JP2006222103A - 半導体ウェハおよびその製造方法ならびに半導体ウェハの検査方法 - Google Patents

半導体ウェハおよびその製造方法ならびに半導体ウェハの検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 再配線構造を有する半導体ウェハを、電気特性検査にて不良と判定された半導体チップを含むウェハ状態で一括してバーンイン検査を行うことのできる半導体ウェハとその製造方法ならびに検査方法を提供する。
【解決手段】 再配線構造の製造工程において、ネガ型の感光性材料を使用することにより、電気特性検査にて不良と判定された半導体チップ10bについてのみ、バーンインスクリーニングで使用するための素子電極11biとバーンインスクリーニングで使用する共通配線との電気的接続を選択的に遮断する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体ウェハおよびその製造方法ならびに半導体ウェハの検査方法に関し、半導体装置をウェハ状態で一括パッケージングする技術、およびウェハ状態で一括検査する技術、特にウェハ状態でバーンインスクリーニングする技術に係るものである。
近年、情報通信機器や事務用電子機器の小型化および高機能化が進むのに伴って、これらの電子機器に搭載される半導体集積回路装置等の半導体装置には、その小型化と共に、入出力のための外部端子の数を増加することが要求されている。
これらの要求を実現させる技術として、半導体装置を半導体チップと同等の大きさに形成できるように外部端子を配置するCSP(Chip Size Package)技術や、TABテープと呼ばれる薄膜上の配線基板を用いるT−BGA(Tape-Ball Grid Array)技術の開発が進んでいる。
また一方では、樹脂またはセラミックスにモールドされた形で供給される一般的な半導体装置についても、ウェハプロセスの微細化によって、半導体チップサイズの縮小が可能となってきている。しかし、上述したように、外部端子数は増加傾向にあるために、半導体チップに形成される素子電極のサイズや素子電極間ピッチを狭くする必要があり、ワイヤーボンド等に支障を来たしてしまう。
このため、半導体ウェハプロセス終了後、ワイヤーボンディング工程の前に、ボンディング可能なピッチまで素子電極を広げる工程が必要となってきており、再配線技術(再配置配線技術)の開発が必要となってきている。
さらに、ベアチップを直接回路基板に実装する方法が開発され、品質保証された半導体装置の供給が望まれているが、前述したウェハプロセスの微細化に伴って、再配線技術(再配置配線技術)の開発が必要となっている。
以下に、従来の配線技術の一例であるウェハレベルCSP技術について図面を参照しながら説明する。このウェハレベルCSP技術は、半導体ウェハの状態において半導体チップの素子電極を外部と接続するための配線(再配線)及び外部端子を形成する技術である。
図14及び図15は従来の半導体装置の一例を示し、図14は表面の部材を部分的に剥した状態を示す平面図であり、図15は図14におけるC−C’線部の断面構成を示している。
図14および図15に示すように、半導体チップ100には半導体素子(図示省略)を含めた回路が形成されており、半導体チップ100の上には、半導体チップ100の電極である素子電極101と、保護膜(パッシベーション膜)102とが形成されており、保護膜(パッシベーション膜)102は素子電極101の上側で開口している。
保護膜102の上には第1の絶縁膜103が形成されており、絶縁膜103は素子電極101の上側に開口部104を有している。絶縁膜103の上には金属配線層106が形成されており、金属配線層106は一方の端部が素子電極101と接続され、他方の端部がランド107と接続されている。
前記金属配線層106は、例えばスパッタ法によって形成されたTi等のバリアメタルおよびCu等からなる下部金属層105aと、下部金属層105aの上方に電気めっき法によって形成されたCu等からなる上部金属膜105bとによって構成されている。
また、第1の絶縁膜103の上には、金属配線層106およびランド107の周囲を覆って第2の絶縁膜108を形成しており、第2の絶縁膜108はランド107の上側に開口部を有している。第2の絶縁膜108の開口部にはランド107と接続される金属バンプ109が形成されている。
このように、従来の半導体装置では、半導体チップ100の素子電極101を金属配線層106及びランド107を介して金属バンプ109と接続することにより、金属バンプ109を外部端子として利用できるように構成している。
また、上述した工程をすべてウェハ状態で行い、最終的に個々の半導体装置に分割することにより、金属バンプ109を半導体チップ100の主面上に配置されて半導体チップ100と同等の大きさをなす半導体装置が実現される。
一方、近年の半導体集積回路装置等の小型化、高性能化に伴って、バーンインという手法によってスクリーニングを行う、いわゆるバーンインスクリーニングされた半導体製品の供給が要望されている。このバーンインスクリーニングは、半導体集積回路装置等を温度および電圧ストレスを印加した状態、すなわちストレスを加速した状態に置くことにより、初期不良品や、短寿命品を除去する方法である。
現状において、一般的な半導体装置に対するバーンインスクリーニングは、樹脂またはセラミックスによりモールドされた後の個々の半導体装置毎に行われており、検査時間あるいは検査コストの面で決して効率的とはいえなかった。
このため、バーンインスクリーニングを半導体ウェハの加工工程終了後のウェハ状態で一括して行うことが考えられる。このウェハ状態でバーンインを行うには、同一ウェハ上に形成された複数の半導体チップへ同時に電源や信号を印加して動作させる必要がある。しかし、これらの電源や信号を各々の半導体チップに対して独立に供給するには、膨大な数の配線をウェハ上から引き回す必要があり、コスト的な面から非現実的である。
このため、できる限り多くの電極を共通化する必要がある。ところが、配線が共通化された複数の半導体チップにおいて、1つの半導体チップに異常電流が流れると他の半導体チップにもその影響が及び、正常なバーンインスクリーニングを実施することが困難となる。つまり、異常チップを共通配線から切り離す必要がある。
このような問題点に対処するものとして、例えば、特許文献1に開示するものがある。これは、バーンインスクリーニングの前に行う事前の電気特性検査工程において不良と判定された異常半導体チップを共通配線から切り離すために、異常半導体チップが有するバーンイン検査用の電極部分に対して不導体樹脂などを形成し、その後にウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングを行う方法である。
また、特許文献2に開示する方法では、バーンインスクリーニングの前に、半導体チップの良否を判定する事前の電気特性検査工程と、スクライブラインでカットするカット工程とを行い、事前の電気特性検査工程で不良と判定された半導体チップを取り除いた後にバーンインスクリーニングを行う。
これらの方法によれば、バーンインスクリーニングの際に使用する共通配線が、事前検査において不良と判定された半導体チップから切り離されるため、ウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングが実施できる。
特許第3395304号公報 特開2004−31463号公報
