充填室内のゲート部を含む金型内に設置した複数の圧力センサと、複数の温度センサの少なくとも一方のセンサによる感知により、複数の各バルブにおける開きのタイミングと、充填量と、充填速度と、を制御して成形品を成形することにより、ウエルドの発生を抑えるとともに、フラッシュ(銀条)の発生がなく、コールドフローもない成形品を成形できる射出成形方法を提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、前記複数のセンサは、少なくとも圧力センサまたは温度センサであることから、感知応答が速いため、ウエルドの発生を抑え、ゲートにボイドやフラッシュ(銀条)の発生を抑えることができる。
請求項6に係る発明によれば、前記圧力センサの圧力感知範囲が5〜80MPaであり、前記温度センサの温度感知範囲が40〜120℃であることにより、成形品が複雑形状であっても高品質な成形品が可能な射出成形機およびその射出成形方法を提供することができる。
請求項7に係る発明によれば、前記成形品への樹脂の充填速度は、その初期段階が低速(低圧)とし、溶融樹脂が所定位置または所定充填量に達した後はバルブの開度を大、または充填圧力を高圧にして、充填速度を速くしたことにより、成形品が複雑形状であっても高品質な成形品が可能な射出成形機およびその射出成形方法を提供することができる。
請求項8に係る発明によれば、金型内に配設された前記圧力センサまたは温度センサは、前記バルブからゲートまでの間、または充填室内のゲート近傍の非意匠面に少なくとも1個取り付けたことにより、成形品が複雑形状であっても高品質な成形品が可能な射出成形機およびその射出成形方法を提供することができる。
請求項9に係る発明によれば、前記バルブの開閉時間と、タイミングと、開閉量と、樹脂押圧力とは、予め決められたプログラムにより制御することにより、成形品が複雑形状であっても高品質な成形が可能な射出成形機およびその射出成形方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図2は図1に示す金型のB部を示し、固定側の金型に可動側の金型が移動した後の状態を示す断面図である。固定側の金型2の右端面の中央にはスプルー32が設けられ、ホットランナー33bの軸線上の同じ右端面には、ニードル弁25を駆動する駆動源24が設けられたバルブ34が配設されている。
金型3は、溶融樹脂を充填し成形品30を成形するためのもう一方の金型であり、これら2つの金型2,3によって充填室が形成され、その底面にはセンサ38が配設されている。
図3は図2に示すC−C矢視図であり、スプルーとランナー、バルブ等の配置を示す模式図である。図4は同様に図2に示すD−D矢視図であり、センサの配置を示す模式図である。溶融した樹脂の充填経路から説明する。
図1に示すように、射出装置(図1参照)5のノズル9が、図3に示すように、スプルー32に装着されると、スプルー32から充填される溶融樹脂は、ホットランナー33の分岐路である各ホットランナー33a,33b,33c,33dを通り、開放したバルブ34a,34b,34c,34dを通ってゲート36a,36b,36c,36dを通り、図4に示すように、成形品30を成形する金型3の充填室に充填される。そして、固化した後、成形品30が取り出され、外観良好な成形品(図7参照)30を得る。
また、図4に示すように、この金型3には、たとえば、圧力センサ38a,38b,38c,38dが成形品30の裏面、つまり、成形品30の非意匠面側となる裏面に埋め込まれている。この圧力センサ38a,38b,38c,38dは、圧力センサの代わりに温度センサ38′a,38′b,38′c,38′dであってもよい。または、圧力センサと温度センサの併用でもよい。また、温度センサや圧力センサ以外に赤外線センサや超音波センサであってもよい。
温度センサと同様に、赤外線センサ、超音波センサ等は、温度や流体の感知により、複数の各バルブにおける開きのタイミングと、充填量と、充填速度と、を制御することができる。
また、複数のセンサ38は、バルブ34と一対で備えている。この一対で備えているという意味は、たとえば、センサが圧力センサで4個備える場合、そして、一対を=で表現すると、
圧力センサ38a=バルブ34a
圧力センサ38b=バルブ34b
圧力センサ38c=バルブ34c
圧力センサ38d=バルブ34d
