JP2009054056A - 通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器 - Google Patents

通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器 Download PDF

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Abstract

【課題】低水準の要求コマンドでメモリデータを読み込む場合にアドレス間隔のみで連結の可否を判断せず外部接続機器の通信速度も考慮して、より速い方法でメモリデータの読み込を実行する通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器を提供する。
【解決手段】低水準の要求コマンドでは通常は連結せずに読み込む場合でも、先ず連結無し読込時間126を「比較元メモリ読込時間124+送信遅延時間123+比較先メモリ読込時間125」から算出し、次に連結有り読込時間128を「要求コマンド119、応答コマンド120、比較元データ121、比較間データ127、比較先データ122」の合計通信時間を算出する。そして連結無し読込時間126よりも連結有り読込時間128の方が短かいなら連結して読み込むようにし、逆なら連結せずに読み込みを行う。
【選択図】図8

Description

本発明は、通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器に係わり、更に詳しくは、最低水準の読込コマンドで外部接続機器のメモリ情報を取得する機能を備えた電子機器において1読込コマンドで読み込むデータ数を最適化する通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器に関する。
従来、プログラマブル表示器がある。プログラマブル表示器は、プログラマブルコントローラやその他の例えば温調装置等の何らかの制御装置に接続され、それらの制御装置との間で機械の制御データ(例えばモータの駆動と停止)や監視データ(例えばセンサ出力のオン・オフ)などの情報を送受信して、それらの情報をユーザの所望する表示方法で表示装置に表示している。
このようなプログラマブル表示器の中には、外部接続機器のメモリデータを読み込む際に、読込コマンドに、メモリデータが格納されているメモリデバイス、メモリアドレス、及び該メモリアドレスから読み出すメモリデータのサイズをそれぞれ1つのみ設定して読み込みを実行する、という低水準の読込コマンドで外部接続機器のメモリ情報を取得する機能を備えたプログラマブル表示器がある。
このようなプログラマブル表示器では、外部接続機器のメモリデータを低水準の読込コマンドで読み込む場合において、そのメモリデータを外部接続機器やメモリデバイス毎に分類し、同一分類のメモリデータ群に関して、メモリデータを連結して読込コマンドの1回の実行で読み込みを行うか、メモリデータを連結しないで読込コマンドの2回の実行で読み込みを行うかを判断している。
そして、その判断では、それぞれのメモリデータのアドレス間隔が4ワード(一般的には1ワードは16ビットから成るデータ)以内であればメモリデータを連結し、それ以外であればメモリデータを連結しないという判断を行なっていた。
なお、データ転送方法に関しては、マザーボードとアプリケーション用の複数の拡張ソケットとが共通のシリアルバスを介して接続される装置において、特定の拡張ソケット(アプリケーションボード)に対して大量のデータを連続転送する場合に、連続データ転送によるバスの占有を回避して、データ転送効率を向上させるデータ転送方法が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)
しかし、プログラマブル表示器における低水準の読込コマンドでメモリデータを読み込む場合のデータ転送方法に関しては、上述した判断方法以外に特にデータ転送効率を向上させる方法は従来行われていない。
特開2006−221341号公報
ところで、上述したプログラマブル表示器における低水準の読込コマンドでメモリデータを読み込む場合に、メモリデータのアドレス間隔が4ワード以内であればメモリデータを連結し、4ワードを超える場合は連結しないという固定的な判断基準では、連結した方が理論的に速い場合でも連結しないという判断がされてしまう場合がある。
特に近年のように外部接続機器の通信速度が向上しているときに、固定的な基準でメモ
リデータの連結・非連結を判断すると、その結果、通信速度を速く出来る場合でも、それよりも通信時間が遅くなってしまい、このようなことが繰り返され、そのことがプログラマブル表示器の表示処理の速度向上を阻害する一因となるという問題があった。
本発明の課題は、上記従来の実状に鑑み、メモリデータを連結して読込コマンドの1回の実行で読み込みを行うのか又はメモリデータを連結しないで読込コマンドの2回の実行で読み込みを行うのかの判断に、アドレス間隔のみを判断基準とせず外部接続機器の通信速度も考慮して、より速い方法でメモリデータの読み込を実行する通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器を提供することである。