しかしながら、前述したウェハレベルCSPに代表される再配線(再配置配線)技術を用いて形成される半導体装置において、ウェハ状態で前述したバーンインスクリーニングを一括して実施しようとすると以下に述べる問題がある。
特許文献1に示した方法、つまり異常半導体チップのバーンイン検査用の電極部分に対して不導体樹脂等を形成する方法では、この不導体樹脂等が再配線形成工程(絶縁膜形成やレジスト形成等)において使用する有機溶剤に晒されて溶出し、絶縁膜やレジスト膜の形状異常を起こしたり、溶出した成分が半導体装置の信頼性に悪影響を及ぼしたりするなどの問題があった。
また、途中工程でのバーンインスクリーニングとなるため、再配線形成工程以降の工程で形成される配線や外部接続用端子のスクリーニングは行えないという問題があった。
特許文献2に示した方法、つまりスクライブラインでカットした後に事前検査で不良と判定された半導体チップを除去し、その後バーンインスクリーニングを行う方法では、各半導体チップはシート上に貼りつけられているとはいえ、それぞれ別々の個体としてすでに分離されているので、完全なウェハ状態の場合と比べて各半導体チップのバーンイン検査用の端子の位置にズレが生じている。
このため、端子に対するプローブのコンタクト精度が悪くなり、コンタクトが確実に行われているかどうかを確認する必要が生じたり、ひどい場合には、コンタクトが取れないチップが発生してしまったりするという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、再配線構造を有する半導体チップが複数形成された半導体ウェハにおいて、個々の半導体装置に分割された後にバーンインスクリーニングを行うのではなく、半導体ウェハの加工工程終了後の電気特性検査工程で不良と判定された半導体チップに対し、そのバーンインスクリーニングに使用される共通配線を半導体装置の信頼性に悪影響を及ぼすことなく電気的に切り離すことにより、ウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングを行うことができる半導体ウェハおよびその製造方法ならびに半導体ウェハの検査方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明にかかる半導体ウェハは、複数の半導体チップを有し、前記半導体チップが、少なくとも1つの半導体素子と、主面上に形成されて前記半導体素子と電気的に接続された素子電極とを備え、前記半導体チップの主面上に外部接続用端子および前記外部接続用端子と前記素子電極とを接続するための金属配線部を再配置してなり、少なくとも1つの外部接続用端子がバーンインスクリーニングで使用する共通配線に接続される半導体ウェハであって、
前記半導体ウェハのウェハプロセス終了後の電気特性検査で不良と判定された前記半導体チップは、前記バーンインスクリーニングで使用するための前記素子電極と前記共通配線との電気的接続が選択的に遮断されていることを特徴とするものである。
上記した構成により、前記電気特性検査において不良と判定された前記半導体チップは、前記バーンインスクリーニングに使用するための前記素子電極がバーンインスクリーニングに使用する共通配線に対して電気的接続が遮断されているので、前記共通配線を使用してバーンインスクリーニングを行っても異常電流が流れることなく、前記電気特性検査において良品と判定された半導体チップの初期不良品や短寿命品のスクリーニングをウェハ状態において行うことが可能となる。
また、本発明にかかる半導体ウェハにおいて、電気特性検査で不良と判定された前記半導体チップは、前記バーンインスクリーニングで使用するための前記外部接続用端子とこれに対応する前記素子電極との電気的接続が前記金属配線部において選択的に遮断されていることが好ましい。
上記した構成により、前記電気特性検査で不良と判定された前記半導体チップであるか、良品と判定された前記半導体チップであるかに拘らず、バーンインスクリーニングに使用される共通配線に接続するための外部接続用端子がウェハ状態にある全ての前記半導体チップに存在し、かつ不良の前記半導体チップにおいて前記バーンインスクリーニングで使用するための前記外部接続用端子とこれに対応する前記素子電極との電気的接続が前記金属配線部において選択的に遮断されている。
このため、前記バーンインスクリーニングに際してプロービングする全ての半導体チップにおいてバーンインスクリーニングに使用される共通配線とこの共通配線に接続するための外部接続用端子とが接触し、不良と判定された前記半導体チップであるか、良品と判定された前記半導体チップであるかに拘らず、確実にプロービングする状態で前記バーンインスクリーニングすることができ、かつ良品と判定された前記半導体チップへ異常電流が流れることを防止できる。
また、本発明にかかる半導体ウェハにおいては、前記外部接続用端子が金属バンプであることが好ましい。
この構成によると、ウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングを行った後で個々の半導体装置に分割すれば、半導体チップのみならず、再配線や外部接続用端子をなす金属バンプ等の後工程にて形成した部分を含めたバーンインスクリーニングを行うことができ、信頼性の高いチップサイズパッケージを容易に得ることができる。
本発明の半導体ウェハの製造方法は、半導体基板の主面上に複数の半導体チップを形成する工程であって、半導体チップとして、少なくとも1つの半導体素子と、前記半導体素子と電気的に接続された素子電極と、各半導体チップの主面を覆い前記素子電極上に開口部を有するパッシベーション膜とを形成する第1の工程と、前記半導体チップの電気的特性を検査する第2の工程と、前記パッシベーション膜の上に第1の絶縁膜を前記素子電極の上で開口させて形成する第3の工程と、前記第1の絶縁膜上に、前記素子電極に接続する金属配線層および前記金属配線層に接続するランドを形成する第4の工程と、前記第1の絶縁膜上に、前記ランドの周囲および前記金属配線層を覆い前記ランドの上で開口させて第2の絶縁膜を形成する第5の工程と、前記ランドに接続する外部接続用端子を形成する第6の工程とを含む半導体ウェハの製造方法において、
前記第3の工程もしくは前記第4の工程が、前記第2の工程において不良と判定された半導体チップにおいて、バーンインスクリーニングに使用される共通配線に接続するための前記素子電極と前記共通配線との電気的接続を選択的に遮断する工程を含むことを特徴とする。
上記した構成により、前記電気特性検査において不良と判定された半導体チップの素子電極と、前記バーンインスクリーニングに使用される外部接続用端子との電気的接続を選択的に遮断でき、ウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングを行っても異常電流が流れることなく、前記第2の工程で良品と判断された半導体チップについて不良品や短寿命品のスクリーニングを行うことができ、また、その後それぞれの半導体装置に分割することにより、信頼性の高いチップサイズパッケージを得ることができる。
また、本発明の半導体ウェハの製造方法においては、前記第3の工程が、前記半導体チップの主面上に第1の絶縁膜を全面に形成する工程と、前記素子電極の上に対応する部位を光に対して選択的に遮断して前記第1の絶縁膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおける前記素子電極のうち、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される前記共通配線と電気的に接続するための前記素子電極の上で前記第1の絶縁膜を選択的に露光する工程と、前記第1の絶縁膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことが好ましい。
