JP2006223670A - 携帯装置及びその付属装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁場発生源に人が不用意に近づかないように警告を行う携帯装置及びその付属装置を提供する。
【解決手段】 磁気共鳴画像診断装置の磁場を検出する磁場検出部1と、警告を発するデータ処理部3及び報知部4とを備え、データ処理部3及び報知部4は、磁場検出部1から検出される磁場の強さに応じて異なる警告を発する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話等の携帯装置及びその付属装置に係り、特に磁気共鳴画像診断装置の磁場を検出する携帯装置及びその付属装置に関する。
最近は、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、ポケットベルなどの各種携帯装置が普及し、患者、医療機器サービス技術者などの多くの人によって医療施設に持ち込まれる。
また、医療従事者、特に医師などは即時連絡が可能な状況が求められる職種であり、携帯通信装置を利用して、いつでも連絡を取ることができる体制が求められている。
一方、患者向けに待ち時間や入院中における外部との通信体制を整備する要求も大きく、特に入院患者にとっては、入院中の不安感と焦燥感を和らげるために、通常保持している携帯電話による通信を可能とし、QOL(Quality of Life)の要求が高まっている。
このような要求に対して、医師、看護師などのあらゆる職種間で即時音声通信を可能にすることを目的として、医療施設内にPHSの導入や、医療施設内の特定の区域での携帯電話の使用を許可するなどの取り組みが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、撮影画像により患者を診断する画像診断装置の一つに磁気共鳴画像診断(MRI)装置がある。このMRI装置は、核磁気共鳴現象を用いて、超伝導磁石による高磁場環境で生体の断層撮影を行うもので、磁場発生源はその磁場が漏洩しないように医療施設のシールドルーム内に設置されている。
特開2004−135235号公報
そのために、シールドルーム内に携帯電話機などの磁性体を含むものが持ち込まれると、MRI装置の磁場発生源が磁性体を含むものを吸引して磁場発生源を破損させる恐れや、携帯電話機の場合の内部のデータを破壊するなどの故障を招く恐れがある。
このため、携帯電話機などの磁性体を含むものを携帯している場合、安全性の観点から、不用意に磁場発生源に近づく行為に対して警告を行うことができることが望まれる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、不用意にMRI装置等の磁場発生源に近づかないように警告を発する携帯装置及びその付属装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に係る本発明の携帯装置は、磁気共鳴画像診断装置の磁場を検出する磁場検出手段と、前記磁場検出手段で検出された磁場に基づいて指示信号を作成する制御手段と、前記指示信号に基づいて警告を発する警告発生手段とを備えたことを特徴とする。
また請求項9に係る本発明の携帯装置の付属装置は、出力手段を備えた携帯装置に接続されて用いられる携帯装置の付属装置であって、磁気共鳴画像診断装置の磁場の強さを検出する磁場検出手段と、前記磁場検出手段の検出結果に基づいて前記出力手段に警告させるための磁場検出信号を前記携帯装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、MRI装置等の磁場発生源に近づくような事態になっても、警告を行うことで磁性体を携帯した人に注意を促し、未然に事故を防止することができる。
本発明は、携帯電話機、PHS、ポケットベル、時計等に適用可能であるが、実施例では携帯電話機に磁場検出部を設けてMRI装置等の磁場を検出して警告するようにした携帯装置及びその付属装置を例にして説明する。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
以下に、携帯装置の実施例1を、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、実施例1に係る携帯装置の構成を示したブロック図である。この携帯装置10は、MRI装置の磁場を検出する磁場検出部1と、外部との通話用の電波の送受信及び受信データや送信電波の生成を行う送受信部2と、送受信部2からの受信データから音声の出力や外部の音声から送信データの生成を行うデータ処理部3とを備えている。
また、携帯装置10は、着信音データなどの様々なデータを保存する記憶部5と、着信の報知などを行う報知部4と、着信や発信の電話番号などを表示する表示部6と、発信先の電話番号や各種コマンド信号の入力、マナーモードの設定/解除操作などを行なう操作部7と、全てのユニットを動作させる電力を供給する電源部8と、前述の各ユニットを統括して制御する制御部9とを備えている。