ということになる。また、センサが圧力センサと温度センサで4セット備える場合は、
圧力センサ38a+温度センサ38′a=バルブ34a
圧力センサ38b+温度センサ38′b=バルブ34b
圧力センサ38c+温度センサ38′c=バルブ34c
圧力センサ38d+温度センサ38′d=バルブ34d
と、いうことを意味する。
図5はセンサの設置例を示し、図4に示すE−E線の断面図であり、図6はセンサのもう1つの設置例を示し、E−E線の断面図である。
図5に示すように、たとえば、圧力センサ38aは、成形品30の非意匠面(表面)に当接するように、底面(裏面)に配設されている。この圧力センサ38aが感知すると、圧力センサ38aは制御装置13(図1参照)に信号を送り、直ちにバルブ34a(図3
参照)を少し開き、低開き状態になり、またはタイマーを介してバルブ34aを大きく開く全開状態の指令を出すようになっている。
また、図6に示すように、ピン14とプレート15を設け、圧力センサ38aはピン14とプレート15の間に挟持され、埋設された状態でピン14からの圧力を検知する。これは間接的に圧力を検知の方法であり、メンテナンスには都合がよい。このように、圧力センサ38aは成形品30に直接、検知することなしに、ピンを介して圧力を検知する方法が可能である。
なお、センサ38,…の配置は、可動側の金型3に限定されるものではなく、固定側の金型2に取り付けることであってもよい。
不良品の原因となるコールドフロー20は、図15に示したように、バルブを開くタイミングを早くすると図13に示すように、ウエルド16が発生し、一方、バルブを遅いタイミングで開くと、成形品30の外観を阻害し、良品とはならない。
そこで、発明者は鋭意研究を重ねた結果、ウエルド16とコールドフロー20の発生を防止するため、本発明は、図3〜6に示すように、バルブの後流、かつ、樹脂充填室内のゲートを含む金型内にセンサ38a、38b、38c、38dを設置し、このセンサ38a、38b、38c、38dでバルブを開くタイミングを制御することにより、解消することができることを確認した。
図7は成形品の正面図である。図7に示すように、ウエルドの発生を抑えるとともに、フラッシュ(銀条)の発生がなく、コールドフローもない、高品質な成形品を提供することが可能である。
図8はバルブの開閉のタイミングを示す動作線図である。縦軸が速度・圧力・バルブ開度を示し、横軸が時間を示している。バルブの動作順は、図8に示すように、バルブ34b、バルブ34c、バルブ34a、バルブ34dの順であることが分かる。また、センサの順番は、センサ38b、センサ38c、センサ38a、センサ38dの順になる(図8の下段に記載の金型内センサー参照)。
そこで、それぞれのバルブのタイミング・制御について、詳細に説明する。
この実施形態では、まず、最初に、バルブ34bが動作を開始する。射出開始と同時にTx0タイマーが働き、Tx0が満了すると、バルブ34bが開き、射出装置5の射出速度は低速で充填が始まる。センサ38bが感知するTx3のタイマーが計時を開始すると同時に、バルブ34bの開度を低速に制御し、樹脂の充填をジェッティング(jetting:成形品の表面に蛇行状の模様が残される不良現象)やフラッシュ(銀条)が起きないように緩やかに行う。Tx3のタイマーが満了すると、バルブ34bの開度を高開度にし、Tx4の満了まで高速で充填する。Tx4のタイマーの満了でバルブ34bを閉じる。
つぎのバルブ34cの動作について説明する。
センサ38cが樹脂を探知すると、バルブ34cが開度を低開度にし、Tx5のタイマーが満了すると、バルブ34cの開度を高開度にして、Tx6のタイマーの満了でバルブ34cを閉じる。
同様に、つぎのセンサ38aが樹脂を探知すると、バルブ34aが開度を低開度にしてTx1のタイマーが満了すると、バルブ34aの開度を高開度にして、Tx2のタイマーの満了でバルブ34aを閉じる。
最後に、つぎのセンサ38dが樹脂を探知すると、バルブ34dが開度を低開度にしてTx7のタイマーが満了すると、バルブ34dの開度を高開度にして、Tx8のタイマーの満了でバルブ34dを閉じる。
このように、バルブ34b、バルブ34c、バルブ34a、バルブ34dの順に制御して、順次成形を行う。最近の射出成形機10の低速域は、速度0から低速まで無断階で調整可能であり、また,高速域も0からmax(最高速)まで無段階調整可能になっている。また、各バルブも同様に低速域は、0から低開度まで、高速域は0からmaxまで無段階で調整可能である。