また、本発明の半導体ウェハの製造方法においては、前記第4の工程が、前記半導体チップの主面上に前記第1の絶縁膜を含んでめっきレジスト膜を全面に形成する工程と、前記金属配線層に対応する部分を光に対して選択的に遮断して前記めっきレジスト膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおける前記金属配線層のうち、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される前記共通配線と電気的に接続するための前記金属配線層の上で前記めっきレジスト膜を選択的に露光する工程と、前記めっきレジスト膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことが好ましい。
また、本発明の半導体ウェハの製造方法においては、前記第4の工程が、前記半導体チップの主面上に前記第1の絶縁膜を含んでドライフィルムレジスト膜を全面に形成する工程と、前記ランドに対応する部分を光に対して選択的に遮断して前記ドライフィルムレジスト膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおける前記ランドのうち、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される前記共通配線と電気的に接続するための前記ランドの上で前記ドライフィルムレジスト膜を選択的に露光する工程と、前記ドライフィルムレジスト膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことが好ましい。
本発明の半導体ウェハの製造方法は、半導体基板の主面上に複数の半導体チップを形成する工程であって、半導体チップとして、少なくとも1つの半導体素子と、前記半導体素子と電気的に接続された素子電極と、各半導体チップの主面を覆い前記素子電極上に開口部を有するパッシベーション膜とを形成する第1の工程と、前記半導体チップの電気的特性を検査する第2の工程と、前記パッシベーション膜上に、外部接続用端子および外部接続用端子を前記素子電極に接続する金属配線層とを形成する第3の工程と、前記金属配線層を覆い外部接続用端子の上に開口を有した絶縁膜を形成する第4の工程とを含む半導体ウェハの製造方法において、
前記第4の工程が、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおいて、バーンインスクリーニングに使用する共通配線に接続するための前記外部接続用端子の上に開口がない絶縁膜を形成し、前記共通配線に接続するための前記外部接続用端子と前記共通配線との電気的接続を選択的に遮断する工程を含むことを特徴とするものである。
上記した構成により、前記電気特性検査において不良と判定された半導体チップに対応する素子電極と、前記バーンインスクリーニングに使用される外部接続用端子との電気的接続を選択的に遮断でき、ウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングを行っても異常電流が流れることなく、前記第2の工程で良品と判断された半導体チップについて不良品や短寿命品のスクリーニングを行うことができる。また、その後それぞれの半導体装置に分割することにより、信頼性の高いチップサイズパッケージを得ることができる。
また、本発明の半導体ウェハの製造方法において、前記第4の工程が、前記半導体ウェハの主面上に絶縁膜を全面に形成する工程と、前記外部接続用端子に対応する部位を光に対して選択的に遮断して前記絶縁膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおいて前記素子電極と接続される金属配線層および前記外部接続用端子のうちで、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される共通配線と電気的に接続するための外部接続用端子の上で前記絶縁膜を選択的に露光する工程と、前記絶縁膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことが好ましい。
上記した構成により、従来の工程の他に、前記第2の工程において不良と判定された半導体チップに対し、そのバーンインスクリーニングに使用される共通配線と電気的に接続するための外部接続用端子の上に対応する前記絶縁膜への露光工程を追加する以外は、何ら工程を追加する必要がなく、前記第2の工程において不良と判断された半導体チップにおいて共通配線と電気的に接続するための外部接続用端子が絶縁膜で前記共通配線との電気的接続を遮断されるため、ウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングを行うことが可能となる。
本発明の半導体ウェハの検査方法は、半導体基板の主面上に複数の半導体チップを形成する工程と、前記半導体チップの電気的特性を検査する工程と、前記電気的特性検査において不良と判定された半導体チップに対して、バーンインスクリーニングに使用される共通配線に接続するための素子電極と前記共通配線との電気的接続を遮断する工程と、前記共通配線を有するプローブ手段によって同一ウェハ上に複数形成された前記半導体チップの少なくとも一部を同時にプロービングしてバーンインスクリーニングする工程とを備えることを特徴とするものである。
上記した構成により、前記共通配線を有するプローブ手段は何ら変更することなく、電気的特性検査において不良と判定されたチップに異常電流が流れることなく、ウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングを行うことが可能となる。
本発明によれば、前記電気的特性検査において不良と判定された半導体チップに対応する前記素子電極と、バーンインスクリーニングに使用される前記共通配線との電気的接続を遮断することにより、良品と判断された半導体チップと、不良と判断された半導体チップが混在する半導体ウェハについても、ウェハ状態で一括して正確なバーンイン試験を行うことが可能となり、バーンインスクリーニングが行われている信頼性の高い半導体ウェハを、製造コストや、製造リードタイムを低減して製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1および図2は、本発明の第1の実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、図1は表面の部材を部分的にはがした状態を示す平面図であり、図2は図1におけるA−A’線部の断面構成を示している。
図1および図2に示す本発明にかかる半導体ウェハは、半導体ウェハ加工工程の終了後に、個々の半導体チップの電気特性を検査する電気特性検査工程、および外部接続用端子形成工程を経て製造されたもので、バーンインスクリーニングにかけられる。
図1および図2に示すように、半導体ウェハの各半導体チップ10には、少なくとも1つの半導体素子と、素子電極11と、この素子電極11の上側で開口するチッ化シリコンからなる保護膜(パッシベーション膜)12とが形成されている。