磁場検出部1は、磁場を検出するホール素子などを含む磁場検出回路11と、磁場検出回路11から出力された磁場信号を処理する信号処理部12とを備えている。そして、磁場検出回路11は、携帯装置10を携帯する人が医療施設のMRI装置に近づいた時に、MRI装置の磁場を検出して電気信号に変換し、そのホール素子のホール電圧を増幅して信号処理部12に出力する。信号処理部12は、磁場検出回路11からの磁場信号から磁場データを生成して制御部9に出力する。制御部9では、磁場検出部1からの磁場データに基づいて危険度1乃至Nの指示信号を作成して、データ処理部3へ出力する機構となっている。
送受信部2は、例えば外部の基地局との間で通話用の電波の送受信を行うアンテナ21と、アンテナ21との間で通話用の電波の送受信を行う送受信回路22とを備えている。
送受信回路22は、着信時には、外部の基地局からアンテナ21を介して着信した着信電波から着信データを生成してデータ処理部3に出力する。そして、送受信回路22は、操作部7の着信通話操作に基づく制御部9の制御により、外部の基地局からアンテナ21を介して受信した受信電波から受信データを生成してデータ処理部3に出力する。
また、送受信回路22は、発信時には、操作部7の発信通話操作による制御部9の制御により、発信電波を生成してアンテナ21を介して外部の基地局に発信する。そして、送受信回路22は、操作部7の送信通話操作に基づく制御部9の制御により、データ処理部3からの送信データから送信電波を生成してアンテナ21を介して外部の基地局に出力する。
データ処理部3は、送受信部2との間で送信データの送信や受信データの受信を行うデータ変換部31と、データ変換部31との間で音声データの送受信を行う音声処理部32と、音声処理部32との間で音声信号の送受信を行う音声入出力部33とを備えている。
音声入出力部33は、音声処理部32からの音声信号から音声を出力するレシーバ34及びスピーカ35と、使用者の音声から音声信号を出力するマイクロフォン36とを備えている。なお、レシーバ34及びスピーカ35は、磁石を含む部品から構成されているので、磁場検出部1から十分離れた位置に配置され、磁場検出部1に対してMRI装置の磁場を検出するために必要な検出感度よりも極めて小さな磁場しか作用しないようになっている。
データ変換部31は、操作部7のマナーモード解除操作により、着信時において、送受信部2の送受信回路22からの着信データに基づいた制御部9の指示で予め記憶部7に保存されている着信を報知するための着信音データを読み出して音声処理部32に出力する。音声処理部32は、データ変換部31からの着信音データから着信音信号を生成して音声入出力部33に出力する。音声入出力部33のスピーカ35は、音声処理部32からの着信音信号に応答して着信音を出力する。なお、操作部7のマナーモード設定操作により、着信時において着信音の出力は行われない。
次いで、データ変換部31は、操作部7の受信通話操作により送受信部2の送受信回路22からの受信データを受信音声データに変換して、音声処理部32に出力する。音声処理部32は、データ変換部31からの受信音声データを復調して受信音声信号を生成して音声入出力部33に出力する。音声入出力部33のレシーバ34やスピーカ35は、音声処理部32からの受信音声信号に応答して音声を出力する。
また、送信時において、音声入出力部33のマイクロフォン36は、使用者からの音声を送信音声信号に変換して音声処理部32に出力する。音声処理部32は、マイクロフォン36からの送信音声信号を変調して送信音声データを生成してデータ変換部31に出力する。データ変換部31は、音声処理部32からの送信音声データを変換して送信データを生成して送受信部22の送受信回路22に出力する。
更に、データ変換部31は、磁場検出部1からの磁場データに基づく制御部9からの危険度1乃至Nの指示により、予め記憶部7に保存されている危険度1乃至Nに対応した第1乃至nの磁場警告音データを読み出して音声処理部32に出力する。音声処理部32は、データ変換部31からの第1乃至nの磁場警告音データから第1乃至nの磁場警告音信号を生成して音声入出力部33に出力する。音声入出力部33のスピーカ35は、音声処理部32からの第1乃至nの磁場警告音信号に応答して第1乃至nの磁場警告音を出力する。なお、磁場警告音データは、危険度とN対nに対応しなくても、N対mの対応であっても良い。
報知部4は、発光して報知する発光部41と、振動して報知するバイブレータ部42とを備え、磁場検出部1或いは制御部9からの指示により、磁場警告或いは着信の報知を行う。
発光部41は、白色、青色、黄色、赤色などを発光する複数の発光ダイオードから構成され、着信に対しては例えば白色の点滅により報知する。また、発光部41は、磁場検出部1からの磁場データに基づく制御部9からの危険度1乃至Nに対応した制御信号により、例えば赤色を点灯する第1発光、赤色を点滅する第2発光、黄色を点灯する第3発光により警告する。
