JP2006221341A - データ転送方法 - Google Patents

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孝 宮本
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Abstract

【課題】 主制御ボードと複数のアプリケーションボードとが共通のシリアルバスを介して接続される装置において、特定のボードに対して大量のデータを連続転送する場合のデータ伝送効率を向上させ、連続データ転送によるバスの占有を回避する。
【解決手段】 連続データ転送の対象か否かを判断する識別情報をデータフレーム内に付加し、主制御ボード1からボード2、3に対し、連続データを受信するための処理を起動又は解除し、ボード2、3の各々は、識別情報を監視し、予め連続データを受信するための起動命令を受けている場合には、識別情報が連続転送対象のデータであることを示すすべてのデータフレームを受信し、起動命令を受けていない場合には、連続転送対象のデータであることを示すすべてのデータフレームを無視する。連続データ転送の対象となるボードへ送信するデータフレームは、宛先情報を省略する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ転送方法に関し、特に、電子交換機もしくは電話の交換機能を有する装置等において、シリアルバスを使用して連続データを伝送する際などに用いられるデータ転送方法に関する。
従来、電子交換機等のシリアルバス制御においては、データの宛先を示す宛先情報部分と、実際のデータの内容を示すデータ部分から構成されるフォーマットデータを、送受信フレーム毎に付加する方法が採用されていた。また、特許文献1及び2に記載のように、必要量のデータを転送するまでの間は、転送対象のデバイスによってシリアルバスを占有するか、ある一定時間のバスの占有を繰り返すような方法が提案されていた。
特開平02−278362号公報 特開昭62−190545号公報
しかし、上記従来のデータ転送方法においては、データの宛先を示す宛先情報部分と、データ部分とで構成されるフォーマットデータをすべての伝送フレームに付加するため、同じボードを宛先とするような連続データを送信する際には、シリアルバス上のデータ伝送効率が悪化するという問題があった。
また、同一のシリアルバス上に複数のボードが存在すると、特定のデバイス間のデータ送信によってバスが占有されていると、データ転送が完了するまで他のデバイスがバスを使用することができないという問題があった。そこで、長期間のバスの占有を防止するため、一定期間の占有を断続的に繰り返す方法を採用したとしても、一定の占有時間を有するために即時に優先してバスを使用することができないデバイスが存在するような場合等、占有時間の融通性が悪化するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来のデータ転送方法における問題点に鑑みてなされたものであって、特定の同一ボードに対して大量のデータを連続転送する場合に、シリアルバスのデータ伝送効率を向上させるとともに、特定のボードに対する連続データ転送によってバスを占有することがなく、他のボードにもデータ転送を行うことが可能なデータ転送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、装置全体を制御する主制御ボードと、装置の各種機能を実現する複数のアプリケーションボードとが、共通のシリアルバスを介して接続される装置のデータ転送方法において、前記主制御ボードから前記複数のアプリケーションボードのいずれかのアプリケーションボードへデータを転送する際に、データを連続して転送する連続データ転送の対象であるか否かを判断するための識別情報をデータフレーム内に付加し、前記主制御ボードから特定のアプリケーションボードに対し、連続データ転送の対象として送られてくるデータを受信するための処理を起動し又は解除し、前記複数のアプリケーションボードの各々において、データフレーム内の連続送信中のデータであるか否かを示す前記識別情報を監視し、前記複数のアプリケーションボードの各々において、予め連続データ転送の対象として送られてくるデータを受信するための起動命令を受けている場合には、前記識別情報が連続転送対象のデータであることを示すすべてのデータフレームを受信し、前記複数のアプリケーションボードの各々において、予め連続データ転送の対象として送られてくるデータを受信するための起動命令を受けていない場合には、前記識別情報が連続転送対象のデータであることを示すすべてのデータフレームを無視することを特徴とする。
そして、本発明によれば、シリアルバス上を伝送されるデータフレームが連続転送の対象データであるか否かは、フレームフォーマット中の識別情報によってのみ決定され、この識別情報を監視することで、予め連続データを受信する命令を受けたボードのみがデータを受信することが可能となるため、連続データの転送時にデータの送受に関わるボードによってシリアルバスが占有されることがなく、特定のボードにデータを連続送信している途中であっても随時他のアプリケーションボードに対してもデータを転送することが可能となる。
前記データ転送方法において、さらに、前記主制御ボードから前記連続データ転送の対象となるアプリケーションボードへの送信するデータフレームについては、宛先情報を省略して前記シリアルバス上に送出することができる。これによって、特定の同一ボードに連続データを転送している時には、データフレームフォーマットからデータの宛先を示す情報部分を省略するため、シリアルバス上で伝送されるビット列の減少によるデータ伝送効率の向上を図ることができ、データの送信に要する時間を短縮することができる。
以上のように、本発明によれば、特定の同一ボードに対して大量のデータを連続転送する場合のシリアルバスのデータ伝送効率を向上させるとともに、特定のボードに対する連続データ転送によってバスを占有することのないデータ転送方法を提供することができる。