本実施の形態で例示する半導体ウェハには、ウェハ加工工程終了後に行った半導体チップ10の電気特性検査にて良品と判定された半導体チップ10aと、不良と判断された半導体チップ10bとが存在している。以下に、良品の半導体チップ10aと不良の半導体チップ10bのそれぞれについて説明する。
電気特性検査において良品と判定された半導体チップ10aは、保護膜12の上にネガ型の感光性絶縁材料からなる第1の絶縁膜13が形成されており、素子電極11の上側に第1の絶縁膜13の開口部14が形成されている。
第1の絶縁膜13の上には下部金属層15aと上部金属膜15bからなる金属配線層16が形成される。下部金属層15aは例えばTiのバリアメタルとCuからなり、スパッタ法によって形成される。上部金属膜15bはCuからなり、下部金属層15aの上方に電気めっき法によって形成される。
金属配線層16は一方の端部が第1の絶縁膜13の開口部14を通して素子電極11と接続され、他方の端部が金属配線層16の上に形成したCuからなるランド17と接続されており、金属配線層16とランド17とで金属配線部を形成する。
ランド17の周囲、および金属配線層16と第1の絶縁膜13の上には熱硬化性のエポキシ樹脂からなる第2の絶縁膜18が形成されている。第2の絶縁膜18はランド17の上側に開口部を有し、この第2の絶縁膜18の開口部にはランド17と接続して外部接続用端子をなす半田の金属バンプ19が形成されている。
これらの外部接続用端子をなす金属バンプ19のうちの少なくとも1つは、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属バンプ19biであり、この金属バンプ19biに対応するランド17bi、金属配線層16biおよび素子電極11biがそれぞれの半導体チップ10aに存在する。
次に、電気特性検査において不良と判断された半導体チップ10bは、基本的な構成において良品と判断された半導体チップ10aと同様であり、保護膜12の上にネガ型の感光性絶縁材料からなる第1の絶縁膜13が形成され、素子電極11の上側に第1の絶縁膜13の開口部14が形成される。
しかし、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属バンプ19biに対応する素子電極11biの上側には第1の絶縁膜13の開口部(図面において符号14xで示す)が形成されておらず、金属配線層16biと素子電極11biとが接続していない。
なお、下部金属層のバリアメタルを構成する材料はTiに限られず、第1の絶縁膜13との強い密着性を有し、金属配線層16のエッチング液に対するバリア性を有する材料であれば良く、例えばTiWやCr等を用いても良い。また、下部金属層の下部金属膜および上部金属膜およびランド17を構成する材料はCuに限られず、導電性を有する材料であれば良く、それぞれが異なる導電性材料により構成されていても良い。また、金属配線層16およびランド17は一工程で形成しても良いし、別々の工程で形成しても良い。また、第2の絶縁膜18についても熱硬化性エポキシ樹脂に限られず、絶縁性を有する材料であれば良く、例えば第1の絶縁膜と同一の、ネガ型感光性絶縁材料でも良い。
上記した構成により、電気特性検査工程において不良と判断された半導体チップ10bについては、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属バンプ19biが存在するが、この金属バンプ19biに対応する素子電極11biの上側の第1の絶縁膜13に開口部(図2において符号14xで示す)は形成されていないので、素子電極11biと金属バンプ19biは電気的に遮断されている。
したがって、半導体ウェハをウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングするに際し、共通配線と金属バンプ19biを接続しても、不良の半導体チップ10bを通して異常電流が流れることなく、確実なバーンインスクリーニングを行うことができる。
図3は、本発明の第2の実施の形態にかかる半導体ウェハを示している。この半導体ウェハにおいても、前述した本発明の第1の実施形態にかかる半導体ウェハの場合と同様に、半導体チップ10には、少なくとも1つの半導体素子と、素子電極11と、この素子電極11の上側で開口するチッ化シリコンからなる保護膜(パッシベーション膜)12とが形成されており、ウェハ加工工程終了後に半導体チップの電気特性検査が行われ、この特性検査にて良品と判定された半導体チップ10aと、不良と判断されたチップ10bとがウェハ内に存在している。
また、前述したように、電気特性検査において良品と判断された半導体チップ10aは、その金属バンプ19のうちの少なくとも1つが、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属バンプ19biであり、この金属バンプ19biに対応するランド17bi、金属配線層16biおよび素子電極11biがそれぞれの半導体チップ10aに存在する。そして、素子電極11の上側に第1の絶縁膜13の開口部14が形成され、開口部14を通して素子電極11biに接続する金属配線層16biが存在する。本実施の形態において、金属配線層16、16biはネガ型のめっきレジストをパターニングしてめっき法によって形成される。
一方、電気特性検査において不良と判断された半導体チップ10bは、基本的な構成において良品と判断された半導体チップ10aと同様であり、保護膜12の上にネガ型の感光性絶縁材料からなる第1の絶縁膜13が形成され、素子電極11の上側に第1の絶縁膜13の開口部14が形成される。
しかし、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属バンプ19biは存在するが、この金属バンプ19biに対応する金属配線(図3において符号16xで示す)は形成されていないので、素子電極11biと金属バンプ19biは電気的に遮断されている。
したがって、半導体ウェハをウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングするに際し、共通配線と金属バンプ19biを接続しても、不良の半導体チップ10bを通して異常電流が流れることなく、確実なバーンインスクリーニングを行うことができる。
図4は、本発明の第3の実施の形態にかかる半導体ウェハを示している。この半導体ウェハにおいても、前述した本発明の第1の実施形態にかかる半導体ウェハの場合と同様に、半導体チップ10には、少なくとも1つの半導体素子と、素子電極11と、この素子電極11の上側で開口するチッ化シリコンからなる保護膜(パッシベーション膜)12とが形成されており、ウェハ加工工程終了後に半導体チップの電気特性検査が行われ、この特性検査にて良品と判定された半導体チップ10aと、不良と判断されたチップ10bとがウェハ内に存在している。
また、前述したように、電気特性検査において良品と判断された半導体チップ10aは、その金属バンプ19のうちの少なくとも1つが、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属バンプ19biであり、この金属バンプ19biに対応するランド17bi、金属配線層16biおよび素子電極11biがそれぞれの半導体チップ10aに存在する。本実施の形態において、ランド17、17biはネガ型のドライフィルムレジストをパターニングしてめっき法によって形成される。