バイブレータ部42は、磁場検出部1に対して影響しない残留磁束密度の永久磁石を有する本体及び偏心分銅から構成され、磁場検出部1から離れた位置に配置され、着信に対しては着信用のバイブレーションにより報知する。
また、バイブレータ部42は、磁場検出部1からの磁場データに基づく制御部9からの危険度1乃至Nに対応した制御信号により、例えばバイブレーションの強度、間隔などを変えた組み合わせによる第1乃至第nの振動により警告する。
記憶部5は、記憶回路を備え、前記危険度1乃至Nに対応した第1の磁場警告データを最大音量とし第nの磁場警告データまで順に音量が下がる第1乃至nの磁場警告音データや、着信音データ、送受信した時の電話番号などが保存されている。なお、第1乃至nの磁場警告音データは、磁場警告音データ毎に音の種類が異なる音データであってもよい。また、第1乃至nの磁場警告音データは、例えば第1の磁場警告音データが「最も危険な磁場エリアです」などの、磁場警告音データ毎に異なる磁場警告音声メッセージであってもよい。
表示部6は、液晶パネルなどの表示パネルを備え、操作部7の送信操作及び通話設定操作などによる数字の表示や、磁場検出部1において検出される磁場に対し磁場範囲設定画面などの表示を行う。
操作部7は、電源ON/OFFボタン、発信及び受信ボタン、数字ボタンなど各種ボタンで構成される入力デバイスなどを備え、表示部6に表示された磁場範囲設定画面を用いて第1乃至nの磁場範囲の設定及び各磁場範囲に対応した危険度1乃至Nの選択、携帯装置10の電源ON及びOFF、発信のための電話番号入力、マナーモード設定及び解除などの操作を行う。
電源部8は、電池を備え、磁場検出部1、送受信部2、データ処理部3、報知部4、記憶部5、表示部6、操作部7、制御部9に電力を供給する。
制御部9は、CPUと記憶回路とを備え、操作部7から供給される入力情報や設定情報等は一旦前記記憶回路に保存される。そして、前記CPUは、これらの情報に基づいて、磁場検出部1、送受信部2、データ処理部3、報知部4、記憶部5、表示部6、電源部8等の各ユニットの制御やシステム全体の制御を行なう。
そして、制御部9は、操作部7の電源ONにより、全てのユニットを動作させる。そして電源OFFにより、送受信部2の動作を停止させた状態で、磁場検出部1を動作させてその検出される磁場データに基づいて、データ処理部3及び報知部4に警告させる。
また、制御部9は、操作部7からの電源ON/OFF状態に拘らず、電源部8が、磁場検出部1、データ処理部2、及び報知部4を動作させるための電力を供給できなくなる少し前の所定のレベルに低下した時点で、データ処理部3や報知部4に電力不足を知らせる警告音の出力や報知を行わせる。
次に、図1乃至図2を参照して携帯装置10の動作を説明する。
図2は、MRI装置の一部が配置されたシールドルーム200内における平面方向の磁場分布の一例を示した図である。
このシールドルーム200は、MRI装置の発生する磁場が外部に漏洩するのを防ぐために設けられ、その内部にはMRI装置を構成している被検体を撮影するための磁石架台201と、患者を載置して撮影位置に設定するための寝台202とが配置されている。そして、シールドルーム200には、MRI装置の操作者や患者などが出入りする出入口200a、及びこの出入口200aを遮蔽するための扉200bが設けられている。
磁石架台201は、静磁場発生用の磁石などから構成され、その磁石によって磁場中心部203を中心として、図2に示す第1の磁場エリア204と第2の磁場エリア205の磁場分布を有する。このうち第1の磁場エリア204は、例えば心臓用ペースメーカなどの埋め込み機器使用者の立ち入り制限推奨ラインの5.0ガウス以上のエリアである。また、第2の磁場エリア205は、例えばシールドなしのカラーモニタが影響を受ける0.5ガウス〜4.9ガウスまでのエリアである。
次に、図1及び図2を参照して実施例に係る携帯装置の動作を説明する。まず、危険度1乃至Nに対応した第1乃至nの磁場警告音データを操作部7から設定入力することにより、制御部9は、記憶部5に第1及び第2の磁場警告音データを設定し保存する。
また、最も高い警告レベルとして表示部6の磁場範囲設定画面の第1磁場範囲に、例えば第1の磁場エリア204に対応した5.0ガウス以上及び第1の磁場範囲に対応した危険度1を、次に高い警告レベルとして第2の磁場範囲に、例えば第2の磁場エリア205に対応した0.5〜4.9ガウス及び第1の磁場範囲に対応した危険度2を、操作部7から設定及び選択入力することにより、制御部9は、内部の記憶回路に第1及び第2の磁場範囲の入力情報を保存する。
これらの設定が予め行われた携帯装置10を携帯する使用者(携帯者)がシールドルーム200の外側から扉200bを開けた場合、磁場検出部1は、シールドルーム200の出入口200aの外側に漏れる0.5〜4.9ガウスの範囲の磁場を検出して制御部9に出力する。制御部9は、磁場検出部1からの磁場データに基づいて、データ処理部3及び報知部4に危険度2の警告の指示をする。
