JP2006222353A - 電子部品の実装方法、電子機器、及び電子部品の位置決め突起形成装置 - Google Patents

電子部品の実装方法、電子機器、及び電子部品の位置決め突起形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子部品の本体部分を基板上の所定の実装位置にX、Y、Z軸方向に関して位
置決めが正確になされた状態で固定することができ、電子部品の実装工程における生産性
を高めることができるとともに、不良品の発生を減らすことによりコストダウンを図るこ
とができ、さらに電子部品の実装状態における安定性を高めることができる電子部品の実
装方法を提供すること。
【解決手段】 基板1上のCCDセンサ搭載箇所1aに熱硬化型接着剤4を固着する工程
と、実装されるCCDセンサ10の型に合わせた型枠具41を用いて、基板1上の熱硬化
型接着剤4にCCDセンサ10の正しい配置箇所となる型を形成する工程と、型枠具41
の型が形成された熱硬化型接着剤4(位置決め用突起4A)にCCDセンサ10を嵌め合
わせた状態で、基板1とCCDセンサ10のリード13とを接合する工程とを含んでいる

【選択図】 図1

Description

本発明は電子部品の実装方法、電子機器、及び電子部品の位置決め突起形成装置に関し
、より詳細には、撮像素子が搭載されたセンサなど、基板等への高精度な位置決め固定が
要求される電子部品の実装方法、電子機器、及び電子部品の位置決め突起形成装置に関す
る。
近年、マルチメディア、監視システム、及び画像処理装置などの様々な分野における画
像情報の取込手段として、CCDセンサやCMOSセンサが搭載されたカメラモジュール
の需要が高まってきており、小型・高性能化のための技術開発も進んできている。
図7は、従来のカメラモジュール(CCDセンサ実装基板)の概略構成を模式的に示し
た側面部分断面図である。カメラモジュール50は、レンズ部品30が上部に組み付けら
れたCCDセンサ10と、各種のチップ部品20とが基板1上に実装されたユニットから
構成されている。CCDセンサ10は、本体内部にCCD素子11が搭載されており、C
CD素子11の上にガラス封止部12が形成されている。
次に従来のカメラモジュール50の実装工程について説明する。まず、基板1上に形成
されているチップ部品搭載用のパッド2上にはんだを印刷し、次に、はんだ印刷された基
板1上のパッド2にチップ部品20を搭載し、その後、リフロー炉を通してはんだ付けを
行い、チップ部品20を基板1上に実装する。
次にCCDセンサ10を基板1上に載置、すなわち、CCDセンサ10の底面を基板1
表面に突き当てて、その後、CCDセンサ10から延設されたリード13を基板1上のパ
ッド3に手作業ではんだ付けする。次に基板1上に実装されたCCDセンサ10にレンズ
部品30を組み付け、その後、検査・修正工程へ進む。
CCDセンサ10には、レンズ部品30を通じて被写体からの光が入力されるようにな
っている。そのため、CCDセンサ10で正確な像をとらえるためには、CCDセンサ1
0のX、Y、Z軸方向の位置固定精度を高めてCCDセンサ10の中心位置とレンズ部品
30の光軸との間にずれが生じないように基板1に実装することが重要になっている。こ
の位置固定精度が低いと、画像の品質に悪影響を及ぼす(例えば、像の位置ずれ、解像力
や倍率の誤差の要因となる)ことが知られている。
CCDセンサ10やレンズ部品30は、弱耐熱部品であるため、チップ部品20などと
同様なリフロー炉を通すはんだ付け処理を行うことができない。そのため、従来のカメラ
モジュール50の実装工程では、リフロー炉を通してチップ部品20をはんだ付けした基
板1、すなわち熱ストレスを受けた基板1にCCDセンサ10を手作業ではんだ付け(手
はんだ付け)する方法が採用されていた。
また、CCDセンサ10は、通常その上面や底面が、内部のCCD素子11との平行度
を保証する基準面となっているので、基板1との位置固定精度を高めるため、CCDセン
サ10の底面を基板1に突き当てた状態で実装する方法が採用されている。
しかしながら、熱ストレスを受けた基板1は、材質や厚さ等の構造条件によって変形す
る(反りが加わる)ことが多々あり、特に小型のカメラモジュールでは、薄い基板が使用
されるため、変形している場合が多く、このような変形した基板面にCCDセンサ10の
底面を突き当てたとしても、CCDセンサ10と基板1との平行関係を得ることが難しく
なっている。また、所望のX、Y、Z軸方向にCCDセンサ10の基準面を合わせようと
しても、手はんだ付けのためCCDセンサ10を所望の位置決め状態に固定するのは容易
なことではなかった。
また、カメラモジュール50をハウジング(基板取付枠体)(図示せず)に取り付けた
場合、基板1の熱変形(反り)や部品の重み等によるたわみなどの影響がさらに加わるた
め、ハウジングのねじ座面(基板がねじ止めされる面)とCCDセンサ10の基準面との
関係を一定に保つことが難しく、ハウジングに取り付けられた状態では、さらにCCDセ