先ず、第1の発明の通信コマンド最適化方法は、外部接続機器のメモリデータを読み込む際に、読込コマンドに、上記メモリデータが格納されているメモリデバイス、メモリアドレス、及び該メモリアドレスから読み出すメモリデータのサイズをそれぞれ1つのみ設定して読み込みを実行する電子機器における通信コマンド最適化方法であって、外部接続機器毎及びメモリデバイス毎にメモリデータを分類して同一分類のメモリデータ群に分類する同一データ群分類工程と、分類された上記同一分類の上記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結して上記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行なう場合の連結データ読出通信時間を、当該メモリデータ群を有する上記外部接続機器の通信速度、上記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する上記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第1の時間算出工程と、分類された上記同一分類の上記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結せずに上記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行なう場合の非連結データ読出通信時間を、当該メモリデータ群を有する上記外部接続機器の通信速度、上記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する上記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第2の時間算出工程と、上記連結データ読出通信時間と上記非連結データ読出通信時間とを比較する通信時間比較工程と、該通信時間の比較において、上記連結データ読出通信時間のほうが上記非連結データ読出通信時間よりも速いときは上記所望のメモリデータを連結して上記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行ない、上記連結データ読出通信時間よりも上記非連結データ読出通信時間のほうが速いときは上記所望のメモリデータを連結せずに上記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行うメモリデータ読込工程と、を含んで構成される。
次に、第2の発明の通信コマンド最適化プログラムは、外部接続機器のメモリデータを読み込む際に、読込コマンドに、上記メモリデータが格納されているメモリデバイス、メモリアドレス、及び該メモリアドレスから読み出すメモリデータのサイズをそれぞれ1つのみ設定して読み込みを実行する電子機器に上記メモリデータの読み込みを実行させる通信コマンド最適化プログラムであって、外部接続機器毎及びメモリデバイス毎にメモリデータを分類して同一分類のメモリデータ群に分類する同一データ群分類処理と、分類された上記同一分類の上記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結して上記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する上記外部接続機器の通信速度、上記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する上記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第1の時間算出処理と、分類された上記同一分類の上記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結ぜずに上記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する上記外部接続機器の通信速度、上記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する上記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第2の時間算出処理と、上記連結データ読出通信時間と上記非連結データ読出通信時間とを比較する通信時間比較処理と、該通信時間の比較において、上記連結データ読出通信時間のほうが上記非連結データ読出通信時間よりも速いときは上記
所望のメモリデータを連結して上記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行ない、上記連結データ読出通信時間よりも上記非連結データ読出通信時間のほうが速いときは上記所望のメモリデータを連結せずに上記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行うメモリデータ読込処理と、を上記電子機器に実行させるように構成される。