図1は、本発明にかかるデータ転送方法を実施するための装置の構成例を示すものであって、この装置は、大別して、装置全体を制御する主制御ボード1と、アプリケーションボード2、3とで構成される。
主制御ボード1は、装置に実装されているアプリケーションボード2、3を制御し、その内部には、アプリケーションボード2、3の制御処理を実行するためのメインプロセッサ4と、制御データを格納するメモリ6と、シリアルバス15のインタフェースを行うコントローラ5とを備える。
アプリケーションボード2、3の各々は、可変のボード番号9、13を有し、内部には、各々のアプリケーションボード2、3固有のアプリケーション処理を実行するためのプロセッサ7、11と、主制御ボード1からの制御データを格納するためのメモリ10、14と、シリアルバス15のインタフェースを行うコントローラ8、12と備え、シリアルバス15を介して主制御ボード1と接続されている。
主制御ボード1が各アプリケーションボード2、3を制御するために必要なデータは、シリアルバス15を使用した通信により、このシリアルバス15とのインタフェースを行うコントローラ5、8、12、及び制御データを格納するためのメモリ6、10、14を介して、主制御ボード1内のメインプロセッサ4と、アプリケーションボード2、3内のプロセッサ7、11との間で送受信される。
主制御ボード1から各アプリケーションボード2、3に転送されるデータフレームは、図2に示すように、連続データ転送を行わない通常時と、連続データ転送時とで異なり、通常時には、図2(a)に示すように、データフレームに宛先情報が含まれるが、連続データ転送時には、図2(b)に示すように、宛先情報が省略される。また、いずれのデータにも、データフレームが連続データ送信の対象であるか否かを示す連続データ識別ビットが付加されている。
次に、上記構成を有する装置の動作について、図3を中心に参照しながら説明する。
主制御ボード1から、例えば、特定のアプリケーションボード3に大量のデータを連続送信する必要が生じると、主制御ボード1は、目的とするデータの送信開始に先立ち、シリアルバス15を介して、データの受信対象であるアプリケーションボード3上のコントローラ12を連続データの受信モードに移行させるための命令を発効する。この時点では、主制御ボード1とアプリケーションボード3とは、どちらも連続データを送信するための状態に移行していないため、シリアルバス15上を伝送されるデータは、図2(a)に示すように、データの宛先となるアプリケーションボード3の宛先情報となるボード番号13を含んだ通常のデータフレームフォーマットで送信される。
次に、対象アプリケーションボード3が連続データの受信モードに移行したことを確認すると、主制御ボード1は、内部のコントローラ5に対しても、アプリケーションボード3に対して連続データを送信するための動作状態に切り換える。そして、連続データの受信モードに移行すると、以後のデータ送信に関しては、主制御ボード1内のコントローラ5は、シリアルバス15へ送出するデータフレームの宛先がアプリケーションボード3の場合には、図2(b)に示すように、データの宛先情報を省略するとともに、データフレームが連続データ送信の対象であることを示す識別ビットを付加した形のデータフレームフォーマットでシリアルバス15上にデータを送信する。
受信側となるアプリケーションボード3内のコントローラ12は、シリアルバス15上を流れるデータのフレームフォーマット中の連続データ識別ビットを監視し、このビットが連続データを示しているデータフレームに関しては、すべて自分宛のデータと判断してデータを受信する。
以上の動作により、主制御ボード1とアプリケーションボード3との間で、シリアルバス15を介して目的とするデータの連続送信が実行される。この際、装置内で連続データ送信の受信モードに移行するためのコマンドを予め受けていないアプリケーションボード2は、連続データ識別ビットが連続データを示しているフレームについては一切受信に関する動作を行わないため、アプリケーションボード3宛の連続送信データを受信することはない。
さらに、送信されるデータが連続データであることは、図2(b)に示すフレームフォーマット中の連続データ識別ビットによってのみ判断されるため、アプリケーションボード3宛の連続データを構成する個々のデータフレームの間に、別のボード2を宛先とするデータフレームが存在しても問題はなく、シリアルバス15上に送出される個々のデータフレームの時間間隔についても任意の間隔とすることができる。
主制御ボード1は、目的とするデータ量のすべての送信が完了すると、アプリケーションボード3内のコントローラ12に対しては、連続データの受信モードを解除するための命令を発効し、主制御ボード1内部のコントローラ5に対しても、連続データを送信するための動作状態を解除する。これにより、主制御ボード1とアプリケーションボード3とは、連続データの送受信に関する特殊な動作は行わず、すべてのデータの送受信が、図2(a)に示す通常のデータフォーマットで行われる状態へと戻る。
尚、上記実施の形態においては、主制御ボード1が制御するアプリケーションボードが2つの場合について説明したが、アプリケーションボードが3つ以上の場合でも本発明を適用することができることはもちろんである。
本発明にかかるデータ転送方法を実施する装置の一例を示す構成図である。 本発明にかかるデータ転送方法に用いるデータフレームフォーマットの一例を示す図である。 本発明にかかるデータ転送方法のシーケンスの一例を示す図である。
符号の説明
1 主制御ボード
2 アプリケーションボード
3 アプリケーションボード
4 (主制御ボード搭載の)メインプロセッサ
5 (主制御ボード搭載の)コントローラ
6 (主制御ボード搭載の)メモリ
7 (アプリケーションボード搭載の)プロセッサ
8 (アプリケーションボード搭載の)コントローラ
9 (アプリケーションボードの)ボード番号
10 (アプリケーションボード搭載の)メモリ
11 (アプリケーションボード搭載の)プロセッサ
12 (アプリケーションボード搭載の)コントローラ
13 (アプリケーションボードの)ボード番号
14 (アプリケーションボード搭載の)メモリ
15 シリアルバス