ンサ10の中心とレンズ部品30の光軸との間に位置ずれが生じ、カメラモジュール50
をハウジングに取り付けた状態での位置固定精度を高めることも困難であった。
そのため、従来では実装後にCCDセンサ10の中心とレンズ部品30の光軸とを合わ
せる修正・補正作業がほぼ必須となっており、生産性を高める際の阻害要因となっていた
。さらに、CCDセンサ10の中心位置とレンズ部品30の光軸とのずれが大きいものは
、修正不能となったり、修正時の作業不良等により、カメラモジュール50ごと廃棄処分
となるものもあり、廃棄ロス等によりコストが上昇してしまうという問題もあった。
また、電子部品の実装方法に関しては、例えば下記の特許文献1、2等に記載されてい
るが、いずれも表面実装部品のリードや電子部品の電極を基板にはんだ付けする方法であ
って、熱ストレスを受けた基板や反りが加わった状態でハウジングに取り付けられた基板
等に電子部品の本体を容易かつ高精度に(すなわち、X、Y、Z軸方向を考慮して)位置
決め固定できる方法については開示されていない。
特開平5−211390号公報 特開平11−214440号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、電子部品の本体部分を基板上の所定の
実装位置にX、Y、Z軸方向に関する位置決めが正確になされた状態で固定することがで
き、電子部品の実装工程における生産性を高めることができるとともに、不良品の発生を
減らすことによりコストダウンを図ることができ、さらに電子部品の実装状態における安
定性を高めることができる電子部品の実装方法、電子機器、電子部品の位置決め突起形成
装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る電子部品の実装方法(1)は、基板上の所定の
部品搭載箇所に突起形成部材を固着する工程と、実装される電子部品の型に合わせた型枠
具を用いて、前記基板上の前記突起形成部材に前記電子部品の正しい配置箇所となる型を
形成する工程と、前記型枠具の型が形成された前記突起形成部材に前記電子部品を嵌め合
わせた状態で、前記基板と前記電子部品のリードとを接合する工程とを含んでいることを
特徴としている。
上記電子部品の実装方法(1)によれば、前記基板上の所定の部品搭載箇所に突起形成
部材を固着し、前記型枠具を用いて、前記基板上に固着された前記突起形成部材に前記電
子部品の正しい配置箇所となる型を形成し、前記型枠具の型が形成された前記突起形成部
材に前記電子部品を嵌め合わせることにより、X、Y、Z軸方向に関して位置精度が確保
された前記電子部品の位置決めを正確かつ容易に行うことができる。したがって、高精度
な位置決め固定が要求される電子部品の実装工程における生産性を高めることができる(
部品実装後の修正作業が不要となる)とともに、位置ずれ等が原因の不良品の発生を減ら
すことによりコストダウンを図ることができ、さらに前記型枠具の型が形成された前記突
起形成部材に前記電子部品が嵌合されているので、前記電子部品の実装状態における安定
性を高めることができる。
また本発明に係る電子部品の実装方法(2)は、上記電子部品の実装方法(1)におい
て、前記型を形成する工程が、前記基板上の前記突起形成部材と前記基板の上方に配置さ
れた前記型枠具との位置を調整し、前記型枠具底面を水平に保った状態で、前記基板上の
前記突起形成部材に前記型枠具底面を押し当てて、前記突起形成部材に前記型枠具の型を
形成することにより行われることを特徴としている。
上記電子部品の実装方法(2)によれば、前記型を形成する工程が、前記型枠具底面を
水平に保った状態で、前記基板上の前記突起形成部材に前記型枠具底面を押し当てて、前
記突起形成部材に前記型枠具の型を形成することにより行われているので、実装される前
記電子部品の水平状態を確保できる型を前記基板上に固着された前記突起形成部材に形成
することができ、常にX、Y、Z軸方向に関して位置精度が確保された前記電子部品の位
置決めを正確かつ容易に行うことができる。
また本発明に係る電子部品の実装方法(3)は、基板取付枠体に基板を取り付ける工程
と、前記基板取付枠体に取り付けられた前記基板上の所定の部品搭載箇所に突起形成部材
を固着する工程と、実装される電子部品の型に合わせた型枠具を用いて、前記基板取付枠
体に取り付けられた前記基板上の前記突起形成部材に前記電子部品の正しい配置箇所とな
る型を形成する工程と、前記型枠具の型が形成された前記突起形成部材に前記電子部品を
嵌め合わせた状態で、前記基板と前記電子部品のリードとを接合する工程とを含んでいる
ことを特徴としている。
上記電子部品の実装方法(3)によれば、前記基板取付枠体に前記基板を取り付け、該
基板上の所定の部品搭載箇所に前記突起形成部材を固着し、前記型枠具を用いて、前記基
板取付枠体に取り付けられた前記基板上の前記突起形成部材に前記電子部品の正しい配置
箇所となる型を形成し、前記型枠具の型が形成された前記突起形成部材に前記電子部品を
を嵌め合わせるようになっているので、前記基板取付枠体に前記基板を取り付けた状態、