更に、第3の発明のプログラマブル表示器は、外部接続機器のメモリデータを読み込む際に、読込コマンドに、上記メモリデータが格納されているメモリデバイス、メモリアドレス、及び該メモリアドレスから読み出すメモリデータのサイズをそれぞれ1つのみ設定して読み込みを実行するプログラマブル表示器において、外部接続機器毎及びメモリデバイス毎にメモリデータを分類して同一分類のメモリデータ群に分類する同一データ群分類手段と、該同一データ群分類手段により分類された同一分類の上記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結して上記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する上記外部接続機器の通信速度、上記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する上記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第1の時間算出手段と、上記同一データ群分類手段により分類された同一分類の上記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結せずに上記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する上記外部接続機器の通信速度、上記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する上記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第2の時間算出手段と、上記第1の時間算出手段が算出した上記連結データ読出通信時間と、上記第2の時間算出手段が算出した非連結データ読出通信時間とを比較する通信時間比較手段と、該通信時間比較手段による通信時間比較において、上記連結データ読出通信時間のほうが上記非連結データ読出通信時間よりも速いときは上記所望のメモリデータを連結して上記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行ない、上記連結データ読出通信時間よりも上記非連結データ読出通信時間のほうが速いときは上記所望のメモリデータを連結せずに上記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行うメモリデータ読込手段と、を有して構成される。
本発明によれば、メモリデータを連結して読込コマンドの1回の実行で読み込みを行うのか又はメモリデータを連結しないで読込コマンドの2回の実行で読み込みを行うのかの判断に、アドレス間隔のみを判断基準とせず外部接続機器の通信速度も考慮して、より速い方法でメモリデータの読み込を実行する通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施例1における通信コマンドの最適化を行うプログラマブル表示器及び外部接続機器のハード構成を示す図である。
図1に示すように、プログラマブル表示器1には、多数の通信ライン2を介して、多数の外部機器3(3−1、3−2、3−3、・・・)が接続されている。
プログラマブル表示器1は、特には図示しないが、表示装置のほかに、テンキーや多数のファンクションキーを備えている。また、記録媒体を着脱自在に装着可能な記録媒体装着部や、例えばUSB(universal serial bus)規格の複数のメス型コネクタ等を備えている。
また、外部機器3は、例えばプログラマブルコントローラ、温度調節制御装置、センサ
制御装置等の何らかの制御を行っている制御装置である。また。通信ライン2は例えばUSB規格の通信ケーブルからなる。
上記の外部機器3は、詳しくは後述するが、制御装置として他の装置や機構への制御を行うためのラダー図データが格納された1つ以上のメモリ装置を備えている。
また、プログラマブル表示器1には、必要に応じて、他の通信ライン4を介して、パーソナルコンピュータ(PC)5が接続される。PC5には、プログラマブル表示器用作画ソフト6が搭載されている。
図2は、実施例1における通信コマンドの最適化を行うソフト構成を示す図である。図2に示すように、プログラマブル表示器1には、このプログラマブル表示器1の動作を制御する本体プログラム7が搭載されている。
また、プログラマブル表示器1には、本体プログラム7と連携して動作する複数のI/O(入出力)制御プログラムである通信プログラム8(8−1、8−2、・・・)が搭載されている。
上記複数の外部機器3は、それぞれ通信速度やコマンドの送受信等の動作規格が異なるため、それぞれの異なる動作規格に対応するために、通信プログラム8は、プログラマブル表示器1に接続される外部機器3(3−1、3−2、・・・)の数に対応する数だけ搭載されている。
なお、以下の説明では、処理を分かりやすく説明するため、外部機器3の数を、外部機器3−1及び3−2の2台として説明する。
更に図2において、他方に示すPC5の内部では、プログラマブル表示器用作画ソフト6が動作し、これにより画像データ9が作成される。画像データ9は、プログラマブル表示器1の表示装置に表示される表示画面の設定データで構成されており、その構成はユーザ入力によって設定される。
このPC5で作成された画像データ9は、他の通信ライン4又は適宜の記録媒体11を介してプログラマブル表示器1に供給され、プログラマブル表示器1の本体プログラム7によって、内蔵の例えばHDD(hard disk drive)、EEPROM(electrically erasable programable ROM) 等に登録される。
なお、プログラマブル表示器1には表示装置の他に、前述したようにテンキーや多数のファンクションキーを備えており、これらのキーから画像データ9の修正、追加、削除等の更新をリアルタイムで行うことができる。
ここで、外部機器3のメモリデバイスの構成について説明する。
図3(a),(b) は、それぞれ外部機器3−1及び3−2のメモリデバイスの構成を模式的に示す図である。
図3(a) に示す外部機器3−1は、メモリデバイスA12とメモリデバイスB13の2つのメモリデバイスを備えている。また、図3(b) に示す外部機器3−2は、メモリデバイスC14とメモリデバイスD15の2つのメモリデバイスを備えている。