即ち、データ処理部3のデータ変換部31は、磁場検出部1からの磁場データに基づく制御部9からの危険度2により、記憶部5に記憶されている危険度2に対応した第2の磁場警告音データを読み出して音声処理部32に出力する。音声処理部32は、データ変換部31からの第2の磁場警告音データから第2の磁場警告音信号を生成して音声入出力部33に出力する。音声入出力部33のスピーカ35は、使用者に対し音声処理部32からの第2の磁場警告音信号に応答して第2の磁場警告音を発する。
また、報知部4のバイブレータ部42は、磁場検出部1からの磁場データに基づく制御部9からの危険度2に対応した制御信号により、例えばバイブレーションの強度、間隔などを変えた組み合わせによる第2の振動により使用者に警告を発する。
また、報知部4の発光部41は、磁場検出部1からの磁場データに基づく制御部9からの危険度2に対応した制御信号により、例えば赤色を点滅する第2発光により使用者に警告する。これらスピーカ35、バイブレータ部42、および発光部41による警告は単独または複数同時に動作させても良い。
このように、携帯者やその同行者は、危険度2の警告により第2の磁場エリア205に位置していることが分かるので、MRI装置の磁場発生源の影響を受ける前の位置で磁性体を含む所持品を取り外すことができる。また、心臓用ペースメーカの埋め込み機器使用者などの人体への影響がある者への注意を促すことができる。
また、携帯者がシールドルーム200に入室して第2の磁場エリア205に位置した場合、磁場検出部1、制御部9、データ処理部3、報知部4は、シールドルーム200の外側から扉200bを開けた場合と同様に動作をする。
更に、携帯者がシールドルーム200内の第1の磁場エリア204に位置した場合、磁場検出部1は、5.0ガウス以上の磁場を検出して制御部9に出力する。制御部9は、磁場検出部1からの磁場データに基づいて、データ処理部3及び報知部4に危険度1の警告の指示をする。データ処理部3は、記憶部5から危険度1の第1の磁場警告音データを読み出してスピーカ35から第1の磁場警告音を発する。また、報知部4の発光部41及びバイブレータ部42は、制御部9からの制御信号により危険度1の第1発光及び第1振動して警告を発する。
このように、危険度1の警告により、携帯者やその同行者に対して、心臓用ペースメーカの埋め込み機器使用者などの人体への影響がある磁場エリアに踏み入ったことへの注意を促すことができる。
以上述べた本発明の実施例1によれば、操作部7の電源のON/OFF、マナーモード設定/解除などの操作にかかわらず磁場検出部1で検出される磁場の強さに応じて警告を発することにより、MRI装置の磁場発生源の影響を受ける前に注意することができるので、人体への悪影響、磁場発生源が磁性体を吸引することによる破損、携帯装置10の故障などの事故を未然に防ぐことができる。
また、電源部8が、磁場検出部1、データ処理部2、及び報知部4を動作させるための電力を供給できなくなる前に、データ処理部3や報知部4に電力不足を知らせる警告音の出力や報知を行わせることにより、警告動作の停止を未然に防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施例1に限定されるものではなく、例えば第3の磁場範囲以降にも第2磁場範囲よりも低い磁場範囲を設定しておくことにより、更に広範囲の磁場強度エリアの検出を行うことが可能であり、それに伴って危険度3以降の警告を行うことも可能である。
以下に、磁場検出システムの実施例2を図3を参照して説明する。
図3は、実施例2に係る磁場検出システムの構成を示したブロック図である。図3に示した実施例2が図1における実施例1と異なる点は、図1の携帯装置10における磁場検出部1と、制御部9の磁場検出部1の制御に関る部分とを携帯装置10から分割して携帯装置100及び携帯装置の付属装置110に構成されるシステムに置き換えた点である。
携帯装置100は、専用の制御部9aを備え、図1の携帯装置10における磁場検出部1が取り除かれてインターフェース101が追加されたのと同様の構成になっている。上記の構成以外は、実施例1の携帯装置10の動作と同様なので、その説明を省略する。
携帯装置の付属装置110は、携帯装置100に着脱可能に接続され、磁場検出部1と、磁場検出部1において検出された磁場のデータを携帯装置100に送信するためのインターフェース111と、磁場検出部1、インターフェース111、制御部9bを動作させる電力を供給する電源部8bと、前述の各ユニットを制御する制御部9bとを備えている。
磁場検出部1は、制御部9bからの指示により、外部のMRI装置の磁場を検出して磁場データを生成してインターフェース111、携帯装置100のインターフェース101を介して、携帯装置100の制御部9aに出力する。携帯装置100の制御部9aは、携帯装置の付属装置110からの磁場データに基づいて、データ処理部3及び報知部4に警告させる。