すなわち、前記基板取付枠体への取付けに伴う前記基板のたわみなどが加わった状態にお
いても、X、Y、Z軸方向に関して位置精度が確保された前記電子部品の位置決めを正確
かつ容易に行うことができる。したがって、高精度な位置決め固定が要求される電子部品
の実装工程における生産性を高めることができる(部品実装後の修正作業が不要となる)
とともに、位置ずれ等が原因の不良品の発生を減らすことによりコストダウンを図ること
ができ、さらに前記型枠具の型が形成された前記突起形成部材に前記電子部品が嵌合され
ているので、前記電子部品の実装状態における安定性を高めることができる。
また本発明に係る電子部品の実装方法(4)は、上記電子部品の実装方法(3)におい
て、前記型を形成する工程が、前記基板取付枠体に取り付けられた前記基板上の前記突起
形成部材と前記基板の上方に配置された前記型枠具との位置を調整し、前記型枠具底面と
該型枠具底面に対向する前記基板取付枠体の基板取付面とを平行に保った状態で、前記基
板上の前記突起形成部材に前記型枠具底面を押し当てて、前記突起形成部材に前記型枠具
の型を形成することにより行われることを特徴としている。
上記電子部品の実装方法(4)によれば、前記型を形成する工程が、前記型枠具底面と
前記基板取付枠体の基板取付面とを平行に保った状態で、前記基板上の前記突起形成部材
に前記型枠具底面を押し当てて、前記突起形成部材に前記型枠具の型を形成することによ
り行われているので、前記基板取付枠体に取り付けられた前記基板に反りが生じていたと
しても、前記型枠具底面と前記基板取付枠体の基板取付面とを平行状態にして押し当てる
ことにより、前記基板の取り付け状態に影響されない、実装される前記電子部品の水平状
態を確保できる型を前記基板上に固着された前記突起形成部材に形成することができ、常
にX、Y、Z軸方向に関して位置精度が確保された前記電子部品の位置決めを正確かつ容
易に行うことができる。なお、前記電子部品として、撮像素子が搭載されたイメージセン
サ(CCDセンサ、CMOSセンサ等)を適用することができ、このような実装方法を行
えば、従来のようにイメージセンサとレンズ部品とを直接嵌合させなくても、イメージセ
ンサの中心とレンズ部品の光軸とを合わせることが可能となり、製品設計がしやすくなる
とともに、部品構造を単純化することができ、さらにコストダウンを図ることができる。
また本発明に係る電子部品の実装方法(5)は、上記電子部品の実装方法(1)〜(4
)のいずれかにおいて、前記型を形成する工程が、前記型枠具の型が形成された前記突起
形成部材に前記電子部品を嵌め合わせた状態で、該電子部品のリードが前記基板に接触し
ない型を前記突起形成部材に形成することにより行われることを特徴としている。
上記電子部品の実装方法(5)によれば、前記型枠具の型が形成された前記突起形成部
材に前記電子部品を嵌め合わせた状態で、該電子部品のリードを前記基板に接触させない
構造にすることができ、前記リードの前記基板への接触による前記電子部品の傾きを防止
することができる。
また本発明に係る電子部品の実装方法(6)は、上記電子部品の実装方法(1)〜(5
)のいずれかにおいて、前記突起形成部材を固着する工程が、前記突起形成部材を、前記
基板に実装される前記電子部品の底面角部に相当する位置、及び/又は前記基板に実装さ
れる前記電子部品の底面周縁部に相当する位置に設けることにより行われることを特徴と
している。
上記電子部品の実装方法(6)によれば、前記突起形成部材を、前記基板に実装される
前記電子部品の底面角部に相当する位置、及び/又は前記基板に実装される前記電子部品
の底面周縁部に相当する位置に設けることにより、少量の前記突起形成部材を利用するだ
けで、前記電子部品を位置決めするのに十分な型を形成することができる。
また本発明に係る電子部品の実装方法(7)は、上記電子部品の実装方法(1)〜(6
)のいずれかにおいて、前記型を形成する工程が、前記突起形成部材として熱により硬化
する部材を使用し、前記型枠具として加熱機能を有する型枠具を使用し、前記基板上に固
着された前記突起形成部材に熱を加えて前記型枠具の型を形成することにより行われるこ
とを特徴としている。
上記電子部品の実装方法(7)によれば、前記突起形成部材として熱により硬化する部
材、例えば、熱硬化型接着剤などを使用し、前記加熱機能を有する型枠具を使用すること
により、前記型枠具を前記突起形成部材に押し当てた状態で加熱することにより、前記型
枠具の型を容易に形成することができる。
また本発明に係る電子部品の実装方法(8)は、上記電子部品の実装方法(1)〜(6
)のいずれかにおいて、前記型を形成する工程が、前記突起形成部材として紫外線により
硬化する部材を使用し、前記型枠具として紫外線透過機能を有する型枠具を使用し、前記
基板上に固着された前記突起形成部材に紫外線を照射して前記型枠具の型を形成するによ
り行われることを特徴としている。
上記電子部品の実装方法(8)によれば、前記突起形成部材として紫外線により硬化す
る部材、例えば、紫外線硬化型接着剤などを使用し、前記紫外線透過機能を有する型枠具