もちろん、メモリデバイスは1台の外部機器に2つと限るものではない。本例では、説明を簡略するために、外部機器3−1及び3−2ごとに、それぞれ2つのメモリデバイスを示したものである。
また、図3(a),(b) に示す各メモリデバイスの各1ワードのメモリ領域には、画像データ9の表示画面設定データに基づいて読み出されるべきメモリデータのアドレスが、メモリデバイス名と共に、例えばA000、A0010、・・・、B0010,・・・のように示されている。
実際には、これらのアドレスは、アドレスだけでなく、機番名とアドレスとメモリデータからなる合計16ビットで1ワードを構成するデータから成るが、ここでは簡便さを期して、アドレスのみを示している。
図4は、上記の画像データ9の表示画面設定データの構成に基づいて、プログラマブル表示器1において作成される読込メモリリストの例を示す図である。同図は左にプログラマブル表示器1を示し、右にプログラマブル表示器1内に作成される読込メモリリスト16の例を示している。
プログラマブル表示器1の表示画面17には、画像データ9としてユーザ入力によって設定された画面構成の複数の表示枠18の中に、ユーザ入力による所望の外部機器3の所望のメモリデバイスの内容(メモリデータ)が順次表示されるようになっている。
プログラマブル表示器1は、ユーザ所望の画面を表示画面17に表示する場合、先ず、HDD又はEEPROMに登録された画面データ9を本体プログラム7により解析し、画面データ9の表示画面設定データの内容に基づいて、表示画面17に表示すべきメモリデータを、図3に示したメモリデバイス3−1又は3−2から収集して、読込メモリリスト16を内部のRAM上に作成する。
図4の右に示す読込メモリリスト16の例では、機器欄21と、これに対応するメモリ欄22とから成る読込メモリリストが作成される。
機器欄21には外部機器3の機番3−1、3−2が表示され、メモリ欄22には、機器欄21の外部機器3−1又は3−2に備えられているメモリデバイスの名称データA、B、C又はDと、そのメモリデバイスから読み出すべきメモリデータのアドレスが、A0100、A0110、B0010、・・・のように表示順に一覧性をもって収集される。
尚、図3に示したメモリデバイスA〜Dの1ワード単位のメモリ領域には、当然ながらアドレス順にメモリデータが格納されているが、図4の右に示す読込メモリリスト16の1ワード単位のリストには、メモリデータを画像データ9で指定されている表示順に一覧表示しているので、そのアドレスは順不動である。
続いて、このように作成した外部機器3の読込みメモリリスト16を、通信プログラム8によって、外部機器3の種類やメモリデバイスの名称データA、B、C、D等に代表されるデバイスタイプごとに分類し、更にアドレス順にソートして「読込みメモリリストの分類とソート結果」のリストとして、このリストをRAM上に作成する。
図5は、そのようにしてRAM上に作成された読込みメモリリストの分類とソート結果のリストの例を示す図である。尚、図5に示すデータ構成では、説明を分かりやすくするために、図1〜図3で用いたハード構成に関連するデータ構成に、ハード構成の番号を、そのまま用いている。
図5に示すように、読込メモリリストの分類とソート結果のリスト23において、先ず読込メモリリストの分類では、図4に示した読込メモリリスト16の内容が、読み込むべき外部機器3−1及び3−2ごとに分類される。
そして、更に、外部機器3−1及び3−2ごとに、各メモリデバイスに対応して、メモリデバイスごとに、読込メモリリスト16の内容が、メモリ分類リストA12、B13、C14、及びD15に分類される。
また、更に、それらのメモリ分類リストごとに、読込メモリリスト16の内容が、ソートの結果、アドレス順に並んで表示される。これらの各メモリ分類リストA12、B13、C14、及びD15が、それぞれ独立に、これから述べるメモリ連結の可否を判断する最小単位の対象となる。
図6は、メモリ連結の処理を説明するためのメモリデータの構成例を示す図である。尚、図6には、図5に示したメモリ分類リストA12、B13、C14、及びD15を、メモリデバイス名をXとして代表的に1個のみ示している。
また、ここで説明するメモリ連結の可否判断をも含むメモリ連結処理は、図5に示した読込みメモリリストの分類とソート結果のリスト23のメモリ分類リストの全てについて実行される。
図6に示すメモリ分類リスト25には、画像データ8によってプログラマブル表示器1に表示指示が出されているメモリ欄27のメモリデータ(図ではメモリデバイス名「X」と、メモリデータのアドレス「0000」等のみを示し、メモリデータの図示は省略している)に対して、左のリスト順欄26に「1」、「2」、・・・、「N」のリスト順位が示されている。
そして、リスト順が「1」と「2」のメモリデータは、中間のアドレス間隔が9ワード離れているが連結の対象となっている。このとき、本例では、最初の連結開始を示すリスト順「1」のメモリデータを「比較元データ」ということにする。そして、連結対象となったリスト順「2」のメモリデータを「比較先データ」といい、これらの中間の9ワードのメモリデータ28を「比較間データ」ということにする。
尚、中間の9ワードのメモリデータ28(比較間データ)は、画像データ8で画面表示を指示されていない表示無用のデータである。したがって、比較元データから比較先データまで一括して読み込まれた後、捨て去られるデータである。