電源部8bは、電池を備え、携帯装置の付属装置110が携帯装置100に接続された状態で、磁場検出部1、インターフェース111、制御部9bに電力を供給する。そして、携帯装置の付属装置110が携帯装置100から取り外された状態では、磁場検出部1、インターフェース111、制御部9bへの電源の供給を停止する。
制御部9bは、磁場検出部1、電源部8b、インターフェース101の各ユニットの制御や全体を統括した制御を行なう。そして、制御部9bは、電源部8bが磁場検出部1、インターフェース111を動作させる電力を供給できなくなる少し前の所定のレベルに低下した時点で、携帯装置の付属装置110の電力不足を知らせる信号をインターフェース111、携帯装置100のインターフェース101を介して、携帯装置100の制御部9aに出力する。携帯装置100は、携帯装置の付属装置110からの信号に基づいて携帯装置の付属装置110の電力不足の警告を行う。
以上述べた本発明の実施例2によれば、上記実施例1と同様の効果を有する他に、MRI装置における磁場の検出の必要がない場合、携帯装置の付属装置110を携帯装置100から取り外しておくことにより、携帯装置の付属装置110の電源部8bの電池を節約することができる。
本発明の実施例1に係る携帯装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るMRI装置の磁場分布の一例を示す図。 本発明の実施例2に係る磁場検出システムの構成を示すブロック図。
符号の説明
1 磁場検出部
2 送受信部
3 データ処理部
4 報知部
5 記憶部
6 表示部
7 操作部
8 制御部
9 電源部
10 携帯装置
11 磁場検出回路
12 信号処理部
21 アンテナ
22 送受信回路
31 データ変換部
32 音声処理部
33 音声入出力部
34 レシーバ
35 スピーカ
36 マイクロフォン
41 発光部
42 バイブレータ部

Claims (9)

  1. 磁気共鳴画像診断装置の磁場を検出する磁場検出手段と、
    前記磁場検出手段で検出された磁場に基づいて指示信号を作成する制御手段と、
    前記指示信号に基づいて警告を発する警告発生手段とを
    備えたことを特徴とする携帯装置。
  2. 前記制御手段は、前記磁場の強さに応じた指示信号を生成し、前記警告発生手段は、前記指示信号毎に異なる警告を発することを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 前記警告発生手段は、前記指示信号毎に異なる音量で前記警告を発することを特徴とする請求項2に記載の携帯装置。
  4. 前記警告発生手段は、前記指示信号毎に異なる音の種類で前記警告を発することを特徴とする請求項2に記載の携帯装置。
  5. 前記警告発生手段は、前記磁場検出手段、制御手段、及び警告発生手段を動作させる電力を供給する電力供給手段からの電力が所定のレベルに低下した時に、電力不足を知らせる警告を発することを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  6. アンテナを介して通話用の電波の送受信を行う送受信手段と、
    前記送受信手段のON/OFFを設定する設定手段とを有し、
    前記警告発生手段は、前記設定手段で設定された前記送受信手段のOFFの場合でも前記警告を発することを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  7. アンテナを介して通話用の電波の送受信を行う送受信手段と、
    前記通話用の電波を受信した際の音量を設定する音量設定手段とを有し、
    前記警告発生手段は、前記設定手段で設定された音量にかかわらず所定の音量で前記警告を発することを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  8. アンテナを介して通話用の電波の送受信を行う送受信手段と、
    前記通話用の電波を受信した際には音を発生させず振動するマナーモードに設定する設定手段とを有し、
    前記警告発生手段は、前記設定手段でマナーモードに設定されている場合でも所定の音量で前記警告を発することを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  9. 出力手段を備えた携帯装置に接続されて用いられる携帯装置の付属装置であって、
    磁気共鳴画像診断装置の磁場の強さを検出する磁場検出手段と、
    前記磁場検出手段の検出結果に基づいて前記出力手段に警告させるための磁場検出信号を前記携帯装置に送信する送信手段とを
    備えたことを特徴とする携帯装置の付属装置。
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