、例えばガラス製の型枠具を使用し、該型枠具を前記突起形成部材に押し込んだ状態で、
紫外線を照射することにより、前記型枠具の型を容易に形成することができる。
また本発明に係る電子機器(1)は、上記電子部品の実装方法(1)〜(8)のいずれ
かを使用して、前記電子部品が前記基板に実装されたことを特徴としている。
上記電子機器(1)によれば、電子部品の実装方法(1)〜(8)のいずれかを使用し
て、前記電子部品が前記基板に実装されているので、前記電子部品の実装状態における安
定性が高められた前記基板を搭載することで、前記電子部品が関与する機器の性能を安定
させることができる。
また本発明に係る電子機器(2)は、上記電子機器(1)において、前記電子部品が、
撮像素子を搭載した部品であることを特徴としている。
上記電子機器(2)によれば、前記電子部品が、撮像素子を搭載した部品、例えば、C
CD(イメージ)センサ、CMOS(イメージ)センサ等であるので、前記撮像素子を搭
載した部品の実装状態における安定性が高められた基板を搭載することで、前記撮像素子
を搭載した部品が関与する機器の性能を安定させることができる。なお、適用可能な電子
機器としては、各種の光学機器、携帯端末機器、監視機器、車載機器、及び情報家電機器
などが挙げられる。
また本発明に係る電子部品の位置決め突起形成装置(1)は、基板又は該基板が取り付
けられた基板取付枠体を支持するための支持具と、該支持具により支持された前記基板又
は前記基板取付枠体の上方に配設される型枠具と、前記支持具及び/又は前記型枠具を移
動させる移動制御機構とを含んで構成された電子部品の位置決め突起形成装置であって、
前記移動制御機構が、前記基板の部品搭載箇所に固着された突起形成部材と前記型枠具と
の位置を調整し、前記型枠具底面と該型枠具底面に対向する前記基板又は前記基板取付枠
体の基板取付面とを平行に保った状態で、前記基板上の前記突起形成部材に前記型枠具を
押し当てて、前記突起形成部材に前記型枠具の型を形成する制御を行うものであることを
特徴としている。
上記電子部品の位置決め突起形成装置(1)によれば、前記基板の部品搭載箇所に固着
された突起形成部材と前記型枠具との位置を調整し、前記型枠具底面と該型枠具底面に対
向する前記基板又は前記基板取付枠体の基板取付面とを平行に保った状態で、前記基板上
の前記突起形成部材に前記型枠具を押し当てることにより、前記電子部品のX、Y、Z軸
方向に対する位置精度が確保された位置決めを正確かつ容易に行えるようにするための位
置決め用突起を精度良く形成することができる。該位置決め用突起により、高精度な位置
決め固定が要求される各種電子部品の実装工程における生産性を高めたり、位置ずれ等が
原因の不良品の発生を減らすことによりコストダウンを図ることが可能となる。
また本発明に係る電子部品の位置決め突起形成装置(2)は、上記電子部品の位置決め
突起形成装置(1)において、前記型枠具が、加熱機能を有していることを特徴としてい
る。
上記電子部品の位置決め突起形成装置(2)によれば、前記型枠具が、加熱機能を有し
ているので、前記型枠具の加熱機能により、前記熱により硬化する部材、例えば、熱硬化
型接着剤を硬化させた位置決め用突起を形成することができる。
また本発明に係る電子部品の位置決め突起形成装置(3)は、上記電子部品の位置決め
突起形成装置(1)において、さらに紫外線を照射する紫外線照射手段を備え、前記型枠
具が、紫外線を透過する部材で構成されていることを特徴としている。
上記電子部品の位置決め突起形成装置(3)によれば、さらに紫外線を照射する紫外線
照射手段を備え、前記型枠具が、紫外線を透過する部材、例えばガラス製の型枠具から構
成されているので、前記紫外線照射手段と前記型枠具とを用いて、前記紫外線により硬化
する部材、例えば、紫外線硬化型接着剤を硬化させた位置決め用突起を形成することがで
きる。
また本発明に係る電子部品の位置決め突起形成装置(4)は、上記電子部品の位置決め
突起形成装置(3)において、前記型枠具が、前記突起形成部材に紫外線を集光させる形
状に加工されていることを特徴としている。
上記電子部品の実装方法(4)によれば、前記型枠具が、前記突起形成部材に紫外線を
集光させる形状に加工されているので、前記紫外線により硬化する部材を硬化させる効率
を高めることができる。
以下、本発明に係る電子部品の実装方法、電子機器、及び電子部品の位置決め突起形成
装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a)〜(e)は、実施の形態(1)
に係る電子部品の実装方法を模式的に示した工程図である。なお、本実施の形態では、本
発明に係る電子部品の実装方法をCCD素子が搭載されているCCDセンサに適用した場
合について説明する。また、図7に示した従来のカメラモジュール(CCDセンサ実装基
板)50と同一機能を有する構成部品には同一符号を付し、ここではその説明を省略する
まず、図1(a)に示すように、前工程(リフロー工程等)を経て既にチッブ部品20