図9はゲートの制御を説明する断面図である。ウエルドを防止するディレード(遅延)成形法を図8と図9により説明する。図8に示すように、バルブ34bにおいて、Tx0が満了すると、射出成形機10の低速域で樹脂が充填され、バルブ34bを低開き状態でゲート36bより樹脂を低速充填する。図9に示すように、流頭16eの位置でセンサ38bが樹脂を感知すると、Tx3のタイマーが計時を開始すると同時に、バルブ34bの開度を低開きにする。そして、Tx3のタイマーが満了すると、バルブ34bは全開または高速開き状態となり、樹脂が高速で充填されて樹脂の冷えるのを防ぐ。また、Tx4のタイマーが満了すると、バルブ34bは閉状態になる。
樹脂が流頭16bの位置でセンサ38cが感知すると、Tx5のタイマーが計時を始めると同時に、バルブ34cが低開き状態になり、ゲート36cより樹脂が低速で充填される。そして、TX5のタイマーが満了すると、バルブ34cは全開または高速開き状態となり、樹脂が高速で充填される。
以下、バルブ34a、バルブ34dとを順次開いて行き、ウエルドの無い、フラッシュ(銀条)やコールドフローによる不良の無い成形品が得られる。
なお、各センサ38の位置は樹脂の流れを早く感知する方向に設置することもできる。また、複数個のセンサ38を設置することもできる。また、各バルブはセンサが感知して次のバルブが開いた時に閉じることもできるし、最後まで開いておくこともできる。
つまり、各バルブの開閉量およびタイミングのスケジュールは、このように、制御装置またはタイマーにより行うことが可能である。
図10はバルブの全閉状態を示し、図9に示すF−F線の拡大断面図である。図10に示すように、駆動源24に取り付けられたニードル弁25は、駆動源24により左右に駆動可能であり、途中で止めることも可能である。この駆動源24は、ここでは油圧シリンダであるが、空圧シリンダ、または、サーボモータによるボールネジ駆動であってもよい。図10に示すように、ニードル弁25は最先端に押付け勝手にあり、ニードル弁25の右方向へのストローク量はS0(ゼロ)である。これはバルブ34bが全閉の状態になっており、ホットランナーマニホールド26内の溶融樹脂は、コールドランナー33fまたは成形品30との通路を遮断している。
図11はバルブの低開き状態を示し、図10のニードル弁先端部を拡大した断面図である。図11に示すように、ニードル弁25の駆動源24(図10参照)によりニードル弁25が少し開いた低開き状態になっている。この状態でホットランナーマニホールド26内の樹脂は、コールドランナー33fまたは成形品30内に低速で充填される。ニードル弁25のストローク量はS1(少量)である。
図12はバルブの全開状態を示し、図10のニードル弁先端部を拡大した断面図である。図12に示すように、ニードル弁25が右側の最他端に進み、大きく開口して樹脂を高速で充填する。この場合、低速域、高速域の速度調整は一定の範囲で無段階に制御装置で設定し、制御することが可能である。ニードル弁25のストローク量はS2(多量)である。
ここで、射出成形機の動作について、簡単に説明する。
図2に示すように、金型2,3が閉じて型締め・加圧されると、図1に示すように、操作盤12に内蔵の制御装置13から射出開始信号が指令されると、射出成形機10の射出装置5が左方向へ前進し、金型2のスプルー32にノズル9が接続すると、ノズル9からバンドヒータ7で溶融された樹脂が低速で射出開始され、射出が射出速度切換点にくると、射出速度が高速となる。これらの速度はそれぞれ一定の範囲以内で無断階に設定できる。また、高速域を複数段に制御する機能が射出成形機に具備されており、それと併せて本制御を使用することも可能である。
本発明はその技術思想の範囲内で種々の改造、変更が可能である。たとえば、複数のバルブと、複数の圧力センサ、または、複数の温度センサとは、一対で備えたことを特徴としたが、お互いの個数の合計が同じ、または、その倍数、それ以外であってもよい。