また、連結結果欄29に示される「読込実行」は、読み込み開始アドレスのメモリデータであることを示す追加情報であり、「読込非実行」は画面表示指定のメモリデータ、つまりプログラマブル表示器1に読み込む必要のあるメモリデータであるが、「読込実行」のメモリデータと一緒に一括して(連結して)読み込まれるデータであるためアドレス指定が不要なデータであることを示す追加情報である。
また、図6に示すリスト順「2」のメモリデータとリスト順「3」のメモリデータの間には、89ワードの表示無用の中間メモリデータ31が存在する。これではリスト順「2」のメモリデータとリスト順「3」のメモリデータ間のアドレス間隔が大きすぎるので、連結は行われない。
つまり、次の連結処理では、リスト順「3」のメモリデータが「比較元データ」となり、次のリスト順「4」のメモリデータを「比較先データ」として、後述する読み込み時間の演算が行われる。
そして、同図は、読み込み時間が比較的短いと判断された結果として、リスト順「3」のメモリデータとリスト順「4」のメモリデータが連結されている。また、その後さらに
リスト順「3」から「4」までの連結データが「比較元データ」となり、次のリスト順「5」のメモリデータを「比較先データ」として、読み込み時間の演算が行われる。
同図は、読み込み時間が比較的短いと判断された結果として、リスト順「3」から「4」までの連結データに、更にリスト順「5」のメモリデータが連結されたことを示している。
なお、この場合も、比較間データである中間メモリデータ32及び33は、一括読込の後に捨て去られるデータである。
図7は、上述した処理がプログラマブル表示器1の本体プログラム7によって行われる手順を具体的に示すフローチャートである。尚、この処理では「比較元リスト順」と「比較先リスト順」の名称を与えられる2つの変数用レジスタが使用される。
図7において、先ず比較元リスト順レジスタに「1」を初期設定し(ステップS1)、次に比較先リスト順レジスタにも「1」を初期設定する(ステップS2)。
続いて比較元リスト順レジスタの値が「N」となっているか否か判別する(ステップS3)。
メモリデバイスによっては画像データ8によって読み出しが指示されているメモリデータが1ワードのみの場合もある。その場合は、処理開始の第1周目でも、比較元リスト順レジスタの値が「N」となるので(S3がYes)、比較元メモリ(比較元データとなっているメモリデータを格納している1ワードのメモリ領域、以下同様)に「読込実行」という情報を追加して(ステップS4)、処理を終了する。
また、おおむねのメモリデバイスは、画像データ8によって読み出しが指示されているメモリデータが2ワード以上となる場合が多い。その場合は、処理開始の第1周目におけるステップS3の判別では、比較元リスト順レジスタの値≠Nとなるので(S3がNo)、比較先リスト順レジスタの値を「1」インクリメントする(ステップS5)。
これにより、処理開始の第1周目ではリスト順「1」(処理の進行に応じてリスト順「n」(n=1、2、3、・・・、N−1))のメモリデータを「比較元データ」とし、リスト順「2」(処理の進行に応じてリスト順「n+1」)のメモリデータを「比較先データ」として読み出し時間の演算を行う準備が整う。
続いて、比較元メモリと比較先メモリ(比較先データとなっているメモリデータを格納している1ワードのメモリ領域、以下同様)の連結をしたほうが良いか否かの連結判断を行う(ステップS6)。このステップS6の連結判断の処理について詳しくは後述する。
上記連結判断の結果「連結する」と判断されたときは、比較元メモリに比較先メモリの内容を含ませる(ステップS7)。この処理は、比較元メモリに比較先メモリを連結する処理である。
そしてこの場合は、続いて上記連結した比較先メモリに「読込非実行」という情報を追加する(ステップS8)、(図6のリスト順欄26のリスト順番号の2番、4番、5番、N番のメモリデータ参照)。
更に続いて、上記連結した比較元メモリに「読込実行」という情報を追加する(ステップS9)、(図6のリスト順欄26のリスト順番号の1番、3番のメモリデータ参照)。
そして、いま連結した比較先メモリの比較先リスト順が「N」すなわちリストの最終であるか判別する(ステップS10)。
そして、比較先リスト順が「N」であれば(S10がYes)、処理を終了する。図6のリスト順N番の「X□□□□」のメモリデータは、上記のような場合のN−1番のメモリデータを比較元メモリとして連結された場合の比較先メモリの状態を示しており、ステップS8で処理された「読込非実行」の情報が追加されている。
また、上記ステップS10の判別で、いま連結した比較先メモリの比較先リスト順が「N」でないなら(S10がNo)、ステップS3の処理に戻る。
これにより、リスト順番号に未だ続きがあるときは(S3がNo)、続くステップS5、S6において、いま連結した比較元メモリと比較先メモリを纏めて「比較元メモリ」とし、次のリスト順番号のメモリデータの連結が可能か否かの判別がなされ、可能であれば、ステップS7〜S9において連結が行われる(図6のリスト順欄26のリスト順番号の3番、4番、5番のメモリデータ参照)。
また、また、上記ステップS6において、いま連結した比較元メモリと比較先メモリを纏めて「比較元メモリ」としたとき、次のリスト順番号のメモリデータとの連結が不可であれば(S6で「連結しない」)比較元メモリに「読込実行」という情報を追加する(ステップS11)。
この処理では、比較元メモリが1ワードの単独メモリであるとき、「読込実行」という情報の追加は単なる追加書き込みとなるが、比較元メモリと比較先メモリを纏めて「比較元メモリ」として、次のリスト順番号のメモリデータとの連結が不可であるときは(図6のリスト順欄26のリスト順番号の1番、2番のメモリデータ参照)、「読込実行」という情報の追加は、ステップS9で行った情報追加書き込みへの上書きとなる。