Claims (2)

  1. 装置全体を制御する主制御ボードと、装置の各種機能を実現する複数のアプリケーションボードとが、共通のシリアルバスを介して接続される装置のデータ転送方法において、
    前記主制御ボードから前記複数のアプリケーションボードのいずれかのアプリケーションボードへデータを転送する際に、データを連続して転送する連続データ転送の対象であるか否かを判断するための識別情報をデータフレーム内に付加し、
    前記主制御ボードから特定のアプリケーションボードに対し、連続データ転送の対象として送られてくるデータを受信するための処理を起動し又は解除し、
    前記複数のアプリケーションボードの各々において、データフレーム内の連続送信中のデータであるか否かを示す前記識別情報を監視し、
    前記複数のアプリケーションボードの各々において、予め連続データ転送の対象として送られてくるデータを受信するための起動命令を受けている場合には、前記識別情報が連続転送対象のデータであることを示すすべてのデータフレームを受信し、
    前記複数のアプリケーションボードの各々において、予め連続データ転送の対象として送られてくるデータを受信するための起動命令を受けていない場合には、前記識別情報が連続転送対象のデータであることを示すすべてのデータフレームを無視することを特徴とするデータ転送方法。
  2. さらに、前記主制御ボードから前記連続データ転送の対象となるアプリケーションボードへの送信するデータフレームについては、宛先情報を省略して前記シリアルバス上に送出することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009054056A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Hakko Denki Kk 通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器

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