一方、電気特性検査において不良と判断された半導体チップ10bは、基本的な構成において良品と判断された半導体チップ10aと同様であり、保護膜12の上にネガ型の感光性絶縁材料からなる第1の絶縁膜13が形成され、素子電極11の上側に第1の絶縁膜13の開口部14が形成され、金属バンプ19を金属配線層16に接続するランド17が存在する。
しかし、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属バンプ19biは存在するが、この金属バンプ19biに対応するランド17bi(図4において符号17xで示す)は形成されていないので、素子電極11biと金属バンプ19biは電気的に遮断されている。
したがって、半導体ウェハをウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングするに際し、共通配線と金属バンプ19biを接続しても、不良の半導体チップ10bを通して異常電流が流れることなく、確実なバーンインスクリーニングを行うことができる。
図5および図6は、本発明の第4の実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、図5は表面の部材を部分的にはがした状態を示す平面図であり、図6は図5におけるB−B’線部の断面構成を示している。
図5および図6に示す本発明にかかる半導体ウェハは、半導体ウェハ加工工程の終了後に、個々の半導体チップの電気特性を検査する電気特性検査工程、および外部接続用端子形成工程を経て製造されたもので、バーンインスクリーニングにかけられる。
図5および図6に示すように、半導体ウェハの各半導体チップ10には、少なくとも1つの半導体素子と、素子電極11と、この素子電極11の上側で開口するチッ化シリコンからなる保護膜(パッシベーション膜)12とが形成されている。
本実施の形態で例示する半導体ウェハには、ウェハ加工工程終了後に行った半導体チップ10の電気特性検査にて良品と判定された半導体チップ10aと、不良と判断された半導体チップ10bとが存在している。以下に、良品の半導体チップ10aと不良の半導体チップ10bのそれぞれについて説明する。
電気特性検査において良品と判定された半導体チップ10aは、保護膜12の上にAlからなる金属配線層16’がスパッタ法によって形成されている。金属配線部をなす金属配線層16’は一方の端部が保護膜12の開口を通して素子電極11と接続されており、他方の端部が外部接続用端子20として用いられる。
金属配線層16’と保護膜12の上にはネガ型の感光性絶縁材料からなる絶縁膜21が形成されており、絶縁膜21は金属配線層16’の外部接続用端子20の上に開口部21’を有している。
これらの外部接続用端子20のうちの少なくとも1つは、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための外部接続用端子20biであり、この外部接続用端子20biに対応する開口部21’bi、金属配線層16’biおよび素子電極11biがそれぞれの半導体チップ10aに存在する。
次に、電気特性検査において不良と判断された半導体チップ10bは、基本的な構成において良品と判断された半導体チップ10aと同様であり、保護膜12の上に金属配線層16’が形成され、金属配線層16’が保護膜12の開口を通して素子電極11と接続され、絶縁膜21が外部接続用端子20の上に開口部21’を有している。
しかし、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための外部接続用端子20biの上側には開口部(図6において符号21’Xで示す)は形成されておらず、素子電極11biはバーンインスクリーニングに使用する共通配線に対して電気的に遮断される。
したがって、半導体ウェハをウェハ状態で一括してバーンインスクリーニングするに際し、不良の半導体チップ10bを通して異常電流が流れることなく、確実なバーンインスクリーニングを行うことができる。
次に、上述した各実施の形態の半導体ウェハの製造方法について図面を参照しながら説明する。
図7(a)〜図7(f)および図8(a)〜(e)および図9(a)〜(e)は、本発明の第1の実施形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示しており、図1のA−A’線における工程順の断面構成を示している。
まず、図7(a)に示すように、半導体基板(半導体ウェハ)に複数の半導体チップ10を形成する。各半導体チップ10には、少なくとも1つの半導体素子と、素子電極11と、この素子電極11の上側で開口するチッ化シリコンからなる保護膜(パッシベーション膜)12とが形成されている。
これらの素子電極11のうちの少なくとも1つは、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための素子電極11biであり、この素子電極11biがそれぞれの半導体チップ10に存在する。
次に、図7(b)に示すように、各素子電極11にプローブ針31を接触させ、半導体チップ10の電気特性検査を行い、個々の半導体チップ10の良否を判定し、良品チップ10aと不良チップ10bに区別する。
次に、図7(c)に示すように、半導体ウェハの主面上に第1の絶縁膜13としてネガ型の感光性絶縁膜を形成する。
次に、図7(d)に示すように、第一の絶縁膜開口用マスク32を使用して、素子電極11の上部およびスクライブレーン上を遮光した状態で露光する。
次に、図7(e)に示すように、第一の絶縁膜用不良チップ対応マスク33を使用して、図7(b)の工程にて不良と判定された半導体チップ10bにおいて、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための素子電極11biの上部のみを選択的に露光する。なお、選択的に露光する範囲は素子電極11biの上部に必ずしも限るものではなく、不良と判定された半導体チップ10bの上部全領域について露光を行っても良い。
次に、図7(f)に示すように、現像処理を行って、図7(d)および図7(e)の工程で露光されなかった部分の第1の絶縁膜を除去して開口部14を形成する。このとき、図7(e)の工程にて露光された不良の半導体チップ10bの素子電極11biの上部には開口部(符号14Xで示す)は形成されない。
次に、図8(a)に示すように、スクライブレーン以外の開口部の内部および第一の絶縁膜13上に下部金属層15aを形成する。下部金属層15aはスパッタリング法によりチタンからなるバリアメタルおよびCuからなる下部金属膜とから構成される。
なお、バリアメタルおよび下部金属膜からなる下部金属層15aの形成は、スパッタリング法に限らず真空蒸着法、CVD法または無電解めっき法等を用いても良い。また、下部金属層15aのバリアメタルに用いる材料は、チタンに限らずTiWまたはCr等を用いても良い。
次に、図8(b)に示すように、バリアメタルと下部金属膜で構成される下部金属層15aの全面にポジ型またはネガ型の感光性めっきレジスト材料34を塗布し、所定の形状を有するマスクを用いて露光、現像することにより、再配線の形状に開口するめっきレジスト膜34を形成する。
次に、図8(c)に示すように、めっきレジスト膜34をマスクとして用いた電解めっき法により、下部金属層15aをシードとしてCuからなる上部金属膜15bを形成する。
次に、図8(d)に示すように、めっきレジスト膜34を分解して除去する。
次に、図8(e)に示すように、下部金属層15aおよび上部金属膜15bの上にドライフィルムレジスト膜35を形成し、所定の形状を有するマスクを用いて露光、現像することにより、ランド17に対応する部分に開口部を設ける。