上記に続いて、上記連結できなかった比較先メモリのリスト順番号を、次に連結開始の始めとする比較元メモリのリスト順番号とする(ステップS11)。そして、ステップS3の処理に戻る。
これにより、最終のリスト順番号「N」のメモリデータが判断対象となるまで、メモリ連結の可否判断と、可の場合の連結処理が順次行われる。
図8(a),(b) は、上記図7の処理フローチャートで、ステップS6における連結可否判断の処理の詳細を説明する図である。同図(a) は2つのメモリデータを連結をしないで別々に読み込む場合の「連結無し読込時間126」を示し、図8(b) は2つのメモリデータを連結して纏めて読み込む場合の「連結有り読込時間128」を示している。
図9(a),(b),(c),(d) は、それぞれ、上記の処理において演算に用いられる式(1)、式(2)、式(3)及び式(4)を示している。
図7の処理フローチャートのメモリ連結の処理において、ステップS6で行われる比較元メモリと比較先メモリの連結判断方法は、先ず、図8(a) に示す連結無し読込時間126と、図8(b) に示す連結有り読込時間128を、図9に示す読込時間計算式129における4つの式(1)〜式(4)によって算出して双方の時間が比較される。
そして、連結無し読込時間126の時間の方が連結有り読込時間128の時間よりも短ければ連結なしという判断を行い、逆に、連結有り読込時間128の時間の方が連結無し読込時間126の時間よりも短ければ連結するという判断を行なう。
尚、上記演算の計算式における時間の単位はms、データの単位はByteである。
連結無し読込時間126は、式(1)として図8(a) に示すように、「比較元メモリ読込時間124+送信遅延時間123+比較先メモリ読込時間125」によって、求めるこ
とができる。
ここで、比較元メモリ読込時間124(ms)は、図8(a) に示すように、要求コマンド119の送信時間、応答コマンド120の受信時間、及び比較元データの読込時間121を合計したものである。
また、送信遅延時間123は、メモリデバイスによって処理速度が異なり、要求コマンドの受付けから、次の要求コマンドの受付までに必要とされる一定時間間隔が予め設定されている。この一定時間間隔の中で発生する待ち時間が送信遅延時間となる。通常、低水準の読込コマンで読込対象となるメモリデバイスの送信遅延時間123は、5μsである。
また、比較先メモリ読込時間125(ms)は、図8(a) に示すように、要求コマンド119の送信時間、応答コマンド120の受信時間、及び比較先データの読込時間122を合計したものである。
上記の図8(a) に示す比較元メモリ読込時間124(ms)は、図9の式(2)によって演算され、同じく図8(a) に示す比較先メモリ読込時間125(ms)は、図9の式(3)によって演算される。
上記の式(2)及び式(3)で、通信速度130はボーレート(bps)で表され、これを「8」(bit)で除算して、バイト/秒の通信速度となり、これを更に「1000」で除算してバイト/ミリ秒の通信速度となる。
そして、この通信速度(byte/msec)で、式(2)のように要求コマンド119の送信時間、応答コマンド120の受信時間、及び比較元データの読込時間121の合計を除して、比較元メモリ読込時間124(ms)が求められる。
また、上記の通信速度(byte/msec)で、式(3)のように要求コマンド119の送信時間、応答コマンド120の受信時間、及び比較先データの読込時間122の合計を除して、比較先メモリ読込時間125(ms)が求められる。
このようにして求められた比較元メモリ読込時間124(ms)及び比較先メモリ読込時間125(ms)に送信遅延時間123を合計して、上述した式(1)の連結無し読込時間126(ms)が最終的に求められる。
また、図8(b) に示す連結有り読込時間128(ms)は、連結データの読込であるので要求コマンド119の送信と応答コマンド120の受信の通信は1回の遣り取りで良く、残りは比較元データ121の読込時間、比較間データ127の読込時間、及び比較先データ122の読込時間を合計したものである。
この合計時間を、上述した共通の通信速度(byte/msec)で除すことによって図9の式(4)に示す連結有り読込時間128(ms)を求める演算式が得られる。
尚、この演算に使用する送信遅延時間123及び通信速度130については登録された画面データ9により求められる。
また、要求コマンド119、応答コマンド120、比較元データ121、比較先データ122、比較間データ127のByte数については通信プログラム8により、外部機器3毎のプロトコルにあわせたByte数を求めることができ、これによって複数の外部機器3に対処する。
例えば、通信速度57600bps、送信遅延時間5msと設定された外部機器3のメモリデバイスDの、アドレス0000と0010を、低水準の通信コマンドで読込む場合、要求コマンドが10Byte、応答コマンドが5Byte、伝送形式がASCIIとすると、従来の方法では、アドレス間隔が5以上離れているので連結されず、D0000とD0010を別々のコマンドで、つまり2回に分けて読込む。
この場合の読込み時間を計算すると、D0000の読込時間=(10+5+2)/((57600/8)/1000)=2.36(ms)、D0010の読込時間=(10+5+2)/((57600/8)/1000)=2.36(ms)、D0000とD0010の読込時間=2.36(ms)+5(ms)+2.36(ms)=9.7(ms)となる。