がはんだ付けされた基板1上におけるCCDセンサ搭載箇所1a(この場合、CCDセン
サ底面四隅が搭載される箇所)に、突起形成部材としての熱硬化型接着剤4をディスペン
ス法によりノズル40から吐出させて塗布する(突起形成部材の固着工程)。なお、ノズ
ル40は、塗布装置(図示せず)により移動制御されており、基板1上におけるCCDセ
ンサ底面四隅が搭載される箇所1aに精度良く塗布するように制御されている。
次に、図1(b)に示すように、電子部品の位置決め突起形成装置を構成する加熱ヒー
タ機能を有する型枠具41の下方に、熱硬化型接着剤4が塗布された基板1を配置する。
なお、型枠具41の底面部の形状は、底面視矩形形状をしたCCDセンサ底面部の形状と
同じ型に設定されており、この配置の際に、基板1上の熱硬化型接着剤4の位置と型枠具
41の底面四隅の位置とが垂直方向から見て重なるように位置調整される。そして、型枠
具41底面を水平に保った状態のまま下降させて、型枠具41の底面四隅を基板1上の熱
硬化型接着剤4に押し当て、型枠具41の加熱ヒータの熱で熱硬化型接着剤4を硬化させ
て、型枠具41の型(すなわち、型枠具41の底面四隅の型)を形成する(図1(c)参
照)。
なお、型枠具41の移動制御は、電子部品の位置決め突起形成装置が行っており、型枠
具41の底面四隅を基板1上の熱硬化型接着剤4へ押し当てる際、型枠具41底面が、基
板1表面に当たらないように下降量が制御されるようになっている。また、熱硬化型接着
剤4が塗布された基板1は、電子部品の位置決め突起形成装置を構成する支持具(図示せ
ず)、例えば、基板を載置する支持台や、基板の縁を挟んで支持する挟持具等により所定
の状態で支持されている。
そして、図1(d)に示すように、型枠具41の熱で熱硬化型接着剤4を硬化させた後
、型枠具41を上方に退避させる。これらの工程によりCCDセンサの位置決め用突起4
A(型枠具41の型を付けて硬化した熱硬化型接着剤4)が形成された基板1が得られる
次に、図1(e)に示すように、CCDセンサ10の実装工程に移る。すなわち、CC
Dセンサ10の底面四隅を、位置決め用突起4Aにそれぞれ嵌め合わせた状態で、CCD
センサ10のリード13と基板1上のパッド3とを手作業ではんだ付けして、CCDセン
サ10の実装を終える。なお、はんだ付けの際に、CCDセンサ10の上面を吸着ノズル
等で押さえたり、テープ等により、位置決め用突起4Aへの嵌め合わせ状態を仮固定する
ようにしてもよい。
図2は、実施の形態(1)に係る電子部品の実装方法により実装されたCCDセンサ実
装基板の平面図を示している。熱硬化型接着剤4で形成されたCCDセンサの位置決め用
突起4Aが、CCDセンサ10の底面四隅に形成されており、位置決め用突起4AにCC
Dセンサ10底面四隅が嵌め込まれており、CCDセンサ10の底面と当接する位置決め
用突起4Aの当接面と、CCDセンサ10の底面とが、水平状態に保たれ、X、Y、Z軸
方向に関して位置決めが正確になされた状態で固定されるようになっている。
上記実施の形態(1)に係る電子部品(CCDセンサ10)の実装方法によれば、型枠
具41底面を水平に保った状態で、基板1上の熱硬化型接着剤4に型枠具41底面を押し
当てて、熱硬化型接着剤4に型枠具41の型を形成するので、CCDセンサ10を水平状
態に載置できる型枠具41の型、すなわち、位置決め用突起4Aを基板1上に形成するこ
とができ、位置決め用突起4AにCCDセンサ10を嵌め合わせることにより、X、Y、
Z軸方向に関する位置精度が確保されたCCDセンサ10の位置決めを正確かつ容易に行
うことができる。したがって、高精度な位置決め固定が要求されるCCDセンサ10の実
装工程における生産性を高めることができる(部品実装後の修正作業が不要となる)とと
もに、位置ずれ等が原因の不良品の発生を減らすことによりコストダウンを図ることがで
き、さらに型枠具41の型が形成された位置決め用突起4AにCCDセンサ10が嵌合さ
れているので、CCDセンサ10の実装状態における安定性を高めることができる。
また、熱硬化型接着剤4を、基板1に実装されるCCDセンサ10の底面角部に相当す
る位置に設けることにより、少量の熱硬化型接着剤4を利用するだけで、CCDセンサ1
0を位置決めするのに十分な突起4Aを形成することができる。
また、突起形成部材として熱硬化型接着剤4を使用し、熱硬化型接着剤4を硬化させる
ことのできる加熱ヒータ機能を有する型枠具41を使用することにより、熱硬化型接着剤
4を硬化させた位置決め用突起4Aを容易に形成することができる。
また実施の形態(1)に係る電子部品(CCDセンサ10)の実装方法に利用する電子
部品の位置決め突起形成装置によれば、型枠具41が加熱機能を有し、基板1のCCDセ
ンサ搭載箇所1aに設けられた熱硬化型接着剤4と型枠具41との位置を調整し、型枠具
41底面を水平に保った状態で、型枠具を基板1上の熱硬化型接着剤4に押し当てること
により、X、Y、Z軸方向に関する位置精度が確保されたCCDセンサ10の位置決めを
正確かつ容易に行えるようにするための位置決め用突起4Aを精度良く形成することがで