次に、図9(a)に示すように、ドライフィルムレジスト膜35をマスクとして用いた電気めっき法により、下部金属層15aおよび上部金属膜15bをシードとしてCuからなるランド17を形成する。
次に、図9(b)に示すように、ドライフィルムレジスト膜35を分解して除去する。
次に、図9(c)に示すように、まず塩化第二鉄溶液を用いてウェットエッチングを行う。これにより、ランド17、上部金属膜15bおよび上部金属膜15bの間に露出する下部金属層15aが溶解されるが、下部金属層15aと比べて上部金属膜15bおよびランド17は十分な厚さを有しており、下部金属層15aが上部金属膜15bおよびランド17よりも先に除去される。
なお、ウェットエッチングに用いるエッチング液は塩化第二鉄溶液に限られず、銅を溶解できるエッチング液であれば良く、硫酸と過酸化水素との混合液等でも良い。
その後、チタンを溶解するエッチング液としてEDTA(エチレンジアミン四酢酸塩)溶液を用いてバリアメタルを除去して第1の絶縁膜13を露出する。これにより、バリアメタルおよび下部金属膜からなる下部金属層15aおよび上部金属膜15bが積層された金属配線層16およびランド17が形成される。
次に、図9(d)に示すように、半導体ウェハの主面上に、ランド17の上部に金属面が露出するように、熱硬化性のエポキシ樹脂を用いて第2の絶縁膜18を形成する。なお、第2の絶縁膜18に用いる材料は、熱硬化性エポキシ樹脂に限られず、絶縁性を有する材料であれば良く、例えば第1の絶縁膜と同様の感光性材料でも良い。
次に、図9(e)に示すように、ランド17の上部に半田ボールを載置して溶融することにより外部接続用端子である金属バンプ19を形成する。なお、金属バンプ19を形成する方法は、ボール搭載法に限られず、所定の開口部を有するメタルマスクを使用してクリーム半田を印刷して溶融する印刷法等を用いても良い。
次に、本発明の前記第2の実施形態にかかる半導体ウェハの製造方法を説明する。これは、基本的な構成においては前述した図7から図9に示した工程と同様であり、相違は以下に述べる点にある。
1.本実施の形態では、図7(c)に示す工程において形成する第一の絶縁膜13は、ネガ型の感光性絶縁膜である必要はなく、ポジ型の感光性絶縁材料でもよい。
2.本実施の形態では、図7(e)に示す工程、つまり第一の絶縁膜用不良チップ対応用マスク33を使用した露光工程を行わない。このため、不良と判定された半導体チップ10bの素子電極11biの上には第1の絶縁膜13の開口部14が形成される。
3.本実施の形態では、図8(b)に示す工程において、バリアメタルと下部金属膜で構成される下部金属層15aの全面にネガ型の感光性レジスト材料36を塗布し、所定の形状を有するマスクを用いて露光する。
その後、さらに図10に示すように、めっきレジスト膜用不良チップ対応マスク37を使用して露光操作を行う。この露光操作によって、図7(b)の工程で不良と判定された半導体チップ10bに対し、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための素子電極11biの上部、つまり後工程で金属配線層16biを形成する部位のみを選択的に露光する。その後に、現像することによって再配線の形状に開口するめっきレジスト膜34を形成する。
このとき、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属配線層16biを形成する部位がレジスト膜36で覆われた状態となる。このため、次の図8(c)の工程において、めっきレジスト膜36をマスクとして用いた電解めっき法により、下部金属層15aをシードとしてCuからなる上部金属膜15bを形成する際に、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属配線層16biを形成する部位には上部金属膜15bが選択的に形成されない。
よって、図9(c)に示す工程を経ることで、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属配線層(図3に符号16Xで示す)が形成されない不良の半導体チップ10bが構成される。
次に、本発明の前記第3の実施形態にかかる半導体ウェハの製造方法を説明する。これは、基本的な構成においては前述した図7から図9に示した工程と同様であり、相違は以下に述べる点にある。
1.本実施の形態では、図7(c)に示す工程において形成する第一の絶縁膜13は、ネガ型の感光性絶縁膜である必要はなく、ポジ型の感光性絶縁材料でもよい。
2.本実施の形態では、図7(e)に示す工程、つまり第一の絶縁膜用不良チップ対応用マスク33を使用した露光工程を行わない。このため、不良と判定された半導体チップ10bの素子電極11biの上には第1の絶縁膜13の開口部14が形成される。
3.本実施の形態では、図8(e)に示す工程において、下部金属層15aおよび上部金属膜15bの上にネガ型のドライフィルムレジスト膜38を形成し、所定の形状を有するマスクを用いて露光する。
その後、さらに図11に示すように、ドライフィルムレジスト膜用不良チップ対応マスク39を使用して露光操作を行う。この露光操作によって、図7(b)の工程で不良と判定された半導体チップ10bに対し、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するためのランド17biを形成する部位のみを選択的に露光する。その後に、現像することによって、ドライフィルムレジスト膜38のランド17に対応する部分に開口部を設ける。
このとき、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するためのランド17biを形成する部位がドライフィルムレジスト膜38で覆われた状態となる。
このため、次の図9(a)の工程おいて、ドライフィルムレジスト膜39をマスクとして用いた電気めっき法により、下部金属層15aおよび上部金属膜15bをシードとしてCuからなるランド17を形成する際に、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための金属配線層16biの上にはランド(図4に符号17Xで示す)が選択的に形成されず、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続されない不良の半導体チップ10bが構成される。
次に、本発明の前記第4の実施形態にかかる半導体ウェハの製造方法を、図12(a)〜図12(d)および図13(a)〜(c)で説明する。
まず、図12(a)に示すように、半導体基板(半導体ウェハ)に複数の半導体チップ10を形成する。各半導体チップ10には、少なくとも1つの半導体素子と、素子電極11と、この素子電極11の上側で開口するチッ化シリコンからなる保護膜(パッシベーション膜)12とが形成されている。
これらの素子電極11のうちの少なくとも1つは、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための素子電極11biであり、この素子電極11biがそれぞれの半導体チップ10に存在する。
次に、図12(b)に示すように、素子電極11にプローブ針21を接触させ、半導体チップ10の電気特性検査を行い、個々の半導体チップの良否を判定し、良品チップ10aと不良チップ10bに区別する。