一般的な射出成形機の全体を示す正面図である。 図1に示す金型のB部を示し、固定側の金型に可動側の金型が移動した後の状態を示す断面図である。 図2に示すC−C矢視図であり、スプルーとランナー、バルブ等の配置を示す模式図である。 図2に示すD−D矢視図であり、センサの配置を示す模式図である。 センサの設置例を示し、図4に示すE−E線の断面図である。 センサのもう1つの設置例を示し、図4に示すE−E線の断面図である。 成形品の正面図である。 バルブゲートの開閉のタイミングを示す動作線図である。 ゲートの制御を説明する断面図である。 バルブの全閉状態を示し、図9に示すF−F線の拡大断面図である。 バルブの低開き状態を示し、図10のニードル弁先端部を拡大した断面図である。 バルブの全開状態を示し、図10のニードル弁先端部を拡大した断面図である。 図1に示すA−A矢視図であり、ウエルドが発生する様子を示す模式図である。 図13に示すa部の拡大図である。 コールドフローの発生メカニズムを説明する模式図である。 従来のディレード成形の例を示す説明図である。
符号の説明
1 型締め装置
2,3 金型
4 タイバー
5 射出装置
6 ホッパー
7 バンドヒーター
8 シリンダ
9 ノズル
10 射出成形機
11 ベース
12 操作盤
13 制御装置
14 ピン
15 プレート
16 ウエルド
16a,16b,16c,16d,16e,16f,21a,21b,21c 流頭
18 流入樹脂
19 流出樹脂
20 コールドフロー
22 フラッシュ(銀条)
24 駆動源
25 ニードル弁
26 ホットランナーマニホールド
30 成形品
32 スプルー
33,33a,33b,33c,33d ホットランナー
33e,33f,33g,33h コールドランナー
34,34a,34b,34c,34d バルブ
36,36a,36b,36c,36d ゲート
38 センサ
38a,38b,38c,38d 圧力センサ
38′a,38′b,38′c,38′d 温度センサ

Claims (9)

  1. 金型の樹脂充填室に射出充填する場合、ホットランナーバルブゲートによりディレード射出成形を行う射出成形機において、
    前記金型内のランナーに溶融樹脂の流通を遮断または開口する複数のバルブと、
    前記複数のバルブの後流、かつ、樹脂充填室内のゲートを含む金型内に設けられた複数のセンサを、
    前記バルブと前記センサとが一対に備えたことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記複数のセンサは、少なくとも圧力センサまたは温度センサであることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  3. 前記バルブは、穿設された穴を有し、溶融樹脂を流通するホットランナーマニホールドと、
    前記ホットランナーマニホールドから溶融樹脂の流出を調整するニードル弁と、
    前記ニードル弁を軸線方向へ駆動する駆動源と、
    から構成したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  4. 前記金型内のランナーに溶融樹脂の流通を遮断または開口する複数のバルブと、
    前記バルブの後流、かつ、樹脂充填室内のゲートを含む金型内に設けられた複数のセンサと、前記複数のバルブとが一対に備えた射出成形機において、
    前記複数のバルブの後流、かつ、樹脂充填室内のゲート部を含む金型内に設置した複数のセンサによる感知により、前記複数のバルブにおける開きのタイミングと、充填量と、充填速度と、を制御して成形品を成形することを特徴とする射出成形方法。
  5. 前記複数のセンサは、少なくとも圧力センサまたは温度センサであることを特徴とする請求項4に記載の射出成形方法。
  6. 前記圧力センサの圧力感知範囲が5〜80MPaであり、前記温度センサの温度感知範囲が40〜120℃であることを特徴とする請求項4に記載の射出成形方法。
  7. 前記成形品への樹脂の充填速度は、その初期段階が低速(低圧)とし、溶融樹脂が所定位置または所定充填量に達した後はバルブの開度を大、または充填圧力を高圧にして、充填速度を速くしたことを特徴とする請求項4に記載の射出成形方法。
  8. 金型内に配設された前記センサは、前記バルブからゲートまでの間、または充填室内のゲート近傍の非意匠面に少なくとも1個取り付けたことを特徴とする請求項4記載の射出成形方法。
  9. 前記バルブの開閉時間と、タイミングと、開閉量と、樹脂押圧力とは、予め決められたプログラムによりを制御することを特徴とする請求項4記載の射出成形方法。
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