きる。
なお、上記実施の形態(1)では、熱硬化型接着剤4からなる位置決め用突起4Aが、
CCDセンサ10をその底面四隅で固定するように基板1上に形成されている場合につい
て説明したが、別の実施の形態では、図3に示すように、位置決め用突起4Bを、CCD
センサ10の底面周縁部を囲うように基板1上に形成してもよい。また、CCDセンサ1
0の底面四隅と底面周縁部とを囲うように基板1上に形成するようにしても上記と同様の
効果を得ることができる。
また、上記実施の形態(1)では、CCDセンサ10のリード13先端部が、CCDセ
ンサ10の底面より下方に延びていない場合について説明したが、例えば、図4に示すよ
うに、リード13Aの先端部が側面視略L字形状で、かつ先端部がCCDセンサ10の底
面より下方に延びている場合には、位置決め用突起4Bは、CCDセンサ10を嵌め合わ
せた状態で、CCDセンサ10のL字型のリード13A先端部が基板1に接触しない高さ
形状に形成されている。位置決め用突起4Bの形状は、電子部品の位置決め突起形成装置
により、CCDセンサ10底面の基板1表面からの高さ位置が高くするように、型枠具4
1の押し当て量や、熱硬化型接着剤4の塗布量、塗布形状を適宜制御することにより形成
できるようになっている。
位置決め用突起4Bのように、CCDセンサ10を嵌め合わせた状態で、CCDセンサ
10のリード13Aを基板1に接触させない構造にすることにより、リード13Aの基板
1への接触によるCCDセンサ10の傾きを防止することができる。
また、図5に示すように、基板挿入タイプのリード13Bを有するCCDセンサ10に
も本発明を適用することができる。この場合、位置決め用突起4Cの形状は、CCDセン
サ10のサイズやリード13Bの長さ等を考慮して、CCDセンサ10を水平状態に保つ
ことができるように形成されている。
図6(a)〜(f)は、実施の形態(2)に係る電子部品の実装方法を模式的に示した
工程図である。但し、図1の工程図に示した部品実装基板と同一機能を有する構成部品に
は、同一符号を付し、ここではその説明を省略する。
実施の形態(2)に係る電子部品の実装方法では、基板1をハウジング6(基板取付枠
体)に取り付けた状態でCCDセンサ10の位置決め用突起5Aを形成するようになって
いる点と、突起形成部材として紫外線硬化型接着剤5を使用している点とが、実施の形態
(1)に係る電子部品の実装方法との主な相違点である。
まず、図6(a)に示すように、側断面L字形状で基板1の外周を囲うハウジング6に
、前工程(リフロー工程等)を経て既にチッブ部品20がはんだ付けされた基板1を取り
付ける。すなわち、ハウジング6のねじ座6aに基板1をねじ7で止める。ハウジング6
にねじ止めされた基板1は、前工程での熱ストレスによる反りや、チップ部品20の重み
等によるたわみが生じており、ねじ座6a面と基板1表面との平行状態が保たれていない
状態になっている。
次に、図6(b)に示すように、ハウジング6にねじ止めされた基板1上におけるCC
Dセンサ搭載箇所1a(CCDセンサ底面四隅に相当する箇所)に突起形成部材としての
紫外線硬化型接着剤5をディスペンス法によりノズル40から吐出させて塗布する(突起
形成部材の固着工程)。
次に、図6(c)に示すように、電子部品の位置決め突起形成装置を構成する紫外線透
過機能を有するガラス製の型枠具42の下方に、ハウジング6に取り付けられた基板1(
紫外線硬化型接着剤5の塗布済の基板1)を配置する。なお、型枠具42底面部の形状は
、底面視矩形形状をしたCCDセンサ底面部の形状と同じ型に設定されており、この配置
の際に、基板1上の紫外線硬化型接着剤5の位置と型枠具42の底面四隅の位置とが垂直
方向から見て重なるように位置調整される。また型枠具42は、上方から照射される紫外
光が型枠具42の底面四隅に集光される照射経路が形成された形状となっている。また、
基板1がねじ止めされているハウジング6は、電子部品の位置決め突起形成装置を構成す
る支持具(図示せず)、例えば、ハウジング6を載置する支持台や、ハウジング6を挟ん
で支持する挟持具等により所定の状態で支持されている。
そして、型枠具42底面と、ハウジング6のネジ座面6aとを平行に保った状態で、支
持具を垂直に上昇させて、ハウジング6にねじ止めされた基板1上の紫外線硬化型接着剤
5を型枠具42の底面四隅に押し当て、紫外線照射装置(図示せず)から紫外線を型枠具
42に向けて照射して、紫外線硬化型接着剤5を硬化させて、型枠具42の型(すなわち
、型枠具42の底面四隅の型)を形成する(図6(d)参照)。
なお、支持具によるハウジング6の移動制御は、電子部品の位置決め突起形成装置が行
っており、基板1上の紫外線硬化型接着剤5を型枠具42の底面四隅へ押し当てる際、基
板1表面が型枠具42底面に当たらないように上昇量が制御されるようになっている。
そして、図6(e)に示すように、紫外線照射装置からの紫外線により紫外線硬化型接
着剤5を硬化させた後、型枠具42を上方に退避させる。これらの工程によりCCDセン