次に、図12(c)に示すように、素子電極11の上の開口部の内部を含む、パッシベーション膜の12上にアルミニウムからなる金属膜をスパッタリング法により形成し、さらにパターンレジストを形成してドライエッチングを行うことによって金属配線層16’および外部接続用端子20を形成する。
次に、図12(d)に示すように、半導体ウェハの主面上に絶縁膜としてネガ型の感光性絶縁膜21を形成する。
次に、図13(a)に示すように、絶縁膜開口用マスク40を使用して、素子電極11の上部およびスクライブレーンの上を遮光した状態で露光する。
次に、図13(b)に示すように、絶縁膜用不良チップ対応マスク41を使用して、図12(b)の構成で不良と判定された半導体チップ10bにおいて、バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための外部接続用端子20の上部のみを選択的に露光する。なお、選択的に露光する範囲は外部接続用端子20の上部に必ずしも限るものではなく、不良と判定された半導体チップ10bの上部全領域について露光を行っても良い。
次に、図13(c)に示すように、現像処理を行って、図13(a)および図13(b)で露光されなかった部分の第1の絶縁膜を除去し、開口部21’を形成する。このとき、図13(b)にて露光された部位、つまりバーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための外部接続用端子20の上部には開口部(符号21’x)は形成されない。
次に、本発明にかかる半導体ウェハのバーンインスクリーニングを行う方法を説明する。上述した各構成の半導体ウェハに対し、プローブカードを用いてプロービングを行う。このプローブカードは、バーンインスクリーニングに使用する共通配線を有してウェハ全面を同時にプロービングすることが可能で、シリコンゴムのような柔らかいものであり、半導体ウェハに押し当てることによりプロービングを行う。
この際、電気特性検査において良品と判定された半導体チップ10aには、共通配線を通して、図2における金属バンプ19biまたは図6における外部接続用端子20biから半導体チップ10aに電源が供給される。しかし、不良と判定された半導体チップ10bには、前記共通配線と、バーンインスクリーニングに使用される素子電極11biとの電気的接続が遮断されているので電源は供給されない。
このようにして、プロービングを行った後にバーンインスクリーニングを行うことにより、良品と不良品が混在した半導体ウェハ10の良品チップ10aについてのみバーンインクリーニングを行うことができる。
本発明の半導体ウェハとその製造方法ならびに半導体ウェハの検査方法は、再配線構造を有する半導体装置を製造するにあたり、ウェハ状態で確実なバーンインスクリーニングを行うための手法として有用である。
本発明の一実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、表面の部材を部分的にはがした状態を示す平面図 本発明の第1の実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、図1におけるA−A’線部の断面構成を示す断面図 本発明の第2の実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、図1におけるA−A’線部の断面構成を示す断面図 本発明の第3の実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、図1におけるA−A’線部の断面構成を示す断面図 本発明の第4の実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、表面の部材を部分的にはがした状態を示す平面図 本発明の第4の実施形態にかかる半導体ウェハの一部を示し、図5におけるB−B’線部の断面構成を示す断面図 (a)〜(f)はそれぞれ、本発明の第1の実施の形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示し、図1のA−A’線部における断面構成を工程順に示す断面図 (a)〜(e)はそれぞれ、本発明の第1の実施の形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示し、図1のA−A’線部における断面構成を工程順に示す断面図 (a)〜(e)はそれぞれ、本発明の第1の実施の形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示し、図1のA−A’線部における断面構成を工程順に示す断面図 本発明の第2の実施形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示し、特徴的工程での図1のA−A’線部における断面構成を示す断面図 本発明の第3の実施形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示し、特徴的工程での図1のA−A’線部における断面構成を示す断面図 (a)〜(d)はそれぞれ、本発明の第4の実施の形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示し、図5のB−B’線部における断面構成を工程順に示す断面図 (a)〜(c)はそれぞれ、本発明の第4の実施の形態にかかる半導体ウェハの製造方法を示し、図5のB−B’線部における断面構成を工程順に示す断面図 従来例にかかる半導体装置を示し、表面の部材を部分的にはがした状態を示す平面図 従来例にかかる半導体装置を示し、図14のC−C’線部における断面構成を示す断面図
符号の説明
10 半導体チップ
10a 電気特性検査で良品と判定された半導体チップ
10b 電気特性検査で不良品と判定された半導体チップ
11 素子電極
11bi バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続される外部接続用
端子と電気的に接続される素子電極
12 保護膜(パッシベーション膜)
13 第1の絶縁膜
14 素子電極上の第1の絶縁膜の開口部
15a 下部金属層
15b 上部金属膜
16 金属配線層
16bi バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続される外部接続用
端子と電気的に接続される金属配線層
16’ スパッタ法で形成された金属配線層
16’bi バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続するための外部接続用端子と電気的に接続されるスパッタ法で形成された金属配線層
17 ランド
17bi バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続される外部接続用
端子と電気的に接続されるランド
18 第2の絶縁膜
19 外部接続用端子をなす金属バンプ
19bi バーンインスクリーニングに使用される共通配線と接続される外部接続用
端子をなす金属バンプ
20 外部接続用端子
21 絶縁膜
21’ 開口部
31 プローブ針
32 第一の絶縁膜開口用マスク
33 第1の絶縁膜用不良チップ対応マスク
34 めっきレジスト膜
35 ドライフィルムレジスト膜
36 ネガ型の感光性めっきレジスト材料
37 めっきレジスト膜用不良チップ対応マスク
38 ネガ型ドライフィルムレジスト膜
39 ドライフィルムレジスト膜用不良チップ対応マスク
40 絶縁膜開口用マスク
41 絶縁膜用不良チップ対応マスク
100 半導体チップ
101 素子電極