ところが、本例にように、それぞれ接続機器の通信速度により理論的なコマンド送信〜受信時間を算出し、読込みメモリの連結を接続機器の通信速度により理論的に早い方へ行なう機能を搭載した場合では、D0000とD0010を別々に読込む場合の読込時間=9.7(ms)、D0000とD0010を連結して読込む場合の読込時間=(10+5+2+18+2)/((57600/8)/1000)=5.1(ms)となるり、連結して読込む場合の読込時間の方が速い。
したがって、連結して読み込む方を選択することとなり、上記に示す例の場合は、結果として従来比で約2倍の通信速度の向上が図れることになる。
このようにして、より理論的なコマンド送信〜受信時間を算出し、読込みメモリの連結を接続機器の通信速度に基づいて、より理論的に速い方法で行なうようにして、比較元メモリと比較先メモリの連結判断により作成された図6に示すメモリ分類リストにより、プログラマブル表示器1は、読込み実行情報が設定されているメモリに対してデータ収集を行なう。
コマンドの授受やデータの読み込みに要する時間に比較して、上記の式(1)〜(4)の演算に要する時間はns単位の短時間で終了するものであり、この本発明の通信コマンド最適化方法、プログラム及びプログラマブル表示器によれば、特にメモリデバイスのメモリデータの表示に関して、通信速度の向上に貢献すること極めて大なること明らかである。
実施例1における通信コマンドの最適化を行うプログラマブル表示器及び外部接続機器のハード構成を示す図である。 実施例1における通信コマンドの最適化を行うソフト構成を示す図である。 (a) ,(b) は実施例1における2種類の外部機器のメモリデバイスの構成を模式的に示す図である。 実施例1における画像データの表示画面設定データの構成に基づいてプログラマブル表示器において作成される読込メモリリストの例を示す図である。 実施例1におけるRAM上に作成された読込みメモリリストの分類とソート結果のリストの例を示す図である。 実施例1におけるメモリデータ連結の処理を行なう例を示す図である。 実施例1におけるメモリデータ連結の処理がプログラマブル表示器の本体プログラムによって行われる手順を具体的に示すフローチャートである。 (a) ,(b) は図7の処理フローチャートのステップS6における連結可否判断の処理の詳細を説明する図である。 (a) ,(b) ,(c) ,(d) はそれぞれ図8に示す処理において演算に用いられる式(1)、式(2)、式(3)及び式(4)を示す図である。
符号の説明
1 プログラマブル表示器
2 通信ライン
3(3−1、3−2、3−3、・・・) 外部機器
4 通信ライン
5 パーソナルコンピュータ(PC)
6 プログラマブル表示器用作画ソフト
7 本体プログラム
8(8−1、8−2、・・・) 通信プログラム
9 画像データ
11 記録媒体
12 メモリデバイスA(メモリ分類リストA)
13 メモリデバイスB(メモリ分類リストB)
14 メモリデバイスC(メモリ分類リストC)
15 メモリデバイスD(メモリ分類リストD)
16 読込メモリリスト
17 表示画面
18 表示枠
21 機器欄
22 メモリ欄
23 読込メモリリストの分類とソート結果のリスト
25 メモリ分類リスト
26 リスト順欄
27 メモリ欄
28、31、32、33 中間メモリデータ
29 連結結果欄

Claims (3)

  1. 外部接続機器のメモリデータを読み込む際に、読込コマンドに、前記メモリデータが格納されているメモリデバイス、メモリアドレス、及び該メモリアドレスから読み出すメモリデータのサイズをそれぞれ1つのみ設定して読み込みを実行する電子機器における通信コマンド最適化方法であって、
    外部接続機器毎及びメモリデバイス毎にメモリデータを分類して同一分類のメモリデータ群に分類する同一データ群分類工程と、
    分類された前記同一分類の前記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結して前記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行なう場合の連結データ読出通信時間を、当該メモリデータ群を有する前記外部接続機器の通信速度、前記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する前記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第1の時間算出工程と、
    分類された前記同一分類の前記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結せずに前記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行なう場合の非連結データ読出通信時間を、当該メモリデータ群を有する前記外部接続機器の通信速度、前記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する前記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第2の時間算出工程と、
    前記連結データ読出通信時間と前記非連結データ読出通信時間とを比較する通信時間比較工程と、