サの位置決め用突起5A(型枠具42の型を付けて硬化させた紫外線硬化型接着剤)が形
成された基板1が得られる。
次に、図6(f)に示すCCDセンサ10の実装工程に移る。すなわち、CCDセンサ
10の底面四隅を、位置決め用突起5Aにそれぞれ嵌め合わせた状態で、CCDセンサ1
0のリード13と基板1上のパッド3とを手作業ではんだ付けを行い、CCDセンサ10
の実装を終える。
紫外線硬化型接着剤5で形成されたCCDセンサ10の位置決め用突起5AがCCDセ
ンサ10の底面四隅に形成され、位置決め用突起5AにCCDセンサ10の底面四隅が嵌
め込まれるようになっており、CCDセンサ10の底面が当接する位置決め突起5Aの当
接面と、CCDセンサ10の底面と、ハウジング6のねじ座6a面とが、平行に保たれて
おり、X、Y、Z軸方向に関して位置決めが正確になされた状態で固定されるようになっ
ている。
上記実施の形態(2)に係る電子部品(CCDセンサ)の実装方法によれば、型枠具4
2底面とハウジング6のねじ座6aとを平行に保った状態で、基板1上の紫外線硬化型接
着剤5と型枠具42とを押し当てて、紫外線硬化型接着剤5に型枠具42の型を形成する
ので、ハウジング6に取り付けられた基板1に反りが生じていたとしても、型枠具42底
面とハウジング6のねじ座6a面とを平行状態にして押し当てることにより、基板1の取
付け状態に影響を受けない、実装されるCCDセンサ10の水平状態を確保できる位置決
め用突起5Aを、基板1上に固着された紫外線硬化型接着剤5に形成することができる。
また、ハウジング6に取り付けられた基板1上の位置決め用突起5AにCCDセンサ1
0を嵌め合わせることにより、ハウジング6に基板1を取り付けた状態、すなわち、取付
けに伴う基板1のたわみなどが加わった状態においても、X、Y、Z軸方向に関して位置
精度が確保されたCCDセンサ10の位置決めを正確かつ容易に行うことができる。した
がって、高精度な位置決め固定が要求されるCCDセンサ10の実装工程における生産性
を高めることができる(部品実装後の修正作業が不要となる)とともに、位置ずれ等が原
因の不良品の発生を減らすことによりコストダウンを図ることができ、さらに位置決め用
突起5AにCCDセンサ10が嵌合されているので、CCDセンサ10の実装状態におけ
る安定性を高めることができる。また、このようなCCDセンサ10の実装方法を行えば
、CCDセンサ10とレンズ部品30(図7参照)とを直接嵌合させなくても、CCDセ
ンサ10の中心とレンズ部品30の光軸とを正確かつ容易に合わせることが可能となり、
製品設計がしやすくなるとともに、部品構造を単純化することができ、さらにコストダウ
ンを図ることができる。
なお、上記実施の形態(1)、(2)では、CCDセンサ10を位置決め固定する場合
について説明したが、CMOSイメージセンサなどの撮像素子が搭載されたICなどの実
装にも同様な実装方法を適用することができる。
また、上記実施の形態(1)、(2)に係る電子部品の実装方法を使用して、CCDセ
ンサ10やCMOSセンサが基板1上の位置決め用突起4A、5Aで位置決めされた状態
の部品実装基板を電子機器に搭載することにより、該電子機器におけるCCDセンサ10
やCMOSセンサの性能を安定させることができる。このような電子機器としては、各種
の光学機器、携帯端末機器、監視用画像入力機器、車載用画像入力機器、及び情報家電機
器などが挙げられる。
(a)〜(e)は、本発明の実施の形態(1)に係る電子部品の実装方法を説明するための工程図である。 実施の形態(1)に係る電子部品の実装方法により実装されたCCDセンサ実装基板の平面図である。 位置決め用突起の他の形成方法を説明するためのCCDセンサ実装基板の平面図である。 リード形状が異なるCCDセンサに対する位置決め用突起の形成方法を説明するためのCCDセンサ部分の側面部分断面図である。 リード形状が異なるさらに別のCCDセンサに対する位置決め用突起の形成方法を説明するためのCCDセンサ部分の側面部分断面図である。 (a)〜(f)は、実施の形態(2)に係る電子部品の実装方法を説明するための工程図である。 従来のカメラモジュール(CCDセンサ実装基板)の概略構成を模式的に示した側面部分断面図である。
符号の説明
1 基板
1a CCDセンサ搭載箇所
4 熱硬化型接着剤
5 紫外線硬化型接着剤
4A、4B、4C、5A 位置決め用突起
10 CCDセンサ
13、13A、13B リード
41、42 型枠具

Claims (14)

  1. 基板上の所定の部品搭載箇所に突起形成部材を固着する工程と、
    実装される電子部品の型に合わせた型枠具を用いて、前記基板上の前記突起形成部材に
    前記電子部品の正しい配置箇所となる型を形成する工程と、
    前記型枠具の型が形成された前記突起形成部材に前記電子部品を嵌め合わせた状態で、
    前記基板と前記電子部品のリードとを接合する工程とを含んでいることを特徴とする電子
    部品の実装方法。
  2. 前記型を形成する工程が、
    前記基板上の前記突起形成部材と前記基板の上方に配置された前記型枠具との位置を調