102 保護膜(パッシベーション膜)
103 第1の絶縁膜
104 素子電極上の保護膜の開口部
105a 下部金属層
105b 上部金属膜
106 金属配線層
107 ランド
108 第2の絶縁膜
109 金属バンプ

Claims (10)

  1. 複数の半導体チップを有し、前記半導体チップが、少なくとも1つの半導体素子と、主面上に形成されて前記半導体素子と電気的に接続された素子電極とを備え、前記半導体チップの主面上に外部接続用端子および前記外部接続用端子と前記素子電極とを接続するための金属配線部を再配置してなり、少なくとも1つの外部接続用端子がバーンインスクリーニングで使用する共通配線に接続される半導体ウェハであって、
    前記半導体ウェハのウェハプロセス終了後の電気特性検査で不良と判定された前記半導体チップは、前記バーンインスクリーニングで使用するための前記素子電極と前記共通配線との電気的接続が選択的に遮断されていることを特徴とする半導体ウェハ。
  2. 電気特性検査で不良と判定された前記半導体チップは、前記バーンインスクリーニングで使用するための前記外部接続用端子とこれに対応する前記素子電極との電気的接続が前記金属配線部において選択的に遮断されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェハ。
  3. 前記外部接続用端子が金属バンプであることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェハ。
  4. 半導体基板の主面上に複数の半導体チップを形成する工程であって、半導体チップとして、少なくとも1つの半導体素子と、前記半導体素子と電気的に接続された素子電極と、各半導体チップの主面を覆い前記素子電極上に開口部を有するパッシベーション膜とを形成する第1の工程と、
    前記半導体チップの電気的特性を検査する第2の工程と、
    前記パッシベーション膜の上に第1の絶縁膜を前記素子電極の上で開口させて形成する第3の工程と、
    前記第1の絶縁膜上に、前記素子電極に接続する金属配線層および前記金属配線層に接続するランドを形成する第4の工程と、
    前記第1の絶縁膜上に、前記ランドの周囲および前記金属配線層を覆い前記ランドの上で開口させて第2の絶縁膜を形成する第5の工程と、
    前記ランドに接続する外部接続用端子を形成する第6の工程とを含む半導体ウェハの製造方法において、
    前記第3の工程もしくは前記第4の工程が、前記第2の工程において不良と判定された半導体チップにおいて、バーンインスクリーニングに使用される共通配線に接続するための前記素子電極と前記共通配線との電気的接続を選択的に遮断する工程を含むことを特徴とする半導体ウェハの製造方法。
  5. 前記第3の工程が、前記半導体チップの主面上に第1の絶縁膜を全面に形成する工程と、前記素子電極の上に対応する部位を光に対して選択的に遮断して前記第1の絶縁膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおける前記素子電極のうち、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される前記共通配線と電気的に接続するための前記素子電極の上で前記第1の絶縁膜を選択的に露光する工程と、前記第1の絶縁膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体ウェハの製造方法。
  6. 前記第4の工程が、前記半導体チップの主面上に前記第1の絶縁膜を含んでめっきレジスト膜を全面に形成する工程と、前記金属配線層に対応する部分を光に対して選択的に遮断して前記めっきレジスト膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおける前記金属配線層のうち、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される前記共通配線と電気的に接続するための前記金属配線層の上で前記めっきレジスト膜を選択的に露光する工程と、前記めっきレジスト膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体ウェハの製造方法。
  7. 前記第4の工程が、前記半導体チップの主面上に前記第1の絶縁膜を含んでドライフィルムレジスト膜を全面に形成する工程と、前記ランドに対応する部分を光に対して選択的に遮断して前記ドライフィルムレジスト膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおける前記ランドのうち、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される前記共通配線と電気的に接続するための前記ランドの上で前記ドライフィルムレジスト膜を選択的に露光する工程と、前記ドライフィルムレジスト膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体ウェハの製造方法。
  8. 半導体基板の主面上に複数の半導体チップを形成する工程であって、半導体チップとして、少なくとも1つの半導体素子と、前記半導体素子と電気的に接続された素子電極と、各半導体チップの主面を覆い前記素子電極上に開口部を有するパッシベーション膜とを形成する第1の工程と、
    前記半導体チップの電気的特性を検査する第2の工程と、
    前記パッシベーション膜上に、外部接続用端子および外部接続用端子を前記素子電極に接続する金属配線層とを形成する第3の工程と、
    前記金属配線層を覆い外部接続用端子の上に開口を有した絶縁膜を形成する第4の工程とを含む半導体ウェハの製造方法において、
    前記第4の工程が、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおいて、バーンインスクリーニングに使用する共通配線に接続するための前記外部接続用端子の上に開口がない絶縁膜を形成し、前記共通配線に接続するための前記外部接続用端子と前記共通配線との電気的接続を選択的に遮断する工程を含むことを特徴とする半導体ウェハの製造方法。
  9. 前記第4の工程が、前記半導体ウェハの主面上に絶縁膜を全面に形成する工程と、前記外部接続用端子に対応する部位を光に対して選択的に遮断して前記絶縁膜を露光する工程と、前記第2の工程で不良と判定された半導体チップにおいて前記素子電極と接続される金属配線層および前記外部接続用端子のうちで、少なくとも前記バーンインスクリーニングに使用される共通配線と電気的に接続するための外部接続用端子の上で前記絶縁膜を選択的に露光する工程と、前記絶縁膜の露光されていない部分を現像によって開口させる工程とを含むことを特徴とする請求項8に記載の半導体ウェハの製造方法。
  10. 半導体基板の主面上に複数の半導体チップを形成する工程と、前記半導体チップの電気的特性を検査する工程と、前記電気的特性検査において不良と判定された半導体チップに対して、バーンインスクリーニングに使用される共通配線に接続するための素子電極と前記共通配線との電気的接続を遮断する工程と、前記共通配線を有するプローブ手段によって同一ウェハ上に複数形成された前記半導体チップの少なくとも一部を同時にプロービングしてバーンインスクリーニングする工程とを備えることを特徴とする半導体ウェハの検査方法。
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