    該通信時間の比較において、前記連結データ読出通信時間のほうが前記非連結データ読出通信時間よりも速いときは前記所望のメモリデータを連結して前記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行ない、前記連結データ読出通信時間よりも前記非連結データ読出通信時間のほうが速いときは前記所望のメモリデータを連結せずに前記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行うメモリデータ読込工程と、
    を含むことを特徴とする通信コマンド最適化方法。
  2. 外部接続機器のメモリデータを読み込む際に、読込コマンドに、前記メモリデータが格納されているメモリデバイス、メモリアドレス、及び該メモリアドレスから読み出すメモリデータのサイズをそれぞれ1つのみ設定して読み込みを実行する電子機器に前記メモリデータの読み込みを実行させる通信コマンド最適化プログラムであって、
    外部接続機器毎及びメモリデバイス毎にメモリデータを分類して同一分類のメモリデータ群に分類する同一データ群分類処理と、
    分類された前記同一分類の前記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結して前記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する前記外部接続機器の通信速度、前記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する前記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第1の時間算出処理と、
    分類された前記同一分類の前記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結ぜずに前記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する前記外部接続機器の通信速度、前記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する前記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第2の時間算出処理と、
    前記連結データ読出通信時間と前記非連結データ読出通信時間とを比較する通信時間比較処理と、
    該通信時間の比較において、前記連結データ読出通信時間のほうが前記非連結データ読出通信時間よりも速いときは前記所望のメモリデータを連結して前記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行ない、前記連結データ読出通信時間よりも前記非連結データ読出通信時間のほうが速いときは前記所望のメモリデータを連結せずに前記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行うメモリデータ読込処理と、
    を前記電子機器に実行させるための通信コマンド最適化プログラム。
  3. 外部接続機器のメモリデータを読み込む際に、読込コマンドに、前記メモリデータが格納されているメモリデバイス、メモリアドレス、及び該メモリアドレスから読み出すメモリデータのサイズをそれぞれ1つのみ設定して読み込みを実行するプログラマブル表示器において、
    外部接続機器毎及びメモリデバイス毎にメモリデータを分類して同一分類のメモリデータ群に分類する同一データ群分類手段と、
    該同一データ群分類手段により分類された同一分類の前記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結して前記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する前記外部接続機器の通信速度、前記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する前記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第1の時間算出手段と、
    前記同一データ群分類手段により分類された同一分類の前記メモリデータ群に対し、該メモリデータ群の所望の複数のメモリデータを連結せずに前記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行なう場合の通信時間を、当該メモリデータ群を有する前記外部接続機器の通信速度、前記読込コマンドの送信時間、及び該読込コマンドに対応する前記所望のメモリデータの受信時間とから算出する第2の時間算出手段と、
    前記第1の時間算出手段が算出した前記連結データ読出通信時間と、前記第2の時間算出手段が算出した非連結データ読出通信時間とを比較する通信時間比較手段と、
    該通信時間比較手段による通信時間比較において、前記連結データ読出通信時間のほうが前記非連結データ読出通信時間よりも速いときは前記所望のメモリデータを連結して前記読込コマンドの1回の実行で読み込みを行ない、前記連結データ読出通信時間よりも前記非連結データ読出通信時間のほうが速いときは前記所望のメモリデータを連結せずに前記読込コマンドの複数回の実行で読み込みを行うメモリデータ読込手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
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