    整し、前記型枠具底面を水平に保った状態で、前記基板上の前記突起形成部材に前記型枠
    具底面を押し当てて、前記突起形成部材に前記型枠具の型を形成することにより行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装方法。
  3. 基板取付枠体に基板を取り付ける工程と、
    前記基板取付枠体に取り付けられた前記基板上の所定の部品搭載箇所に突起形成部材を
    固着する工程と、
    実装される電子部品の型に合わせた型枠具を用いて、前記基板取付枠体に取り付けられ
    た前記基板上の前記突起形成部材に前記電子部品の正しい配置箇所となる型を形成する工
    程と、
    前記型枠具の型が形成された前記突起形成部材に前記電子部品を嵌め合わせた状態で、
    前記基板と前記電子部品のリードとを接合する工程とを含んでいることを特徴とする電子
    部品の実装方法。
  4. 前記型を形成する工程が、
    前記基板取付枠体に取り付けられた前記基板上の前記突起形成部材と前記基板の上方に
    配置された前記型枠具との位置を調整し、前記型枠具底面と該型枠具底面に対向する前記
    基板取付枠体の基板取付面とを平行に保った状態で、前記基板上の前記突起形成部材に前
    記型枠具底面を押し当てて、前記突起形成部材に前記型枠具の型を形成することにより行
    われることを特徴とする請求項3記載の電子部品の実装方法。
  5. 前記型を形成する工程が、
    前記型枠具の型が形成された前記突起形成部材に前記電子部品を嵌め合わせた状態で、
    該電子部品のリードが前記基板に接触しない型を前記突起形成部材に形成することにより
    行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の電子部品の実装方法。
  6. 前記突起形成部材を固着する工程が、
    前記突起形成部材を、前記基板に実装される前記電子部品の底面角部に相当する位置、
    及び/又は前記基板に実装される前記電子部品の底面周縁部に相当する位置に設けること
    により行われることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の電子部品の実装方
    法。
  7. 前記型を形成する工程が、
    前記突起形成部材として熱により硬化する部材を使用し、
    前記型枠具として加熱機能を有する型枠具を使用し、前記基板上に固着された前記突起
    形成部材に熱を加えて前記型枠具の型を形成することにより行われることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかの項に記載の電子部品の実装方法。
  8. 前記型を形成する工程が、
    前記突起形成部材として紫外線により硬化する部材を使用し、
    前記型枠具として紫外線透過機能を有する型枠具を使用し、前記基板上に固着された前
    記突起形成部材に紫外線を照射して前記型枠具の型を形成することにより行われることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の電子部品の実装方法。
  9. 請求項1〜8のいずれかの項に記載の電子部品の実装方法を使用して、前記電子部品が
    前記基板に実装されたことを特徴とする電子機器。
  10. 前記電子部品が、撮像素子を搭載した部品であることを特徴とする請求項9記載の電子
    機器。
  11. 基板又は該基板が取り付けられた基板取付枠体を支持するための支持具と、該支持具に
    より支持された前記基板又は前記基板取付枠体の上方に配設される型枠具と、前記支持具
    及び/又は前記型枠具を移動させる移動制御機構とを含んで構成された電子部品の位置決
    め突起形成装置であって、
    前記移動制御機構が、前記基板の部品搭載箇所に固着された突起形成部材と前記型枠具
    との位置を調整し、前記型枠具底面と該型枠具底面に対向する前記基板又は前記基板取付
    枠体の基板取付面とを平行に保った状態で、前記基板上の前記突起形成部材に前記型枠具
    を押し当てて、前記突起形成部材に前記型枠具の型を形成する制御を行うものであること
    を特徴とする電子部品の位置決め突起形成装置。
  12. 前記型枠具が、加熱機能を有していることを特徴とする請求項11記載の電子部品の位
    置決め突起形成装置。
  13. さらに紫外線を照射する紫外線照射手段を備え、
    前記型枠具が、紫外線を透過する部材で構成されていることを特徴とする請求項11記
    載の電子部品の位置決め突起形成装置。
  14. 前記型枠具が、前記突起形成部材に紫外線を集光させる形状に加工されていることを特
    徴とする請求項13記載の電子部品の位置決め突起形成装置。
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